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JP2007334195A - トナー定着用回転体とその製造方法及び定着装置 - Google Patents

トナー定着用回転体とその製造方法及び定着装置 Download PDF

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JP2007334195A JP2006168490A JP2006168490A JP2007334195A JP 2007334195 A JP2007334195 A JP 2007334195A JP 2006168490 A JP2006168490 A JP 2006168490A JP 2006168490 A JP2006168490 A JP 2006168490A JP 2007334195 A JP2007334195 A JP 2007334195A
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Hidenori Machida
秀則 町田
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Abstract

【課題】筒状の基材の周囲に形成される発熱層の周方向両側の対向端間の電気的接合を確実に行うことのできるトナー定着用回転体とその製造方法及び定着装置を提供すること。
【解決手段】定着ベルト43は、電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材49,導電性の発熱層50,弾性層51,離型層52がこの順に積層されている。しかも、基材49は耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されていると共に、発熱層50は導電性シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されている。また、基材49の周方向両側の対向端間と発熱層50の周方向両側の対向端間は周方向にずれて設けられ、発熱層50の周方向両側の対向端間には隙間S2が形成され、隙間S2に導電性ペースト53を充填することにより、発熱層の周方向両側同士を電気的に接合している。
【選択図】図5

Description

この発明は、電子写真方式により形成された未定着のトナー像を定着させるために加熱するトナー定着用回転体とその製造方法及び定着装置に関する。
プリンタ,複写機,ファクシミリ装置等の画像形成装置には、電子写真記録、静電記録、磁気記録等の画像形成プロセスを経て未定着のトナー像を形成し、それを画像転写方式もしくは直接方式によりシート状の印刷紙,感光紙,静電記録紙等の記録材上に転写し、それを定着装置により定着するものがある。
近年、このような画像形成装置では、省エネルギ化及び高速化が求められており、それを達成するためには定着装置の熱効率の改善が重要な要素となっている。
その定着装置としては、例えば熱ローラ方式、フィルム加熱方式、電磁誘導加熱方式等の接触加熱方式によるものが広く採用されている。
この電磁誘導加熱方式の定着装置としては、例えば、エンドレスの耐熱性フィルム(耐熱性基材)に磁性金属材料製の発熱層が形成された定着ベルトと、この定着ベルトに交番磁界を作用させて発熱層を発熱させる界磁コイルユニットと、定着ベルトに対して未定着のトナー像を担持した記録材を加圧する加圧ローラを有するものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
この定着装置では、未定着のトナー像を担持した記録材を定着ベルトと加圧ローラとの間に送り込むことにより、この記録材を発熱する定着ベルトと加圧ローラとの間で加圧させると共に、発熱層に界磁コイルユニットにより交番磁界を作用させることにより、この発熱層を電磁誘導により発熱させて、定着ベルトを加熱し、記録材の未定着のトナーを加熱溶融させ、このトナーを記録材に定着させるようにしている。
このような耐熱性フィルムとしては、例えば、耐熱性のPTFE,PFA,FEP等の単層フィルム、あるいはポリイミド,ポリアミドイミド,PEEK,PES,PPS等の樹脂から約30〜100μm程度に形成されている。また、この耐熱性フィルム(耐熱性基材)に設けられる発熱層には、例えば鉄,コバルト,ニッケル,銅,銀,クロム,アルミニウム等の金属やステンレス等からなる厚さ数μm〜数十μmの合金が用いられる。そして、この発熱層上には耐熱性を有する厚さ50〜500μmのシリコーンゴムが弾性層として形成され、この弾性層の表面には表層として厚さ数μm〜50μmのフッ素樹脂が離型層として更に形成される。
上述した定着ベルトを製造する場合、エンドレスの耐熱性フィルム(耐熱性基材)にメッキ,スパッタ,蒸着等により磁性金属材料製の発熱層を設けることが知られている。しかし、メッキ、スパッタ、蒸着といった方法で発熱層を形成する方法では、発熱層の形成に時間がかかり、生産性が悪いという問題があった。また、メッキで発熱層を形成する方法では、廃液処理が必要となり、環境にやさしくないものであった。
また、他の定着ベルトの製造方法としては、エンドレスの耐熱性フィルムに銅箔を巻き付けて金属層を発熱層として形成することも考えられている。しかし、この場合、銅箔同士の重なり部分や隙間があると、電磁誘導加熱を行った場合に発熱の温度むらが生じる虞があった。
このような問題を解決するために、外側シート材と内側シート材を接着層で結合した構成の板状の基材を設けると共に、この基材を円筒状に整形したときに、この基材の周方向両側に内向段差と外向段差がそれぞれ形成されるようにしておいて、この内向段差と外向段差を重ねて接着することにより、基材の外表面に段差ができないようにした定着ベルトが知られている(例えば、特許文献3参照)。この定着ベルトでは、加熱方式が電磁誘導加熱方式の場合、内側シートに絶縁性のポリイミド樹脂が用いられ、外側シートにステンレス泊が発熱層として用いられる。しかも、定着ベルトは、外側シートの周面に弾性エラストマーの層を設けている。
特開2005−189404号公報 特開2005−181464号公報 特開2001−142325号公報
しかしながら、このような定着ベルトでは、外側シートの周方向両側を付き合わせているのみであるので、外側シートの周方向両側の端面同士を必ずしも好ましい状態で電気的に接合することが難しいものであった。
そこで、この発明は、筒状の基材の周囲に形成される発熱層の周方向両側の対向端間の電気的接合を確実に行うことのできるトナー定着用回転体とその製造方法及び定着装置を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、請求項1の発明は、電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材,導電性の発熱層,弾性層,離型層がこの順に積層され、前記基材は耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されていると共に、前記発熱層は導電性シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されたトナー定着用回転体であって、前記基材の周方向両側の対向端間と前記発熱層の周方向両側の対向端間は周方向にずれて設けられ、前記発熱層の周方向両側の対向端間には隙間が形成され、前記隙間に導電性ペーストを充填することにより、前記発熱層の周方向両側同士を電気的に接合したことを特徴とする。
また、上述した目的を達成するため、請求項2の発明は、電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材,導電性の発熱層,弾性層,離型層がこの順に積層され、前記基材は耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されていると共に、前記発熱層は導電性シートを筒状に巻くことによりことにより筒状に形成されたトナー定着用回転体であって、前記発熱層の周方向両側には外向段差と内向段差がそれぞれ形成され、前記外向段差と内向段差とを重ねることにより、前記発熱層の周方向両側同士が外周面に段差が生じない状態で接合されていることを特徴とする。
更に、上述した目的を達成するため、請求項3の発明は、電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材,導電性の発熱層,弾性層,離型層がこの順に積層され、前記基材は耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されていると共に、前記発熱層は導電性シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されたトナー定着用回転体であって、前記発熱層の周方向両側には外向傾斜接合面と内向傾斜接合面がそれぞれ形成され、前記外向傾斜接合面と内向傾斜接合面とを重ねることにより、前記発熱層の周方向両側同士が外周面に段差が生じない状態で接合されていることを特徴とする。
また、上述した目的を達成するため、請求項4の発明は、電子写真の画像形成装置に使用するために、耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状の基材を形成し、且つ導電性シートを前記基材の外周面に沿って筒状に巻くことにより前記基材の外周面に筒状の発熱層を形成した後、前記発熱層外周面に弾性層,離型層をこの順に形成するトナー定着用回転体の製造方法であって、前記筒状の発熱層を形成する際、一端部に外向傾斜接合面が形成され且つ前記基材の外周面に巻き付けられた前記発熱層の他端部を前記外向傾斜接合面に重ねて接合した後、前記発熱層の他端部の重なり部の厚くなっている部分を除去して、前記発熱層の周方向両側同士を接合部に段差が生じない状態で接合することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4に記載のトナー定着用回転体の製造方法において、予め一体に積層した前記耐熱シート及び導電性シートを同時に筒状に巻き付けることにより、前記筒状の基材及び筒状の発熱層を同時に形成することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1〜3のいずれか一つのトナー定着用回転体を備える画像形成装置の定着装置としたことを特徴とする。
このような構成のトナー定着用回転体とその製造方法及び定着装置によれば、筒状の基材の周囲に形成される発熱層の周方向両側の対向端間の電気的接合を確実に行うことができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1は、この発明にかかる定着装置を備える4連タンデム方式のフルカラープリンタ(画像形成装置)を示したものである。
このプリンタは、4組の画像形成部10Y、10M、10C、10Bkを備え、画像形成部10Y,10M,10C,10Bkは感光体ドラム(像担持体)11Y,11M,11C,11Bkをそれぞれ有する。
この画像形成部10Y,10M,10C,10Bkは、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの4色の各単色トナー像をそれぞれ電子写真方式により各感光体ドラム11Y,11M,11C,11Bkの表面に形成するようになっている。
尚、感光体ドラム11Y,11M,11C,11Bkを特定する必要がない場合には、以下の説明で感光体ドラム11Y,11M,11C,11Bkを単に感光体ドラム11と略称する。
また、4組の画像形成部10Y,10M,10C,10Bkは、略同じ構造をしていて、形成するトナー像の色が異なるのみであるので、画像形成部10Yについてその構造を説明し、画像形成部10M,10C,10Bkについて画像形成部10Yと同じ部分には画像形成部10Yに附した符号と同一の符号を附して、画像形成部10M,10C,10Bkの説明は省略する。
画像形成部10Yの感光体ドラム11Yの周囲には、その感光体ドラム11Yの表面を所定の電位に帯電させる帯電装置12と、その一様に帯電されたドラム表面を色分解された画像信号に基づいて露光してそこに静電潜像を形成する露光装置13と、ドラム上に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する現像装置14と、その現像したトナー像を転写位置で記録材P上に転写する転写ローラ15と、転写されずにドラム表面に残留した残留トナーを除去するクリーナ16と、ドラム表面に残留した電荷を除去する図示しない除電ランプとが、各感光体ドラム11Yの回転方向に沿ってそれぞれ順に配設されている。
また、感光体ドラム11Y,11M,11C,11Bkの下方には、これらの配列方向に延びる搬送ベルト20が配設されている。この搬送ベルト20は、感光体ドラム11Y,11M,11C,11Bkの配列方向の両端部に近接させて配設したローラ21,22が掛け渡されている。しかも、搬送ベルト20の上側の部分は、感光体ドラム11Y,11M,11C,11Bkに各転写ローラ15で接触させられている。
この搬送ベルト20は、その表面に記録材(記録紙)Pを静電的に吸着して、矢示B方向に回動するようになっている。また、搬送ベルト20の一端側の下方には、記録材Pを1枚ずつ給紙する給紙機構30が設けられている。
このような画像形成部10Y,10M,10C,10Bkの構造や、搬送ベルト20の構造、給紙機構30等については、周知の構造を用いることができるので、その詳細な構成及び作用の説明は省略する。
この構成を有するプリンタでは、記録材Pが給紙機構30から取り出されて搬送ベルト20によりローラ21側からローラ22側に搬送される際、この記録材Pには画像形成部10Y,10M,10C,10Bkによりトナーによる画像が形成される。そして、トナーによる画像が形成された記録紙Pは、搬送ベルト20の矢印B方向への回転により、定着装置40に向けて搬送される。
尚、定着装置40は、搬送ベルト20の記録材搬送方向下流側に配設されている。次に、この定着装置40について詳説する。
<定着装置40>
この定着装置40は、支持ローラ41と、この支持ローラ41の下方に間隔をおいて配置された定着ローラ42と、このローラ41,42に掛け渡された定着ベルト(トナー定着用回転体)43を有する。
また、定着装置40は、支持ローラ41の上方に配設されて電磁誘導により定着ベルト43を加熱する電磁誘導加熱装置(電磁誘導加熱手段)44と、定着ローラ42の下方に配設された加圧ローラ45を備えている。
更に、定着装置40は、搬送ベルト20により矢印A0(図1中、左)方向に搬送される記録材(記録媒体)Pを定着ベルト43の下端部と加圧ローラ45との間にガイドするガイド板46と、定着ベルト43の下端部と加圧ローラ45との間から排出される記録材Pを分離する分離板47を有する。
尚、図2中、定着ローラ42が図示しない駆動モータで矢印A1で示したように時計回り方向に回転駆動されて、定着ベルト43が矢印A2で示したように時計回り方向に回転させられるようになっている。
また、加圧ローラ45は図示しない駆動モータで矢印A3で示したように反時計回り方向に回転駆動されるようになっている。そして、定着ベルト43と加圧ローラ45との接触部に定着ニップ部(加圧挟持部)Nが形成されている。そして、定着ベルト43の側部には温度検出用のサーミスタ48が配設されている。
(定着ベルト43)
この定着ベルト43は図3に示したように円筒状に形成されている。この定着ベルト43は、図4に示したように電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材49と、導電性の発熱層(金属層)50と、弾性層51と、離型層52がこの順に積層されている。
基材に49には例えばポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PPS、フッ素樹脂等の耐熱性樹脂を使用し、この基材49の厚さは約20〜100μmに形成されている。
また、基材49上の発熱層50には例えば鉄、コバルト、ニッケル、銅、銀、クロム、アルミニウム等の金属やステンレス等の合金が用いられており、この発熱層50の厚さは約数μm〜数十μmに形成されている。
また、発熱層50の弾性層51には例えば耐熱性を有し且つ厚さが約50〜500μmのシリコーンゴムが用いられている。さらに、弾性層51の表層である離型層52には例えば厚さが約数μm〜50μmのフッ素樹脂が用いられている。
尚、基材49及び発熱層50は筒状に形成される前には図6(a),(b)のようにシート状の状態となっている。この基材9には耐熱シート(樹脂製シート)が用いられ、発熱層50には導電性シート(金属シート)が用いられる。
そして、図6(a)のように、予めシート状の基材49及び発熱層50を幅方向にずらした状態で図6(b)の如く積層して接着固定しておき、この積層された基材49及び発熱層50を同時に筒状に巻きつける(成形する)ことにより、基材49及び発熱層50が筒状に形成される。
この基材49及び発熱層50を筒状に形成する際には、図5の如く、基材49の周方向両側の端部49a,49b同士を近接させ、発熱層50の周方向両側の端部50a,50b同士を近接させて、発熱層50の端部50bを基材49の端部49a上に接着固定している。
尚、図5に示したように、基材49の周方向両側の端部49a,49b間には隙間S1が形成されており、発熱層50の周方向両側の端部50a,50b間には隙間S2が形成されている。この隙間S1,S2は周方向にずれて設けられている。この隙間S1は、必ずしも設ける必要はない。
そして、発熱層50の周方向両側の端部50a,50b間に形成される隙間S2には導電性ペースト53が充填されている。これにより、発熱層50の周方向両側の端部50a,50b同士が導電性ペースト53を介して電気的に接合されている。
(電磁誘導加熱装置44)
この電磁誘導加熱装置44は、図2に示したように、断面が円弧状のコイルガイド54を有する。このコイルガイド54は、支持ローラ41と同心に且つ定着ベルト43及び支持ローラ41と僅かな間隔をおいてこれらの上方に配設されている。このコイルガイド54は、図3の定着ベルト43の左右方向の長さと略同じ長さに形成されていて、半円筒状になっている。
また、電磁誘導加熱装置44は、コイルガイド54の外周側に間隔をおいて同心に配設した断面円弧状のコア55と、コイルガイド54とコア55の周方向中央部間に介装されたセンターコア56と、コイルガイド54とコア55の両端部間に固定されたサイドコア57,57と、コイルガイド54とコア55との間に配設されたコイル58を有する。
この電磁誘導加熱装置44は、動作時に、コイル58に高周波の交番電流を流すことにより、コイル58の周囲に磁界を発生させて、定着ベルト43の支持ローラ41側の部分において発熱層50に渦電流を生じさせようになっている。この際、導電性材料製の発熱層50の電気抵抗により、発熱層50の渦電流が生じている部分にジュール熱が発生して、定着ベルト43の支持ローラ41側の部分が発熱するようになっている。
[作用]
次に、このような構成のプリンタの定着装置40の作用を説明する。
このような定着装置40においては、図2中、定着ローラ42を図示しない駆動モータで矢印A1で示したように時計回り方向に回転駆動させることにより、定着ベルト43を矢印A2で示したように時計回り方向に回転させられる。
そして、この定着ベルト43の回転に伴い、加圧ローラ45を図示しない駆動モータで矢印A3で示したように反時計回り方向に回転駆動させると、搬送ベルト20から供給される記録材Pが定着ベルト43と加圧ローラ45により分離板47側に移動させられる。
この際、記録材Pは、加圧ローラ45と定着ローラ42とにより定着ベルト43に定着ニップ部(加圧挟持部)Nの部分で押し付けられて、加圧ローラ45と定着ベルト43により挟持される状態となり、この状態で分離板47側に移動させられる。
一方、電磁誘導加熱装置44は、上述したように動作して、コイル58に高周波の交番電流を流すことにより、定着ベルト43の支持ローラ41側の部分において発熱層50に渦電流を生じさせて、定着ベルト43の支持ローラ41側の部分を発熱させる。
従って、上述したように、図2中、定着ローラ42を図示しない駆動モータで矢印A1で示したように時計回り方向に回転駆動させて、定着ベルト43を矢印A2で示したように時計回り方向に回転させると同時に、電磁誘導加熱装置44を動作させて、定着ベルト43の支持ローラ41側の部分を発熱させると、定着ベルト43の発熱した部分が定着ローラ42側に順次移動することになる。
そして、この定着ベルト43は、記録紙Pが定着ベルト43と加圧ローラ45により挟持されながら分離板47側に移動させられる際に、この記録紙Pを加熱して、記録紙Pに画像を形成している未定着のトナーを溶融し、このトナーによる画像を記録紙Pに定着させる。
このようにして分離板47側に移動させられた記録紙Pは定着装置40の下流に配設された排出ローラ59により、プリンタから排出される。
尚、発熱層50の周方向両端部間には隙間S2があるが、この隙間S2には導電性ペースト53が充填されて、発熱層50の周方向両側の端部50a,50b同士が導電性ペースト53を介して電気的に接合されているので、電磁誘導加熱装置44の動作時に隙間S1の部分において発熱層50には発熱ムラ及び温度のムラが生じない。
(変形例1)
以上説明した実施例では、発熱層50の周方向の端部50a,50b間に隙間S2を設けて、この隙間S2に導電ペースト53を充填した構成としたが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、図7に示したように、発熱層50の周方向の端部50a,50bに外向段差54と内向段差55をそれぞれ形成し、外向段差54と内向段差55とを重ねることにより、発熱層50の周方向の端部50a,50b同士が外周面50cに段差が生じない状態で接合しても良い。尚、図7では図示を省略したが、発熱層50の外周面には上述した弾性層51及び離型層52が設けられて、定着ベルトが完成する。
(変形例2)
また、図8に示したように、発熱層50の周方向の端部50a,50bに外向傾斜接合面56と内向傾斜接合面57をそれぞれ形成して、外向傾斜接合面56と内向傾斜接合面57とを重ねることにより、発熱層50の周方向の端部50a,50b同士を外周面50cに段差が生じない状態で接合しても良い。
尚、図8では図示を省略したが、発熱層50の外周面には上述した弾性層51及び離型層52が設けられる。
このような接合面56,57が設けられた発熱層50を有する定着ベルトを製造するには、端部(一端部)50aに外向傾斜接合面56が形成されたシート状の発熱層50を用意して、シート状の基材49とシート状の発熱層50を図6(a)の如く幅方向にずらした状態で図6(b),図9(a)の如く予め積層して接着固定しておく。
そして、この積層した基材49と発熱層50を同時に筒状に巻くことにより、基材49と発熱層50を同時に筒状に成形して、発熱層50の端部(他端部)50bを図9(b)の如く外向傾斜接合面56に重ねて接合(接着)する。
この接合状態では、発熱層50の端部(他端部)50bの一部が外周面50cより突出した状態となる。
従って、発熱層50の端部50bの端部50aへの重なり部の厚くなっている部分(破線で示した突出部58)を除去(カット)して、図9(c)のように発熱層50の周方向の端部50a,50b同士を接合部に段差が生じない状態で接合する。
(変形例3)
また、図2の支持ローラ41及び定着ベルト43を省略して、図10に示したように構成することもできる。この場合、具体的な図示は省略したが、定着ローラ(トナー定着用回転体)42′には、内側から芯金、断熱層、基材、発熱層、弾性層、離型層から構成される。そして、この定着ローラ42′の発熱層には上述した定着ベルトの構成が適用できる。
図7に示すように、基材49に厚さ25μmのポリイミドシートを用いて、発熱層50に18μmの銅箔を用いて、シート状の基材49と発熱層50を筒状に巻きまわし(成形し)、発熱層50に用いた銅箔同士の継ぎ目部分には導電ペースト53を充填して円筒形状の定着ベルト43を形成した。この定着ベルト43では、弾性層51に耐熱性を有する厚さ200μmのシリコーンゴムを用い、さらに表層の離型層52に厚さ30μmフッ素樹脂を用いた。
この定着ベルト43を図1に示すような定着装置40に搭載し、通紙評価を行ったところ良好な画像が得られた。
また、定着ベルト43の表面の温度分布を調べたところ、導電ペースト53を充填した付近では他の継ぎ目がない部分と比較して、温度がやや低くなっていたが、トナーの定着には問題が無く良好な画像が得られた。
また、基材49に厚さ25μmのポリイミドシートを用いて、発熱層50に18μmの銅箔を用いた。しかも、変形例1のように発熱層50の端部50a,50bには、この発熱層50が円筒形状に組み合わせた際に、合わさるように段差加工(54,55)を施した円筒形状の定着ベルトを形成した。
この定着ベルトを実施例1と同様の方法で通紙試験を行ったところ、良好な画像が得られた。
また、定着ベルトの温度分布を調べたところ、継ぎ目部分(段差54,55の接合部)と継ぎ目のない部分は温度に差がなかった。
更に、基材49に厚さ25μmのポリイミドシートを用いて、発熱層50に18μmの銅箔を用いた。しかも、変形例2のような製造方法で基材49及び発熱層50を筒状に形成した。このようにして製作した定着ベルトを実施例同様の方法で通紙試験を行ったところ、良好な画像が得られた。
また、基材49に厚さ25μmのポリイミドシートを用いて、発熱層50に18μmの銅箔を用いた。しかも、基材49と発熱層50の積層板を同時に筒状に巻きまわし(成形し)たときに、基材49と発熱層50の周方向の両端部が円周方向にずれるように、基材49と発熱層50は図6の如く予め積層してある。この積層板を使用して実施例1と同様の方法でベルトを製作した。
基材49と発熱層50は予め積層されているので巻きつけ時にずれることなく、また銅箔が基材と一体化されているのでハンドリングが容易であった。
このようにして製作した定着ベルトを実施例同様の方法で通紙試験を行ったところ、良好な画像が得られた。
以上説明したように、この発明の実施の形態のトナー定着用回転体(定着ベルト43、定着ローラ42′)は、電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材49,導電性の発熱層50,弾性層51,離型層52がこの順に積層されている。しかも、前記基材49は耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されていると共に、前記発熱層50は導電性シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されている。また、前記基材49の周方向両側の対向端間と前記発熱層50の周方向両側の対向端間は周方向にずれて設けられ、前記発熱層50の周方向両側の対向端間には隙間S2が形成され、前記隙間S2に導電性ペースト53を充填することにより、前記発熱層の周方向両側同士を電気的に接合している。
このような構成のトナー定着用回転体(定着ベルト43、定着ローラ42′)によれば、筒状の基材の周囲に形成される発熱層の周方向両側の対向端間の電気的接合を確実に行うことができる。
また、この発明の実施の形態のトナー定着用回転体(定着ベルト43、定着ローラ42′)は、電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材49,導電性の発熱層50,弾性層51,離型層52がこの順に積層されている。しかも、前記基材49は耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されていると共に、前記発熱層50は導電性シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されている。また、前記発熱層の周方向両側には外向段差54と内向段差55がそれぞれ形成され、前記外向段差54と内向段差55とを重ねることにより、前記発熱層50の周方向両側同士(端部50a,50b)が外周面50cに段差が生じない状態で接合されている。
このような構成のトナー定着用回転体(定着ベルト、定着ローラ42′)によれば、筒状の基材49の周囲に形成される発熱層50の周方向両側の対向端間の電気的接合を確実に行うことができる。しかも、発熱層50は周方向両側すなわち周方向の端部50a,50b同士が直接に段差54,55で接合されるので、上述した導電ペースト53を用いる構成に比べて、発熱ムラを確実になくすことができる。
更に、この発明の実施の形態のトナー定着用回転体(定着ベルト、定着ローラ42′)は、電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材49,導電性の発熱層50,弾性層51,離型層52がこの順に積層されている。しかも、前記基材49は耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されていると共に、前記発熱層50は導電性シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されている。また、前記発熱層50の周方向両側には外向傾斜接合面56と内向傾斜接合面57がそれぞれ形成され、前記外向傾斜接合面56と内向傾斜接合面57とを重ねることにより、前記発熱層50の周方向両側同士(端部50a,50b同士)が外周面50cに段差が生じない状態で接合されている。
このような構成のトナー定着用回転体(定着ベルト、定着ローラ42′)によれば、筒状の基材49の周囲に形成される発熱層50の周方向両側の対向端間の電気的接合を確実に行うことができる。しかも、発熱層50は周方向両側すなわち周方向の端部50a,50b同士が直接に傾斜接合面56,57で接合されるので、上述した導電ペースト53を用いる構成に比べて、発熱ムラを確実になくすことができる。
また、この発明の実施の形態のトナー定着用回転体(定着ベルト、定着ローラ42′)の製造方法は、電子写真の画像形成装置に使用するために、耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状の基材49を形成し、且つ導電性シートを前記基材の外周面に沿って筒状に巻くことにより前記基材49の外周面に筒状の発熱層50を形成した後、前記発熱層50の外周面に弾性層51,離型層52をこの順に形成する。しかも、前記筒状の発熱層50を形成する際、一端部(端部50a)に外向傾斜接合面56が形成され且つ前記基材49の外周面に巻き付けられた前記発熱層50の他端部(端部50b)を前記外向傾斜接合面56に重ねて接合した後、前記発熱層50の他端部の重なり部の厚くなっている部分を除去して、前記発熱層50の周方向両側同士(端部50a,50b)を接合部に段差が生じない状態で接合するようになっている。
このような構成のトナー定着用回転体(定着ベルト、定着ローラ42′)の製造方法によれば、筒状の基材の周囲に形成される発熱層50の周方向両側の対向端間の電気的接合を簡易且つ確実に行うことができる。
また、この発明の実施の形態のトナー定着用回転体(定着ベルト、定着ローラ42′)の製造方法は、予め一体に積層した前記耐熱シート及び導電性シートを同時に筒状に巻き付けることにより、前記筒状の基材49及び筒状の発熱層50を同時に形成する。
このような構成のトナー定着用回転体(定着ベルト、定着ローラ42′)の製造方法によれば、筒状の基材49と発熱層50を簡易に筒状に形成できる。
また、この発明の実施の形態の画像形成装置の定着装置40は上述したトナー定着用回転体(定着ベルト、定着ローラ42′)を備えている。このような構成の定着装置40によれば、筒状の基材の周囲に形成される発熱層の周方向両側の対向端間の電気的接合を確実に行うことができる。
この発明に係るトナー定着用回転体を備える画像形成装置の概略説明図である。 図1に示したトナー定着用回転体を備える定着装置の拡大説明図である。 図2のトナー定着用回転体の概略斜視図である。 図3のトナー定着用回転体の部分断面図である。 図2のトナー定着用回転体の接合部の部分断面図である。 (a)は図2のトナー定着用回転体に用いる基材と発熱層を筒状に成形する前の平面図、(b)は(a)の断面図である。 この発明に係るトナー定着用回転体の接合部の変形例を示す部分断面図である。 この発明に係るトナー定着用回転体の接合部の他の変形例を示す部分断面図である。 (a)〜(c)は図8のトナー定着用回転体を製造するための説明図である。 この発明に係るトナー定着用回転体の更に他の変形例を示す断面図である。
符号の説明
40・・・定着装置
42′・・・定着ローラ(トナー定着用回転体)
43・・・定着ベルト(トナー定着用回転体)
49・・・基材
50・・・発熱層
50a,50b・・・端部(周方向両側)
50c・・・外周面
51・・・弾性層
52・・・離型層
S2・・・隙間
53・・・導電性ペースト
54・・・外向段差
55・・・内向段差
56・・・外向傾斜接合面
57・・・内向傾斜接合面

Claims (6)

  1. 電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材,導電性の発熱層,弾性層,離型層がこの順に積層され、前記基材は耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されていると共に、前記発熱層は導電性シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されたトナー定着用回転体であって、
    前記基材の周方向両側の対向端間と前記発熱層の周方向両側の対向端間は周方向にずれて設けられ、前記発熱層の周方向両側の対向端間には隙間が形成され、前記隙間に導電性ペーストを充填することにより、前記発熱層の周方向両側同士を電気的に接合したことを特徴とするトナー定着用回転体。
  2. 電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材,導電性の発熱層,弾性層,離型層がこの順に積層され、前記基材は耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されていると共に、前記発熱層は導電性シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されたトナー定着用回転体であって、
    前記発熱層の周方向両側には外向段差と内向段差がそれぞれ形成され、前記外向段差と内向段差とを重ねることにより、前記発熱層の周方向両側同士が外周面に段差が生じない状態で接合されていることを特徴とするトナー定着用回転体。
  3. 電子写真の画像形成装置に使用するために、少なくとも内側から筒状の絶縁性の基材,導電性の発熱層,弾性層,離型層がこの順に積層され、前記基材は耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されていると共に、前記発熱層は導電性シートを筒状に巻くことにより筒状に形成されたトナー定着用回転体であって、
    前記発熱層の周方向両側には外向傾斜接合面と内向傾斜接合面がそれぞれ形成され、前記外向傾斜接合面と内向傾斜接合面とを重ねることにより、前記発熱層の周方向両側同士が外周面に段差が生じない状態で接合されていることを特徴とするトナー定着用回転体。
  4. 電子写真の画像形成装置に使用するために、耐熱シートを筒状に巻くことにより筒状の基材を形成し、且つ導電性シートを前記基材の外周面に沿って筒状に巻くことにより前記基材の外周面に筒状の発熱層を形成した後、前記発熱層外周面に弾性層,離型層をこの順に形成するトナー定着用回転体の製造方法であって、
    前記筒状の発熱層を形成する際、一端部に外向傾斜接合面が形成され且つ前記基材の外周面に巻き付けられた前記発熱層の他端部を前記外向傾斜接合面に重ねて接合した後、前記発熱層の他端部の重なり部の厚くなっている部分を除去して、前記発熱層の周方向両側同士を接合部に段差が生じない状態で接合することを特徴とするトナー定着用回転体の製造方法。
  5. 請求項4に記載のトナー定着用回転体の製造方法において、予め一体に積層した前記耐熱シート及び導電性シートを同時に筒状に巻き付けることにより、前記筒状の基材及び筒状の発熱層を同時に形成することを特徴とするトナー定着用回転体の製造方法。
  6. 請求項1〜3のいずれか一つのトナー定着用回転体を備えることを特徴とする画像形成装置の定着装置。
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