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JP2007309298A - エンジンの点火時期制御装置 - Google Patents

エンジンの点火時期制御装置 Download PDF

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JP2007309298A
JP2007309298A JP2006141898A JP2006141898A JP2007309298A JP 2007309298 A JP2007309298 A JP 2007309298A JP 2006141898 A JP2006141898 A JP 2006141898A JP 2006141898 A JP2006141898 A JP 2006141898A JP 2007309298 A JP2007309298 A JP 2007309298A
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Keisuke Akusa
敬祐 阿草
Koji Nagaoka
幸司 長岡
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Mazda Motor Corp
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
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Abstract

【課題】EGRの開始時および停止時に、過進角を抑制して良好な燃焼を行いつつ、円滑にEGRオンまたはオフ状態に移行することができるエンジンの点火時期制御装置を提供する。
【解決手段】所定の点火時期に点火プラグ115から電気火花を発生させて燃焼を行わせるエンジンの点火時期制御装置において、排気ガスの一部を排気通路122から吸気通路121に還流させるEGRを行うEGR手段142と、上記EGRの実行中に上記点火時期を進角させるとともに、上記EGRの開始時および停止時に進角量を目標値に向けて徐々に近づけるなまし処理を行う点火時期補正手段とを備え、上記なまし処理におけるなまし度合が、上記EGR開始時は停止時に対して相対的に大きくなるように設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の点火時期に点火プラグから電気火花を発生させて燃焼を行わせるエンジンの点火時期制御装置に関するものであり、特に排気ガスの一部を排気通路から吸気通路に還流させるEGRを行うものであって、そのEGRの実行中に点火時期を進角させるものに関する。
従来、排気ガス中の窒素酸化物(NOx)の低減や燃費向上等の目的でEGRを行う技術が知られている。EGRは、排気ガスの一部を排気通路から吸気通路に還流させて再循環させるものである。一般的に、EGRを行うと吸気中の不活性成分が増大するため燃焼温度が低下するので、NOxの生成を抑制することができる。また、EGRを行うと吸気負圧が低減してポンピングロスが抑制されるので燃費を向上させることができる。
またEGRを行うと、行わない場合に比べて燃焼速度が緩慢となるので、それに応じて点火時期を進角(早期化)させ、適正な燃焼を図る技術も知られている。
ところで、EGRを行うEGR手段として、排気通路と吸気通路とを繋ぐEGR通路と、そのEGR通路を開閉するEGRバルブとを設けるのが一般的である。このような構成とした場合、EGRバルブを開閉してから実際のEGR量(またはEGR率)が目標値に達するまでにはある程度の時間が必要である。これに対して点火時期は、直ちに目標の進角量に変化させることができる。従って、単にEGRバルブの開閉に同期させて点火時期を進角させたのでは、実際のEGR量に適した進角量よりも相対的に先行し過ぎる結果となる。つまりEGR開始時には過進角気味、EGR停止時には進角不足気味となる。
このような問題に対し、実際のEGR量の変化に追従させることを目的として、点火時期の進角量を徐々に目標値に近づけるような処理(以下このような処理を「なまし処理」という)を行うものも知られている。例えば特許文献1には、吸気状態の変化割合に準じて徐々に点火時期を目標値に近づけるなまし処理を行うものが開示されている。
特開平7−197876号公報
しかしながら、本願発明者の研究により、従来のなまし処理では不都合となる場合があることがわかってきた。それは、EGRバルブの開度やその他の運転条件が同一であっても、EGR開始時(オン時)とEGR停止時(オフ時)とでは、実際のEGR量(以下実EGR量という)の変化速度、即ち応答性に差があることに起因する。実EGR量の応答性は、EGRオン時よりもEGRオフ時の方が高くなるのである。
従って、なまし処理のなまし度合を、EGRオン時を基準に設定した場合、実GER量の応答性の高いEGRオフ時には相対的に点火時期の追従変化が遅れてしまう。EGRオフ時には、増大させた進角量を通常の進角量に戻す制御が行われるので、これが遅れるということは相対的に進角量が多すぎる状態(過進角)になることを意味する。この過進角は、ノッキング等の異常燃焼を招く要因となるので好ましくない。
一方、なまし度合を、EGRオフ時を基準に設定した場合、実GER量の応答性の低いEGRオン時には相対的に点火時期の追従変化が先行してしまう。EGRオン時には、進角量を増大させる制御が行われるので、これが先行するということは相対的に過進角になることを意味する。
つまり何れの場合も、一方を基準になまし度合を設定すると、他方では過進角となり、ノッキング等の問題が生じ易くなるのである。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、EGRの開始時および停止時に、過進角を抑制して良好な燃焼を行いつつ、円滑にEGRオンまたはオフ状態に移行することができるエンジンの点火時期制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明は、所定の点火時期に点火プラグから電気火花を発生させて燃焼を行わせるエンジンの点火時期制御装置において、排気ガスの一部を排気通路から吸気通路に還流させるEGRを行うEGR手段と、上記EGRの実行中に上記点火時期を進角させるとともに、上記EGRの開始時および停止時に進角量を目標値に向けて徐々に近づけるなまし処理を行う点火時期補正手段とを備え、上記なまし処理におけるなまし度合が、上記EGR開始時は停止時に対して相対的に大きくなるように設定されていることを特徴とする。
なお、上記なまし処理とは、点火時期の進角量を徐々に目標値に近づけるような処理をいう。また、なまし度合とは、点火時期変化の緩やかさの度合をいう。なまし度合が大きいほど緩やかに目標値に近づく。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のエンジンの点火時期制御装置において、上記EGR手段によるEGR量を調節するEGR制御手段を備え、上記EGR量は、アイドル運転状態よりも高負荷ないし高回転速度の運転領域において、エンジン回転速度とエンジン負荷とに応じて設定されるとともに、エンジン負荷の変化に対するEGR率の変化度合が、高負荷側では低負荷側に対して相対的に大きくなるように設定されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2記載のエンジンの点火時期制御装置において、上記なまし度合が、EGR量の増量側では減量側に対して相対的に大きくなるように設定されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載のエンジンの点火時期制御装置において、上記なまし度合が、エンジン回転速度の低速側では高速側に対して相対的大きくなるように設定されていることを特徴とする。
請求項1の発明によると、以下説明するように、EGRオン時およびオフ時に、過進角を抑制して良好な燃焼を行いつつ、円滑にEGRオンまたはオフ状態に移行することができる。
本発明の構成によれば、EGR量変化の応答性が比較的低いEGRオン時には、なまし処理のなまし度合を大きくして緩やかに点火時期を目標の進角量に近づけることができる。またEGR量変化の応答性が比較的高いEGRオフ時には、なまし度合を小さくして速やかに点火時期を通常の進角量に戻すことができる。こうして、EGR量変化の応答性に応じた点火時期の変化度合を容易に設定することができる。従って、EGRオン時およびオフ時における過進角が抑制され、ノッキング等の異常燃焼を効果的に防止することができる。
請求項2の発明によると、以下説明するように、運転状態に応じた効果的なEGRを行うとともに、EGR量の増大側および低減側における過進角を効果的に抑制することができる。
本発明の構成によれば、EGR量がエンジン回転速度とエンジン負荷とに応じて設定されるので、運転状態に応じた効果的なEGRを行うことができる。例えば、低・中負荷領域では、EGRを行うことによって燃焼温度を低減させてNOxの排出を抑制するとともに、ポンピングロスを低減して燃費を向上させることができる。この場合、エンジン回転速度や負荷が大きいほどEGR率を増大させるのが好ましい。そして、このようなEGR増量側(オフからオンへの切換を含む)の制御において、なまし度合の比較的大きいなまし処理を行うことにより、点火時期を緩やかに増大させることができ、その先行し過ぎによる過進角を効果的に抑制することができる。
一方、高負荷領域ではEGR率を低減(EGRの停止を含む)させて新気割合を高め、高トルク・高出力を得ることができる。その際のエンジン負荷の変化に対するEGR率の変化度合は、上記低・中負荷領域よりも大きい方が好ましい。こうすれば、中負荷領域から高負荷領域への移行の際に、速やかにEGRをオフにすることができるからである。そして、このようなEGR減量側(オンからオフへの切換を含む)の制御において、なまし度合の比較的小さいなまし処理を行うことにより、点火時期進角を速やかに通常値に戻すことができ、その遅れによる過進角を効果的に抑制することができる。
請求項3の発明によると、以下説明するように、EGR量の変化方向に応じた点火時期のなまし処理を行うことができ、良好な燃焼を行いつつ滑らかに移行先のEGR状態に移行することができる。
EGR量を変化させる場合、実EGR量変化の応答性は、EGR増量時よりもEGR減少時の方が高い。本発明の構成によれば、EGR増量時には相対的になまし処理のなまし度合を大きくして緩やかに点火時期を目標の進角量に近づけ、EGR減量時にはなまし度合を小さくして速やかに点火時期を通常の進角量に戻すことになる。従って、EGR増量時と減量時との双方で、実EGR量変化度合に応じた点火時期の変化度合を容易に設定することができ、ノッキング等が起こり難い良好な燃焼を行わせることができる。
請求項4の発明によると、以下説明するように、エンジン回転速度に応じた点火時期のなまし処理を行うことができ、良好な燃焼を行いつつ滑らかに移行先のEGR状態に移行することができる。
エンジン回転速度が高いほど単位時間当たりの掃気量が増大するので、実EGR量変化の応答性が高くなる。本発明の構成によれば、エンジン回転速度の低速側では相対的になまし処理のなまし度合を大きくして緩やかに点火時期を目標の進角量に近づけ、高速側ではなまし度合を小さくして速やかに点火時期を通常の進角量に戻すことになる。従って、低速から高速に亘る広い速度域で、実EGR量変化度合に応じた点火時期の変化度合を容易に設定することができ、ノッキング等が起こり難い良好な燃焼を行わせることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係るエンジン100の概略構成を示す図である。エンジン100の概略構成は、エンジン本体部110、吸気通路121および排気通路122からなる。エンジン本体部110はシリンダヘッドやシリンダブロック等によって構成され、複数(例えば4つ)の気筒112が設けられている。各気筒112内にはそれぞれ燃焼室114が形成され、その頂部には点火プラグ115が設けられている。点火プラグ115の点火により燃焼室114内の混合気が燃焼し、その燃焼エネルギーがピストン113等を介してエンジン出力軸101(クランクシャフト)に出力されるように構成されている。
そしてエンジン本体部110には、エンジン出力軸101の回転角を検出するクランク角センサ130、カム角を検出するカム角センサ132、ノッキングを検知するノックセンサ131および冷却水温度を検知する水温センサ133が設けられている。
各燃焼室114の吸気側には吸気通路121が、排気側には排気通路122が、それぞれ接続されている。吸気通路121の最上流には吸気を浄化するエアクリーナ120が設けられ、その下流には吸気量を検出すエアフローセンサ125が設けられている。
エアフローセンサ125の下流には、吸気量を調節するスロットル弁123が設けられている。スロットル弁123のさらに下流にはサージタンクを介して各気筒112に向けて分岐した吸気マニホールド121aが形成されている。
吸気マニホールド121aには、吸気圧力を検出する吸気圧センサ126が設けられている。吸気圧センサ126は、MAPセンサとも呼ばれ、吸気マニホールド121aの絶対圧力を検出する。吸気量は、この絶対圧力とエンジン回転速度とによって求めることができる。
吸気通路121の各気筒112に近い位置に、各燃焼室114に燃料を供給する燃料噴射弁116が設けられている。その下流の吸気通路121は吸気弁117を介して各燃焼室114に接続されている。
一方、各燃焼室114の排気側には、排気弁118を介して排気通路122が接続されている。排気通路122には排気を浄化する排気浄化装置152が設けられている。排気浄化装置152の上流側にはリニアOセンサ151が、下流側にはラムダOセンサ153が設けられ、それぞれ排気中の酸素濃度を検出する。
また、吸気通路121と排気通路122とを連通するEGR通路141が設けられている。そしてこのEGR通路141上に、これを開閉するEGRバルブ142が設けられている。EGR通路141とEGRバルブ142とがEGRを行うEGR手段を構成している。すなわち、EGRバルブ142を開弁することにより、排気通路122を流れる排気の一部(EGRガス)がEGR通路141を通って吸気通路121に還流され、EGRが行われる。EGRガスは吸気通路121で新気と合流して再び燃焼室114に導かれ、燃焼の際の不活性ガス成分となる。EGRバルブ142の開度を増大させるほどEGRガス量(EGR量)が増大する。またEGR率(新気に対するEGRガスの割合)も増大する。EGRバルブ142を閉じるとEGRガスの還流が遮断され、EGRは停止する。
図2は、エンジン100を制御するPCM(パワートレイン・コントロール・モジュール)700の制御ブロック図である。
PCM700は、エンジン100の運転や図外の自動変速機を統合的に制御する制御モジュールであって、CPU,ROM,RAM等を備えたコンピュータ等からなる。具体的には、予めROM(又はRAM)に記憶されているプログラムがCPUによって実行されることによって、パワートレイン各部の動作等が制御される。
以下PCM700の説明にあたり、本発明に密接に係る部分を中心に説明する。PCM700には、図1に示すエアフローセンサ125、吸気圧センサ126、クランク角センサ130、ノックセンサ131、カム角センサ132、水温センサ133、リニアOセンサ151及びラムダOセンサ153からの各検出信号が入力される。また、図外のアクセルの踏み込み量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ134や、車速を検出する車速センサ138からの検出信号もPCM700に入力される。
PCM700は、吸気量制御部710、燃料噴射制御部715、点火時期制御部720及びEGR制御部730を機能的に含む。
吸気量制御部710は、エンジン回転速度Neやアクセル開度等の運転状態に基いて適切な吸気量を設定し、その吸気量に応じてスロットル弁123の開度(スロットル開度TVO)を調節する。またEGRを行う場合には、吸気通路121に還流されるEGRガス量を考慮したスロットル開度TVOが設定される。
燃料噴射制御部715は、吸気量に応じた適切な燃料噴射量を設定し、各気筒112に対する適切な噴射時期に各燃料噴射弁116から燃料を噴射させる。所定のフィードバック運転領域においては、リニアOセンサ151やラムダOセンサ153によって検出される酸素濃度を参照し、各気筒112での燃焼が所定の空燃比、例えば理論空燃比となるように燃料噴射量をフィードバック制御する。
点火時期制御部720は、適切な点火時期を設定し、各気筒112の点火プラグ115に電気火花(スパーク)を発生させる。エンジン100の通常運転時においては、その点火時期が圧縮上死点よりも所定の進角量だけ早い時期に設定される。この点火時期は、ベースとなる基本点火時期に、後述する点火時期補正部721による補正を加えたものとなる。基本点火時期は、例えばエンジン回転速度Neとエンジン負荷CEとをパラメータとするマップ値として予め設定されており、これを読込むことにより求められる。
点火時期制御部720は点火時期補正部721(点火時期補正手段)を含む。点火時期補正部721は、上記基本点火時期に、運転状態に応じた各種の補正を施し、最終的な点火時期(最終点火時期)を設定する。
ここでは、EGRを行う場合の補正、つまり点火時期EGR補正について説明する。EGRを行うと、行わない場合に比べて燃焼速度が緩慢となるので、それを補うために点火時期を早期化させる。つまり基本点火時期よりもさらに点火時期を進角させる補正を行う。点火時期EGR補正量の目標値Δtgtは、例えばエンジン回転速度Ne、エンジン負荷CE及びEGRバルブ開度EVOをパラメータとするマップ値として予め設定されており、これを読込むことにより設定される。
但し、EGRバルブ開度EVOが過渡状態にあるとき、つまりEGRバルブ142がオンからオフ又はオフからオンに切換えられたとき、及びEGRバルブ開度EVOが変動したときには、点火時期EGR補正量Δtgに所定のなまし処理が施される。なまし処理とは、EGRバルブ開度EVOの変化から実EGR量の変化まで間に時間差があることを考慮して、EGR補正量Δtgを徐々に目標値に近づけ、実EGR量の変化に追従させる処理である。結果的に、最終点火時期も徐々に目標値相当の値に近づくこととなる。
当実施形態のなまし処理により、点火時期EGR補正量Δtgは次の(式1)で求められる。
Δtg(i)=α・Δtg(i−1)+(1−α)・Δtgt(i) ・・・(式1)
(式1)において、αはなまし係数、Δtgtは点火時期EGR補正量の目標値である。また添え字(i)は処理ルーチンにおける今回値、(i−1)は前回値を表す。
(式1)から明らかなように、点火時期EGR補正量Δtg(i)は、前回値Δtg(i−1)と現時点の目標値Δtgt(i)とを、α:(1−α)の比率で加重平均したものである。
なまし係数α=0のとき、Δtg(i)=Δtgt(i)となる。すなわち点火時期EGR補正量Δtg(i)は現時点の目標値そのものとなり、実質的にはなまし処理が行われないことを意味する。
一方、なまし係数α>0のとき、実質的ななまし処理が行われる。なまし係数αが大きいほど、点火時期EGR補正量Δtg(i)には前回値Δtg(i−1)が強く反映される。従って点火時期EGR補正量Δtgは急激な変化が抑制され、より緩やかに変化する。つまりなまし係数αが大きいほどなまし度合が大きくなる。
EGR制御部730は、EGRの要否を判定し、EGRを行う場合には、EGRバルブ142を所定のEGRバルブ開度EVO(またはEGR率)となるように開弁する。EGRバルブ開度EVOは、例えばエンジン回転速度Neとエンジン負荷CEとをパラメータとするマップ値として予め設定されており、これを読込むことにより求められる。
図3は、定常エンジン回転速度におけるエンジン負荷CEとEGR率との関係を示すグラフである。このグラフではエンジン回転速度Ne=1500rpmの場合を示す。横軸にエンジン負荷CE(CE=1で全負荷)、縦軸にEGR率(%)を示す。
このグラフに示すように、エンジン負荷CE=0のときEGR率=0%である。つまりEGRはオフであり、EGRバルブ142は閉弁される。そして0<CE≦0.75の領域ではEGRがオンとなり、EGRバルブ142が開弁される。このうち、0<CE≦0.7の低・中負荷領域では、エンジン負荷CEが高くなるほどEGR率も高くなるように設定されている。逆に0.7<CE≦0.75の高荷領域では、エンジン負荷CEが高くなるほどEGR率が低くなるように設定されている。このときのエンジン負荷CEの変化に対するEGR率の変化度合は、それより低負荷側に対して格段に大きな設定となっている。さらに高負荷側領域の0.7<CE≦1ではEGRが停止される。
このように、EGR率(EGR量)がエンジン負荷CEに応じて設定されるので、運転状態に応じた効果的なEGRを行うことができる。例えば、低・中負荷領域では、EGRを行うことによって燃焼温度を低減させてNOxの排出を抑制するとともに、ポンピングロスを低減して燃費を向上させることができる。この場合、エンジン回転速度Neやエンジン負荷CEが大きいほどEGR率を増大させるのが好ましい。
一方、高負荷領域ではEGR率を低減(EGRの停止を含む)させて新気割合を高め、高トルク・高出力を得ることができる。その際のエンジン負荷CEの変化に対するEGR率の変化度合は、図3に示すように低・中負荷領域よりも大きい方が好ましい。こうすれば、中負荷領域から高負荷領域への移行の際に、速やかにEGRをオフにすることができるからである。
次に、点火時期制御部720による点火時期の設定について、特に点火時期補正部721の作用を中心に説明する。EGRがオンのとき、上述のように点火時期補正部721によって点火時期EGR補正量Δtgが設定され、点火時期が進角側に補正される。EGR率に時間的変化のない定常状態であれば、なまし処理は行われず、(式1)においてなまし係数α=0とされる。従って、点火時期EGR補正量Δtg=目標値Δtgtとなる。
一方、EGR率が時間経過に伴って変化する過渡状態のとき、なまし処理が行われる。次に、なまし処理に用いられるなまし係数αについて説明する。当実施形態では、α=0の場合以外に3種類のなまし係数α、すなわちα1、α2およびα3が設定されている(α1<α2<α3)。各なまし係数α1,α2,α3は、過渡状態の種類によって使い分けられる。つまり同じEGR率であっても、過渡状態の種類が異なれば、適用されるなまし係数αの値が異なり得る。
次に、代表的な5つの過渡状態を図3のグラフに即して列挙し、その際に適用されるなまし係数αについて説明する。
第1の過渡状態は、無負荷状態(エンジン負荷CE=0)でEGRオフの状態から、エンジン負荷CEが増大し、EGRオンとされる変化(図3の矢印A1)である。このときには、実EGR量の変化度合が緩やかなので、それに対応して最も大きななまし係数α3が適用される。そうすることにより、緩やかに点火時期EGR補正量が目標値に近づくので、点火時期の過進角が抑制される。
第2の過渡状態は、EGRオンの状態からエンジン負荷CEが増大してEGR率が増大する変化(図3の矢印A2)である。この場合も第1の過渡状態と同様、実EGR量の変化度合が緩やかなので、それに対応したななまし係数α3が適用される。
第3の過渡状態は、EGRオンの状態からエンジン負荷CEが減少してEGR率が減少する変化(図3の矢印A3)である。この場合、実EGR量の変化度合は第2の過渡状態に比べて速やかになる。従って、それに対応して2番目に大きななまし係数α2が適用される。そうすることにより、第2の過渡状態よりも速やかに点火時期EGR補正量が目標値に近づくので、点火時期の過進角が抑制される。
第4の過渡状態は、EGRオンの状態からエンジン負荷CEが減少してEGRオフとなる変化(図3の矢印A4)である。この場合、実EGR量の変化度合は第3の過渡状態に比べてさらに速やかになる。またノッキング等の異常燃焼の懸念も少ないので、ななまし係数α=0が適用される。そうすることにより、なまし処理が行われず、直ちに点火時期を目標値に戻すことができる。
第5の過渡状態は、EGRオンの状態からエンジン負荷CEが増大し、EGR率が急速に減少する高負荷領域を経てEGRオフとなる変化(図3の矢印A5)である。この場合、実EGR量の変化度合は第3の過渡状態に比べてさらに速やかになる。従って、それに対応して最も小さななまし係数α1が適用される。そうすることにより、実EGR量の変化に追従した適正ななまし処理が行われ、点火時期の過進角が抑制される。その結果、ノッキング等の異常燃焼が効果的に抑制される。
以上、5つの過渡状態を例に挙げて説明したが、これ以外にもEGR率の変化する過渡状態は様々であるから、それぞれの場合において適切ななまし係数αが設定される。また、EGR率の変化は必ずしもエンジン回転速度Neが一定の条件下で起こるものではなく、エンジン回転速度Neの変動によっても起こり、さらに一般的にはエンジン負荷CEの変動とエンジン回転速度Neの変動との組合せによって最終的なEGR率の変化度合が決定する。従って、エンジン回転速度Neも考慮に入れたなまし係数αの設定を行う必要がある。
図4は、エンジン回転速度Neとなまし係数αとの関係を示すグラフである。横軸にエンジン回転速度Ne、縦軸になまし係数αの値(0<α<1)を示す。
このグラフに示すように、なまし係数α1,α2,α3は、α1<α2<α3の関係を保ちつつ、全体的に低速側では大きく、高速になるほど小さな値となるように設定されている。これは、エンジン回転速度Neが高いほど単位時間当たりの掃気量が増大し、実EGR量変化の応答性が高くなることを反映したものである。こうすることにより、低速側では相対的になまし度合を大きくして緩やかに点火時期を目標の進角量に近づけ、高速側ではなまし度合を小さくして速やかに点火時期を通常の進角量に戻すことができる。従って、低速から高速に亘る広い速度域で、実EGR量変化度合に応じた点火時期の設定がなされ、ノッキング等が起こり難い良好な燃焼を行わせることができる。
図5は、低負荷領域における過渡状態のタイムチャートである。横軸に時間tを示し、縦軸には上段から順にエンジン回転速度Ne、エンジン負荷CE、スロットル開度TVO、EGRバルブ開度EVO及び点火時期EGR補正量Δtgを示す。そしてそれぞれの特性をNe1、CE1、TVO1、EVO1およびΔtg1で示す。
このタイムチャートは、上記第1の過渡状態(図3の矢印A1)に相当するものであり、なまし係数α=α3=0.93が設定されたものである。また、なまし処理の効果を明瞭に確認するために、点火時期EGR補正以外の点火時期補正を行わないようにしている。
このタイムチャートに示すように、スロットル開度TVO1の緩やかな増大に伴い、エンジン負荷CE1が増大し、時点t1付近においてEGRがオフからオンに切換っている。すなわちEGRバルブ142が開弁し、EGRバルブ開度EVO1>0となる。それに伴って実EGR量も緩やかに増大する。そして点火時期EGR補正量Δtg1が大きななまし度合でなまし処理されながら緩やかに増大する。こうすることにより、点火時期の進角量増大速度が緩やかになり、過進角が抑制された良好な燃焼が行われる。
なお参考特性として、なまし係数αを小さくした場合(α=0.5)の、点火時期EGR補正量Δtg1’を破線で示す。点火時期EGR補正量Δtg1’は、なまし係数α=0.93である点火時期EGR補正量Δtg1よりも急峻な立ち上がり特性となっている。このとき、過進角(進角量増大の先行し過ぎ)によるノッキングが発生した。これにより、なまし係数α=α3=0.93としたことによるノッキング抑制効果が確認された。
図6は、高負荷領域における過渡状態のタイムチャートである。横軸に時間tを示し、縦軸には上段から順にエンジン回転速度Ne、エンジン負荷CE、スロットル開度TVO、EGRバルブ開度EVO及び点火時期EGR補正量Δtgを示す。そしてそれぞれの特性をNe2、CE2、TVO2、EVO2およびΔtg2で示す。
このタイムチャートは、上記第5の過渡状態(図3の矢印A5)に相当するものであり、なまし係数α=α1=0.5が設定されたものである。また、なまし処理の効果を明瞭に確認するために、点火時期EGR補正以外の点火時期の補正を行わないようにしている。
このタイムチャートに示すように、スロットル開度TVO2の急速な増大に伴い、エンジン負荷CE2が増大し、時点t2付近においてEGRバルブ開度EVOが減少に転じ、最終的にはEGRバルブ開度EVO=0となっている。時点t2以降、実EGR量も急速に減少する。そして点火時期EGR補正量Δtg2が小さななまし度合でなまし処理されながら減少する。こうすることにより、点火時期の進角量の戻し速度が速やかになり、過進角が抑制された良好な燃焼の過渡特性となっている。
なお参考特性として、なまし係数αをα1より大きくした場合(α=0.93。上記α3に相当する。)の、点火時期EGR補正量Δtg2’を破線で示す。点火時期EGR補正量Δtg2’は、なまし係数α=0.5である点火時期EGR補正量Δtg2よりも緩やかな戻り特性となっている。このとき、過進角(進角量の戻し遅れ)によるノッキングが発生した。これにより、なまし係数α=α1=0.5としたことによるノッキング抑制効果が確認された。
以上、図5および図6を参照して説明したように、EGR量変化の応答性が比較的低いEGRオン時やEGR率増大時には、なまし度合(なまし係数α)を大きくして緩やかに点火時期を目標の進角量に近づけることができる。またEGR量変化の応答性が比較的高いEGRオフ時やEGR率減少時には、なまし度合を小さくして速やかに点火時期を通常の進角量に戻すことができる。こうして、EGR量変化の応答性に応じた点火時期の変化度合を容易に設定することができる。従って、EGRオン時およびオフ時における過進角が抑制され、ノッキング等の異常燃焼を効果的に防止することができる。
図7は、EGR率の過渡的変化を伴う場合の、点火時期制御部720による点火時期設定のフローチャートである。このフローチャートがスタートすると、まずエンジン回転速度Neやスロットル開度TVOなど、必要な各種信号データが読込まれ(ステップS1)、続いて点火時期の補正を考慮しない基本点火時期がマップから読込まれる等して設定される(ステップS2)。
次に、運転状態がEGRを行うEGR領域であるか否かの判定がなされ(ステップS3)、YESの場合にはさらにEGR率の設定がなされる(ステップS4)。続いて点火時期EGR補正量Δtgの目標値Δtgtがマップ等から読込まれ、設定される(ステップS5)。
次に、EGR率が増大するような過渡状態であるか否かの判定がなされ(ステップS6)、YESの場合(図3の矢印A1、A2に相当)、なまし係数としてα3(例えばα3=0.93)が設定される(ステップS7)。そしてなまし係数α3が適用された(式1)を用いてなまし処理が行われる(ステップS9)。
さらに、上記説明では省略したが、点火時期EGR補正以外の点火時期補正(例えば自動変速機の変速時の点火時期制御等)がある場合には、それを付加的に設定し(ステップS10)、最終点火時期が設定される(ステップS11)。そして点火プラグ115により、その最終点火時期に点火が行われる(ステップS12)。
遡って、ステップS6でNO、つまりEGR率が減少するような過渡状態である場合(図3の矢印A3に相当)、なまし係数としてα2(例えばα2=0.7)が設定され(ステップS8)、ステップS9に移行する。
さらに遡って、ステップS3でNO、つまり現時点の運転状態がEGR領域ではない場合、まずEGR率の目標値が0%とされる(ステップS21)。EGRバルブ142が開いている場合には閉じられる。そして、それが高負荷側であるか否かの判定がなされ(ステップS22)、NOの場合(図3の矢印A4に相当)、なまし処理は行われず、点火時期EGR補正量Δtgは目標値そのものの値、つまり0とされ(ステップS25)、ステップS10に移行する。
また、ステップS22でYES、つまり高負荷側の場合、さらに現在の実EGR量が0より大であるか否かが判定される(ステップS23)。これは、例えばEGRバルブ142が閉弁されてからの時間(タイマー等により計測)が所定値以内であるときにYESであると判定される。ステップS23でYESの場合(図3の矢印A5に相当)、なまし係数としてα1(例えばα1=0.5)が設定され(ステップS24)、ステップS9に移行する。一方、ステップS23でNOの場合は、既に過渡状態が完了しているとみなされ、ステップS25に移行して点火時期EGR補正量Δtg=0とされる。
なお、このフローチャートは過渡状態の制御のためのものであるが、定常状態においてもこのフローチャートを適宜省略することによって用いることができる。その場合、例えばステップS3でYESの場合、ステップS4、S5の後にステップS10に移行すれば良い。またステップS3でNOの場合、点火時期EGR補正量Δtg=0と設定してステップS10に移行すれば良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば上記実施形態では、なまし処理を行うために(式1)を用いたが、必ずしもこの式を用いる必要はなく、なまし度合に応じて点火時期EGR補正量Δtgが目標値Δtgtに徐々に近づくようなものであれば他の方法に依っても良い。またなまし係数αとして、3種類のα1,α2,α3を設定したが、これ以外にも設定しても良く、またその具体的な値も上記各値に限定するものではない。
また、エンジン負荷CEに対するEGR率の特性は、必ずしも図3に示すものに限定するものではなく、EGRの目的等に応じて適宜設定すれば良い。但し、図3に示す特性のように、EGRオン時(矢印A1)とEGRオフ時(矢印A5)とで、EGR率の変化度合に大きな差異がある場合に、本発明の効果を顕著に奏することができる。
本発明の実施形態に係るエンジンの概略構成を示す図である。 エンジンを制御するパワートレイン・コントロール・モジュールの制御ブロック図である。 定常エンジン回転速度におけるエンジン負荷とEGR率との関係を示すグラフである。 エンジン回転速度となまし係数との関係を示すグラフである。 低負荷領域における過渡状態のタイムチャートである。 高負荷領域における過渡状態のタイムチャートである。 EGR率の過渡的変化を伴う場合の、点火時期設定のフローチャートである。
符号の説明
100 エンジン
115 点火プラグ
121 吸気通路
122 排気通路
141 EGR通路(EGR手段)
142 EGRバルブ(EGR手段)
721 点火時期補正部(点火時期補正手段)
730 EGR制御部(EGR制御部手段)
Ne エンジン回転速度
CE エンジン負荷

Claims (4)

  1. 所定の点火時期に点火プラグから電気火花を発生させて燃焼を行わせるエンジンの点火時期制御装置において、
    排気ガスの一部を排気通路から吸気通路に還流させるEGRを行うEGR手段と、
    上記EGRの実行中に上記点火時期を進角させるとともに、上記EGRの開始時および停止時に進角量を目標値に向けて徐々に近づけるなまし処理を行う点火時期補正手段とを備え、
    上記なまし処理におけるなまし度合が、上記EGR開始時は停止時に対して相対的に大きくなるように設定されていることを特徴とするエンジンの点火時期制御装置。
  2. 上記EGR手段によるEGR量を調節するEGR制御手段を備え、
    上記EGR量は、アイドル運転状態よりも高負荷ないし高回転速度の運転領域において、エンジン回転速度とエンジン負荷とに応じて設定されるとともに、エンジン負荷の変化に対するEGR率の変化度合が、高負荷側では低負荷側に対して相対的に大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項1記載のエンジンの点火時期制御装置。
  3. 上記なまし度合が、EGR量の増量側では減量側に対して相対的に大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項2記載のエンジンの点火時期制御装置。
  4. 上記なまし度合が、エンジン回転速度の低速側では高速側に対して相対的大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のエンジンの点火時期制御装置。
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