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JP2007515122A - 移動通信システムで不均一誤り確率を有する符号化によるデータ送受信方法及び装置 - Google Patents

移動通信システムで不均一誤り確率を有する符号化によるデータ送受信方法及び装置 Download PDF

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JP2007515122A JP2006545242A JP2006545242A JP2007515122A JP 2007515122 A JP2007515122 A JP 2007515122A JP 2006545242 A JP2006545242 A JP 2006545242A JP 2006545242 A JP2006545242 A JP 2006545242A JP 2007515122 A JP2007515122 A JP 2007515122A
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Abstract

本発明は、所定の情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率を有する低密度パリティ検査(LDPC)符号を通じて情報ビットを符号化して伝送する装置であって、LDPC符号のファクターグラフで各変数ノードの中で、誤り発生確率が低い変数ノードに情報ビットのうちの重要度が高い情報ビットをマッピングし、誤り発生確率が高い変数ノードに前記情報ビットのうちの重要度が低い情報ビットをマッピングして符号化する不均一LDPCエンコーダを含むことを特徴とする。

Description

本発明は移動通信システムに関するもので、特に、不均一誤り確率(unequal error probability)を有する符号によるデータ送受信装置及び方法に関するものである。
1970年代末に米国でセルラー(cellular)方式の無線移動通信システムが開発された以後、韓国内ではアナログ方式の第1世代(1G)移動通信システムといえるAMPS(Advanced Mobile Phone Service) 方式で音声通信サービスを提供し始めた。以後、1990年代中盤に第2世代(2G)移動通信システムとして符号分割多重接続(Code Division Multiple Access:以下、“CDMA”とする)方式のシステムを商用化して音声及び低速データサービスを提供した。
また、1990年代末から向上した無線マルチメディアサービス、全世界的ローミング(roaming)、高速データサービスなどを目標として始まった第3世代(3G)移動通信システムであるIMT-2000(International Mobile Telecommunication-2000)は、現在一部商用化されてサービスが運用されている。特に、第3世代移動通信システムは、移動通信システムでサービスするデータ量が急速に増加するにしたがって、より高速のデータを伝送するために開発された。すなわち、第3世代移動通信システムは、パケットサービス通信システム(packet service communication system)形態で発展してきており、パケットサービス通信システムはバースト(burst)パケットデータを複数の移動局に伝送するシステムとして、大容量データ伝送に適合するように設計されている。その結果、パケットサービス通信システムは、高速パケットサービスのために発展してきている。
一方、現在は第3世代移動通信システムは、第4世代(4G)移動通信システムへと発展している状態である。第4世代移動通信システムは、以前世代の移動通信システムのように単純な無線通信サービスだけでなく、有線通信ネットワークと無線通信ネットワークとの効率的連動及び統合サービスを目標として標準化されている。したがって、無線通信ネットワークで有線通信ネットワークの容量(capacity)に近接する大容量データを伝送することができる技術開発が要求されている。
一方、今後高品質の信頼度の高い通信システムを構築するために制御情報の重要性が増加し、高品質の信頼度が高い通信のために提案されている方法として、例えば、適応的変調及び符号化(Adaptive Modulation and Coding:以下、“AMC”とする)方式などがある。
このAMC方式は、チャンネル状態により符号化率(coding rate)と変調方式を異にしてチャンネル状態が良いときには符号化率と変調方式の次数を高くして高速のデータを伝送し、チャンネル状態が良くないときには符号化率と変調方式の次数を低くして伝送する信号の信頼度を向上させる方法である。
しかしながら、チャンネルの状態を示す制御情報に誤りが発生する場合に、制御情報はチャンネル状態が良くないにもかかわらず、間違えて復号してチャンネル状態が良いときの符号化率と変調方式で伝送される可能性があって、高品質の通信システムを構築しにくいという問題があった。
以下、上述したAMC方式で使用する制御情報の例を用いて不均一誤り確率を必要とする情報について詳細に説明する。AMC方式で使用される制御情報は、チャンネルの状態を0から最大(Maximum)値まで示す。一般的に、制御情報は4ビット乃至5ビットで構成され、説明の便宜のために、制御情報が4ビットで表現される0から15までの値であると仮定する場合に、制御情報は下記の<表1>のように示す。
Figure 2007515122
<表1>を参照して、例えば15等級である‘1111’の制御情報を伝送するときに、最後のビットに誤りが発生して15等級である‘1111’を‘1110’に間違えて受信すると、AMCレベルは15等級から14等級に間違えて認識されてしまう。しかしながら、15等級である‘1111’の最初のビットで誤りが発生する場合に、この情報が‘1111’が‘0111’となってAMCレベルは7等級となる。それによって、上記した最後のビットが変わった場合に比べて、チャンネル情報に対する損失が大きくなる。したがって、上記のような制御情報は最後のビットより最初のビットに誤りが少なく発生すべきである。
上述したように、以後高品質の信頼度の高い通信システムを構築するために、制御情報のような各ビット別信頼度が異なるデータを伝送するためには、最後のビットより最初のビットに誤りが発生する確率がさらに低いだけでなく、各ビット別に重要度が異なる不均一誤り確率を持つようにする符号が必要である。
しかしながら、最小距離(minimum distance)を重視する従来の非反復復号(non-iterative decoding)方式を使用する一般的な線形ブロックコード(Linear Block Code)の場合には上述した不均一誤り確率を有する符号の設計が容易でないという問題点があった。すなわち、従来の一般的なブロックコードの場合に、各ビットに誤りが発生する確率がほとんど同一で、各伝送ビットに誤りが発生する確率を差等的に適用して符号化できるエンコーダの設計が大変に難しいという問題点があった。
したがって、上記のような問題点を解決するために、本発明の目的は、移動通信システムで不均一のLDPC符号を用いて伝送ビットの誤り発生確率を差別的に適用して伝送する装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、不均一のLDPC符号を用いて不均一の誤り確率を必要とする制御情報を符号化することによってより高品質のデータを伝送する装置及び方法を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率(unequal error probability)を有する低密度パリティ検査(Low Density Parity Check:LDPC)符号を通じて前記情報ビットを符号化して伝送する装置であって、前記LDPC符号のファクターグラフで各変数ノードの中で、誤り発生確率が低い変数ノードに前記情報ビットのうちの重要度が高い情報ビットをマッピング(mapping)し、前記誤り発生確率が高い変数ノードに前記情報ビットのうちの重要度が低い情報ビットをマッピングして符号化する不均一LDPCエンコーダを含むことを特徴とする。
本発明は、情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率を有する低密度パリティ検査(LDPC)符号を通じて符号化して伝送される信号を受信する装置であって、前記LDPC符号のファクターグラフで各変数ノードの中で、誤り発生 確率が低い変数ノードに受信された情報ビットから重要度が高い情報ビットをマッピングし、前記誤り発生確率が高い変数ノードに前記情報ビットから重要度が低い情報ビットをマッピングするエンコーダに対応してデマッピング(demapping)する不均一LDPCデコーダを含むことを特徴とする。
また、本発明は、情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率を有する低密度パリティ検査(LDPC)符号を通じて前記情報ビットを符号化して伝送する方法であって、前記LDPC符号のファクターグラフで、誤り発生確率が低い変数ノードに前記情報ビットから重要度が高い情報ビットをマッピングする段階と、前記LDPC符号のファクターグラフで、前記誤り発生確率が高い変数ノードに前記情報ビットから重要度が低い情報ビットをマッピングする段階と、を有することを特徴とする。
本発明は、情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率を有する低密度パリティ検査(LDPC)符号を通じて符号化して伝送される信号を受信する方法であって、前記LDPC符号のファクターグラフで、誤り発生確率が低い変数ノードに前記受信された情報ビットから重要度が高い情報ビットをマッピングする方式に対応してデマッピングする段階と、前記LDPC符号のファクターグラフで、前記誤り発生確率が高い変数ノードに前記情報ビットから重要度が低い情報ビットをマッピングする方式に対応してデマッピングする段階と、を有することを特徴とする。
さらに、本発明は、情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、データを符号化する方法であって、送信する情報ビットを生成し、重要度によりエンコーダの入力ノードに前記生成された情報ビットをマッピングする段階と、前記マッピングされた情報ビットを不均一LDPCエンコーダの符号化に対応してチャンネル符号化を遂行する段階と、前記チャンネル符号化された情報ビットを信号マッピングし、前記マッピングされた信号に対してシステム設定による変調方式に対応して変調する段階と、前記変調されて出力された最終データを伝送する段階とを有することを特徴とする。
また、本発明は、情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、前記伝送ビットの重要度によりLDPC符号にマッピングする方法であって、前記LDPC符号のパリティ検査行列によるファクターグラフで、各変数ノードを次数が一番高い順に整列し、優先順位が高い情報ビットを割り当てるための第1の順序インデックスを設定する段階と、前記の段階で割り当てられない変数ノードのうち、一番高い次数を有する変数ノードの集合を設定し、前記変数ノードの集合エレメントを確認する段階と、前記変数ノードの集合のエレメントが一つである場合に、前記割り当てられない変数ノードのうちの前記一つの変数ノードを情報ビットに割り当て、前記変数ノードの集合のエレメントが複数である場合に前記集合に属する情報ビットを割り当てるための第2の順序インデックスを設定する段階と、前記第2の順序インデックスの設定により、一番高い次数を有する変数ノードを決定し、同一の次数を有する変数ノードに対してサイクルが一番大きいノードを選択して情報ビットを割り当てる段階とを含むことを特徴とする。
さらに本発明は、情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率を有するLDPC符号の復号装置であって、前記パリティ検査符号の検査行列を構成する列のそれぞれのウェイトに対応して変数ノードを接続して確率値を算出する変数ノードデコーダと、前記変数ノードデコーダの出力信号から以前復号時に生成された信号を減算する第1の加算器と、前記第1の加算器で出力した信号を前記パリティ検査行列に対応してデインタリービングするデインタリーバと、前記パリティ検査行列を構成する列のそれぞれのウェイトに対応して検査ノードを接続して前記デインタリーバからの出力信号の確率値を算出する検査ノードデコーダと、前記検査ノードデコーダの出力信号から前記デインタリーバの出力信号を減算する第2の加算器と、前記第2の加算器から出力された信号を前記パリティ検査行列に対応してインタリービングするインタリーバと、前記パリティ検査行列を生成し、前記デインタリービング方式及びインタリービング方式を前記パリティ検査行列に対応して制御する制御器と、前記情報ビットの重要度により符号化又は復号化する不均一誤り確率を有するLDPC符号に対するLDPC行列を貯蔵するメモリと、を含み、前記メモリに貯蔵されたLDPC行列に基づいて前記制御器の制御により構成される前記デインタリーバを含むことを特徴とする。
本発明は、無線通信システムで多様な次数を有するLDPC符号を用いて不均一誤り確率を有する符号を設計して制御情報のような各ビットの重要度が異なる情報の符号化に使用することによって、システムの性能を向上させることができる長所がある。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
下記に、本発明に関連した公知の構成或いは機能に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断された場合に、その詳細な説明を省略する。
本発明は、従来の線形ブロックコードで不均一誤り確率を有する符号を実現しない問題点を克服するために、低密度パリティ検査(Low Density Parity Check:以下、“LDPC”とする)符号を用いて不均一誤り確率を有する符号を実現する。
それによって、本発明は、LDPC符号のファクターグラフで誤り発生確率が低いノードには高い信頼度(reliability)を要求するビットをマッピングさせ、誤り発生確率が高いノードには低い信頼度を要求するビットをマッピングさせる不均一LDPC符号を提案する。
一方、LDPC符号のファクターグラフで各ノードの誤り発生確率は、各ノードのサイクル(cycle)及び次数(degree)によって決定される。すなわち、各ノードでサイクルは長いほど誤り発生確率が低くく、次数は高いほど誤り発生確率が低くなる。
一般的に、LDPC符号の場合に、変数ノード(variable node)の次数(degree)が高いほど信頼度(reliability)が高くなる。したがって、このような性質を用いると、上述した制御情報の各ビット別に異なる重要度を有するデータに対して重要度が高いビットにより多くの次数を割り当てることによって不均一誤り確率を有する符号が設計可能である。
また、LDPC符号は、反復復号だけでなく設計する方法により、各ビット当たり誤りが発生する確率が異なる。したがって、上述した不均一誤り確率を有する符号を適合するように設計することができる。
まず、本発明の理解のために、LDPC符号について簡略に説明する。
LDPC符号は、ファクターグラフで積和(sum-product)アルゴリズムに基づいた反復復号アルゴリズムを用いて復号が可能である。LDPC符号のデコーダ(decoder)は、積和アルゴリズムに基づいた反復復号アルゴリズムを使用する。そのため、一般的にターボ符号のデコーダに比べて低い複雑度を有するだけでなく並列処理デコーダで実現することが容易である。
一方、LDPC符号をファクターグラフで表現すると、LDPC符号のファクターグラフ上にサイクルが存在するが、サイクルが存在するLDPC符号のファクターグラフでの反復復号が準最適(suboptimal)であることは既によく知られている事実である。また、LDPC符号は、反復復号を通じて優れた性能を有するということも実験的に立証されたことである。しかしながら、LDPC符号のファクターグラフ上に短い長さのサイクルが多く存在する場合に、LDPC符号の性能劣化が発生するため、LDPC符号のファクターグラフ上に短い長さのサイクルが存在しないようにLDPC符号を設計するための研究が持続的に遂行されている。
LDPC符号化過程は、高いウェイト密度を有する既存の生成行列(generate matrix)の特徴に起因する、低いウェイト密度を有するパリティ検査行列(parity check matrix)を用いる復号化過程へ発展してきている。ここで、ウェイトとは、生成行列及びパリティ検査行列を構成するエレメント(element)のうち、0でない値を有するエレメントの個数を示す。
また、LDPC符号は、Gallagerにより提案された符号で、大部分のエレメントが0の値を有し、0の値を有するエレメント以外の極少数のエレメントが1の値を有するパリティ検査行列によって定義される。
より具体的に説明すると、LDPC符号による符号化方法は、ブロックコード符号化方法として、伝送しようとするデータIを所定の生成行列(Generative matrix)Gと演算して符号化する。ここで、符号化されたデータをCとするとき、符号化されたデータCは、下記の<数1>のように示す。
Figure 2007515122
符号化されたデータCを復号化する場合に、符号化されたデータCは、パリティ検査行列Hと演算され、下記の<数2>のようにすべてのCに対してパリティ検査行列と演算された結果が0となる場合に誤りがないと判断するようになる。
Figure 2007515122
したがって、LDPC符号とこのLCPCの符号化のための演算の複雑度は、パリティ検査行列Hによって決定される。
一例として、(N,j,k)LDPC符号はブロック長さがNである線形ブロック符号(linear block code)で、各列(column)ごとにj個の1の値を有するエレメントと、各行(row)ごとにk個の1の値を有するエレメントを有する。この1の値を有するエレメントを除いたエレメントは、すべて0の値を有するエレメントで構成された疎(sparse)構造のパリティ検査行列によって定義される。
上記したように、パリティ検査行列内の各列のウェイトは‘j’に一定で、パリティ検査行列内の各行のウェイトは‘k’で一定のLDPC符号は“均一(regular)LDPC符号”と呼ばれる。ここで、“ウェイト”値とは、ウェイトの個数を示す。一方、パリティ検査行列内の各列のウェイトと各行のウェイトが一定でないLDPC符号は“不均一(irregular)LDPC符号”と呼ばれる。一般的に、均一LDPC符号の性能に比べて不均一LDPC符号の性能がより優れると知られている。しかしながら、不均一LDPC符号の場合に、パリティ検査行列内の各列のウェイトと各行のウェイトが一定でない、すなわち、不均一であるため、パリティ検査行列内の各列のウェイトと各行のウェイトを適切に調節しなければ、優れた性能の保証を受けることができない。
図1を参照して、(N,j,k)LDPC符号、一例として(8,2,4)LDPC符号のパリティ検査行列を説明する。
図1は、一般的な(8,2,4)LDPC符号のパリティ検査行列を示す図である。図1を参照すると、(8,2,4)LDPC符号のパリティ検査行列Hは、8個の列と4個の行で構成されており、各列のウェイトは2で均一で、各行のウェイトは4で均一である。このように、パリティ検査行列内の各列のウェイトと各行のウェイトが均一なため、図1に示している(8,2,4)LDPC符号は均一LDPC符号となる。
図2は、図1の(8,2,4)LDPC符号のファクターグラフを示す図である。図2を参照すると、(8,2,4)LDPC符号のファクターグラフは、8個の変数ノード(variable node)、すなわちx211,x213,x215,x217,x219,x221,x223,及びx225と、4個の検査ノード(check node)227,229,231,233で構成される。 (8,2,4)LDPC符号のパリティ検査行列のi番目の行とj番目の列が交差する地点に1の値を有する、すなわち0でない値を有するエレメントが存在する場合に、変数ノードxとj番目の検査ノードと間にブランチ(branch)が生成される。
上記に説明したように、LDPC符号のパリティ検査行列は、非常に小さいウェイトを有するため、比較的長い長さを有するブロック符号でも反復復号化過程を通じて復号化が可能で、ブロック符号のブロック長さを継続して増加させると、ターボ符号のようにShannonのチャンネル容量限界に近接する形態の性能を示す。また、MackayとNealは、流れ伝送(flow transfer)方式を使用するLDPC符号の反復復号化過程がターボ符号の反復復号化過程にほとんど近接する性能を有することは既に証明した。
一方、性能の良いLDPC符号を生成するためには、下記に説明するような条件を満足させなければならない。
(1)LDPC符号のファクターグラフ上のサイクルを考慮すべきである。
“サイクル”とは、LDPC符号のファクターグラフで変数ノードと検査ノードを接続するエッジ(edge)が構成するループ(loop)を意味し、このサイクルの長さはループを構成するエッジの個数で定義される。サイクルの長さが長いということは、LDPC符号のファクターグラフでループを構成する変数ノードと検査ノードを接続するエッジの個数が多いことを示す。その反対に、サイクルの長さが短いということは、LDPC符号のファクターグラフでループを構成する変数ノードと検査ノードを接続するエッジの個数が少ないことを示す。
LDPC符号のファクターグラフ上のサイクルを長く生成するほど、LDPC符号の性能が良くなるが、その理由は次のようである。LDPC符号のファクターグラフ上のサイクルを長く生成する場合に、LDPC符号のファクターグラフ上に短い長さのサイクルが多く存在するときに発生する誤りフロア(error floor)の性能劣化が発生しないためである。
(2)LDPC符号のファクターグラフ上の次数が高いビットが良い性能を有する。
一般的に、ファクターグラフで次数の高いビットが次数の低いビットに比べて性能が優れるが、その理由は、次数の高いビットは反復復号を通じてエッジに接続された他のビットによって復元されることが可能なためである。ここで、“次数”とは、LDPC符号のファクターグラフで各ノード、すなわち変数ノードと検査ノードに接続されているエッジの個数を示す。また、LDPC符号のファクターグラフ上の次数分布とは、全体ノードのうちの特定次数を有するノードが占める程度を示す。
したがって、本発明では、上記のような不均一LDPC符号で各ノードの誤り発生確率が上述した条件によって差があることを用いて各ビット間の重要度が異なる制御情報などを効果的に符号化及び復号化する方法を提案する。
図3は、本発明の実施形態による不均一誤り確率を有するLDPC符号のファクターグラフを示す。図3は、4個の情報ビットを受信して8個の符号ビット(coded bits)を生成する符号率が1/2であるLDPC符号の一例である。
図3を参照すると、本発明の実施形態による不均一誤り確率を有するLDPC符号のファクターグラフは、変数ノード(Variable Node)300と、インタリーバ320と、検査ノード330とを含んでなる。例えば、図3では、V.N1〜V.N8の8個の変数ノード303〜319とC.N1〜C.N4の4個の検査ノード331,333,335,337が構成される。インタリーバ320は、決定されるLDPC符号により変数ノード300と検査ノード330を接続するようになる。
一方、変数ノード300の中で、V.N1(303),V.N2(305),V.N3(307),V.N4(309)は、情報ビットがマッピングされて演算される情報部分301の変数ノードで、V.N5(313),V.N6(315),V.N7(317),V.N8(319)は、情報ビットを符号化して生成されたパリティビットがマッピングされて演算されるパリティ部分311の変数ノードである。
各変数ノードに接続された線は上述したように、複数の検査ノードに接続されるエッジ(edge)を示し、各ノードに接続されたエッジの個数が次数を意味する。すなわち、V.N1(303)に接続されたエッジは6個であるため、次数が6となり、V.N2(305)に接続されたエッジは5個であるため、次数が5となる。上述したように、次数が高いほど該当ノードにマッピングされる情報ビットの誤り発生確率が低下する。
したがって、本発明では、各ノードに接続されたエッジの個数、すなわち次数によって情報ビットの重要度を考慮して符号化する。すなわち、符号化して伝送しようとする情報ビットの中で重要度が高いビットは、次数が高いノードにマッピングし、反対に重要度が低いビットは次数の低いノードにマッピングする。また、同一の次数を有するノードに対してはサイクルの大きいノードは誤り発生確率が低いため、サイクルが大きいノードにより重要度が高いビットをマッピングして符号化する。
以下、図3を用いて本発明の実施形態によるビットマッピング方法の一例を通じてより具体的に説明する。
まず、一番優先順位が高いビットを割り当てるために次数が一番高い変数ノード集合を求めると、{V.N1}である。このとき、集合のエレメントが一つだけであるため、一番優先順位が高いビット(すなわち、重要度が高いビット)をV.N1(303)に割り当てる。
その後、2番目に優先順位が高いビットを割り当てるために、割り当てられていない変数ノードの中で、次数が一番高い変数ノードの集合を求める。予め割り当てられた変数ノードを除いた最も高い次数は5で、次数が5である変数ノードの集合は{V.N2,V.N3}であるため、集合のエレメント個数が2となる。このとき、2つの変数ノードの次数が同じであるため、2個の変数ノードのサイクルを比較してサイクルが大きい変数ノードを選択する。もし、V.N3(307)がV.N2(305)よりサイクルが大きいと、2番目に優先順位が高いビットをV.N3(307)に割り当て、3番目に優先順位が高いビットをV.N2(305)に割り当てる。反対に、V.N2(305)がV.N3(307)よりサイクルが大きいと、2番目に優先順位が高いビットをV。N2(305)に割り当て、3番目に優先順位が高いビットをV.N3(307)に割り当てる。
次に、4番目に優先順位が高いビットを割り当てるために次数が4であるV.N4(305)を選択する。その結果、V.N1(303)は、一番優先順位が高いビットにマッピングし、V.N3(307)は2番目に優先順位が高いビットにマッピングし、V.N2(305)は3番目に優先順位が高いビットにマッピングし、V.N4(309)は4番目に優先順位が高いビットにマッピングする。一方、残りの変数ノードにはパリティビットが割り当てられる。
このとき、情報ビットと変数ノードをマッピングする方法として、LDPC符号を固定させ、この情報ビットの順序をマッピング順序に合うように再配列してマッピングする方法と、入力される情報ビットを固定し、LDPC符号でのパリティ検査行列の列を置換する方法がある。
例えば、上述した<表1>のように伝送される情報ビットが最上位ビット(Most Significant Bit:MSB)から最下位ビット(Least Significant Bit:LSB)に行くほど重要度が低くなると仮定する場合に、効果的なマッピングを遂行するために、パリティ検査行列の第2の列と第3の列は置き換えることが可能である。他の方法で、上述したように入力される情報ビットの第2のビットと第3のビットを置き換えることによってマッピングすることも可能である。
一方、上述したLDPC符号の設計において、全体的な符号性能はインタリーバ320を適切に設計して最小サイクルを改善することによって性能の向上が可能である。
以下、図3で上述した本発明の実施形態によるLDPC符号と情報ビットのマッピング方法を一般化して図4を参照して詳細に説明する。
図4は、本発明の実施形態による伝送ビットを重要度によりLDPC符号にマッピングする手順を示すフローチャートである。
図4を参照すると、与えられたLDPC符号のパリティ検査行列によるファクターグラフを次数が一番高い順に整列する(ステップ401)。このとき、順次に優先順位が高いビットを先に割り当てるために、順序を示すインデックスiを0にセッティングする(ステップ403)。その後、割り当てられない残りの変数ノードの中で一番次数が高い変数ノードの集合を求める(ステップ405)。次に、上記の段階で得られた変数ノードの集合のエレメントを判断する(ステップ407)。
ステップ407の判断結果、ステップ405で求められた集合のエレメントが一つである場合に、一つの割り当てられない変数ノードの中で一番高い変数ノードを情報ビットに割り当てる(ステップ409)。しかしながら、ステップ407の判断結果、ステップ405で求められた集合のエレメントが複数である場合に、同じ次数を有する集合で各変数ノードの優先順位を定めるために次のような過程を遂行する。
まず、集合に属するビットを割り当てるために、順序インデックスjを0に設定する(ステップ411)。一番次数が高い変数ノードの中からサイクルが一番長いノードを選択して情報ビットを割り当てる(ステップ413)。順序インデックスjが集合のエレメント個数と比較し(ステップ415)、その結果、集合のエレメント個数より少ない場合に、順序インデックスjを一つ増加させ(ステップ417)、上記の過程を反復する。すなわち、集合のすべての変数ノードが情報ビットに割り当てられるまで同一の過程を遂行する。
一方、ステップ415の結果、集合のすべての変数ノードが情報ビットに割り当てられると、上述した順序インデックスiが入力ビットの個数Kより少ないか否かを比較する(ステップ419)。このとき、i値が入力ビットの個数Kより少ない場合に、順序インデックスiを集合のエレメント個数だけ増加させ(ステップ421)、ステップ405に戻って上記の過程を反復遂行する。すべての入力ビットが割り当てられると、この割り当てによりパリティ検査行列での変数ノードのマッピング順序を整列する(ステップ423)。すなわち、伝送しようとする情報ビットの順序に従って変数ノードの順序を整列する。
ここで、伝送ビットを重要度によりLDPC符号にマッピングする手順は、上記に言及したようにLDPC符号を固定させ、情報ビットの順序をマッピング順序に応じて再配列してマッピングする方法と、入力される情報ビットを固定し、LDPC符号でのパリティ検査行列の列を置き換える方法がある。
一方、上記のような手順を遂行することによって伝送しようとする情報ビットを重要度によりLDPC符号にマッピングすることができる。また、このマッピング方法は、LDPC符号の誤り発生確率を決定する各変数ノードのエッジ数(すなわち、次数)と各変数ノードのサイクルによって決定される。すなわち、伝送しようとする情報ビットの中から重要度が高いビットはLDPC符号のファクターグラフの変数ノードのうち、誤り発生確率が低い変数ノードを通じて符号化されるようにマッピングする。その反面、重要度が低いビットは、変数ノードのうちの誤り発生確率が相対的に高い変数ノードを通じて符号化されるようにマッピングする。
以下、図5〜図8を参照して、上述した本発明の実施形態によるLDPC符号化方法を適用したデータ送受信装置及び方法について説明する。
まず、図5及び図6を参照して送受信装置について説明する。
図5は、本発明の実施形態によるデータ送信装置を示す図である。図5を参照すると、移動通信システムで、一般的なデータ送信装置は、チャンネルエンコーダ501、信号マッパ503、及び変調部505を含む。
チャンネルエンコーダ501は、伝送しようとする情報ビットが入力されると、この情報ビットを符号化して符号化ビットに変換させる。このとき、符号化過程は、より信頼性の高い通信システムのために情報ビットに付加的な情報をさらに添加することによって、チャンネルで発生する誤りを訂正するための必要なことである。チャンネルエンコーダ501としては、一般的な移動通信システムで畳み込みエンコーダ(convolutional encoder)、ターボエンコーダ(turbo encoder)、 又はLDPCエンコーダなどが使用される。
本発明の実施形態によると、チャンネルエンコーダとして不均一LDPCエンコーダを使用し、入力された情報ビットのうち制御情報のような不均一誤り確率を必要とする情報ビットに対しては上述した本発明の実施形態による方法によって符号化する。すなわち、本発明の実施形態による不均一LDPCエンコーダは、上述したように入力される情報ビットを各ビットの重要度により異なる誤り発生確率が適用されるようにLDPC符号のファクターグラフ上の各変数ノードにマッピングする。
一方、上記のような本実施形態によるマッピング方法の実現のために、本発明ではビット整列制御部507をさらに含む。ビット整列制御部507は、伝送される情報ビットをその重要度によりLDPC符号にマッピングされるように制御可能である。その反面、送信される情報ビットで重要度の順序が定められてチャンネルエンコーダ501に入力される場合に、ビット整列制御部507の追加なしにLDPC符号を重要度の順序によりマッピング可能に予め設定しておくこともできる。
次に、チャンネルエンコーダ501の出力データである符号化ビットは、信号マッパ503を通じて信号マッピングされる。このとき、信号マッパ503は、入力されるビットシンボルを通信システムで使用しようとする多様な変調方式によりマッピング可能である。例えば、変調方式としてBPSK(Binary Phase Shift Keying)方式を使用する場合に、信号マッパ503に入力されるビットが0である場合に1にマッピングし、入力されるビットが1である場合に-1にマッピングされる。
一方、マッピングされた信号は、変調部505を通じて送信される信号に変調されて送信される。変調部505は、信号マッパ503から入力される信号を受信して伝送リンクに伝送する、すなわち変形された形態の電気的信号に変換させる装置である。変調部505の変調方式としては、BPSK、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、8PSK(8Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、及び64QAM方式などが使用可能である。この変調方式は、本発明とは直接的な関連がないため、ここではその詳細な説明を省略する。
図5に示すような送信装置を通じて伝送されたデータは、後述する図6の受信装置を通じて受信可能で、上述した送信過程の逆順に受信過程が進行される。
図6は、本発明の実施形態によるデータ受信装置を示す図である。図6を参照すると、移動通信システムで一般的なデータ受信装置は、復調部601、逆信号マッパ603、及びチャンネルデコーダ605を含む。
まず、無線チャンネルを通じて所定のアンテナ(図示せず)を通じて受信された信号は、所定の無線処理部(図示せず)で無線処理を経て復調部601に入力される。復調部601は、図5の送信装置で説明した変調部505の変調方法により受信信号を復調する。例えば、BPSK方式で変調されたデータは、このBPSK方式に対応する復調方式で復調される。
復調部601の出力信号は、この復調により、図5に示した変調部505で変調される前にマッピングされた信号の一つのエレメントとなる。すなわち、送信器で送信するために変調された信号は、更に変調前の信号に変調される。
一方、復調部601の出力データは、逆信号マッパ603によって図5の信号マッパ503を通過する前のデータ値に推定され変換される。すなわち、逆信号マッパ603は、図5に示した信号マッパ503に対応するブロックとして、復調部601の出力データをチャンネルデコーダ605の入力値に変形するために、信号マッパ503を通過する前のビットに対する推定値を求める。
次に、逆信号マッパ603の出力データは、チャンネルデコーダ605に入力される。このとき、チャンネルでコーダ605は、図5に上述したチャンネルエンコーダ501の逆過程を遂行し、逆信号マッパ603の出力データに基づいて送信した情報ビットを推定して出力する。
一方、チャンネルデコーダ605は、図5のチャンネルエンコーダ501の構造により異なるようになる。本発明によるチャンネルデコーダ605は、上述した実施形態により不均一誤り確率を有するLDPCデコーダを使用する。
すなわち、図5のチャンネルエンコーダ501から送信される情報ビットの重要度を考慮して不均一LDPCエンコーダの各変数ノードにマッピングし、それによって、チャンネルデコーダ605は、受信信号の復号のためにチャンネルエンコーダ501に使用された不均一LDPCエンコーダによる不均一LDPCデコーダを使用する。
一方、送信装置に備えられたビット整列制御部507は、受信装置でも同一に適用可能で、上述した情報ビットの重要度により不均一LDPC符号にマッピングする方法に関するマッピング情報を含んでチャンネルデコーダ605を制御するようになる。
以下、図7及び図8を参照して、本発明で提案する送受信方法を説明する。
図7は、本発明の実施形態によるデータ送信方法を示すフローチャートである。図7を参照すると、送信する情報ビットが生成され(ステップ701)、この情報ビットは、その重要度によりエンコーダの入力ノードに情報ビットをマッピングする(ステップ703)。次に、マッピング方法に対応する不均一LDPCエンコーダの符号化によりチャンネル符号化を遂行する(ステップ705)。このチャンネル符号化された情報ビットは、信号マッパで信号マッピングされ(ステップ707)、このマッピングされた信号は変調器に入力される。この変調器に入力された信号は、システムの設定による変調方式に対応する変調方式により変調され(ステップ709)、受信側に最終データを伝送する(ステップ711)。
以下、図8を参照して本発明で提案する受信方法について説明する。この受信方法は、上述した送信方法の逆順に遂行される。
図8は、本発明の実施形態によるデータ受信方法を示すフローチャートである。図8を参照すると、チャンネルから信号を受信し(ステップ801)、受信された信号を変調される前のデータに復調する(ステップ803)。このとき、復調方法は、送信側の変調方式に対応する復調方式で復調される。一方、復調されたデータは、逆信号マッパを通じて逆信号マッピングされる(ステップ805)。このとき、逆信号マッピングを行うときには、上述したように信号がマッピングされる前のデータに対する推定を遂行する。
次に、逆信号マッパを通じて逆信号マッピングされた出力値はデコーダに入力され、デコーダでは符号化される前のデータ値でその重要度により復号される(ステップ807)。上述したように復号方法は、図7に示した符号方式により変わるようになり、本発明の実施形態により不均一誤り確率を有するLDPC符号によって復号される。最後に、復号された信号は情報データとして最終出力される(ステップ809)。
以下、図9を参照して上述した不均一LDPCデコーダを通じて本発明の実施形態による不均一LDPC符号の復号する過程について説明する。
図9は、本発明の実施形態の機能を遂行する不均一ブロックLDPC符号のデコーダの内部構造を示す。図9を参照すると、ブロックLDPC符号の復号装置は、変数ノード復号部900と、加算器915と、デインタリーバ(deinterleaver)917と、インタリーバ(interleaver)919と、制御器921と、メモリ923と、加算器925と、検査ノード復号部950と、ハード判定器929とを含む。また、変数ノード復号部900は、変数ノードデコーダ911及びスイッチ913で構成され、検査ノード復号部950は検査ノードデコーダ927で構成される。
まず、無線チャンネルを通じて受信される受信信号は、変数ノード復号部900の変数ノードデコーダ911に入力される。変数ノードデコーダ911は、入力された受信信号の確率値を計算し、この計算された確率値をアップデートした後にスイッチ913及び加算器915に出力する。ここで、変数ノードデコーダ911は、ブロックLDPC符号の復号装置に予め設定されているパリティ検査行列に対応して変数ノードを接続し、変数ノードに接続された1の個数だけの入力値と出力値を有するアップデート演算が遂行される。変数ノードの各々に接続された1の個数は、パリティ検査行列を構成する列それぞれのウェイトと同一である。したがって、パリティ検査行列を構成する列それぞれのウェイトにより、変数ノードデコーダ911の内部演算が相違するようになる。
加算器915は、変数ノードデコーダ911から出力された信号と以前反復復号化過程でインタリーバ919の出力信号を入力し、変数ノードデコーダ911の出力信号から以前反復復号化過程でインタリーバ919の出力信号を減算した後に、デインタリーバ917に出力する。ここで、復号化過程が最初の復号化過程である場合に、インタリーバ919の出力信号は0とみなすことはもちろんである。
デインタリーバ917は、加算器915から出力された信号を入力して予め設定されている設定方式に対応してデインタリービングした後に、加算器925と検査ノードデコーダ927に出力する。ここで、デインタリーバ917の内部構造は、パリティ検査行列に対応する構造を有する。その理由は、パリティ検査行列の1の 値を有するエレメントの位置により、デインタリーバ917に対応するインタリーバ919の入力値に対する出力値が相違するようになるためである。
一方、加算器925は、以前反復復号過程で検査ノードデコーダ927の出力信号とデインタリーバ917の出力信号を入力し、以前反復復号過程で検査ノードデコーダ927の出力信号からデインタリーバ917の出力信号を減算した後にインタリーバ919に出力する。このとき、検査ノードデコーダ927は、ブロックLDPC符号の復号装置に予め設定されているパリティ検査行列に対応して検査ノードを接続し、検査ノードに接続された1の個数だけの入力値と出力値を有するアップデート演算が遂行される。検査ノードの各々に接続された1の個数はパリティ検査行列を構成する行それぞれのウェイトと同一である。したがって、パリティ検査行列を構成する行のそれぞれのウェイトにより、検査ノードデコーダ927の内部演算が相違するようになる。
したがって、提案する本発明では、パリティ検査行列を用いて不均一誤り確率を有する符号を設計することによって、デコーダの構造を構成する。
一方、インタリーバ919は、制御器921の制御により予め設定されている方式で加算器925から出力された信号をインタリービングした後に、加算器915及び変数ノードデコーダ911に出力する。ここで、制御器921は、本発明で設計したパリティ検査行列によりメモリ923に貯蔵されているインタリービング方式に関連した情報を読み取ってインタリーバ919のインタリービング方式を制御するようになる。また、復号化過程が最初の復号化過程である場合に、デインタリーバ917の出力信号は0であるとみなすことはもちろんである。
ここで、上述したように本発明で構成した不均一誤り確率を有する符号に対するパリティ検査行列はメモリに貯蔵されており、デインタリーバはメモリに貯蔵されているパリティ検査行列に基づいて制御器に設定されている方法によって構成される。
上記のような過程を反復的に遂行することによって、誤りなしに信頼度の高い復号化を遂行し、予め設定した反復回数に該当する反復復号化を遂行した後に、スイッチ913は、変数ノードデコーダ911と加算器915との間をスイッチングオフ(switching off)状態にした後に、変数ノードデコーダ911とハード判定器929との間をスイッチングオン(switching on)状態にして変数ノードデコーダ911に出力した信号がハード判定器929に出力される。ハード判定器929は、変数ノードデコーダ911から出力された信号を入力してハード判定した後に、そのハード判定の結果を出力し、ハード判定器929の出力値が最終的に復号化された値となる。
一方、上述した本発明の実施形態による不均一LDPC符号は、メモリ923に貯蔵され、このとき、貯蔵された不均一LDPC符号は送信する情報ビットを重要度を考慮してLDPC符号化及び復号化を遂行するために設定された符号である。したがって、伝送される情報ビットで、各ビットに対する重要度の順序が変更される場合に、LDPC符号の列を置き換え、或いはマッピング順序を変更することによって本発明を適用することが可能になる。
以上、本発明の具体的な実施形態に関して詳細に説明したが、本発明の範囲を外れない限り、様々な変形が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には自明なことであろう。したがって、本発明の範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲及びこの特許請求の範囲と均等なものに基づいて定められるべきである。
一般的な(8,2,4)LDPC符号のパリティ検査行列を示す図である。 図1の(8,2,4)LDPC符号のパリティ検査行列のファクターグラフを示す図である。 本発明の実施形態による不均一誤り確率を有するLDPC符号のファクターグラフを示す図である。 本発明の実施形態による伝送ビットをその重要度によりLDPC符号にマッピングする手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態によるデータ送信装置を示すブロック構成図である。 本発明の実施形態によるデータ受信装置を示すブロック構成図である。 本発明の実施形態によるデータ送信方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態によるデータ受信方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態によるLDPC符号の復号装置の内部構造を示すブロック構成図である。
符号の説明
211 変数ノードx
213 変数ノードx
215 変数ノードx
217 変数ノードx
219 変数ノードx
221 変数ノードx
223 変数ノードx
225 変数ノードx
227,229,231,233 検査ノード
300 変数ノード
301 情報部分
303 V.N1
305 V.N2
307 V.N3
309 V.N4
311 パリティ部分
313 V.N5
315 V.N6
317 V.N7
319 V.N8
320 インタリーバ
330 検査ノード
331,333,335,337 検査ノード
501 チャンネルエンコーダ
503 信号マッパ
505 変調部
507 ビット整列制御部
601 復調部
603 逆信号マッパ
605 チャンネルデコーダ
900 変数ノード復号部
911 変数ノードデコーダ
913 スイッチ
915 加算器
917 デインタリーバ
919 インタリーバ
921 制御器
923 メモリ
925 加算器
927 検査ノードデコーダ
929 ハード判定器
950 検査ノード復号部

Claims (59)

  1. 情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率(unequal error probability)を有する低密度パリティ検査(Low Density Parity Check:LDPC)符号を通じて前記情報ビットを符号化して伝送する装置であって、
    前記LDPC符号のファクターグラフ内の各変数ノードの中で、誤り発生確率が低い変数ノードに前記情報ビットのうちの重要度が高い情報ビットをマッピング(mapping)し、前記誤り発生確率が高い変数ノードに前記情報ビットのうちの重要度が低い情報ビットをマッピングして符号化する不均一LDPCエンコーダを含むことを特徴とする伝送装置。
  2. 前記各変数ノードの誤り発生確率は、前記各変数ノードの次数(degree)によって決定されることを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  3. 前記各変数ノードの次数が高いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項2記載の伝送装置。
  4. 前記各変数ノードの誤り発生確率は、前記各変数ノードのサイクルによって決定されることを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  5. 前記各変数ノードのサイクルが長いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項4記載の伝送装置。
  6. 前記重要度により各々マッピングして出力される前記情報ビットを変調して伝送する変調部をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  7. 前記情報ビットの重要度によるマッピングは、前記LDPC符号に対するLDPC行列の各列を置換してマッピングすることを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  8. 前記情報ビットの重要度によるマッピングは、前記LDPC符号を固定させた後に、前記情報ビットの順序を重要度により再配列してマッピングすることを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  9. 前記情報ビットをその重要度により、前記LDPC符号にマッピングされるように制御するビット整列制御部をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  10. 情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率を有する低密度パリティ検査(LDPC)符号を通じて符号化して伝送される信号を受信する装置であって、
    前記LDPC符号のファクターグラフ内の各変数ノードの中で、誤り発生 確率が低い変数ノードに受信された情報ビットから重要度が高い情報ビットをマッピングし、前記誤り発生確率が高い変数ノードに前記情報ビットから重要度が低い情報ビットをマッピングするエンコーダに対応してデマッピング(demapping)する不均一LDPCデコーダを含むことを特徴とする受信装置。
  11. 前記各変数ノードの誤り発生確率は、前記各変数ノードの次数によって決定されることを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  12. 前記各変数ノードの次数が高いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項11記載の受信装置。
  13. 前記各変数ノードの誤り発生確率は、前記各変数ノードのサイクルによって決定されることを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  14. 前記各変数ノードのサイクルが長いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項13記載の受信装置。
  15. 前記受信された情報ビットを送信側の変調方式に対応して復調を遂行する復調部をさらに含むことを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  16. 前記情報ビットの重要度によるマッピングは、前記LDPC符号に対するLDPC行列の各列を置換してマッピングすることを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  17. 前記情報ビットの重要度によるマッピングは、前記LDPC符号を固定させた後に、前記情報ビットの順序を重要度により再配列してマッピングすることを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  18. 前記情報ビットをその重要度により前記LDPC符号にマッピングされるように制御するビット整列制御部をさらに含むことを特徴とする請求項10記載の受信装置。
  19. 情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率を有する低密度パリティ検査(LDPC)符号を通じて前記情報ビットを符号化して伝送する方法であって、
    前記LDPC符号のファクターグラフで、誤り発生確率が低い変数ノードに前記情報ビットから重要度が高い情報ビットをマッピングする段階と、
    前記LDPC符号のファクターグラフで、前記誤り発生確率が高い変数ノードに前記情報ビットから重要度が低い情報ビットをマッピングする段階と、
    を有することを特徴とする伝送方法。
  20. 前記各変数ノードの誤り発生確率は、前記各変数ノードの次数によって決定されることを特徴とする請求項19記載の伝送方法。
  21. 前記各変数ノードの次数が高いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項20記載の伝送方法。
  22. 前記各変数ノードの誤り発生確率は、前記各変数ノードのサイクルによって決定されることを特徴とする請求項19記載の伝送方法。
  23. 前記各変数ノードのサイクルが長いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項22記載の伝送方法。
  24. 重要度により各々マッピングして出力される前記情報ビットを変調して伝送する段階をさらに含むことを特徴とする請求項19記載の伝送方法。
  25. 前記情報ビットの重要度によるマッピング方法は、前記LDPC符号に対するLDPC行列の各列を置換してマッピングすることを特徴とする請求項19記載の伝送方法。
  26. 前記情報ビットの重要度によるマッピング方法は、前記LDPC符号を固定させた後に、前記情報ビットの順序を重要度により再配列してマッピングすることを特徴とする請求項19記載の伝送方法。
  27. 前記情報ビットをその重要度により、前記LDPC符号にマッピングされるように制御する段階をさらに含むことを特徴とする請求項19記載の伝送方法。
  28. 情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率を有する低密度パリティ検査(LDPC)符号を通じて符号化して伝送される信号を受信する方法であって、
    前記LDPC符号のファクターグラフで、誤り発生確率が低い変数ノードに前記受信された情報ビットから重要度が高い情報ビットをマッピングする方式に対応してデマッピングする段階と、
    前記LDPC符号のファクターグラフで、前記誤り発生確率が高い変数ノードに前記情報ビットから重要度が低い情報ビットをマッピングする方式に対応してデマッピングする段階と、
    を有することを特徴とする受信方法。
  29. 前記各変数ノードの誤り発生確率は、前記各変数ノードの次数によって決定されることを特徴とする請求項28記載の受信方法。
  30. 前記各変数ノードの次数が高いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項29記載の受信方法。
  31. 前記各変数ノードの誤り発生確率は、前記各変数ノードのサイクルによって決定されることを特徴とする請求項28記載の受信方法。
  32. 前記各変数ノードのサイクルが長いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項31記載の受信方法。
  33. 前記受信された情報ビットを送信側の変調方式に対応して復調する段階をさらに含むことを特徴とする請求項28記載の受信方法。
  34. 前記情報ビットの重要度によるマッピング方法は、前記LDPC符号に対するLDPC行列の各列を置換してマッピングすることを特徴とする請求項28記載の受信方法。
  35. 前記情報ビットの重要度によるマッピング方法は、前記LDPC符号を固定させた後に、前記情報ビットの順序を重要度により再配列してマッピングすることを特徴とする請求項28記載の受信方法。
  36. 前記情報ビットをその重要度により前記LDPC符号にマッピングされるように制御する段階をさらに含むことを特徴とする請求項28記載の受信方法。
  37. 情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、データを符号化する方法であって、
    送信する情報ビットを生成し、重要度によりエンコーダの入力ノードに前記生成された情報ビットをマッピングする段階と、
    前記マッピングされた情報ビットを不均一LDPCエンコーダの符号化に対応してチャンネル符号化を遂行する段階と、
    前記チャンネル符号化された情報ビットを信号マッピングし、前記マッピングされた信号に対してシステム設定による変調方式に対応して変調する段階と、
    前記変調されて出力された最終データを伝送する段階と、
    を有することを特徴とする符号化方法。
  38. 前記情報ビットの重要度によりエンコーダの入力ノードにマッピングする方法は、前記LDPC符号の各変数ノードの次数によって決定される誤り発生確率に対応してマッピングすることを特徴とする請求項37記載の符号化方法。
  39. 前記各変数ノードの次数が高いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項38記載の符号化方法。
  40. 前記情報ビットの重要度によりエンコーダの入力ノードにマッピングする方法は、前記LDPC符号の各変数ノードのサイクルによって決定される誤り発生確率に対応してマッピングすることを特徴とする請求項37記載の符号化方法。
  41. 前記各変数ノードのサイクルが長いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項40記載の符号化方法。
  42. 前記情報ビットの重要度によるマッピング方法は、前記LDPC符号に対するLDPC行列の各列を置換してマッピングすることを特徴とする請求項37記載の符号化方法。
  43. 前記情報ビットの重要度によるマッピング方法は、前記LDPC符号を固定させた後に、前記情報ビットの順序を重要度により再配列してマッピングすることを特徴とする請求項37記載の符号化方法。
  44. 前記情報ビットをその重要度により、前記LDPC符号にマッピングされるように制御する段階をさらに含むことを特徴とする請求項37記載の符号化方法。
  45. 情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、受信されたデータの復号化方法であって、
    チャンネルを通じて送信側から伝送される前記信号を受信し、前記受信された信号を変調方式に対応して復調する段階と、
    前記復調されたデータを逆信号マッピングし、前記逆信号マッピングされた信号を重要度により不均一誤り確率を有するLDPC符号にマッピングしてチャンネル復号化する段階と、
    前記チャンネル復号化されたデータを最終情報データとして出力する段階と、
    を含むことを特徴とする復号化方法。
  46. 前記情報ビットの重要度によるマッピング方法は、前記LDPC符号の各変数ノードの次数によって決定される誤り発生確率に対応してマッピングすることを特徴とする請求項45記載の復号化方法。
  47. 前記各変数ノードの次数が高いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項46記載の復号化方法。
  48. 前記情報ビットの重要度によるマッピング方法は、前記LDPC符号の各変数ノードのサイクルによって決定される誤り発生確率に対応してマッピングすることを特徴とする請求項45記載の復号化方法。
  49. 前記各変数ノードのサイクルが長いほど、前記各変数ノードの誤り発生確率が低くなることを特徴とする請求項48記載の復号化方法。
  50. 前記情報ビットの重要度によるマッピング方法は、前記LDPC符号に対するLDPC行列の各列を置換してマッピングすることを特徴とする請求項45記載の復号化方法。
  51. 前記情報ビットの重要度によるマッピング方法は、前記LDPC符号を固定させた後に、前記情報ビットの順序を重要度により再配列してマッピングすることを特徴とする請求項45記載の復号化方法。
  52. 前記情報ビットをその重要度により前記LDPC符号にマッピングされるように制御する段階をさらに含むことを特徴とする請求項45記載の復号化方法。
  53. 情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、前記伝送ビットの重要度によりLDPC符号にマッピングする方法であって、
    前記LDPC符号のパリティ検査行列によるファクターグラフで、各変数ノードを次数が一番高い順に整列し、優先順位が高い情報ビットを割り当てるための第1の順序インデックスを設定する段階と、
    前記の段階で割り当てられない変数ノードのうち、一番高い次数を有する変数ノードの集合を設定し、前記変数ノードの集合エレメントを確認する段階と、
    前記変数ノードの集合のエレメントが一つである場合に、前記割り当てられない変数ノードのうちの前記一つの変数ノードを情報ビットに割り当て、前記変数ノードの集合のエレメントが複数である場合に前記集合に属する情報ビットを割り当てるための第2の順序インデックスを設定する段階と、
    前記第2の順序インデックスの設定により、一番高い次数を有する変数ノードを決定し、同一の次数を有する変数ノードに対してサイクルが一番大きいノードを選択して情報ビットを割り当てる段階と、
    を含むことを特徴とするマッピング方法。
  54. 前記第2の順序インデックスを前記変数ノードの集合のエレメント個数と比較し、前記集合のすべての変数ノードが情報ビットに割り当てられ、前記第1の順序インデックスが入力ビットの個数と比較してすべての入力ビットが割り当てられると、前記割り当てによりパリティ検査行列の変数ノードのマッピング順序を伝送しようとする情報ビットの順序により整列する段階をさらに含むことを特徴とする請求項53記載のマッピング方法。
  55. 前記第2の順序インデックスを前記集合のエレメント個数と比較し、前記集合のエレメント個数より少ない場合に、前記第2の順序インデックスを一つ増加した後に、前記段階を反復する段階を含むことを特徴とする請求項53記載のマッピング方法。
  56. 前記第1の順序インデックスが入力ビットの個数と比較し、前記入力ビットの個数より少ない場合に、前記第1の順序インデックスを前記集合のエレメント個数だけ増加させた後に前記段階を反復する段階を含むことを特徴とする請求項53記載のマッピング方法。
  57. 前記重要度により前記情報ビットをマッピングする方法は、前記LDPC符号を固定させ、前記情報ビットの順序をマッピング順序により再配列することを特徴とする請求項53記載のマッピング方法。
  58. 前記重要度により前記情報ビットをマッピングする方法は、前記入力される情報ビットを固定し、前記LDPC符号のパリティ検査行列の列を置換することを特徴とする請求項53記載のマッピング方法。
  59. 情報ビットをチャンネル符号化して伝送する無線通信システムで、不均一誤り確率を有するLDPC符号の復号装置であって、
    前記パリティ検査符号の検査行列を構成する列のそれぞれのウェイトに対応して変数ノードを接続して確率値を算出する変数ノードデコーダと、
    前記変数ノードデコーダの出力信号から以前復号時に生成された信号を減算する第1の加算器と、
    前記第1の加算器で出力した信号を前記パリティ検査行列に対応してデインタリービングするデインタリーバと、
    前記パリティ検査行列を構成する列のそれぞれのウェイトに対応して検査ノードを接続して前記デインタリーバからの出力信号の確率値を算出する検査ノードデコーダと、
    前記検査ノードデコーダの出力信号から前記デインタリーバの出力信号を減算する第2の加算器と、
    前記第2の加算器から出力された信号を前記パリティ検査行列に対応してインタリービングするインタリーバと、
    前記パリティ検査行列を生成し、前記デインタリービング方式及びインタリービング方式を前記パリティ検査行列に対応して制御する制御器と、
    前記情報ビットの重要度により符号化又は復号化する不均一誤り確率を有するLDPC符号に対するLDPC行列を貯蔵するメモリと、を含み、
    前記デインタリーバは、前記メモリに貯蔵されたLDPC行列に基づいて前記制御器の制御により構成されることを特徴とする復号装置。
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