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JP2008003936A - 駐車管理システム - Google Patents

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JP2008003936A
JP2008003936A JP2006174213A JP2006174213A JP2008003936A JP 2008003936 A JP2008003936 A JP 2008003936A JP 2006174213 A JP2006174213 A JP 2006174213A JP 2006174213 A JP2006174213 A JP 2006174213A JP 2008003936 A JP2008003936 A JP 2008003936A
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Shinji Iketani
信二 池谷
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Ikeya Formula Co Ltd
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Abstract

【課題】複数の駐車場に設置する場合にコスト上の負荷を抑制し、また、駐車場の管理を容易にすることを可能とする。
【解決手段】モータ15の駆動により駐車場3からの車両の退出を規制又は規制解除可能な駐車ロック装置5と、駐車料金の投入により投入料金に応じた料金信号を出力可能な料金信号出力装置7と、駐車有無の信号を出力可能な車両センサ9と、前記料金信号出力装置7及び車両センサ9からの出力信号をネットワーク21を介して受信し駐車料金精算の確認ができたとき前記駐車ロック装置5へネットワーク21を介して解除信号を送信し前記モータ15を駆動して前記車両の退出を規制解除する集中制御装置11とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、無人駐車場等に用いられる駐車管理システムに関する。
従来の駐車管理システムとして、例えば特許文献1に記載されたようなものがある。
このシステムは、駐車料金をネットワークを介して精算し、クレジット・カードなどでの支払いを可能とする。
しかし、駐車場側に精算のための演算機能やゲート装置駆動のための演算機能を備えた料金精算機を備えているため、多数の駐車場に設置する場合にコスト上の負荷が大きいという問題があった。
また、演算機能に障害があるとその駐車場に出向いて修理する必要があり、多数の駐車場の管理には困難を伴うものとなっている。
特開2003−228745号公報
解決しようとする問題点は、複数の駐車場に設置する場合にコスト上の負荷が大きく、また、駐車場の管理には困難を伴うという点である。
本発明は、複数の駐車場に設置する場合にコスト上の負荷を抑制し、また、駐車場の管理を容易にするため、規制アクチュエータの駆動により駐車場からの車両の退出を規制又は規制解除可能な規制装置と、駐車料金の投入により投入料金に応じた料金信号を出力可能な料金信号出力装置と、駐車時間に応じた時間信号又は駐車有無の信号を出力可能な駐車信号出力装置と、前記料金信号出力装置及び駐車信号出力装置からの出力信号をネットワークを介して受信し駐車料金精算の確認ができたとき前記規制装置へネットワークを介して解除信号を送信し前記規制アクチュエータを駆動して前記車両の退出を規制解除する集中制御装置とを備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明の駐車場管理システムは、規制アクチュエータの駆動により駐車場からの車両の退出を規制又は規制解除可能な規制装置と、駐車料金の投入により投入料金に応じた料金信号を出力可能な料金信号出力装置と、駐車時間に応じた時間信号又は駐車有無の信号を出力可能な駐車信号出力装置と、前記料金信号出力装置及び駐車信号出力装置からの出力信号をネットワークを介して受信し駐車料金精算の確認ができたとき前記規制装置へネットワークを介して解除信号を送信し前記規制アクチュエータを駆動して前記車両の退出を規制解除する集中制御装置とを備えたため、駐車場には精算のための演算機能を備えない料金信号出力装置及び駐車信号出力装置を設置すれば良く、複数の駐車場に設置したとしてもコスト上の負荷を抑制することができる。
また、料金精算の演算機能等に障害があっても、集中制御装置を交換又は修理すれば良く、管理を容易に行わせることができる。
複数の駐車場に設置する場合にコスト上の負荷を抑制し、また、駐車場の管理を容易にするという目的を、料金信号出力装置と駐車信号出力装置と集中制御装置とを設けることによって実現した。
図1は、本発明の実施例1に係る駐車管理システムのブロック図である。
図1のように、駐車管理システム1は、駐車場3側に駐車ロック装置5、料金信号出力装置7、車両センサ9が設置され、駐車場3を管理する管理会社等に集中制御装置11が設けられている。
駐車場3は、複数の駐車スペース13毎に規制装置として前記駐車ロック装置5を備えたタイプであり、駐車場3に料金信号出力装置7が例えば1台設置され、各駐車スペース13毎に駐車信号出力装置として前記車両センサ9が設けられている。
駐車ロック装置5は、ロック板タイプであり、各駐車スペース毎に設けられ規制アクチュエータであるモータ15により起伏駆動可能となっている。規制アクチュエータを油圧シリンダとしたタイプのものにすることも可能である。駐車ロック装置5の起立動作により駐車場からの車両の退出を規制し、同倒伏動作により規制解除可能である。モータ15は、規制信号又は規制解除信号である駆動信号を受けた駆動回路17により駆動されるようになっている。駆動回路17は、駐車場3側の通信部19とインターネットなどのネットワーク21と集中制御装置11の通信部23とを介して集中制御装置11側から駆動信号を受信可能となっている。
通信部19,23は、通信のみを可能とする簡単なコンピュータとI/Oインターフェースとを備えている。
料金信号出力装置7は、駐車料金の投入により投入料金に応じた料金信号を出力可能となっている。料金信号出力装置7は、精算のための演算は行わず、投入料金を信号に変換し、料金信号として出力する構成となっている。料金信号出力装置7は、精算ボタンと駐車スペース13の何れかの番号を入力するためのテンキー等とを備えている。
料金信号出力装置7は、投入料金収容部を収容部アクチュエータ25により開駆動可能となっている。収容部アクチュエータ25は、例えば電磁式ロック装置の電磁部等となっている。
車両センサ9は、金属感知センサなどにより構成され、駐車スペース13への車両の駐車有無を検出して駐車有無の信号を出力する。
集中制御装置11は、料金の精算プログラム、駆動信号出力プログラム等がインストールされており、料金信号出力装置7及び車両センサ9からの出力信号をネットワーク21を介して受信し、駐車料金精算の確認ができたとき前記駐車ロック装置5へネットワーク21を介して解除信号を送信し前記モータ15を駆動して前記車両の退出を規制解除する。
すなわち、集中制御装置11は、前記車両センサ9から駐車有の信号を入力したとき前記駐車ロック装置5へ前記規制信号を送信して該駐車ロック装置5を起立動作させると共に、前記料金信号及び車両センサ9の出力信号に基づき前記駐車料金精算の確認ができたとき前記駐車ロック装置5へ前記解除信号を出力し該駐車ロック装置5を倒伏動作させる構成となっている。
集中制御装置11は、前記駐車ロック装置5のモータ15を任意に駆動操作可能である。また、集中制御装置11は、前記料金信号出力装置7の投入料金収容部の収容部アクチュエータ25を任意に駆動操作可能である。
集中制御装置11側では、コールセンター27からの通報により、オペレータが駆動回路17の何れかへ駆動信号を出力し、或いは料金信号出力装置7からの信号等により自動的に、該当する駐車ロック装置5を倒伏駆動等させることができる。また同様に料金信号出力装置7の収容部アクチュエータ25へ駆動信号を出力し、投入料金収容部を任意に開駆動可能となっている。
[入出庫動作]
(入庫)
駐車スペース13に車両が駐車すると、車両センサ9が駐車有りの信号を出力する。この駐車有りの信号は、通信部19、ネットワーク21、通信部23を介して集中制御装置11で受信される。各車両センサ9は、予め駐車スペース13毎に識別されており、駐車有りの信号を受信した集中制御装置11のタイマがスタートし、該当する駐車スペース13の駐車時間のカウントを開始する。
(出庫)
駐車スペース13から車両が出るときは、まず料金信号出力装置7の精算ボタンを押し、駐車スペース13の番号を入力する。精算ボタンの操作信号及び駐車スペース13の番号信号は、通信部19、ネットワーク21、通信部23を介して集中制御装置11で受信される。精算ボタンの操作信号及び駐車スペース13の番号信号を受信した集中制御装置11は、該当する駐車スペース13の駐車時間に応じた精算料金を算出し、通信部23、ネットワーク21、通信部19を介して料金信号出力装置7へ送信する。
料金信号出力装置7では、ディスプレイに精算料金が表示され、ユーザが精算料金を投入すると料金信号が通信部19、ネットワーク21、通信部23を介して集中制御装置11で受信される。
この料金信号の受信により集中制御装置11での演算により料金の精算が確認できたとき、集中制御装置11が通信部23、ネットワーク21、通信部19を介して該当する駐車スペース13の駆動回路17へ解除信号を送信する。この送信により駆動回路17を介して該当するモータ15が駆動され、駐車ロック装置5が倒伏動作する。
こうしてユーザの車両は、駐車スペース13に対する入出庫を行うことができる。
(故障時等)
ユーザが料金を精算しても駐車ロック装置5が動作せず、出庫できないとき等は、料金信号出力装置7に備えられている電話機、或いは携帯電話などによりコールセンター27へ電話連絡する。コールセンター27では、ユーザとの連絡により集中制御装置11のマニュアル操作を指示し、該当する駐車ロック装置5を倒伏駆動させることができる。また、料金信号出力装置7が駐車ロック装置5の動作不良のエラー信号を受けて自動で駐車ロック装置5を倒伏駆動させる構成にすることもできる。
[駐車ロック装置の構造]
図2,図3は、前記駐車ロック装置5の一例を示し、図2は、一部を切り欠いた平面図、図3は概略断面図である。図2,図3のように、駐車ロック装置5は、ロック部材としてのフラップ29と、駆動部31と、リンク機構33とを備えている。
前記フラップ29は、スチールプレート等によって平面から見て先端側角部がカットされたほぼ矩形に形成され、一端部がベースプレート35側に回転自在に支持されている。ベースプレート35も、スチール等によって形成され、駐車スペース13に設置、固定されている。前記フラップ31は、回転軸37を中心に起立位置と倒伏位置とへ動作可能となっている。
前記駆動部31は、前記フラップ29を起立倒伏動作させるために駆動力を発生するもので、電動のモータ15と、螺子軸39と、ナット部材41とからなっている。モータ15によって、螺子軸39が回転駆動されると、ナット部材41が螺子軸39に沿って移動することができる。
前記リンク機構33の一対のリンク部材43は、ナット部材41とブラケット45とに回転結合されている。
従って、モータ15が駆動されると、ナット部材41が螺子軸39の先端からモータ15側へ移動し、リンク部材41が立ち上がって、フラップ29が起立動作する。フラップ29の起立動作により車両に近接又は接触すると近接センサで構成された上限センサが検出信号を出力する。乗員が降車すると上限センサがoffとなる。
フラップ29が図3のように起立動作した後は、リンク部材43がフラップ29の中間部をナット部材41、螺子軸39を介しベースプレート35側に対して支持する。この支持状態では、フラップ29とリンク部材43とベースプレート35側とが図3のように側方から見て安定的な三角形状を構成するため、フラップ29がベースプレート35側に安定的かつ強固に支持される。
モータ15が逆転駆動されると、螺子軸39が逆回転し、ナット部材41がモータ15側から螺子軸39の先端側へ移動する。この移動によって、リンク部材43が螺子軸39に沿うように移動し、フラップ29が下方へ回転移動し、ベースプレート35側に沿った状態へ収納される。従って、自動車はフラップ29上を無理なく通過することができる。フラップ29が下方へ動作したときは、下限センサが検出信号を出力する。
[集中制御動作]
図4,図5は、本発明実施例の集中制御動作に係り、図4は入庫時のフローチャート、図5は出庫時のフローチャートである。
(入庫時)
駐車場3の何れかの駐車スペース13への入庫により車両センサ9が入庫を検出し、図4のステップS1が実行される。
ステップS1においては、「初期設定」の処理が実行される。この初期設定では、タイマのクリア、フラップ下降等の設定、確認がなされ、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、「センサ信号の読み込み」の処理が実行される。この処理では、各車両センサ9からの信号の読み込みが行われ、ステップS3へ移行する。
ステップS3では、「入庫有りか?」の処理が実行される。何れかの車両センサ9からの信号により何れかの駐車スペース13への入庫が確認されたとき(YES)、ステップS4へ移行し、入庫が確認されなければ(NO)、ステップS2へリターンする。
ステップS4では、「タイマーカウント」の処理が実行される。この処理では、集中制御装置11が車両センサ9からの信号を受けてタイマカウントをスタートさせ、ステップS8へ移行する。
ステップS8では、「出庫したか?」の判断処理が実行される。この処理では、車両センサ9の出力がoffになることで出庫したと判断され(YES)、ステップS1へリターンし、出庫していなければ(NO)、ステップS31へ移行する。ステップS8からステップS1へ移行したときは、入庫後、直ちに出庫したことが判断されており、車両センサ9の検出をトリガにステップS1から再度入庫処理が行われることになる。
ステップS31では、「5分経過か?」の判断処理が実行される。この処理では、車両の入庫から5分経過したか否かが判断され、5分経過していれば(YES)、ステップS32へ移行し、経過していなければ(NO)、ステップS8へリターンする。このステップS31の判断により、車両が入庫してから5分間はフラップ29を上昇動作させないようにし、5分以内に出庫するユーザの便宜を考慮している。
ステップS32では、「フラップ上昇信号」の処理が実行される。この処理では、駆動回路17への信号によりモータ15が駆動され、駐車ロック装置5のフラップ29が上昇駆動される。この上昇駆動によりフラップ29が起立動作する。フラップ29の起立動作により車両に近接又は接触すると上限センサが検出信号を集中制御装置11へ出力する。
ステップS5では、「フラップ起立?」の判断処理が実行される。この処理では、フラップ29側の上限センサからの信号によりフラップ29が起立上昇したとしてステップS6,S7へと移行し、そうでなければステップS8へ移行する。
ステップS6では、「フラップ上昇信号停止」の処理が実行されれる。この処理では、上限センサからの検出信号により集中制御装置11が駆動信号の出力を停止し、モータ15によるフラップ29の上昇動作が停止される。乗員が降車するとサスペンションの伸びにより車両が若干上昇するため上限センサがoffとなる。このため、フラップ29が再び上昇し、再度車両に近接又は接触すると上限センサが検出信号を集中制御装置11へ出力し、前記同様にフラップ29の上昇動作が停止される。
ステップS7では、「出庫したか?」の判断処理が実行される。ステップS7において、出庫したと判断されたときは(YES)、ステップS9へ移行し、出庫がなければ(NO)、処理は終了し、出庫処理まで待機がなされる。
ステップS9では、「乗り逃げ記録」の処理が実行される。この処理では、フラップ29が上昇しているにも係わらず出庫しているので乗り逃げと判断され、集中制御装置11は、車両センサ9のoff信号を受けて該当する駐車スペース13の番号及び駐車料金を記録する。同時に環視カメラにより該当する駐車スペース13の画像や駐車場3全体の画像等を集中制御装置11へ送り、乗り逃げ車両を記録する。
ステップS10では、「フラップ下降」の処理が実行される。この処理では、乗り逃げされた駐車スペース13のフラップ29を下降倒伏動作させ、ステップS1へリターンする。
(出庫時)
料金信号出力装置7での精算ボタンが押されると、図5のフローチャートが開始され、ステップS11で「精算信号等の読み込み」の処理が実行される。精算信号等とは、精算ボタンの操作信号とテンキー入力による駐車スペース13の番号である。
ステップS12では、「料金算出」の処理が実行される。この処理では、精算信号等の入力により該当する駐車スペース13のタイマカウント値から駐車料金を算出し、ステップS13平行する。
ステップS13では、「料金表示」の処理が実行される。この処理では、集中制御装置11から料金信号出力装置7へ信号が出力され、料金信号出力装置7のディスプレイ等に精算料金を表示させる。ユーザが精算料金を見て料金を投入すると、料金信号出力装置7から料金に応じた信号が集中制御装置11へ入力される。
なお、料金を紙幣で精算するとき、釣り銭がなければその表示を行わせることもできる。釣り銭管理は集中制御装置11で行うことができる。
ステップS14では、「料金信号読み込み」の処理が実行される。この処理では、料金信号出力装置7から送信された料金信号が読み込まれ、ステップS15へ移行する。
ステップS15では、「精算完了か?」の処理が実行される。この処理では、カウントされた精算料金が投入された料金と一致するとき(YES)、ステップS16へ移行し、完了していなければ(NO)、ステップS14へリターンする。
なお、精算が完了したとき、料金信号出力装置7へ信号を出力し、レシート発行等を行わせることもできる。
ステップS16では、「フラップ下降信号出力」の処理が実行される。この処理では、集中制御装置11がタイマカウントを終了させ、且つ料金精算があった駐車スペース13の駆動回路17へ駆動信号を出力し、ステップS17へ移行する。駆動回路17への信号によりモータ15が逆転駆動され、駐車ロック装置5のフラップ29が下降駆動される。この下降駆動によりフラップ29が倒伏動作する。フラップ29の倒伏動作により下限センサが検出信号を集中制御装置11へ出力し、集中制御装置11が駆動信号の出力を停止し、モータ15によるフラップ29の下降動作が停止される。
ステップS17では、「フラップ倒伏?」の判断処理が実行される。この処理では、フラップ29側の下限センサからの信号によりフラップ29が倒伏下降したとして(YES)、ステップS18へ移行し、そうでなければステップS19へ移行する。
ステップS18では、「出庫したか?」の判断処理が実行される。ステップS18において、出庫したと判断されたときは(YES)、処理は終了し、次の入庫処理のために待機する。ステップS18において出庫がなければ(NO)、ステップS20へ移行する。
ステップS19では、「エラー表示」の処理が実行される。この処理では、フラップ下降信号を出力してもフラップ29が下降しないので、何らかの不具合が生じたものとして料金信号出力装置7のディスプレイにエラー表示を行い、ステップS21へ移行する。
ステップS21では、「コールセンターへ通報」の処理が実行される。この処理では、料金信号出力装置7に備える電話機、或いはユーザの携帯電話等によって行われる。料金信号出力装置7がエラー信号を受けてコールセンター27へ公衆回線を介して自動的に発呼することもできる。
ステップS22では、「フラップ下降信号出力」の処理が実行される。この処理では、コールセンター27からエラーの報告を受け、集中制御装置11によりエラーの生じている駐車ロック装置5へフラップ29下降のための駆動信号を自動又は手動により出力させる。この出力によりフラップ29が遠隔操作により強制的に下降駆動され、車両を出庫させることができる。このように、集中制御装置11は、駐車ロック装置5のモータ15を任意に駆動操作可能である。
ステップS23では、「フラップ倒伏?」の判断処理が実行される。フラップ29が倒伏していれば(YES)、ステップS18へ移行し、倒伏していなければ(NO)、ステップS24へ移行する。
ステップS24では、「出庫したか?」の判断処理が実行される。フラップ29が下降せずに車両が強引に出庫したとき(YES)、処理は終了し、出庫がまだであれば(NO)、ステップS17の処理が繰り返される。その後、エラー表示のなされた駐車ロック装置5、故障の可能性がある料金信号出力装置7等の修理点検が行われる。
ステップS20では、「設定時間経過か?」の判断処理が実行される。この処理では、フラップ29が倒伏動作してからも出庫せずにいるとき、再度フラップ29を上昇駆動させる動作に移る。このため、設定時間を設けてこの時間が経過するまで(NO)、ステップS18の判断が繰り返され、設定時間の経過により(YES)、ステップS4へリターンする。
[実施例の効果]
本発明実施例の駐車場管理システム1は、モータ15の駆動により駐車場3からの車両の退出を規制又は規制解除可能な駐車ロック装置5と、駐車料金の投入により投入料金に応じた料金信号を出力可能な料金信号出力装置7と、駐車有無の信号を出力可能な車両センサ9と、前記料金信号出力装置7及び車両センサ9からの出力信号をネットワーク21を介して受信し駐車料金精算の確認ができたとき前記駐車ロック装置5へネットワーク21を介して解除信号を送信し前記モータ15を駆動して前記車両の退出を規制解除する集中制御装置11とを備えたため、駐車場には演算機能を備えない料金信号出力装置7及び車両センサ9を設置すれば良く、複数の駐車場3に設置したとしてもコスト上の負荷を抑制することができる。
また、料金精算の演算機能等に障害があっても、集中制御装置11を交換又は修理すれば良く、管理を容易に行わせることができる。
システム全体のメンテナンス、料金設定の変更等も駐車場それぞれで行う必要がなく、集中制御装置11側で行うことができ、メンテナンス等の容易化を図ることができる。
駐車台数、駐車料金体系等の異なる駐車場3を管理する場合でも、各駐車場毎に精算機を設置し、そのプログラムを作成することなく、集中制御装置11のプログラムを各駐車場3に応じて作成することで全ての駐車場に対応させることができ、駐車場の管理等を極めて容易に行わせることができる。
集中制御装置11は、屋外である各駐車場3に設置する必要がなく、過酷な環境にさらされることがない。このため、集中制御装置11の環境に対する防護の構造等を必要とせず、構造を簡素にすることができる。

駐車

[その他]
上記実施例では、フラップタイプの規制装置を適用したが、駐車場の入り口に設置するゲート開閉タイプの規制装置にも適用することができる。ゲート開閉タイプの場合、駐車信号出力装置は、駐車場のゲートに設置された発券機であり、発券したときに駐車信号が出力されることになり、精算時、駐車カード投入により精算信号が出力されることになる。この駐車カードの発券及び投入により集中制御装置11側で駐車時間をカウントすることができる。
駐車管理システムのブロック図である(実施例1)。 駐車ロック装置の一例を示す一部を切り欠いた平面図である(実施例1)。 駐車ロック装置の一例を示す概略断面図である(実施例1)。 入庫時のフローチャートである(実施例1)。 出庫時のフローチャートである(実施例1)。
符号の説明
1 駐車管理システム
3 駐車場
5 駐車ロック装置(規制装置)
7 料金信号出力装置
9 車両センサ(駐車信号出力装置)
11 集中制御装置
13 駐車スペース
15 モータ(規制アクチュエータ)
21 ネットワーク
25 収容部アクチュエータ

Claims (4)

  1. 規制アクチュエータの駆動により駐車場からの車両の退出を規制又は規制解除可能な規制装置と、
    駐車料金の投入により投入料金に応じた料金信号を出力可能な料金信号出力装置と、
    駐車時間に応じた時間信号又は駐車有無の信号を出力可能な駐車信号出力装置と、
    前記料金信号出力装置及び駐車信号出力装置からの出力信号をネットワークを介して受信し駐車料金精算の確認ができたとき前記規制装置へネットワークを介して解除信号を送信し前記規制アクチュエータを駆動して前記車両の退出を規制解除する集中制御装置と、
    を備えたことを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 請求項1記載の駐車場管理システムであって、
    前記規制装置は、各駐車スペース毎に設けられ規制アクチュエータにより起伏駆動可能な駐車ロック装置であり、
    前記駐車信号出力装置は、前記駐車スペースへの車両の有無を検出して駐車有無の信号を出力する車両センサであり、
    前記集中制御装置は、前記車両センサから駐車有の信号を入力したとき前記駐車ロック装置へ前記規制信号を送信して該駐車ロック装置を起立動作させると共に、前記料金信号及び車両センサの出力信号に基づき前記駐車料金精算の確認ができたとき前記駐車ロック装置へ前記解除信号を出力し該駐車ロック装置を倒伏動作させる、
    ことを特徴とする駐車管理システム。
  3. 請求項1又は2記載の駐車管理システムであって、
    前記集中制御装置は、前記規制装置の規制アクチュエータを任意に駆動操作可能である、
    ことを特徴とする駐車管理システム。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の駐車管理システムであって、
    前記料金信号出力装置は、投入料金収容部を収容部アクチュエータにより開駆動可能であり、
    前記集中制御装置は、前記料金信号出力装置の投入料金収容部の収容部アクチュエータを任意に駆動操作可能である、
    ことを特徴とする駐車管理システム。
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