JP2007322039A - 温水加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】温水を加熱生成する器具本体(10)と、該器具本体(10)を遠隔操作するリモコン操作装置(20)(21)(22)を具備する温水加熱装置に於いて、リモコン操作装置の正常設置台数が器具本体(10)の設置作業場所で簡単に確認できるようにする。
【解決手段】前記器具本体(10)の外装ケーシング(13)内には、前記器具本体(10)の電源投入時に前記リモコン操作装置(20)(21)(22)の接続台数を判定する接続数カウンタと、前記接続数カウンタが判定した前記接続台数を表示する表示器(41)が設けられ、前記表示器(41)の表示部(410)は、前記外装ケーシング(13)に形成された窓部を介して外部から露見できること。
【選択図】図3
【解決手段】前記器具本体(10)の外装ケーシング(13)内には、前記器具本体(10)の電源投入時に前記リモコン操作装置(20)(21)(22)の接続台数を判定する接続数カウンタと、前記接続数カウンタが判定した前記接続台数を表示する表示器(41)が設けられ、前記表示器(41)の表示部(410)は、前記外装ケーシング(13)に形成された窓部を介して外部から露見できること。
【選択図】図3
Description
本発明は、リモコン操作装置が接続される形式の温水加熱装置に関するもので、風呂の追焚きや暖房、更に、給湯用の温水加熱装置等に適用できる。
台所や浴室等の給湯場所や、床暖房用の放熱マットへ温水供給する温水加熱装置として、温水を加熱生成する為の器具本体と、この器具本体で加熱生成される温水の温度設定等を行うリモコン操作装置を具備するものが広く知られている。
従来、この種の温水加熱装置の設置工事の際には、例えば、屋外の器具設置場所に器具本体を設置すると共に、台所の出湯蛇口や、居間等に配設された床暖房用の放熱マット、更には、浴室の浴槽等と前記器具本体を配管接続する。又、台所や居間、更には、浴室等の壁面にリモコン操作装置を設置し、その後、これらのリモコン操作装置と器具本体を通信線で接続すると設置工事が完了する。
このものでは、台所や浴室等に設置されたリモコン操作装置で温度設定すると、該設定温度の温水が器具本体で加熱生成されて台所や浴室等に供給されると共に、リモコン操作装置に設けられたモード選択スイッチで湯張りや暖房等の運転モードを選択すると、浴槽への湯張りや、暖房用の放熱マットへの温水供給(暖房動作)が行われる。
特開2003−194396公報
このものでは、台所や浴室等に設置されたリモコン操作装置で温度設定すると、該設定温度の温水が器具本体で加熱生成されて台所や浴室等に供給されると共に、リモコン操作装置に設けられたモード選択スイッチで湯張りや暖房等の運転モードを選択すると、浴槽への湯張りや、暖房用の放熱マットへの温水供給(暖房動作)が行われる。
しかしながら、従来の温水加熱装置では、これの設置工事が完了した後に、リモコン操作装置の設置予定台数と実際の設置台数とが一致しているか否かの確認作業を行う際には、リモコン操作装置の有無を確認するために、設置作業者が台所等の各リモコン設置場所を巡回しなければならないから、確認作業が煩雑化する。
又、台所等のリモコン設置場所にリモコン操作装置を実際に設置した場合でも、リモコン操作装置と器具本体の通信線が正常に接続されているか否かを確認する必要があり、この点でも作業が煩雑化する。
本発明は、かかる点に鑑みて成されたもので、
『温水を加熱生成する器具本体と、該器具本体を遠隔操作するリモコン操作装置を具備する温水加熱装置』に於いて、リモコン操作装置の正常設置台数が器具本体の設置作業場所で簡単に確認できるようにし、これにより、設置工事の円滑化を図ることを課題とする。
『温水を加熱生成する器具本体と、該器具本体を遠隔操作するリモコン操作装置を具備する温水加熱装置』に於いて、リモコン操作装置の正常設置台数が器具本体の設置作業場所で簡単に確認できるようにし、これにより、設置工事の円滑化を図ることを課題とする。
[請求項1に係る発明]
前記課題を解決する為の請求項1に係る発明の解決手段は、
『前記器具本体の外装ケーシング内には、前記器具本体の電源投入時に前記リモコン操作装置の接続台数を判定する接続数カウンタと、前記接続数カウンタが判定した前記接続台数を表示する表示器が設けられ、
前記表示器の表示部は、前記外装ケーシングに形成された窓部を介して外部から露見できる』ことである。
このものでは、屋外等の器具設置場所に器具本体を設置すると共に、台所等のリモコン設置場所にリモコン操作装置を配設し、その後、これら器具本体とリモコン操作装置を通信線で接続する。これにより、器具設置工事を完了させる。
器具設置工事の完了後に、器具本体の電源投入がされると、器具本体に接続されたリモコン操作装置の接続台数が器具本体に設けられた接続数カウンタで判定される。
前記課題を解決する為の請求項1に係る発明の解決手段は、
『前記器具本体の外装ケーシング内には、前記器具本体の電源投入時に前記リモコン操作装置の接続台数を判定する接続数カウンタと、前記接続数カウンタが判定した前記接続台数を表示する表示器が設けられ、
前記表示器の表示部は、前記外装ケーシングに形成された窓部を介して外部から露見できる』ことである。
このものでは、屋外等の器具設置場所に器具本体を設置すると共に、台所等のリモコン設置場所にリモコン操作装置を配設し、その後、これら器具本体とリモコン操作装置を通信線で接続する。これにより、器具設置工事を完了させる。
器具設置工事の完了後に、器具本体の電源投入がされると、器具本体に接続されたリモコン操作装置の接続台数が器具本体に設けられた接続数カウンタで判定される。
そして、前記接続数カウンタが判定したリモコン操作装置の接続台数は、表示器の表示部に表示される。この表示部は、器具本体の外装ケーシングに形成された窓部を介して外部から露見できる構成であるから、設置作業者は、器具本体の設置作業場所で前記表示部に表示されたリモコン操作装置の接続台数を視認することができる。これにより、リモコン操作装置の設置予定台数と実際の設置台数とが一致しているか否かを容易に確認できる。
又、実際に設置したリモコン台数と前記表示部に表示された接続台数が一致するか否かを確認することにより、リモコン操作装置と器具本体を接続する通信線が正常に配線されているか否かが確認できる。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明に於いて、
『前記器具本体には、該器具本体で加熱生成する温水の温度を設定する為の補助温度設定器が設けられ、
前記接続数カウンタが判定した前記接続台数が0の場合は、前記補助温度設定器で設定された温度を、前記電源投入時に前記表示器の表示部に表示する』ものでは、リモコン操作装置を接続しない出湯温固定式の温水加熱装置として使用する場合に有用である。具体的には、補助温度設定器で温度設定した状態で器具本体の電源投入がされると、リモコン操作装置の接続台数を判定する接続数カウンタの出力が「0」になる。そして、この場合は、接続数カウンタの出力たる接続台数「0」は表示器の表示部には表示されず、該接続台数に代えて、補助温度設定器で温度設定された温度が、前記表示部に表示される。
従って、前記表示部に表示された温度を視認することにより、出湯温固定式の温水加熱装置として設置工事が行われたことが確認できると共に、補助温度設定器での温度設定に誤りがないか否かの確認が行える。
請求項1に係る発明に於いて、
『前記器具本体には、該器具本体で加熱生成する温水の温度を設定する為の補助温度設定器が設けられ、
前記接続数カウンタが判定した前記接続台数が0の場合は、前記補助温度設定器で設定された温度を、前記電源投入時に前記表示器の表示部に表示する』ものでは、リモコン操作装置を接続しない出湯温固定式の温水加熱装置として使用する場合に有用である。具体的には、補助温度設定器で温度設定した状態で器具本体の電源投入がされると、リモコン操作装置の接続台数を判定する接続数カウンタの出力が「0」になる。そして、この場合は、接続数カウンタの出力たる接続台数「0」は表示器の表示部には表示されず、該接続台数に代えて、補助温度設定器で温度設定された温度が、前記表示部に表示される。
従って、前記表示部に表示された温度を視認することにより、出湯温固定式の温水加熱装置として設置工事が行われたことが確認できると共に、補助温度設定器での温度設定に誤りがないか否かの確認が行える。
[請求項3に係る発明]
請求項2に係る発明に於いて、
前記補助温度設定器の種類は特に限定されないが、『前記補助温度設定器は、ディップスイッチである』ものとすることができる。
このものでは、テンキーで温度設定する形式の補助温度設定器等に比べ、簡単な構造のディップスイッチを使用するから、温水加熱装置全体の構造の簡略化が図れる。
請求項2に係る発明に於いて、
前記補助温度設定器の種類は特に限定されないが、『前記補助温度設定器は、ディップスイッチである』ものとすることができる。
このものでは、テンキーで温度設定する形式の補助温度設定器等に比べ、簡単な構造のディップスイッチを使用するから、温水加熱装置全体の構造の簡略化が図れる。
[請求項4に係る発明]
請求項1〜3に係る発明に於いて、
『前記接続台数の表示、及び、補助温度設定器で設定された温度の表示は、前記電源投入時から設定時間が経過したときに解除される』ものでは、請求項1や請求項2に係る発明と同様、リモコン操作装置の接続台数等を確認できると共に、設定時間が経過した後は表示器の表示が解除される。従って、表示が解除された後は、表示器に制御エラー等の他の表示を行うことができる。
請求項1〜3に係る発明に於いて、
『前記接続台数の表示、及び、補助温度設定器で設定された温度の表示は、前記電源投入時から設定時間が経過したときに解除される』ものでは、請求項1や請求項2に係る発明と同様、リモコン操作装置の接続台数等を確認できると共に、設定時間が経過した後は表示器の表示が解除される。従って、表示が解除された後は、表示器に制御エラー等の他の表示を行うことができる。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、既述したように、設置作業者は、設置場所に設置された器具本体の表示部に表示されているリモコン操作装置の接続台数を視認することにより、リモコン操作装置の設置予定台数と実際の設置台数とが一致しているか否かを容易に確認できる。
又、実際に設置したリモコン台数と前記表示部に表示された接続台数が一致するか否かを確認することにより、リモコン操作装置と器具本体を接続する通信線が正常に配線されているか否かが確認できる。
又、実際に設置したリモコン台数と前記表示部に表示された接続台数が一致するか否かを確認することにより、リモコン操作装置と器具本体を接続する通信線が正常に配線されているか否かが確認できる。
請求項2に係る発明では、前記効果に加え、既述したように、出湯温固定式の温水加熱装置として設置工事が行われたことが確認できると共に、補助温度設定器での温度設定に誤りがないか否かの確認が行える。
請求項3に係る発明では、簡単な構造のディップスイッチを使用するから、温水加熱装置全体の構造の簡略化が図れる。
請求項4に係る発明では、リモコン操作装置の接続台数等の表示が解除された後は、表示器に制御エラー等の他の表示を行うことができ、表示器の利用価値が向上する。
請求項4に係る発明では、リモコン操作装置の接続台数等の表示が解除された後は、表示器に制御エラー等の他の表示を行うことができ、表示器の利用価値が向上する。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る温水加熱装置は、温水を加熱生成する器具本体(10)と、器具本体(10)を遠隔操作するリモコン操作装置(20)(21)(22)を具備している。各リモコン操作装置(20)(21)(22)は、夫々、浴室(30)、洗面所(31)及び、台所(32)の壁面等に設置されていると共に、これらリモコン操作装置(20)(21)(22)には、夫々、温度設定ボタン(b)、該温度設定ボタン(b)でセットされた設定温度等を表示するリモコン表示部(a)、及び、運転ボタン(C)等が設けられている。又、浴室(30)、洗面所(31)、及び、台所(32)には、出湯蛇口(71)(72)(73)が各別に配設されている。以下、各部の詳細を説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る温水加熱装置は、温水を加熱生成する器具本体(10)と、器具本体(10)を遠隔操作するリモコン操作装置(20)(21)(22)を具備している。各リモコン操作装置(20)(21)(22)は、夫々、浴室(30)、洗面所(31)及び、台所(32)の壁面等に設置されていると共に、これらリモコン操作装置(20)(21)(22)には、夫々、温度設定ボタン(b)、該温度設定ボタン(b)でセットされた設定温度等を表示するリモコン表示部(a)、及び、運転ボタン(C)等が設けられている。又、浴室(30)、洗面所(31)、及び、台所(32)には、出湯蛇口(71)(72)(73)が各別に配設されている。以下、各部の詳細を説明する。
*器具本体
図2に示すように、器具本体(10)は、矩形箱状に形成されたケース主体(11)の前方開放部が前面蓋(12)で覆われた外装ケーシング(13)を有しており、前面蓋(12)はケース主体(11)に対して図示しないビスで取り外し可能状態に取り付けられている。
ケース主体(11)内には、給気ファン(14)から燃焼空気が供給されるガスバーナ(150)を内蔵した燃焼器(15)が設けられていると共に、燃焼器(15)の上方には、熱交換器(16)とその上方の排気筒(17)が配設されており、排気筒(17)の先端の排気口(170)は、前面蓋(12)に開設された透孔(120)に挿入されている。そして、燃焼器(15)で発生した燃焼排気は、熱交換器(16)から排気筒(17)を通過し、排気筒(17)の先端の排気口(170)から大気中に放出されるようになっている。
図2に示すように、器具本体(10)は、矩形箱状に形成されたケース主体(11)の前方開放部が前面蓋(12)で覆われた外装ケーシング(13)を有しており、前面蓋(12)はケース主体(11)に対して図示しないビスで取り外し可能状態に取り付けられている。
ケース主体(11)内には、給気ファン(14)から燃焼空気が供給されるガスバーナ(150)を内蔵した燃焼器(15)が設けられていると共に、燃焼器(15)の上方には、熱交換器(16)とその上方の排気筒(17)が配設されており、排気筒(17)の先端の排気口(170)は、前面蓋(12)に開設された透孔(120)に挿入されている。そして、燃焼器(15)で発生した燃焼排気は、熱交換器(16)から排気筒(17)を通過し、排気筒(17)の先端の排気口(170)から大気中に放出されるようになっている。
ケース主体(11)の下部に配設された制御装置(40)には、前記給気ファン(14)や燃焼器(15)と共に、7個の発光ダイオードを「8」字状に配列した7セグメントLED式の表示器(41)が配線接続されていると共に、表示器(41)の表示部(410)は、前面蓋(12)に開設された窓部(121)内に位置している。従って、前面蓋(12)をケース主体(11)から取り外さなくても、表示器(41)の表示部(410)が窓部(121)越しに外部から露見できる。尚、表示器(41)には、前記7セグメントLEDにより、二桁の英数字が表示できるようになっている。
*回路構成
図3は、器具本体(10)の電気回路の概略構成図である。
電源プラグ(50)から供給される商用電源は、トランス(51)で降圧された後に整流回路(52)で整流されて直流電源になり、この直流電源が制御装置(40)の電源端子に供給されるようになっている。
図3は、器具本体(10)の電気回路の概略構成図である。
電源プラグ(50)から供給される商用電源は、トランス(51)で降圧された後に整流回路(52)で整流されて直流電源になり、この直流電源が制御装置(40)の電源端子に供給されるようになっている。
又、制御装置(40)には、熱交換器(16)を加熱するガスバーナ(150)へのガス回路(151)に挿入されたガス元弁(152)やガス比例弁(153)が配線接続されていると共に、ガス比例弁(153)の最小開度は、これに設けられた調整ネジ(図示せず)の手動回動で補正できるようになっている。更に、ガスバーナ(150)の炎を検知するフレームロッド(18)や、ガスバーナ(150)へ点火する為の点火電極(19)、更に、燃焼用の給気ファン(14)が、制御装置(40)に配線接続されている。
又、制御装置(40)には、ガス種切替スイッチ(60)と、外装ケーシング(13)の前面蓋(12)に形成された窓部(121)を介して外部に露出する表示器(41)と、更に、熱交換器(16)で加熱される通水路(160)の流量を検知する流量センサ(161)が配線接続されている。尚、通水路(160)の下流部には、既述した浴室(30)、洗面所(31)、及び台所(32)に配設された出湯蛇口(71)(72)(73)が分岐接続されている。
制御装置(40)には、既述リモコン操作装置(20)(21)(22)が通信線(23)(23)で並列接続されていると共に、これらリモコン操作装置(20)(21)(22)を接続しない出湯温固定式の温水加熱装置として使用する場合の固定湯温を設定する為、補助温度設定器(6)が配線接続されている。この補助温度設定器(6)は、本実施の形態では、8ビット式のディップスイッチ(Z)の第2〜第5スイッチ(62)〜(65)で構成されており、第2〜第5スイッチ(62)〜(65)のON・OFFの組み合わせによって、前記固定湯温が設定される。
制御装置(40)には、既述リモコン操作装置(20)(21)(22)が通信線(23)(23)で並列接続されていると共に、これらリモコン操作装置(20)(21)(22)を接続しない出湯温固定式の温水加熱装置として使用する場合の固定湯温を設定する為、補助温度設定器(6)が配線接続されている。この補助温度設定器(6)は、本実施の形態では、8ビット式のディップスイッチ(Z)の第2〜第5スイッチ(62)〜(65)で構成されており、第2〜第5スイッチ(62)〜(65)のON・OFFの組み合わせによって、前記固定湯温が設定される。
一方、第7,第8スイッチ(67)(68)は、プロパンガスや天然ガス等の使用するガス種によってガス比例弁(153)の開度合やファン回転数を設定する場合に操作するものであり、ガス種切替スイッチ(60)と共に操作される。このものでは、ガス種によって前記ガス比例弁(153)の開度を設定するときは、先ず、ガス種に応じてガス種切替スイッチ(60)を切替える。すると、ガス種に応じて、比例弁電流と給気ファン(14)の回転数の関係が設定される。次に、ディップスイッチ(Z)の第7,第8スイッチ(67)(68)を切り替える。図4に示すように、第7スイッチ(67)がon,第8スイッチ(68)がoffに切り替えられると、ガス比例弁(153)に最小量の比例弁電流が供給されてガスバーナ(150)が強制低燃焼状態に維持される。又、第7,第8スイッチ(67)(68)が共にonに切り替えられると、ガス比例弁(153)に最大量の比例弁電流が供給されてガスバーナ(150)が強制高燃焼状態に維持される。
*器具設置工事
先ず、器具本体(10)等の設置工事の内容を説明する。
屋外の器具設置場所に器具本体(10)を設置すると共に、浴室(30)、洗面所(31)、及び台所(32)にリモコン操作装置(20)(21)(22)を各別に設置し、これらリモコン操作装置(20)(21)(22)と器具本体(10)内の制御装置(40)を通信線(23)で並列接続する。
先ず、器具本体(10)等の設置工事の内容を説明する。
屋外の器具設置場所に器具本体(10)を設置すると共に、浴室(30)、洗面所(31)、及び台所(32)にリモコン操作装置(20)(21)(22)を各別に設置し、これらリモコン操作装置(20)(21)(22)と器具本体(10)内の制御装置(40)を通信線(23)で並列接続する。
*制御動作
器具本体(10)の制御装置(40)には、図5のフローチャートで示す内容の制御プログラムを実行するマイクロコンピュータが格納されている。以下、図5のフローチャートに従って、本実施の形態に係る温水加熱装置の動作を説明する。
器具本体(10)の制御装置(40)には、図5のフローチャートで示す内容の制御プログラムを実行するマイクロコンピュータが格納されている。以下、図5のフローチャートに従って、本実施の形態に係る温水加熱装置の動作を説明する。
先ず、器具本体(10)の電源プラグ(50)が電源コンセントに差し込まれて電源供給が開始すると、整流回路(52)で生成される直流電源によって制御装置(40)内のマイクロコンピュータが、図5のフローチャートに従って制御動作を開始する。
ステップ(ST1)で1.5秒間の時間待ちを実行し、これにより、各電器回路等が電気的に安定するまで待機する。
ステップ(ST1)で1.5秒間の時間待ちを実行し、これにより、各電器回路等が電気的に安定するまで待機する。
ステップ(ST2)で、通信線(23)を介してリモコン操作装置(20)(21)(22)に信号を送信し、リモコン操作装置(20)(21)(22)から各別に返信される返信信号の数をカウントすることにより、リモコン操作装置(20)(21)(22)の接続台数Kが判定される。従って、本実施の形態では、接続台数が「3」と判定される。よって、本実施の形態では、リモコン操作装置(20)(21)(22)に信号を送信すると共に、これらからの返信信号をカウントするマイクロコンピュータの機能部が既述発明特定事項たる「接続数カウンタ」に対応する。
ステップ(ST3)で、リモコン操作装置(20)(21)(22)の接続台数Kが「0」でないと判断されると、ステップ(ST4)で、前記接続台数Kを器具本体(10)に設けられた表示器(41)の表示部(410)に表示させる。これにより、温水加熱装置の設置作業者は屋外の器具本体(10)の設置場所で、表示部(410)に表示された接続台数を視認することにより、リモコン操作装置(20)(21)(22)の設置予定台数と実際の設置台数とが一致しているか否かを容易に確認することができる。これにより、前記実際の設置台数を確認する為に浴室(30)等のリモコン設置場所を巡回する必要がなく、確認作業が円滑に行える。
又、実際に設置したリモコン台数と前記表示部に表示された接続台数が一致するか否かを確認することにより、リモコン操作装置と器具本体を接続する通信線が正常に配線されているか否かが確認できる。
又、ステップ(ST4)では、リモコン有無フラグF1に“リモコン有り”のデータを書き込む。
又、ステップ(ST4)では、リモコン有無フラグF1に“リモコン有り”のデータを書き込む。
一方、前記ステップ(ST3)でリモコン装置の接続台数Kが「0」であると判定されると、ステップ(ST5)で表示器(41)の表示部(410)に接続台数Kの内容が表示されず、補助温度設定器(6)でセットされた設定温度が表示される。従って、リモコン操作装置(20)(21)(22)を接続しない利用態様の場合、即ち、出湯温固定式の温水加熱装置として使用する場合には、表示器(41)の表示温度を設置作業者が観ることにより、出湯温固定式の温水加熱装置として設置工事を行ったことが確認できると共に、補助温度設定器(6)での温度設定に誤りがないか否かの確認が行える。尚、本実施の形態では、補助温度設定器(6)で設定可能な温度は、40℃〜85℃の範囲に制限されている一方、リモコン操作装置の最大接続可能台数は、本実施の形態では4台に設定されており、最大接続可能台数の数値は前記設定可能な温度の値より一桁小さい。従って、表示器(41)の表示部(410)に表示された数値の桁数を確認することにより、表示された数値が補助温度設定器(6)による設定温度であるか、或いは、リモコン操作装置(20)等の接続台数Kであるかが識別できる。
次に、ステップ(ST6)で3秒間の時間待ちを実行し、その後、ステップ(ST7)で表示器(41)の表示を消灯させる。
次に、プロパンガスや天然ガス等、使用するガス種の切替作業時に必要となる表示器(41)の動作が、ステップ(ST8)〜(ST12)で制御される。このステップ(ST8)〜(ST12)は、後述のガス種切替作業を説明する図6のサブルーチンでの、表示器(41)のみの動作に対応している。従って、詳細は図6のサブルーチンの説明で記載するが、前記表示器(41)の概略の動作を説明する。
次に、プロパンガスや天然ガス等、使用するガス種の切替作業時に必要となる表示器(41)の動作が、ステップ(ST8)〜(ST12)で制御される。このステップ(ST8)〜(ST12)は、後述のガス種切替作業を説明する図6のサブルーチンでの、表示器(41)のみの動作に対応している。従って、詳細は図6のサブルーチンの説明で記載するが、前記表示器(41)の概略の動作を説明する。
ステップ(ST8)で、第7,第8スイッチ(67)(68)の切替操作がされたと判断されると、更に、ステップ(ST9)に於いて、第7スイッチ(67)がonで且つ第8スイッチ(68)がoffに切り替えられていると判断されれば、ステップ(ST10)で表示器(41)に「FL」(ガスバーナ(150)を強制低燃焼状態に維持することを示す表示)の文字を表示させる。次に、ステップ(ST11)に於いて、第7スイッチ(67)と第8スイッチ(68)が共にonに切り替えられていると判断された場合は、ステップ(ST12)で表示器(41)に「FH」(ガスナーナ(150)を強制高燃焼状態に維持することを示す表示)の文字を表示させる。
さて、出湯蛇口(71)(72)(73)の開放等によって出湯操作がされると、熱交換器(16)の通水路(160)内の水流を流量センサ(161)が検知し(ステップ(ST13))、この検知信号に応答して器具本体(10)が運転動作を開始する。そして、先ず、準備作業として、ステップ(ST14)でガス比例弁(153)やフレームロッド(18)等の電気部品が短絡や断線を起こしていないか否かの異常検知を行う。即ち、ガス比例弁(153)やフレームロッド(18)等の異常を監視する図示しない異常検知回路の出力に基づいて、上記短絡や断線の異常検知を行う。そして、異常検知がされた場合は、異常の種類に応じて予め設定されたエラーコード(英数字)が表示器(41)の表示部(410)に表示され(ステップ(ST15))、その後、ステップ(ST13)に制御が戻される。そして、上記異常が検知されなくなるまで、ステップ(ST13)〜(ST15)の制御が繰り返され、この制御が繰り返されている間に、出湯蛇口(71)等を閉じて前記異常を解消する為の修理等を行うと、再び出湯蛇口(71)等を開放したときには、ステップ(ST14)から後述のステップ(ST16)に制御が分岐する。そして、この場合、表示器(41)の表示部(410)には上記エラーコードが表示された状態に維持される。
一方、ステップ(ST14)を実行したときに、上記異常が検知されないと、ステップ(ST16)で、給気ファン(14)を作動させてガスバーナ(150)への給気が開始されると共に、点火電極(19)が作動されてガスバーナ(150)へ点火用スパークが連射される。その後、ステップ(ST17)でガス元弁(152)が開弁されると共に、ガス比例弁(153)に通電され始める。これにより、ガスバーナ(150)から吐出されるガスに点火電極(19)から点火されてガス燃焼状態になる。
次に、ステップ(ST18)で、フレームロッド(18)がガスバーナ(150)の炎を検知しているか否かが判断され、炎が検知されると、更に、ステップ(ST19)で表示器(41)にエラー表示がされているか否かが判断される。そして、エラー表示がされている場合は、ステップ(ST20)で表示器(41)が消灯される。これにより、既述ステップ(ST15)で表示器(41)にエラーコードを表示した場合には、フレームロッド(18)で炎検知されるまでエラーコードが表示される。従って、器具の異常を認識した使用者が出湯蛇口(71)等を閉じたときにエラーコードの表示を消す場合と相違し、使用者が出湯蛇口(71)等を閉じた後に修理業者が修理する際にもエラーコードの確認が行える利点がある。
次に、ステップ(ST21)でリモコン有無フラグF1の内容を判断し、これが“リモコン有り”になっていれば、ステップ(ST22)を実行し、リモコン操作装置(20)等でセットされた設定温度を器具本体(10)の表示器(41)に表示させる。一方、リモコン有無フラグF1の内容が“リモコン無し”の場合は、ステップ(ST23)を実行し、補助温度設定器(6)(ディップスイッチ(Z)の第2〜第5スイッチ(62)〜(65))でセットされた設定温度を上記表示器(41)に表示させる。
次に、ステップ(ST24)でガス種切替制御のサブルーチンを実行する。
図6は、ガス種切替制御のサブルーチン(ST24)の内容を示しており、先ず、ステップ(ST30)で、ディップスイッチ(Z)に於ける第7,第8スイッチ(67)(68)の切替操作がされたか否かを判断する。そして、切替操作がされていない場合、即ち、ガス種切替の為の操作が行われていない場合は、電器部品等の異常発生の有無を判断する後述のステップ(ST37)に制御が移行される。一方、ステップ(ST30)で補助温度設定器(6)の第7スイッチ(67)又は第8スイッチ(68)がonであると判断されると、更に、ステップ(ST31)において、第7スイッチ(67)がonで且つ第8スイッチ(68)がoffに切り替えられていると判断されれば、ステップ(ST32)でガス比例弁(153)に最小量の比例弁電流を供給することにより、ガスバーナ(150)を強制低燃焼状態にすると共に、表示器(41)に「FL」(強制低燃焼状態にあることを示す表示)の文字を表示させる。そして、ガス種切替の作業者は、ガスバーナ(150)が強制低燃焼状態に維持されているときに、ガス比例弁(153)に設けられた調整ネジを手動回動することにより、切り替えたガス種での下限燃焼が正常に維持できるように調整する。
図6は、ガス種切替制御のサブルーチン(ST24)の内容を示しており、先ず、ステップ(ST30)で、ディップスイッチ(Z)に於ける第7,第8スイッチ(67)(68)の切替操作がされたか否かを判断する。そして、切替操作がされていない場合、即ち、ガス種切替の為の操作が行われていない場合は、電器部品等の異常発生の有無を判断する後述のステップ(ST37)に制御が移行される。一方、ステップ(ST30)で補助温度設定器(6)の第7スイッチ(67)又は第8スイッチ(68)がonであると判断されると、更に、ステップ(ST31)において、第7スイッチ(67)がonで且つ第8スイッチ(68)がoffに切り替えられていると判断されれば、ステップ(ST32)でガス比例弁(153)に最小量の比例弁電流を供給することにより、ガスバーナ(150)を強制低燃焼状態にすると共に、表示器(41)に「FL」(強制低燃焼状態にあることを示す表示)の文字を表示させる。そして、ガス種切替の作業者は、ガスバーナ(150)が強制低燃焼状態に維持されているときに、ガス比例弁(153)に設けられた調整ネジを手動回動することにより、切り替えたガス種での下限燃焼が正常に維持できるように調整する。
次に、ステップ(ST33)に於いて、第7スイッチ(67)と第8スイッチ(68)が共にonに切り替えられていると判断された場合は、ステップ(ST34)でガス比例弁(153)に最大量の比例弁電流を供給することにより、ガスバーナ(150)を強制高燃焼状態にすると共に、表示器(41)に「FH」(強制高燃焼状態にあることを示す表示)の文字を表示させる。そして、ガス種切替の作業者は、ガスバーナ(150)が強制高燃焼状態に維持されているときに、図示しない操作部によって、切り替えたガス種での上限燃焼が正常に維持できるように調整する。
これにより、ガス種の切替作業が終了すると、作業者はディップスイッチ(Z)の第7,第8スイッチ(67)(68)を共にoffの初期状態に切り替える。すると、この切替状態がステップ(ST35)で判断され、ステップ(ST36)に於いて、前記強制低燃焼及び強制高燃焼の制御が解除される。これにより、補助温度設定器(6)やリモコン操作装置(20)等で設定された温度の温水が加熱生成できるように、ガス比例弁(153)が開度調整される通常の給湯制御が実行される。尚、補助温度設定器(6)やリモコン操作装置(20)等で設定された温度の温水を加熱生成するときは、熱交換器(16)の出口側に設けられた出湯温センサ(S)の検知温度が補助温度設定器(6)等で設定された温度に近づくように、ガス比例弁(153)の開度調整が行われる。
又、ステップ(ST36)では、表示器(41)が消灯され、これにより、該表示器(41)の表示部(410)に表示されていた強制低燃焼状態を表す「FL」の表示や、強制高燃焼状態を表す「FH」の表示が消される。
次に、ステップ(ST37)で既述ステップ(ST14)と同様の異常検知動作を実行し、異常検知がされた場合は、異常の種類に応じて予め設定されたエラーコードが表示器(41)の表示部(410)に表示され(ステップ(ST38))、その後、ステップ(ST39)でガス元弁(152)を閉じると共に、ガス比例弁(153)への電気供給を停止し、更に、給気ファン(14)を停止させて制御動作を、図5に示すステップ(ST7)に戻す。
一方、図6のステップ(ST37)で異常検知がされない場合は、サブルーチンを抜け出して図5のステップ(ST25)に制御が戻される。そして、出湯蛇口(71)(72)(73)の閉成等によって出湯停止操作がされたことが検知されるまで、ステップ(ST21)〜(ST25)の制御が繰り返される。
一方、ステップ(ST25)で出湯停止操作がされたことが検知されると、ステップ(ST26)でガス元弁(152)を閉じると共に、ガス比例弁(153)への電気供給を停止し、更に、給気ファン(14)を停止させて制御動作をステップ(ST8)に戻す。
尚、ステップ(ST18)でフレームロッド(18)が炎を検知しない場合も、前記ステップ(ST26)を実行する。
尚、ステップ(ST18)でフレームロッド(18)が炎を検知しない場合も、前記ステップ(ST26)を実行する。
(6)・・・補助温度設定器
(10)・・・器具本体
(13)・・・外装ケーシング
(20)(21)(22)・・・リモコン操作装置
(41)・・・表示器
(410)・・・表示部
(Z)・・・ディップスイッチ
(10)・・・器具本体
(13)・・・外装ケーシング
(20)(21)(22)・・・リモコン操作装置
(41)・・・表示器
(410)・・・表示部
(Z)・・・ディップスイッチ
Claims (4)
- 温水を加熱生成する器具本体と、該器具本体を遠隔操作するリモコン操作装置を具備する温水加熱装置に於いて、
前記器具本体の外装ケーシング内には、前記器具本体の電源投入時に前記リモコン操作装置の接続台数を判定する接続数カウンタと、前記接続数カウンタが判定した前記接続台数を表示する表示器が設けられ、
前記表示器の表示部は、前記外装ケーシングに形成された窓部を介して外部から露見できる、温水加熱装置。 - 請求項1に記載の温水加熱装置に於いて、
前記器具本体には、該器具本体で加熱生成する温水の温度を設定する為の補助温度設定器が設けられ、
前記接続数カウンタが判定した前記接続台数が0の場合は、前記補助温度設定器で設定された温度を、前記電源投入時に前記表示器の表示部に表示する、温水加熱装置。 - 請求項2に記載の温水加熱装置に於いて、
前記補助温度設定器は、ディップスイッチである、温水加熱装置。 - 請求項1から請求項3に記載の温水加熱装置に於いて、
前記接続台数の表示、及び、補助温度設定器で設定された温度の表示は、前記電源投入時から設定時間が経過したときに解除される、温水加熱装置。
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