JP2007318958A - 異常検出回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】L負荷に流れる電流を測定する電流検出手段において、L負荷の両端に電流検出手段を用意し、その2つの電流検出手段の電流値を相対的に比較する方法において、電流検出手段それぞれのバラツキにより測定電流に差異が生じ、正確にL負荷の異常を検出できない、という課題があった。
【解決手段】電流検出手段を検出抵抗1の1本とし、そこに流れる電流を直流電流に変換した後、正極性と負極性の電流を別々に測定し、正負の極性の電流値差を比較判定することで、抵抗自体のバラツキの影響をなくし、高い精度でL負荷の異常を検出することができる異常検出回路が得られる。
【選択図】図1
【解決手段】電流検出手段を検出抵抗1の1本とし、そこに流れる電流を直流電流に変換した後、正極性と負極性の電流を別々に測定し、正負の極性の電流値差を比較判定することで、抵抗自体のバラツキの影響をなくし、高い精度でL負荷の異常を検出することができる異常検出回路が得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、誘導性負荷(以下L負荷)における漏れ電流、絶縁破壊といった異常を検出する異常検出回路に関する。
交流電源で駆動するL負荷の漏れ電流の検出については、L負荷に接続されている配線の全てを電流クランプメータにて一括でクランプし、測定される電流値がゼロでなかった場合に電流漏れが発生していると判断する方法がある。ここでは交流電源が単相電源である場合について説明する。交流電流が電線に流れると、流れた電流に応じて電線の周囲に磁界が発生する。電線の周囲に発生する磁界の大きさは、電線に流れる電流の大きさで決まり、電源電圧が交流の場合は絶えず電線を流れる電流が変化するので、電線の周囲に発生する磁界も流れる電流に応じて変化する。電流クランプメータはその磁界の変化を利用して絶縁した状態で電流を測定することができるものである。単相電源の場合、2本の電線の片方と残りの片方においては、それぞれの電線に絶対値が同じで極性の相反する電流が流れる。このため、2本の電線の周囲には同じ大きさで相反する極性の磁界が発生する。今2本の電線を束ねると相反する磁界同士が打ち消しあい、束ねた状態の電線の周囲では磁界がゼロとなる。磁界がゼロとなるとクランプ部に磁界が発生しないため測定される電流もゼロとなり、単相電源、負荷とも正常な時には2本の電線を一括でクランプしても電流クランプメータには電流が測定されない。しかし、何らかの原因により2本の電線に流れる電流の大きさに差異がある場合、2本の電線の周囲にはその電流値の差異により磁界が発生し、電流クランプメータに電流が計測されることになる。
交流電源が3相である場合は、3本の各電線に流れる電流の位相が120度ずれているため、3本電線を束ねた状態でちょうど電線の周囲に発生する磁界がゼロとなり、上記単相電源と同様の方法で電流クランプメータにて漏れ電流を検出することが可能である。
次に負荷の絶縁破壊の検出については、絶縁抵抗計にて絶縁性能の低下を検出する方法がある。測定方法としては、負荷導体と大地間において絶縁抵抗値を測定する。負荷が絶縁変圧器の場合は1次巻線と2次巻線間、1次巻線と大地間、2次巻線と大地間にて絶縁抵抗値を測定する。
漏れ電流、絶縁抵抗値を測定するタイミングに関して、漏れ電流の場合は当然電流が流れている状態で測定する必要がある。漏れ電流を常時監視しようとすると、電流クランプメータの測定情報を外部に出力しその出力を監視する必要があるが、外部出力機能付き電流クランプメータは高価であり、監視システム自体が非常に高価な物となってしまう。
絶縁抵抗の場合は電源電圧を完全に停止し、かつ負荷以外への影響を無くするために負荷に接続されている配線を一切外した後に測定しなければならない。よって漏れ電流、絶縁抵抗とも定期保守メンテナンスまたは異常発生時に測定するのが一般的であり、常時監視することは難しい、という課題がある。
従来、このような異常を常時監視し検出する異常検出回路としては、例えば図5に示すような異常検出回路がある(特許文献1参照)。
L負荷の両端にはそれぞれ電流検出手段A101と電流検出手段B102が接続されており、電流検出手段A101と電流検出手段B102の両端にはそれぞれ電圧増幅手段A103と電圧増幅手段B104が接続されており、電圧増幅手段A103と電圧増幅手段B104の出力がそれぞれL故障検知手段105に接続されている。今L負荷に電源電圧を通電した状態で、電流検出手段A101と電流検出手段B102を通してL負荷の前後の電流を測定し、その測定電流を電圧増幅手段A103と電圧増幅手段B104を通じて増幅した後にL故障検知手段105に取り込み、その電圧値を比較することにする。L負荷に異常がない場合は電圧増幅手段A103と電圧増幅手段B104からの出力はほぼ同じ電圧値となる。ところが、L負荷にレアショートが発生した場合、L負荷を流れる電流が電流検出手段A101から電流検出手段B102の方向に流れているとすると、L負荷に電流が流れる際にL負荷の異常部より流れる電流の一部が失われ、その結果L負荷への電流の出口の電流を表す電圧増幅手段B104の出力がL負荷への入り口の電流を表す電圧増幅手段A103の出力よりも小さくなることになる。よって電流検出手段A101と電流検出手段B102の両端の電圧を測定比較することで、L負荷の異常を検知することができる。
特開2000−293201号公報
このような従来の異常検出回路では、L負荷に流れる電流を2本の抵抗によって電圧に変換しているため、抵抗自体のバラツキにより変換誤差が生じてしまう。また、低電流領域においては抵抗の端子電圧が小さくなるため、検出精度にバラつきが生じ易いという課題がある。そこで使用する検出抵抗を1本とすることで、抵抗自体のバラツキを完全に無くすことにより、負荷に発生するレアショート状態をより高い精度で検出することができる検出回路が要求されている。
また、交流電源の場合、電流検出手段で測定した電流は周波数サイクルで正と負の極性が切替わっている。レアショートを1本の検出抵抗で検出するためには正と負の電流値を比較する必要があるが、測定した交流電圧のままでは比較できない、という課題がある。そこで検出した測定電圧を比較できるように直流に変換するための直流変換手段を備えた異常検出回路が要求されている。
また、検出抵抗1本のみで正負の極性の電流値を比較するためには、抵抗に流れる極性の異なる電流をそれぞれ別々に取り出す必要がある、という課題がある。そこで極性の異なる電流をそれぞれ別々に取り出すために、半波整流を極性毎に用いた異常検出回路が要求されている。
また、極性の異なる電流を別々に測定する方法として、測定極性を交互に切替えることができるスイッチ手段と、そのスイッチ手段を制御するための制御手段を備えた異常検出回路が要求されている。
また、制御手段にてスイッチ手段を一定時間毎に切替えることで極性毎に測定した電流値を平均化し、比較判断できる比較手段を備えた異常検出回路が要求されている。
また、測定した極性の異なる電流値の比較としては電流のピーク値で行うことができる異常検出回路が要求されている。
また、測定した極性の異なる電流値の比較としては電流の実効値で行うことができる異常検出回路が要求されている。
また、測定した極性の異なる電流値の比較としては電流の平均値で行うことができる異常検出回路が要求されている。
また、測定した極性の異なる電流値において一定値以上の差異が生じた場合、負荷へのストレスを軽減するために負荷への入力電圧を下げることができる入力電圧調整手段を備えた異常検出回路が要求されている。
また、直流変換手段としては全波整流を用いた異常検出回路が要求されている。
また、全波整流にて直流変換した電流において、交流電流の正負極性の差異を比較する方法として、測定した電流値のピーク値と実効値において、ピーク値を√2で除算した値と実行値とを比較し、差異がある場合は負荷に異常が発生したと判断できる異常検出回路が要求されている。
また、L負荷で異常が発生した場合、そのまま負荷へ通電を続けるとL負荷の破損及び不安全が発生する可能性がある、という課題がある。そこで異常を検出した場合、速やかに負荷への入力を停止するための電源遮断手段と、負荷の異常を外部に知らしめるための表示手段を備えた異常検出回路が要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、負荷のレアショートを高精度で検出することができる異常検出回路を提供することを目的としている。
また、検出した交流電流の異極性における電流値を比較するための直流変換手段を備えた異常検出回路を提供することを目的としている。
また、1本の検出抵抗にて検出した交流電流の正負の電流値を別々に取り出すために、半波整流を極性毎に用いた異常検出回路を提供することを目的としている。
また、極性の異なる電流を別々に測定する方法として、測定極性を交互に切替えることができるスイッチ手段とそのスイッチ手段を制御できる制御手段を備えた異常検出回路を提供することを目的としている。
また、極性毎に測定した電流値を平均化し比較判断できる比較手段を備えた異常検出回路を提供することを目的としている。
また、測定した極性の異なる電流値の比較としては電流のピーク値で行うことができる異常検出回路を提供することを目的としている。
また、測定した極性の異なる電流値の比較としては電流の実効値で行うことができる異常検出回路を提供することを目的としている。
また、測定した極性の異なる電流値の比較としては電流の平均値で行うことができる異常検出回路を提供することを目的としている。
また、測定した極性の異なる電流値において一定値以上の差異が生じた場合、負荷へのストレスを軽減するために、入力電圧を下げることができる入力電圧調整手段を備えた異常検出回路を提供することを目的としている。
また、検出抵抗で検出した交流電流を比較測定するために直流変換手段として全波整流を用いた異常検出回路を提供することを目的としている。
また、全波整流にて測定した電流値のピーク値と実効値において、ピーク値を√2で除算した値と実行値とを比較し、差異がある場合は負荷に異常が発生したと判断できる異常検出回路を提供することを目的としている。
また、L負荷で異常が発生した場合、異常の拡大と不安全を防ぐために速やかに負荷への入力を停止するための電源遮断手段と、異常を外部に知らしめるための表示手段を備えた異常検出回路を提供することを目的としている。
本発明の異常検出回路は上記目的を達成するために、交流電源と負荷との間に直列に接続される電流検出手段と、その測定した交流電流値において、極性の異なる電流値を比較する比較手段とを備え、極性の異なる電流値を比較することにより負荷におけるレアショート、絶縁破壊を検出できることを特徴とする。
そして本発明によれば、電流を検出する抵抗を1本とすることで測定抵抗自体のバラツキをなくし、L負荷のレアショートを高精度で検出することができる異常検出回路が得られる。
また、電流検出手段にて測定した交流電流を直流に変換する直流変換手段を備えたことを特徴とする。
そして本発明によれば、直流変換手段を備えることで検出した交流電流の異極性の電流値を比較することができる異常検出回路が得られる。
また、直流変換手段としては半波整流を極性毎に用いることを特徴とする。
そして本発明によれば、半波整流を極性毎に用いることで異なる極性の電流をそれぞれ別々に取り出すことができる異常検出回路が得られる。
また、半波整流回路を極性毎に入り切りするスイッチ手段と、スイッチ手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
そして本発明によれば、極性の異なる電流値を別々に測定できる異常検出回路が得られる。
また、一定時間毎に測定する電流の極性を切替え、測定電流値を平均化して比較できる比較手段を備えたことを特徴とする。
そして本発明によれば、極性毎に別々に測定した電流値を平均化することでより精度の高い比較判断をすることができる異常検出回路が得られる。
また、測定した極性の異なる電流値の比較を電流のピーク値で行うことを特徴とする。
そして本発明によれば、異なる極性の電流値の具体的な比較を電流のピーク値で行うことができる異常検出回路が得られる。
また、測定した極性の異なる電流値の比較を電流値の実効値で行うことを特徴とする。
そして本発明によれば、異なる極性の電流値の具体的な比較を電流の実効値で行うことができる異常検出回路が得られる。
また、測定した極性の異なる電流値の比較を電流値の平均値で行うことを特徴とする。
そして本発明によれば、異なる極性の電流値の具体的な比較を電流の平均値で行うことができる異常検出回路が得られる。
また、負荷への入力電圧を調整する入力電圧調整手段を備え、測定した極性の異なる電流値差が一定値以上となった場合、負荷への入力電圧を下げることを特徴とする。
そして本発明によれば、測定した極性の異なる電流値において一定値以上の差異が生じた場合、負荷へのストレスを軽減するために負荷への入力電圧を下げることができる異常検出回路が得られる。
また、直流変換手段としては全波整流を用いることを特徴とする。
そして本発明によれば、全波整流回路を用いることで検出抵抗により検出した交流電流を比較測定することができる異常検出回路が得られる。
また、全波整流で変換した直流電流において、測定した直流電流のピーク値と実効値の比較を行うにあたり、ピーク値を√2で除算した値が実効値と異なる場合、負荷に異常が発生したと判断することを特徴とする。
そして本発明によれば、実効値とピーク値のみの比較によりL負荷での異常を判断することができる異常検出回路が得られる。
また、異常を検出した場合、負荷への入力を停止するための電源遮断手段と、負荷の異常を外部に知らしめるための表示手段を備えたことを特徴とする。
そして本発明によれば、L負荷での異常を検知した場合、速やかに負荷への入力を停止し外部に異常状態を知らしめることができる異常検出回路が得られる。
本発明によれば、L負荷のレアショートを高精度で検出することができる安価な異常検出回路を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために、交流電源と負荷との間に直列に接続される電流検出手段と、その測定した交流電流値において、極性の異なる電流値を比較する比較手段とを備え、極性の異なる電流値を比較することにより負荷におけるレアショート、絶縁破壊を検出できることを特徴としたものであり、電流を検出する抵抗を1本とすることで測定抵抗自体のバラツキをなくし、L負荷のレアショートを高精度で検出することができる異常検出回路が得られるという作用を有する。
本発明の請求項2記載の発明は、上記目的を達成するために、電流検出手段にて測定した交流電流を直流に変換する直流変換手段を備えたことを特徴としたものであり、直流変換手段を備えることで検出した交流電流の異極性の電流値を比較することができる異常検出回路が得られるという作用を有する。
本発明の請求項3記載の発明は、上記目的を達成するために、直流変換手段としては半波整流を極性毎に用いることを特徴としたものであり、半波整流を極性毎に用いることで異なる極性の電流をそれぞれ別々に取り出すことができる異常検出回路が得られるという作用を有する。
本発明の請求項4記載の発明は、上記目的を達成するために、半波整流回路を極性毎に入り切りするスイッチ手段と、スイッチ手段を制御する制御手段を備えたことを特徴としたものであり、極性の異なる電流値を別々に測定できる異常検出回路が得られるという作用を有する。
本発明の請求項5記載の発明は、上記目的を達成するために、一定時間毎に測定する電流の極性を切替え、測定電流値を平均化して比較できる比較手段を備えたことを特徴としたものであり、極性毎に別々に測定した電流値を平均化することでより精度の高い比較判断をすることができる異常検出回路が得られるという作用を有する。
本発明の請求項6記載の発明は、上記目的を達成するために、測定した極性の異なる電流値の比較を電流のピーク値で行うことを特徴としたものであり、異なる極性の電流値の具体的な比較を電流のピーク値で行うことができる異常検出回路が得られる。
本発明の請求項7記載の発明は、上記目的を達成するために、測定した極性の異なる電流値の比較を電流値の実効値で行うことを特徴としたものであり、異なる極性の電流値の具体的な比較を電流の実効値で行うことができる異常検出回路が得られるという作用を有する。
本発明の請求項8記載の発明は、上記目的を達成するために、測定した極性の異なる電流値の比較を電流値の平均値で行うことを特徴としたものであり、異なる極性の電流値の具体的な比較を電流の平均値で行うことができる異常検出回路が得られるという作用を有する。
本発明の請求項9記載の発明は、上記目的を達成するために、負荷への入力電圧を調整する入力電圧調整手段を備え、測定した極性の異なる電流値差が一定値以上となった場合、負荷への入力電圧を下げることを特徴としたものであり、測定した極性の異なる電流値において一定値以上の差異が生じた場合、負荷へのストレスを軽減するために負荷への入力電圧を下げることができる異常検出回路が得られるという作用を有する。
本発明の請求項10記載の発明は、上記目的を達成するために、直流変換手段としては全波整流を用いることを特徴としたものであり、全波整流回路を用いることで検出抵抗により検出した交流電流を比較測定することができる異常検出回路が得られるという作用を有する。
本発明の請求項11記載の発明は、上記目的を達成するために、全波整流で変換した直流電流において、測定した直流電流のピーク値と実効値の比較を行うにあたり、ピーク値を√2(ルート2)で除算した値が実効値と異なる場合、負荷に異常が発生したと判断することを特徴としたものであり、実効値とピーク値のみの比較によりL負荷での異常を判断することができる異常検出回路が得られるという作用を有する。
本発明の請求項12記載の発明は、上記目的を達成するために、異常を検出した場合、負荷への入力を停止するための電源遮断手段と、負荷の異常を外部に知らしめるための表示手段を備えたことを特徴としたものであり、L負荷での異常を検知した場合、速やかに負荷への入力を停止し外部に異常状態を知らしめることができる異常検出回路が得られるという作用を有する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による異常検出回路の構成を示している。図1に示すように電源とL負荷との間には電流検出手段としての検出抵抗1が1本だけ直列に接続されており、検出抵抗1には直流変換手段としてダイオード2を用いた半波整流回路が2つ接続されている。そのダイオード2を使用した半波整流回路はスイッチ手段としてのリレー3により入り切りすることが可能であり、リレー3は制御手段としてのタイマ4で任意に入り切りを制御することができる構成となっている。また検出抵抗1よりダイオード2、リレー3を通じて測定電流を取り込み、比較判定を実施するために、検出抵抗1と並列に比較手段としての比較判定回路5が接続されている。比較判定回路5としては、検出抵抗1より半波整流回路とリレー3を通じて測定した電圧を取り込み、取り込んだ電圧を電圧比較回路にて比較判定する回路で構成されている。
図1は本発明の実施の形態1による異常検出回路の構成を示している。図1に示すように電源とL負荷との間には電流検出手段としての検出抵抗1が1本だけ直列に接続されており、検出抵抗1には直流変換手段としてダイオード2を用いた半波整流回路が2つ接続されている。そのダイオード2を使用した半波整流回路はスイッチ手段としてのリレー3により入り切りすることが可能であり、リレー3は制御手段としてのタイマ4で任意に入り切りを制御することができる構成となっている。また検出抵抗1よりダイオード2、リレー3を通じて測定電流を取り込み、比較判定を実施するために、検出抵抗1と並列に比較手段としての比較判定回路5が接続されている。比較判定回路5としては、検出抵抗1より半波整流回路とリレー3を通じて測定した電圧を取り込み、取り込んだ電圧を電圧比較回路にて比較判定する回路で構成されている。
電源電圧が交流であるので、L負荷に流れる電流は周波数サイクル毎に電流の極性が正負交互に入れ替わっており、検出抵抗1にも当然同じ性質の電流が流れ、検出抵抗1の両端にも電源電圧と同じ性質の正負交互に極性が入れ替わるサインカーブを描いた電圧が現れる。今仮に検出抵抗1において、電源との接続部をa点、L負荷との接続部をb点とし、L負荷において検出抵抗1との接続部をc点、反対側をd点とし、a点からb点の方向に流れる電流を正極性、b点からa点に流れる電流を負極性と定義する。L負荷内部においてレアショートまたは絶縁破壊が発生している場合は、電流が異常部を流れる際に、異常部より他の部分に電流が流れてしまう。この負荷内で他の部分に漏れる電流を検知する機器としては漏電遮断器があるが、検知できる電流=感度電流の最小値は30mA程度が一般的であり、それ以下の漏れ電流は漏電遮断器では検知することができない。漏れ電流は感電事故に繋がる恐れがあるため、できる限り早い段階で検知する必要がある。今L負荷に異常が発生しているとして、a点からb点に流れる電流はL負荷内部において異常部分より他に流出し、流れる電流の一部は異常部分で失われる。よって正極性の電流の出口であるL負荷のd点を流れる電流は、L負荷内部ので電流減少分だけc点を流れる電流よりも小さくなることになる。また逆にb点からa点に流れる電流でも同様に、L負荷異常時にはL負荷内部で流れる電流が一部失われるため、負極性の電流の入り口であるd点を流れる電流は、L負荷内部での損失分だけc点を流れる電流よりも大きくなる。よってL負荷に異常が発生している時に検出抵抗1を流れる電流おいて、a点からb点の方向に流れる正極性電流とb点からa点に流れる負極性の電流を比較すると、L負荷内部での損失分だけ正極性の電流が負極性の電流より大きくなることになる。L負荷が正常の時は正負の電圧波形は対称性を持つ波形となるが、L負荷異常時には検出抵抗1の両端に現れる電圧は正極性が大きく、負極性が小さい、正負非対称な電圧波形となる。その非対称性を利用することで、L負荷のレアショート、絶縁破壊を検出することが本発明の目的である。
また、電流比較の精度をより高めることを考える。タイマ4にてリレー3をONした場合は正極性の電圧のみが比較判定回路5に取り込まれ、リレー3をOFFした場合は負極性の電圧のみが比較判定回路5に取り込まれる。リレー3のON/OFF時間をタイマ4により一定時間毎に切替えるようにすると、極性毎に一定時間分の電流値を収集することができる。測定した複数のサンプルを平均化し比較することで、より精度の高い電流比較を行える。なお、適当なサンプリングではL負荷に異常がなくとも比較した電流値にズレが生じることがあるため、電圧サンプリングのポイントとしては正常時に正負それぞれの電圧の絶対値が同じとなるポイント、正の電流測定を開始した位相角をαとすると、負の電流を測定するポイントはα+180度を位相角となる。位相角を限定して電流値をサンプリングするためには電源電圧と同期を取りながらサンプリングする必要がある。正の電圧の場合は電源電圧がマイナスからプラスになるゼロクロス点を起点としてAmsec後、負の電圧の場合は電源電圧がプラスからマイナスになるゼロクロス点を起点としてAmsec後のサンプリングを繰り返す。ここでAの値としては0から周波数サイクルの半分までの値とする。
電流検出手段としては、検出抵抗1を1本用いているが、正負の極性の電流を1本の抵抗で測定するため、2本の抵抗で測定する場合と比べると抵抗のバラツキを考慮する必要がない。また検出抵抗1が1本なので検出抵抗1自体に精度が要求されることもなく、小さい抵抗値の物でも極性の異なる電圧値を確実に相対比較できるため、安価な抵抗で済むという長所がある。直流変換手段としては、半導体を用いる。スイッチ手段としては、開閉回数が多くなることも考えられるため開閉回数を気にしなくてもよい半導体スイッチが望ましいが、接点容量に余裕を持たせるか、測定期間を限定することで、開閉回数を制限すれば機械式のリレーを使用することができる。制御手段としては、時限タイマにより一定時間毎にスイッチ手段を間欠操作することでスイッチ手段を制御できる。上記の方法によれば高精度で安価であり、かつ常時L負荷の異常を監視することができる異常検出回路を得ることができる。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2による異常検出回路の構成を示している。図2に示すように電源とL負荷との間には電流検出手段としての検出抵抗1が直列に接続されており、検出抵抗1には並列に直流変換手段としてのダイオード2が全波整流回路として接続されている。また全波整流回路の両端に比較手段としての比較判定回路5が接続されている構成となっている。今比較判定回路5にて測定される電圧は、負極性の電圧が整流回路により正極性側に折り返された形の電圧波形となる。L負荷に異常が発生している場合は前述の如く異常部分でL負荷に流れる電流が一部失われるため、正極性、負極性で異なる電圧波形となる。全波整流後の電圧波形において、異極性の電圧=隣あう山どうしの電圧を比較すると、L負荷正常時は隣り合う山どうしの電圧のピーク値、形ともほぼ等しくなるが、L負荷に異常がある場合は電圧の山の大きさが交互に異なる電圧波形となる。ここで比較手段にて測定された電圧の実効値を算出し、測定した電圧のピーク値と比較する。L負荷に異常がない場合は、通常の交流電源の理論と同じく、電圧のピーク値は実効値の√2倍に等しくなるが、L負荷に異常が発生している場合は負極性側の電圧値が正極性の電圧値より小さくなるため、実効値を算出した場合、負極性で減少している分だけ実効値も小さくなる。よってL負荷の異常時はピーク値を√2(ルート2)で除した値と実効値が一致しないことになり、この点でL負荷の異常を判別できる。すなわち、検出抵抗1の両端電圧を全波整流した電圧波形において、ピーク値を√2(ルート2)で除した値と実効値との比較において、L負荷が正常な時はピーク値を√2(ルート2)で除した値と実効値が一致するが、L負荷に異常がある場合はピーク値を√2(ルート2)で除した値は実効値よりも必ず大きくなる、という特徴がある。また正負交互での電圧値の比較であるため、L負荷に流れる電流値の大きさに左右されることなく、L負荷の異常を確実に判断することができる。
図2は本発明の実施の形態2による異常検出回路の構成を示している。図2に示すように電源とL負荷との間には電流検出手段としての検出抵抗1が直列に接続されており、検出抵抗1には並列に直流変換手段としてのダイオード2が全波整流回路として接続されている。また全波整流回路の両端に比較手段としての比較判定回路5が接続されている構成となっている。今比較判定回路5にて測定される電圧は、負極性の電圧が整流回路により正極性側に折り返された形の電圧波形となる。L負荷に異常が発生している場合は前述の如く異常部分でL負荷に流れる電流が一部失われるため、正極性、負極性で異なる電圧波形となる。全波整流後の電圧波形において、異極性の電圧=隣あう山どうしの電圧を比較すると、L負荷正常時は隣り合う山どうしの電圧のピーク値、形ともほぼ等しくなるが、L負荷に異常がある場合は電圧の山の大きさが交互に異なる電圧波形となる。ここで比較手段にて測定された電圧の実効値を算出し、測定した電圧のピーク値と比較する。L負荷に異常がない場合は、通常の交流電源の理論と同じく、電圧のピーク値は実効値の√2倍に等しくなるが、L負荷に異常が発生している場合は負極性側の電圧値が正極性の電圧値より小さくなるため、実効値を算出した場合、負極性で減少している分だけ実効値も小さくなる。よってL負荷の異常時はピーク値を√2(ルート2)で除した値と実効値が一致しないことになり、この点でL負荷の異常を判別できる。すなわち、検出抵抗1の両端電圧を全波整流した電圧波形において、ピーク値を√2(ルート2)で除した値と実効値との比較において、L負荷が正常な時はピーク値を√2(ルート2)で除した値と実効値が一致するが、L負荷に異常がある場合はピーク値を√2(ルート2)で除した値は実効値よりも必ず大きくなる、という特徴がある。また正負交互での電圧値の比較であるため、L負荷に流れる電流値の大きさに左右されることなく、L負荷の異常を確実に判断することができる。
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3による異常検出回路の構成を示している。図3に示すように電源とL負荷との間には電流検出手段としての検出抵抗1が1本だけ直列に接続されており、検出抵抗1には直流変換手段としてダイオード2を用いた半波整流回路が2つ接続されている。そのダイオード2を使用した半波整流回路はスイッチ手段としてのリレー3により入り切りすることが可能であり、リレー3は制御手段としてのタイマ4で任意に入り切りを制御することができる構成となっている。また検出抵抗1よりダイオード2、リレー3を通じて測定電流を取り込み、比較判定を実施するために、検出抵抗1と並列に比較手段としての比較判定回路5が接続されている。比較判定回路5としては、検出抵抗1より半波整流回路とリレー3を通じて測定した電圧を取り込み、取り込んだ電圧を電圧比較回路にて比較判定する回路で構成されている。また、比較判定回路5にはL負荷への電源電圧を調整するための入力電圧調整手段としてのトランス6と、L負荷への電源を遮断するための電源遮断手段として電磁開閉器7、また外部に異常状態を知らしめるための表示手段としてLED8が接続されている。
図3は本発明の実施の形態3による異常検出回路の構成を示している。図3に示すように電源とL負荷との間には電流検出手段としての検出抵抗1が1本だけ直列に接続されており、検出抵抗1には直流変換手段としてダイオード2を用いた半波整流回路が2つ接続されている。そのダイオード2を使用した半波整流回路はスイッチ手段としてのリレー3により入り切りすることが可能であり、リレー3は制御手段としてのタイマ4で任意に入り切りを制御することができる構成となっている。また検出抵抗1よりダイオード2、リレー3を通じて測定電流を取り込み、比較判定を実施するために、検出抵抗1と並列に比較手段としての比較判定回路5が接続されている。比較判定回路5としては、検出抵抗1より半波整流回路とリレー3を通じて測定した電圧を取り込み、取り込んだ電圧を電圧比較回路にて比較判定する回路で構成されている。また、比較判定回路5にはL負荷への電源電圧を調整するための入力電圧調整手段としてのトランス6と、L負荷への電源を遮断するための電源遮断手段として電磁開閉器7、また外部に異常状態を知らしめるための表示手段としてLED8が接続されている。
上述の異極性の電流比較により比較手段においてL負荷に異常があると判断された場合、トランス6によりL負荷への入力電圧を下げることでL負荷にかかるストレスを軽減し、L負荷の性能低下を抑えることができる。またL負荷に異常が発生した時点で安全上即L負荷への電源供給を停止しなければならない場合は、電磁開閉器7にてL負荷への電源供給を停止することができるようにする。またL負荷に異常が発生したことを外部に知らしめるためにLED8を用意する。入力電圧調整手段としては電圧を調整できる装置、例えばタップ式のトランス、安定化電源が考えられる。また電源遮断手段としては、リレー、電磁開閉器といった、一般的な開閉器を使用して差し支えない。表示手段としてはLEDで差し支えない。
この異常検出方法を用いるにあたり、汎用コントローラの適用を考える。検出抵抗1の両端電圧を汎用コントローラに取り込むことで、電流測定から電流の比較判定、また入力電源電圧の調整から停止、外部異常表示までを全て汎用コントローラのソフトウェアで処理実施することができる。図4にL負荷異常判定制御フローを示すが、その図4のL負荷異常判定制御フローの流れに沿って説明すると、検出抵抗1の両端電圧を一旦汎用コントローラに取り込んでいる状態で、取り込んだ電流値を正と負に分けて一旦保存する。正負の電流値を比較する形式として、正負それぞれのピーク値、平均値、実効値のいずれかを選択し、汎用コントローラ内でその形式に変換する。このいずれかの形式で正負の電流値を比較し、負極性の電流値が正極性の電流値よりも小さくなった場合は、L負荷に異常が発生したと判断する。L負荷に異常があった場合で、L負荷に継続的に通電しても問題ない、または通電しなければならない場合は、汎用コントローラにて入力調整手段によりL負荷への入力電圧を下げる制御を実施する。L負荷に異常があった時点で即座にL負荷への電圧を落とさなければならない場合は、汎用コントローラにて電源遮断手段によりL負荷への通電を停止する。L負荷への異常発生と同時に異常表示として汎用コントローラよりLED8を点灯させることで、汎用コントローラを用いて一連の異常検出から異常表示までを実施することができる。
本発明は、L負荷を使用する異常検出回路に適用できる。
1 検出抵抗
2 ダイオード
3 リレー
4 タイマ
5 比較判定回路
6 トランス
7 電磁開閉器
8 LED
2 ダイオード
3 リレー
4 タイマ
5 比較判定回路
6 トランス
7 電磁開閉器
8 LED
Claims (12)
- 交流電源と負荷との間に直列に接続される電流検出手段と、前記電流検出手段にて測定した交流電流値において、極性の異なる電流値を比較する比較手段を備えたことを特徴とする異常検出回路。
- 電流検出手段にて測定した交流電流を直流に変換する直流変換手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の異常検出回路。
- 直流変換手段としては半波整流を極性毎に用いることを特徴とする請求項1または2に記載の異常検出回路。
- 半波整流回路を極性毎に入り切りするスイッチ手段と、スイッチ手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の異常検出回路。
- 一定時間毎に測定する電流の極性を切替え、その測定電流値を平均化して比較できる比較手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の異常検出回路。
- 測定した極性の異なる電流値の比較を電流のピーク値で行うことを特徴とする請求項1〜5記載の異常検出回路。
- 測定した極性の異なる電流値の比較を電流の実効値で行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の異常検出回路。
- 測定した極性の異なる電流値の比較を電流の平均値で行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の異常検出回路。
- 負荷への入力電圧を調整する入力電圧調整手段を備え、測定した極性の異なる電流値差が一定値以上となった場合、負荷への入力電圧を下げることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の異常検出回路。
- 直流変換手段としては全波整流を用いることを特徴とする請求項1または2記載の異常検出回路。
- 全波整流で変換した直流電流において、測定した直流電流値のピーク値と実効値の比較を行うにあたり、ピーク値を√2で除算した値が実効値と異なる場合、負荷に異常が発生したと判断することを特徴とする請求項10記載の異常検出回路。
- 異常を検出した場合、負荷への入力を停止するための電源遮断手段と、負荷の異常を外部に知らしめるための表示手段を備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の異常検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006148084A JP2007318958A (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | 異常検出回路 |
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JP (1) | JP2007318958A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019053896A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | ダイハツ工業株式会社 | プラズマリアクター用電源システム |
WO2020159026A1 (ko) * | 2019-01-29 | 2020-08-06 | 엘에스일렉트릭㈜ | 누전 차단기 및 그 누설 전류 검출 방법 |
-
2006
- 2006-05-29 JP JP2006148084A patent/JP2007318958A/ja active Pending
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WO2020159026A1 (ko) * | 2019-01-29 | 2020-08-06 | 엘에스일렉트릭㈜ | 누전 차단기 및 그 누설 전류 검출 방법 |
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