JP2007502586A - パケット・データ・プロトコル・コンテキスト作成要求を処理する方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、パケットデータプロトコル(PDP)コンテキスト作成要求を処理する方法を開示する。この方法は、1)PDPコンテキスト作成要求を受け取るGSNにおいて、複数の異なるバージョンのCause値と全てのCause値の定義とを格納し、2)GSNがPDPコンテキスト作成要求を受け取った後、この要求に基づいてバージョン番号を判定し、内部処理を実行し、この処理結果及びPDPコンテキスト作成要求のバージョン番号に従って、PDPコンテキスト作成応答の同じバージョンのCause値を記入し、3)PDPコンテキスト作成応答をパッケージ化し、要求送信者に応答を返すことを含む。本発明の処理方法は、実施に際して生じ得る困難な相互通信問題を防止し、汎用性を高め、プロトコルリソースの無駄を回避し、更に、実用における問題を確認してそれを解決する長所を有する。既存のバージョンを変更する必要はなく、高い互換性を有する。
Description
本発明はユニバーサル移動通信システム(UMTS)におけるパケットデータプロトコル(PDP)コンテキストに関し、具体的には、PDPコンテキスト作成要求(Create PDP Context Request)の処理方法に関する。
ユニバーサル移動通信システム(UMTS)は、広帯域符号分割多重接続(WCDMA)エアー(非接触)インターフェイス技術に基づく第3世代移動通信システムであり、UMTSは一般的にWCDMA通信システムとも呼ばれる。
UMTSのアーキテクチャを示す模式図である図1に示されるように、このシステムは、ユーザ機器(UE)110、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)120、及びコアネットワーク(CN)140を含む。UTRAN120のフロントエンドは、無線エアーインターフェイスであるUuインターフェイスを介してUE110と接続し、UTRAN120は、Iuインターフェイスを介してCN140と接続する。
ここで、UE110はモバイル機器(ME)及びSIMカード(USIM)で構成されており、これら2つはCu電気インターフェイスを介してUE110を構成する。
UTRAN120は、全ての無線指向の機能を扱うために用いられ、複数の基地局(ノードB)121及び複数の無線ネットワークコントローラ(RNC)122を含み、RNC122は基地局の制御及び管理を実施する。
論理的に回路交換ドメイン(CS)とパケット交換ドメイン(PS)とに分割されるCN130は、UMTS内の全ての音声通話及びデータ接続を扱うと共に、外部ネットワークとの交換(スイッチング)及びルーティングを行う。CN130は、CSドメインにおける制御、管理、認証及び暗号化等の機能を実施する移動通信交換局/ビジターロケーションレジスタ(MSC/VLR)131と、他の固定又は移動ネットワークとの接続を司るMSCマネージャ(GSMC)132と、UTRAN120及びゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)135と接続するサービスGPRSサポートノード(SGSN)134と、外部のIPパケットネットワーク140に対するインターフェイスであるGGSN135とを含む。外部のIPパケットネットワーク140は、PLMM、PSTN、ISDN、又はインターネットを含んでもよい。
SGSNとGGSNとの間のインターフェイスは、トンネル送信機能を実施するGPRSトンネルプロトコル(GTP)に基づくものであり、信号プレーンGTP−C及びユーザプレーンGTP−Uを含む。GTP−Cは、トンネル管理及び他の信号メッセージの送信を実施し、GTP−Uは、ユーザプレーンのデータパケットを転送する。3GPP TS09.60及び3GPP TS29.060プロトコル仕様は、GTP、即ち、UMTS/GPRSバックボーンネットワーク内のGPRSサポートノード間のプロトコルを定めており、GTP制御プレーンプロトコル及びデータ送信プロトコルを含む。
パケットデータを個々のモードで転送するためのプロトコル(例えば、IPプロトコル及びX.25プロトコル)は、一般的にパケットデータプロトコル(PDP)と呼ばれ、これは、外部のデータネットワーク140とCN130との間、並びにCN130ネットワーク間での相互通信のために用いることができる。PDPコンテキストは、セッションのために移動局(MS)及びGPRSサポートノード(GSN)に格納される1セットのメッセージである。
既存のUMTS/GPRSネットワークでは、PSドメイン内のコアネットワークのノード間での信号又はデータの転送に用いられるGTPプロトコルは、それぞれGTPv0及びGTPv1という2つのバージョンを有する。GTPv1はGTPv0の最適化され更新されたバージョンであること以外、これらの2つのバージョンの機能は同じであり、その対応する仕様は3GPP TS09.60(GTPv0)及び3GPP TS29.060(GTPv1)である。
3GPP TS09.60及び3GPP TS29.060には、SGSNとGGSNとの間でPDPコンテキストをアクティブ化(起動)するための処理が記載されている。従来技術におけるPDPコンテキストのアクティブ化処理を示すフローチャートである図2に示されるように、この処理は以下のステップを含む。
ステップ201:MS(移動局)がSGSNにPDPコンテキストアクティブ化要求(Activate PDP Context Request)メッセージを送る。
ステップ202:SGSNがGGSNにPDPコンテキスト作成要求メッセージ(Create PDP Context Request)を送る。
ステップ203:GGSNがSGSNにPDPコンテキスト作成応答(Create PDP Context Response)メッセージを返す。
ステップ204:SGSNが要求するQoSパラメータを満たすことができない場合には、SGSNは、このQoS属性を修正し、GGSNにPDPコンテキスト更新要求(Update PDP Context Request)メッセージを送ってもよい。
ステップ205:GGSNがSGSNに、実際の状況に従ってPDPコンテキスト更新応答(Update PDP Context Response)メッセージを返す。
ステップ206:GGSNから返された結果が成功である場合には、SGSNはMSにPDPコンテキストアクティブ化受理(Activate PDP Context Accept)メッセージを返す。
ステップ201:MS(移動局)がSGSNにPDPコンテキストアクティブ化要求(Activate PDP Context Request)メッセージを送る。
ステップ202:SGSNがGGSNにPDPコンテキスト作成要求メッセージ(Create PDP Context Request)を送る。
ステップ203:GGSNがSGSNにPDPコンテキスト作成応答(Create PDP Context Response)メッセージを返す。
ステップ204:SGSNが要求するQoSパラメータを満たすことができない場合には、SGSNは、このQoS属性を修正し、GGSNにPDPコンテキスト更新要求(Update PDP Context Request)メッセージを送ってもよい。
ステップ205:GGSNがSGSNに、実際の状況に従ってPDPコンテキスト更新応答(Update PDP Context Response)メッセージを返す。
ステップ206:GGSNから返された結果が成功である場合には、SGSNはMSにPDPコンテキストアクティブ化受理(Activate PDP Context Accept)メッセージを返す。
なお、無線サイドにおけるベアラ確立等といった幾つかの処理は本発明に関連しないので、図2に示されるPDPコンテキストのアクティブ化処理には含まれない。
図2に示されるC1及びC2は、例えば、CAMEL関連プロセス等のインテリジェントサービスの、考えられるトリガポイントを表す。
図2の破線を付したメッセージ、即ち、ステップ204及びステップ205は、必要に応じて実行されるものであり、特定の要件が満たされた場合にのみ存在する。
仕様によれば、SGSNがPDPコンテキスト作成要求メッセージを送ると、この要求メッセージを受け取ったGGSNは、メッセージを処理した後に、送信者にPDPコンテキスト作成応答メッセージを返す。応答メッセージ内の最重要情報は、PDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取った後の処理結果を示すCause値の情報要素(IE)である。
バージョンGTPv0及びバージョンGTPv1の応答メッセージに記入され得るCause値は完全に同一ではなく、以下、各異なるバージョンに基づきそれぞれを説明する。
バージョンGTPv0では、応答メッセージに記入され得る可能なCause値は以下を含む。
−「要求受理(Request Accepted)」
−「使用可能リソースがない(No resources available)」
−「サービスがサポートされていない(Service not supported)」
−「ユーザ認証失敗(User authentication failed)」
−「システム障害(System failure)」
−「必須IEが正しくない(Mandatory IE incorrect)」
−「必須IEがない(Mandatory IE missing)」
−「オプションIEが正しくない(Optional IE incorrect)」
−「無効なメッセージフォーマット(Invalid message format)」
−「バージョンがサポートされていない(Version not supported)」
−「要求受理(Request Accepted)」
−「使用可能リソースがない(No resources available)」
−「サービスがサポートされていない(Service not supported)」
−「ユーザ認証失敗(User authentication failed)」
−「システム障害(System failure)」
−「必須IEが正しくない(Mandatory IE incorrect)」
−「必須IEがない(Mandatory IE missing)」
−「オプションIEが正しくない(Optional IE incorrect)」
−「無効なメッセージフォーマット(Invalid message format)」
−「バージョンがサポートされていない(Version not supported)」
SGSNが、「要求受理」というCause値を有するPDPコンテキスト作成応答を受け取ると、SGSNは、PDPコンテキストをアクティブ化して、MSと外部のパケットデータネットワークとの間でのデータパケットの転送を開始する。
「要求受理」以外のCause値は、そのPDPコンテキストがまだGGSNにおいてアクティブ化されていないことを示し、その具体的な理由は受け取ったCauseフィールド内で取得できる。
ここで、「使用可能リソースがない」とは、例えば、全てのダイナミックPDPアドレスが使用中である、又は使用可能な空きメモリが無い等といった一時的エラーを指す。全てのダイナミックPDPアドレスが使用中であり、且つ、使用可能なメモリスペースが無い場合には、GTPv0バージョンをサポートする全てのGGSNにおいて、PDPコンテキスト作成応答メッセージのCauseフィールドに「使用可能リソースがない」が記入される。
GTPv1バージョンでは、応答メッセージに記入され得る可能なCause値は以下を含む。
−「要求受理(Request Accepted)」
−「コンテキストが見つからない(Context not found)」
−「使用可能リソースがない(No resources available)」
−「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」
−「使用可能メモリがない(No memory is available)」
−「APNが無い又は未知のAPN(Missing or unknown APN)」
−「未知のPDPアドレス又はPDPタイプ(Unknown PDP address or PDP type)」
−「ユーザ認証失敗(User authentication failed)」
−「システム障害(System failure)」
−「TFT動作のセマンティックエラー(Semantic error in the TFT operation)」
−「TFT動作の構文エラー(Syntactic error in the TFT operation)」
−「パケットフィルタのセマンティックエラー(Semantic errors in packet filter(s))」
−「パケットフィルタの構文エラー(Syntactic errors in packet filters(s))」
−「必須IEが正しくない(Mandatory IE incorrect)」
−「必須IEがない(Mandatory IE missing)」
−「オプションIEが正しくない(Optional IE incorrect)」
−「無効なメッセージフォーマット(Invalid message format)」
−「TFTなしでPDPコンテキストが既にアクティブ化された(PDP context without TFT already activated)」
−「APNアクセス拒否−加入なし(APN access denied - no subscription)」
−「要求受理(Request Accepted)」
−「コンテキストが見つからない(Context not found)」
−「使用可能リソースがない(No resources available)」
−「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」
−「使用可能メモリがない(No memory is available)」
−「APNが無い又は未知のAPN(Missing or unknown APN)」
−「未知のPDPアドレス又はPDPタイプ(Unknown PDP address or PDP type)」
−「ユーザ認証失敗(User authentication failed)」
−「システム障害(System failure)」
−「TFT動作のセマンティックエラー(Semantic error in the TFT operation)」
−「TFT動作の構文エラー(Syntactic error in the TFT operation)」
−「パケットフィルタのセマンティックエラー(Semantic errors in packet filter(s))」
−「パケットフィルタの構文エラー(Syntactic errors in packet filters(s))」
−「必須IEが正しくない(Mandatory IE incorrect)」
−「必須IEがない(Mandatory IE missing)」
−「オプションIEが正しくない(Optional IE incorrect)」
−「無効なメッセージフォーマット(Invalid message format)」
−「TFTなしでPDPコンテキストが既にアクティブ化された(PDP context without TFT already activated)」
−「APNアクセス拒否−加入なし(APN access denied - no subscription)」
SGSNが、「要求受理」というCause値を有するPDPコンテキスト作成応答を受け取ると、SGSNは、PDPコンテキストをアクティブ化して、MSと外部のパケットデータネットワークとの間でのデータパケットの転送を開始する。
「要求受理」以外のCause値は、そのPDPコンテキストがまだGGSNにおいてアクティブ化されていないことを示し、その具体的な理由は受け取ったCause値から取得できる。
ここで、「使用可能リソースがない」という値は、例えば、全てのダイナミックPDPアドレスが使用中である、又は使用可能なメモリが無い等といった一時的エラーを示すために予約されている。更に、「コンテキストが見つからない」、「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」、「使用可能メモリがない」、「APNが無い又は未知のAPN」、及び「未知のPDPアドレス又はPDPタイプ」を含む幾つかの新たなCause値が追加されている。
以上のPDPコンテキスト作成要求を処理するために用いられるGTPプロトコルの説明から、GTPv1バージョンでは、GTPv0バージョンに基づいて、応答メッセージ内のCause値のより多くの選択肢が追加されたことを含む多くの最適化及び改良が行われ、相手の端末に障害のより正確な理由をフィードバック可能になると共に、障害の原因である問題を突き止めて解決することが容易になったことがわかる。しかし、実際の適用では、これらの新たに追加されたCause値の使用法、及び、これらにGTPv0バージョンとの互換性を持たせる方法が十分に考慮されておらず、以下の問題が生じている。
1.このプロトコルは不完全である。GTPv1バージョンでは「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」及び「使用可能メモリがない」という2つのCause値が新たに追加されているが、これら2つの値は、プロトコルのどの処理動作にも用いられていない。
2.GTPv1バージョンでは、「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」及び「使用可能メモリがない」のエラーを示す2つの設定値、211及び212が割り当てられているが、GTPv0バージョンと同様の「使用可能リソースがない」の値が依然として用いられている。これにより新バージョンがGTPv0バージョンとの互換性を有するようになるが、2つのCause値に値が割り当てられていても使用されないので、リソース(コンピュータ資源)の無駄になる。
3.既存のPDPコンテキスト作成要求処理方法は、相互通信において幾つかの問題を生じ易い。実際の適用では、各機器の提供者は独自のプロトコル理解をしており、GTPv1バージョンを実装するケースでは、「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」及び「使用可能メモリがない」という新たなCause値をもちいるか、又は、GTPv0バージョンと同様に「使用可能リソースがない」という値を用いるかは、仕様に沿うものである。GTPv0バージョンを用いるGSNノードは、新たに追加されたCause値をサポートできないので、不適合の問題が生じる可能性がある。
2.GTPv1バージョンでは、「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」及び「使用可能メモリがない」のエラーを示す2つの設定値、211及び212が割り当てられているが、GTPv0バージョンと同様の「使用可能リソースがない」の値が依然として用いられている。これにより新バージョンがGTPv0バージョンとの互換性を有するようになるが、2つのCause値に値が割り当てられていても使用されないので、リソース(コンピュータ資源)の無駄になる。
3.既存のPDPコンテキスト作成要求処理方法は、相互通信において幾つかの問題を生じ易い。実際の適用では、各機器の提供者は独自のプロトコル理解をしており、GTPv1バージョンを実装するケースでは、「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」及び「使用可能メモリがない」という新たなCause値をもちいるか、又は、GTPv0バージョンと同様に「使用可能リソースがない」という値を用いるかは、仕様に沿うものである。GTPv0バージョンを用いるGSNノードは、新たに追加されたCause値をサポートできないので、不適合の問題が生じる可能性がある。
上記を考慮して、本発明の目的は、異なるGTPバージョン間でのメッセージのやりとりの問題を回避し且つプロトコルリソースの無駄を防止する、PDPコンテキスト作成要求を処理する方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の技術的スキームは以下のように実施される。
パケットデータプロトコル(PDP)コンテキスト作成要求を処理する方法は、
1)PDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取るGSN(GPRSサポートノード)に、複数の異なるバージョンのCause値と全てのCause値の定義とを格納することと、
2)PDPコンテキスト作成要求を受け取った後、GSNが、バージョン番号をチェックし、内部処理を実行し、処理結果及びPDPコンテキスト作成要求のバージョン番号に従い、PDPコンテキスト作成応答に同一バージョンのCause値を記入することと、
3)PDPコンテキスト作成応答をカプセル化して、該PDPコンテキスト作成応答をPDPコンテキスト作成要求の送信者に返すことと、
を含む。
パケットデータプロトコル(PDP)コンテキスト作成要求を処理する方法は、
1)PDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取るGSN(GPRSサポートノード)に、複数の異なるバージョンのCause値と全てのCause値の定義とを格納することと、
2)PDPコンテキスト作成要求を受け取った後、GSNが、バージョン番号をチェックし、内部処理を実行し、処理結果及びPDPコンテキスト作成要求のバージョン番号に従い、PDPコンテキスト作成応答に同一バージョンのCause値を記入することと、
3)PDPコンテキスト作成応答をカプセル化して、該PDPコンテキスト作成応答をPDPコンテキスト作成要求の送信者に返すことと、
を含む。
上記の複数の異なるバージョンはGTPv0バージョン及びGTPv1バージョンを含み、GTPv1バージョンにおけるCause値の定義は、少なくとも
a)「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」はアクティブ化を開始したUEに割り当て可能な使用可能な空きダイナミックPDPアドレスがGSNに無いことを示す、
b)「使用可能メモリがない(No memory is available)」はアクティブ化をサポートするために使用可能な十分なメモリがGSNに無いことを示す、
c)「使用可能リソースがない(No resources available)」は或る種類のリソースが一時的に使い尽くされており、アクティブ化をサポートできないことを示す
という説明を含む。
a)「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」はアクティブ化を開始したUEに割り当て可能な使用可能な空きダイナミックPDPアドレスがGSNに無いことを示す、
b)「使用可能メモリがない(No memory is available)」はアクティブ化をサポートするために使用可能な十分なメモリがGSNに無いことを示す、
c)「使用可能リソースがない(No resources available)」は或る種類のリソースが一時的に使い尽くされており、アクティブ化をサポートできないことを示す
という説明を含む。
上記のステップ2)は、
2a)PDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取った後、GSNが、要求メッセージのメッセージヘッダにより該要求メッセージのバージョン番号をチェックし、GTPv1バージョンである場合には、ステップ2b)〜2g)のみを実行し、そうでなければステップ2h)〜2k)のみを実行することと、
2b)GSNが内部処理を実行して処理結果を取得することと、
2c)処理結果が、GSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理(Request Accepted)」と設定することと、
2d)処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由でGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」と設定することと、
2e)処理結果が、十分な使用可能メモリが無いという理由でGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能メモリがない(No memory is available)」と設定することと、
2f)処理結果が、リソースの不足によりGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2g)処理結果が、上記以外の理由によりGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を、既存のGTPv1バージョンの仕様の記述に従って設定することと、
2h)GSNが内部処理を実行して処理結果を取得することと、
2i)処理結果が、GSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理(Request Accepted)」と設定することと、
2j)処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無い若しくは十分な使用可能メモリが無いという理由で又はその他のリソースの不足を理由としてGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2k)処理結果が、上記以外の理由によりGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を、既存のGTPv0バージョンの仕様の記述に従って設定することと、
を含んでもよい。
2a)PDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取った後、GSNが、要求メッセージのメッセージヘッダにより該要求メッセージのバージョン番号をチェックし、GTPv1バージョンである場合には、ステップ2b)〜2g)のみを実行し、そうでなければステップ2h)〜2k)のみを実行することと、
2b)GSNが内部処理を実行して処理結果を取得することと、
2c)処理結果が、GSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理(Request Accepted)」と設定することと、
2d)処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由でGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」と設定することと、
2e)処理結果が、十分な使用可能メモリが無いという理由でGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能メモリがない(No memory is available)」と設定することと、
2f)処理結果が、リソースの不足によりGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2g)処理結果が、上記以外の理由によりGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を、既存のGTPv1バージョンの仕様の記述に従って設定することと、
2h)GSNが内部処理を実行して処理結果を取得することと、
2i)処理結果が、GSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理(Request Accepted)」と設定することと、
2j)処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無い若しくは十分な使用可能メモリが無いという理由で又はその他のリソースの不足を理由としてGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2k)処理結果が、上記以外の理由によりGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を、既存のGTPv0バージョンの仕様の記述に従って設定することと、
を含んでもよい。
上記のステップ2)は、
2A)GSNがPDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取ることと、
2B)GSNが内部処理を実行して処理結果を取得することと、
2C)処理結果が、GSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理(Request Accepted)」と設定することと、
2D)処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由でGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、PDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、該要求メッセージのメッセージヘッダにより該要求メッセージのバージョン番号をチェックし、GTPv1バージョンである場合には、Cause値を「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」と設定し、GTPv0バージョンである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2E)処理結果が、十分な使用可能メモリが無いという理由でGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、PDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、該要求メッセージのメッセージヘッダにより該要求メッセージのバージョン番号をチェックし、GTPv1バージョンである場合には、Cause値を「使用可能メモリがない(No memory is available)」と設定し、GTPv0バージョンである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2F)処理結果が、上記以外の理由によりGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、バージョン番号をチェックし、該バージョン番号及びGTPv0又はGTPv1バージョンの仕様の記述に従いCause値を設定することと、
を含んでもよい。
2A)GSNがPDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取ることと、
2B)GSNが内部処理を実行して処理結果を取得することと、
2C)処理結果が、GSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理(Request Accepted)」と設定することと、
2D)処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由でGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、PDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、該要求メッセージのメッセージヘッダにより該要求メッセージのバージョン番号をチェックし、GTPv1バージョンである場合には、Cause値を「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」と設定し、GTPv0バージョンである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2E)処理結果が、十分な使用可能メモリが無いという理由でGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、PDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、該要求メッセージのメッセージヘッダにより該要求メッセージのバージョン番号をチェックし、GTPv1バージョンである場合には、Cause値を「使用可能メモリがない(No memory is available)」と設定し、GTPv0バージョンである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2F)処理結果が、上記以外の理由によりGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、バージョン番号をチェックし、該バージョン番号及びGTPv0又はGTPv1バージョンの仕様の記述に従いCause値を設定することと、
を含んでもよい。
上記のGSNは、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)又はサービスGPRSサポートノード(SGSN)で構成されてもよい。
本発明の技術的スキームからわかるように、このPDPコンテキスト作成要求処理方法は、GGSNが指定されたPDPコンテキストのアクティブ化に失敗した場合に、異なるGTPバージョンをサポートするGGSNによって返されたCause値を相手サイドが理解できないという問題を回避するために、PDPコンテキスト作成応答メッセージにおいて、実際の状況に基づく最適なCause値を返し、障害のより正確な理由をSGSNにフィードバックすることを可能にする。このように、アクティブ化の失敗の原因である問題を突き止めて解決することは有用である。同時に、プロトコルで定義されたCause値を正しく用いることにより、異なるGTPバージョンのメッセージ間の不適合を回避できると共に、プロトコルリソースの無駄を防止できる。
以下、添付の図面を参照し、本発明を詳細に説明する。
本発明のPDPコンテキスト作成要求処理方法によれば、まず、GSNに、GTPv1バージョンの新たに追加されたCause値の明示的な定義を保存する。次に、PDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取った後、GSNは、処理中に、PDPコンテキスト作成要求メッセージのプロトコルバージョン番号をチェックし、PDPコンテキスト作成応答メッセージのCauseフィールド内に、対応するバージョンの異なるCause値を設定し、PDPコンテキスト作成応答メッセージをカプセル化して送信者(元)に送る。
本発明のPDPコンテキスト作成要求処理方法によれば、まず、GSNに、GTPv1バージョンの新たに追加されたCause値の明示的な定義を保存する。次に、PDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取った後、GSNは、処理中に、PDPコンテキスト作成要求メッセージのプロトコルバージョン番号をチェックし、PDPコンテキスト作成応答メッセージのCauseフィールド内に、対応するバージョンの異なるCause値を設定し、PDPコンテキスト作成応答メッセージをカプセル化して送信者(元)に送る。
本発明の第1の好ましい実施形態では、GSNは、内部処理の前に、PDPコンテキスト作成要求メッセージのバージョン番号をチェックする。次に、GSNは、処理結果に従い、PDPコンテキスト作成応答メッセージのCauseフィールド内に、対応するバージョンの異なるCause値を設定し、PDPコンテキスト作成応答メッセージをカプセル化して送信者に送る。
この実施形態では、GGSNは、GTPv0バージョン及びGTPv1バージョンの全てのCause値の明示的な定義を予め格納する。SGSNが受け取ったPDPコンテキスト作成応答に含まれるCause値が「要求受理」である場合には、SGSNは、PDPコンテキストをアクティブ化して、MSと外部のパケットデータネットワークとの間でのデータパケットの転送を開始する。
上記以外のCause値は、GGSNにおいてコンテキストがまだアクティブ化されていないことを示し、その具体的な理由は受け取ったCause値から取得できる。GTPv1バージョンでは、「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」は、このアクティブ化手順を開始したUEに対して使用可能な空きダイナミックPDPアドレスがこれ以上GSNに無いことを表す。「使用可能メモリがない」は、このアクティブ化手順サポートするのに十分なメモリがGSNに無いことを表す。「使用可能リソースがない」は、或る種類のリソースが一時的に使い尽くされているため、アクティブ化がサポートされないことを表す。なお、「使用可能リソースがない」のCause値によって表されるケースは、全てのダイナミックPDPアドレスが使用中である場合及び使用可能なメモリが無い場合の2つのケースは含まない。他の定義の記述は変更されないので、GTPv0バージョンにはいかなる修正も行う必要はない。
この実施形態を実施する処理は図3に示されており、以下のステップを含む。
ステップ301:GGSNがPDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取る。
ステップ302:GGSNがPDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、このメッセージのバージョン番号をチェックする。GTPメッセージのメッセージヘッダには、メッセージが用いているGTPバージョンを定義する3つのビットがあり、000はGTPv0を表し、001はGTPv1を表す。バージョンがGTPv1である場合には、ステップ303を実行する。バージョンがGTPv0である場合には、ステップ313を実行する。
ステップ301:GGSNがPDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取る。
ステップ302:GGSNがPDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、このメッセージのバージョン番号をチェックする。GTPメッセージのメッセージヘッダには、メッセージが用いているGTPバージョンを定義する3つのビットがあり、000はGTPv0を表し、001はGTPv1を表す。バージョンがGTPv1である場合には、ステップ303を実行する。バージョンがGTPv0である場合には、ステップ313を実行する。
ステップ303:GGSNが内部処理を実行し、処理結果を取得する。この処理方法は従来技術と同じである。
ステップ304〜305:処理結果が、GGSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理」と設定し、ステップ321に進む。
ステップ306〜307:処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由でGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」と設定し、ステップ321に進む。
ステップ308〜309:処理結果が、十分な使用可能メモリが無いという理由でGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能メモリがない」と設定し、ステップ321に進む。
ステップ310〜311:処理結果が、その他のリソースの不足によりGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない」と設定し、ステップ321に進む。
ステップ312:処理結果が、その他のエラーを理由としてGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、既存のGTPv1バージョンの仕様の記述に従いCause値を設定する。例えば、特定されたPDPタイプ又はPDPアドレスをGGSNがサポートしない場合には、応答メッセージ内のCauseフィールドを「未知のPDPアドレス又はPDPタイプ」と設定し、特定されたアクセスポイント名(APN)をGGSNがサポートしない場合には、応答メッセージ内のCauseフィールドを「APNが無い又は未知のAPN」と設定する、等。次に、ステップ321に進む。
ステップ304〜305:処理結果が、GGSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理」と設定し、ステップ321に進む。
ステップ306〜307:処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由でGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」と設定し、ステップ321に進む。
ステップ308〜309:処理結果が、十分な使用可能メモリが無いという理由でGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能メモリがない」と設定し、ステップ321に進む。
ステップ310〜311:処理結果が、その他のリソースの不足によりGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない」と設定し、ステップ321に進む。
ステップ312:処理結果が、その他のエラーを理由としてGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、既存のGTPv1バージョンの仕様の記述に従いCause値を設定する。例えば、特定されたPDPタイプ又はPDPアドレスをGGSNがサポートしない場合には、応答メッセージ内のCauseフィールドを「未知のPDPアドレス又はPDPタイプ」と設定し、特定されたアクセスポイント名(APN)をGGSNがサポートしない場合には、応答メッセージ内のCauseフィールドを「APNが無い又は未知のAPN」と設定する、等。次に、ステップ321に進む。
ステップ313:GGSNは内部処理を実行し、処理結果を取得する。この処理方法は従来技術と同じである。
ステップ314〜315:処理結果が、GGSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理」と設定し、ステップ321を実行する。
ステップ316〜319:処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由で、又は十分な使用可能メモリが無いという理由で、又はその他のリソースの不足により、GGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない」と設定し、ステップ321に進む。
ステップ320:処理結果が、その他のエラーを理由としてGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、GTPv0バージョンの仕様の記述に従いCause値を設定する。例えば、特定されたPDPタイプ又はPDPアドレス又はアクセスポイント名(APN)をGGSNがサポートしない場合には、応答メッセージ内のCauseフィールドを「未知のPDPアドレス又はPDPタイプ」と設定する。次に、ステップ321を実行する。
ステップ321:GGSNがPDPコンテキスト作成応答メッセージをカプセル化して送信者に返す。このカプセル化方法は従来技術と同じである。
ステップ314〜315:処理結果が、GGSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理」と設定し、ステップ321を実行する。
ステップ316〜319:処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由で、又は十分な使用可能メモリが無いという理由で、又はその他のリソースの不足により、GGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、Cause値を「使用可能リソースがない」と設定し、ステップ321に進む。
ステップ320:処理結果が、その他のエラーを理由としてGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、GTPv0バージョンの仕様の記述に従いCause値を設定する。例えば、特定されたPDPタイプ又はPDPアドレス又はアクセスポイント名(APN)をGGSNがサポートしない場合には、応答メッセージ内のCauseフィールドを「未知のPDPアドレス又はPDPタイプ」と設定する。次に、ステップ321を実行する。
ステップ321:GGSNがPDPコンテキスト作成応答メッセージをカプセル化して送信者に返す。このカプセル化方法は従来技術と同じである。
本発明の第2の好ましい実施形態では、GGSNは、内部処理を行って処理結果を取得してから、PDPコンテキスト作成要求メッセージのバージョン番号をチェックし、次に、そのバージョン番号に従って、PDPコンテキスト作成応答メッセージのCauseフィールドに、対応するバージョンの異なるCause値を設定し、PDPコンテキスト作成応答メッセージをカプセル化して送信者に送る。この実施形態でも同様に、GGSNはGTPv0バージョン及びGTPv1バージョンの全てのCause値の明示的な定義を予め格納する。この定義の説明は、図3に示される実施形態と同様である。この実施形態を実施する処理が図4に示されており、以下のステップを含む。
ステップ401:GGSNがPDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取る。
ステップ402:GGSNが内部処理を行い、処理結果を取得する。この処理方法は従来技術と同じである。
ステップ403〜404:処理結果が、GGSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理」と設定し、ステップ414に進む。
ステップ405〜406:処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由でGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、PDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、このメッセージのバージョン番号をチェックする。このチェック方法は図3に示される実施形態と同じである。バージョンがGTPv1である場合には、ステップ407を実行する。バージョンがGTPv0である場合には、ステップ412を実行する。
ステップ407:Cause値を「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」と設定し、ステップ414に進む。
ステップ408〜409:処理結果が、十分な使用可能メモリが無いという理由でGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、PDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、このメッセージのバージョン番号をチェックする。このチェック方法は図3に示される実施形態と同じである。バージョンがGTPv1である場合には、ステップ410を実行する。そうでない場合にはバージョンはGTPv0であり、ステップ412を実行する。
ステップ410:Cause値を「使用可能メモリがない」と設定し、ステップ414に進む。
ステップ411:処理結果が、その他のリソースの不足によりGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、ステップ412に進む。
ステップ412:Cause値を「使用可能リソースがない」と設定し、ステップ414に進む。
ステップ413:処理結果が、その他のエラーを理由としてGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、バージョン番号をチェックし、そのバージョン番号に従いCause値を設定する。即ち、既存のGTPv0又はGTPv1バージョンの仕様の記述に従ってCause値を設定し、ステップ414に進む。
ステップ414:GGSNがPDPコンテキスト作成応答メッセージをカプセル化して送信者に返す。
ステップ402:GGSNが内部処理を行い、処理結果を取得する。この処理方法は従来技術と同じである。
ステップ403〜404:処理結果が、GGSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、Cause値を「要求受理」と設定し、ステップ414に進む。
ステップ405〜406:処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由でGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、PDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、このメッセージのバージョン番号をチェックする。このチェック方法は図3に示される実施形態と同じである。バージョンがGTPv1である場合には、ステップ407を実行する。バージョンがGTPv0である場合には、ステップ412を実行する。
ステップ407:Cause値を「全ダイナミックPDPアドレスが使用中」と設定し、ステップ414に進む。
ステップ408〜409:処理結果が、十分な使用可能メモリが無いという理由でGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、PDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、このメッセージのバージョン番号をチェックする。このチェック方法は図3に示される実施形態と同じである。バージョンがGTPv1である場合には、ステップ410を実行する。そうでない場合にはバージョンはGTPv0であり、ステップ412を実行する。
ステップ410:Cause値を「使用可能メモリがない」と設定し、ステップ414に進む。
ステップ411:処理結果が、その他のリソースの不足によりGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、ステップ412に進む。
ステップ412:Cause値を「使用可能リソースがない」と設定し、ステップ414に進む。
ステップ413:処理結果が、その他のエラーを理由としてGGSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、バージョン番号をチェックし、そのバージョン番号に従いCause値を設定する。即ち、既存のGTPv0又はGTPv1バージョンの仕様の記述に従ってCause値を設定し、ステップ414に進む。
ステップ414:GGSNがPDPコンテキスト作成応答メッセージをカプセル化して送信者に返す。
上述した2つの実施形態では、GGSNが受け取ったPDPコンテキスト作成要求メッセージを処理した後に、PDPコンテキスト作成応答メッセージを生成する。実際の適用では、受け取ったPDPコンテキスト作成要求メッセージを処理してPDPコンテキスト作成応答メッセージ生成するのは、SGSNであってもよい。
上述の2つの実施形態からわかるように、本発明によるPDPコンテキスト作成要求処理方法は、実際の適用において生じ得る不適合を回避するので、より広範囲に適用可能であると共に、プロトコルリソースの無駄を防止する。同時に、異なる処理結果に基づく具体的なエラーの理由を返すことができ、実際の適用において、アクティブ化失敗の原因である問題を突き止めて解決することが容易になる。更に、既存のGTPv0バージョンにはいかなる修正も行う必要がなく、これにより、本方法の互換性が高いものになる。
Claims (5)
- パケットデータプロトコル(PDP)コンテキスト作成要求を処理する方法であって、
1)PDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取るGSN(GPRSサポートノード)に、複数の異なるバージョンのCause値と全てのCause値の定義とを格納することと、
2)前記PDPコンテキスト作成要求を受け取った後、前記GSNが、バージョン番号をチェックし、内部処理を実行し、処理結果及び前記PDPコンテキスト作成要求のバージョン番号に従い、PDPコンテキスト作成応答に同一バージョンのCause値を記入することと、
3)前記PDPコンテキスト作成応答をカプセル化して、該PDPコンテキスト作成応答を前記PDPコンテキスト作成要求の送信者に返すことと、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記複数の異なるバージョンがGTPv0バージョン及びGTPv1バージョンを含み、前記GTPv1バージョンの前記Cause値の定義が、少なくとも
a)「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」は、アクティブ化を開始したUE(ユーザ機器)に割り当て可能な使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが前記GSNに無いことを示す、
b)「使用可能メモリがない(No memory is available)」は、アクティブ化をサポートするために使用可能な十分なメモリが前記GSNに無いことを示す、
c)「使用可能リソースがない(No resources available)」は、或る種類のリソースが一時的に使い尽くされており、アクティブ化をサポートできないことを示す
という説明を含むことを特徴とする、請求項1記載の処理方法。 - 前記ステップ2)が、
2a)前記PDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取った後、前記GSNが、前記要求メッセージのメッセージヘッダにより該要求メッセージのバージョン番号をチェックし、GTPv1バージョンである場合には、ステップ2b)〜2g)のみを実行し、そうでなければステップ2h)〜2k)のみを実行することと、
2b)前記GSNが内部処理を実行して処理結果を取得することと、
2c)前記処理結果が、前記GSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、前記Cause値を「要求受理(Request Accepted)」と設定することと、
2d)前記処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由で前記GSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、前記Cause値を「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」と設定することと、
2e)前記処理結果が、十分な使用可能メモリが無いという理由で前記GSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、前記Cause値を「使用可能メモリがない(No memory is available)」と設定することと、
2f)前記処理結果が、リソースの不足により前記GSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、前記Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2g)前記処理結果が、上記以外の理由により前記GSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、前記Cause値を、前記GTPv1バージョンの仕様の既存の記述に従って設定することと、
2h)前記GSNが内部処理を実行して処理結果を取得することと、
2i)前記処理結果が、前記GSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、前記Cause値を「要求受理(Request Accepted)」と設定することと、
2j)前記処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無い若しくは十分な使用可能メモリが無いという理由で又はその他のリソースの不足を理由として前記GSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、前記Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2k)前記処理結果が、上記以外の理由により前記GSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、前記Cause値を、GTPv0バージョンの仕様の既存の記述に従って設定することと、
を含むことを特徴とする請求項1記載の処理方法。 - 前記ステップ2)が、
2A)前記GSNがPDPコンテキスト作成要求メッセージを受け取ることと、
2B)前記GSNが内部処理を実行して処理結果を取得することと、
2C)前記処理結果が、前記GSNがPDPコンテキストの作成に成功したというものである場合には、前記Cause値を「要求受理(Request Accepted)」と設定することと、
2D)前記処理結果が、使用可能な空きダイナミックPDPアドレスが無いという理由で前記GSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、前記PDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、該要求メッセージのメッセージヘッダにより該要求メッセージのバージョン番号をチェックし、GTPv1バージョンである場合には、前記Cause値を「全ダイナミックPDPアドレスが使用中(All dynamic PDP addresses are occupied)」と設定し、GTPv0バージョンである場合には、前記Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2E)前記処理結果が、十分な使用可能メモリが無いという理由で前記GSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、前記PDPコンテキスト作成要求メッセージを読み込み、該要求メッセージのメッセージヘッダにより該要求メッセージのバージョン番号をチェックし、GTPv1バージョンである場合には、前記Cause値を「使用可能メモリがない(No memory is available)」と設定し、GTPv0バージョンである場合には、前記Cause値を「使用可能リソースがない(No resources available)」と設定することと、
2F)前記処理結果が、上記以外の理由により前記GSNがPDPコンテキストの作成に失敗したというものである場合には、前記バージョン番号をチェックし、前記GTPv0又はGTPv1バージョンの仕様の既存の記述に従い前記Cause値を設定することと、
を含むことを特徴とする請求項1記載の処理方法。 - 前記GSNがゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)又はサービスGPRSサポートノード(SGSN)で構成されることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の処理方法。
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