JP2007317901A - 光トランシーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】光サブアセンブリと回路基板とをFPCで接続する際に、高精度に位置決め可能で、更にそのFPCを簡便に且つ安価に製造することが可能な光トランシーバを提供する。
【解決手段】光トランシーバ1は、光サブアセンブリ(OSA)21,22と、回路基板23と、OSA21,22及び回路基板23を電気的に接続するFPC10とを備える。FPC10は、回路基板23との接続用のパッド(図示せず)と、そのパッドの近傍に1つ以上の位置決め用の穴14a〜14cとを有する。位置決め用の穴14a〜14cは、回路基板23上に配置された所定の実装部品24a〜24cに嵌め合うような形状及び配置で形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】光トランシーバ1は、光サブアセンブリ(OSA)21,22と、回路基板23と、OSA21,22及び回路基板23を電気的に接続するFPC10とを備える。FPC10は、回路基板23との接続用のパッド(図示せず)と、そのパッドの近傍に1つ以上の位置決め用の穴14a〜14cとを有する。位置決め用の穴14a〜14cは、回路基板23上に配置された所定の実装部品24a〜24cに嵌め合うような形状及び配置で形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、光トランシーバに関し、より詳細には、光サブアセンブリ、回路基板、及び両者を電気的に接続するフレキシブル基板を備える光トランシーバに関する。
光トランシーバには、回路基板と光電変換素子を搭載する光サブアセンブリ(Optical Sub-Assembly:OSA)を備え、両者を電気的に接続する構造をもつものがある。光トランシーバにおけるOSAは、光レセプタクルに挿入された光コネクタに付随する光ファイバとの間で光信号の送受を行い、この光信号と電気信号との間を変換する。
サブアセンブリとしては、発光素子であるレーザダイオード(LD:Laser Diode)及びこのLDの出力光強度を検知する受光素子であるフォトダイオード(PD:Photo Diode)等が組み込まれたTOSA(Transmitter Optical Sub-Assembly)、PD及びこのPDにより変換された電気信号を増幅するプリアンプ等が組み込まれたROSA(Receiver Optical Sub-Assembly)などがある。回路基板は、これらのOSAに対し電気的に結合し、電気信号の処理を行う電子回路を搭載したものである。光トランシーバは、このようなOSA、回路基板、そして、このOSAと回路基板とを搭載するシャーシ、並びにこれら回路基板、OSA、及びシャーシを保護するカバーで構成される。そして、上述したOSAと回路基板との電気的な接続には、一般にフレキシブル基板(フレキシブルプリント基板:FPC)が用いられている。
図7は、従来技術による光トランシーバにおけるOSA−回路基板間の接続に用いるFPCを示す図で、図7(A)が斜視図、図7(B)が下面図である。また、図8は、図7のFPCを用いたOSA−回路基板間の接続形態を示す斜視図である。
FPC70は、光トランシーバにおけるTOSA81,ROSA82と回路基板83とを電気的に接続する為の部品であり、製造時には図7に示すようにフラットな形状となっており、折り曲げた状態でTOSA81,ROSA82と回路基板83とを接続する。FPC70には、TOSA81の端子ピン81aと嵌合する穴71a、ROSA82の端子ピン82aと嵌合する穴72a、回路基板83のパッド(図示せず)と接続するパッド73c,73d(それぞれ穴73a,73bが穿ってある)、TOSA81に対する位置決め用穴74a、ROSA82に対する位置決め用穴74c、及び回路基板83上の位置決めピン84を差し込む位置決め用穴74bが穿たれている。端子ピン81a,82aと嵌合する穴71a,72aの裏面にもパッドが設けられ、回路基板側のパッドと電気的に接続するようになっている。また、ここで例示したFPC70は、TOSA81側の基板71とROSA82側の基板72が中間部73により一体となっている。
このようなFPC70によるTOSA81,ROSA82と回路基板83との接続方式においては、回路基板83及びFPC70のパッド幅とピッチ間隔が狭い為、高い位置決め精度が要求される。例えば、図7(B)に例示したように、回路基板83側パッドに対し、FPC70側のパッド73c,73dの幅は0.4mm程度であり、そのパッド間の間隔Dは0.4mm程度である。回路基板83上のパッドとFPC70のパッド73c,73dとを精度良く位置決めする為には、通常位置決め用の治具を用い、回路基板83とFPC70の外形を使って治具にセットする。但し、一般的には回路基板83の外形寸法公差が+/−0.1mm、FPC70の外形(又は位置決め用の穴)の位置精度は+/−0.2mmである。
更に、位置決めとなる基準面(若しくは基準穴)の配置次第で更に悪くなるケースもある。例えば、位置決めが必要なパッド近傍に基準面を配置できれば精度が良く実装できるが、通常パッド近傍は半田付け用のスペースが必要な為、位置決め用の構造を形成し難く、パッドから遠いところに構造を設けてこれを基準とすることが多い。その結果、FPCを配置する時の傾きの影響を受けることになり、パッド付近では大きくずれてしまう。
そこで上述のような位置ズレ精度を満たす為には高精度の治具及び目視による位置合わせが必要となる。例えば、FPCの外形の寸法精度は+/−0.2mm、基板外形の寸法精度は+/−0.1mm、更に、FPCと基板との姿勢のズレを考慮すると、治具に求められる位置決め精度はかなり高いものが要求される上、姿勢のズレを解消する為の目視による位置合わせも必要となる。
また、図9は、従来技術による他の光トランシーバを示す図で、図9(A)が全体斜視図、図9(B)が接続部分の拡大図である。図9で例示する光トランシーバ9は、図7及び図8で例示した構造において、回路基板83の裏面にパッドをもち、そのパッドとFPC70側のパッドとを電気的に接続する為にFPC70の上面にパッドをもつ構造となっている。光トランシーバ9の組立方法としては、FPC70と回路基板83とを接続した後に図示しない筐体に組み込む方法が一般的に採用されている。
特許文献1には、光トランシーバにおいて、上述したような回路基板と光サブアセンブリ(TOSA,ROSA)とをFPC基板で接続したものが開示されている。
米国特許第5295214号明細書
しかしながら、上述のごとき高精度の治具及び目視による位置合わせを行う方式における問題として、次のような点が挙げられる。まず、FPCのセット及び目視による調整に手間がかかり、実装コストに影響するFPCを用いた部品の実装時間が長くなる。また、生産能力を上げる為には高精度の治具を多数準備しなければならず、設備投資が膨らむこととなる。更に、基板外形、FPC外形を基準に治具を製作することから、異なる外形寸法の基板とFPCには対応できない。また、基板毎に治具が必要となることで、管理・運用が複雑にもなる。
また、高精度の治具及び目視による位置合わせを行う方式では、作業時間が増加するなどの問題以外に、半田付けした後にも問題がある。すなわち、光トランシーバの場合、FPCと回路基板とを接続した後に筐体に組み込む組立方法が一般的であり、図9(B)で例示したように、組立工程におけるハンドリングに注意しないと、半田付けした後のハンドリングでFPCと基板とを接続している半田部分に取り回しによる力が発生し、FPCとの半田接続部にストレスが加わり、断線等の問題を引き起こす。
その為、半田接続部にストレスを与えないように補強用の樹脂を塗布したり、パッドの近傍にストレスを吸収するダミーパッド(剥離しても機能に影響しない)を設けて補強したりすることが多い。また、組立し易いようにFPCに予め曲げ癖をつけるケースもあるが、その場合は前述したようにFPCを実装する時の位置合わせが難しくなり、FPCの接続作業性が悪くなる。
樹脂を塗布する場合の問題として、次のような点が挙げられる。まず、樹脂を塗布(及び固化)する為の加工時間が必要となり、実装コストが高くなる。また、ダミーパッドの配置スペース分、必要なパッド配置がずれる為、回路基板側の実装領域が減少する。更に、FPCに曲げ癖をつけると実装作業が悪くなるので、曲げ癖をつけることはできないが、その場合には、ハンドリング性が悪くなる。なお、これらの問題を解決する手段として一般的なものが硬質基板と軟質基板とを組み合わせたリジッドフレックス基板であるが、基板コストが安くならず、高密度配線ができない、などの問題がある。
また、特許文献1に記載の光トランシーバでは、回路基板とFPCの位置決め精度が、回路基板外形、FPC外形(若しくは穴)、及び治具の3つで決まる構造となっているだけでなく、OSAと回路基板とを接続した後、半田接続部にストレスが発生し得る構造となっている。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、光サブアセンブリと回路基板とをFPCで接続する際に、高精度に位置決め可能で、更にそのFPCを簡便に且つ安価に製造することが可能な光トランシーバを提供することをその目的とする。
本発明による光トランシーバは、光サブアセンブリと、回路基板と、前記光サブアセンブリ及び回路基板を電気的に接続するフレキシブル基板とを備え、フレキシブル基板は、その回路基板に接続する際の1つ以上の位置決め用の穴を有し、その位置決め用の穴は、回路基板上に搭載された所定の電子回路部品に嵌め合うような形状及び配置で形成されていることを特徴としている。また、フレキシブル基板は、回路基板との接続用のパッドを有し、上記位置決め用の穴はそのパッドに隣接して設けてもよい。更に、このフレキシブル基板は、上記パッドの隣接箇所以外の場所で回路基板上に搭載された他の電子回路部品との接続用の穴を1つ以上有し、その接続用の穴は、フレキシブル基板が湾曲した状態で上記他の電子回路部品に嵌め合うような形状及び配置で形成されているようにしてもよい。
本発明によれば、光トランシーバにおいて、光サブアセンブリと回路基板とをFPCで接続する際に、高精度に位置決め可能で、更にそのFPCを簡便に且つ安価に製造することが可能となる。
図1は、本発明による光トランシーバにおけるOSA−回路基板間の接続に用いるFPCの一例を示す斜視図、図2は、図1におけるFPCの適用対象となるOSA及び回路基板の一例をシャーシ付きで示す斜視図、図3は、図2のOSA及び回路基板を図1のFPCで接続した状態を示す図で、図3(A)が斜視図、図3(B)が上面図である。
光トランシーバ1は、TOSA21,ROSA22と、IC等を含む回路基板23と、TOSA21,及び回路基板23並びにROSA22及び回路基板23を電気的に接続するFPC10とを備える。シャーシ20は、これらの接続後に取り付けられる。FPC10は、製造時にはフラットな形状となっており、図1のようにL字状に折り曲げた状態でTOSA21,ROSA22と回路基板23とを接続する。
FPC10は、TOSA21の端子ピン21aと嵌合する穴11aをTOSA接続用基板11に有し、ROSA22の端子ピン22aと嵌合する穴12aをROSA接続用基板12に有し、これによりTOSA21,ROSA22とFPC10との間で電気的接続が可能となる。
FPC10は、回路基板23との接続用のパッドを領域13に有する。ここで、この接続用パッドは、下面側に設けられ図示されないが、図7で例示した従来構成(パッド用穴73a,73b)と同様な形状で領域13の裏面に形成される。この接続用パッドと回路基板23の上面側のパッド25により、回路基板23とFPC10との間で電気的接続が可能となる。
そして、本例では、FPC10に、そのパッドの近傍(すなわちパッド25の近傍でもある)に位置決め用穴14a〜14cを有する。なお、ここでは3つの位置決め用穴で例示するが1以上であればよい。位置決め用穴14a〜14cは、回路基板23上に配置された所定の実装部品24a〜24cに嵌め合うような形状及び配置で形成されている。すなわち、位置決め用穴14a〜14cの形状及び配置は、回路基板23上の配置された位置決め用の実装部品24a〜24cに合わせており、従ってこの光トランシーバ1は、両者が互いに嵌め合うことが可能な接続構造をもつ。
このように、FPC10に、回路基板23との接続用のパッド近傍において、回路基板23の実装部品(例えば方形状を有するチップ部品)の外形に合わせた形状の半田接続位置決め用穴14a〜14cを配置することで、実装用の治具を使わないで精度良く実装することが可能となり、安価で光トランシーバを製造することができる。すなわち、このFPC10は、セルフアライメントでの接続を可能とする。具体的にはFPCの形状を工夫することで高精度に位置決めでき且つ組立における作業性を向上させる。
以上、本例によれば、回路基板とFPCとの位置決めにおいて、回路基板上のパッド近傍の実装部品にFPC側の半田接続位置決め用の穴を嵌めこみ、互いに位置決めすることが可能となる。ここで、実装部品の実装精度は+/−0.05mmと基板外形よりも精度良く位置決めできる。なお、最近では実装部品の配置をCCDカメラでチェックしており、実装部品を位置決めとして使うことは十分可能である。更に、パッド近傍に位置決めを配置することが可能となり、FPCの傾きの影響が殆どなくなる。すなわち、位置決めが半田付け近傍にあるので、曲げ癖がついたFPCでも半田作業性が悪くならない。また、位置決め専用の部品ではなく、通常の実装部品を利用する為、追加コストが不要となる。更に、治具にセットする必要がない為、治具を使った場合の寸法バラつきを考慮しなくてもよいし、作業性の向上も計れ、また組立後にFPC補強として半田付けすることも可能となる。
図4は、本発明による光トランシーバにおけるOSA−回路基板間の接続に用いるFPCの他の例を示す斜視図、図5は、OSA及び回路基板を図4のFPCで接続した状態を示す図、図6は、図5の接続箇所を拡大した図である。ここで、図5(A)はシャーシ無しの状態の斜視図、図5(B)がシャーシ付きの状態の斜視図を示している。
光トランシーバ1は、図1乃至図3で例示したFPC10の代わりにFPC30を用いて、TOSA21,ROSA22と回路基板23との間を電気的に接続する。この例では、シャーシ20は、これらの接続後に取り付けられる。FPC30は、製造時にはフラットな形状となっており、図4のように複数箇所がL字状に折り曲げた状態でTOSA21,ROSA22と回路基板23とを接続する。
FPC30には、TOSA21の端子ピン21aと嵌合する穴31aをTOSA接続用基板31に有し、及びROSA22の端子ピン22aと嵌合する穴32aをROSA接続用基板32に有し、これによりTOSA21,ROSA22とFPC30との間で電気的接続が可能となる。
FPC30は、回路基板23との接続用のパッド34が領域33に形成されている。但し、FPC30は、図9で例示したものと同様に、回路基板23の裏面に形成されたパッドにパッド34が接合するように、回路基板23の裏面に接続する構造となっている。このように、この接続用パッド34と回路基板23の下面側のパッドにより、回路基板23とFPC30との間で電気的接続が可能となる。
そして、本例では、FPC30は、上記パッド34の近傍以外の場所で回路基板23上に配置された他の実装部品26a,26bとの接続用の穴36a,36bを有する。
その接続用穴36a,36bは、FPC30が曲げられた状態(湾曲した状態)で実装部品26a,26bに嵌め合うような形状及び配置で形成されている。すなわち、接続用穴36a,36bの配置は、FPC30が曲げられた状態で嵌めあう場所に位置している。従って、ストレスを回避するため、実装部品26a,26bはダミー部品とする。接続用穴36a,36bは、それぞれ、図4のごとくTOSA接続用基板31から伸びた延伸部35a、ROSA接続用基板32から伸びた延伸部35bに穿つとよい。なお、この例では、位置決め用穴を実装部品26a,26bに嵌合させるが、その位置は図1乃至図3で例示したような回路基板23との接続用パッドの近傍ではない。
このように、本例でのFPC30には、接続用パッドから離れた所に、FPCの曲げ姿勢を保持する固定用の穴(穴36a,36b等)を1つ以上設けている。これにより、本例での光トランシーバ1は、FPC30と回路基板23とが接続し、且つパッド領域33で回路基板23の裏面と電気的に接続している。本例では、FPC30が曲げられた状態を保持する為、樹脂等による補強が不要となり、且つ筐体(シャーシ20等)への取り付けの際の作業性が良くなる。
また、本例では、組立時のFPC30のハンドリングにおいて、FPC30の固定用の穴36a,36bを使ってFPC30と回路基板23、又はFPC30とシャーシ20等の筐体とを位置決めしており、これにより、半田接続部にストレスが働かないようにすることができる。このように、FPC30は、セルフアライメント及びストレスフリー接続を可能とする。
例えば、通常の組立において、FPCの取り回しはOSAと回路基板との位置関係からSの字のように上下に大きく曲げるような取り回しになることが多い。この場合、回路基板の裏面から表面に一旦FPCを曲げた後、固定用の穴を表面にある実装部品に嵌め込み外れないようにする。この穴はSの字の取り回しには影響しないようにある程度のたるみを持たせている。また、この固定用の穴は基板だけでなく、筐体部品の一部形状(例えばボス)に嵌め込むことも可能である。
以上、本例によれば、FPCに接続されているOSAが上下左右に動いても、その際に発生するストレスは半田接続部に伝わる前に、固定用の穴に吸収され、半田接続部にダメージを与えることがなくなる。その結果、組立作業においてFPCの取り回しに注意することがなくなり、作業性が向上する。また、回路基板との半田付けを組立後に行う際、筐体部品のボスに固定穴を嵌めこむことで、FPCの曲げ形状がある程度固定されることから、半田付け作業がし易くなる。更に、補強用の樹脂固定が不要となり、実装コストが安く抑えられる。また、補強用パッドが不要となることから、回路基板の部品実装領域を増やすことができる。
1…光トランシーバ、10,30…FPC、11,31…TOSA接続用基板、12,32…ROSA接続用基板、11a,12a,31a,32a…嵌合穴、13,33…パッド領域、14a〜14c…位置決め用穴、20…シャーシ、21…TOSA、21a…TOSAの端子ピン、22…ROSA、22a…ROSAの端子ピン、23…回路基板、24a〜24c…実装部品、25…回路基板側パッド、26a,26b…他の実装部品(ダミー部品)、34…FPC側パッド、35a,35b…延伸部、36a,36b…接続用穴(固定用穴)。
Claims (4)
- 光サブアセンブリと、回路基板と、前記光サブアセンブリ及び回路基板を電気的に接続するフレキシブル基板とを備える光トランシーバであって、
前記フレキシブル基板は、前記回路基板上に搭載された電子回路部品の形状に係合する一つ以上の位置決め穴を有していることを特徴とする光トランシーバ。 - 前記フレキシブル基板は、前記位置決め穴に隣接して前記回路基板に対する接続用のパッドを有していることを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。
- 前記フレキシブル基板は、前記回路基板との接続用のパッドに隣接した場所以外の場所で前記回路基板上に搭載された他の電子回路部品に、前記フレキシブル基板が湾曲した状態で係合する穴を1つ以上有していることを特徴とする請求項1に記載の光トランシーバ。
- 前記電子回路部品は方形のチップ部品であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光トランシーバ。
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