JP2007521615A - 多機能フィードバック検知付きバラスト制御ic - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子バラスト制御における多機能フィードバック検知入力は、指定閾値を超えるランプパラメータに基づいて、多数のランプ障害を示す。寿命末期検出は、DCオフセットによりランプフィードバックを調整して、単純な閾値比較を提供し、ランプが指定された動作境界を越えたかを判断することで達成される。開状態のフィラメント、ランプの欠如、又は破損した陰極は、ランプフィラメントにおける開回路を検出し、フィラメント開回路の際に検知フィードバックを停止状態へ駆動することで、同様のフィードバック検知において検出される。バラスト制御は過電流状態とランプ障害とを検出するための電流検知フィードバックを含むため、バラスト制御は、寿命末期状態、ランプの欠如、破損したランプ、開状態のフィラメント、破損した陰極、過電流、ハードスイッチング、又は点灯の失敗を、最低限の数のフィードバックセンサにより検出する。バラスト制御は、簡素化された回路により多数の保護を提供し、コストを低減し、電子バラスト制御の機能性を向上させる。
【選択図】図7
【選択図】図7
Description
本発明は、ガス放電ランプ用の電子バラスト制御に関し、特に、多機能フィードバック検知機能を得るための回路を備えた電子バラスト制御装置に関する。
蛍光ランプを制御する電子バラストでは、通常、ランプのフィラメントを予熱し、ランプを点火又は点灯し、ランプを所定の出力まで駆動し、ランプの障害状態を検出し、回路を安全に停止させるために電子機器を使用する。
ガス放電回路用の電子バラストは、以前使用されていたパワーバイポーラスイッチング装置に置き換えることが可能なパワーMOSFETスイッチング装置及び絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)が利用可能であることから、広く使用されるようになった。電子バラスト内のパワーMOSFET又はIGBTのゲートを駆動する多数の集積回路(IC)が考案されている。例としては、International Rectifier Corporationが販売する製品で、米国特許第5,545,955号及び第6,211,623号において説明されるIR2155、IR2157、IR2159、IR21571、及びIR2167が含まれ、これらの開示は出典を明示することによりその全体を本願明細書の一部とする。
IR2155ゲートドライバICは、従来の回路と比較して著しい利点を提供するものであり、このドライバは、従来のDIP又はSOICパッケージにおいてパッケージされる。パッケージは、内部レベルシフト回路と、不足電圧ロックアウト回路と、不感時間遅延回路と、追加論理回路とを含み、外部レジスタ及びキャパシタによって決定された周波数でドライバが自己振動可能となるように入力を行う。
IR2157及びIR21571製品は、IR2155では利用できない数種類の特徴を備えた完全一体型バラスト制御ICを提供する。IR2157及びIR21571製品は、五種類の基本動作モードで機能し、IC入力に基づいてモード間を移行できる。モードには、不足電圧ロックアウト(UVLO)モードと、予熱モードと、点灯傾斜と、稼働モードと、障害モードとが含まれる。こうしたICの他の特徴には、(i)ランプ全体での初期高電圧パルスのない無点滅の始動を保証する始動手順と、(ii)非ゼロ電圧スイッチング保護回路と、(iii)過剰温度シャットダウン回路と、(iv)DCバス及びACオン/オフ制御回路と、(v)共振近傍又は未満検出回路とが含まれる。
従来利用可能なバラストICは、力率補正(PFC)制御用の外部構成要素を必要とする。PFC制御回路の例は、International Rectifier Corporationに対する米国特許第6,259,614号において説明されており、その開示は、出典を明示することによりその全体を本願明細書の一部とする。
電子バラストを提供することにおける設計上の課題は、ランプが寿命末期に近づいた時に発生する「寿命末期検出問題」によって生じる。上記のIR2157、IR2167、及びIR21571製品は、それぞれ、オシレータを停止させ、ゲートドライバ出力を低下させ、ICを一時的な微少出力状態に入れるために使用されるシャットダウン(SD)ピンを有する。上記のSDピンにおける閾値を上回る入力電圧は、ランプの障害、ランプの交換、又はランプの除去を示す。ランプの寿命末期を容易に検出するための回路を提供することは有利である。
上記の寿命末期検出問題に対処するために、解決策の1つでは、ランプ全体での電圧の検出を提供し、ランプが寿命末期に近づく時期を示す。ランプ電圧が所定の閾値に近づく時には、駆動回路を無効にして、更なる駆動信号がランプに提供されるのを回避し、電力スイッチング装置の何らかの損傷を防止する。上方及び下方閾値をチェックし、ランプが適正動作のための閾値ウィンドウ内で動作しているかを判断し、測定電圧が閾値ウィンドウの外である時に寿命末期状態であると判定してもよい。寿命末期検出回路は、International Rectifier Corporationに対する米国特許第6,617,805号において説明されており、その開示全体は、出典を明示することにより本願明細書の一部とする。寿命末期の検出に使用されるものと同じランプ電圧は、ランプの存在又はランプの障害を判断するために使用可能な別の閾値と測定電圧を比較することで、ランプの障害又はランプの除去状態を判断するのに使用してもよい。
通常、ランプ全体の電圧は、ランプに印加される電圧とほぼ直接的に関連する接続により測定される。電力スイッチング構成要素を介した電流出力の検出等、その他のフィードバックセンサも利用できる。電力スイッチング構成要素を介した電流は、例えば、レジスタ全体の電圧として測定してよく、過電流、点灯失敗、又はハードスイッチング等、様々な障害は、電流の測定によって検出できる。ランプの異常を示す障害が検出された場合、上で説明したランプ全体での電圧測定等によって、ランプ交換が検出された時、電子バラスト制御は、リセット可能である。
スイッチングハーフブリッジ等の電子バラストと、電子バラストによって駆動されるランプとの両方に関連する様々な障害検出及びリセットの機能は、統合することが望ましい。更に、寿命末期検出の能力及び適応力を改善すると共に、検出可能な障害の数と、こうした障害に対する応答性とを改善することが望ましい。
電力スイッチング構成要素内の電力を検出する電流検知は、通常、上部フィラメントが開状態となった時期、或いは上部陰極が破損したかを推測するのに使用できる。検知回路は、電力スイッチング構成要素における過電流又はハードスイッチングを検出し、上部及び下部の両方のフィラメント及び陰極での障害判定を提供する。しかしながら、低電圧ランプ動作又は電圧モード予熱構成の場合、電子バラストは、過電流障害を発生させない上部陰極での開状態のフィラメントの場合でも、予熱及び点灯モードを通過し得る。したがって、ランプの上部又は下部の開状態のフィラメント又は破損陰極を検出し、多数の電子バラストモードにおいて障害状態に対処することが望ましい。
本発明によれば、寿命末期(EOL)状態と他の障害とを検出可能な電子バラスト制御装置に組み込まれる多機能フィードバック回路が提供される。AC EOLと、DC EOLと、開状態の上部フィラメントと、開状態の下部フィラメントと、破損上部陰極と、破損下部陰極と、ランプ除去との全てを検出可能であり、電子バラストをデフォルトモードに入れ、構成要素の損傷を防止できる。本発明は、更に、電源を入れ直す必要なく、交換ランプを点灯する自動再始動機能を提供する。制御ICは、異なるモードで異なる応答を提供するランプ電圧検出用のバイアス検知ピンを提供する。EOL検出器は、ランプ点灯後の稼働モードで動作し、ランプ電圧を閾値ウィンドウと比較してEOLを検出する。内部バイアスにより、EOL回路は、AC EOL、例えば、両陰極での対称的な劣化と、DC EOL、即ち、一方の陰極のみで劣化が発生し得る非対称な寿命末期兆候との両方を測定できる。検知ピンのバイアスにより、単一の比較器を使用して、こうしたいくつかのケースでのEOL検出を実現し得る。
本発明の別の特徴によれば、ランプからのフィードバック回路は、所定の閾値を上回るフィードバック検知によってシステムが障害に気づき、適切に停止するようにすることで、下部フィラメントが開回路である時期の検出を可能にする。有利なことに、ランプが交換された時、フィードバック電圧は閾値を下回って低下し、自動再始動が可能となる。同様の構成は、開回路である上部フィラメントを検出するために使用してよく、即ち、検出回路は、閾値を上回るフィードバック検出により、電子バラストが障害を示し、停止等の適切な応答を行うようにする。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を参照する本発明の以下の説明から明白となろう。
図1を参照すると、電子バラストのための回路図は、回路10として例示されている。回路10は、電子バラストを制御する全ての動作信号を提供する電子バラスト制御IC12を含む。好ましくは、制御IC12は、スイッチングハーフブリッジ内のハイ及びローサイドスイッチMHS、MLSに駆動信号を提供し、ランプ14に電力を送る。暗線で図示した回路10の回路接続は、高電流高周波経路を表す。高周波高電流経路は、長さを最低限として、高周波ノイズイベントを回避又は低減するべきである。制御IC12は高周波高電流信号を扱わないが、制御IC12が電力スイッチMHS、MLS、及びMPFCを制御し、電子バラスト内の電力を送ってランプ14を動作させることは容易に確認できる。制御IC12は、更に、ピンSDに提供されたランプ14からのフィードバックを受領し、ランプ14の性能特性を測定する。制御IC12は、スイッチMHS及びMLSで構成されたスイッチングハーフブリッジのローサイドに結合されたピンCSにおけるスイッチングハーフブリッジのフィードバック検知を含む。スイッチングハーフブリッジを通過する電流に関連する電圧を検知することで、ピンCSは、ランプ14及び電子バラストの動作に関する情報を導き出し、フィードバック制御及び障害検出能力を提供できる。
回路10は、更に、入力電力線L、Nに対して、電子バラストを純粋な抵抗負荷のように見せる力率補正(PFC)回路を含む。制御IC12は、力率補正スイッチMPFCを切り替え、入力正弦波電圧と実質的に同相であるインダクタLPFCに電流を引き込む。この手法によるPFCを提供することで、電子バラストは、入力電力線上で抵抗負荷のように見え、一方、調整されたDC電力が電子バラストに提供される。PFC手法については、International Rectifier Corporationに対する米国特許第6,259,614号において更に詳細に説明されており、4つの接続を使用して完全なPFC制御を提供し、入力電流及びDCバス電圧を調整する。
制御IC12は、予熱、動作モード用にプログラム可能な周波数、障害検出、及び電流検知フィードバック等、電子バラストを動作させて蛍光ランプを駆動するために、多数の機能を管理する。こうした機能については、別の場所で説明されており、本事例においては詳細には扱わない。
制御IC12は、ランプ14及び関連回路の動作状態を判定するためにランプ14に結合されたSDピンを含む。本発明の例示的実施形態によれば、ランプ14からピンSDに供給された信号は、操作又は調節され、AC EOLと、DC EOLと、開状態の上部フィラメントと、開状態の下部フィラメントと、破損上部陰極と、破損下部陰極と、ランプ除去とのような、様々な寿命末期(EOL)状態を含む、多数の障害状態の判定を可能にする。SDピンは、ランプが交換された場合に自動再始動も提供する。
次に図2を参照すると、入力SDは、バイアス電圧と、いくつかの比較器とに接続され、様々な状態を検出するように例示されている。例えば、比較器22、23は、寿命末期状態を検出するために、ランプに対する動作の閾値ウィンドウを提供する。即ち、SDピンにおける電圧が1.0ボルト未満又は3.0ボルトを上回る時、寿命末期状態が検出される。正常稼働モード中、良好なランプは、2.0ボルトバイアス電圧24を基準とするような、1.0乃至3.0ボルトの電圧を生成する。
別の比較器26は、様々な動作モード中に、SDピンにおける電圧に基づいて障害状態を検出するのに使用される。比較器22、23、及び26のそれぞれは、ヒステリシスを示すようなシュミットトリガ比較器である。特に、比較器26は、5.1ボルト閾値に基づいた0.2ボルトのヒステリシスを示す。したがって、電子バラストに対する電源を入れた後、ピンSDの電圧が4.9ボルト未満であり、DCバスが適切な電圧に達した場合、ランプは、正しく動作していると判定され、電子バラストは、通常の始動シーケンスを継続する。好ましくは、比較器26は、全てのモード中にアクティブとなり、ピンSDの電圧が5.1ボルトを超えて上昇するランプ障害又はランプ除去状態のような障害を検出する。バイアス電圧24は、高インピーダンス入力バイアスを得るために、1.0MΩレジスタを介して提供される。EOL状態の適切な読み出しを得るために、比較器22及び23は、好ましくは、電子バラストとランプとが正常稼働モードに入った時に有効化され、この時点で、ピンSDの電圧は、良好なランプにおいて、1.0乃至3.0ボルトで安定する。
次に図3を参照すると、寿命末期フィードバック検出回路が、回路30として例示されている。回路30は、レジスタ32と、キャパシタ33と、レジスタREOL4との連結部であるノードAを含む。レジスタREOL4の値は、正常稼働動作中のランプ電圧が1.5ボルトPPKを有する信号をノードAにおいて生成するように選択される。具体的な例として、T5/35Wランプは、1.2kΩの値を有するレジスタREOL4により動作し、ノードAにおいて所望の電圧を提供する。図3の波形35に示したように、ノードAでの信号は、ゼロボルトのオフセットと、正弦波形状とを有する。ピンSDは、1MΩインピーダンスを介して2.0ボルトの値を有する内部電圧バイアス24を有し、ピンSDにおける電圧の信号は、キャパシタ33のAC結合によって、1.25乃至2.75ボルトで変化するようになる。結果的な波形は、ランプ電圧波形35から導かれた波形36として例示されている。
ランプ内でEOL状態に達した時、ランプ電圧は、対称的に増加、即ち、ランプの上部及び下部陰極の両方で同様の劣化が存在するか、或いは、非対称的に増加、即ち、一方の陰極に他方より大きな劣化が存在するかのいずれかになり得る。ランプでの対称的な電圧増加は、上部及び下部陰極での対称性から、AC EOLと呼ばれる。ランプでの非対称的な電圧増加は、ランプ電圧に関して、一方又は他方の陰極に対するバイアスが存在することから、DC EOLと呼ばれる。ピンSDにおけるピークトゥピーク電圧は、正のピーク電圧が3.0ボルトを上回るまで、及び/又は、負のピーク電圧が1.0ボルトを下回るまで、AC EOL又はDC EOLのそれぞれにおいて、電圧バイアス24を基準に増加する。こうした閾値は、図2において例示及び説明したようなウィンドウ比較器の停止を発生させ、ランプ交換の必要性を示し、電子バラスト回路を保護する。EOL閾値は、特定の用途のためにREOL4の値を変更することで調整できる。指針として、寿命末期閾値については、通常、ランプの電圧より30%高く又は低くして、適切なEOL閾値を得る。
次に図4A及び4Bを参照すると、電子バラストの状態動作が例示されている。状態図40は、制御IC12が検知イベント及び値に基づいて様々な状態へ変化し、ランプを効率的に動作させ、障害状態の場合に適切な処置を講じてランプ内の電子バラストを保護する様子を例示している。電子バラストの動作は、電源を入れた時に開始され、制御IC12は、状態42のUVLOモードに入る。UVLOモードにおいて、スイッチングハーフブリッジは、力率補正と同様に無効化されるため、スイッチMHS、MLS、及びMPFC(図1)の切り替えは行われない。状態42において、ピンCOMPの値は、ゼロボルトであり、PFC制御及びDCバス調整の初期又は再始動状態を示す。UVLOモード中、電力は、約150マイクロアンペアの値を有する小さな静止電流Iqccとして、制御IC12のピンVccに提供される。ピンCOMPの値と同様に、ピンCPHは、ゼロボルトまでの放電を行い、制御ICをUVLOモードの初期又は再始動状態にする。
状態42のUVLOモード中、電子バラストへの電力は、電荷ポンプ回路において継続的に高まり、特定の条件が満たされた際に、制御IC12がUVLOモードから状態44の予熱モードへ状態を変更できるようになる。条件には、ピンVccの電圧が上方UVLO閾値である11.4ボルトより大きな値に達することと、バス電圧が5.1ボルトより大きな値に達し、DCバスが適切かつ安定して動作しているのを示すこととが含まれる。状態42から状態44への移行は、更に、ピンSDの電圧値が4.9ボルト未満で、適切なランプ動作を示していることと、制御IC12の内部温度センサがICの連結部温度を160℃未満と示していることとを意味する。こうした全ての条件が満たされると、制御IC12は、状態42のUVLOモードから、状態44の予熱モードへ移行する。
状態44の予熱モードでは、電子バラストの予熱動作が開始される。スイッチングハーフブリッジは、予熱周波数で振動を開始し、PFC回路が有効化される。キャパシタCPH(図4B)は、約1μAの電流で充電を開始し、予熱モードの期間を決定する。レジスタRPHは、スイッチM1を介してCOM又はゼロボルトに内部で接続し、予熱モード振動周波数の決定に寄与するように、レジスタRPHをレジストRTと並列で連動させる。ピンRUNは、レジスタ及びキャパシタ動作の所望の組み合わせを得るために、非通電スイッチM2によって、内部で開回路に設定され、予熱周波数と、予熱モードのパラメータを指定するタイミングとを確定する。加えて、状態44において、ピンCS(図1)は、予熱モード中の過電流障害の検出を防止するために無効化される。予熱モード中の電子バラストにおける様々な過渡電流と電圧及び電流レベルとは、一時的に過電流状態を引き起こす場合があり、ピンCSを無効化することで、誤った指摘を防止する。
制御IC12の状態動作は、比較器COMP2が示すように、ピンCPHの電圧が4.0ボルトを上回る値に達した時に、予熱モード状態44から、点灯傾斜モード状態46へ移行する。ピンRPHは、スイッチM1をオフにすることにより、接地から切断され、或いは開回路となる。点灯傾斜モード状態46において、振動周波数は、ランプの点灯を試みるために、予熱周波数から電子バラストの最低周波数へ向けて傾斜する。状態46の間、キャパシタCPHの電圧は、約1μAの充電電流がキャパシタCPHに送給されるのに従って、増加を続ける。加えて、ピンRPH及びピンRUNは、非通電スイッチM1、M2によって開回路状態に設定され、レジスタRPHを介してキャパシタCRAMPを充電することで傾斜時間を確定する。キャパシタCRAMPが充電されると、レジスタRT、キャパシタCT、及びレジスタRDTによって決定された振動周波数は、最低振動周波数に近づく。最低周波数は、ランプを点灯させる大きな電圧及び電流を生成する負荷回路の共振周波数に近い。点灯傾斜モード状態46の間、ピンCSの過電流閾値回路は、ランプの点灯に失敗したか、或いは、スイッチングハーフブリッジにおいてハードスイッチングが生じたかを検出可能となる。過電流障害の場合、制御IC12は、状態46から障害モード状態49へ移行し、スイッチングハーフブリッジを無効化し、電子バラスト及びランプを以下で更に詳細に説明する安全な状態にする。
制御IC12は、比較器COMP2が示すように、ピンCPHの電圧が5.1ボルトより大きくなると、点灯傾斜モード状態46から、稼働モード状態47へ移行し、比較器COMP2はスイッチM2を制御し、レジスタRRUNを接地に結合する。したがって、稼働モード状態47において、振動周波数は、最低周波数から、レジスタRT、RRUN、及びRDTとキャパシタCTとによって決定される稼働周波数へ傾斜する。キャパシタCPHは、クランプされる10ボルトのレベルまで充電され、障害の際、或いは、電力低下又は再始動の場合のようなUVLOモード状態への移行の際に、ゼロボルトまで放電する。ピンRPHは引き続き開回路状態で維持されるが、ピンRUNは、内部的に接地に接続され、レジスタRRUNを介した電流フローを可能にする。更に、稼働モード状態47の間、ピンCSは、負荷の存在しない時期、或いは、共振周波数を下回るスイッチング動作が存在する時期を決定するために使用される0.2の閾値に対して有効となる。更に、稼働モード状態47の間、ピンSDは、正常稼働モード動作中の寿命末期検出のために、1.0ボルト乃至3.0ボルトのウィンドウ閾値に対して有効となる。
制御IC12は、供給電圧の障害又は電力低下の際、或いは、同じく電力低下の場合に生じ得るように、DCバスが適切な動作のための閾値レベルを下回った際に、状態44、46、又は47から、UVLOモード状態42へ移行する。加えて、UVLOモード状態42への移行は、ピンSDの電圧が5.1より高くなった場合に発生してもよく、これはランプの障害、或いはランプの欠如を示す。
制御IC12は、ピンCSでの送信信号に基づいた過電流の検出時、或いは、負荷の欠如又は共振未満の動作を示す、例えば0.2ボルトの指定閾値を、ピンCSの電圧が下回った場合に、稼働モード状態47から障害モード49へ移行する。稼働モード状態47から障害モード49への移行は、ピンSDの電圧が1.0ボルト乃至3.0ボルトの例示的な閾値によって確立されたEOL閾値ウィンドウから外れた場合にも発生する。制御IC12内部の結合部温度が例えば160℃を超える温度であることを検知する過剰温度障害の際にも、三種類全ての状態44、46、及び47は、障害モード状態49へ移行する。
障害モード状態49において、制御IC12は、電子バラスト構成要素及びランプを、検出された障害状態中に発生し得る損傷から保護する動作を行う。障害ラッチは、障害の発生を示すように設定し、電源を入れ直した際、或いは、ランプが交換された場合にリセットする。障害モード状態49の間、スイッチングハーフブリッジは、PFC回路と同様に無効化され、即ち、ピンCOMPがゼロボルトになることが示すように、DCバスの調整は行われなくなる。制御IC12の動作を維持するために、静止電流を約150μAの供給電圧ピンVccに供給する。障害モード状態49は、ピンCPHをゼロボルトに設定することで、予熱タイミングキャパシタのリセットも提供する。Vccは、更に、電力構成要素を能動的に動作させることなく、電子バラストの制御動作を維持するために、特定の値、例えば、15.6ボルトに設定される。
制御IC12は、ピンVccに印加される電圧が特定の値、例えば、9.5ボルトを下回った時、或いは、ピンSDの電圧が5.1ボルトを超えて増加した場合に、障害モード状態49からUVLOモード状態42へ移行する。ピンSDの電圧の増加は、ランプの欠如を示すため、UVLOモード状態42への移行によって、ランプが新しいランプに交換された場合に、電子バラストの自動再始動が可能となる。
次に図5を参照すると、簡略状態図50において、ピンSDの動作の特有の機能が強調されている。SDピンに特有の機能は、ランプの障害が存在するか、ランプが取り外されているか、或いはEOL状態が検出されたかを判定するために準備される。始動中にピンSDの電圧が4.9ボルト未満である場合、即ち、制御IC12がUVLOモードである場合、ランプは、正常に動作していると判断され、電子バラストは始動シーケンスを継続する。ピンSDでのEOL検出は、稼働モード中に有効化され、図2を参照して上で説明したように、ランプ電圧を電圧バイアスによって得た閾値ウィンドウと比較する。ピンSDの電圧が5.1ボルトを超えて増加した時には、ランプの障害又はランプの除去が示され、状態図における適切な移行が発生する。本発明によれば、ピンSDが示した障害に関連する状態図50での移行は、有利なことに、様々なランプ障害を示すのに使用される。即ち、例えば、ピンSDの電圧が5.1ボルトの障害閾値より大きい時には、多数のランプ障害に対する応答として使用可能な停止応答が発生する。したがって、ランプの障害が発生した場合、障害閾値より大きな電圧をピンSDに加え、制御IC12を障害状態へ移行させることができる。ピンSDの電圧を閾値より上に駆動する回路については、図7に示した例示実施形態により、以下で更に詳細に説明する。
始動中、制御IC12は、微少電力モードとなり、150μAの静止電流のような非常に小さな電流を引き出す。UVLOモードにおけるピンSDの電圧を決定することで、例えば、4.9ボルト等の閾値をピンSDの電圧が下回るまで、オシレータが始動するのを防止できる。電子バラストの動作を開始する前に、即ち、予熱及び点灯の前に、ランプの電圧を決定することで、バラスト制御IC12は、ランプが接続されており、フィラメントが完全な状態であることを判断できる。ピンSDの電圧は、ランプの除去又は開フィラメント状態が発生したかを判断するために、予熱及び点灯モード中に継続的にモニタされる。こうした障害状態は、ピンSDの電圧を、例えば、5.1ボルトの閾値と比較することで検出される。ピンSDの電圧が閾値を超えた場合、制御IC12は、UVLOモードに戻る。ピンSDの電圧を閾値と比較することで、バラスト制御IC12は、ランプの欠如、或いは、ランプフィラメントが開回路状態にあるかを検出できる。ランプ除去の際、制御IC12は、ピンSDの電圧が適切な閾値を上回るのと共にUVLOモードへ戻り、再始動シーケンスを試行するために、全ての始動条件が満たされるまで、UVLOモードにとどまる。指定された閾値を上回るピンSDの電圧を除いて、ランプバラストの適切な動作に関して他の全ての条件が満たされている場合には、電子バラスト回路においてランプが交換され、これにより、例えば4.9ボルトといった別の閾値をピンSDの電圧が下回った時、始動シーケンスを自動的に開始できる。ピンSDの電圧が良好な状態のランプの存在を示す閾値を下回った時には、ランプの始動を開始するために予熱モードのオシレータを初期化することで、始動シーケンスを開始できる。
次に図6A乃至6Dを参照すると、様々な動作状態で様々な障害が存在するランプに由来する電圧として、ピンSDにおいて制御IC12が検出する多数のランプ障害が例示されている。図1に例示した回路に関して上述したように、ピンSDは、例えば1MΩインピーダンスを介して約2.0ボルトの内部電圧バイアスを有し、キャパシタ33(図3)のAC結合に基づいて、ピンSDの信号が1.25ボルト乃至2.75ボルトで変化できるようにする。ランプがEOL状態に達すると、ランプ電圧は、上部及び下部陰極における同様の劣化により、対称的に、即ち、正及び負の方向で同時に増加し得る。この種の寿命末期状態は、ランプ電圧波形の対称形状のため、AC寿命末期状態と呼ばれる。代わりに、EOL状態は、ランプ電圧の非対称な増加として表れる場合があり、即ち、ランプ電圧は、負の方向より正の方向で大きくなるか、或いはその逆になる場合がある。非対称のEOL状態は、通常、一方の陰極における他方より大きな劣化によるものである。この種の非対称な陰極の劣化は、正弦波形におけるDCオフセットのような印象を与えるランプ電圧波形の非対称形状のため、DC EOL状態と呼ばれる。
AC又はDC EOL状態において、ピンSDのピークトゥピーク電圧は、例えば、正のピークが3ボルトを超えるまで、及び又は、例えば、負のピークが1ボルトを下回るまで、内部電圧バイアスによって提供された2ボルトのDCオフセットを基準に増加する。ウィンドウ比較器とも呼ばれるこうした閾値の境界を、ピンSDのピークトゥピーク電圧が越える時、EOL状態を示すために停止が発生する。図3に関して上述したように、閾値は、ランプに結合されたレジスタREOL4の値を変更することで修正してよい。
図6Aにおいて、ランプは、適切に動作しており、仕様電圧VSPEC内にあり、この場合、EOL状態は示されない。図6Bでは、劣化した上部陰極によるランプ電圧を、仕様電圧VSPECより約30%大きな正進行ピーク電圧により図示している。この状態は、負及び正進行方向の両方において1.0及び3.0ボルトの正常動作の閾値を上回る電圧として、ピンSDにおいて検出される。図6Cは、ランプの下部電極が上部陰極より遙かに大きな劣化を受けた状態でのランプ電圧を図示しており、これは負の電圧仕様−VSPECを30%超える値を有する大きな負進行電圧ピークとして示される。この状態は、ウィンドウ比較器の閾値を超えてEOL状態を示すピンSDの電圧によって示される。図6B及び6Cにおいて非対称ランプ電圧として例示した陰極劣化は、ランプ電圧において観察される見かけ上のDCオフセットのため、DC EOL状態と呼ばれる。図6Dでは、同様に劣化した両陰極を備えるランプからのランプ電圧を例示している。両陰極での同様の劣化のため、ランプ電圧波形は、対称に見え、負及び正進行方向の両方において、仕様電圧VSPECより約30%大きいピーク電圧を生成する。この寿命末期状態は、EOL状態用のウィンドウ比較器の閾値を超えるピンSDの電圧によって検出される。ランプ電圧波形の対称的な性質から、このEOL状態は、AC EOLと呼ばれる。
このEOL状態を検出する手法は、制御IC12において比較的簡単に実現される共に、比較的安価に製造される。EOL検出回路は単純かつ容易に実施されるものの、蛍光ランプにおける陰極劣化の多数の障害モードを検出可能である。
ピンSDにおける電圧の応答は負及び正進行電圧に関して対称であるため、ランプ電圧が正及び負進行電圧に関して非対称である場合でも、EOL検出回路は、更に簡略化し得る。ピンSDにおけるピークトゥピーク電圧は、どちらの陰極が大きな劣化を受けているかに関係なく、AC EOL又はDC EOLのいずれかにおいて、内部電圧バイアスを基準に増加するため、ウィンドウ比較器の閾値の一方における閾値を備えた単一の比較器により実施できる。例えば、比較器22、23からなる図1に例示したウィンドウ比較器は、例えば、1.0ボルト又は3.0ボルトの閾値を有する単一の比較器に置き換えることができる。したがって、図3に例示した外部回路は、ランプのいずれかの陰極における劣化に基づいてEOL状態を検出するために、ピンSDに対して適切な電圧信号を提供する。
「閾値」という用語については、下方又は上方の値を表現し得る。したがって、閾値と比較される値は、上方又は下方の相対方向において閾値を超えるものと定義してよい。例えば、閾値が負の値である場合、閾値と比較するべき値は、閾値よりも正になることで、或いは負になることで、閾値を超えることが可能である。閾値は、上限又は下限にしてよく、別の値との比較によって、比較値が閾値より上である時に一出力状態が生じ、比較値が閾値より下である時に別の出力状態が生じることを示す。
次に図7を参照すると、電子バラスト制御装置の外部の開状態フィラメント検出回路が、検出回路70として例示されている。検出回路70は、ランプ71の上部及び下部陰極72、73との接続を含む。検出回路70によって、他の場合では電流検知フィードバックのみに基づいて検出できない場合があるランプ動作の状態を、陰極72、73でのランプパラメータの測定により検出できる。例えば、開状態の上部フィラメント又は破損上部陰極は、電子バラストのスイッチングハーフブリッジにおける過電流状態又はハードスイッチングの検出を介して、電流検知ピンCSによって検出できる。通常、こうした測定は、電流モードの予熱動作を使用する予熱モード中に行われる。こうした状態において、過電流の検出は、ランプの上部又は下部陰極の開状態フィラメント又は破損陰極を検出するのに適している。ランプの欠如を検出し、ランプ交換後の自動再始動シーケンスを提供するための下部ランプフィラメントとの接続は、電流モード予熱動作の場合にランプの上部陰極との接続が必要なくなるように、十分な追加機能を提供する。
しかしながら、電圧モード予熱動作の場合、或いは電子バラストが低電圧点灯設計において使用される場合、上部陰極の開状態フィラメントは、予熱モード及び点灯モード中に過電流状態を発生させない場合がある。この問題は、ランプの上部陰極及びフィラメントの状態を検出するために、上部陰極との接続を提供することで解決できる。
検出回路70によれば、下部ランプフィラメントが完全な状態である時、ダイオード75の陽極は、小さなレジスタ76と、下部陰極73の小さな抵抗とにより、通常ゼロボルトである負のDCバスレールに近接して保持される。したがって、ダイオード75は、陰極73のフィラメントが完全な状態の時、通電を行わない。ダイオード75が通電を行わないと、ピンSDの電圧は、主に、内部電圧バイアスの影響を受け、例えば、EOL検出の目的で実質的に2ボルトに維持される。陰極73のフィラメントが開回路になった場合、ダイオード75の陽極は、例えば1MΩの値を有し得るプルアップレジスタ77Aを介して電圧Vccまで引き上げられる。ダイオード75の陽極が電圧Vccまで引き上げられると、ダイオード75は、通電を開始し、制御IC12内の回路によってランプ障害を検出するのに使用される5.1ボルトの閾値より高い電圧Vccまで、ピンSDの電圧を引き上げる。ピンSDの電圧が停止閾値より高くなると、停止メカニズムが起動され、スイッチングハーフブリッジは振動を停止し、制御ICは障害モード又はUVLOモードのいずれかに入る。この状態では、電子バラストへの電源を入れ直しても、開回路フィラメントのため、ピンSDの電圧は、引き続き停止閾値より高くなり、電子バラストの障害状態が維持される。こうした状況において、制御IC12は、無期限にUVLOモードにとどまる。ランプ71を良好なランプに交換すると、陰極73の下部フィラメントは、再び小さな抵抗を有し、ピンSDの電圧が4.9ボルトを下回り、これにより、ランプ交換後にAC線の電力をリセットする必要なく、ランプを自動的に再始動できる。
上部陰極72の状態は、トランジスタ79のベースとの接続によって検出される。トランジスタ79は、上部フィラメントが完全な状態である限り、オンの状態を維持し、DCバスの電源レールからレジスタ78を介して電流を供給する。トランジスタ79がオンである時、ダイオード74の陽極は、通電時のトランジスタ79を介した小さな電圧降下のため、ゼロボルトに近接して保持される。ダイオード74の陽極の小さな電圧はピンSDの電圧に大きな影響を全く与えないため、ピンSDの電圧は、正常な動作において、約2.0ボルトに維持される。陰極72の上部フィラメントが開回路になると、トランジスタ79のベースの電流経路が切断し、トランジスタ79はオフになる。トランジスタ79がオフになると、ダイオード74の陽極はレジスタ77Bを介して電圧Vccまで引き上げられるため、ダイオード74は、通電を行い、ピンSDの電圧を電圧Vccまで引き上げ、ピンSDの電圧は停止閾値を超える。ピンSDの電圧が停止閾値を超えて増加すると、制御IC12は、スイッチングハーフブリッジをオフにして、電子バラストの動作を停止する。ピンSDの電圧は、トランジスタ79のベースに電流経路が提供されるまで、即ち、ランプが交換されるまで、引き続き回路70による停止閾値を上回ったままとなる。このシナリオによれば、上述のように、ランプ71を良好なランプと交換することにより、電源を入れ直す必要なく、電子バラストの自動再始動が可能となる。
したがって、回路70では、制御IC12のピンSDに印加された電圧に基づいたランプ71の障害の検出が可能である。電子バラストに検出回路を提供することで、ランプの上部又は下部陰極の開状態フィラメント及び破損陰極を、電圧モード予熱で動作する電子バラスト、或いは低電圧用の電子バラストにおいて検出できる。したがって、多数の電子バラスト及びランプの障害を検出し、ピンSDの電圧増加又はピンCSでの電流検知に基づいて、電子バラストの損傷を防止するために、或いはランプ交換の必要性を示すために、適切な応答を実行し得る。こうした全ての機能は、フィードバック検知用の二本のピンのみ、即ち、スイッチングハーフブリッジ内の電流検出用のピンCSと、ランプステータス及び状態検出用のピンSDとによって達成できる。検出される障害には、DC EOLと、AC EOLと、ランプの欠如と、破損したランプと、開状態のフィラメントと、破損した陰極と、過電流と、ハードスイッチングと、点灯失敗とが含まれる。こうした機能により、故障ランプの良好なランプとの交換等、特定の条件下での電子バラストの自動再始動が可能になる。ピンSDの閾値検出を介して提供される機能は、単純な一組の比較器及び電圧バイアスと、ランプ障害の際にSD回路をトリガするためにランプに取り付けられた適切な回路とにより達成される。
以上、本発明につきその特定の実施形態に関連して説明してきたが、他の多くの変更例及び変形例と、その他の用途は、当業者には明白であろう。したがって、本発明は、本明細書の具体的な開示ではなく、添付特許請求の範囲のみによって限定されることが好ましい。
本願は、優先権の主張の根拠を成す2003年6月24日提出の米国仮出願第60/482,334号「多機能SDピンを備えたバラスト制御IC」に基づくと共にその利益を主張するものである。
Claims (18)
- 電子バラストによって駆動されるランプにおける障害を検出する動作が可能な電子バラスト制御装置であって、
ランプパラメータ値を取得するために前記ランプに結合された第1の入力を有し、前記ランプパラメータ値との比較のための閾値に結合された第2の入力を有する比較器と、
前記比較器の出力に結合され、前記比較器の前記出力の選択的印加に基づいて前記電子バラストを停止するための停止回路と、
前記ランプと前記比較器との間に存在し、前記ランプパラメータ値を前記第1の入力にAC結合するAC結合素子と、を備える制御装置。 - 更に、前記比較器の前記入力に印加する前記ランプパラメータ値にDCオフセットを提供するために前記第1の入力に結合された電圧バイアスを備える、請求項1記載の制御装置。
- 前記ランプパラメータ値は、前記ランプの各陰極における電圧値を表す、請求項1記載の制御装置。
- 更に、前記ランプの特性に関して前記ランプパラメータ値を調整するために前記AC結合素子に接続されたインピーダンス素子を備える、請求項1記載の制御装置。
- 前記ランプパラメータ値は、前記ランプにおける1つ以上の陰極の劣化を示す、請求項3記載の制御装置。
- 前記閾値は、指定されたパーセンテージだけ増加又は減少した公称ランプパラメータを表す、請求項1記載の制御装置。
- 電子バラストによって駆動されるランプの状態を検出するための電子バラスト用のフィードバック制御回路であって、
前記ランプに結合された第1の入力と、停止特性に関連する閾値に結合された第2の入力とを有し、前記第1の入力における値が前記閾値を通過する時に状態を変化させる動作が可能な比較器と、
前記第1の入力と前記ランプとの間に結合され、前記ランプの状態に基づいて第1の状態と第2の状態との間で状態を切り替える動作が可能な状態スイッチング素子と、
前記スイッチング素子の第1及び第2の状態の間での前記第1の入力の切り替えを駆動して、比較器の状態を変化させる動作が可能であり、これにより前記電子バラストを有効化又は無効化する前記状態スイッチング素子と、を備える制御回路。 - 前記状態スイッチング素子は、ダイオードである、請求項7記載の制御回路。
- 前記状態スイッチング素子は、ランプフィラメントに結合され、前記ランプフィラメントの通電の状態における変化に基づいて状態を変化させる、請求項7記載の制御回路。
- 更に、前記ランプ及び前記第1の入力に結合された第2の状態スイッチング素子を備える、請求項7記載の制御回路。
- 前記第2の状態スイッチング素子は、ダイオードである、請求項10記載の制御回路。
- 更に、ランプフィラメント及び前記第2の状態スイッチング素子に結合され、前記ランプフィラメントの状態変化に基づいて、前記状態スイッチング素子の状態を変化させる動作が可能なスイッチを備える、請求項10記載の制御回路。
- ランプ及び電子バラストにおける寿命末期状態を検出するための方法であって、
前記ランプの寿命末期状態に関連するランプパラメータ値を検知する工程と、
前記ランプパラメータ値を閾値と比較する工程と、
前記ランプパラメータ値が前記閾値を上回る場合に前記電子バラストを停止する工程と、を備える方法。 - 更に、前記ランプパラメータ値を指定量だけオフセットする工程を備える、請求項13記載の方法。
- 更に、前記ランプパラメータ値が前記閾値を超えない時に前記ランプの再始動シーケンスを可能にする工程を備える、請求項13記載の方法。
- 電子バラストによって駆動されるランプにおいてランプ障害を検出するための方法であって、
非障害ランプ状態を確立するために、状態スイッチング素子により前記ランプのフィラメントを介した閉回路を検出する工程と、
前記ランプフィラメントが開回路となった時に、ランプ障害状態を示すために前記状態スイッチング素子の前記状態を変化させる工程と、
開回路フィラメントに基づいた前記状態スイッチング素子の変化の際に、前記電子バラストを停止する工程と、を備える方法。 - 更に、前記状態スイッチング素子の状態における前記変化に基づいて、閾値を通過して比較器入力を駆動し、これにより前記電子バラストの停止を発生させる工程を備える、請求項16記載の方法。
- 更に、複数のランプフィラメントの状態を検出し、前記フィラメントのいずれかが開回路になった場合に、前記状態スイッチング素子の前記状態を変化させる工程を備える、請求項16記載の方法。
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