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JP2008000246A - 遊技機システム - Google Patents

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勉 丸井
Minoru Marui
稔 丸井
Hiroshi Yamakawa
博 山河
Zenjiro Kido
善次郎 木戸
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Abstract

【課題】 遊技機本体部分と上部表示部とを異なるキャビネットで形成して分離可能とすることにより、それぞれ別個に交換可能とし、ローコストで常に新鮮さをアピールすることができる上下分離型の回胴式遊技機を提供する。
【解決手段】 複数種類の絵柄が任意に配列され、回転により表示絵柄を変化させる回転体12が複数個並置して設けられ、その複数個の回転体12を一斉に回転させるスタートスイッチ15bおよびその複数個の回転体12のそれぞれの回転を停止させる停止ボタン15cとが遊技機本体部10の正面に設けられている。そして、ゲーム状態を表示するゲーム状態表示部22が、回転体12および停止ボタン15cなどが設けられる遊技機本体部10と分離して異なる上部キャビネット21に形成され、遊技機本体部10とは別個に取替え可能とされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ゲーム状態を表示する表示部を有する遊技機に関する。さらに詳しくは、遊技機を改装する場合などに、安価で簡単に改装することができるような構造にした遊技機に関する。
従来のパチスロ機は、たとえば外観斜視図が図3に示されるように、キャビネット60内に電源、絵柄を回転させるリールなどの回転体、モータ、駆動回路が形成されたメイン基板、メダルを払い出すホッパなどが内蔵されてその正面側にドア部61が設けられている。そして、そのドア部61の正面側には、回転して変化する絵柄を表示する絵柄表示部51がその中心部に設けられ、その下にスタートレバー54やストップボタン55などの操作部が設けられ、その下にタイトルパネル56、メダル受皿57が設けられ、上部にはゲームが今どういう状態で行われているかなどの進行状態やゲーム方法、得点表などの種々の上部表示部58が設けられている(たとえば特許文献1参照)。
このようなパチスロ機で、表示窓51にそれぞれ縦方向に3個づつ現れる絵柄のうち、メダルを1枚投入したときはセンターの1ラインL1の横に3個並ぶ1列での組合せがその対象となり、メダル2枚を投入したときはさらにその上下の2ラインL2の2列を加えた3列がその対象となり、さらにメダル3枚を投入したときは、斜めのラインL3の2列を加えた5列がその対象となる。そのため、メダルを2枚または3枚投入したときは、その組合せの入賞の可能性は高くなる。そして、絵柄の種類およびその組合せに応じて、役物連続動作増加装置(いわゆるビッグボーナスまたは大当り)、役物連続作動装置(いわゆるシングルボーナスもしくはレギュラーボーナスまたは小当り)、メダル払出しが15枚、8枚、2枚などの種々の入賞ランクが定められている。
入賞の場合には、そのゲームだけで終了してつぎのゲームを行うことになるが、シングルボーナス(レギュラーボーナス)の場合は、たとえば15枚のメダル払出しゲームを一定のゲーム回数内で8回当たりになる(8回当りが出るまでボーナス期間が続くが、8回当りが出なくても12回のゲームでボーナス期間は終了する)ように入賞の可能性を高めるように設定されており、また、ビッグボーナスは、そのシングルボーナスを3回繰り返すように設定されている。そのため、遊技者はシングルボーナスやビッグボーナスの場合には、より一層絵柄を揃えるようにゲームに集中する必要があり、前述の上部表示部で現在シングルボーナス中であるとか、ビッグボーナス中である旨表示している。また、このようなボーナス期間に限らず、たとえばその日、または前日、前々日にビッグボーナスやシングルボーナスが何回出たとか、ゲームで投入されたメダルの数INと配当で払い出したメダルの数OUTなどを表示することにより遊技者の便宜が図られている。このゲーム状態などの表示は、たとえばランプの点滅や、液晶表示による図形の変化もしくは数字表示や、音声による喚起など種々の表示またはこれらの組合せで行われている。なお、この表示は、駆動回路が形成されるメイン基板などに設けられるCPUから、たとえばメダルのIN(ゲームの開始)、OUT(メダルの払出し)、ビッグボーナスの入賞、シングルボーナスの入賞などの信号が、ゲーム状態などの表示部を司るCPUに伝達されて表示する仕組みになっている。
特開平11−114132号公報(図4参照)
前述のように、従来のパチスロ機では、ゲーム本体の絵柄表示部と、タイトルパネル部や受皿と、上部表示部とは一体で、1つのキャビネットにより形成されている。しかしながら、この種の遊技機は、法令では3年以内に交換することが義務付けられているが、実際には短いものでは数ヶ月、長くても半年から1年程度で新装しないと、すぐ飽きられてゲームの新鮮さがなくなってくる。そのため、機械全体をその都度変更しなければならず、遊技場にとっては非常にコストアップの原因になっており、また、遊技機メーカーにとっても、その都度大きな遊技機を運搬しなければならないという問題がある。
一方、遊技機全体を取り替えなくても、たとえばゲーム進行状態の表示部を変えるだけでも非常に新鮮さを醸し出すことができ、新装開店の雰囲気にすることができる。また、逆にゲーム機本体の絵柄表示部の絵柄や組合せを変えても、ゲームの本質、たとえば前述のビッグボーナス、シングルボーナス、何種類かの入賞のパターンはどのような機種でもほぼ共通しているため、上部表示部は変更前と同様の表示部を用いることができる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、遊技機本体部分と上部表示部とを異なるキャビネットで形成して分離可能とすることにより、それぞれ別個に交換可能とし、ローコストで常に新鮮さをアピールすることができる上下分離型の遊技機を提供することを目的とする。
本発明による上下分離型の遊技機は、複数種類の絵柄が任意に配列され、回転により表示絵柄を変化させる回転体と、前記回転体が複数個並置して設けられ、該複数個の回転体を回転させるスイッチと、前記複数個の回転体のそれぞれの回転を停止させる停止ボタンと、プレー中のゲーム状態を表示する表示部とを有し、前記複数個の回転体を順次停止させて所定の停止ライン上に停止するそれぞれの絵柄の組合せに応じて配当をする回胴式遊技機であって、前記ゲーム状態を表示するゲーム状態表示部が、前記回転体および停止ボタンが設けられる遊技機本体部と分離して異なるキャビネットに形成され、前記遊技機本体部とは別個に取替え可能とされている。
ここにゲーム状態とは、たとえば行うゲームが通常状態のゲームであるか、大当り状態(ビッグボーナスまたはシングルボーナスの状態)でのゲームであるか、その他のサービス状態にあるゲームか、などの区別を意味する。このような遊技機としては、たとえば回胴を有する遊技機(スロットマシン、パチスロ、パチロット(メダルの代りにパチンコ球などを使用したパチスロと同様の遊技機))などの遊技機のほか、周囲に絵柄が設けられた回転板の回転や液晶表示装置などによる絵柄を変化させて組み合せる遊技機などがある。
前記ゲーム状態表示部が設けられるキャビネットに、該ゲーム状態表示部で表示する遊技機本体部の遊技の履歴を表示する遊技履歴表示部が設けられていても、遊技履歴表示部は、IN、OUT、BB(ビッグボーナス)、SB(シングルボーナス)などの数を表示するものであるため、遊技機本体を新装してもこれらの表示は同様に行うことができ、変更する必要はないため、遊技機本体部と分離することができる。
さらに、前記ゲーム状態表示部が設けられるキャビネットに、紙幣投入口、ID検知部、呼出しランプおよび遊技機番号の少なくとも1つがさらに設けられていても良い。
ここにID検知部とは、たとえばIDカードなどで、どの遊技者がどの遊技台で、どれだけ遊技をしたか(IN、OUT、BBおよびSBの数など)を特定するシステムにした場合に、カード状、コイン状、アクセサリなどにして、住所や氏名などの個人を特定できるデータを内蔵したID記録品を認識する部分を意味する。
本発明の上下分離型の遊技機によれば、ゲーム状態を表示するゲーム状態表示部が、遊技機本体部が設けられるキャビネットと別個の上部キャビネットに形成されているため、マンネリ化した遊技機を新装するに当り、いずれか片方を取り替えることにより、遊技機のイメージを一新することができ、新型機に取り替えたのと同様の効果を生じさせる。その結果、遊技機の取替えが非常に安価にできると共に、取替え作業もいずれか一方を行えばよいため、非常に取替え作業を簡単に行うことができる。また、遊技履歴表示部は、ゲーム状態表示部で用いるデータと同様に、IN、OUT、BBやSBの発生状況を表示するもので、同様に異なる機種でも共通する内容であるため、遊技機本体部が新型の機種に変ってもゲーム状態表示部と同様に遊技機本体部から出される信号により表示することができ、同様に上部キャビネットに設けることができる。
さらに、たとえばメダルなどの遊技具購入のための紙幣や硬化の投入口や、非接触ICカードなどのID検知部など、ゲーム状態と直接には関係のない事項を行うものも同様に上部キャビネットに設けることにより、取替えの手間を省くことができる。なお、ID検知部は、遊技者と遊技履歴とを特定付けてID記録物をかざすことによりゲームの開始をできるようにする場合には、そのようなID記録物を検知するものである。
一方、たとえば遊技機本体部の絵柄と密接な関係を有する情報、たとえばストップボタンの押しタイミングをナビゲートするような表示を液晶表示により行う場合や、前述のBBやSBのゲーム状態を表示する場合でも、ゲームで行っている絵柄を用いて液晶表示により表示する場合のように、遊技機本体部と関連する事項を表示する場合には、遊技機本体部に設けられることが好ましいが、このような場合でも、たとえばゲーム状態表示部などの上部表示部そのものはそのまま用いながら、上部キャビネット内に設けられるROMなどの記憶部のみを取り替えることにより、そのまま使用することができる。
つぎに、図面を参照しながら本発明の上下分離型の遊技機について説明をする。本発明による上下分離型の遊技機は、図1に一実施形態であるパチスロ機の正面説明図および側断面説明図がそれぞれ示されているように、複数種類の絵柄が任意に配列され、回転により表示絵柄を変化させる回転体(たとえばリール)12が複数個並置して設けられ、その複数個の回転体12を一斉に回転させるスタートボタン15bおよびその複数個の回転体12のそれぞれの回転を停止させる停止ボタン15cとが遊技機本体部10の正面に設けられている。そして、ゲーム状態を表示するゲーム状態表示部22が、回転体12および停止ボタン15cなどが設けられる遊技機本体部10と分離して異なるキャビネット(上部キャビネット21)に形成され、遊技機本体部10とは別個に取替え可能とされている。
図1に示される例では、ゲーム状態表示部22が、他の履歴表示部23などと共に上部表示部20に形成され、ゲーム状態表示部22は、たとえば液晶表示画面によりゲーム状態を表示する液晶表示器22a、音響表示のためのスピーカー22b、22c、ランプの点滅などにより表示するランプ部22d、22eなどにより形成されているが、いずれか1個でも構わない。なお、履歴表示部23は、その遊技機本体部10のIN、OUT、BB、SBなどの履歴を表示し得るように液晶表示器により形成されており、遊技者の便宜が図られている。
すなわち、ゲーム状態表示部22は上部キャビネット21の正面に設けられており、図1に示される例では、現在行っているゲームがビッグボーナスBBの状態であるとか、シングルボーナスSBの状態であるとか、通常のゲームであるかの区別を、上部キャビネット21の正面の中心部に液晶表示器22aにより、アニメーション表示や演出表示をすると共に、さらにその表示効果を高めるために、音響の区別で表示するスピーカー22b、22cが設けられ、さらに表示効果を高めるためにランプの点滅による区別で表示するランプ部22d、22eが設けられている。これらの表示は、遊技機本体部10内に設けられている図示しないCPUもしくはデータ出力部、またはCPUに送られるIN信号またはOUT信号などから直接分岐して送られるデータが用いられ、すなわち遊技機本体10におけるIN、OUT、BB、SBなどのデータが、図示されていない上部キャビネット21の内部に設けられるCPUなどに保存されると共に、前述のゲーム状態表示部22などで必要な表示が行われる。なお、スピーカー22b、22cやランプ部22d、22eは、ゲーム状態の表示に限定されず、遊技機本体部のゲームを盛り上げるための効果音やランプ表示を行うことができる。
これらのゲーム状態を表示する基礎となるIN、OUT、BB、SBなどのデータは、遊技機本体部10の機種が変っても共通に扱うことができる。すなわち、パチスロ機では、たとえばAタイプ、Bタイプ、Cタイプの3種類が一般的に用いられているが、それぞれのタイプはつぎのような信号を出すことになっている。
まず、Aタイプは、(1)IN信号の後OUT信号がない(ある一定時間後にIN信号がある)場合、通常ゲームモードで絵柄はずれであるという判断、(2)IN信号の後、OUT信号2〜15がある場合(メダルが2〜15枚払い出された場合)で、BB信号、SB信号のない場合、通常の入賞があるという判断、(3)SB信号がある場合、シングルボーナスが当りという判断、(4)SB信号後、IN、OUT信号ありで、ボーナス1回当りとし、ボーナス当り回数が8回でボーナスモードの終り、またはIN信号12回でボーナスモードの終りという判断、(5)BB信号でビッグボーナスが当りと判断し、その後SB信号で(4)と同様の判断をし、SB信号3回後のボーナス当り回数が8回またはIN信号12回でビッグボーナスのゲームが終了という判断をする。そのため、IN、OUT、BB、SBの信号があれば、これらのゲーム状態を表示することができる。
また、Bタイプは、AタイプのBB信号がない(ビッグボーナスがない)タイプであるが、遊技機本体部10からBB信号が出ないだけであるため、ゲーム状態表示部20では、Aタイプと同様に表示することができる。さらに、Cタイプは、AタイプのBBおよびSBがなく、ボーナスゲームが当りの場合には、1回のみボーナスゲームを行うことができるので、このボーナス信号をAタイプの信号に加えて上部キャビネット21内のROMに送るようにしておくことにより、いずれのタイプの機種でも同じゲーム状態表示部20で表示することができる。
この上部キャビネット21は、図1(b)に側断面説明図が示されるように、遊技機本体部10用のメインキャビネット11とは完全に独立して設けられ、その正面にゲーム状態表示部22や後述する遊技履歴表示部23などからなる上部表示部20が設けられている。上部キャビネット21の内部に、図示されていないが、前述のサブCPUなどを有する回路基板が取り付けられる構造になっている。サブCPUは、遊技機本体部10の内部に設けられるCPUもしくはデータ出力部からのデータを受けて、ゲーム状態表示部の表示態様を司るもので、本体部のCPUへのデータなどの送出は一切行われない。この上部キャビネット21は、遊技機本体部10が設けられるメインキャビネット11上に載置する構造になっているが、必要に応じて、遊技機本体部10のメインキャビネット11とネジなどにより固定する構造にすることもできる。
上部表キャビネット21の正面部に形成される上部表示部20は、前述のように、ゲーム状態表示部22に限らず、遊技履歴表示部23など、遊技機本体部10の機種により変化するもの以外のものを設けることもできる。遊技履歴表示部23は、たとえばその遊技台でのIN、OUT、BB、SBなどのデータが数日間に亘って表示し得るようになっている。これらのデータも、前述のゲーム状態表示部22と同じデータを使用することができ、前述のように、遊技機本体部10の機種に拘らず常に同様に取り扱うことができる。
さらに、上部表示部20は、遊技機本体部10とは別体になっているため、遊技機本体部10には設けることができないとされている現金投入口やクレジットカード(後述する個人識別用のICカードなどにプリペイドさせたものも含む)などによる金額を表示させることもできる。このような例が図2(a)に示されている。すなわち、図2(a)に示されるように、紙幣を投入する投入口24や、図示されていないが、プリペイドカードの投入口(非接触ICカードなどを含む)などが設けられ、投入された金額に応じたメダルの数の表示やICカードの使用状況によるボーナスポイントなどのポイント表示25、投入金額の精算ボタンなどを設けることができる。さらに、たとえば遊技者個人個人の遊技履歴(本願出願人が特願2005−308066号で開示している予め登録した遊技者を非接触ICカードなどで特定して、遊技者ごとに各遊技台でのIN、OUTなどの管理)を把握するのに適した、ID情報を登録した非接触ICカードを検知するID検知部26などを設けることもできる。
しかし、たとえば絵柄配列によるメダル払出しの数を一覧表にした入賞リストなどは、遊技機本体部10に設けることが好ましい。絵柄の種類やその入賞の設定は、機種によって異なるからである。しかし、液晶表示器で表示し、絵柄の違いのみに起因するものは、たとえばサブCPU(上部キャビネット内に設けられるCPU)を取り替えれば、上部キャビネット21部を取り替えなくてもその表示を変えることができる。
また、図2(b)に示されるように、上部表示部20には、店員呼出し用の呼出しスイッチ(ランプを含む)27および台番号586などを設けることもできる。従来これらの呼出しランプなどは、遊技機の上部に別途設けられているが、本発明のように遊技機本体部10と別個に上部表示部20を形成することにより、上部表示部20にこれらの呼出しランプなどを設けることもできる。なお、図2(b)に示される例では、ゲーム状態表示部22が、5個のランプ22f〜22jで、たとえばBBの場合は全てのランプ22f〜22jを点滅させ、SBの場合は、ランプ22hと22jを点滅させ、その他の小物の入賞の場合は、その種類に応じてどれかのランプを点灯させるなどにより表示することができる。なお、22b、22cは、スピーカーの音出口である。
遊技機としては、パチスロ機(回胴式遊技機)、スロットマシン、およびメダルの代りにパチンコ玉を使用したパチスロ機と同様の遊技機であるパチロット機などの回胴を有する遊技機、回転体を回転させてパチスロ機などと同様の絵柄の組合せをする遊技機、液晶などにより複数個の絵柄を変化させてその組合せをする遊技機などの各種の遊技機に適用することができる。遊技機本体部10には、図1には示されていないが、たとえばCPUなどからなるデータ記憶部と、集中端子板などからなるデータ出力部が設けられており、そのデータ出力部から有線で上部キャビネット21内のROMに必要なデータが送られると共に、図示しないホールコンピュータにもデータが送られるようになっている。本発明では、上部キャビネット21のROMからこれらのデータをホールコンピュータに送るようにすることもできる。
パチスロ機の場合、図1(a)に正面図が示されるように、その正面に絵柄表示部14と、メダル投入口15a、スタートボタン15b、複数個あるリールごとのストップボタン15cからなる操作部ユニット15と、下部装飾部16と、上部表示部20と、メダル受器17とが設けられている。このメダル投入口15aの内部には、メダルが正規のメダルか不正のメダルかを判別し、正規のメダルであれば受け入れ、不正のメダルであれば返却する切替装置が設けられており、また、メダルを受け入れ可能または不可の状態に切り替えることもできるようになっている。たとえば、メダル3枚で遊技する場合には3枚までの受け入れはできるが、3枚を超えるメダルの受け入れは不可となるようになっている。また、メダルを1枚または2枚で遊技する場合には、スタートボタンの操作でゲームを開始するとそのゲームが終了するまでメダルの投入を受け入れないようにする装置が設けられている。
選択した枚数のメダルを投入し、スタートボタン15bを押すことにより、たとえば3個のリール(回転体)12が回転し、リール12に設けられる絵柄が順次変り、ストップボタン15cを順次押すことによりそれぞれのリールが停止して、止まった絵柄の組合せにより入賞かはずれかが定まるようになっている。すなわち、前述のCPUにより、投入されるメダルの数による所定の停止ラインの検出(たとえばメダル1枚の場合にはL1のライン、2枚の場合はさらにL2の2本を加えたライン、3枚の場合はさらにL3の2本を加えたライン)、遊技台内のリール(回転体)の回転、停止の制御、停止したリールの所定の停止ライン上における停止絵柄の検出、停止した絵柄の組合せが入賞しているか否か、入賞している場合には、その入賞に応じた配当の払出しなどの遊技機の動作を司る一切の手順が行われると共に、その遊技台のメダルの投入枚数(INの数)、入賞により払い出されたメダルの総量(OUTの数)、大当り(BB)の数、小当り(SB)の数、大当り、小当り以外の入賞の数などの諸データが一時的に記憶され、それらのデータは前述のデータ出力部から、または直接上部キャビネット21内のCPUに送られるようになっている。これらの機能は、従来のパチスロ機と同じである。
メインキャビネット11には、リール(回転体)12の組や、払出機13が収納され、その正面側にパネル枠が設けられることにより、前述の絵柄表示部14、操作ユニット部15、下部装飾部(タイトルパネル)16などからなる遊技機本体部10が形成されており、その上に上部キャビネット21がネジなどで取り付けられるようになっている。そして、この上部キャビネット21の正面側には上部パネル枠が設けられ、内部の表示部が見えるように形成され、上部表示部20となっている。
以上の例では、パチスロ機について説明をしたが、他の回胴を有する遊技機などゲーム状態を表示する表示部を有する遊技機に適用することができる。
以上のように、本発明によれば、上部表示部20が、絵柄表示部14などの遊技機本体部10が設けられるメインキャビネット11とは別の上部キャビネット21の正面側に形成されているため、取り替える場合に、それぞれ別々に取替えが可能である。そのため、たとえば遊技機本体部に飽きが来て遊技者による利用が減ってきたら、遊技機本体部10が設けられているメインキャビネット11を取り替えればよく、上部キャビネット21は取り替えないでそのまま使用を継続することができる。逆に、遊技機本体部10そのものには人気があるものの、変り映えがしなくなった場合には、上部キャビネット21のみを取り替えて、その目先を変え、新鮮さをアピールすることができる。この変更は、上部表示部20の配置などデザインを変えることによっても行えるし、液晶表示器22aの表示そのものを変更することによっても行うことができる。この上部表示部20を含む上部キャビネット21のコストは、遊技機本体部10の価格と比べて10%程度のコストで形成できるため、上部キャビネットだけを変更すれば、非常に安価に目先の感覚を変更することができる。
遊技機本体部は、法令上3年以内に変更することが義務付けられているが、実際問題としては、3ヶ月から1年程度で飽きが来るため、新台に入れ替えることが必要となっている。しかし、このような場合でも、遊技機本体部だけを取り替えればよいため、取替え費用を安価にすることができ、遊技機本体部には人気がある場合でも、上部表示部のデザインのみを非常に安価に変えて新鮮さを維持することができる。
本発明の上下分離型回胴式遊技機システムの一実施形態であるパチスロ機正面および側断面の説明図である。 上部表示部の他の例を示す図である。 従来のパチスロ機の一例を示す斜視説明図である。
符号の説明
10 遊技機本体部
11 メインキャビネット
14 絵柄表示部
15 操作ユニット
20 上部表示部
21 上部キャビネット
22 ゲーム状態表示部
23 遊技履歴表示部

Claims (3)

  1. 複数種類の絵柄が任意に配列され、回転により表示絵柄を変化させる回転体と、前記回転体が複数個並置して設けられ、該複数個の回転体を回転させるスイッチと、前記複数個の回転体のそれぞれの回転を停止させる停止ボタンと、プレー中のゲーム状態を表示する表示部とを有し、前記複数個の回転体を順次停止させて所定の停止ライン上に停止するそれぞれの絵柄の組合せに応じて配当をする遊技機であって、前記ゲーム状態を表示するゲーム状態表示部が、前記回転体および停止ボタンが設けられる遊技機本体部と分離して異なるキャビネットに形成され、前記遊技機本体部とは別個に取替え可能とされた上下分離型の遊技機。
  2. 前記ゲーム状態表示部が設けられるキャビネットに、該ゲーム状態表示部で表示する遊技機本体部の遊技の履歴を表示する遊技履歴表示部が設けられてなる請求項1記載の遊技機。
  3. 前記ゲーム状態表示部が設けられるキャビネットに、紙幣投入口、ID検知部、呼出しランプおよび遊技機番号の少なくとも1つがさらに設けられてなる請求項1または2記載の遊技機。
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