JP2008003983A - 運行動態管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】運行管理と動態管理とを一体化させた利便性の高い運行動態管理システムを、車両工事を伴うことなく安価に提供する。
【解決手段】運行動態管理システムを、GPSユニットが接続された携帯情報端末と、車両の運行に関する作業内容や作業時刻を示す運行情報を管理する運行管理サーバと、前記携帯情報端末が動体としていつどこに存在したかを示す動態情報を管理する動態管理サーバと、前記運行管理サーバおよび前記動態管理サーバから前記運行情報や前記動態情報を取得して出力するクライアント端末と、これらを通信可能に接続する通信回線とで構成した。
【選択図】図1
【解決手段】運行動態管理システムを、GPSユニットが接続された携帯情報端末と、車両の運行に関する作業内容や作業時刻を示す運行情報を管理する運行管理サーバと、前記携帯情報端末が動体としていつどこに存在したかを示す動態情報を管理する動態管理サーバと、前記運行管理サーバおよび前記動態管理サーバから前記運行情報や前記動態情報を取得して出力するクライアント端末と、これらを通信可能に接続する通信回線とで構成した。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えば車両の運行管理や動態管理を行うような運行動態管理システムに関する。
従来、運送業を行う企業では、車両運行についての運行管理が行われている。このような運行管理を行うシステムとして、配車管理システムが提案されている(特許文献1参照)。この配車管理システムは、空車・実車などの車両ステータスデータ等を運行データとしてデータ記憶手段に更新登録し、この運行データと配車受付データに基づいて配車計画を作成するものである。このような運行管理には、一般的に、車両の走行距離や車速などを測定するデジタル式運行記録計が用いられている。
一方、地図画面上に車両を表示して異常な車両状態の車両が存在すると異常表示などを行う車両動態管理装置が提案されている(特許文献2参照)。この車両動態管理装置は、GPSを利用して車両位置を検出し、温度センサなどの検出データに基づいて車両異常入力をONに設定し、地図画面上に異常状態を表示するものである。
しかし、上述した運行管理と動態管理とを一体化させ連動させたシステムは提案されていなかった。また、運行管理に用いられるデジタル式運行記録計は、車両に工事を行って取り付ける必要があり、導入費用が高いという問題点があった。
この発明は、上述の問題に鑑み、運行管理と動態管理とを一体化させた利便性の高い運行動態管理システムを、車両工事を伴うことなく安価に提供することを目的とする。
この発明は、GPSユニットが接続された携帯情報端末と、車両の運行に関する作業内容や作業時刻を示す運行情報を管理する運行管理サーバと、前記携帯情報端末が動体としていつどこに存在したかを示す動態情報を管理する動態管理サーバと、前記運行管理サーバおよび前記動態管理サーバから前記運行情報や前記動態情報を取得して出力するクライアント端末と、これらを通信可能に接続する通信回線とを備えた運行動態管理システムであることを特徴とする。
携帯情報端末は、携帯電話機やPDAなど、入力機能と通信機能とを有する携帯可能な端末で構成することができる。
この発明により、運行管理と動態管理とを1つのシステムで提供でき、利便性を向上させて利用者の満足度を向上させることができる。
この発明により、運行管理と動態管理とを1つのシステムで提供でき、利便性を向上させて利用者の満足度を向上させることができる。
この発明の態様として、前記車両に搭載されてETCゲートの通過を検知してゲート通過情報を取得するETCユニットと、地図上での高速道路の出入り口を示す高速出入り口情報を記憶するデータベースと、高速道路への出入りを判定する高速出入り判定手段とを備え、該高速出入り判定手段を、ETCゲートが設けられている高速道路出入り口の通過については、前記ゲート通過情報により判定し、ETCゲートが設けられていない高速道路出入り口の通過については、前記携帯情報端末が前記高速出入り口情報として記憶された高速道路出入り口を通過したことと、この通過のときに前記動態情報から判定される動体の挙動とによって判定する構成とし、前記クライアント端末に、前記高速出入り判定手段で判定された高速道路の出入りに基づく高速道路利用情報を出力する高速道路利用情報出力機能を備えることができる。
これにより、ETCゲートが設けられていない高速出入り口の通過についても、どの高速出入り口で高速道路の出入りを行ったか自動判定することができる。
これにより、ETCゲートが設けられていない高速出入り口の通過についても、どの高速出入り口で高速道路の出入りを行ったか自動判定することができる。
またこの発明の態様として、前記動態情報から判定される動体の挙動による判定は、一定速度以上減速したか否かの判定とし、この一定速度以上減速した地点が前記高速出入り口情報に示される高速出口から一定範囲内であれば、該高速出口から高速を降りたと判定する構成にすることができる。
これにより、ETCゲートが設けられていない高速出入り口について、より確実な通過判定を行うことができる。
これにより、ETCゲートが設けられていない高速出入り口について、より確実な通過判定を行うことができる。
この発明により、運行管理と動態管理とを一体化させた利便性の高い運行動態管理システムを、車両工事を伴うことなく安価に提供することができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、運行動態管理システム1のシステム構成図を示す。
図1は、運行動態管理システム1のシステム構成図を示す。
運行動態管理システム1は、インターネット7に接続された移動体端末10、運行管理サーバ30、動態管理サーバ40、およびクライアント端末50によって主に構成されている。
移動体端末10には、表示機能と入力機能とを備えたユーザインタフェース11が設けられているとともに、GPS受信機4およびETC車載ユニット5がRS232Cなどのケーブルおよび無線通信にて通信可能に接続されている。
この移動体端末10は、携帯電話通信網を用いた非接触通信を行う第1通信部、BlueTooth(登録商標)を用いた非接触通信を行う第2通信部、液晶パネルへの表示を行う表示部、タッチパネルへのタッチ入力を受け付けるタッチ入力部、情報を記憶する記憶部、これらを制御する制御部、およびこれらに電力供給する電源部で構成されている。第2通信部を用いた非接触通信では、クライアント端末50との非接触通信(無線通信)も実行する。
GPS受信機4は、複数のGPS衛星2から電波を受信してこの電波到達時間を計算し、各GPS衛星2の軌道と電波到達時間とに基づいて測位し、GPS情報として緯度、経度、および速度を求め、求めたGPS情報を移動体端末10に送信する。
ETC車載ユニット5は、高速道路の出入り口に設けられたETCゲート3と非接触でデータ通信し、ETC情報として当該高速道路出入り口を示す番号である高速道路出入り口番号、および通過時刻等を取得し、取得したETC情報を移動体端末10に送信する。
運行管理サーバ30は、日報サーバ機能、運行管理WEBサーバ機能、および運行管理APサーバ機能を有しており、運行管理データベースサーバ31が通信可能に接続されている。運行管理データベースサーバ31には、作業情報、給油情報、空車実車情報、およびETC情報などで構成される運行データが記憶され蓄積されている。なお、この実施例では日報サーバ機能、運行管理WEBサーバ機能、および運行管理APサーバ機能を1つの運行管理サーバ30にまとめているが、それぞれ個別のサーバで構築して複数のサーバが連携する構成にしてもよい。
動態管理サーバ40は、移動体サーバ機能、動態管理WEBサーバ機能、動態管理APサーバ機能を有しており、動態管理データベースサーバ41が通信可能に接続されている。動態管理データベースサーバ41には、移動体端末10から定期的に送られてくる動態データ、および地図データなどが記憶されている。動態データには、GPS受信機4が算出した緯度や経度などのGPS情報が含まれている。なお、この実施例では移動体サーバ機能、動態管理WEBサーバ機能、動態管理APサーバ機能を1つの動態管理サーバ40にまとめているが、それぞれ個別のサーバで構築して複数のサーバが連携する構成にしてもよい。
クライアント端末50は、運行管理サーバ30と通信して実行する運行管理や、動態管理サーバ40と通信して実行する動態管理など、種々の処理を実行し、種々の画面表示や帳票出力を行う。
これらの運行管理サーバ30、運行管理データベースサーバ31、動態管理サーバ40、動態管理データベースサーバ41、およびクライアント端末50は、いわゆるパーソナルコンピュータで構成されており、LANボード等で構成される通信部、キーボードやマウス等で構成される入力部、CRTディスプレイ等で構成される表示部、ハードディスク等で構成される記憶部、およびCPU等で構成される制御部が設けられている。
図2は、運行動態管理システム1の機能を示すブロック図である。
GPS衛星2が送信した電波は、GPS受信機4で受信される。このGPS受信機4は、受信した電波を元に緯度、経度、速度を算出し、移動体端末10に送信する。
GPS衛星2が送信した電波は、GPS受信機4で受信される。このGPS受信機4は、受信した電波を元に緯度、経度、速度を算出し、移動体端末10に送信する。
移動体端末10は、ユーザインタフェース11からの入力にしたがって各種設定13を行う。この各種設定13に従って、移動体端末10はGPS受信機4からのGPS受信処理12を行い、受信したGPSデータファイル16をテキスト形式にして各種設定13に基づいてマージ処理21を行う。
また、移動体端末10は、ユーザインタフェース11からの入力に従ってイベント入力処理14を行い、作業入データファイル17をテキスト形式で出力し、マージ処理21を行う。
マージ処理21内では、運行分析エンジン22による運行分析を行い、CSVファイル23を出力する。移動体端末10は、このCSVファイル23を、CSV送信処理15し、運行管理サーバ30に送信する。なお、各種設定13、イベント入力処理14、およびCSV送信処理15は、画面処理部19内にて実行される。
また、移動体端末10は、GPS受信処理12されたGPSデータから送信データ作成25を行う。これと並行して、イベント入力処理14に基づいて位置情報ファイル18を出力する。この位置情報ファイル18と前記送信データについて位置情報定期送信24を行い、動態管理サーバ40へデータ送信する。
この構成により、移動体端末10は、運行管理に関する運行管理情報を運行管理サーバ30に送信することができる。また、移動体端末10は、動態管理に関する動態管理情報を定期的(例えば1秒おき)に動態管理サーバ40に送信することができる。
図3は、ソフトウェア機能の概要構成を示す説明図である。
運行動態管理システム1のソフトウェア機能は、データベース層、WEB層、およびクライアント層の三層構造で構成されている。
運行動態管理システム1のソフトウェア機能は、データベース層、WEB層、およびクライアント層の三層構造で構成されている。
データベース層には、各種データ61が記憶されている。このデータ61には、運行管理に用いられる運行管理情報、および動態管理に用いられる動態管理情報などが含まれる。
WEB層には、APサーバ62、日報サーバ63、運行管理WEBサーバ64、および移動体サーバ65の各機能が設けられている。
APサーバ62は、アプリケーションサーバの一種であり、ソフトウェアである日報クライアント66の配布、および移動体サーバ65(ソフトウェア)の配布を実行する。
APサーバ62は、アプリケーションサーバの一種であり、ソフトウェアである日報クライアント66の配布、および移動体サーバ65(ソフトウェア)の配布を実行する。
日報サーバ63は、運行ファイルを日報クライアント66から受信し、日報帳票を作成し、日報帳票を日報クライアント66に送信し、日報クライアント66からログ受信を行う。
運行管理WEBサーバ64は、ログイン認証の受信、マスタメンテナンスの実行、日報編集、および日報表示を行う。
移動体サーバ65は、移動体クライアント67から運行ファイルを受信する。
移動体サーバ65は、移動体クライアント67から運行ファイルを受信する。
クライアント層には、日報クライアント66、および移動体クライアント67の各機能が設けられている。
日報クライアント66は、運行ファイルの検出、日報サーバ63へ運行ファイルの送信、日報サーバ63から日報帳票の受信、日報帳票の印刷、日報サーバ63へログ送信、およびパラメータ設定を行う。
移動体クライアント67は、ログイン認証、ネットワーク設定、マスタ設定、GPS設定、GPSデータ受信、イベント入力、運行分析、マージ処理、および運行ファイル送信を行う。
以上の構成により、日報管理を適切に行うことができる。
図4は、移動体端末10のユーザインタフェース11である液晶画面に表示する車両番号入力画面71の画面イメージ図である。
この車両番号入力画面71には、日付け表示部72、乗務員番号入力部73、番号入力用キー表示部74、決定部75、および状態表示部76が設けられている。
図4は、移動体端末10のユーザインタフェース11である液晶画面に表示する車両番号入力画面71の画面イメージ図である。
この車両番号入力画面71には、日付け表示部72、乗務員番号入力部73、番号入力用キー表示部74、決定部75、および状態表示部76が設けられている。
日付け表示部72は、現在の日付けを表示する部分である。
乗務員番号入力部73は、乗務員番号として入力された番号を表示する部分である。
番号入力用キー表示部74は、乗務員番号を入力させるテンキーとクリアキーである。
決定部75は、乗務員番号を決定するか戻るかを入力させるキーである。
乗務員番号入力部73は、乗務員番号として入力された番号を表示する部分である。
番号入力用キー表示部74は、乗務員番号を入力させるテンキーとクリアキーである。
決定部75は、乗務員番号を決定するか戻るかを入力させるキーである。
状態表示部76は、現在の移動体端末10の状態を表示する部分であり、図5に示すように「GPS」、「高速」、「実車」、「積込」、「位置」の各項目を表示する。「GPS」は点灯によってGPS衛星2から電波受信して測位していることを示し、「高速」は点灯によって高速道路を走行していることを示し、「実車」は点灯によって実車である(空車ではない)ことを示し、「積込」は積込中であることを示し、「位置」は動態管理サーバ40に移動体端末10の情報を送信した状況(正常/異常)を示す。図4の例ではGPSのみを表示している。
図5は、移動体端末10のユーザインタフェース11である液晶画面に表示する作業入力画面78の画面イメージ図である。
この作業入力画面は、上述した決定部75および状態表示部76に加えて、作業入力部79が設けられている。
この作業入力画面は、上述した決定部75および状態表示部76に加えて、作業入力部79が設けられている。
この作業入力部79は、「積込」、「荷降」、「休憩」、「手持」の4つのキーで構成されており、ワンタッチで作業を入力できるように構成されている。
図6は、移動体端末10が運行管理サーバ30や動態管理データベースサーバ41に送信する現在情報81の説明図である。
現在情報81は、車両番号、測位状態、緯度、経度、方位、速度、状態コード、車載時刻、およびイベント種類で構成されている。
車両番号は、車両番号入力画面71で入力された車両番号である。
車両番号は、車両番号入力画面71で入力された車両番号である。
測位状態は、GPS受信機4が受信したデータである。
緯度は、GPS受信機4が受信したデータである。
経度は、GPS受信機4が受信したデータである。
緯度は、GPS受信機4が受信したデータである。
経度は、GPS受信機4が受信したデータである。
方位は、測位状態が異常の場合に0を記憶し、正常の場合にGPSが受信したデータを記録する。
速度は、測位状態が異常の場合に0を記憶し、正常の場合にGPSが受信した値を記録する。
速度は、測位状態が異常の場合に0を記憶し、正常の場合にGPSが受信した値を記録する。
状態コードは、「積込」、「荷降」、「走行」、「終業」、「休憩」、「手持」、「始業」のいずれかの状態を示すコードである。
車載時刻は、システム時刻である。
イベント種類は、定期送信中であれば1を記憶する。
車載時刻は、システム時刻である。
イベント種類は、定期送信中であれば1を記憶する。
以上の構成により、移動体端末10はGPS受信機4で取得した現在位置を定期的に動態管理サーバ40等へ送信することができる。
図7は、高速道路の出入り口のうち料金ゲートが設けられていないゲート無し出入り口を示すゲート無し出入り口情報82の説明図である。ここでゲート無し出入り口とは、入り口に料金所が存在して出口がフリーパスになっている定額の高速道路の出口を指す。
ゲート無し出入り口情報82は、高速道路番号、高速道路出入り口番号、緯度、経度、および半径の項目により構成されている。
高速道路番号は、高速道路を示す番号である。
高速道路出入り口番号は、高速道路の出入り口を示す番号である。
緯度は、高速道路出入り口の緯度を示すデータである。
経度は、高速道路出入り口の経度を示すデータである。
半径は、高速道路出入り口からの半径を示すデータである。この半径は、高速道路出入り口から出たか否かを判定するために用いるものである。
以上の構成により、料金所の存在しない高速道路出入り口の情報をまとめて記憶しておくことができる。
高速道路番号は、高速道路を示す番号である。
高速道路出入り口番号は、高速道路の出入り口を示す番号である。
緯度は、高速道路出入り口の緯度を示すデータである。
経度は、高速道路出入り口の経度を示すデータである。
半径は、高速道路出入り口からの半径を示すデータである。この半径は、高速道路出入り口から出たか否かを判定するために用いるものである。
以上の構成により、料金所の存在しない高速道路出入り口の情報をまとめて記憶しておくことができる。
図8は、運行動態管理システム1にて提供される各種機能の機能ブロック図を示す。
運行動態管理システム1では、運行管理101と動態管理102の各機能が提供されている。
運行管理101では、日報管理111、運行実績管理112、環境対策113、およびコスト管理114の各機能が提供されている。
日報管理111では、業務日報121の出力、安全運転確認表122の出力、および日報編集123の各機能が提供されている。
運行動態管理システム1では、運行管理101と動態管理102の各機能が提供されている。
運行管理101では、日報管理111、運行実績管理112、環境対策113、およびコスト管理114の各機能が提供されている。
日報管理111では、業務日報121の出力、安全運転確認表122の出力、および日報編集123の各機能が提供されている。
運行実績管理112では、車両別稼動実績表124の出力、乗務員稼動実績表125の出力、乗務員運転評価表126の出力、および有料道路利用実績表127の出力の各機能が提供されている。
環境対策113では、エコドライブチェックリスト128の出力機能が提供されている。
コスト管理114では、車両別コスト分析表129の出力機能が提供されている。
環境対策113では、エコドライブチェックリスト128の出力機能が提供されている。
コスト管理114では、車両別コスト分析表129の出力機能が提供されている。
動態管理102では、位置管理115と進捗管理116の各機能が提供されている。
位置管理115では、現在位置表示画面130の表示機能と、走行履歴表示画面131の表示機能が提供されている。
進捗管理116では、稼動コース編集132の機能と、到着遅れ一覧表示画面133の表示機能が提供されている。
位置管理115では、現在位置表示画面130の表示機能と、走行履歴表示画面131の表示機能が提供されている。
進捗管理116では、稼動コース編集132の機能と、到着遅れ一覧表示画面133の表示機能が提供されている。
図9は、業務日報121の出力イメージを示す。
業務日報121は、運行日、乗務員、および車両といった基本情報と共に、どの作業をどこで(行き先/地名)何時に行ったかを示す作業情報、この作業情報や高速/一般の区別を時系列で表すタイムチャート、車両の速度を時系列でグラフ表示する速度グラフ、安全運転に関する評価を示す安全運転評価、経済効果に資する運転であるか評価する経済効果運転評価、総合評価、およびメッセージで構成されている。
業務日報121は、運行日、乗務員、および車両といった基本情報と共に、どの作業をどこで(行き先/地名)何時に行ったかを示す作業情報、この作業情報や高速/一般の区別を時系列で表すタイムチャート、車両の速度を時系列でグラフ表示する速度グラフ、安全運転に関する評価を示す安全運転評価、経済効果に資する運転であるか評価する経済効果運転評価、総合評価、およびメッセージで構成されている。
この業務日報121は、一日の業務終了時などに移動体端末10から運行管理サーバ30へ送信された運行情報に基づいて運行管理サーバ30が業務日報情報を作成し、この業務日報情報を受信したクライアント端末50によって適宜のプリンタでプリント出力される。
図10は、安全運転確認表122の出力イメージを示す。
この安全運転確認表122は、前記業務日報121の基本情報、タイムチャート、速度グラフと共に、安全運転評価として減点が発生した場所を示す減点発生場所、当日の安全運転評価、1ヶ月平均の安全運転評価、急加速回数や急減速回数や最高速度の一週間分表示、安全運転評価の順位の一週間分表示などで構成されている。
この安全運転確認表122は、前記業務日報121の基本情報、タイムチャート、速度グラフと共に、安全運転評価として減点が発生した場所を示す減点発生場所、当日の安全運転評価、1ヶ月平均の安全運転評価、急加速回数や急減速回数や最高速度の一週間分表示、安全運転評価の順位の一週間分表示などで構成されている。
この安全運転確認表122は、運行管理データベースサーバ31に蓄積している本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30が安全運転評価情報を作成し、この安全運転評価情報を受信したクライアント端末50によって適宜のプリンタでプリント出力される。
図11は、車両別稼動実績表124の出力イメージを示す。
この車両別稼動実績表124は、車両の1月の稼動実績を車両単位で一覧表示したものであり、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30にて作成され、クライアント端末50にてプリント出力されたものである。
この車両別稼動実績表124は、車両の1月の稼動実績を車両単位で一覧表示したものであり、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30にて作成され、クライアント端末50にてプリント出力されたものである。
図12は、乗務員稼動実績表125の出力イメージを示す。
この乗務員稼動実績表125は、乗務員の1月の稼動実績を乗務員単位で一覧表示したものであり、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30にて作成され、クライアント端末50にてプリント出力されたものである。
この乗務員稼動実績表125は、乗務員の1月の稼動実績を乗務員単位で一覧表示したものであり、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30にて作成され、クライアント端末50にてプリント出力されたものである。
図13は、乗務員運転評価表126の出力イメージを示す。
この乗務員運転評価表126は、乗務員の1月の運転評価を乗務員単位で一覧表示したものであり、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30にて作成され、クライアント端末50にてプリント出力されたものである。
この乗務員運転評価表126は、乗務員の1月の運転評価を乗務員単位で一覧表示したものであり、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30にて作成され、クライアント端末50にてプリント出力されたものである。
図14及び図15は、有料道路利用実績表127の出力イメージを示す。図14は総合表示であり、図15は高速道路出入り口の表示も含む明細表示である。
この有料道路利用実績表127は、開始日と終了日で指定された期間内の有料道路(高速道路)の利用実績を一覧表示するものである。この有料道路利用実績表127は、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30にて有料道路利用情報が作成され、この有料道路利用情報がクライアント端末50にてプリント出力されたものである。
この有料道路利用実績表127は、開始日と終了日で指定された期間内の有料道路(高速道路)の利用実績を一覧表示するものである。この有料道路利用実績表127は、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30にて有料道路利用情報が作成され、この有料道路利用情報がクライアント端末50にてプリント出力されたものである。
図16および図17は、エコドライブチェックリスト128の出力イメージを示す。図16は車種単位にまとめて表示する総合表示であり、図17は車両単位で一覧表示する明細表示である。
このエコドライブチェックリスト128は、指定された開始月から終了月の間で、走行距離、燃料消費量、燃費、および二酸化炭素排出量を車種単位で一覧表示するものである。このエコドライブチェックリスト128は、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30にて作成され、クライアント端末50にてプリント出力されたものである。
このエコドライブチェックリスト128は、指定された開始月から終了月の間で、走行距離、燃料消費量、燃費、および二酸化炭素排出量を車種単位で一覧表示するものである。このエコドライブチェックリスト128は、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30にて作成され、クライアント端末50にてプリント出力されたものである。
図18は、車両別コスト分析表129の出力イメージを示す。
この車両別コスト分析表129は、走行距離、実車率、売上金額、通行量、燃料費、人件費、および機材費を対象月について車両単位で一覧表示するものである。この車両別コスト分析表129は、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30に作成され、クライアント端末50にプリント出力されたものである。
この車両別コスト分析表129は、走行距離、実車率、売上金額、通行量、燃料費、人件費、および機材費を対象月について車両単位で一覧表示するものである。この車両別コスト分析表129は、運行管理データベースサーバ31に蓄積されている本日までの運行情報に基づいて運行管理サーバ30に作成され、クライアント端末50にプリント出力されたものである。
図19および図20は、現在位置表示画面130(130A,130B)の画面イメージを示す。
ここで、図19は、選択された地図内に存在する全ての車両を表示する全体表示時の現在位置表示画面130Aを示し、図20は選択された車両を表示する個別表示時の現在位置表示画面130Bを示す。
ここで、図19は、選択された地図内に存在する全ての車両を表示する全体表示時の現在位置表示画面130Aを示し、図20は選択された車両を表示する個別表示時の現在位置表示画面130Bを示す。
この現在位置表示画面130A,130Bは、現在位置表示部130aと車両情報表示部130bとで構成されている。
現在位置表示部130aには、地図画像130c上に車両アイコン130dが表示されており、地図上における車両の現在位置が一目でわかるように構成されている。
現在位置表示部130aには、地図画像130c上に車両アイコン130dが表示されており、地図上における車両の現在位置が一目でわかるように構成されている。
車両情報表示部130bには、各車両の車両コードと作業状態(走行、積込、荷降、休憩、終業など)が表示されている。
図19の現在位置表示画面130Aの車両情報表示部130bには、車両の到着遅れが発生していることを示す到着遅れ表示部130eや、履歴表示画面に切り替える履歴ボタン130f、個別表示(図20の現在位置表示画面130B)に切り替える個別表示ボタン130g等が設けられている。
図20の現在位置表示画面130Bの車両情報表示部130bには、全体表示(図19の現在位置表示画面130A)に切り替える閉じるボタン130h等が設けられている。
図21は、走行履歴表示画面131の画面イメージを示す。
この走行履歴表示画面131は、地図表示部131aと情報表示部131bとで構成されている。
この走行履歴表示画面131は、地図表示部131aと情報表示部131bとで構成されている。
地図表示部131aには、地図画像131cと、車両アイコン131dと、走行軌跡131eが表示される。このため利用者は、地図上で車両が走行した軌跡(動線)を一目で理解できる。
情報表示部131bには、履歴確認する日時を示す日時表示部131f、車両や乗務員など車両に関連する情報を示す車両関連情報表示部131g、走行の経緯を示す走行経緯表示部131h、および一覧表示ボタン131i等が設けられている。走行経緯表示部131hには、作業状態(走行、積込、荷降、休憩、終業など)が表示されている。
図22は、車両別運行履歴表示画面135の画面イメージを示す。
この車両別運行履歴表示画面135は、前述の走行履歴表示画面131で一覧表示ボタン131iが押下されると表示される画面であり、選択されている車両の運行履歴を帳票形式で表示するものである。表示する項目として、状態、到着予定時刻、開始時間、遅れ、所要時間、目的地、乗務員コード、および乗務員名などが設けられている。
この車両別運行履歴表示画面135は、前述の走行履歴表示画面131で一覧表示ボタン131iが押下されると表示される画面であり、選択されている車両の運行履歴を帳票形式で表示するものである。表示する項目として、状態、到着予定時刻、開始時間、遅れ、所要時間、目的地、乗務員コード、および乗務員名などが設けられている。
図23は、到着遅れ一覧表示画面133の画面イメージを示す。
この到着遅れ一覧表示画面133は、到着遅れの生じた車両を帳票形式で一覧表示するものである。表示する項目として、所属拠点、車両コード、目的地、到着予定日時、および到着実績日時が設けられている。
この到着遅れ一覧表示画面133は、到着遅れの生じた車両を帳票形式で一覧表示するものである。表示する項目として、所属拠点、車両コード、目的地、到着予定日時、および到着実績日時が設けられている。
図24は、移動体端末10にて移動体クライアント(ソフトウェア)67が起動して終了するまでの動作を示すフローチャートである。
移動体端末10にて移動体クライアント67が起動されると、移動体端末10の制御部は、マスタデータをダウンロードし更新する(ステップS1)。このダウンロードは、移動体端末10が運行管理サーバ30にアクセスして、運行管理サーバ30のAPサーバ機能によって実現される。このマスタデータのダウンロードと更新を毎回行うことにより、常に最新のプログラムおよび最新の設定で移動体クライアント67を実行できるようにしている。
移動体端末10にて移動体クライアント67が起動されると、移動体端末10の制御部は、マスタデータをダウンロードし更新する(ステップS1)。このダウンロードは、移動体端末10が運行管理サーバ30にアクセスして、運行管理サーバ30のAPサーバ機能によって実現される。このマスタデータのダウンロードと更新を毎回行うことにより、常に最新のプログラムおよび最新の設定で移動体クライアント67を実行できるようにしている。
ダウンロードが完了すると、移動体端末10の制御部は、ログイン画面として車両番号入力画面71(図4参照)を移動体端末10のユーザインタフェース11に表示し、乗務員にログインを促す(ステップS2)。このログインは、入力された車両番号を運行管理サーバ30に送信し、この運行管理サーバ30が受信した車両番号が正規の番号であると認識することで完了する。
移動体端末10の制御部は、運行を開始したことを示す運行開始データを運行管理サーバ30および動態管理サーバ40に送信する(ステップS3)。
移動体端末10の制御部は、予め定められた一定時間毎(例えば1秒毎)に、定期データとして現在情報81(図6参照)を動態管理サーバ40に送信する(ステップS4)。動態管理サーバ40は、この現在情報81を受信して動態管理データベースサーバ41に記憶して蓄積していく。
移動体端末10の制御部は、予め定められた一定時間毎(例えば1秒毎)に、定期データとして現在情報81(図6参照)を動態管理サーバ40に送信する(ステップS4)。動態管理サーバ40は、この現在情報81を受信して動態管理データベースサーバ41に記憶して蓄積していく。
移動体端末10のユーザインタフェース11にて作業が入力された場合(ステップS5:Yes)、移動体端末10の制御部は入力された作業情報をメモリ内に一時記憶して登録する(ステップS6)。
ユーザインタフェース11にて給油が入力された場合(ステップS7:Yes)、移動体端末10の制御部は入力された給油情報をメモリ内に一時記憶して登録する(ステップS8)。
ユーザインタフェース11にて空車/実車が入力された場合(ステップS9:Yes)、移動体端末10の制御部は入力された空車実車情報をメモリ内に一時記憶して登録する(ステップS10)。
ETC車載ユニット5からETC情報を受信すると(ステップS11:Yes)、移動体端末10の制御部は受信したETC情報をメモリ内に一時記憶して登録する(ステップS12)。
ユーザインタフェース11にて運行終了が選択されるまで(ステップS13:No)、ステップS4〜S12を繰り返し、運行終了が選択されると(ステップS13:Yes)、移動体端末10の制御部は、運行終了データを運行管理サーバ30および動態管理サーバ40に送信する(ステップS14)。ここで、運行管理サーバ30に送信する運行終了データは、メモリ内に一時記憶していた作業情報、給油情報、空車実車情報、およびETC情報の全てが含まれて運行実績データを構成しており、これによって一日の運行中の状況を把握できるようにしている。
移動体端末10の制御部は、運行終了データ(運行実績データ)の再送信を実行し(ステップS15)、ログアウトを実行して(ステップS16)、処理を終了する。運行実績データを再送信することにより、運行管理サーバ30および動態管理サーバ40が未送信の運行実績データを確実に受信できるようにしている。
なお、ここでは移動体端末10が運行終了データをインターネット7経由で運行管理サーバ30に送信する場合について説明しているが、無線通信により移動体端末10が運行終了データをクライアント端末50に送信し、このクライアント端末50がインターネット7経由で運行終了データを運行管理サーバ30に送信することもできる。
図25は、運行管理サーバ30が運行実績管理112機能によって有料道路利用実績表127用の有料道路利用情報等を作成する際に、高速道路の出入りを判定する高速道路出入り判定処理の動作を示すフローチャートである。
高速道路出入り判定処理を開始すると、運行管理サーバ30の制御部は、運行管理データベースサーバ31に登録されている運行データを1行目から順番に参照する(ステップS21)。この運行データには、作業情報、給油情報、空車実車情報、およびETC情報の各情報が時系列で順番に登録されている。
運行管理サーバ30の制御部は、ETCイベントを発見するまで運行データを順番に参照し(ステップS22:No)、ETCイベントを発見すると(ステップS22:YES)、そのETCイベントが高速道路の入り口の通過であるか否かを判定する(ステップS23)。
入り口通過でなければ(ステップS23:No)、異常として処理を終了し、入り口通過であれば(ステップS23:Yes)、高速道路の入り口通過情報としてメモリ内に一時記憶しておく(ステップS24)。このとき、入り口通過情報として高速道路番号、高速道路出入り口番号、緯度、経度、および時刻を記憶しておく。
運行管理サーバ30の制御部は、運行データの次の行を参照し(ステップS25)、再度ETCイベントを発見するまで繰り返す(ステップS26:No)。ETCイベントを発見し(ステップS26:Yes)、そのETCイベントが高速道路の出口の通過を示すイベントであれば(ステップS27:Yes)、運行管理サーバ30の制御部は、このイベントを出口通過情報とし、ステップS24でメモリ内に記憶した入り口通過情報とあわせて高速出入り情報として運行データに登録し(ステップS36)、移動体端末10に送信して処理を終了する。
ETCイベントが高速道路の出口でなければ(ステップS27:No)、高速道路の入り口であるか判定する(ステップS28)。入り口でなければ(ステップS28:No)、異常として処理を終了する。
入り口であれば(ステップS28:Yes)、ステップS24でメモリ内に記憶した入り口通過情報の時刻を、初期点としてセットする(ステップS29)。
運行管理サーバ30の制御部は、動態管理データベースサーバ41に記憶されている動態データを参照し、前記初期点の時刻から1秒毎に動態データを参照して、速度差を測定する(ステップS30)。
一定以上の減速が発見されるまで(ステップS31:No)、ステップS30を繰り返し、一定以上の減速が発見されれば(ステップS31:Yes)、その時間の緯度、経度を動態データ内のGPS情報から算出する(ステップS32)。
運行管理サーバ30の制御部は、高速出口推定処理を実行する(ステップS33)。この高速出口推定処理は、まず動態管理データベースサーバ41に記憶されている地図情報から、前記ステップS32で算出した緯度および経度に該当する地点を減速地点として定める。また、動態管理データベースサーバ41に記憶されているゲート無し出入り口情報82(図7参照)を参照し、ステップS24で一時記憶した入り口通過情報の高速道路番号に該当するゲート無し出入り口を抽出する。そして、抽出したゲート無し出入り口の緯度および経度から半径で示される範囲内に前記減速地点が入っていれば、このゲート無し出入り口(高速出口)を出たと推定する。
ゲート無し出入り口を出たと推定できるまで前記ステップS30〜S33を繰り返し(ステップS34:No)、ゲート無し出入り口を出たと推定すれば(ステップS34:Yes)、このゲート無し出入り口を高速出口として決定する(ステップS35)。
運行管理サーバ30の制御部は、推定により決定した高速出口と、ステップS24で一時記憶した高速入り口とで構成する高速出入りを運行データに登録し(ステップS36)、移動体端末10に送信して処理を終了する。
以上の構成および動作により、車両工事を行わずとも、移動体端末10を用いて運行管理と動態管理を行うことができる。クライアント端末50では、動態管理の機能により、現在の運行状況を地図上で確認することや遅延発生が確認でき、また過去の運行軌跡を確認することができると共に、運行管理の帳票出力も行うことができる。
運行管理サーバ30は、高速の出入りを判定するに際してETCゲート3が設けられない高速出口について、動態管理用の動態データに基づいてどの高速出口を出たか判定できるため、高速道路の出入りを確実に自動取得して管理することができる。
また、このように運行管理と動態管理とを連携させることにより、利用者にとっての利便性を向上させることができる。
また、このように運行管理と動態管理とを連携させることにより、利用者にとっての利便性を向上させることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のGPSユニットは、実施形態のGPS受信機4に対応し、
以下同様に、
ETCユニットは、ETC車載ユニット5に対応し、
通信回線は、インターネット7に対応し、
携帯情報端末は、移動体端末10に対応し、
運行情報は、運行管理データベースサーバ31の運行データに対応し、
動態管理サーバは、動態管理サーバ40に対応し、
データベースは、動態管理データベースサーバ41に対応し、
動態情報は、動態管理データベースサーバ41の動態データに対応し、
高速出入り口情報は、ゲート無し出入り口情報82に対応し、
高速出入り判定手段は、ステップS21〜S35を実行する運行管理サーバ30の制御部に対応し、
ゲート通過情報は、ETC情報に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
この発明のGPSユニットは、実施形態のGPS受信機4に対応し、
以下同様に、
ETCユニットは、ETC車載ユニット5に対応し、
通信回線は、インターネット7に対応し、
携帯情報端末は、移動体端末10に対応し、
運行情報は、運行管理データベースサーバ31の運行データに対応し、
動態管理サーバは、動態管理サーバ40に対応し、
データベースは、動態管理データベースサーバ41に対応し、
動態情報は、動態管理データベースサーバ41の動態データに対応し、
高速出入り口情報は、ゲート無し出入り口情報82に対応し、
高速出入り判定手段は、ステップS21〜S35を実行する運行管理サーバ30の制御部に対応し、
ゲート通過情報は、ETC情報に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
1…運行動態管理システム
3…ETCゲート
4…GPS受信機
5…ETC車載ユニット
7…インターネット
10…移動体端末
30…運行管理サーバ
31…運行管理データベースサーバ
40…動態管理サーバ
41…動態管理データベースサーバ
50…クライアント端末
82…ゲート無し出入り口情報
3…ETCゲート
4…GPS受信機
5…ETC車載ユニット
7…インターネット
10…移動体端末
30…運行管理サーバ
31…運行管理データベースサーバ
40…動態管理サーバ
41…動態管理データベースサーバ
50…クライアント端末
82…ゲート無し出入り口情報
Claims (3)
- GPSユニットが接続された携帯情報端末と、
車両の運行に関する作業内容や作業時刻を示す運行情報を管理する運行管理サーバと、
前記携帯情報端末が動体としていつどこに存在したかを示す動態情報を管理する動態管理サーバと、
前記運行管理サーバおよび前記動態管理サーバから前記運行情報や前記動態情報を取得して出力するクライアント端末と、
これらを通信可能に接続する通信回線とを備えた
運行動態管理システム。 - 前記車両に搭載されてETCゲートの通過を検知してゲート通過情報を取得するETCユニットと、
地図上での高速道路の出入り口を示す高速出入り口情報を記憶するデータベースと、
高速道路への出入りを判定する高速出入り判定手段とを備え、
該高速出入り判定手段を、
ETCゲートが設けられている高速道路出入り口の通過については、前記ゲート通過情報により判定し、
ETCゲートが設けられていない高速道路出入り口の通過については、前記携帯情報端末が前記高速出入り口情報として記憶された高速道路出入り口を通過したことと、この通過のときに前記動態情報から判定される動体の挙動とによって判定する構成とし、
前記クライアント端末に、前記高速出入り判定手段で判定された高速道路の出入りに基づく高速道路利用情報を出力する高速道路利用情報出力機能を備えた
請求項1記載の運行動態管理システム。 - 前記動態情報から判定される動体の挙動による判定は、一定速度以上減速したか否かの判定とし、この一定速度以上減速した地点が前記高速出入り口情報に示される高速出口から一定範囲内であれば、該高速出口から高速を降りたと判定する構成にした
請求項2記載の運行動態管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006174891A JP2008003983A (ja) | 2006-06-26 | 2006-06-26 | 運行動態管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006174891A JP2008003983A (ja) | 2006-06-26 | 2006-06-26 | 運行動態管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008003983A true JP2008003983A (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=39008291
Family Applications (1)
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- 2006-06-26 JP JP2006174891A patent/JP2008003983A/ja active Pending
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