JP2007511871A - 手動ロック安全装置付高温限度サーモスタット - Google Patents
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Abstract
手動リセット高温限度サーモスタットを提供する。手動リセットロックアウト機能は、検出温度がその高レベル限度に達した場合、サーモスタット作動と同時に外側へ移動するロックロッドによって提供される。その後、一旦検出温度がサーモスタット設定点を下回ると、手動リセットリセットスライドがロックロッドに係合し、サーモスタットの自動リセットを阻止する。一旦温度が下がった後のサーモスタットのリセットは、スイッチをスライドさせてリセットスライドをロックロッドから外して行う。すると、サーモスタットの内部のスナップアクション機構がロックロッドを引込めて、サーモスタットの電気接点をリセットする。
Description
本発明は一般的には電気式サーモスタット、具体的には高温限度電気式サーモスタットに関する。
適切な運転に温度調節が必要であるシステムにおいては、何らかの形式の電気式サーモスタットを用いて加熱源または冷却源を制御して、所望の設定点または所望の範囲に温度を維持することが普通である。そのようなシステムは多様であり、揚げ物用鍋、グリドル、オーブン、ボイラ、などを含む。これら高温用途においては、バルブ(球)と毛細管を用いた電気式サーモスタットを用いて、ユーザーが選んだ、またはプリセットした温度において制御機構を作動させるのが普通である。
システムの一例、すなわち営業レストランの揚げ物用鍋においては、ガスバーナを用いて揚げ物用の油溜りに熱エネルギを与える。バーナへ流れるガスは、ガス流量制御弁によって制御される。弁の位置決め、例えば開位置または閉位置は、揚げ物用の油溜り内に配置された感温バルブを有する電気式サーモスタットによって調節される。外部電源を不要にするため、ガス流量制御弁は、この技術分野で周知のサーモパイルワイヤを用いることができる。電気式サーモスタットは、油溜りに対する所望の温度をユーザーが設定できるよう、ノブなどのユーザーインターフェイスを備えることが普通である。
運転中、サーモスタットは、沈められたバルブを介して油溜りの温度をモニターする。モニターした温度がサーモスタットの設定点温度より低ければ、ガス流量制御弁を開いてバーナへガスを流す。するとバーナ点火装置がバーナにおいてガスに点火し、油溜りの温度を上げる。温度がサーモスタットの設定点温度に達すると、サーモスタット機構がガス流量制御弁を閉じ、バーナへのガス流を停止する。油溜りの温度が低下し始めると、電気式サーモスタットの自動リセット機能は、ガス流量制御弁を開きバーナへのガス流を再開するように、再度指令するように切り換わる。このようにして、油溜り内の油を一定範囲内の所望の設定点温度に維持し、揚げ物用食品の適切な調理を確実にする。
上記のような高温用途に特に好適な電気式サーモスタットは、ロバートショウ・コントロールズ社(Robertshaw Controls Company)が販売しているRX型ミリボルト直流電気式サーモスタット(RX Millivolt Direct Current Electric Thermostat)である。この単極サーモスタットは、外部電源を不要にするためサーモパイルを用いるような、厳しい条件のミリボルト/ミリアンペア直流用途用に特別に設計されている。このRX型電気式サーモスタットは、周囲温度が110℃(230°F)に達する、最も過酷な環境条件において耐久性と精度とを提供するため、密封式リードスイッチを用いている。このサーモスタットはネジタイプの端子と頑丈な設計の鉄製ケースを備え、かかる過酷な条件下での電気的完全性を確保し、例えばガス流量制御弁を制御するための正確かつ定評のあるスナップアクション機構を提供する。
定評あるこのRX型電気式サーモスタットの作動は、図14のこのサーモスタットの断面図を参照すると更によく理解できよう。このRX型電気式サーモスタット21の断面図のスナップアクション機構23の位置では、リードスイッチ25の接点が開回路である。リードスイッチ25は、電気端子接続29の保持台としての端子ブロック27内に保持されている。端子ブロック27内において、スナップアクション機構23の作動機構31は、図14に示す第1位置と図15に示す第2位置との間で移動可能とされている。作動機構31がこれら二つの位置の間を移動すると、リードスイッチ25の接点が、作動機構31に保持された磁石33の影響により開位置と閉位置との間を移動する。すなわち、磁石33をリードスイッチ25から離すと(図14参照)、リードスイッチ25の接点が開く。しかし、磁石33をリードスイッチ25に近づけると(図15)、リードスイッチ25の接点が閉じる。
作動機構31の2つの位置間の移動は、温度検出バルブによって検出される媒体内の温度変化に応じて該バルブ内の流体が膨張および収縮するときに行われる。該流体が膨張すると、ダイヤフラム(diastat)35が変形し、その結果、作動ポスト37がスナップアクション機構23の作動ディンプル39を押し下げる。ダイヤフラム35の十分な変形が作動ポスト37を十分に横移動させると、スナップアクション機構が作動し、作動機構31を急速に位置変化させる。同様に、被検出媒体内の温度が下がると、温度検出バルブ内の流体が収縮する。該流体が毛細管内を下がって抜かれると、ダイヤフラム35は非変形位置へ戻り、これにより作動ポスト37が横移動してディンプル39から離れる。十分に移動すると、スナップアクション機構23が再び作動して、作動機構31を急速に交互の他の位置へ移動させる。これら二つの位置の間での作動機構31の正確な移動を助けるため、また、この移動中に作動機構で発生する可能性のある跳ね返りを可能な限り低減するため、一対の位置決めバネ41,43が、端子ブロック27内で作動機構31内に保持されている。既に述べたように、ユーザーが作動させるノブを、調節ネジ45上に設けて、スナップアクション機構23の作動点を変更できるようにすることができる。
多くの上記用途において、サーモスタットが故障してガス流量制御弁が閉じないと、その結果、バーナが熱エネルギを供給し続けるので、油溜り、オーブンキャビティ、グリドル面などが過熱されることがある。大多数の装置にはバーナの手動遮断装置が備えられているが、そのような装置では、人が過熱状態に気づいてバーナを消す必要がある。しかし、もしそのような状態に気づかないと、食品が調理し過ぎか、あるいは危険な状態になる可能性がある。
従って当該技術分野において、一次制御サーモスタットが故障した場合、危険な温度に達する前にバーナを消す高温限度バックアップサーモスタットの必要性が存在する。
上記に鑑み、本発明は新規かつ改良された高限度サーモスタットを提供する。より具体的には、本発明は、手動リセット付きの新規かつ改良された低電圧高温サーモスタットを提供する。本発明は更に、その温度においてサーモスタットが作動する、予め設定されたまたは手動で設定可能な高温限度手動リセット装置付きの新規かつ改良されたサーモスタットを提供する。このように、本発明による手動リセット付きの高限度サーモスタットは、一次サーモスタット制御の故障によって温度暴走が起こる可能性のある装置におけるバックアップサーモスタットおよび安全機能として最適である。
本発明の好ましい実施例において、高限度電気式サーモスタットは、毛細管を介してサーモスタットハウジング内のダイヤフラム(diastat)に結合された温度検出バルブを有する。ダイヤフラムは、温度検出バルブ内の流体の膨張と収縮に伴って撓む。ダイヤフラムのこの撓みは、一つの部材を介して作用し、特定の温度において作動機構を第1位置から第2位置へ移動させ、サーモスタット内のスイッチを作動させる。この実施例は、端子ブロックとロックロッドとを有し、該ロックロッドは作動機構に取付けられるとともに、端子ブロックの溝を通って延在している。裏蓋も溝を有し、これはバネタブで終止している。リセットスライドが、カバー溝内にスライド可能に収容され、スイッチの本体から延在するロッキングスレッドを有する。付勢バネがバネタブとリセットスライドとの間に配置され、リセットスライドをロックロッド方向へ付勢する。
一実施例において、ロックロッドは、ロッキングヘッドで終止する縮径部を有する。これら両部間にロッキングショルダが画定されている。ロッキングヘッドは、第1位置から第2位置への作動機構の移動において端子ブロック溝を通って延ばされることが望ましい。更に、リセットスライドのロッキングスレッドは、ロッキングショルダの近傍において縮径部の方向へ付勢されている。第2位置から第1位置への作動機構の移動は、ロックロッドのロッキングショルダに接触するリセットスライドのロッキングスレッドによって阻止される。ただし、第2位置から第1位置への作動機構の移動は、付勢バネの付勢力に抗して、リセットスライドを手動でスライドさせてロックロッドから離すことによって可能となる。一実施例において、ロッキングヘッドの外面は傾斜した形状を有し、これはリセットスライドのロッキングスレッドに対するカム面となる。
リセットスライドのロッキングスレッドは、端子ブロック溝内に収容されることが望ましい。同じく好ましい一実施例において、リセットスライドは、付勢バネを収容するためのキャビティを有する。これは更に、リセットスライドの移動中に裏蓋のバネタブを収容するため、該キャビティの後方に延在するカウルを有する。更に、リセットスライドは、両側に一対のカバー受入れスロットを有し、リセットスライドを裏蓋溝内でスライド可能に配置する。
本発明の代替実施例において、高限度電気式サーモスタットは、サーモスタットハウジングと、該サーモスタットハウジング内に配置されたダイヤフラムと、毛細管を介して該ダイヤフラムに結合された温度検出バルブと、該ダイヤフラムに結合されたスイッチ機構と、該スイッチ機構に取り付けられサーモスタットハウジングを通って延在するロックロッドと、リセットスライドとを備える。リセットスライドはロックロッドに係合し、スイッチ機構の第1状態から第2状態への移行を許容し、スイッチ機構の第2状態から第1状態への移行を阻止する。一実施例において、スイッチ機構は、機能的にダイヤフラムに結合されたスナップアクション機構と、スナップアクション機構に結合された作動機構とを有する。この実施例においては、ロックロッドは作動機構に取付けられている。
好ましい実施例において、リセットスライドは、バネタブで終止するサーモスタットハウジングの溝に、スライド可能に収容されている。サーモスタットは更に、バネタブとリセットスライドとの間に配置され、リセットスライドをロックロッド方向へ付勢する付勢バネを有する。サーモスタットハウジングは、溝が画定される端子ブロックを備えることが望ましい。更に、サーモスタットハウジングは、ロックロッドが通って延在する第2溝をも画定することが望ましい。この実施例において、リセットスライドは、前記第2溝にスライド可能に収容するロッキングスレッドを備える。サーモスタットハウジングは、第2溝が画定された裏蓋を備えることが望ましい。
ダイヤフラムは、温度検出バルブ内の流体の膨張と収縮に応じて撓むことが望ましい。ダイヤフラムのこの撓みは、一部材を介して作用し、特定の温度においてスナップアクション機構を作動させ、作動機構を第1位置から第2位置へ移行させる。この作動機構は磁石を備えることが望ましい。スイッチ機構は更に、第1位置と第2位置との間での作動機構の移行がリードスイッチの接点を移行させるように、作動機構の近傍に配置されたリードスイッチを備える。一実施例において、第2状態から第1状態へスイッチ機構を移行できるよう、リセットスライドは手動操作可能である。サーモスタットは更に、ユーザーがスイッチ機構の作動点を変更できるよう、調節ネジを備える。
本発明の代替実施例において、温度調節システムは、被調節環境内に配置される温度検出要素を有する一次温度制御サーモスタットと、被調節環境内に配置される第2温度検出要素を有する高温限度サーモスタットとを備える。該システムはまた加熱制御機構を含み、これを電気的に一次温度制御サーモスタットと高温限度サーモスタットとに結合し、一次温度制御サーモスタットと高温限度サーモスタットとのいずれかが加熱制御機構に閉止のコマンドを出した場合、加熱制御機構が閉止する。高温限度サーモスタットは、該高温限度サーモスタットのスイッチ機構に取付けられるとともにハウジングを通って延在するロックロッドを有する手動リセット機構を備えることが望ましい。リセットスライドが機能的にロックロッドに係合し、スイッチ機構が第1状態から第2状態へ移行することを許容し、スイッチ機構が第2状態から第1状態へ移行することを阻止する。
高温限度サーモスタットが加熱制御機構に閉止のコマンドを出した場合、高温限度サーモスタットの第2状態から第1状態への移行を可能にするためには、リセットスライドによる手動リセットが必要であることが望ましい。一実施例において、高温限度サーモスタットが加熱制御要素に閉止のコマンドを出す温度がプリセットされる。
本発明の他の局面、目的、および利点は、添付図面を参照した以下の詳細説明から更に明らかになるであろう。
本発明が特定の好ましい実施の形態と関係付けて説明されるが、発明をそれらの実施の形態に限定する意図はない。逆に、意図するところは、添付の請求項で明確にされるように本発明の思想と範囲に含まれる全ての改変、変更および均等物を包含することである。
図1は、本発明のサーモスタット20が特に好適である環境例を示す。上記背景技術のところで述べたように、典型的な揚げ物用システムは、RX型ミリボルト直流電気式サーモスタット(model RX Millivolt Direct Current Electric Thermostat)21のような制御サーモスタットを用いて、油溜り53の温度をバルブ51によって検出する。油溜り53の温度がサーモスタット21の設定点より低いとき、ガス流量制御弁57が開かれ、バーナ55へ燃料を供給し、油溜り53を加熱できる。また上にも述べたように、そのような装置の多くは、外部電源を不要にするためサーモパイル59を用いている。油溜り53の温度が上昇すると、バルブ51内の流体は既知の割合で膨張する。油溜り53の温度がサーモスタット21の設定点に達すると、サーモスタット21はガス流量制御弁57を閉じるコマンドを出し、バーナ55を閉止する。油溜り53の温度が下がると、バルブ51内の流体が収縮する。油溜り53の温度が、サーモスタット21のヒステリシスに等しいかまたはそれより大きい量だけ下がると、サーモスタット21は再び作動し、ガス流量制御弁57を開くコマンドを出し、再びバーナ55で油溜り53を加熱できる。
図1の揚げ物用システムのような環境の多くにおいて、サーモスタット21がガス流量制御弁51を閉じない故障による過熱状態は、望ましくない状態になる可能性がある。実際、ガス流量制御弁57がいつまでも開いたままにされると、油溜り53の温度が高いレベルに上がる可能性がある。望ましくない状態の発生を防ぐため、本発明のサーモスタット20を、ガス流量制御弁57の高温限度、冗長制御機構として用いる。RX型電気式サーモスタットは信頼性の高い耐久構造であるので、この機構が望ましい。しかし、RX型電気式サーモスタットの自動リセット制御機能は、そのような状況で要求される安全特性は提供しない。特に、主制御サーモスタット21が故障した場合、油溜り53の温度は、バルブ22が検出するサーモスタット20の高温限度に達するまで上昇する。この点において、高温限度サーモスタット20が作動し、ガス流量制御弁57を閉じ、バーナ55を閉止する。しかし、油溜り53の温度が、一旦RX型サーモスタットのスイッチ機構のヒステリシス設定点以下になると、サーモスタットは再び自動的に作動し、ガス流量制御弁57を開く。要するに、RX型サーモスタットを高温限度サーモスタットとして用いると、油溜りはこの高温限度値に調節され、維持されることになる。従って、作業者は一次サーモスタット21が故障したことに気づかない可能性がある。
一次制御サーモスタット21の故障時に油溜り53が単に高温限度設定点に調節されることを防ぐため、本発明のサーモスタット20はRX型の自動リセットの特性を廃止し、手動リセットの必要性を提供する。本発明の一実施例において、図2に示すように、この手動リセットの特性は、サーモスタット20が一旦作動してガス流量弁を閉止すると、メンテナンス担当者が操作しなければならないリセットスライド24によって具体化される。図2に示す本発明の高温限度サーモスタット20の実施例では、手動リセット機構は通常位置、すなわち非作動位置にある。この機構はリセットスライド24とロックロッド26とを有する。本発明のこの実施例において、リセットスライド24はサーモスタット20の裏蓋28に保持されることが望ましい。本発明のこの実施例の端子ブロック30は、これを通るロックロッド26の移行に適応する。
図3に示すように、バルブ22によって検出された温度がサーモスタット20の温度限度設定点まで上昇すると、ロックロッド26の端は端子ブロック30外へ移行する。この位置において、バネ付勢されたリセットスライド24が、ロックロッド26のロッキングショルダ32の下に滑り込むことができる。従って、ロックロッド26はこの位置に捕捉される。すなわち、バルブ22が検出する温度が下がっても、本発明のサーモスタット20の自動リセットはできず、ガス流量制御弁57を再び開いて、バーナ55を点火することはできない。
そのときは、メンテナンス担当者を呼び、故障したサーモスタット21を交換し、高温限度サーモスタット20を手動リセットする必要がある。この手動リセットは、バネ付勢されたリセットスライド24をロックロッド26から離れるようにスライドさせて行ってもよい。ロックロッド26のショルダ32の下からロッキングスレッド34を抜き出すと、サーモスタット20の内部機構はリセット可能になる。
この動作を図4と図5とを参照して更にわかり易く説明する。特に、図4は、本発明の教示に従って構成したサーモスタット20の実施例の断面略図である。これら断面略図において、バルブ22内の流体の膨張と収縮に応じてダイヤフラムにより作動されるスナップアクションバネ機構は図示されていない。しかし、当業者には理解できるように、RX型電気式サーモスタットからのこの機構を変更なしで使ってもよく、温度限度設定点に達すると信頼できる迅速なアクションを行う。
特に図4を参照すると、サーモスタット20のこの実施例が非作動位置において示されている。代表的な構成において、この位置は、リードスイッチ25の接点が閉じた状態に相当する。この位置において、サーモスタット21の通常の制御は、この高限度サーモスタット20による影響は受けない。リセットスライド24のロッキングスレッド34部分とロックロッド26とはいずれも端子ブロック30内の溝36内に収容されている。ロックロッド26は、ネジ40または他の締結具によって作動機構38内に保持することができる。当業者は、液状接着剤等の接着剤、圧入、スピン溶接、ねじ込み、その他の締結具が使用可能であることを認識するであろう。更に、ロックロッド26は、作動機構38の一部分として形成してもよい。
手動リセット可能なリセットスライド24は、以下に更に詳しく述べるように、裏蓋28に保持されている。裏蓋28は、バネ44用の接点としてのバネタブ42を有することが望ましい。このバネ44は、ロッキングスレッド34をロックロッド26に押付けるスライド力を提供する。このバネ44はリセットスライド24内に形成されたキャビティ46内に保持されている。
バルブ22によって検出される温度がサーモスタット20の温度設定点を超えると、スナップアクション機構(不図示)が作動して、作動機構38を図5に示す位置へ移行させる。図から分るように、作動機構38がリ−ドスイッチ25から離れて移行することにより、ロックロッド26が端子ブロック30から突出する。この位置において、バネ44が加えるバネ力により、リセットスライド24は、ショルダ32との接触を介して、作動機構38が図4に示す位置へ戻らないようにロッキングスレッド34を位置決めする。このように、リードスイッチ25の接点は開いた状態に保持され、検出される環境の温度がサーモスタット20の通常のリセット温度より低くなっても、作動機構38をこの位置に保持することによって、バーナの再点火を防止する。このサーモスタット20をリセットするためには、サービス担当者がリセットスライド24を、ロックロッド26との係合から離す方向へスライドさせる必要がある。ロッキングスレッド34がロッキングショルダ32との係合から離されると、スナップアクション機構(不図示)は作動機構38を図4に示す位置へ戻し、これによってリードスイッチ25の接点は再び閉じられて、制御サーモスタット21による自動制御が再び可能になる。
図6の平面図から分るように、端子ブロック30は、サーモスタットハウジングのカバー28内に挿入されたカバー結合端50から延びる細長い溝36を有する。溝36の端の直径は、その中をロッキングショルダ32が自由に通過できればよい。溝36の幅は、リセットスライド24のロッキングスレッド34の幅が入る寸法とする。このようにして、手動リセット可能なサーモスタットロックアウト機構の作動が容易となる。すなわち、この実施例ではロックロッド26に対するロッキングスレッド34の適切な整列が溝36によって促進される。
図7は、作動機構38の部分断面図を示す。この断面図から分るように、本発明のこの実施例において、作動機構38はロッキングロッドレセプタクル52を有し、その中にロッキングロッドが保持される。ロッキングロッドレセプタクル52の反対側で、作動機構38は締結具レセプタクル54を画定する。これら二つのレセプタクル52,54の間に孔56が設けられ、これを介して締結具がロッキングロッド26の端に係合することができる。締結具は、リードスイッチ25の接触状態を変化させる磁石33の能力に影響を及ぼさないよう、非鉄であることが望ましい。
本発明のロッキングロッド26の一実施例を図8に示す。図8から分るように、ロッキングロッド28は、取り付けベース58を有し、この中に締結具収容孔60が設けられている。くびれ部62は縮径部64に繋がっている。縮径部64は、ロッキングヘッド66で終止し、これはリセットスライド24のロッキングスレッド34が係合するロッキングショルダ32を画定する。ロッキングヘッド66の外面68は、ロッキングスレッド34に対してカム面を形成する傾斜形状を有することが望ましい。このようにすると、ロックロッド26が作動位置へ移動するにつれて、ロッキングスレッド34に接触している外面68が、リセットスライド24を後方へ動かして、バネ44を更に圧縮する。ロックロッド26がその作動位置へ移行すると、ロッキングスレッドがスライド可能になり、バネ44の力によりロッキングショルダ32に係合する。リセットスライド24をまず後方へ移動させることにより、ロッキングロッド26の傾斜カム面68は、リセットスライド24がその休止した状態のままではないことを確実にし、手動ロックアウトシステムの信頼性を更に高める。しかし、当業者は、面68がロッキングスレッド34との接触点に対して直角でもよいことが分かるであろう。
図9は、リセットスライド24の側面図である。この側面図から分るように、ロッキングスレッド34の前方接触面70は、ロックロッド26の縮径部64との広めの接触面積を提供するため、平坦である。この接触面70の下方に、ロッキングスレッド34は傾斜面72を有し、これがロッキングロッド26のカム面68に接する。リセットスライド24は、図10の端面図でより明瞭に分るように、裏蓋受入れスロット74を両側に有する。これらスロット74の幅は、サーモスタットハウジングの裏蓋の厚さを受け入れればよく、スライディングスイッチ24が、それに沿って滑らかに過度の遊びがなく移行できればよい。このリセットスライド24はまた、図11の断面図でよりよく分かるように、リアカウル76を有する。このカウルは裏蓋28のバネタブ42を収容して、スイッチ24がその上を横方向移行することを可能にする。
図12の裏蓋28の平面図から分るように、リセットスライド24のスロット74は溝80内に収容されている。この溝80は、バネタブ42で終止しており、該バネタブ42は、好ましい実施例においては、図13に示すように、上に曲がっている。以上説明したように、このバネタブ42は、ロックロッド26に接触するようにスイッチ24を付勢するためのバネ44に対する後端支持を提供する。
ここに引用する出版物、特許出願、および特許を含むすべての参照資料は、あたかも各資料が、参照によって組み込まれるよう個別的かつ具体的に示され、またその全体が本明細書中に述べられたものと同等に、参照によって本明細書に組み込む。
本発明の説明文において(特に以下の請求項の文において)用いられる名詞及び同様な指示語の使用は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、単数および複数の両方に及ぶものと解釈される。語句「備える」、「有する」、「含む」および「包含する」は、特に断りのない限り、オープンエンドターム(すなわち「〜を含むが限定しない」という意味)として解釈される。本明細書中の数値範囲の具陳は、本明細書中で特に指摘しない限り、単にその範囲内に該当する各値を個々に言及するための略記法としての役割を果たすことだけを意図しており、各値は、本明細書中で個々に列挙されたかのように、明細書に組み込まれる。本明細書中で説明されるすべての方法は、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、あらゆる適切な順番で行うことができる。本明細書中で使用するあらゆる例または例示的な言い回し(例えば「など」)は、特に主張しない限り、単に本発明をよりよく説明することだけを意図し、本発明の範囲に対する制限を設けるものではない。明細書中の如何なる言い回しも、本発明の実施に不可欠である、請求項に記載されていない要素を示すものとは解釈されないものとする。
本明細書中では、発明を実施するため本発明者が知っている最良の形態を含め、本発明の好ましい実施の形態について説明している。当業者にとっては、上記説明を読んだ上で、これらの好ましい実施の形態の変形が明らかとなろう。本発明者は、熟練者が適宜このような変形を適用することを期待しており、本明細書中で具体的に説明される以外の方法で発明が実施されることを予定している。従って本発明は、準拠法で許されているように、本明細書に添付された請求項に記載の内容の修正および均等物をすべて含む。さらに、本明細書中で特に指摘したり、明らかに文脈と矛盾したりしない限り、考えられるすべての変形における上記要素のいずれの組合せも本発明に包含される。
明細書に組み込まれその一部分をなす添付図面は、本発明のいくつかの局面を描写し、記載事項とともに本発明の原理を説明するのに役立つ。図面において:
図1は、本発明のサーモスタットが特に好適である環境例のシステムレベルの略図である。
図2は、本発明の教示に従って構成された手動リセット温度限サーモスタットの一実施例の非作動状態における斜視図である。
図3は、図2の実施例の作動状態における斜視図である。
図4は、図2の実施例の断面略図である。
図5は、図3の実施例の断面略図である。
図6は、図2に示した本発明の実施例の端子ブロックの平面図である。
図7は、図2の実施例において用いる作動機構の部分断面図である。
図8は、図2の実施例において用いるロックロッドの正面図である。
図9は、図2の実施例において用いるリセットスライドの側面図である。
図10は、図9のリセットスライドの端面図である。
図11は、図10の11−11線に沿ったリセットスライドの断面図である。
図12は、図2の実施例の裏蓋の平面図である。
図13は、図12の裏蓋の一部破断側面図である。
図14は、開位置におけるリードスイッチの接点を有する従来のRX型サーモスタットの断面図である。
図15は、閉位置におけるリードスイッチの接点を有する従来のRX型サーモスタットの断面図である。
Claims (20)
- 毛細管を介してサーモスタットハウジング内のダイヤフラムに結合される温度検出バルブを有し、前記ダイヤフラムは前記温度検出バルブ内の流体の膨張および収縮に応じて撓み、一つの部材を介して作用する前記ダイヤフラムの前記撓みが特定の温度においてスナップアクション機構を作動させて作動機構を第1位置から第2位置へ移行させてスイッチを作動させる、高限度電気式サーモスタットであって:
内部に第1溝が画定された端子ブロックと;
前記作動機構に取付けられ、前記端子ブロック内の第1溝を通って延在するロックロッドと;
内部に第2溝が画定され、前記第2溝がバネタブで終止する裏蓋と;
前記第2溝内にスライド可能に収容されたリセットスライドであって、前記リセットスライドから延びるロッキングスレッドを有するリセットスライドと;
前記バネタブと前記リセットスライドとの間に機能的に配置され、前記リセットスライドを前記ロックロッドに向かって付勢する付勢バネとを備える;
高限度電気式サーモスタット。 - 前記ロックロッドが、ロッキングヘッドで終止する縮径部を有し、両者間にロッキングショルダを画定する;
請求項1に記載のサーモスタット。 - 前記ロッキングヘッドが、前記作動機構の第1位置から第2位置への移行の際に第1溝を通って延在し;
前記リセットスライドのロッキングスレッドが、前記ロッキングショルダの近傍の前記縮径部に向けて付勢される;
請求項2に記載のサーモスタット。 - 前記作動機構の第2位置から第1位置への移行が、前記ロックロッドのロッキングショルダに接触する前記リセットスライドのロッキングスレッドによって阻止される;
請求項3に記載のサーモスタット。 - 前記作動機構の第2位置から第1位置への移行が、前記リセットスライドを前記付勢バネの付勢に抗して前記ロックロッドから離す方向へスライドさせる手動操作で許容される;
請求項4に記載のサーモスタット。 - 前記ロッキングヘッドの外面が、前記リセットスライドのロッキングスレッドに対するカム面を形成する傾斜形状を提供する;
請求項2に記載のサーモスタット。 - 前記リセットスライドのロッキングスレッドが前記第1溝に収容されている;
請求項1に記載のサーモスタット。 - 前記リセットスライドが、その中に付勢バネを収容するためのキャビティと、前記リセットスライドの移動中に前記裏蓋のバネタブを収容するように前記キャビティの後方に延びるカウルとを画定し、
前記リセットスライドは更にその両側に一対のカバー受入れスロットを画定して前記リセットスライドを前記第2溝内にスライド可能に配置する;
請求項1に記載のサーモスタット。 - サーモスタットハウジングと;
前記サーモスタットハウジング内に配置されるダイヤフラムと;
毛細管を介して前記ダイヤフラムに結合される温度検出バルブと;
前記ダイヤフラムに機能的に結合されるスイッチ機構と;
前記スイッチ機構に取付けられ、前記サーモスタットハウジングを通って延在するロックロッドと;
前記ロックロッドに機能的に係合して前記スイッチ機構の第1状態から第2状態への移行を可能にし、前記スイッチ機構の第2状態から第1状態への移行を阻止するリセットスライドとを備える;
高限度電気式サーモスタット。 - 前記スイッチ機構は、前記ダイヤフラムに機能的に結合されるスナップアクション機構と、前記スナップアクション機構に結合される作動機構とを備え、
前記ロックロッドは前記作動機構に取付けられる;
請求項9に記載のサーモスタット。 - 前記リセットスライドがサーモスタットハウジング内の第1溝にスライド可能に収容され、前記第1溝はバネタブで終止し、
前記サーモスタットは更に、前記バネタブと前記リセットスライドとの間に機能的に配置されて前記リセットスライドを前記ロックロッド方向へ付勢する付勢バネを備える;
請求項9に記載のサーモスタット。 - 前記サーモスタットハウジングが端子ブロックを有し、
前記第1溝が前記端子ブロック内に画定されている;
請求項11に記載のサーモスタット。 - 前記サーモスタットハウジングは第2溝を画定し、該第2溝を通って前記ロックロッドが延在し;
前記リセットスライドは、それから延びるロッキングスレッドを有し;
前記第2溝はその中に更に前記ロッキングスレッドをスライド可能に収容する;
請求項11に記載のサーモスタット。 - 前記サーモスタットハウジングが裏蓋を有し、
前記第2溝が前記裏蓋に画定されている;
請求項13に記載のサーモスタット。 - 前記ダイヤフラムは前記温度検出バルブ内の流体の膨張および収縮に応じて撓み、一つの部材を介して作用する前記ダイヤフラムの前記撓みが特定の温度において前記スナップアクション機構を作動させて前記作動機構を第1位置から第2位置へ移行させ、前記作動機構はその中に配置された磁石を有し、
前記スイッチ機構は更に、前記作動機構の第1位置と第2位置との間での移動がリードスイッチの接点を移動させるように、前記作動機構の近傍に配置された前記リードスイッチを有する;
請求項10に記載のサーモスタット。 - 前記スイッチ機構の第2状態から第1状態への移行を可能にするように前記リセットスライドが手動操作可能である;
請求項9に記載のサーモスタット。 - ユーザーが前記スイッチ機構の作動点を変更できるよう調節ネジを更に備える;
請求項9に記載のサーモスタット。 - 被調節環境内に配置される第1温度検出要素を有する一次温度制御サーモスタットと;
被調節環境内に配置される第2温度検出要素を有する高温限度サーモスタットと;
前記一次温度制御サーモスタットと前記高温限度サーモスタットとのいずれかが加熱制御機構に停止コマンドを出した場合に加熱制御機構が停止するよう、前記一次温度制御サーモスタットと前記高温限度サーモスタットとに電気的に結合される加熱制御機構とを備え;
前記高温限度サーモスタットが、前記高温限度サーモスタットのスイッチ機構に取り付けられ、そのハウジングを通って延在するロックロッドと、前記スイッチ機構の第1状態から第2状態への移行を可能にし、前記スイッチ機構の第2状態から第1状態への移行を阻止するよう、前記ロックロッドに機能的に係合するリセットスライドとを備える手動リセット機構を含む;
温度調節システム。 - 前記高温限度サーモスタットが前記加熱制御機構に停止コマンドを出すと、前記高温限度サーモスタットの第2状態から第1状態への移行を可能にする前に、リセットスライドを介した手動リセットを必要とする;
請求項18に記載のシステム。 - 前記高温限度サーモスタットが、前記加熱制御機構に停止コマンドを出す温度がプリセットされる;
請求項18に記載のシステム。
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