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JP2007523336A - センサーホルダおよびその製造方法 - Google Patents

センサーホルダおよびその製造方法 Download PDF

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JP2007523336A
JP2007523336A JP2006553568A JP2006553568A JP2007523336A JP 2007523336 A JP2007523336 A JP 2007523336A JP 2006553568 A JP2006553568 A JP 2006553568A JP 2006553568 A JP2006553568 A JP 2006553568A JP 2007523336 A JP2007523336 A JP 2007523336A
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プレットル,ロルフ
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Abstract

【課題】品質、コストおよび/または信頼性に関して極めて改良された、改良型センサーホルダとその改良型製造方法とを明確にする。
【解決手段】本発明は、センサー構成部材56、特にホールセンサー56を装着するためのセンサーホルダー40であって、第1軸方向端部Aにセンサー構成部材56が装着され、そして、第2軸方向端部Bにて中継ケーブル42をつなぐことができ、中継ケーブル42の導体74をセンサー構成部材56の端子64に接続することができるように構成され、細長い保持部材43を備えた、センサーホルダ40に関する。この場合、保持部材43は、センサー構成部材56が装着されたプラスチックキャリヤ44と、プラスチックキャリヤ44を包囲する金属製外側キャリヤ46、特に金属スリーブ46とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサー構成部材、特にホールセンサーを、細長い保持部材で装着するセンサーホルダに関し、ここで、保持部材の第1軸方向端部にセンサー構成部材を装着すると共に、保持部材の第2軸方向端部に中継ケーブルを引き出すことができ、中継ケーブルの導体はセンサー構成部材の端子に接続可能である。
本発明はさらに、センサー構造体、またはセンサー構成部材用のセンサーカートリッジの製造方法に関する。
一般的なタイプのセンサーホルダすなわちセンサーカートリッジはこれまで、焼結部品タイプの、MIM構成部材(金属射出成型品)として知られている物で製造されてきた。ホールセンサー(そして、適切な場合は、測定回路)はこの中に密封されていた。ホールセンサーとともにセンサーカートリッジは、例えば、センサー構造体の一部である永久磁石に関して移動可能である。
しかしながら、MIM技術に基づく構成部材は公差基準に十分対応するものではない。さらに、特にこの場合のように構成部材の寸法が比較的小さい場合には、密封処理は極めて信頼性が低く、問題となっている。
上記背景に対して、本発明が基づく技術問題は、特に品質、コストおよび/または信頼性に関して極めて改良された、改良型センサーホルダとその改良型製造方法とを明確にすることである。
冒頭に記載のセンサーホルダに於いて、この目的は、本発明の第1の態様に於いて、保持部材は、センサー構成部材が装着されたプラスチックキャリヤと、プラスチックキャリヤーを包囲する金属製外側キャリヤとを有しているという点に於いて達成される。
金属製外側キャリヤは、特に、金属スリーブにより形成してもよい。さらに、プラスチックキャリヤを包囲する外側キャリヤは、金属以外の材質、例えばプラスチックで形成することも可能である。
原則として、外側キャリヤは非磁性、つまり磁性がない材料で、特に非磁性つまり磁性がない金属で、特に高級鋼(ハイグレードスチール)で形成する。
「導体付き中継ケーブル」という用語は、本発明では広義に理解されるべきである。例えば、個々の導線は、センサーホルダまで導かれることも可能であり、そして、本出願の用語使用に於いては、中継ケーブルを形成することも可能である。中継ケーブルの導体と、センサー構成部材の端子との間の接続は直接的に行ってもよいし、または、さらなる接続部材を介して、例えば、測定回路基板もしくは電気プラグ接続部材などを介して、行ってもよい。
本発明の第1の態様に於いて、ホールセンサーは、コスト効率よく、且つ高い信頼性で製造することができる金属製外側キャリヤとプラスチックキャリヤとで構成された複合部材内に受容されているので、特に有利である。特に、もはやホールセンサーを密封する必要性がなくなる。外側キャリヤは、公差基準に十分対応できるように、例えば金属シートまたは金属片で製造してもよい。
本発明の第2の態様に於いて、冒頭で述べたセンサーホルダは、センサー構成部材がプラスチックキャリヤに軸方向において浮遊状態にて装着されるという点に於いて、改良されている。
これにより、センサー構成部材をプラスチックキャリヤに関して片寄らせることが可能である。特に、センサー構成部材を金属製外側キャリヤに対して定められた位置に配置することができ、これにより、寸法公差または組付公差を補償することができる。
この結果、公差基準にもよい影響がある。
本発明の第3の態様に於いて、冒頭に記載のセンサーホルダは、プラスチックキャリヤは第1端部に於いてセンサー構成部材のセンサー面を軸方向に突出させる孔を有するという点で、改良されている。
これにより、センサー面が例えば金属製外側キャリヤの金属基準面上に直接くるように、プラスチックキャリヤに装着されたセンサー構成部材を配置することが可能となる。
この結果としても、特に電気的特性に関して高い公差基準を満たすセンサーカートリッジを実施することができる。
本発明の第4の態様に於いて、冒頭に記載のセンサーホルダは、センサー構成部材の少なくとも1つの端子ピンがプラスチックで構成されたピンホルダとともに射出成型されているという点で、改良されている。
センサー構成部材の複数の、特に全ての端子ピンは、ピンホルダとともに射出成型されていることが好ましい。
この場合、ピンホルダは複数の機能を持つことができる。例えば、これにより、張力緩和を提供することができる。さらにまた、中継ケーブルの導体との接触をより簡単にすることができる。
本発明の第5の態様に於いて、フラット柔軟性接続部材が、センサー構成部材と測定回路との間の電気的接続のために設けられている。
これにより、センサー構成部材をプラスチックキャリヤに軸方向に於いて浮遊状態で装着することが比較的簡単になる。このような柔軟性接続部材もプラスチックキャリヤと容易に一体形成することができる。
フラット柔軟性接続部材は、例えば柔軟性フィルムあるいはスターフレックス接続部として設計してもよい。さらに、本実施形態に於いて、センサー構成部材は、フラット接続部材に対して直接接触されるSMD構成部材として設計されるのが好ましい。
最後に、上記目的は、a)センサー構成部材を用意する工程と、b)センサー構成部材の端子を中継ケーブルの導体へ接続する工程と、c)センサー構成部材をプラスチック構成部材内部へ挿入する工程と、d)プラスチックキャリヤを金属スリーブで包囲する工程とを含むセンサー構造体用センサーカートリッジを製造する方法により達成される。
本発明に係るこの方法により、センサーホルダ、すなわちセンサーカートリッジは、高い公差基準と、その結果均一な高品質とを備えた状態で、コスト効率よく製造することができる。
本発明の第1の態様に於いて、金属スリーブは第1端部にて閉じていることが特に好ましい。
これにより、プラスチックキャリヤまたはセンサー構成部材と金属スリーブとの間の所定の軸方向相対位置を得ることができる。
さらに、この場合、プラスチックキャリヤを金属スリーブへ固定するために、金属スリーブにフランジを設けると有利である。
これにより、金属スリーブは、簡単な製造方法によりプラスチックキャリヤに固定されることができる。
この場合、フランジが、第1端部の方向に軸方向に、プラスチックキャリヤを押圧するようにすれば特に好ましい。
これにより達成されることは、第1端部に装着されたセンサー構成部材は、金属スリーブの、好ましくは閉じた端部の方向に押圧されることができて、これにより、所定の相対位置に達することができるということである。もちろん、この場合、フランジは第2端部に形成されるのが好ましい。
さらなる好ましい実施形態に於いて、中継ケーブルは、金属スリーブの第2端部を介して導かれている。
さらに、中継ケーブルは、第2端部領域に於いて、密封リングにより包囲されるようにすると有利である。
これにより、センサー構成部材は、金属スリーブ内部に於いて気密的に閉鎖することができる。
さらに、好ましい実施形態に於いて、中継ケーブルは、金属製外側キャリアの第2端部にて射出成型されている。
例えばマクロ溶融包囲部材の形態の、この種の射出成型包囲部材は、一方で、第2端部領域に於いて必要な密封状態をもたらし、他方で、この種の射出成型包囲部材は中継ケーブルに対して良好な張力緩和を提供することができる。
もちろん、射出成型包囲部材の場合、原則として、分離した密封リングは設けなくてもよい。
原則としてプラスチック材の射出成型包囲部材は、この場合、金属製外側キャリヤとプラスチックキャリヤとに直接係合することができるとともに、中継ケーブルを包囲することができる。
本発明の第1の態様のさらに好ましい実施形態に於いて、プラスチックキャリヤは、略軸方向に延びる分離面により相互に分離された下方部分とカバーとを有している。
これにより、特に、センサー構成部材を下方部分とカバーとの間で受けるという点において、センサー構成部材をプラスチックキャリヤに装着することを、構造状有利な方法で可能にすることができる。
さらに、張力緩和用の第1放射状部材(ウェブ)をプラスチックキャリヤに形成すると有利である。
これにより、センサー構成部材および/または中継ケーブルを張力緩和の下で接続することが可能になる。
本発明の第1の態様のさらに別の実施形態に於いて、センサー構成部材は、プラスチックキャリヤに対して動かないように装着されている。
しかしながら、本発明の第2の態様の場合のように、センサー構成部材は、プラスチックキャリヤに軸方向に於いて浮遊状態に装着されることが特に好ましい。
この場合、第1端部へ向けて軸方向に於いて、センサー構成部材に圧縮応力をかけるために弾性手段を設けると特に有利である。
この方策により、センサー構成部材は所定位置へ圧縮応力をかけられることが可能になる。
この場合、さらに、弾性手段をシリコーンクッション部材により形成すると有利である。
しかしながら、弾性手段は、例えばプラスチックばね等の他の手段により提供することも可能である。
しかしながら、弾性手段は非磁性材料で製造することが好ましい。
さらに、弾性手段は、放射状部材、特にプラスチックキャリヤの放射状部材に軸方向に於いて支持されるようにすれば有利である。
さらに好ましい実施形態に於いて、プラスチックキャリヤは、センサー構成部材のセンサー面を軸方向に突出させる孔を第1端部に有している。
これにより、センサー面を、例えば金属製外側キャリヤの底部領域に対して、直接支持接触させることが可能となり、これにより、全体的な磁性特性、特に磁性特性の公差基準を改良することができる。
この場合、金属製外側キャリヤに対するプラスチックキャリヤの対応する圧縮応力により、金属製外側キャリヤの底部領域に対して、センサー面を押圧することが一般的に可能となる。
しかしながら、センサー面を金属製外側キャリヤの底部領域に対して接着接合することが特に好ましい。これにより、振動に対して高い安全性が得られる。さらに、温度による変化を避けることができる。
さらに好ましい実施形態に於いて、センサー構成部材の端子ピンは、軸方向部分と放射状部分とを有しており、ここで、端子ピンは、センサー構成部材から見て放射状部分の背後で保持部材に固定されている。
軸方向部分と放射状部分との組合わせにより、構造的に簡単な方法で、センサー構成部材を軸方向に浮遊可能または移動可能に装着することができ、軸方向移動は、放射状部分の偏位の結果として吸収される。
本発明の第4態様のセンサーホルダに於いて、ピンホルダは、少なくとも1つの端子ピンが露出する少なくとも1つの凹部を有するようにすると、特に有利である。
これにより、ピンホルダにより、固定された端子ピンを電気的に接触させることが可能となる。
この場合、端子ピンに接触する電気構成部材は、凹部に挿入されるようにすることが特に好ましい。
この場合、ピンホルダは、測定回路の一部として設けられている電気構成部材に対するキャリヤもしくは容器として、またはセンサー構成部材の電気接続部に対するキャリヤもしくは容器として同時に機能する。
もちろん、この場合、ピンホルダは、2つの分離した端子ピンを露出させ、これにより両方の端子ピンに接触する部材を挿入することができる少なくとも1つの凹部を有していることが好ましい。
さらに、本発明の第4の態様のセンサーホルダに於いて、端子ピンの端部は、ピンホルダから突出するとともに、中継ケーブルの導体に電気的に接続されることができるようにすると有利である。
これにより、電気接触に理想的な予め選択された距離だけ、端子ピンの端部をピンホルダから突出させることが可能となる。
さらに、この場合、ピンホルダは、引張リリーフを提供するために、保持部材の、特にプラスチックキャリヤの放射状部材が係合する凹部を有するようにすれば有利である。
さらにまた、保持部材は、端子ピンの端部が導かれる孔を備えたさらなる放射状部材を有し、上記端部はピンホルダから突出するようにすれば有利である。
これにより、一方で、具体的に言うとピンホルダおよび孔から突出する端部での、端子ピンの好ましい接触が可能となる。さらに、ピンホルダは更なる放射状部材にて支持されることができるという点で、構造的に有利な状態にて、張力緩和が提供される。
さらに好ましい実施形態に於いて、中継ケーブルはプラグコネクタに接続され、そして、プラスチックキャリヤは、プラグコネクタを導入するためのプラグコネクタ容器を有している。
これにより、中継ケーブルの導体の、測定回路またはセンサー構成部材への間接接続方法を容易にすることができる。これにより、プラグコネクターは、プラグコネクター容器に於いて射出成型することができる。
この場合、プラスチックキャリヤが、第2端部にて金属製外側キャリヤから延びる延設部を有すれば特に有利である。
その結果、実際のセンサーカートリッジ、つまり、金属製外側キャリヤにより包囲されるセンサーホルダ部分を、寸法的にコンパクトに維持することができる。対照的に、延設部は、比較的大きなプラグコネクターを受けることができるような形状に形成することができる。
もちろん、この場合、張力緩和を提供するために、なるべくはラッチ式にて、プラグコネクターがプラグコネクター容器内に受けることができるとともに、必要な密封状態を提供するために、プラグコネクターはプラグコネクター容器に於いて射出成型されることが好ましい。さらに、この場合、ラッチ式接触を固定することができ、これにより、張力緩和を永久的に提供することができる。
上述の実施形態に於いて、センサー構成部材は、中継ケーブルの導体が直接接触することができる端子ピンを備えているが、好ましい別の実施形態に於いて、センサー構成部材はSMD構成部材として設計されている。
この場合、SMD構成部材は、プラスチックキャリヤへの挿入前に、回路基板キャリヤに予め装着することができるので、製造が全体的に簡略化される。
この実施形態は、SMD構成部材を直接フラット柔軟性接続部材に接触させるためにフラット柔軟性接続部材を使用してもよいので、特に本発明の第5態様と組み合わせると特に有利である。
さらに、プラスチックキャリヤは、測定回路の少なくとも一部を実装する回路基板を装着すれば有利である。
この実施形態は、フラット柔軟性接続部材を回路基板に接続して使用するようにすれば特に有利である。
多くの場合、柔軟性接続部材は回路基板として直接設計されてもよく、その場合、測定回路の少なくとも一部分はフラット柔軟性接続部材に直接形成されることになる。
本発明の方法に於いて、工程b)の前に、センサー構成部材の端子ピンが、プラスチックからなるピンホルダとともに射出成型されるようにすれば有利である。
この工程により、ピンホルダの種々の機能を実施することが可能になる。
この場合、ピンホルダは、少なくとも1つの端子ピンが露出する少なくとも1つの凹部を有し、電気構成部材、特にSMD構成部材が、凹部内へ挿入されているとともに端子ピンへ電気的に接続されるようにすれば、有利である。
本発明の方法に於いて、センサー構成部材を、柔軟性フラット接続部材によりプラスチックキャリヤ内部に於いて測定回路へ接続するようにしても有利である。
もちろん、本発明の種々の態様を、所望の方法で相互に、例えば、1つの態様を他の態様と、または全ての態様を相互に組み合わせてもよい。
本発明のさらなる組合せとして、端子ピンを有するセンサー構成部材を、センサー構成部材の電気接続用電子構造部材を設けた回路基板と組み合わせることが考えられる。
本発明のこのさらなる態様に於いて、軸方向に対して垂直方向に、すなわちセンサー構成部材に関して略平行に向けられる回路基板または回路ウエハーを設ける。センサー構成部材の端子ピンは回路基板へ向けて折り曲げられるので、接続が行われる。
この場合、端子ピンが接触できる金属被覆した凹部を、回路基板の側縁部に設けるようにすると特に有利である。
この種の凹部は、基本回路基板に、それ自体公知の方法で、例えば円形状(被)貫通接触部が設けられている点で、特に有利に形成することが可能であり、また、次に基本回路基板を2つの回路基板に分割する場合、(被)貫通接触部を介して分断がなされるという点で特に有利に形成することが可能である。したがって、貫通接触部は「開口」しており、これにより、端子ピンと回路基板との間の接続を簡単にできる。
もちろん、上述の特徴および以下に説明する特徴は、各例に於いて特定された組み合わせに於いてのみ使用されるものではなく、本発明の範囲から逸脱することなく他の組み合わせに於いて、または単独でも使用することができる。
本発明の典型的な実施形態を添付図面に示すと共に、以下の記述に於いてさらに詳細に説明を行う。
図1ないし図5に於いて、本発明の好ましい実施形態のセンサーカートリッジは全体的に40にて示されている。
センサーカートリッジ40は、電気中継ケーブル42に接続されると共に、センサー構成部材用の保持部材43を含む。
保持部材43は、プラスチックキャリヤ44と、プラスチックキャリヤ44を包囲する金属スリーブ46とを含む。
金属スリーブ46は、第1軸方向端部Aにて閉じている。第2軸方向端部Bに於いて、中継ケーブル42は金属スリーブ46内部に導かれている。プラスチックキャリヤ44は、第1軸方向端部A方向に金属スリーブ46へ押圧されている。第2軸方向端部Bには、金属スリーブ46の開口端部は放射状内側へフランジが付けられており、これは48にて示されている。
第2放射状フランジ49は、2つの軸方向端部A、B間に設けられると共に、プラスチックキャリヤ44を金属スリーブ46へ確実に固定する代替手段または追加手段として作用する。
したがって、金属スリーブ46とプラスチックキャリヤ44とは確実に、特に下記2つの手段のいずれか、または両方により、相互に接続されることが好ましい。
― 金属スリーブ縁部のフランジ48、特に、プラスチックキャリヤ44を金属スリーブ46の底部に対して軸方向に押圧するように作用するもの
― 金属スリーブ46の底部に、より近接する領域に於ける金属スリーブ46の放射状フランジ49。これにより、温度差に起因するプラスチックの寸法変動をより効果的に吸収することができる。
金属スリーブ縁部をフランジ付けする構成に代えて、図1の47にて概略を示すように第2端部B領域に、射出成型包囲部材を設けてもよい。射出成型包囲部材は、例えばマクロ溶融包囲部材の形態で、例えばプラスチック材で形成してもよい。
この方策の結果としても、張力緩和と密封状態とを達成することができる。
さらに、射出成型包囲部材を備えた実施形態に於いて、金属スリーブ46は、第2端部Bの領域にフランジを形成する必要がなく、これにより、製造コストを全体的に低減させることができる。
プラスチックキャリヤ44は、複数部材、好ましくは2つの部材で構成される。図示する好ましい実施形態に於いて、プラスチックキャリヤ44は下方部分50とカバー52とを有している。下方部分50とカバー52とは、略軸方向に延びる分離面により相互に分離されている。
プラスチックキャリヤ44はセンサーユニット54を受け止めている。さらに詳しくは、センサーユニットは下方部分50内部に挿入されている。
センサーユニット54は、ホールセンサー56と測定回路57とを含む。
ホールセンサー56は、第1端部A領域に於いてプラスチックキャリヤ44に装着されている。プラスチックキャリヤ44は、軸方向端部A領域に於いて、軸方向孔62を有し、この軸方向孔62は金属スリーブ46の底部60方向へ向いている。ホールセンサー56は、プラスチックキャリヤ44内部で軸方向に移動可能または浮遊可能に装着されていると共に、センサー面58を有している。ホールセンサー56は、センサー面58が孔62に関して突出するとともに金属スリーブ46の底部60に触れるように、プラスチックキャリヤ44内部に装着されている。
ホールセンサー56は複数の端子ピン64を有している。端子ピンは、ホールセンサー56のハウジングから、まず放射状方向に延びており、次に、軸方向部分66へ直接的に一体化している。放射状部分68は、軸方向部分66に隣接している。放射状部分68は、次に第2軸方向部分69に隣接しており、この第2軸方向部分69は、第1軸方向部分66に対して平行にずれて設けられている。
第2軸方向部分69は、プラスチック製のピンホルダ70とともに射出成型されている。
ピンホルダ70は、詳細については記載しないが複数の凹部を有し、これらの凹部に端子ピン64が露出している。測定回路57を形成するSMD構成部材71は、これらの凹部内へ挿入されている。かくして、測定回路57は、ホールセンサー56の端子ピン64にて直接的に実装される。
例えば、バリスター部材(例えば、SMD構成部材としての)は、一方で電圧供給ピンに対して、他方で接地ピンに対して、2つの接点で半田付けされてもよい。
さらに、測定回路57の構成部材を直列接続するために、容器または凹部領域で分離されるピンホルダ70とともに射出成型された端子ピン64を備えるようにしてもよい。次に、この凹部内部へ挿入される構成部材(例えば、フェライト構成部材)を、直列接続することができる。
端子ピン64の端部72は、ピンホルダ70から軸方向に突出し、これにより、中継ケーブル42の導体74と接触することができる。
第1放射状部材76は、プラスチックキャリヤ44、さらに詳しくは下方部分50に形成されている。第1放射状部材76はピンホルダ70の下側に設けた凹部に係合している。これにより、ピンホルダ70は軸方向にプラスチックキャリヤ44に固定されている。
さらに、プラスチックキャリヤ44、さらに詳しくは下方部分50は、第1端部Aに、より近接して設けられた第2放射状部材78を有する。第2放射状部材78は、端子ピン64の放射状部分68に対して略平行に延びるとともに、シリコーンクッション部材80の軸方向支持部材として機能する。この場合、シリコーンクッション部材80は、第2放射状部材78とホールセンサー56との間に挿入される。シリコーンクッション部材80は、ホールセンサー56が第1端部Aへ向かう軸方向に於いて弾性的に圧縮応力がかけられるように、寸法形成されている。これにより、センサー面58は、弾性的圧縮応力のために、プラスチックキャリヤ44の寸法公差とは関係なく確実に、金属スリーブ46の底部60に接触することが可能になる。
シリコーンクッション部材80による弾性的圧縮応力により、センサー面58は底部60を確実に押圧することになる。したがって、金属スリーブ46とホールセンサー56との間の接着接合は不必要になる。
さらに、もちろん、シリコーンクッション部材80に代えて、弾性的圧縮応力を提供する他の所望の手段を提供してもよい。
金属スリーブ46とホールセンサー56との間の接着接合は一般的に不必要ではあるが、この種の接着接合は実施することが好ましい。これにより、温度による変化を回避することができる。さらに、振動が発生した場合、より高い振動安定性または信頼性が得られる。
この場合、接着接合作業の間、センサー面58を確実に底部60に押圧するために、弾性的圧縮応力を利用してもよい。
さらに、プラスチックキャリヤ44、さらに詳しくは下方部分50に、第3放射状部材82を、第2端部Bにより近接させて設けている。第3放射状部材82は孔(図示せず)を有しており、これらの孔を介して端子ピン64の端部72が延びている。これにより、第3放射状部材82から突出する端部72は、導体74に接触することができる。
このようにして、第3放射状部材83は同様に張力緩和/除去するように機能するとともに、この目的のために、ピンホルダ70と導体74との間に設けられている。
中継ケーブル42は、金属スリーブ46内へ部分的に延びる密封リング84を通って第2軸方向端部Bの領域に至っている。さらに、金属スリーブ46内部の第2軸方向端部B領域に於いて、フランジ支持リング86を設けているが、このフランジ支持リング86は多少弾性を有する材料で形成してもよい。フランジ支持リング86は、第2軸方向端部Bでのフランジ動作(48で示す)の間、プラスチックキャリヤ44を保護するように機能する。この場合、フランジ48は同時に、弾性密封リング84に係合するとともに、その結果として、密封リング84を金属スリーブ46に対して確実に固定する。
このようにして、フランジ動作の間、フランジによる力はフランジ支持リング86にて軸方向に支持され、次にフランジ支持リング86は、A方向に於いてプラスチックキャリヤ44を軸方向に押圧する。
金属スリーブ46の内部は、密封リング84により湿気その他に関して保護されている。
既に上述したように、原則として、センサーホルダ40の第2端部Bが図1の47にて示すように射出成型される場合、密封リング84は不要となる。この場合、フランジ支持リング86も不要となる。
センサーカートリッジ40を製造する特に好ましい製造方法には、次のような工程がある。
― 複数の端子ピン64を有するホールセンサー56を用意する。
― 端子ピン64を折り曲げる(特に、Z形)。
― ピンホルダ70とともに端子ピン64を射出成型する。
― 適切な場合、ピンホルダ70の容器領域に於ける端子ピン64の部分を打ち抜く。
― 容器または孔の領域に於いて、端子ピン64に半田ペーストを塗布する。
― 構造体に電気構成部材71(例えば、SMD構成部材)を設置する。
― 例えば、SMG接続技術(半田付け)により、特に高温を使用して、端子ピン64により構成部材71を電気的に接触させる。
― ピンホルダ70から突出する端子ピン64の端部72を、中継ケーブル42の導体74により接触させる(例えば、溶接形成により)。
― このようにして形成されたセンサーユニット54を、適切な場合には、ホールセンサー56に軸方向圧力を付与するシリコーンクッション部材80とともに、プラスチックキャリヤ44の下方部分50内部へ挿入させる。
― カバー52を、プラスチックキャリヤ44の下方部分50に載置する。
― プラスチックキャリヤ44を金属スリーブ46内部へ導入する。
― 金属スリーブ46の開口端部にフランジ48を形成する。好ましくは、軸方向圧力を、金属スリーブ46の底部60へ向く方向に、プラスチックキャリヤ44に対して付与する。
フランジ形成工程に代えて、第2端部B周囲に射出成型を行ってもよい。
複数の端子ピン64を有するホールセンサー56を用意する代りに、SMD構成部材の形態のホールセンサーを設けてもよい。この場合、中継ケーブルの導体に対する接続は、例えば可撓性のある線、またはスターフレックスリード線のような可撓性接続部材を介して実装してもよい。測定回路は分離して設けてもよいし、可撓性接続部材に直接実装してもよい。
本発明の別の実施形態に係るセンサーホルダを、図6に於いて全体的に40′にて示している。
センサーホルダ40′の全体構造および全体的機能は、図1ないし図5のセンサーホルダ40に対応する。その違いのみを以下で説明する。
センサーホルダ40′に於いて、ホールセンサー56′の形態のセンサー機構はSMD構成部材として設計されている。詳細は示されてはいないが、ホールセンサー56′のセンサー面は、特に接着接合された状態で、金属スリーブ46′の底部60′に対して押圧されている。
中継パッドは、ホールセンサー56の反対側に設けられるとともに、柔軟性フィルムとして公知の形態で、柔軟性フラット接続部材120に接続されている。
柔軟性フィルム120は、ホールセンサー56′の領域に於いて、プラスチックキャリヤ44′内部に放射状に向けられている。この放射状部分は、軸方向部分に隣接している。次に、この軸方向部分は、放射状部分に隣接し、最後に、軸方向部分に隣接している。軸方向部分は回路基板122に電気的に接続され、この回路基板122′は、プラスチックキャリヤ44′内部に、軸方向に向けて装着されている。
ホールセンサー56′と、柔軟性フィルム120と、回路基板122とからなる構成は予め組みつけておいてもよい。測定回路57′の少なくとも一部分は、回路基板122に実装することができる。
複数の接触ピン124は、底部60′と反対側に設けられ且つ第2端部Bへ向かう軸方向へ延びる回路基板122の端部に取り付けられている。
プラスチックキャリヤ44′は、下方部分50′とカバー52との2部分構成に設計されている。
下方部分50′は、第2端部Bを越えて延びる延設部126を有している。延設部126は、金属スリーブ46′から延びるとともに空洞128を形成しており、この空洞128内部に接触ピン124が延びている。
空洞128は、プラグコネクタ(図示せず)を導入するためのプラグコネクタ受容部として設計されている。この場合、プラグコネクタそれ自体は、中継ケーブルの導体に接続されていてもよい。
さらに、延設部126に於いて、ラッチ部材130が形成されており、これは空洞128に於いてプラグコネクタをラッチ状態で受容するよう設計されている。もちろん、ラッチ部材130に代えて、対応するラッチ凹部を設けてもよい。
プラグコネクタ(図示せず)は、接触ピン124を受容するための接続ソケットを有し、これにより、中継ケーブルの導体を回路基板122へ、そして、結果的にホールセンサー56′へと接続する。
回路基板122とホールセンサー56′との間の領域に於いて、プラスチックキャリヤ44′は放射状部材78′を有し、この放射状部材78′は、シリコーンクッション部材80′が挿入される孔を有しており、これにより、シリコーンクッション部材80′をプラスチックキャリヤ44′、特にカバー52′に装着している。
最後に、プラスチックキャリヤ44′には、その外側円周に、O-リング132を受けるための凹部が形成されており、これにより、金属スリーブ46′はプラスチックキャリヤ44′に対して密封される。
図示する実施形態に於いて、O-リングは、金属スリーブ46′内部に設けられるとともに、カバー52′と延設部126との間の連結部を形成する下方部分50′の一部分に形成されている。
最後に、プラスチックキャリヤと金属スリーブとを含む構成部材の思想は、永久磁石をセンサー構造体内部に装着する構成部材にも同様に適用することができる。
この場合、磁石は、例えばラッチ式または弾性的手段で、プラスチックキャリヤに挿入または嵌合させる。これにより、金属スリーブはその上に押圧され、これにより、永久磁石は、金属スリーブの底部領域に位置することになる。次に、フランジ動作が再び行われ、これにより、永久磁石は、軸方向に、スリーブの底部の内部に対して押圧される。
上記の好ましい実施形態に於いて、全体的に、プラスチックキャリア44の上にホールセンサ56を軸方向に移動可能に装置することが考えられるが、プラスチックキャリヤに対してホールセンサーを不動状態に固定することも可能である。この場合、例えばフランジによる力により、金属スリーブ46の底部に対して突出ホールセンサーを押圧するようにしてもよい。
図7は、ホールセンサー56″と測定回路57″の本発明構成に係る別の実施形態を示す。
ここで、ホールセンサー56″は全体的に、ホールセンサーのセンサー面58′が軸方向端部A方へ向けられるように、所望のキャリヤに垂直方向に装着されている。
端子ピン64″は放射状方向にホールセンサー56″のハウジングから突出し、その後、軸方向へ折曲されている。
測定回路57″は、別に設けられた回路基板100に形成されている。
回路基板100は、ホールセンサー56″に対して略平行に向けられており、したがって、放射状方向へ延びている。複数の凹部、特に半円形状凹部102が回路基板100の一方の縁部に設けられている。端子ピン64″は凹部102内部へ導入されるとともに、例えば、半田により、電気的に接触している。
回路基板100は、例えば2つの回路基板100の寸法を有するとともに分離限界状態で円形状(被)貫通接触部を設けた、例えば基本回路基板で形成することができる。この分離限界状態にて分離されている基本回路基板により、図7に示す半円形状金属メッキ凹部102が得られるものであり、これらの凹部は、端子ピン64″を受けるとともに電気的接触を行うのに好適である。
しかしながら、回路基板100は、それが適切な場合は、端子ピン64″がそれ自体公知の方法で導入される円形状(被)貫通接触部を有していてもよい事はいうまでもない。
本発明のセンサーカートリッジの第1実施形態の縦断面図である。 図1のセンサーカートリッジの斜視図である。 図1のセンサーカートリッジの分解図である。 センサーカートリッジ内部に設けられた部材の斜視図である。 図4に示す部材が図1のセンサーカートリッジのプラスチックキャリヤの下方部に挿入された状態を示す。 本発明のセンサーカートリッジの更なる実施形態の縦方向断面を含む斜視図である。 本発明の別の実施形態に於ける、ホールセンサーと測定回路基板との構成を示す斜視図である。

Claims (30)

  1. センサー構成部材(56)、特にホールセンサー(56)を装着するためのセンサーホルダ(40)であって、
    第1軸方向端部(A)に前記センサー構成部材(56)が装着され、そして、第2軸方向端部(B)に中継ケーブル(42)をつなぐことができ、前記中継ケーブル(42)の導体(74)を前記センサー構成部材(56)の端子(64)に接続することができるように構成され、細長い保持部材(43)を備えており、
    前記保持部材(43)は、前記センサー構成部材(56)が装着されるプラスチックキャリヤ(44)と、前記プラスチックキャリヤ(44)を包囲する金属製外側キャリヤ(46)、特に金属スリーブ(46)とを有することを特徴とするセンサーホルダ(40)。
  2. 前記金属スリーブ(46)は、前記第1端部(A)に於いて閉じていることを特徴とする請求項1に記載のセンサーホルダ。
  3. 前記プラスチックキャリヤ(44)を前記金属スリーブ(46)へ固定するために、前記金属スリーブ(46)はフランジ(48)を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサーホルダ。
  4. 前記中継ケーブル(42)は、前記金属スリーブ(46)の前記第2端部(B)を介して導かれれることを特徴とする請求項2または3に記載のセンサーホルダ。
  5. 前記中継ケーブル(42)は、密封リング(84)により前記第2端部(B)領域に於いて、包囲されることを特徴とする請求項4に記載のセンサーホルダ。
  6. 前記中継ケーブル(42)は、前記金属製外側キャリア(46)の前記第2端部(B)の周囲に射出成型されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  7. 前記プラスチックキャリヤ(44)は、略軸方向に延びている分離面により、相互に分離された下方部分(50)とカバー(52)とを有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  8. 張力緩和用の第1放射状部材(76;130)が、前記プラスチックキャリヤ(44)に形成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  9. 前記センサー構成部材(56)は、前記プラスチックキャリヤ(44)に対して動かないように装着されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  10. 前記センサー構成部材(56)は、前記プラスチックキャリヤ(44)に、軸方向に於いて浮遊状態に装着されることを特徴とする請求項1のプレアンブルのまたは請求項1ないし8のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  11. 前記センサー構成部材(56)に対して前記第1端部(A)に向けて軸方向に圧縮応力をかけるために、弾性手段(80)が設けられていることを特徴とする請求項10に記載のセンサーホルダ。
  12. 前記弾性手段(80)はシリコーンクッション部材(80)により形成されていることを特徴とする請求項11に記載のセンサーホルダ。
  13. 前記弾性手段(80)は、放射状部材(78)に軸方向に於いて支持されていることを特徴とする請求項11または12に記載のセンサーホルダ。
  14. 前記プラスチックキャリヤ(44)は、前記センサー構成部材(56)のセンサー面(58)を軸方向に突出させる孔(62)を前記第1端部(A)に有することを特徴とする請求項1のプレアンブルの、または請求項1ないし13のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  15. 前記センサー構成部材(56)の端子ピン(64)は、軸方向部分(66)と放射状部分(68)とを有し、前記端子ピン(64)は、前記センサー構成部材(56)から見て前記放射状部分(68)の背後で前記保持部材(43)に固定されていることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  16. 前記センサー構成部材(56)の少なくとも1つの端子ピン(64)は、プラスチックで形成されたピンホルダ(70)とともに射出成型されていることを特徴とする請求項1のプレアンブルの、または請求項1ないし15のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  17. 前記ピンホルダ(70)は、少なくとも1つの端子ピン(64)が露出する少なくとも1つの凹部を有することを特徴とする請求項16に記載のセンサーホルダ。
  18. 電気構成部材(71)が、前記凹部に挿入されているとともに前記端子ピン(64)に接触していることを特徴とする請求項17に記載のセンサーホルダ。
  19. 前記端子ピン(64)の端部は、前記ピンホルダ(70)から突出しているとともに、前記中継ケーブル(42)の前記導体(74)に電気的に接続されることができることを特徴とする請求項16ないし18のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  20. 前記ピンホルダ(70)は、張力緩和を提供するために、前記保持部材(43)、特に前記プラスチックキャリヤ(44)の放射状部材(76)が係合する凹部を有することを特徴とする請求項16ないし19のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  21. 前記保持部材(43)は、前記端子ピン(64)の端部(72)が導かれる孔を備えた更なる放射状部材(82)を有し、前記端部(72)は前記ピンホルダ(70)から突出していることを特徴とする請求項16ないし20のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  22. 前記中継ケーブルはプラグコネクタに接続されており、前記プラスチックキャリヤ(44′)は、前記プラグコネクタを導入するためのプラグコネクタ容器(128)を有していることを特徴とする請求項1ないし21のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  23. 前記プラスチックキャリヤ(44′)は、前記第2端部(B)に於いて、前記金属製外側キャリヤ(46′)から延びている延設部を有することを特徴とする請求項1ないし22のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  24. 前記センサー構成部材(56′)はSMD構成部材(56′)として設計されていることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  25. 柔軟性フラット接続部材が、前記センサー構成部材(56′)と測定回路(57′)との間を電気接続させるために設けられていることを特徴とする請求項1のプレアンブルの、または請求項1ないし24のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  26. 前記プラスチックキャリヤ(44′)は、測定回路(57)の少なくとも一部分を実装している回路基板(100;122)を装着していることを特徴とする請求項1ないし25のいずれかに記載のセンサーホルダ。
  27. a)センサー構成部材(56)を用意する工程と、
    b)前記センサー構成部材(56)の端子(64)を中継ケーブル(42)の導体(74)へ接続する工程と、
    c)前記センサー構成部材(56)をプラスチックキャリヤ(44)内部へ挿入する工程と、
    d)前記プラスチックキャリヤ(44)を金属スリーブ(46)で包囲する工程とを含むセンサー構造体(10)用センサーカートリッジ(40)を製造する方法。
  28. 工程b)の前に、前記センサー構成部材(56)の端子ピン(64)が、プラスチックからなるピンホルダ(70)とともに射出成型されることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記ピンホルダ(70)は、少なくとも1つの端子ピン(64)が露出する少なくとも1つの凹部を有し、電気構成部材(71)、特にSMD構成部材(71)が、前記凹部内へ挿入されるとともに前記端子ピン(64)へ電気的に接続されることを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 前記センサー構成部材(56′)は、柔軟性フラット接続部材(120)により、前記プラスチックキャリヤ(44′)内部に於いて、測定回路(57′)へ接続されていることを特徴とする請求項27に記載の方法。
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