JP2007507479A - 脂質代謝を調節するための方法および手段 - Google Patents
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Abstract
本発明は、個体の脂質代謝の調節、詳細には総コレステロールおよびアポリポタンパク質のレベルの低減に関する。この調節は、抗菌性化合物および金属キレート剤化合物の両者の併用投与により達成される。この脂質調節の種々の治療用途が提供される。
Description
本発明は、個体の脈管系内の脂質代謝の調節に関する。
脈管系内の脂質の輸送および代謝の異常は、高脂血症や他の病状と関連している。高脂血症は、先進国世界では主要な代謝疾患であり、糖尿病、肥満症、心臓血管病理、腎不全、ネフローゼ症候群、アルコール中毒、肝硬変、および甲状腺機能低下を含む、ある範囲の症状と関連している(Durrington, P.N. Hyperlipidaemia: diagnosis and management. Wright, London, 1989; Havel, R.J.およびRapaport, E. New England Journal of Medecine, 1995, 332, 1491-1498)。
高脂血症および脂質代謝の他の異常は、1種以上の血清マーカー(例えば総コレステロール、LDL−コレステロール、アポリポタンパク質Bおよびトリグリセリドなど)のレベルを測定することにより特定することができる。個体における1種以上のこれらのマーカーの異常レベルは、高脂血症および他の病状の特徴を示す。
現在の脂質調節薬剤は特定の患者群には効果が無く、脈管系でこれらのマーカーのレベルを選択的に低減させるための新薬は、健康増進、ならびに心疾患および他の病状のリスク低減に有用でありうる。
本発明者は、抗菌性化合物および金属キレート剤化合物を一緒に投与した場合に脂質代謝に対して予期せぬ効果を示し、特に総コレステロールおよびアポリポタンパク質Bのレベルを低減させることをここに見出した。この効果はこれらの化合物を単独で用いた場合には観察されない。
本発明の第1の態様は、個体の脈管系の脂質代謝を調節するための医薬の製造における抗菌性化合物および金属キレート剤の使用を提供する。
抗菌性化合物は、微生物感染症を予防、低減または改善する作用のあるどのような化合物であってもよい。適当な抗菌性化合物としては、テトラサイクリン、オフロキサシン、クリナフロキサシン(clinafloxacin)、シプロフロキサシン、クリンダマイシン、ドキシサイクリンおよびミノサイクリンが挙げられる。好適な抗菌性化合物としては、エリスロマイシンなどのマクロライド系抗生物質、または、トリスロマイシン(trythromycin)、ロキシスロマイシン、ジスロマイシン(zithromycin)、クラリスロマイシン、およびアジスロマイシンなどのアザライド系が挙げられる。
いくつかの実施形態においては、好適な抗菌性化合物は、低pHの抗酸化化合物、すなわちpH5〜6で抗酸化活性を示す化合物でありうる。低pHの抗酸化化合物の例としてはアジスロマイシンが挙げられる。抗酸化活性は、下記の実験セクションに記載したように測定することができる。
金属キレート剤としては、メシル酸デスフェリオキサミン、ヘム誘導体、ペニシラミン、チオプロニン、トリエンチン二塩酸塩、ジエチルジチオカルバメート、アセチルサリチル酸、エデト酸二ナトリウム/三ナトリウム、エデト酸およびユニチオールが挙げられる。特に、ペニシラミン、チオプロニン、トリエンチン二塩酸塩、ジエチルジチオカルバメートおよびアセチルサリチル酸などの銅キレート剤を使用することができる。
個体は、脂質代謝疾患、例えば高コレステロール血症、高脂血症、ネフローゼ症候群、甲状腺機能低下、異常グロブリン血症、またはクッシング症候群などを患っている可能性がある。そのような個体は、集団全体と比較して、高いレベルの血流中apo−Bおよび/または総コレステロールを示しうる。
あるいはまた、個体は、脂質代謝疾患を罹患していなくてもよく、血流中コレステロールまたはapo−Bのレベルが正常範囲内である、すなわち集団全体と比較して高くないレベルを示しうる。コレステロールおよびapo−Bのレベルの低減は、健康を増進し疾患への罹り易さを減少させるためには、こうした個体においてさえ望ましい可能性がある。
好適な実施形態において、脂質代謝は、アテローム性動脈硬化症を患っていない個体の脈管系において調節することができる。そのような個体は、アテローム性動脈硬化症の特徴、例えば狭窄した動脈、ECT(電気ショック療法)異常、および/または足関節上腕血圧比異常などを全く示さない可能性がある。
脂質代謝の調節には、総コレステロールレベルを減少させることおよび/またはapo−Bレベルを減少させることが含まれうる。総コレステロールとは、血液中でLDL、HDLおよび他のキャリアーによって運ばれるコレステロールの総量である。高レベルの総コレステロール、例えば>200mg/dLまたは>240mg/dLは、心血管疾患などの病状を患うリスクがの昇を示し得る。アポリポタンパク質Bは、低密度リポタンパク質(LDL)の主要タンパク質成分であり、ヒトでの血漿コレステロールの主要なキャリアーであるLDLの形成および代謝を指令するのに重要な役割を果たす。本明細書に記載する、LDL−コレステロールの減少を伴わないapo−Bレベルの低減は、LDL−コレステロールの代謝の影響力を低減させる点において治療的に有用であり得る。
LDLの役割はコレステロールを組織へと輸送することであるが、その組織ではコレステロールは、膜構造のため、またはステロイドホルモンなど種々の代謝産物へと変換されるために必要とされ得る。
上述した抗菌薬および金属キレート剤の組み合わせは、個体の脈管系の脂質代謝に影響を及ぼすために、同時にまたは連続的に使用することができる。薬剤、用量、持続時間および他のパラメーターの厳密な選択は、医師によって個々の状況に応じて判断されうる。この具体的な治療の有効性は、本明細書に記載の方法を用いて、治療される患者の血清中のLDLレベルの変化をモニターすることにより、それぞれの個別の場合について判断することができる。
抗菌性化合物および金属キレート剤は、個体に連続的にまたは同時に投与することができる。
本発明の他の態様は、個体の脈管系における脂質代謝の調節において金属キレート剤と併用するための医薬の製造における抗菌性化合物の使用を提供し、また、個体の脈管系における脂質代謝の調節において抗菌性化合物と併用するための医薬の製造における金属キレート剤の使用を提供する。
本発明の別の態様は、脈管系における脂質代謝の調節方法であって、抗菌性化合物および金属キレート剤を、それを必要とする個体に連続的にまたは同時に投与するステップを含む、前記方法を提供する。
抗菌性化合物および金属キレート剤は上で詳述されている。
方法は、前記治療の前、治療中および/または治療後に個体から得られたサンプル、例えば血液、血漿または血清サンプル中のapo−Bおよび/またはコレステロールのレベルを測定するステップを含んでもよい。
上記のように、個体は異常脂質代謝を示す可能性があり、例えば脂質代謝疾患を罹患している可能性がある。
本発明の別の態様は、個体の脈管系における脂質代謝を調節するための、抗菌性化合物および金属キレート剤を含む治療システムを提供する。
抗菌性化合物および金属キレート剤は、医薬組成物の形態で投与され得る。組成物は、上述の薬剤に加え、製薬上許容可能な賦形剤、担体、バッファー、安定剤または当業者に周知の他の材料を含んでもよい。そのような材料は無毒性であるべきであり、かつ有効成分の効果を妨害するものであってはならない。担体または他の材料の厳密な性質は投与経路に応じて異なるが、投与経路は経口または注入、例えば皮膚、皮下または静脈内注射とすることができる。
このことから、本発明は、本明細書に記載するように脂質代謝の調節に使用するための、抗菌薬、金属キレート剤および製薬上許容可能な賦形剤を含む医薬組成物を提供する。
抗菌性化合物および金属キレート剤化合物、ならびにこれらの化合物を含む組成物の適当な用量は、患者によって変動しうると理解されるであろう。最適用量の決定には、一般的に、治療の利益のレベルをあらゆるリスクまたは有害な副作用に対してバランスをとることが必要である。
選択された用量レベルは種々の要因に依存するが、そうした要因としては、限定するものではないが、その特定の化合物の活性、投与経路、投与の時間、化合物の排泄速度、治療の持続時間、併用する他の薬物、化合物および/または材料、ならびに、患者の年齢、性別、体重、状態、身体全体の健康およびそれ以前の病歴が挙げられる。一般には用量は所望の効果を達成する脳内での局所濃度を達成するものとなるが、化合物の量および投与経路は、最終的には医師の自由裁量による。適当な用量のさらなる詳細はthe British National Formulary (2000) British Medical Association & Royal Pharmacological Society of Great Britain発行に見られる。
in vivo投与は、連続的に、またはより好ましくは断続的に、例えば治療過程全体に渡り一定間隔で、1回用量で成されうる。投与の最も効果的な手段および用量を判断する方法は、当業者によく知られており、治療に用いる製剤および治療対象の被験者によって変動する。治療に当たっている医師によって選択される用量レベルおよびパターンを用いて、単回投与または複数回投与を行うことができる。
抗菌薬および金属キレート剤、またはこれらの化合物を含む組成物は、都合の良い投与経路で被験者に投与することができる。
投与経路としては、限定するものではないが、経口、例えば摂食により、ならびに非経口、例えば、皮膚、皮下もしくは静脈内注射により、またはデポーもしくはリザーバを例えば皮下もしくは筋内に移植することによる投与が挙げられる。
本発明の組成物は、都合良く単位用量形態に製剤化することができ、製薬学の分野でよく知られた任意の方法で調製することができる。製剤は、例えば、液体、溶剤、懸濁剤、乳濁剤、錠剤、カプセル剤、カシェ剤、丸剤、またはアンプル剤の形態であり得る。
非経口投与(例えば、皮膚、皮下、筋内、静脈内および皮内注射を含む注入による)については、有効成分は非経口的に許容可能な水溶液の形態となるが、この水溶液は発熱物質不含であり、適当なpH、等張性および安定性を有するものである。当業者ならば、例えば塩化ナトリウム注入液、リンゲル注入液、または乳酸加リンゲル注入液などの等張ビヒクルを用いて適当な溶液を調製することができる。保存料、安定剤、バッファー、抗酸化剤および/または他の添加物は、必要により含めることができる。
製剤は単位用量または複数回用量の密封容器、例えばアンプルやバイアルなどで提供することができ、使用の直前に無菌性液体担体(例えば注入用の水など)の添加のみが必要なフリーズドライ(凍結乾燥)条件で貯蔵することができる。即時注入用溶液および懸濁液は、無菌性の粉剤、顆粒および錠剤から調製することができる。
経口投与(すなわち摂食による投与)用の医薬組成物は、錠剤、カプセル剤、粉剤または液体の形態であり得る。錠剤は、固体の担体(ゼラチンなど)または佐剤を含みうる。液体の医薬組成物は、一般に、水、石油、動物油もしくは植物油、鉱物油または合成油などの液体担体を含む。生理食塩水、デキストロース溶液もしくは他の糖類溶液、またはエチレングリコール、プロピレングリコール、もしくはポリエチレングリコールなどのグリコールを含めることができる。
錠剤は、圧縮または成形により、場合によっては1種以上の副成分と共に、製造することができる。圧縮錠剤は、粉末または顆粒などといった自由流動形態の有効成分を、場合により他の成分と混合して、適当な機械で圧縮することにより調製することができる。成型錠剤は、不活性な液体希釈剤で湿らせた粉末化された化合物の混合物を、適当な機械で成形することにより製造することができる。錠剤は、場合によりコーティングするかまたは刻み目を付けてもよく、また、所望の放出特性を提供するために例えば種々の割合でのヒドロキシプロピルメチルセルロースを用いるなどして、含まれる有効成分の遅延放出または制御放出を達成するために製剤化することもできる。錠剤は、場合により胃以外の内臓の部位で放出するよう、腸溶コーティングと共に提供され得る。
本発明の他の態様は、個体の脈管系における脂質代謝を調節するための医薬の製造における低pHの抗酸化化合物および金属キレート剤の使用、ならびに低pHの抗酸化化合物および金属キレート剤をそれを必要とする個体に投与するステップを含む、脈管系における脂質代謝の調節方法に関する。
本発明のこれらの態様に従って使用するための医薬組成物は、低pHの抗酸化化合物、金属キレート剤および製薬上許容可能な賦形剤を含み得る。この組成物は、上述のように脂質代謝の調節に用いるのに適当であり得る。医薬組成物の製剤化は上でより詳細に記載されている。
好ましい低pHの抗酸化化合物は、pH5〜6で抗酸化活性を示し、マクロライド系化合物およびアジスロマイシンなどのアザライド系が含まれる。抗酸化活性は、下記のように測定することができる。好ましい金属キレート剤は上でより詳細に記載されている。
脂質代謝の調節としては、上述のように、総コレステロールレベルを減少させることおよび/またはApo−Bレベルを減少させることが挙げられる。
本明細書の開示に照らして、本発明の種々の更なる態様および実施形態は当業者に明らかとなるであろう。本明細書で参照した全ての文献を、参照により本明細書に組み入れる。
上述の構成のコンビネーションおよびサブコンビネーションはすべて、本発明に包含される。
本発明の特定の態様および実施形態を、例示目的で、そして以下に記載する表を参照しながら説明する。
表1はヒト血液の血清中のLDLのレベルに対する抗菌治療の効果を示す。
表2は抗菌薬の例を示す。
表3は本明細書に記載する治療の効果を示す臨床データを示す。
実験
材料および方法
種々のpHにおける抗酸化活性の測定
以下に記載するように、種々の最終pH値を有するある範囲のサンプルを得るために、ヒト血清のアリコートを等容量の種々のバッファーと混合した。
材料および方法
種々のpHにおける抗酸化活性の測定
以下に記載するように、種々の最終pH値を有するある範囲のサンプルを得るために、ヒト血清のアリコートを等容量の種々のバッファーと混合した。
1.pH7.4のヒト血清1.0mlに、pH3.8の0.14M酢酸バッファーを1.0ml加えた。この結果、pH5.6の希釈された血清2.0mlのサンプルが得られた。
2.この希釈された血清1.0mlに、選択された濃度の試験化合物10μlを加える。
3.別のこの上記血清1.0mlに、コントロールサンプル、0.14M 5.6酢酸バッファー10μlを加える。
4.この両方の血清サンプル中のリポタンパク質の過酸化を開始させるために、それぞれに容量10μlのアテロームIgG 1μgを加える。
5.その次にこれらのサンプルを37℃で一晩インキュベートし、蓄積したマロンジアルデヒド(脂質過酸化の生成物)のレベルを測定する。
6.コントロールサンプルと試験化合物が存在するサンプルとの間の、この生成物の濃度の差が、試験化合物の抗酸化活性の指標である。
2.この希釈された血清1.0mlに、選択された濃度の試験化合物10μlを加える。
3.別のこの上記血清1.0mlに、コントロールサンプル、0.14M 5.6酢酸バッファー10μlを加える。
4.この両方の血清サンプル中のリポタンパク質の過酸化を開始させるために、それぞれに容量10μlのアテロームIgG 1μgを加える。
5.その次にこれらのサンプルを37℃で一晩インキュベートし、蓄積したマロンジアルデヒド(脂質過酸化の生成物)のレベルを測定する。
6.コントロールサンプルと試験化合物が存在するサンプルとの間の、この生成物の濃度の差が、試験化合物の抗酸化活性の指標である。
臨床例
脂質代謝を変更する治療のために35人からなる患者のグループを、治療を受けていない20人の「対応する」患者からなるコントロールグループ(患者コントロールグループ)と対比して選択した。
脂質代謝を変更する治療のために35人からなる患者のグループを、治療を受けていない20人の「対応する」患者からなるコントロールグループ(患者コントロールグループ)と対比して選択した。
治療グループは、平均年齢が55±1.1歳である、23人の男性および7人の女性患者を含むものであった。患者コントロールグループはIHD(虚血性心疾患)を有する20人の患者を含むものであり、そのグループのうち15人は男性であり5人は女性であり、平均年齢は53±1.2歳であった。各患者はトライアルに参加するための承諾書を提出した。
全ての患者は、カナダ心臓病学会分類のII〜IIIクラスの狭心症を有した。治療グループの15人の患者と患者コントロールグループの10人の患者は、前年に心筋梗塞の病歴を有した。少し前に不安定狭心症の病歴のあった第1のグループの他の15人の患者および患者コントロールグループの10人の患者についてのIHD診断は、冠動脈造影により確認したが、これは70%以上の動脈狭窄を発見した。
一般化の程度またはアテローム性動脈硬化症の重症度は別として、全てのグループは年齢、性別、およびリスク因子のみならず、投薬、硝酸薬、β遮断薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬などについても対応していた。
患者の臨床症状の経過は、トレッドミル 運動/ストレス ECG(心電図)検査用の改変ブルースプロトコルを用いることにより、そしてローズ−ブラックバーン(Rose-Blackburn)質問表(Cardiovascular Survey Methods. WHO, Geneva, 1968)で、モニターした。
治療グループは、4つの治療サブグループに分割した:
1.)治療グループA、患者11人、500mg/日の用量のアジスロマイシンを与えた。
2.)治療グループB、患者8人、上記と同じ用量のアジスロマイシンの、アセチルサリチル酸(アスピリン)との併用投与を処方した。アスピリンの用量は250mg/日とした。
3.)治療グループC、患者9人、前述のグループと同じ用量のアジスロマイシンと、ビタミンE、A、Cの併用投与を処方した。ビタミンEの日用量は30mgとし、ビタミンAの日用量は1500 EUとし、ビタミンCの日用量は90mgとした。
4.)治療グループD、患者7人、このグループの患者にはアスピリン250mg/日のみを与えた。
1.)治療グループA、患者11人、500mg/日の用量のアジスロマイシンを与えた。
2.)治療グループB、患者8人、上記と同じ用量のアジスロマイシンの、アセチルサリチル酸(アスピリン)との併用投与を処方した。アスピリンの用量は250mg/日とした。
3.)治療グループC、患者9人、前述のグループと同じ用量のアジスロマイシンと、ビタミンE、A、Cの併用投与を処方した。ビタミンEの日用量は30mgとし、ビタミンAの日用量は1500 EUとし、ビタミンCの日用量は90mgとした。
4.)治療グループD、患者7人、このグループの患者にはアスピリン250mg/日のみを与えた。
それぞれの治療薬を8週間にわたり投与した。4つのグループ全ての患者の血液を2週間毎に検査した。
患者の臨床症状の重症度は、改変Rose G., Blackburn H.質問表を用いて評価した。
LDLのレベルは2つの独立したパラメーターで評価した。すなわち酵素アッセイおよび免疫学的アッセイを組み合わせて測定したLDL−コレステロール、ならびに、免疫比濁(immuno-turbometric)アッセイで測定したApo−B。これらのアッセイは、ヤギ抗ヒトapo−Bポリクローナル抗体を含む市販のキット(LDL-DirectTM, Randox Labs Ltd UK, EZ LDLTM カタログ番号358-A, Sigma UK)を用いて行った。
脂質代謝の血清パラメーターに対する最も顕著な効果である、それらのパラメーターの初期濃度から30%より大きい変化は、アジスロマイシンおよびアスピリンを併用したグループBで観察された。このグループでは、総コレステロールは49%低減した。この効果は、治療後2ヶ月間に渡って観察され続けた。アジスロマイシンと抗酸化剤の組み合わせの使用は、さほど効果的ではなかった。アジスロマイシン、またはアスピリン、または抗酸化剤単独での使用は、コレステロールを低下させる効果を示さなかった。
Claims (26)
- 個体の脈管系の脂質代謝を調節するための医薬の製造における抗菌薬および金属キレート剤の使用。
- 個体の脈管系におけるコレステロールのレベルが減少する、請求項1に記載の使用。
- 個体の脈管系におけるアポリポタンパク質Bのレベルが減少する、請求項1に記載の使用。
- 症状が、高コレステロール血症、高脂血症、ネフローゼ症候群、甲状腺機能低下、異常グロブリン血症およびクッシング症候群からなる群より選択される、請求項3に記載の使用。
- 前記抗菌薬がマクロライド系抗生物質である、請求項5に記載の使用。
- 前記抗菌薬がアザライド系抗生物質である、請求項5に記載の使用。
- 前記抗菌薬がアジスロマイシンである、請求項6に記載の使用。
- 前記金属キレート剤が銅キレート剤である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の使用。
- 前記銅キレート剤がアセチルサリチル酸である、請求項8に記載の使用。
- 前記医薬が、抗菌薬および金属キレート剤を含む単一の組成物である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の使用。
- 前記医薬が、抗菌薬および金属キレート剤の別々の調製物を含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の使用。
- 脈管系における脂質代謝の調節方法であって、抗菌薬および金属キレート剤を、それを必要とする個体に投与するステップを含む前記方法。
- 個体の脈管系におけるコレステロールの総レベルが減少する、請求項12に記載の方法。
- 個体の脈管系におけるアポリポタンパク質Bのレベルが減少する、請求項12または13に記載の方法。
- 症状が、高コレステロール血症、高脂血症、ネフローゼ症候群、甲状腺機能低下、異常グロブリン血症、およびクッシング症候群からなる群より選択される、請求項12〜14のいずれか1項に記載の方法。
- 前記抗菌薬がマクロライド系抗生物質である、請求項12〜15のいずれか1項に記載の方法。
- 前記抗菌薬がアザライド系抗生物質である、請求項16に記載の方法。
- 前記抗菌薬がアジスロマイシンである、請求項17に記載の方法。
- 前記金属キレート剤が銅キレート剤である、請求項12〜18のいずれか1項に記載の方法。
- 前記銅キレート剤がアセチルサリチル酸である、請求項12〜19のいずれか1項に記載の方法。
- 抗菌薬と金属キレート剤が同時投与される、請求項12〜20のいずれか1項に記載の方法。
- 抗菌薬と金属キレート剤が連続投与される、請求項12〜20のいずれか1項に記載の方法。
- 脂質代謝の調節に使用するための、抗菌薬および金属キレート剤を含む医薬組成物。
- アジスロマイシンおよびアスピリンを含む、請求項23に記載の医薬組成物。
- 脂質代謝の調節に使用するための組成物の調製方法であって、抗菌薬および金属キレート剤を、製薬上許容可能な賦形剤と混合するステップを含む前記方法。
- 抗菌薬がアジスロマイシンであり、金属キレート剤がアセチルサリチル酸である、請求項25に記載の方法。
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