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JP2008016190A - パック電池 - Google Patents

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JP2008016190A
JP2008016190A JP2006182775A JP2006182775A JP2008016190A JP 2008016190 A JP2008016190 A JP 2008016190A JP 2006182775 A JP2006182775 A JP 2006182775A JP 2006182775 A JP2006182775 A JP 2006182775A JP 2008016190 A JP2008016190 A JP 2008016190A
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Yasushi Inoue
康史 井上
Daiki Teraoka
大樹 寺岡
Hiroshi Kondo
浩 近藤
Takamasa Yamazoe
貴正 山添
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】保護素子と封口板とを簡単な構造として製造コストを低減しながら、リベットの凸部電極に保護素子をカシメ加工でしっかりと固定する。
【解決手段】パック電池は、封口板3を貫通するリベット5からなる凸部電極4を設けている電池1の封口板3の外側に保護素子10を配置して凸部電極4に連結している。保護素子10は、第1の接続金属端子11Aと第2の接続金属端子11Bとの間に感熱チップ12を配置する積層構造で、封口板3との対向面に第1の接続金属端子11Aを配設している。第1の接続金属端子11Aは、感熱チップ12から外周に突出する突出部13に設けた貫通孔14に、カシメ加工されたリベット5が挿通されて、凸部電極4に固定されている。保護素子10の第2の接続金属端子11Bは、表面を接続端子面15として、パック電池の出力端子とし、又は出力端子21を固定している基板20に接続している。
【選択図】図6

Description

本発明は、電池と直列に保護素子を接続しているパック電池に関し、とくに保護素子を凸部電極にリベットのカシメ加工で連結しているパック電池に関する。
パック電池は、電池と直列にPTCやヒューズ等の保護素子を接続して安全性を向上できる。保護素子であるPTCは、温度が上昇して設定温度よりも高くなると電気抵抗が急激に上昇する。電気抵抗が増加したPTCは、電池に流れる電流を実質的に遮断する。PTCは電池で加温され、また、PTCに流れる過大な電流で加温される。したがって、電池の温度が高くなり、あるいは電池に過大な電流が流れると、PTCの電気抵抗が大きくなって電流が遮断される。PTCは設定温度よりも低温では電気抵抗が極めて小さく、電池に流れる電流を制限しない。
従来のパック電池は、PTC等の保護素子のリード板を電池の封口板にスポット溶接して、電池と直列に接続していた。この構造のパック電池は、PTCなどの保護素子の接続に手間がかかる。この欠点を解消するために、保護素子を電池の封口板に、リベットのカシメ加工で連結するパック電池が開発されている。(特許文献1参照)
特開2002−343315号公報
以上の特許文献に記載されるパック電池が、保護素子を封口板に連結する状態を示す分解斜視図を図1に、拡大断面図を図2に示す。保護素子110は、感熱チップ112の上面でその両端にリード板111を固定している。この保護素子110を定位置に配置するために、封口板103は、保護素子110を保持する絶縁材106を陥入する凹部103Bを上面に設けている。絶縁材106は、保護素子110を定位置に保持するための凹部106Bを上面に開口して設けている。さらに、凸部電極104のリベット105を挿通する貫通孔106Aを一端部に設けている。この絶縁材106の凹部106Bに入れられる保護素子110は、一方のリード板111に、リベット105を挿通する貫通孔114を設けている。封口板103を貫通するリベット105は、絶縁材106と保護素子110のリード板111に挿通され、その上端をカシメ加工して、封口板103と絶縁材106と保護素子110を連結する。さらに、リベット105は封口板103から突出して凸部電極104となる。リベット105の凸部電極104を封口板103から絶縁するために、封口板103の下面に絶縁シート107を配設し、この絶縁シート107は、封口板103の貫通孔103Aに挿入される絶縁筒107Aを一体構造で設けている。リベット105は下端に鍔105Aを有し、この鍔105Aを絶縁シート107の下面に積層している。リベット105は、絶縁シート107で封口板103から絶縁されて、保護素子110の一方のリード板111に連結される。リベット105は、図示しないが外装缶に内蔵される電極に接続される。リチウムイオン二次電池は、凸部電極104を負極板に接続する。この電池は、凸部電極104をマイナス電極とし、外装缶と封口板103をプラス電極とする。保護素子110は、マイナス電極の凸部電極104と直列に接続される。
以上の構造のパック電池は、保護素子を定位置に配置するために、保護素子と封口板との間に、保護素子を定位置に配置する絶縁材を配設する必要がある。この絶縁材は、絶縁材であるプラスチックでもって、保護素子を定位置に保持できる独特の形状に成形する必要がある。また、保護素子と封口板との間に絶縁材を配置するパック電池は、封口板と絶縁材とを定位置に配置する必要があることから、封口板には絶縁材を嵌着する凹部を設け、この凹部に嵌着できる形状に絶縁材を成形する必要がある。このため、特定の形状に成形している絶縁材を使用するので部品コストが高くなり、さらに、この絶縁材を嵌着する独特の複雑な形状に封口板を加工するために製造コストが高くなる。また、この保護素子は、感熱チップを封口板から絶縁するために、封口板との対向面をプラスチックで被覆しており、熱抵抗の大きいプラスチックを介して、しかも狭い面積で封口板に接触させているので、電池の封口板の発熱を均一に感熱チップに伝達できず、電池の発熱で保護素子が電流を遮断するのに時間遅れが発生する欠点がある。
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、保護素子と封口板とを簡単な構造として製造コストを低減しながら、リベットの凸部電極に保護素子をカシメ加工でしっかりと固定でき、さらに電池が異常な温度に発熱するときに保護素子で速やかに電流を遮断できるパック電池を提供することにある。
本発明の請求項1のパック電池は、電極体を収納している外装缶2の開口部を封口板3で閉塞している電池1と、この電池1の封口板3の外側に配置されて第1の接続金属端子11A、81Aを電池1の凸部電極4に連結している保護素子10、80とを備える。電池1は、封口板3を貫通し、かつ絶縁ガスケット6を介して封口板3から絶縁されて、封口板3に固定してなるリベット5からなる凸部電極4を設けている。保護素子10、80は、第1の接続金属端子11A、81Aと第2の接続金属端子11B、81Bとの間に感熱チップ12、82を配置する接続金属端子11、81と感熱チップ12、82の積層構造で、封口板3との対向面に第1の接続金属端子11A、81Aを配設している。第1の接続金属端子11A、81Aは、感熱チップ12、82の表面から外周に突出する突出部13、83を有し、この突出部13、83には貫通孔14、84を設けている。第1の接続金属端子11A、81Aは、貫通孔14、84にカシメ加工された凸部電極4のリベット5が挿通されて、リベット5を介して突出部13、83を凸部電極4に固定している。さらに、保護素子10、80の第2の接続金属端子11B、81Bは、感熱チップ12、82の表面に積層された表面を接続端子面15、85として、この接続端子面15、85をパック電池の出力端子とし、又は出力端子21を固定している基板20に接続している。
本発明のパック電池は、電池1の封口板3と対向する姿勢の基板20を備え、この基板20と封口板3との間に保護素子10を配設し、この保護素子10を介して電池1の凸部電極4と基板20を連結すると共に、電池1の封口板3に一端を連結しているリード板23を介して電池1と基板20を連結することができる。
本発明のパック電池は、封口板3が安全弁7を備えると共に、この安全弁7が開弁してガスを外部に排気する排出口8を閉塞する位置に保護素子10、80を配設することができる。
本発明のパック電池は、封口板3が、上面の外周に沿って溶接用の周壁16を有し、この周壁16を外装缶2の開口部にレーザ溶接して、外装缶2の開口部を封口板3で密閉すると共に、この周壁16の内側に保護素子10、80を配設することができる。
本発明の請求項5のパック電池は、電極体を収納している外装缶2の開口部を封口板3で閉塞している電池1と、この電池1の封口板3の内側に配置されて第1の接続金属端子11Aを電池1の凸部電極54に連結している保護素子10とを備える。電池1は、封口板3を貫通し、かつ絶縁ガスケット6を介して封口板3から絶縁されて、封口板3に固定してなるリベット55からなる凸部電極54を設けている。保護素子10は、第1の接続金属端子11Aと第2の接続金属端子11Bとの間に感熱チップ12を配置する接続金属端子11と感熱チップ12の積層構造で、封口板3との対向面に第1の接続金属端子11Aを配設している。第1の接続金属端子11Aは、感熱チップ12の表面から外周に突出する突出部13を有し、この突出部13には貫通孔14を設けている。第1の接続金属端子11Aは、貫通孔14にカシメ加工された凸部電極54のリベット55が挿通されて、リベット55を介して突出部13を凸部電極54に固定している。さらに、保護素子10の第2の接続金属端子11Bを、外装缶2に内蔵してなる電極体に接続している。
本発明のパック電池は、保護素子と封口板とを簡単な構造として製造コストを低減しながら、リベットの凸部電極に保護素子をカシメ加工でしっかりと固定できる特長がある。それは、本発明のパック電池が、電池の凸部電極に連結する保護素子を、第1の接続金属端子と第2の接続金属端子との間に感熱チップを配置する積層構造として、封口板との対向面に第1の接続金属端子を配設しており、この第1の接続金属端子の突出部にカシメ加工されたリベットを挿通して凸部電極に固定しているからである。この構造のパック電池は、保護素子の感熱チップの互いに対向する面に接続金属端子を積層し、封口板と対向する第1の接続金属端子を凸部電極に固定するので、従来のように、封口板や絶縁剤を、凹部を有する特定の形状に成形することなく、封口板や絶縁ガスケットを簡単な構造として製造コストを低減できる。
さらに、本発明のパック電池は、保護素子が、封口板との対向面に配設した第1の接続金属端子を介して封口板の熱を感熱チップに伝達するので、従来のように、熱抵抗の大きいプラスチックを介して熱を伝達する構造に比較して、熱伝導に優れた金属を介して封口板や凸部電極等の熱を速やかに、しかも均一に感熱チップに伝達できる特長がある。とくに、第1の接続金属端子は、感熱チップの表面から外周に突出部を突出させて、感熱チップよりも広い面積として封口板との対向面に配設しているので、広い面積の第1の接続金属端子の全体で封口板の熱を受け取って、しかも速やかに感熱チップに伝達できる。したがって、本発明のパック電池は、電池の発熱を効率よく感熱チップに伝導して、保護素子で速やかに電流を遮断できる。
また、第1の接続金属端子と第2の接続金属端子との間に感熱チップを配置する保護素子は、感熱チップの互いに対向する面に第1の接続金属端子と第2の接続金属端子とを別々に接続するので、感熱チップと接続金属端子との接触面積を広くして、感熱チップと接続金属端子との連結強度を強くできる。これに対して、従来のパック電池は、保護素子として、一方の面の両端にリード板を固定しているので、保護素子とリード板との連結部分を広くできず、感熱チップとリード板との連結強度が弱くなる欠点があった。このため、従来のパック電池では、封口板や絶縁材の上面に凹部等を設けることにより、保護素子を所定の位置に配置していた。本発明のパック電池では、保護素子の感熱チップと接続金属端子との連結強度を強くできるので、凸部電極のリベットに連結される第1の接続金属端子を介して保護素子を所定の位置に確実に配置できる。したがって、従来のように、封口板や絶縁材の上面を複雑な構造とすることなく、保護素子と封口板とを簡単な構造として、製造コストを低減しながら確実に定位置に配置できる。また、この保護素子は、感熱チップの他方の表面に積層される第2の接続金属端子についても強固に連結できる。このため、保護素子を封口板の外側に配置するパック電池においては、第2の接続金属端子の表面を接続端子面として、パック電池の出力端子とすることも、基板に安定して接続することもできる。また、保護素子を封口板の内側に配置するパック電池においては、第2の接続金属端子を外装缶に内蔵してなる電極体に安定して接続することができる。さらにまた、感熱チップと接続金属端子との接触面積を広くできる保護素子は、感熱チップと接続金属端子との連結強度を強くできることに加えて、接続金属端子から感熱チップへ効率よく熱伝導できる特長もある。
さらに、本発明の請求項3のパック電池は、封口板に設けた安全弁の排出口を閉塞する位置に保護素子を配設しているので、開弁した安全弁から排出されるガスで、保護素子を加熱して速やかに電流を遮断できる特長がある。
さらに、本発明の請求項4のパック電池は、封口板の上面の外周に沿って設けた周壁の内側に保護素子を配設するので、この周壁を介して保護素子を封口板の所定の位置に位置決めしながら配置できる特長がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図3ないし図5に示すパック電池は、携帯電話等の携帯用電子機器に使用される。このパック電池は、電池1を薄型の角型電池としている。電池1を薄型の角型電池とするパック電池は、全体をコンパクトにできるので、携帯電話などの電源に適している。ただし、本発明はパック電池の用途を携帯電話等の携帯機器には特定しない。また、図3と図4のパック電池は、電池1に保護素子10と基板20を連結してコアパック30とし、このコアパック30に合成樹脂を成形してなる外装ケース31、32を連結し、さらに、電池1の外装缶2の表面と外装ケース31、32の一部にラベル34を接着している。図のパック電池は、コアパック30にひとつの電池1を備えるが、複数の電池を直列又は並列に接続して電池のコアパックとすることもできる。
図4と図5に示すコアパック30は、電池1と、この電池1の凸部電極4に連結している保護素子10と、この保護素子10を介して電池1に連結している基板20とを備える。電池1はリチウムイオン二次電池である。リチウムイオン二次電池は、アルミニウムやアルミニウム合金製の外装缶2の開口部を、アルミニウムやアルミニウム合金の封口板3で密閉している。ただし、本発明は、電池をリチウムイオン二次電池には特定しない。充電できる全ての電池を使用できるからである。封口板3はレーザー溶接して外装缶2の開口部に固定されて、外装缶2の開口部を密閉する。図の封口板3は、外周に沿って溶接用の周壁16を設けている。この封口板3は、周壁16で外周部を厚くしている。封口板3は、周壁16で厚くなる外周をレーザー溶接されて、確実に安定して外装缶2に固定される。
封口板3は、中央部に凸部電極4を設けている。凸部電極4は封口板3に固定されるリベット5で構成される。リベット5の凸部電極4は、封口板3に絶縁して固定される。リチウムイオン二次電池は、外装缶2と封口板3をプラス側とし、凸部電極4をマイナス側としている。凸部電極4のリベット5を封口板3から絶縁する構造を図6に示す。この図の封口板3は、上面と下面に絶縁ガスケット6を積層する。リベット5は、上下の絶縁ガスケット6と封口板3を貫通して、封口板3から絶縁される。下面の絶縁ガスケット6は、封口板3に設けた貫通孔14に挿通される絶縁筒17を一体的に設けている。絶縁筒17は、封口板3の貫通孔3Aの内面を絶縁して、その内側にリベット5を挿通させる。
リベット5は、下端に鍔5Aを有し、上端をカシメ加工して封口板3に固定される。リベット5の上端はカシメ加工によって、外周に鍔状の広がるように筒状としている。このリベット5は、上端をカシメ加工して保護素子10を連結している。保護素子10は、第1の接続金属端子11Aの突出部13に貫通孔14を設けており、この貫通孔14にリベット5を挿通している。リベット5の上端がカシメ加工されて、保護素子10の第1の接続金属端子11Aを凸部電極4のリベット5に固定する。図6のコアパック30は、封口板3の上面に保護素子10を固定している。
図7のコアパック50は、保護素子10を、封口板3の内側に配置している。このコアパック50は、リベット55の上端に鍔55Aを設け、下端部を筒状として、ここをカシメ加工して、保護素子10を連結する。保護素子10は、第1の接続金属端子11Aに設けた貫通孔14にリベット55を挿通し、リベット55をカシメ加工して、凸部電極54に連結される。このパック電池は、保護素子10の第2の接続金属端子11Bを、外装缶2に内蔵する電極体(図示せず)に接続する。この保護素子は、図示しないが、第2の接続金属端子の表面に連結される極板連結板を介して電極体に接続され、あるいは、第2の接続金属端子を感熱チップの外周から突出する極板連結板として電極体に接続される。
保護素子10は、電池1の熱を感知して電流を遮断する温度感知電流遮断素子である。温度感知電流遮断素子の保護素子10はPTCである。PTCは、電池1の温度が異常に高くなるときに電流を遮断するので、電池1を高温障害から保護し、またパック電池を安全に充放電できる。温度感知電流遮断素子のPTCは、温度が設定温度よりも高くなると電気抵抗が著しく大きくなって、電池1の電流を実質的に遮断する保護素子である。ただ、温度感知電流遮断素子の保護素子は、PTCに代わって、ヒューズやブレーカ等の温度感知電流遮断素子も使用できる。
保護素子10を図8に示す。この保護素子10は、感熱チップ12の両面に第1の接続金属端子11Aと第2の接続金属端子11Bを積層して、接続金属端子11を感熱チップ12に電気接続している。感熱チップ12は細長い直方体で、図において、下面に第1の接続金属端子11Aを、上面に第2の接続金属端子11Bを設けて、感熱チップ12と接続金属端子11の積層構造としている。感熱チップ12は、下面と上面に金属泊からなる接続層(図示せず)を設けており、この接続層に、接続金属端子11をリフロー半田等の方法で接続している。接続金属端子11は、たとえば厚さを0.3mmとするニッケル板である。ただ、接続金属端子には導電性の全ての金属、たとえば銅板、表面をニッケル等でメッキした鉄や鉄合金等も使用できる。
第1の接続金属端子11Aは、感熱チップ12の表面から外側に突出する突出部13を有する。図8の保護素子10は、感熱チップ12の長手方向に突出するように、突出部13を設けている。この保護素子10は、第1の接続金属端子11Aを、感熱チップ12の幅に等しく、感熱チップ12よりも長い帯状の細長い金属板とし、この金属板の一端部を感熱チップ12に積層して接続層を連結している。突出部13は、電池1の凸部電極4であるリベット5に連結される。したがって、突出部13は、リベット5を挿通する貫通孔14を設けている。
第2の接続金属端子11Bは、感熱チップ12の表面に積層状態で固定されて、表面を接続端子面15としている。第2の接続金属端子11Bは、第1の接続金属端子11Aと同じ金属板であるが、外形を感熱チップ12の外形と同じにして、感熱チップ12の表面に積層している。第2の接続金属端子11Bは、感熱チップ12の表面に固定される接続端子面15を、パック電池の出力端子とし、又は出力端子21を固定している基板20に接続される。図のパック電池は、第2の接続金属端子11Bの接続端子面15を、リード板22で基板20に接続している。リード板22は、スポット溶接等の方法で第2の接続金属端子11Bに接続される。ただし、第2の接続金属端子の接続端子面は、図示しないが、パック電池の出力端子とすることもできる。出力端子に使用される第2の接続金属端子は、表面を金メッキして接触不良を少なくする。
図3ないし図6に示すように、封口板3の上面に固定される保護素子10は、封口板3の周壁16の内側に配置される。この保護素子10は、その幅を、封口板3の両側に設けている周壁16の間隔よりも狭くして、周壁16の間に配設される。図7に示すように、封口板3の内側に配設される保護素子10は、外装缶2の内部に配設されるので、その幅を外装缶2の内幅よりも狭くしている。
図4と図6に示すパック電池は、封口板3に設けている安全弁7と凸部電極4との間に保護素子10を配設している。保護素子は、図9に示すように、封口板3に設けている安全弁7を覆う位置に配置することもできる。このコアパック70は、上面の絶縁ガスケット76と保護素子80の第1の接続金属端子81Aの突出部83とを長くして、安全弁7の排出口8であって、封口板3に開口された開口部を閉塞する位置に連結される。この絶縁ガスケット76と保護素子80は、安全弁7の排出口8よりも大きな外形を有する。保護素子80は、安全弁7が開弁する状態で、排出部7からガスを排気できるように、安全弁7の排出口8を塞ぐが密閉しないように第1の接続金属端子81Aが凸部電極4のリベット5に連結される。なお、図9において、81は接続金属端子を、81Bは第2の接続金属端子を、82は感熱チップ、84は貫通孔を、85は接続端子面をそれぞれ示している。
図4、図6、図7及び図9の封口板3は、端部に排出口8となる開口部を設けて、ここに電池1の内圧が設定圧力に上昇すると開弁する安全弁7を設けている。安全弁7は、電池1の内圧で破壊される薄膜9で構成される。薄膜9の安全弁7は、電池1の内圧が設定圧力よりも低い状態で、排出口8を気密に閉塞している。電池1が異常な状態で充放電されて、内圧が設定圧力よりも高くなると、安全弁7の薄膜9が破壊される。薄膜9が破壊されて安全弁7が開弁されると、封口板3の排出口8を通過してガスが排出され、電池1の内圧が低下する。この構造の安全弁7を備える電池1は、電池1の内圧が設定圧力よりも高くなって、外装缶2や封口板3が破壊されるのを防止できる。安全弁7は、薄膜9に代わって、設定圧力で開弁する全ての構造、たとえば、開閉される弁体を弾性体で押圧して、電池の内圧が設定圧力よりも低い状態では閉弁し、設定圧力よりも高くなると開弁する構造とすることもできる。
図9に示すように、保護素子80が安全弁7を覆う位置に配置される電池のコアパック70は、開弁した安全弁7から排出されるガスで、保護素子80を加熱して速やかに電流を遮断できる。また、保護素子80で安全弁7を覆うコアパック70は、外装ケースを低温成形するパック電池において、外装ケースを成形する樹脂が安全弁7を破壊するのを防止できる。
図3に示すように、外装ケース31、32を低温成形するパック電池は、電池1のコアパック30を、外装ケース31、32を成形する金型の成形室に仮止めし、成形室に熔融するプラスチックを充填して外装ケース31、32を成形する。このパック電池は、外装ケース31、32にしっかりとコアパック30を連結できる。ただ、パック電池は、外装ケースを熔融樹脂でインサート成形することなく、別に成形された外装ケースを電池のコアパックに連結することもできる。
図5のパック電池は、電池1の封口板3に対向して基板20を連結している。この基板20と封口板3との間に保護素子10を配設し、保護素子10とリード板22を介して基板20を電池1に連結している。この基板20は、電池1を保護しなが充放電させる保護回路の電子部品25を、図における下面であって、封口板3との対向面に固定している。この基板20に実装される保護回路は、電池1に過電流が流れると、電流を遮断し、また放電している電池1の電圧が設定電圧まで低下すると放電電流を遮断し、さらに充電している電池1の電圧が設定電圧まで上昇すると充電電流を遮断する保護機能等の回路である。さらに保護回路は、電池1の温度を検出して、電流を遮断し、電池1の温度による弊害を防止することもできる。基板20に実装される保護回路は、電池1のタイプに最適なように設計される。パック電池の電池1は、リチウムイオン二次電池に特定されず、ニッケル−水素電池やニッケルカドミウム電池も使用できる。これらの電池1を内蔵するパック電池は、基板20に実装される保護回路を簡単にできる。また、基板には保護回路を実現する電子部品を実装しないで、電池と直列に接続される保護素子のみで電池を保護しながら充放電することもできる。
基板20は、図5において、上面に出力端子21を固定している。出力端子21は、図3に示すように、外装ケース31に設けられる電極窓33から外部に表出される。基板20は、外装ケースに内蔵して固定され、あるいは外装ケース31を成形するプラスチックにインサートして固定される。基板20は、封口板35の幅よりも幅を狭くし、また、長さを封口板3の全長よりも短くする。
パック電池は、電池1の凸部電極4にリベット5をカシメ加工して保護素子10を連結し、この保護素子10の第2の接続金属端子11Bにリード板22を連結し、さらに封口板3にもリード板23を連結し、保護素子10と封口板3に連結しているリード板22、23を基板20に連結して電池1のコアパック30とする。電池1のコアパック30は、電池1に保護素子10と基板20を連結したものである。この電池1のコアパック30は以下の工程で組み立てられる。
(1)封口板3の凸部電極4となるリベット5の先端を、保護素子10の第1の接続金属端子11Aの突出部13に設けている貫通孔14を挿通し、リベット5の先端をカシメ加工して、保護素子10を封口板3に連結する。
(2)基板20にふたつのリード板22、23をハンダ付け等の方法で連結し、あるいは基板20にハンダ付けして連結しているタブにふたつのリード板22、23をスポット溶接などの方法で連結する。
(3)一方のリード板22を、保護素子10の第2の接続金属端子11Bにスポット溶接して接続すると共に、別のリード板23を、電池1の封口板3にスポット溶接して接続する。
(4)リード板22、23をU曲して、基板20を封口板3と平行な姿勢とする。
外装ケース31にコアパック30をインサートして製造されるパック電池は、電池1のコアパック30を金型の成形室に仮止して、外装ケース31を成形する。外装ケース31は、金型の成形室に充填される熔融状態の樹脂で成形される。外装ケース31は、基板20と封口板3の隙間に充填されて、保護素子10をインサートする状態で成形されて、電池1と基板20と保護素子10を一体構造に連結する。
コアパック30をインサートする外装ケース31、32は、以下の工程で成形される。
(1)コアパック30が金型の成形室に仮止めされる。仮止め状態で、基板20と電池1を定位置に保持するために、基板20の外周縁の一部を金型に設けた係止部で支持し、また電池1を局部的に押圧して定位置に支持する支持部で支持する。この状態で、電池12と基板20は成形室の定位置に保持される。
(2)コアパック30を仮止めする状態で成形室を閉塞し、閉鎖された成形室に熔融樹脂を充填する。熔融樹脂は低温で熔融状態となるウレタンなどの樹脂が使用される。充填された熔融樹脂は、基板20と電池1の間に充填され、保護素子10を埋設するように充填され、さらに成形室の空隙に充填される。このとき、図9に示すように、保護素子80が安全弁7を覆う位置に配置される電池のコアパック70は、封口板3の安全弁7が保護素子80で覆われて保護されているので、安全弁7の排出口8に溶融樹脂が流れ込んで閉塞されるのが阻止される。
(3)熔融樹脂を硬化させた後、金型を開いて完成されたパック電池を成型室から取り出す。
以上の工程で、電池1の端部に外装ケース31、32がインサート成形されたパック電池は、図3に示すように、電池1の外装缶2の表面にラベル34が付着される。このラベル34は、プラスチックシート等の絶縁シートである。絶縁シートであるラベル34は、外装缶2の全面にわたって接着されて、外装缶2を絶縁する。さらに、図3に示すラベル34は、外装缶2の表面から外装ケース31、32の一部まで延長して付着している。この構造は、ラベル34で外装ケース31、32が電池1から外れるのを防止できる特長もある。
図示しないが、電池のコアパックに、別に成形された外装ケースを連結するパック電池にあっては、電池のコアパックの上端と下端とに外装ケースを連結し、外装ケースと電池の表面にラベルを接着して外装ケースを外れないようにコアパックに連結する。
以上のように、電池1の外装缶2をラベル34で被覆して絶縁するパック電池は、電池1の極性を持つ外装缶2が表出するのを有効に防止できる。しかしながら、外装缶2をラベル34で被覆して絶縁するパック電池は、ラベル34が経時的に剥がれたり、ユーザーによって故意に剥がされたりすると、外装缶2が表出するおそれがある。ただ、本発明のパック電池は、この場合においても、極性を持つ外装缶2と、異なる極性の出力端子21との間にショート電流が流れるのを有効に防止できる。それは、このパック電池が、電池1の凸部電極4に接続された保護素子10を介して凸部電極4と出力端子21とを接続しているからである。この構造のパック電池は、仮にラベル34が剥がされる等して外装缶2が表出し、互いに極性が異なる外装缶2と出力端子21との間でショートが生じても、このショート電流は必ず保護素子10を通過するので、このときに保護素子10によってショート電流が遮断される。したがって、このパック電池は、外装缶2の表面を確実に絶縁できる構造、たとえば、コアパック全体を樹脂にインサートしたり、プラスチック製の外装ケースに収納することなく、ラベル等で簡易に被覆する構造とし、あるいは、外装缶の表面をラベルで被覆しない構造としても、外装缶と出力端子との間に大きなショート電流が流れるのを確実に阻止して電池の安全性を向上できる。
従来のパック電池の封口板に保護素子を連結する状態を示す分解斜視図である。 従来のパック電池の封口板に保護素子を連結した状態を示す拡大断面図である。 本発明の一実施例にかかるパック電池の斜視図である。 図3に示すパック電池の分解斜視図である。 本発明の一実施例にかかるパック電池のコアパックの正面図である。 図5に示すコアパックの要部拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかるパック電池の要部拡大断面図である。 保護素子の斜視図である。 本発明の他の実施例にかかるパック電池の要部拡大断面図である。
符号の説明
1…電池
2…外装缶
3…封口板 3A…貫通孔
4…凸部電極
5…リベット 5A…鍔
6…絶縁ガスケット
7…安全弁
8…排出口
9…薄膜
10…保護素子
11…接続金属端子 11A…第1の接続金属端子
11B…第2の接続金属端子
12…感熱チップ
13…突出部
14…貫通孔
15…接続端子面
16…周壁
17…絶縁筒
20…基板
21…出力端子
22…リード板
23…リード板
25…電子部品
30…コアパック
31…外装ケース
32…外装ケース
33…電極窓
34…ラベル
50…コアパック
54…凸部電極
55…リベット 55A…鍔
70…コアパック
76…絶縁ガスケット
80…保護素子
81…接続金属端子 81A…第1の接続金属端子
81B…第2の接続金属端子
82…感熱チップ
83…突出部
84…貫通孔
85…接続端子面
103…封口板 103A…貫通孔
103B…凹部
104…凸部電極
105…リベット 105A…鍔
106…絶縁材 106A…貫通孔
106B…凹部
107…絶縁シート 107A…絶縁筒
110…保護素子
111…リード板
112…感熱チップ
114…貫通孔

Claims (5)

  1. 電極体を収納している外装缶(2)の開口部が封口板(3)で閉塞され、この封口板(3)を貫通し、かつ絶縁ガスケット(6)、(76)を介して封口板(3)から絶縁されて封口板(3)に固定してなるリベット(5)からなる凸部電極(4)を設けている電池(1)と、この電池(1)の封口板(3)の外側に配置されて第1の接続金属端子(11A)、(81A)を凸部電極(4)に連結している保護素子(10)、(80)とを備えるパック電池であって、
    保護素子(10)、(80)が、第1の接続金属端子(11A)、(81A)と第2の接続金属端子(11B)、(81B)との間に感熱チップ(12)、(82)を配置する接続金属端子(11)、(81)と感熱チップ(12)、(82)の積層構造で、封口板(3)との対向面に第1の接続金属端子(11A)、(81A)を配設すると共に、この第1の接続金属端子(11A)、(81A)は感熱チップ(12)、(82)の表面から外周に突する突出部(13)、(83)を有し、この突出部(13)、(83)には貫通孔(14)、(84)が設けられており、この貫通孔(14)、(84)にカシメ加工された凸部電極(4)のリベット(5)が挿通されて、リベット(5)を介して突出部(13)、(83)を凸部電極(4)に固定しており、さらに、保護素子(10)、(80)の第2の接続金属端子(11B)、(81B)は、感熱チップ(12)、(82)の表面に積層された表面を接続端子面(15)、(85)として、この接続端子面(15)、(85)をパック電池の出力端子とし、又は出力端子(21)を固定している基板(20)に接続してなるパック電池。
  2. 電池(1)の封口板(3)と対向する姿勢の基板(20)を備え、この基板(20)と封口板(3)との間に保護素子(10)を配設しており、保護素子(10)が電池(1)の凸部電極(4)と基板(20)を連結すると共に、電池(1)の封口板(3)に一端を連結しているリード板(23)を介して電池(1)と基板(20)を連結してなる請求項1に記載されるパック電池
  3. 封口板(3)が安全弁(7)を備え、この安全弁(7)が開弁してガスを外部に排気する排出口(8)を閉塞する位置に保護素子(80)を配設している請求項1に記載されるパック電池。
  4. 封口板(3)が、上面の外周に沿って溶接用の周壁(16)を有し、この周壁(16)を外装缶(2)の開口部にレーザ溶接して、外装缶(2)の開口部を封口板(3)で密閉すると共に、この周壁(16)の内側に保護素子(10)、(80)を配設している請求項1に記載されるパック電池。
  5. 電極体を収納している外装缶(2)の開口部を封口板(3)で閉塞して、この封口板(3)を貫通し、かつ絶縁ガスケット(6)を介して封口板(3)から絶縁されて封口板(3)に固定してなるリベット(55)からなる凸部電極(54)を設けている電池(1)と、この電池(1)の封口板(3)の内側に配置されて第1の接続金属端子(11A)を凸部電極(4)に連結している保護素子(10)とを備えるパック電池であって、
    保護素子(10)が、第1の接続金属端子(11A)と第2の接続金属端子(11B)との間に感熱チップ(12)を配置する接続金属端子(11)と感熱チップ(12)の積層構造で、封口板(3)との対向面に第1の接続金属端子(11A)を配設すると共に、この第1の接続金属端子(11A)は感熱チップ(12)の表面から外周に突出する突出部(13)を有し、この突出部(13)には貫通孔(14)が設けられており、この貫通孔(14)にカシメ加工された凸部電極(54)のリベット(55)が挿通されて、リベット(55)を介して突出部(13)を凸部電極(54)に固定しており、さらに、保護素子(10)の第2の接続金属端子(11B)を、外装缶(2)に内蔵してなる電極体に接続しているパック電池。
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