JP2007311709A - 電子機器、フレキシブルフラットケーブルの取り付け方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 サブ回路基板31を組み付けた状態において、フレキシブルフラットケーブル1は、両面テープ14によってシールド板41に固定された状態で配設されるとともに、山折り部分A及びC並びに谷折り部分Bが折り曲げられた状態で配設される。この状態におけるフレキシブルフラットケーブル1は、前記の通り山折り部分Aと谷折り部分Bとを少なくとも1回ずつ交互に有する折り曲げを施すことにより生ずる弾性復帰力によって、その折り曲げ部分がサブ回路基板31とシールド板41との間に狭装される。
【選択図】図3
Description
このように、前述した第1の態様に加えて、フレキシブルフラットケーブルにシールド材を付し、そのシールド材を付した部分をシールド板へ接触させて押圧し、前記シールド材と前記シールド板とを電気的に導通させることによって、フレキシブルフラットケーブルからの放射ノイズをより低減させることができる
本発明の第3の態様は、前述した第1の態様又は第2の態様において、前記フレキシブルフラットケーブルの折り曲げ部分が前記回路基板のいずれか一方と前記シールド板との間に狭装されることによって、前記フレキシブルフラットケーブルが前記シールド板へ押圧される構成を有している、ことを特徴とした電子機器である。
このように、可撓性を有するフレキシブルフラットケーブルの一部を折り曲げることにより生ずる弾性復帰力を利用して、その折り曲げ部分が回路基板のいずれか一方とシールド板との間に狭装されるようにフレキシブルフラットケーブルを配設する。それによって、従来のようにスポンジ部材等の弾性部材を新たに追加することなく、フレキシブルフラットケーブルをシールド板へ接触させて押圧する放射ノイズ対策を低コストに実現することができる。
このように、フレキシブルフラットケーブルを山折りと谷折りとを少なくとも1回ずつ交互に有するように折り曲げ、その折り曲げ部分が元に戻ろうとする弾性復帰力を利用する。それによって、従来のようにスポンジ部材等の弾性部材を新たに追加することなく、フレキシブルフラットケーブルをシールド板へ接触させて押圧する放射ノイズ対策を低コストに実現することができる。
本発明の第5の態様に記載のフレキシブルフラットケーブルの取り付け方法によれば、シールド板を挟んで配設される2つの回路基板がフレキシブルフラットケーブルで電気的に接続される構成を有する電子機器において、前述した第1の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
図1は、フレキシブルフラットケーブル1を図示したものである。図1(a)は表面の平面図であり、図1(b)は側面図であり、図1(c)は折り曲げ後の側面図である。
広く「電子機器」の配線用に使用される一般的なフレキシブルフラットケーブル1は、樹脂等の皮膜で覆われた複数の導線を帯状に束ねたケーブルである。このフレキシブルフラットケーブル1は、一定の可撓性及び繰り返しの折り曲げにも耐え得る耐久性を有しており、任意の形状に折り曲げた状態で使用することができる。フレキシブルフラットケーブル1の両端には、その用途及び芯数(導線数)に応じたコネクタが圧着、圧接又はハンダ付け等されるか或いは当該実施例のように導線がそのままコネクタ接続子11及び12として使用される。
本発明に係る「電子機器」を構成するメイン回路基板21とサブ回路基板31とは、シールド板41を挟んで配設され、フレキシブルフラットケーブル1で電気的に接続される。メイン回路基板21のコネクタ22には、フレキシブルフラットケーブル1のコネクタ接続子11が接続され、サブ回路基板31のコネクタ32には、フレキシブルフラットケーブル1のコネクタ接続子12が接続され、それによって、メイン回路基板21の電子回路とサブ回路基板31の電子回路とがフレキシブルフラットケーブル1を介して接続される。シールド板41は、アルミ材等で形成された金属板であり、「電子機器」の筐体の一部を構成するとともに、フレームグランドとして利用される。
本発明に係る「電子機器」は、フレキシブルフラットケーブル1から発生するノイズを低減させるためにシールド板41にフレキシブルフラットケーブル1を接近させるために、可撓性を有するフレキシブルフラットケーブル1の一部を折り曲げることにより生ずる弾性復帰力を利用して、フレキシブルフラットケーブル1をシールド板41へ接触させて押圧する構成を有している。より具体的には、サブ回路基板31を組み付けた状態において、フレキシブルフラットケーブル1は、両面テープ14によってシールド板41に固定された状態で配設されるとともに、山折り部分A及びC並びに谷折り部分Bが折り曲げられた状態で図示の如く配設される。
また、フレキシブルフラットケーブル1に「シールド材」としてのアルミシート13を付し、そのアルミシート13を付した部分をシールド板41へ接触させて押圧し、アルミシート13とシールド板41とを電気的に導通させることによって、フレキシブルフラットケーブル1からの放射ノイズをより低減させることができる
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
Claims (5)
- シールド板を挟んで配設される2つの回路基板がフレキシブルフラットケーブルで電気的に接続され、
前記フレキシブルフラットケーブルから発生するノイズを低減させるために前記シールド板に前記フレキシブルフラットケーブルを接近させるために、可撓性を有する前記フレキシブルフラットケーブルの一部を折り曲げることにより生ずる弾性復帰力を利用して、前記フレキシブルフラットケーブルを前記シールド板へ接触させて押圧する構成を有している電子機器。 - 請求項1において、可撓性を有する前記フレキシブルフラットケーブルの一部を折り曲げることにより生ずる弾性復帰力を利用して、前記フレキシブルフラットケーブルのシールド材が付されている部分の一部又は全部を前記シールド板へ接触させて押圧し、前記シールド材と前記シールド板とを電気的に導通させる構成を有している電子機器。
- 請求項1又は2において、前記フレキシブルフラットケーブルの折り曲げ部分が前記回路基板のいずれか一方と前記シールド板との間に狭装されることによって、前記フレキシブルフラットケーブルが前記シールド板へ押圧される構成を有している、ことを特徴とした電子機器。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、山折りと谷折りとを少なくとも1回ずつ交互に有する折り曲げを前記フレキシブルフラットケーブルに施すことにより生ずる弾性復帰力を利用して、前記フレキシブルフラットケーブルが前記シールド板へ押圧される構成を有している、ことを特徴とした電子機器。
- シールド板を挟んで配設される2つの回路基板がフレキシブルフラットケーブルで電気的に接続される構成を有する電子機器における前記フレキシブルフラットケーブルの取り付け方法であって、
前記フレキシブルフラットケーブルから発生するノイズを低減させるために前記シールド板に前記フレキシブルフラットケーブルを接近させるために、可撓性を有する前記フレキシブルフラットケーブルの一部を折り曲げることにより生ずる弾性復帰力を利用して、前記フレキシブルフラットケーブルのシールド材が付されている部分の一部又は全部を前記シールド板へ接触させて押圧し、前記シールド材と前記シールド板とを電気的に導通させる、ことを特徴としたフレキシブルフラットケーブルの取り付け方法。
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JP2006141718A JP2007311709A (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | 電子機器、フレキシブルフラットケーブルの取り付け方法 |
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