JP2008003722A - 解析結果データ処理装置および解析結果データ処理方法およびプログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】3次元モデルを複数の3次元の要素に分割して所定の物理量についての解析を行う解析ツールの解析結果データから、設定された条件により特定される範囲に対応する解析結果のみを自動的に3次元モデル化して、形状等の専門知識を有していない利用者でも簡単に対象形状内の問題となる部位を容易に確認できるようにすること。
【解決手段】3DCAD201の解析結果モデル作成部205が、解析ツール202から取得した3Dモデルデータ206の解析データ208に基づき、各メッシュ要素から、肉厚値が解析条件により特定される範囲(最小肉厚、最大肉厚をはずれる範囲)に対応するメッシュ要素を抽出し、該抽出された各メッシュ要素を3次元モデル化して結果3Dモデルデータ207を作成する構成を特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】3DCAD201の解析結果モデル作成部205が、解析ツール202から取得した3Dモデルデータ206の解析データ208に基づき、各メッシュ要素から、肉厚値が解析条件により特定される範囲(最小肉厚、最大肉厚をはずれる範囲)に対応するメッシュ要素を抽出し、該抽出された各メッシュ要素を3次元モデル化して結果3Dモデルデータ207を作成する構成を特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、CADアプリケーション等により作成された3次元モデルを複数の3次元要素に分割して所定の物理量についての解析を行う解析ツールの解析結果データを取得して処理する解析結果データ処理装置および解析結果データ処理方法およびプログラムおよび記録媒体に関する。
汎用の有限要素法(Finite-Element Method、以下FEM)解析では、通常有限要素モデルを用いて解析を行い、有限要素モデルを構成する各節点や要素が解析結果を持つ。
また、解析結果の表示は、専用のCAE(Computer Aided Engineering)結果表示ビューワーを用いて、この有限要素モデルを表示し、節点、要素の持つ値を濃淡図や等高線図、ベクトル図、グラフ、変形図等で示す方法で行われている。
しかしながら、この方法では、利用者は、煩雑なCAE結果表示ビューワーの操作を憶える必要がある。また、通常、一つの解析でも複数の結果が出力されるために、利用者が専門知識を有さない(設計者等)場合、目的とする結果項目を正当に判断することが困難である。
さらに、目的に沿った適切な結果が表示できたとしても、その結果値の許容範囲や適正値に対する知識の少ないものにとって、問題が発生しそうな部位の存在や位置を判断する為には、有識者の意見を聞いたり、文献等を参照し判断する必要が合った。
また、CADアプリケーションによる解析モデルの表示では、モデルの規模(節点数、要素数)が大きくなると表示スピードが遅くなり、表示操作のハンドリングが著しく悪くなる。
また、上述の解析結果の判断ができ、対象部品に問題が見つかった場合でも、その判断結果を元に、解析モデル内の対象となる形状を修正して上述の結果を反映させる必要がある。そのためには、利用者は上述の解析結果判断に用いたCAE結果表示ビューワーから、CADアプリケーションに戻って、対象形状の修正等を行う必要があった。このため、作業効率が悪くなってしまっていた。
さらに、解析結果を元にCADアプリケーション上で元の解析モデルの形状を修正する際には、利用者はCAD操作の熟知はもちろんの事、形状に関する様々な知識をもっていないと、適切な形状修正を行うことはできない。
特許文献1に記載されるCAD用解析結果処理装置では、変形解析の分野において、解析結果から変形後の解析モデルの節点座標を取得し、さらにモデルの外表面の結果だけを抽出し、さらに、その座標値からCAD用の変形後形状モデルを作成し、CAD上で元の形状と比較することを可能としている。
特開2003−288372号公報
しかしながら特許文献1に記載されるCAD用解析結果処理装置においては、変形解析の結果をその外表面節点座標データのみを抽出し、CADデータとして表示することのみに機能が限られている。そのため、変形後の結果を変形前の形状と重ね合わせ比較することしかできない。
また、モデル全体でCADデータ化する処理を行うために処理に時間がかかってしまうばかりではなく、データ容量も大きくなってしまう。
さらに、モデル上のどの部分が問題なのかの判断は一目では分からず、やはり専門知識を有さない利用者では、結果の判断を下すことは困難である。そのため、解析結果を元に形状を修正する場合においても、どの部分を、どのように修正すればいいのか、利用者の専門的な知識や経験は不可欠である。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、3次元モデルを複数の3次元の要素に分割して所定の物理量についての解析を行う解析ツールの解析結果データから、設定された条件により特定される範囲に対応する解析結果のみを自動的に3次元モデル化して、形状等の専門知識を有していない利用者でも簡単に対象形状内の問題となる部位を容易に確認できる仕組を提供することである。
本発明は、3次元モデルを複数の3次元の要素に分割して所定の物理量についての解析を行う解析ツールの解析結果データを取得して処理する解析結果データ処理装置において、前記解析ツールから取得した第1の3次元モデルの解析結果データに基づき、前記複数の要素から、対応する前記物理量の値が、設定された条件により特定される範囲に対応する要素を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された各要素から前記第2の3次元モデルを作成する作成手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、解析結果の判断に必要な知識を有さなくても、またCAE結果表示ビューワーの煩雑な操作方法を習得しなくても、利用者は、解析結果の表示に当たっては、あらかじめ表示する結果と、その範囲を指定(応力解析であれば形状の許容応力、熱解析であれば許容温度、肉厚解析であれば許容肉厚(下限値及び上限値))するだけで、指定範囲から外れる結果のみが部分的にCADモデル化されてCADアプリケーション上で元形状と重ね合わせて表示された解析結果を得ることができ、容易に問題部位を抽出が可能となる。
また、解析結果の表示においては、解析結果の全てを表示するのではなく、予め利用者に指定された値の範囲に該当しない部分のみを表示し、さらに要素の持つ結果を表示する際には隣り合う要素の共有面を排除し一続きの形状としてCADモデル化するため、表示パーツ数を削減して結果モデルの軽量化を図り、処理時間、表示性能、操作ハンドリングを向上することができる。
さらに、解析結果をCAD上で表示可能にすることにより、これまでCAE結果表示ビューワーで確認し、さらにCADアプリケーションに移って形状修正を行っていた煩雑な作業が、全てCAD上で行えるように改善され、作業効率を向上することができる。
また、形状修正操作をレコーダで記憶してDBに蓄積することにより、形状修正操作例をナレッジとして蓄積することができる。さらに、解析結果から形状の修正箇所を自動的に検出し、その検出箇所に対して、上記DBに蓄積されている修正操作例のうち適切なものを修正案として利用者に提示することができる。また、利用者に提示された修正案の適/不適を判断させて指示させて、適切な場合に修正を自動実行することにより、CADによる修正操作の自動化や専門知識の補助に大きな効果を奏する。
従って、解析結果の分析知識のない利用者であっても、3次元モデルの問題となる部位を容易に確認でき、すぐに元形状の問題部位の修正が可能となり、作業効率を向上させることができる等の効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態を示す解析結果データ処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1において、100は解析結果データ処理装置であり、具体的にはパーソナルコンピュータ,ワークステーション等の情報処理装置である。
102はCPUであり、情報処理装置の中枢となる制御装置である。103はRAM(Random Access Memory)であり、プログラムのワークエリアや一時的に保持するデータのバッファとして利用される。104はROM(Read Only Memory)であり、各プログラムの保存等を行う。
105は外部メモリであり、プログラム,各種データの保持を行う。外部メモリ105は、具体的にはハードディスクドライブやDVDドライブ等である。
106は入力装置であり、この装置を通じてデータ,指示等の入力が行われる。なお、この入力装置106は、具体的にはキーボードやポインティングデバイス(マウス等)である。
107は表示装置であり、具体的にはディスプレイ等である。108は通信インタフェースであり、LAN等の伝送路(通信ネットワーク300)と端末200a〜200dとを接続する部分である。なお、端末200a〜200dのハードウェア構成は、解析データ処理装置100と同様であるので省略する。
なお、解析データ処理装置100にサーバ機能を持たせ、クライアントとしての端末装置200a〜200dから通信ネットワーク300を介して、解析データ処理装置100の機能(詳細は後述する)を利用可能に構成してもよい。
図2は、図1に示した解析結果データ処理装置100のソフトウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、解析結果データ処理装置100は、3DCAD201と解析ツール202からなる。なお、3DCAD201,解析ツール202は、図1に示したCPU102が外部メモリ105に格納されたプログラムをRAM103上で実行することにより、実現されるものである。
また、3DCAD201は、解析用3Dデータ変換部203,解析条件データ作成部204,解析結果モデル作成部205,形状修正部分検出部211,形状修正案提案部212,形状修正作業記憶部213,修正形状作成部214等を備えている。即ち、解析用3Dデータ変換部203,解析条件データ作成部204,解析結果モデル作成部205,形状修正部分検出部211,形状修正案提案部212,形状修正作業記憶部213,修正形状作成部214は、CPU102が外部メモリ105に格納されたプログラムをRAM103上で実行することにより、実現されるものである。
以下、各部の機能動作について説明する。
解析用3Dデータ変換部203は、ユーザの操作に応じて、3DCAD201で作成された3Dモデルデータ206を解析用モデルデータ209に変換する。
解析条件データ作成部204は、ユーザにより入力される解析の条件に基づいて、解析条件データファイル210を作成する。また、解析条件データ作成部204は、上記解析用モデルデータ209,解析条件データファイル210を用いて解析データファイル208を作成する。さらに、解析条件データ作成部204は、解析データファイル208を解析ツール202に渡して、解析を実行させる。
解析ツール202は、解析データファイル208の解析を実行し、解析結果を含む解析データファイル208を出力する。
解析結果モデル作成部205は、この解析データファイル208内の解析結果データを元に、結果3Dモデルデータ207を作成し、3DCAD201にて表示させる。
形状修正部分検出部211は、結果3Dモデルデータより元形状の形状修正部分を検出する。形状修正案提案部212は、前記検出された形状修正部分の修正案を、過去の修正例を保存する修正DB(不図示)内に保存された直近で採用された修正に基づいて提示し、ユーザに修正案の可否判断を求める。なお、修正案の提示例としては「採用頻度の高い修正例に基づく修正案の提示」、「過去の修正例からユーザにより選択された修正案」の提示等とすることも可能である。
前記提示した修正案が否認された場合は、形状修正作業記憶部213が、ユーザによる直接形状修正を受け付け、その際の修正手順を記憶し、修正DBに追加する。
一方、前記提示した修正案が許可された場合は、修正形状作成部214が、修正形状を作成し、3DCAD201にて表示させる。
本実施形態は上記のように構成されており、その処理の流れを、以下図3のフローチャートを用いて順に説明する。
なお、本実施形態では、3DCAD201として「3DCADにOneSpaceDesigner(コクリエイト・ソフトウェア株式会社)」、解析ツール202として「3D−Tcheck(東レエンジニアリング株式会社)」の肉厚検出解析機能を用いたと仮定して説明するが、3DCAD201,解析ツール202はこれらに限定されるものではない。
また、この「3D−Tcheck」では、解析モデルファイル,解析条件ファイル,解析結果ファイルを全て一つのファイルとして扱っており、このファイルが、図2に示した解析データファイル208に対応する。
なお、解析ツール202を、ネットワーク等を介して通信可能な他の装置上に設け、3DCAD201が、ネットワークを介して解析ツール202に解析処理の依頼して解析結果を取得するように構成してもよい。
図3は、本発明における第1制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、解析結果データ処理装置100における解析結果データ処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図2に示した3DCAD201及び解析ツール202により実行される。即ち、図1に示したCPU102が外部メモリ105に格納されたプログラムをRAM103上で実行することにより、実現されるものである。なお、図中、S100〜S113は各ステップを示す。
まず、ステップS100において、ユーザから表示装置107上に表示される解析条件入力画面1000(図4)にて、入力装置106を用いて、解析対象パーツが指定され、肉厚の最小値,肉厚の最大値により結果表示範囲が入力され、解析実行ボタン1004が指示されると(即ち、解析条件が入力されると)、解析条件データ作成部204は、ステップS101に処理を進める。ここで、図4を用いて解析条件入力画面1000について説明する。
図4は、本発明における解析条件入力画面の一例を示す模式図である。
図4において、1001は対象パーツ設定部であり、3Dモデルデータ206のパーツの中で、解析対象とするパーツを選択するためのエリアである。なお、対象パーツは直接名称を入力、もしくは、表示される3Dモデルデータ内の対象パーツを指示することにより入力することも可能である。
1002は最小肉厚設定部、1003は最大肉厚設定部であり、対象パーツの最小肉厚、最大肉厚を設定するためのエリアである。ここで入力された最小肉厚以上最大肉厚以下の範囲内の解析結果は、表示の対象から外れることになる。
解析実行ボタン1004は、対象パーツの解析実行開始を指示するためのものであり、この解析実行ボタン1004を押下することにより、図3のステップS101以降に処理が進められ、解析条件データの作成、解析モデルの作成、解析の実行が行われる。
以下、図3のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS101では、解析条件データ作成部204は、ステップS101で入力された解析条件に基づいて、解析条件データ210を作成する。
次に、ステップS102において、解析用3Dデータ変換部203は、ステップS101で指定された解析対象パーツを解析用データ化(メッシュ分割)し、解析モデルデータ(3Dモデルデータ(メッシュ)209)を作成する。さらに、解析用3Dデータ変換部203は、前記作成された解析条件データ210、及び解析モデルデータ(3Dモデルデータ(メッシュ)209)から解析データファイル208を作成し、該作成した解析データファイル208を解析ツール202に渡す。ここで、図5を用いて、本実施形態におけるメッシュ分割について説明する。
図5は、本実施形態におけるメッシュ分割を説明するための模式図である。
図5に示すように、本実施形態では、3DCAD201の3Dモデルデータ206を、複数のテトラ要素2201にメッシュ分割する。なお、このメッシュ分割結果は、図6の節点リストに示すようなデータ構造を有する。
図6は、本実施形態における節点リストの一例を示す図である。
節点リストは、図5に示した各テトラ要素2201の各節点の座標を示すものであり、図6に示すように、ヘッダ列、節点番号列、X座標列、Y座標列、Z座標列で構成される。
以下、図3のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS103において、解析ツール202は、ステップS102で作成された解析データファイル208内の解析モデルデータ(3Dモデルデータ(メッシュ)209)の解析を実行し、該解析結果を、解析データファイル208内に格納する。
次に、ステップS104において、解析結果モデル作成部205は、解析ツール202から出力された解析結果データ(CAE(Computer Aided Engineering)結果データ)を含む解析データファイル208を取得し、図7に示す解析結果表示方法入力画面1100を表示装置107上に表示する。そして、解析結果表示方法が入力され、結果表示ボタン1104が指示されると、ステップS105に処理を進める。ここで、図7を用いて、解析結果表示方法入力画面1100について説明する。
図7は、解析結果表示方法入力画面1100の一例を示す模式図である。
図7において、1101は対象パーツ設定部であり、条件入力画面1100で選択された対象パーツが解析結果モデル作成部205により自動的に入力される。
1102は最小肉厚部表示色設定部であり、最小肉厚部より肉厚の薄い部分の表示色を選択することが可能になっている。
1103は最大肉厚部表示色設定部であり、最大肉厚部より肉厚の厚い部分の表示色を選択することが可能になっている。
結果表示ボタン1104を押下することにより、図3のステップS105以降に処理が進められ、結果のフィルタリング、共有面の削除が行われ、解析結果モデルが作成され、画面上に指定された色のモデルが表示される。
以下、図3のフローチャートの説明に戻る。
ステップS105では、解析結果モデル作成部205は、解析データファイル208内の条件(結果表示範囲)に従って、解析結果データのフィルタリングを行い、該フィルタリング結果を外部メモリ105に格納する。なお、この処理の詳細は、後述する図9に示す。
次に、ステップS106において、解析結果モデル作成部205は、解析結果モデル作成部で作成(フィルタリング)された解析結果モデルデータに対して、外表示対象面リスト作成処理(後述する図11),共有面排除処理(後述する図13)を実行して、CADモデルデータ(結果3Dモデルデータ207)を作成し、図8に示す結果表示画面を表示装置107上に表示する。ここで、図8を用いて、結果表示画面について説明する。
図8は、本実施形態における結果表示画面の一例を示す模式図である。
図8に示すように、解析結果モデル(厚肉部1201,薄肉部1202)と、元形状1200とを重ね合わせて表示している。
図8において、1200は解析したパーツの元形状である。1201は厚肉部であり、最大肉厚設定部1003で設定された最大肉厚より厚い部分を示す。1202は薄肉部であり、最小肉厚設定部1002で設定された最小肉厚より薄い部分に対応する。
本実施形態では、元形状1200を半透明で表示し、厚肉部1201を最大肉厚部表示色設定部1103で設定された色のパート、薄肉部1202を最小肉厚部表示色設定部1102で設定された色のパートで表示している。このため、形状内のどの部位が厚肉なのか、薄肉なのかが一目で判断できるようになっている。なお、本実施形態では、厚肉部1201,薄肉部1202を設定された色(異なる色)で表示しているが、異なるハッチパターンで表示するようにしたり、異なるパターンで点滅表示させるように構成してもよく、利用者が区別可能な形態での表示であれば、どのような形態であってもよい。
以下、図3のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS107において、形状修正部分検出部211は、結果3Dモデルデータ207に対して外表面抽出処理を実行する。本実施形態では、元形状1200(3Dモデルデータ206)と解析結果モデル1201,1202(結果3Dモデルデータ207)の共通の外表面に対して修正を行うため、このステップで、元形状1200(3Dモデルデータ206)と解析結果モデル1201,1202(結果3Dモデルデータ207)の共通の外表面を抽出しておく。なお、この処理の詳細は、後述する図14に示す。
次に、ステップS108において、形状修正部分検出部211は、ステップS107で外表面抽出された解析結果から、元形状1200の形状修正部分(解析結果モデル1201,1202と重なる元形状1200の外表面)があるか検出を行い、前記形状修正部分が有ると判定した場合には、ステップS109において、形状修正案提案部212は、修正DBより修正作業手順を呼び出し、該修正作業手順に基づいて前記形状修正部分に対する形状修正案を作成して提示する。
次に、ステップS110において、形状修正案提案部212は、提示された修正案に対するユーザが可否の判断を判定し、修正案が許可されたと判定した場合には、ステップS111に処理を進める。
ステップS111では、修正形状作成部214は、選択された修正案に基づいて、前記形状修正部分の修正形状を作成し、ステップS108に処理を移行させ、次の形状修正部分の検出を行う。
一方、ステップS110で、提示された修正案が許可されなかったと判定した場合には、ステップS112に処理を進める。
ステップS112では、形状修正作業記憶部213は、ユーザにより前記修正部分に実行される修正作業の手順を外部メモリ105内に記録し、該記録した修正作業の手順を、ステップS113において、修正DBに登録し、ステップS108に処理を移行させ、次の形状修正部分の検出を行う。なお、上記修正DBは、外部メモリ105上に実装されていてもよいし、ネットワークを介して接続される他の装置上に実装されていてもよい。
そして、ステップS108で、形状修正部分検出部211が、形状修正部分が有る(まだ修正していない形状修正部が有る)と判定した場合には、該形状修正部分に対してステップS109〜S113の処理を実行する。
一方、ステップS108で、形状修正部分検出部211が、もう形状修正部が無いと判定した場合には、そのまま処理を終了する。
なお、上記ステップS108〜S113の処理の詳細は、後述する図15に示す。
以下、図9を参照して、図3のステップS105に示したフィルタリング処理について説明する。
図9は、本発明における第2制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、解析結果モデル作成部205における解析結果表示処理に対応する。即ち、図1に示したCPU102が外部メモリ105に格納されたプログラムをRAM103上で実行することにより、実現されるものである。なお、図中、S200〜S206は各ステップを示す。
まず、ステップS200において、解析結果モデル作成部205は、CAE結果データファイル(解析データファイル208)から要素情報(メッシュ要素データ)を読込み、解析対象形状の要素リスト(図10)を外部メモリ105上に作成する。ここで、図10を参照して要素リストについて説明する。
図10は、本実施形態における要素リストの一例を示す図である。
図10に示すように、要素リストは、ヘッダ列、要素番号列、節点1列、節点2列、節点3列、節点4列からなる。この要素リストは、各メッシュ要素(図5に示したテトラ要素2201)がどの節点の組み合わせによって成り立っているかを示している。
以下、図9のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS201において、解析結果モデル作成部205は、ステップS200で作成した要素リスト内から1つのメッシュ構成要素(テトラ要素)を取得し、該取得したメッシュ要素を構成する各節点の各肉厚値を解析結果データから取得する。そして、解析結果モデル作成部205は、上記取得したメッシュ要素を構成する各節点の各肉厚値の中での最小肉厚値をその要素の肉厚値とする。なお、本実施形態では、解析ツール202として「3D−Tcheck」を用いた例を示しており、「3D−Tcheck」場合、解析結果値(肉厚値)は、外表面の節点毎に出力される。よって、外表面の節点以外の節点の肉厚値は解析結果データ内に含まれていないため、外表面の節点以外の節点は比較の対象としないものとする。
次に、ステップS202において、解析結果モデル作成部205は、ステップS201で取得した要素の肉厚値が、図3のステップS100で入力された最小肉厚値より小さいか否かを判定する。
そして、ステップS202で、ステップS201で取得した要素の肉厚値が、図3のステップS100で入力された最小肉厚値より小さいと判定した場合には、解析結果モデル作成部205は、ステップS205に処理を進め、該メッシュ要素の情報をMIN要素リストへ追加し(MIN要素リストが存在しない場合は作成して追加)、ステップS206へ処理を進める。
一方、ステップS202で、ステップS201で取得した要素の肉厚値が最小肉厚値より小さいくないと判定した場合には、ステップS203において、解析結果モデル作成部205は、該要素の肉厚値が図3のステップS100で入力された最大肉厚値より大きいか否かを判定する。
そして、ステップS203で、ステップS201で取得した要素の肉厚値が最大肉厚値より大きいと判定した場合には、解析結果モデル作成部205は、ステップS204に処理を進め、該メッシュ要素の情報をMAX要素リストへ追加し(MIN要素リストが存在しない場合は作成して追加)、ステップS206へ処理を進める。
一方、ステップS203で、ステップS201で取得した要素の肉厚値が最大肉厚値より大きくないと判定した場合には、解析結果モデル作成部205は、そのままステップS206へ処理を進める。
なお、MIN要素リスト,MAX要素リストは、図10に示した要素リストと同一のデータ構造とし、外部メモリ105上に記憶されるものとする。
次に、ステップS206において、解析結果モデル作成部205は、ステップS200で作成した要素リスト内の要素の中で、まだステップS201〜S205の処理を実行していない要素が残っているか否かを判定する。
そして、ステップS206で、要素リスト内の要素の中で、まだステップS201〜S205の処理を実行していない要素が残っていると判定した場合には、ステップS201に処理を戻し、次の要素に処理を進める。
一方、ステップS206で、要素リスト内の要素の中で、もうステップS201〜S205の処理を実行していない要素は残っていないと判定した場合には、処理を終了する。
以上説明した図9の処理により、解析ツールから取得した解析結果データに基づき、3次元モデルを分割した各要素から、対応する肉厚値が、設定された条件(最小肉厚以上最大肉厚以下を外れた範囲)に対応する要素を抽出することができる。
以下、図3のステップS106に示した結果モデルの作成処理内の外表示対象面リスト作成処理、及び、共有面排除処理について説明する。
まず、図11を参照して、外表示対象面リスト作成処理について説明する。
図11は、本発明における第3制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、解析結果モデル作成部205における外表示対象面リスト作成処理に対応する。即ち、図1に示したCPU102が外部メモリ105に格納されたプログラムをRAM103上で実行することにより、実現されるものである。なお、図中、S400〜S404は各ステップを示す。
以下、ステップS400〜S404の各処理を、MAX要素リスト、MIN要素リストそれぞれに対して実行する。
まず、ステップS400において、解析結果モデル作成部205は、MAX要素リスト(MIN要素リスト)から、1つ要素を取得し、ステップS401において、該取得した要素から節点を4つ節点リストとして取得する。
次に、ステップS402において、解析結果モデル作成部205は、ステップS401で取得した節点リストから節点3つの組み合わせを全て取得する。詳細には、テトラ要素の場合は4面で構成節点番号が1,2,3,4の場合、面を構成する節点の組み合わせは、面1:節点1,2,3、面2:1,2,4、面3:1,3,4、面4:2,3,4となる。
次に、ステップS403において、解析結果モデル作成部205は、ステップS402で取得した3つの節点の組み合わせを外部メモリ105上に記憶されるMAX面リスト(MIN面リスト)に追加する(MAX面リスト(MIN面リスト)が存在しない場合は作成して追加)。ここで、図12を参照してMAX面リスト(MIN面リスト)について説明する。
図12は、本実施形態における面リスト(MAX面リスト,MIN面リスト)の一例を示す図である。
図12に示すように、面リストは、ヘッダ列、要素番号列、節点1列、節点2列、節点3列からなる。面リストは、面がどの節点の組み合わせに相当するものかを示している。
以下、図11のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS404において、解析結果モデル作成部205は、MAX要素リスト(MIN要素リスト)内の要素の中で、まだステップS400〜S404の処理を実行していない要素が残っているか否かを判定し、まだ残っていると判定した場合には、ステップS400に処理を戻し、次の要素に処理を進める。
一方、ステップS404で、MAX要素リスト(MIN要素リスト)内の要素の中で、もうステップS400〜S403の処理を実行していない要素は残っていないと判定した場合には、処理を終了する。
次に、図13を参照して、共有面排除処理について説明する。
図13は、本発明における第4制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、解析結果モデル作成部205における共有面排除処理に対応する。即ち、図1に示したCPU102が外部メモリ105に格納されたプログラムをRAM103上で実行することにより、実現されるものである。なお、図中、S500〜S504は各ステップを示す。
以下、ステップS500〜S504の各処理を、MAX面リスト、MIN面リストそれぞれに対して実行する。
まず、ステップS500において、解析結果モデル作成部205は、図11の外表示対象面リスト作成処理で作成されたMAX面リスト(MIN面リスト)から、1つの面(カレント面)の情報を取得する。
次に、ステップS501において、解析結果モデル作成部205は、カレント面とMAX面リスト(MIN面リスト)に格納された要素の各面(面構成節点)を比較し共有面を検索する。
次に、ステップS502において、解析結果モデル作成部205は、ステップS501の検索の結果、MAX面リスト(MIN面リスト)内にカレント面と同一の他の面(共有面)があるか否かを判定し、同一の面(共有面)があると判定した場合には、ステップS503に処理を進める。
ステップS503において、解析結果モデル作成部205は、MAX面リスト(MIN面リスト)からカレント面と該カレント面と同一の面(共有面)の両方を削除し、ステップS504に処理を進める。
一方、ステップS502で、ステップS501の検索の結果、MAX面リスト(MIN面リスト)内にカレント面と同一の他の面(共有面)がないと判定した場合には、そのままステップS504に処理を進める。
次に、ステップS504において、解析結果モデル作成部205は、MAX面リスト(MIN面リスト)内の面の中で、まだステップS500〜S503の処理を実行していない面が残っているか否かを判定し、まだ残っていると判定した場合には、ステップS500に処理を戻し、次の面に処理を進める。
一方、ステップS504で、MAX面リスト(MIN面リスト)内の面の中で、もうステップS500〜S503の処理を実行していない面は残っていないと判定した場合には、処理を終了する。
以上、図11,図13の処理により、設定された解析条件によって抽出された各要素から共有面を取り除くことができる。
以下、図14を参照して、図3のステップS107に示した外表面抽出処理について説明する。
図14は、本発明における第5制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、形状修正部分検出部211における図3のステップS107に示した外表面抽出処理に対応する。即ち、図1に示したCPU102が外部メモリ105に格納されたプログラムをRAM103上で実行することにより、実現されるものである。なお、図中、S600〜S606は各ステップを示す。
まず、ステップS600において、形状修正部分検出部211は、解析対象モデル(3Dモデルデータ206)の外表面リストを取得する。
次に、ステップS601において、形状修正部分検出部211は、図3のステップS106で作成された結果3Dモデルデータ207から結果パーツの面のリスト(結果面リスト)を取得する。
次に、ステップS602において、形状修正部分検出部211は、ステップS601で取得した結果面リストから1つの面(結果面)の情報を取得する。
次に、ステップS603において、形状修正部分検出部211は、ステップS602で取得した結果面と外表面リスト内の各外表面を比較し、結果面と同一面上に存在する外表面を検索する。
次に、ステップS604において、形状修正部分検出部211は、結果面と外表面リスト内の各外表面を比較し、結果面と同一面上に存在する外表面があったと判定した場合には、ステップS605に処理を進める。
ステップS605において、形状修正部分検出部211は、該結果面を外部メモリ105上に記憶される結果外表面リストに追加し(結果外表面リストが存在しない場合には作成して追加)、ステップS606に処理を進める。
一方、ステップS604で、結果面と同一面上に存在する外表面がなかったと判定した場合には、形状修正部分検出部211は、そのままステップS605に処理を進める。
次に、ステップS606において、形状修正部分検出部211は、結果面リスト内の面の中で、まだステップS602〜S605の処理を実行していない結果面が残っているか否かを判定し、まだ残っていると判定した場合には、ステップS602に処理を戻し、次の結果面に処理を進める。
一方、ステップS606で、結果面リスト内の面の中で、もうステップS602〜S605の処理を実行していない結果面が残っていないと判定した場合には、処理を終了する。
以上、図14の処理により、元形状(3Dモデルデータ206)と解析結果モデル(結果3Dモデルデータ207)の共通の外表面を取得することができる。
以下、図15を参照して、図3のステップS108〜S113の処理について詳細に説明する。
図15は、本発明における第6制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、形状修正案提案部212,形状修正作業記憶部213,修正形状作成部214による図3のステップS108〜S113の処理に対応する。即ち、図1に示したCPU102が外部メモリ105に格納されたプログラムをRAM103上で実行することにより、実現されるものである。なお、図中、S700〜S707は各ステップを示す。また、このフローチャートの処理は、図3のステップS107〜S113のループで、検出された元のモデルの形状修正部分毎に繰り返し実行される(以下、この形状修正部分を「カレントの形状修正部分」という)。
まず、ステップS700において、形状修正案提案部212は、修正DBから以前に記録した複数の修正情報(修正作業手順)を修正候補として取得する。
次に、ステップS701において、形状修正案提案部212は、ステップS700で取得した修正候補の中から、最も近い時期に行われた複数(例えば2つ)の修正情報(修正作業手順)に基づいて、カレントの形状修正部分をそれぞれ修正した複数(例えば2つ)の3Dモデルを作成する。
次に、ステップS702において、形状修正案提案部212は、ステップS701で作成した複数の3Dモデルの1つを元のモデルと重ねて表示装置107に表示し、ステップS703において、修正案ダイアログ(図16)を表示する。そして、形状修正案提案部212は、ステップS704において、修正案ダイアログから修正案を採用するか否かの入力を受け付ける。なお、図15のステップS701〜S704は、図3のステップS109に対応する。
ここで、図16〜図20を参照して、修正案表示ダイアログ及び修正案について説明する。
図16は、本実施形態における修正案表示ダイアログの一例を示す模式図である。
図16において、1700は「前の候補」ボタン、1701は「次の候補」ボタンであり、ユーザはこれらのボタンを入力装置106により押下指示することにより、複数の修正案(後述する図18,図19)を順次表示可能である。
1702は「採用」ボタンであり、表示される修正案の中から適当な修正案を選び、この「採用」ボタン1702を入力装置106により押下指示することにより、形状修正案提案部212は、該表示されている修正案を元のモデル(3Dモデルデータ206)に反映させることができる。
1703は「終了」ボタンであり、この「終了」ボタン1703を入力装置106により押下指示されると、形状修正案提案部212は、修正案を反映せず、ユーザによる修正作業を可能にする。
なお、「採用」ボタン1702又は「終了」ボタン1703が入力装置106により押下指示されると、形状修正案提案部212は図15のステップS705(図3のステップS110に対応する)に処理を進める。
以下、図17〜図20を用いて、本実施形態において提示される形状修正案を具体的に説明する。
図17は、修正前の3Dモデルの一例を示す模式図である。
本実施形態では、解析対象モデル1800(図2の3Dモデルデータ206に相当)と解析結果モデル1801,1802(図2の結果3Dモデルデータ207に相当)の共通の外表面に対して修正を行う。
図18は、図17に示した修正前のモデルの1802に示した部分の拡大図である。
図19,図20は、提示された修正案の一例を示す模式図である。
図19,図20に示すような修正案を、ユーザは図16に示した修正案表示ダイアログから選択し、解析対象モデル1800の修正を指示可能である。
以下、図15のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS705において、形状修正案提案部212は、提示された修正案に対するユーザが可否の判断を判定し、修正案が許可された(「採用」ボタン1702が指示された)と判定した場合には、ステップS706に処理を進める。
ステップS706では、修正形状作成部214は、選択された修正案に基づいて、修正形状を作成し、処理を終了する(即ち、図3のステップS108に処理を戻す)。このように、ユーザは修正案のどれかを選択するだけで、修正済みのモデルを手に入れることができる。なお、修正形状作成部214は、採用されなかった他のモデル(修正案)については削除する。
一方、ステップS705で、提示された修正案が許可されなかった(「終了」ボタン1703が指示された)と判定した場合には、ステップS707に処理を進める。
ステップS707では、形状修正作業記憶部213は、ユーザにより実行されるカレントの形状修正部分への修正作業(修正操作)の手順を、次回の修正案として利用するために修正DBに登録し、処理を終了する(即ち、図3のステップS108に処理を戻す)。なお、ステップS707の処理の詳細は、後述する図21に示す。
以下、図21を参照して、図15のステップS707の処理について詳細に説明する。
図21は、本発明における第7制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、形状修正作業記憶部213による図16のステップS707の処理(修正情報追加処理)に対応する。即ち、図1に示したCPU102が外部メモリ105に格納されたプログラムをRAM103上で実行することにより、実現されるものである。なお、図中、S800〜S806は各ステップを示す。
まず、ステップS800において、形状修正作業記憶部213は、外部メモリ105上に記憶される結果外表面リストからカレントの形状修正部分に対応する全ての面の情報を取得し、ステップS801において、ステップS800で取得した面を構成している3D要素(面を構成している稜線、稜線の端点)のリストを同時に取得し、RAM103上に保持する。
次に、ステップS802において、形状修正作業記憶部213は、ユーザによる元のモデルへの形状修正操作が行われると、ステップS803において、ステップS801で取得した3D要素に対してオフセットやリフト等の編集が行われたか(修正が加わったか)否かを判定する。
そして、ステップS802で、対象面の3D要素に対してオフセットやリフト等の編集が行われたか(修正が加わったか)と判定した場合には、形状修正作業記憶部213は、ステップS804において、レコーダを起動して修正作業の手順を外部メモリ105内に記録させるとともに、該修正情報を外部メモリ105上に記憶される修正情報リスト(図22)に追加して(修正情報リストが存在しない場合は作成して追加)管理する。そして、ステップS805に処理を進める。ここで、図22を参照して、修正情報リストについて説明する。
図22は、本実施形態における修正情報リストの一例を示す図である。
図22に示すように、修正情報リストは、ヘッダ列、修正番号列、レコーダパス列からなる。修正情報リストは、解析結果に対してどのような修正が行われたかを示している。
以下、図21のフローチャートの説明に戻る。
一方、ステップS802で、対象面の3D要素に対してオフセットやリフト等の編集が行われていない(修正が加わっていない)と判定した場合には、形状修正作業記憶部213は、そのままステップS805に処理を進める。
次に、ステップS805において、形状修正作業記憶部213は、修正が終了したか否かを判定し、修正が終了していない(例えば、カレントの修正部分がフォーカスされたままの状態)と判定した場合には、ステップS802に処理を戻し、ユーザによる形状の修正を受け付ける。
一方、ステップS805において、形状修正作業記憶部213は、修正が終了したか否かを判定し、修正が終了した(例えば、カレントの修正部分以外がフォーカスされた状態)と判定した場合には、ステップS806に処理を進める。
ステップS806では、形状修正作業記憶部213は、外部メモリ105内に記憶される修正情報リスト(図22)に基づいて、レコーダにより外部メモリ105内に記録された修正情報を修正DBに登録し、処理を終了する(即ち、図3のステップS108に処理を戻す)。
なお、修正情報は、形状を修正する場合の操作手順に関する情報を記録したレコードであり、修正DBに登録される。これらの修正情報は、様々な媒体(遠隔地に分散も可)に登録することができるので、修正時に、修正情報の候補をユーザに提示するために、一連の修正情報の格納場所を明示するレコーダパス名からなるの情報修正リストを外部メモリ105から読み出し表示する。また、修正情報が追加・更新されれば、修正情報リストも追加・更新される。修正情報リストは、修正DBに格納してもかまわないし、他の媒体に格納してもよい。
なお、本実施形態では、肉厚解析を例にして説明したが、肉厚解析以外の解析
(例えば、応力解析、熱解析等)でも、本発明は適用可能である。
(例えば、応力解析、熱解析等)でも、本発明は適用可能である。
また、解析の種類とその値の範囲(例えば、応力解析であれば形状の許容応力、熱解析であれば許容温度、肉厚解析であれば許容肉厚)を解析条件として指定するように構成してもよい。このように、指定された解析条件により特定される範囲(前記許容値から外れた範囲)に該当する部位のみを抽出し、その結果を持つ要素(節点が持つ結果であれば該当節点を有する要素)の形状(テトラやヘキサ)を自動的に(操作者により煩雑な操作なしに)CADモデル化することにより、専門知識を有さない操作者でも簡単に対象形状内の問題となる部位を容易に検出することができる。
また、本実施形態でCAD上に表示する解析結果は、解析された形状全体ではなく設定された条件により特定される範囲に該当する部分的なデータであり、また、解析結果に対応する要素形状をCADモデル化する場合は、隣接した要素の共有面を除去し一続きの形状として表示することにより、データ容量の増大を防ぐことができる。
以上しめしたように、解析結果の分析知識のない利用者であっても、CAD上で解析結果の問題となる部位を容易に確認できるため、その場ですぐに元形状の問題部位の修正が可能となり、作業効率を向上させることができる。
また、解析結果を元に利用者が手作業で形状修正を行う場合、その修正操作をレコーダに記憶させDBに保存しておくことにより、ナレッジとして蓄積することができる。
さらに、修正すべき箇所を自動的に検出し、DBに記憶してある過去の修正例の中から適切な修正案を利用者に提示し、その修正案の自動実行の可否を利用者に問い、「可」と指示されれば自動的に形状を修正し、「否」と指示されれば利用者の修正操作をDBに記憶し、修正案の候補に加えることにより、専門的な知識や経験の乏しい利用者であっても、形状修正操作を容易に行うことができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図23に示すメモリマップを参照して本発明に係る解析結果データ処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図23は、本発明に係る解析結果データ処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3,図9,図11,図13,図14,図15,図21に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
以上、本発明によれば、解析結果の判断に必要な知識を有さなくても、またCAE結果表示ビューワーの煩雑な操作方法を習得しなくても、利用者は、解析結果の表示に当たっては、あらかじめ表示する結果と、その範囲を指定(応力解析であれば形状の許容応力、熱解析であれば許容温度、肉厚解析であれば許容肉厚(下限値及び上限値))するだけで、指定範囲から外れる結果のみが部分的にCADモデル化されてCADアプリケーション上で元形状と重ね合わせて表示された解析結果を得ることができ、容易に問題部位を抽出が可能となる。
また、解析結果の表示においては、解析結果の全てを表示するのではなく、予め利用者に指定された値の範囲に該当しない部分のみを表示し、さらに要素の持つ結果を表示する際には隣り合う要素の共有面を排除し一続きの形状としてCADモデル化するため、表示パーツ数を削減して結果モデルの軽量化を図り、処理時間、表示性能、操作ハンドリングを向上することができる。
さらに、解析結果をCAD上で表示可能にすることにより、これまでCAE結果表示ビューワーで確認し、さらにCADアプリケーションに移って形状修正を行っていた煩雑な作業が、全てCAD上で行えるように改善され、作業効率を向上することができる。
また、形状修正操作をレコーダで記憶してDBに蓄積することにより、形状修正操作例をナレッジとして蓄積することができる。さらに、解析結果から形状の修正箇所を自動的に検出し、その検出箇所に対して、上記DBに蓄積されている修正操作例のうち適切なものを修正案として利用者に提示することができる。また、利用者に提示された修正案の適/不適を判断させて指示させて、適切な場合に修正を自動実行することにより、CADによる修正操作の自動化や専門知識の補助に大きな効果を奏する。
従って、解析結果の分析知識のない利用者であっても、CAD上で解析結果の問題となる部位を容易に確認できるため、その場ですぐに元形状の問題部位の修正が可能となり、作業効率を向上させることができる等の効果を奏する。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 解析結果データ処理装置
102 CPU
105 外部メモリ
106 入力装置
107 表示装置
202 解析ツール
203 解析用3Dデータ変換部
204 解析条件データ作成部
205 解析結果モデル作成部
206 3Dモデルデータ
207 結果3Dモデルデータ
208 解析データ
209 3Dモデルデータ(メッシュ)
210 解析条件データ
211 形状修正部分検出部
212 形状修正案提案部
213 形状修正作業記憶部
214 修正形状作成部
102 CPU
105 外部メモリ
106 入力装置
107 表示装置
202 解析ツール
203 解析用3Dデータ変換部
204 解析条件データ作成部
205 解析結果モデル作成部
206 3Dモデルデータ
207 結果3Dモデルデータ
208 解析データ
209 3Dモデルデータ(メッシュ)
210 解析条件データ
211 形状修正部分検出部
212 形状修正案提案部
213 形状修正作業記憶部
214 修正形状作成部
Claims (12)
- 3次元モデルを複数の3次元の要素に分割して所定の物理量についての解析を行う解析ツールの解析結果データを取得して処理する解析結果データ処理装置において、
前記解析ツールから取得した第1の3次元モデルの解析結果データに基づき、前記複数の要素から、対応する前記物理量の値が、設定された条件により特定される範囲に対応する要素を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された各要素を3次元モデル化して第2の3次元モデルを作成する作成手段と、
を有することを特徴とする解析結果データ処理装置。 - 前記作成手段は、前記抽出手段によって抽出された各要素から共有面を取り除き、前記第2の3次元モデルを作成することを特徴とする請求項1に記載の解析結果データ処理装置。
- 前記第2の3次元モデルを前記第1の3次元モデルに重ねて表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の解析結果データ処理装置。
- 前記表示手段は、前記第2の3次元モデルを前記第1の3次元モデルと区別可能な形態で表示することを特徴とする請求項3に記載の解析結果データ処理装置。
- 前記表示手段は、前記第2の3次元モデルを前記設定された条件から特定される範囲別に区別可能な形態で表示することを特徴とする請求項4に記載の解析結果データ処理装置。
- 記憶手段に登録されている修正情報に基づいて、前記第2の3次元モデルと重なる前記第1の3次元モデルの外表面の修正案を1又は複数作成して提示する修正案提示手段を有することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の解析結果データ処理装置。
- 前記修正案提示手段により提示される1又は複数の修正案からいずれかの修正案を選択する選択手段と、
前記選択手段に選択された修正案に基づいて前記第1の3次元モデルを修正する修正案反映手段と、
を有することを特徴とする請求項6に記載の解析結果データ処理装置。 - 前記第1の3次元モデルを利用者の修正操作に従って修正する修正手段と、
前記修正手段により前記第2の3次元モデルと重なる前記第1の3次元モデルの外表面が修正された際の修正情報を前記記憶手段に登録する登録手段と、
を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の解析結果データ処理装置。 - 前記修正情報は、前記第1の3次元モデルの形状を利用者が修正する際の操作手順を記録したものであることを特徴とする請求項6乃至8記載の解析結果データ処理装置。
- 3次元モデルを複数の3次元要素に分割して所定の物理量についての解析を行う解析ツールの解析結果データを取得して処理する解析結果データ処理方法において、
前記解析ツールから取得した第1の3次元モデルの解析結果データに基づき、前記複数の要素から、対応する前記物理量の値が、設定された条件により特定される範囲に対応する要素を抽出する抽出ステップと、
該抽出された各要素を3次元モデル化して第2の3次元モデルを作成する作成ステップと、
を有することを特徴とする解析結果データ処理方法。 - 請求項1乃至9のいずれか1項に記載された解析結果データ処理装置としてコンピュータを機能させるための、又は、請求項10に記載された解析結果データ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項1乃至9のいずれか1項に記載された解析結果データ処理装置としてコンピュータを機能させるための、又は、請求項10に記載された解析結果データ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記録媒体。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011090638A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Fujitsu Ltd | 部品選択プログラム、部品選択方法および部品選択装置 |
JP5506003B1 (ja) * | 2013-03-01 | 2014-05-28 | 東芝エレベータ株式会社 | Bimシステム及び方法 |
JP2017167169A (ja) * | 2017-07-04 | 2017-09-21 | カシオ計算機株式会社 | 電子時計、地方時設定方法、プログラム |
JP2018092530A (ja) * | 2016-12-07 | 2018-06-14 | 三菱重工業株式会社 | 設計対象物の新規詳細モデル作成方法および設計対象物製造方法 |
-
2006
- 2006-06-20 JP JP2006170631A patent/JP2008003722A/ja not_active Withdrawn
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