JP2007309129A - レーザー多点着火装置およびレーザー多点着火式エンジン - Google Patents
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Abstract
【課題】 レーザー着火装置およびレーザー着火装置を備えたエンジンにおいて、小口径の光学窓から燃焼室内の多点に着火することができる着火装置を提供し、内燃機関の燃費の向上および排出NOxの抑制に寄与する。
【解決手段】 レーザー発生装置から発射されたレーザー光を内燃機関の燃焼室内に集光して混合気に点火するレーザー多点着火装置であって、シリンダヘッドに単一の焦点を持った1組の集光レンズ系を備え、集光レンズ系の上流に複数のレーザー光照射口を備え、レーザー光照射口から照射されたレーザー光が集光レンズ系を介して燃焼室内にレーザー光照射口と同数の焦点を結んで混合気に多点着火する。
【選択図】 図1
【解決手段】 レーザー発生装置から発射されたレーザー光を内燃機関の燃焼室内に集光して混合気に点火するレーザー多点着火装置であって、シリンダヘッドに単一の焦点を持った1組の集光レンズ系を備え、集光レンズ系の上流に複数のレーザー光照射口を備え、レーザー光照射口から照射されたレーザー光が集光レンズ系を介して燃焼室内にレーザー光照射口と同数の焦点を結んで混合気に多点着火する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、内燃機関、主としてガス燃焼エンジンにおける着火装置およびエンジンに関し、特に、レーザー光により多点着火を行うレーザー多点着火装置およびレーザー多点着火装置を備えたエンジンに関する。
ガス燃焼エンジンにおいては、燃費の向上とNOx発生量の抑制のために、混合燃料の燃料混合比率を低下させ、燃料ガスをより希薄にして豊富な空気の中で燃焼させる要求がある。しかし、希薄混合ガスは着火性が悪く、従来のスパークプラグによる着火では十分な着火性能が得られず、失火や異常燃焼が起こるため、燃料の希薄化に限度があった。
スパークプラグが燃焼室の壁面付近に存在せざるを得ないため、スパークプラグから燃料に点火しても、燃焼初期のエネルギーが冷たい壁面に吸収され、燃焼を継続させるエネルギーを維持できないことが失火や異常燃焼の原因になっている。また、スパークプラグの焼け付きを防止するため、スパークプラグ自体が燃焼室外に放熱する設計になっているため、スパークプラグによっても火炎が冷却され、失火を引き起こす一因になっている。
また、難燃性の希薄ガスを失火や異常燃焼が起きないように燃焼させ、かつ燃焼率および燃焼速度を向上させるためには燃焼室内に多数の着火点を設けることが望ましいが、スパークプラグによる着火では、スパークプラグの配置位置に制限があるため、着火点が1もしくは2点に限られ、多点から着火させることができなかった。
そこで、燃焼内の壁面から離れた複数の着火点に点火する方法として、燃焼室内に導入したレーザー光のエネルギーを燃料ガスに吸収させて着火するレーザー着火装置を応用する技術が考案されている。たとえば特許文献1にはレーザー光を燃焼室内に導入する光学窓にマイクロレンズを集積したフライアイ型のレンズを設置し、光学窓に照射されるレーザー光を複数の光束に分割して燃焼室内の複数の点に焦点を結ばせるようにしたレーザー式多点着火装置が開示されている。
特許文献1に開示されたレーザー式多点着火装置は、図7に示すように、レーザー発生源から照射され、光ファイバーなどで導入されたレーザー光をエキスパンダーレンズで拡大し、集光レンズおよびコリメートレンズで所定の径を持つ平行光線に整えた後、マイクロレンズアレイに照射している。マイクロレンズアレイは小口径のマイクロレンズを集積した形状になっており、照射されたレーザー光は、マイクロレンズの個数に応じた複数の光束に分割され、それぞれ燃焼室内に焦点を結び、混合燃料に着火する。
特許文献1に開示された発明によれば、マイクロレンズの焦点距離を適宜選択することにより燃焼室内の任意の深度の点に着火させることができるため、燃焼エネルギーが燃焼室の壁面等に吸収されることが無く、燃焼を確実に維持することができる。また、一つの光学窓から多点に着火することができるため、着火性を向上させることができる。
しかし、開示発明では、焦点位置が光学窓の直下に制限されるため、着火点を燃焼室内の広範囲に分散させるためには光学窓の口径を非常に大きくする必要があり、配置設計上の困難があった。
特開2005−147109号公報
本発明が解決しようとする課題は、レーザー着火装置およびレーザー着火装置を備えたエンジンにおいて、小口径の光学窓から燃焼室内の多点に着火することができる着火装置を提供し、内燃機関の燃費の向上および排出NOxの抑制に寄与することである。
上記課題を解決するため、本発明のレーザー多点着火装置は、レーザー発生装置から発射されたレーザー光を導光系を介して内燃機関の燃焼室内に集光照射して混合気に点火するレーザー着火装置であって、シリンダヘッドに単一の焦点を持った1組の集光レンズ系を備え、集光レンズ系の上流に複数のレーザー光照射口を備え、レーザー光照射口から照射されたレーザー光が集光レンズ系を介して燃焼室内にレーザー光照射口と同数の焦点を結ぶことを特徴とする。
レーザー発生装置から発射され導光系を介して導入されたレーザー光を、複数のレーザー光照射口から複数の光束として集光レンズ系に照射し、集光レンズ系が複数の光束を燃焼室内のそれぞれ異なる位置に集光する。それぞれ異なる位置に集光したレーザー光は集光点で燃焼室内に充満した混合気にエネルギーを渡して高温を発生し、混合気に多点着火する。
本発明のレーザー多点着火装置では、光束の数すなわちレーザー光照射口の数が着火点の数になる。したがって、レーザー光照射口の設置数を調整することにより、目的の数の着火点を燃焼室内に設定できる。また、レーザー光照射口の位置関係が着火点の位置関係に反映されるため、レーザー光照射口の位置を変更するだけで着火点の位置を自由に設定することができる。
また、集光レンズ系の出口すなわち光学窓は集光レンズ系により集光されたレーザー光が通過するために必要な径を確保すればよいため、光学窓の口径を小さくすることができる。
なお、本発明のレーザー多点着火装置では、レーザー光照射口と同数のレーザー発生装置および導光路を備えてもよいし、レーザー光照射口より少ない数のレーザー発生装置を備え、レーザー発生装置から発射されたレーザー光を導光系に備えた分配ミラーや回折型光学素子等により分岐してレーザビームの数を増加し、もしくは電気光学素子等により分配して、レーザー光照射口に伝送してもよい。
また、1本の導光路からなる導光系を備え、導光系の終端部に回折型光学素子を備えるレーザー分配装置により導光系により伝送された1本の光束を必要な数まで分岐して集光レンズ系に照射してもよい。
レーザー光照射口と同数のレーザー発生装置を備えた場合、例えば発電用エンジンなどの常時稼働しているエンジンにおいて、レーザー発生装置にトラブルが発生しても、他のレーザー発生装置から発射するレーザー光でエンジンの稼働を維持しながら故障したレーザー発生装置を修理もしくは交換することができる。したがって、非常に信頼性の高い着火装置を提供することができる。
一方、1台もしくは数台のレーザー発生装置を備え、発射されたレーザー光を分配して各レーザー光照射口に伝送する場合、レーザー発生装置の台数を節約することができ、設置コストおよび運転コストを軽減することができる。レーザー発生装置や導光系の形態については内燃装置の規模や用途によってカスタマイズし、最適な構成を選択すればよい。
本発明のレーザー多点着火装置に備えるレーザー光照射口は、照射するレーザー光の光軸が集光レンズ系の光軸に平行になるよう設置してもよいし、集光レンズ系の光軸に交わるよう配置してもよい。
レーザー光の光軸が集光レンズ系の光軸に平行になるようレーザー光照射口を設置すれば、シリンダヘッドの上方でレーザー光照射口が必要とするスペースを小さくできるため、配置設計上有利である。なお、レーザー光の光軸が集光レンズ系の光軸にほぼ平行になる場合、レーザー光を平行光線として照射すると複数の光束が1個の焦点に集光するため、多点の集光点を得られない。したがって、レーザー光は放射状の拡散光として照射する。
一方、レーザー光の光軸が集光レンズ系の光軸に交わるようレーザー光照射口を設置すれば、集光レンズ系に入射するレーザー光間の入射角の差を大きくできるため、燃焼室内で集光点の分布位置を広げることができる。また、レーザー光を拡散光として照射する場合、レーザー光の光軸が集光レンズ系の主点を通るようにすると集光レンズ系の有効径内にレーザー光の光束を照射することが容易になるため、レーザー光を効率的に利用できる。
なお、本発明のレーザー多点着火装置に備える導光路はレーザー伝送管や光ファイバなどで形成することができる。
以上のように、本発明のレーザー多点着火装置によれば、小口径の光学窓を備えるだけで燃焼室内の多点から混合気に着火することができるため、小規模な装置で燃焼効率が良く失火や異常燃焼が少ないレーザー着火装置を提供することができる。また、本発明のレーザー多点着火装置を備えたレーザー着火式エンジンでは、着火性の悪い希薄混合気でも確実に燃焼させることができるため、低燃費、低NOx排出量のエンジンを提供することができる。
以下、図面を用いて、本発明のレーザー多点着火装置およびレーザー多点着火式エンジンを詳細に説明する。
図1は本発明の1実施例におけるレーザー多点着火装置の概略断面図である。シリンダヘッド1に集光レンズ2が備わっており、その上流にレーザー射出口3が設置されている。レーザー射出口3は光ファイバ4に接続しており、光ファイバ4の他端には分配器5を介してレーザー発生装置6が接続されている。
分配器5は回折型光学素子などからなり、レーザー発生装置6から導入された1本のレーザー光を下流の各光ファイバ4に分配する機能を持つ。レーザー射出口3は光ファイバ4により伝送されたレーザー光を適切な径の拡散光にする光学系が備えられている。
レーザー発生装置6から発射されたレーザー光は光ファイバ4により、分配器5を介してレーザー射出口3に伝送される。さらに、レーザー射出口3の射出部で拡散光にされ、集光レンズ2に照射される。集光レンズ2に照射されたレーザー光のうち、集光レンズ2の有効径内に入射したものは集光レンズ2により燃焼室内に集光され、燃焼室に充満している混合気にエネルギーを印加して着火する。
図2および図3は本実施例における着火点を示した模式図である。レーザー光の集光深度における燃焼室10内の断面上での着火点11の分布を示してある。本実施例のレーザー多点着火装置では、レーザー射出口3の設置数および配置により着火点11の位置を変化させることができる。例えば、レーザー射出口3を3個備え、直線上に配置すると図2のごとく直線上に着火点11が得られ、3点から混合気に着火することができる。8個のレーザー射出口3を円環上に配置すると図3のごとく8個の着火点11が円環上に得られ、8点から多点着火を行うことができる。
また、レーザー射出口3の集光レンズ2に対する距離や照射するレーザー光の広がり角、集光レンズ2の焦点距離を変化させることで着火点11の燃焼室内での深度を変化させることができる。着火点11の位置および個数はエンジンの規模や混合気の組成などに応じて柔軟に設計することができる。
図4は本発明の他の実施例におけるレーザー多点着火装置の概略断面図である。シリンダヘッド1に備わった集光レンズ2の主点を中心とし、放射状にレーザー射出口3が配されている。レーザー射出口3は光ファイバ4に接続され、光ファイバ4の他端はそれぞれ個別のレーザー発生装置6が備わっている。
本実施例のレーザー多点着火装置では、レーザー射出口3から照射されるレーザー光が集光レンズ2に対して角度を持って入射するため、燃焼室内での集光点の位置の広がりをより大きく取ることができる。したがって、着火点間の距離を大きくすることができ、より確実に多点着火の効果を確保することができる。
また、レーザー光の光軸が集光レンズ2の主点を通るため、レーザー光が集光レンズ2の有効径を通過する面積が広くなる。したがって、集光点をより明るくすることができ、レーザー光のエネルギーを効率的に混合気に渡すことができるとともに、光学窓の口径をより小さくすることができる。
本実施例の多点着火装置では、1つのレーザー射出口3に対して1台のレーザー発生装置6を備えているため、レーザー発生装置6の出力が比較的小さくてすむ。したがって、レーザー発生装置6の単価を下げることができる。
また、レーザー発生装置6や光ファイバ4、レーザー射出口3にトラブルが発生した場合、トラブルが発生した部位に対応する1台のレーザー発生装置6を停止するだけで修理できる。したがって、例えば発電用エンジンなど常時稼働しているエンジンに本実施例の多点着火装置を適用した場合、1台のレーザー発生装置6を停止して修理している間も他のレーザー発生装置6からレーザー光を照射してエンジンを運転し続けることができる。そのため、トラブルリスクや修理コストを大幅に軽減することができる。
図5は第3の実施例におけるレーザー多点着火装置の概略一部断面図である。図示しないシリンダヘッドに集光レンズ2が備わっており、上流に分配光学系20が設置されている。分配光学系20の上流は1本の光ファイバ4に接続しており、光ファイバ4の他端には図示しないレーザー発生装置が接続されている。
図6に分配光学系20の模式図を示した。光ファイバ4の末端にコリメートレンズ21が備わっており、下流に回折型光学素子22、拡張レンズ23が備わっている。
レーザー発生装置から発射されたレーザー光は、コリメートレンズ21で平行光線に変換され、回折型光学素子22に入射する。さらに、回折型光学素子22で複数の光束に分割され、拡張レンズ23に入射する。拡張レンズ23では、入射した平行光線を拡散光に変換し、光軸が平行になるよう整えて集光レンズ2に照射する。
本実施例のレーザー多点着火装置では、レーザー発生装置および光ファイバ4を複数備える必要がないため、設置コストおよびランニングコストを軽減することができる。また、分配光学系20の仕様を変更するだけで射出する光束の本数や位置を変更できるため、着火点の数や位置を自由に設定することができる。
なお、本実施例ではレーザー光を分割するために回折型光学素子を利用したが、電気光学素子や分配ミラーなどの他の分配装置を利用してもよい。
以上詳細に説明した通り、本実施例のレーザー多点着火装置によれば、小口径の光学窓から多点着火を実現することができるため、燃焼効率が良く失火や異常燃焼が少ないレーザー多点着火装置を提供することができる。また、本発明のレーザー多点着火装置を備えたレーザー多点着火式エンジンでは、着火性の悪い希薄混合燃料でも確実に燃焼させることができるため、低燃費低NOx排出量のエンジンを提供することができる。
1 シリンダヘッド
2 集光ミラー
3 レーザー射出口
4 光ファイバ
5 分配器
6 レーザー発生装置
10 燃焼室
11 着火点
20 分配光学系
21 コリメートレンズ
22 回折型光学素子
23 拡張レンズ
2 集光ミラー
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4 光ファイバ
5 分配器
6 レーザー発生装置
10 燃焼室
11 着火点
20 分配光学系
21 コリメートレンズ
22 回折型光学素子
23 拡張レンズ
Claims (8)
- レーザー発生装置から発射されたレーザー光を導光系を介して内燃機関の燃焼室内に集光照射して混合気に点火するレーザー着火装置であって、シリンダヘッドに単一の焦点を持った1組の集光レンズ系を備え、該集光レンズ系の上流に複数のレーザー光照射口を備え、該レーザー光照射口から照射されたレーザー光が該集光レンズ系を介して前記燃焼室内に該レーザー光照射口と同数の焦点を結ぶことを特徴とするレーザー多点着火装置。
- 前記導光系の少なくとも終端部が複数の導光路からなり、前記レーザー光照射口が該導光路の末端部であることを特徴とする請求項1に記載のレーザー多点着火装置。
- 前記導光路が前記集光レンズ系の光軸と平行な光軸を持つレーザー光を照射することを特徴とする請求項2に記載のレーザー多点着火装置。
- 前記導光路が照射するレーザー光の光軸が前記集光レンズ系の光軸と交わることを特徴とする請求項2に記載のレーザー多点着火装置。
- 前記導光系が1本の導光路からなり、該導光路の末端部に該導光路により導入されたレーザー光を複数の光束に分岐するレーザー分配装置が配されており、前記レーザー光照射口が該レーザー分配装置の出力口であることを特徴とする請求項1に記載のレーザー多点着火装置。
- 前記レーザー分配装置が回折型光学素子を備えることを特徴とする請求項5に記載のレーザー多点着火装置。
- 前記導光路が光ファイバにより形成されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のレーザー多点着火装置。
- 請求項1から7のいずれかに記載のレーザー着火装置を備えることを特徴とするレーザー多点着火式エンジン。
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2006
- 2006-05-16 JP JP2006136720A patent/JP2007309129A/ja active Pending
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EP2072810A1 (de) * | 2007-12-20 | 2009-06-24 | GE Jenbacher GmbH & Co. OHG | Laserzündeinrichtung |
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