JP2007308129A - 簡単に外せる錨 - Google Patents
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Abstract
【課題】錨を海底に投下した際、かかりから外れず引上げに苦心惨憺する。
【解決手段】風波や潮流等一定限度内の自然牽引力が錨に作用しても錨は外れず人為的に錨を継続的に牽引した場合のみ外せる錨を考案した。その構造と特質は次の通りである。(1)「錨の主軸部をシリンダー化し内部にピストンとバネを設置しポンプの特質を応用することで自然発生の負荷と人為的負荷を錨に判別させるものである。瞬時強力な自然発生の負荷では錨の爪は折れず弱力でも人為的に継続した負荷を与えれば爪が折れて錨がかかりから外れる構造である。(2)人為的に一定以上の力で継続的に錨を引くと、爪が開き起立角度が90度を超える時点で錨はかかりから外れる。大波など急激強力な自然事象の負荷が錨に作用しても外れない。(3)錨が外れた後、水ポンプとバネの作用により爪は自動復元起立する。(4)陸上での錨の運搬は、爪を手前に折りたたみコンパクト化できる。
【選択図】図1
【解決手段】風波や潮流等一定限度内の自然牽引力が錨に作用しても錨は外れず人為的に錨を継続的に牽引した場合のみ外せる錨を考案した。その構造と特質は次の通りである。(1)「錨の主軸部をシリンダー化し内部にピストンとバネを設置しポンプの特質を応用することで自然発生の負荷と人為的負荷を錨に判別させるものである。瞬時強力な自然発生の負荷では錨の爪は折れず弱力でも人為的に継続した負荷を与えれば爪が折れて錨がかかりから外れる構造である。(2)人為的に一定以上の力で継続的に錨を引くと、爪が開き起立角度が90度を超える時点で錨はかかりから外れる。大波など急激強力な自然事象の負荷が錨に作用しても外れない。(3)錨が外れた後、水ポンプとバネの作用により爪は自動復元起立する。(4)陸上での錨の運搬は、爪を手前に折りたたみコンパクト化できる。
【選択図】図1
Description
この発明は、海底に岩礁や漁礁等の障害物がある水上の場所に船が停泊する為に使用する「錨の構造」に関する。
従来は、爪固定式の錨の場合、錨の手前部分と錨綱を紐で繋ぎ、その紐に一定以上上の負荷がかかると手前部分の紐が切れて錨の先端部分に繋いだ状態(逆さつなぎ)になる様にし、錨が外ずれる工夫をしている。
それをしない場合は、無理に錨を引き上げようとして錨を破損するか、錨綱を切って海底に放棄するかの何れかになる。
当該問題を解決するべく、爪折れ方式の錨が他に特許申請されているが、それらは「本発明の水圧ポンプの設定構造」が無い為に、船体が大波を受けて瞬時に強力な負荷が錨にかかった際などに爪が折れて意図せず錨が掛から外れる不都合がある。
錨綱が長く伸びている場合はその弛みである程度急激な負荷を吸収出来るが、水深が浅く錨綱を短く使用している場合は、直接錨に作用し錨が外れる問題が生じる。
さらに、他の特許申請の爪折れ式錨の構造は複雑で水底の泥が錨の内部に流入し構造的に機能障害を起こす確立が高い等の問題がある。
それをしない場合は、無理に錨を引き上げようとして錨を破損するか、錨綱を切って海底に放棄するかの何れかになる。
当該問題を解決するべく、爪折れ方式の錨が他に特許申請されているが、それらは「本発明の水圧ポンプの設定構造」が無い為に、船体が大波を受けて瞬時に強力な負荷が錨にかかった際などに爪が折れて意図せず錨が掛から外れる不都合がある。
錨綱が長く伸びている場合はその弛みである程度急激な負荷を吸収出来るが、水深が浅く錨綱を短く使用している場合は、直接錨に作用し錨が外れる問題が生じる。
さらに、他の特許申請の爪折れ式錨の構造は複雑で水底の泥が錨の内部に流入し構造的に機能障害を起こす確立が高い等の問題がある。
(1)海底の漁礁や岩礁から錨が外れず錨の引き上げに困惑する難題を解決する。
当該発明品は船で錨を引っ張るだけで容易に掛かりから外ずす事が出来る。
(2)ゴムボートなどの軽量の船は、錨を上げる際にボート本体の方が沈んでしまう問題を解決する。→弱い人力で継続的に牽引するだけで錨の引き上げを可能にしている。
(3)掛りから外れた錨が、引き上げ途中に再度障害物に掛る問題も同時に解消する。
(4)錨の持ち運び時のかさばる不便を解消する。→爪折りたたみ式。
当該発明品は船で錨を引っ張るだけで容易に掛かりから外ずす事が出来る。
(2)ゴムボートなどの軽量の船は、錨を上げる際にボート本体の方が沈んでしまう問題を解決する。→弱い人力で継続的に牽引するだけで錨の引き上げを可能にしている。
(3)掛りから外れた錨が、引き上げ途中に再度障害物に掛る問題も同時に解消する。
(4)錨の持ち運び時のかさばる不便を解消する。→爪折りたたみ式。
(1)錨の主軸内をリンダー構造にして水圧ポンプ化し、錨にかかる負荷をポンプとバネの両方で吸収する。
(2)錨を水中に投下した後、瞬時にシリンダー内が海水で充満しやすい位置に吸排水孔を設けている。
(3)爪は手前に折りたたみ可能で根元部を支点に回動する。
(4)爪を折りたたんだ際は、主軸につけた爪ホルダーで爪先を保持する。
(5)錨が掛りから外れる際は、爪折れ状態となるが、外れた後はシリンダー内のバネの反発力により爪は復元起立状態に戻る。
(6)シリンダー内や構造部位のメンテナンスを容易にするため分解式としている。
(2)錨を水中に投下した後、瞬時にシリンダー内が海水で充満しやすい位置に吸排水孔を設けている。
(3)爪は手前に折りたたみ可能で根元部を支点に回動する。
(4)爪を折りたたんだ際は、主軸につけた爪ホルダーで爪先を保持する。
(5)錨が掛りから外れる際は、爪折れ状態となるが、外れた後はシリンダー内のバネの反発力により爪は復元起立状態に戻る。
(6)シリンダー内や構造部位のメンテナンスを容易にするため分解式としている。
(1)海底に漁礁や岩礁のある場所(魚が多く住む場所)で、船を停泊する際に投下した錨が障害物の掛りから外れなくなる不安と労力が解消される。
(2)錨の破損や錨を失う損失が解消する。
(3)ゴムボートなど、浮力の小さい浮遊体でも海底の状況に関係なく錨を使うことが可能となる。
(4)折りたたみ式で小型軽量化の為、運搬や保管が容易である。
(2)錨の破損や錨を失う損失が解消する。
(3)ゴムボートなど、浮力の小さい浮遊体でも海底の状況に関係なく錨を使うことが可能となる。
(4)折りたたみ式で小型軽量化の為、運搬や保管が容易である。
図−1の符号の説明
▲1▼アイボルト 錨綱をつなぐ部品
▲2▼センターコラム 錨の主柱とポンプシリンダーの外壁の役目を果たす。
▲3▼アンカースプリング アンカーアームにかかる負荷を吸収しアームの復元起立 の役目を果たす。
▲4▼センターシャフトピン センターシャフトとピストン部分を連結する役目
▲5▼Oリング シリンダー内の気密を保ち水漏れを防止しポンプ能力を 高める役目をする。
▲6▼センターシャフトスペーサセンターシャフトの維持摺動を支援する役目を果たす。
▲7▼センターシャフトガイド センターシャフトの摺動を容易にする役目を果たす。
▲8▼センターシャフト ピストンロッドの役目を果たす
▲9▼アンカーアーム 海底の障害に錨を掛ける爪。
▲a▼排水孔 錨を水中に投じた際シリンダー内に海水が流入する孔
▲b▼吸水孔 アームが折れる際にシリンダー内の海水を排出する孔
(注)添付の参考写真
本件の請求範囲についての効能と成果を確認するため実験用に本図面により製作した錨(爪を開いた状態と折りたたんだ状態)の正面写真です。
▲1▼アイボルト 錨綱をつなぐ部品
▲2▼センターコラム 錨の主柱とポンプシリンダーの外壁の役目を果たす。
▲3▼アンカースプリング アンカーアームにかかる負荷を吸収しアームの復元起立 の役目を果たす。
▲4▼センターシャフトピン センターシャフトとピストン部分を連結する役目
▲5▼Oリング シリンダー内の気密を保ち水漏れを防止しポンプ能力を 高める役目をする。
▲6▼センターシャフトスペーサセンターシャフトの維持摺動を支援する役目を果たす。
▲7▼センターシャフトガイド センターシャフトの摺動を容易にする役目を果たす。
▲8▼センターシャフト ピストンロッドの役目を果たす
▲9▼アンカーアーム 海底の障害に錨を掛ける爪。
▲a▼排水孔 錨を水中に投じた際シリンダー内に海水が流入する孔
▲b▼吸水孔 アームが折れる際にシリンダー内の海水を排出する孔
(注)添付の参考写真
本件の請求範囲についての効能と成果を確認するため実験用に本図面により製作した錨(爪を開いた状態と折りたたんだ状態)の正面写真です。
Claims (1)
- 錨の主柱部に「水圧ポンプとバネを内臓」し、その特性を応用することにより「障害物から容易に外せる錨」を考案した。
当該錨の水ポンプ特性とバネを応用した構造の錨を特許請求の範囲とする。
・構造及び機能に関する補足説明は次の通りです。
(1)容易に外れる錨の構造とは、船の動力又は人力等で一定時間(数秒間)錨綱を継続牽引すると、ポンプ内に充満した海水が徐々に排水され錨の爪が次第に折れる状態となる。
錨の爪が主軸に対し90度を超える角度となった時点で錨が掛から解放される構造としている。
自然事象である風波等を起因とする船体の揺れによる瞬時的強力な負荷が錨に作用しても内臓の水ポンプの機能により錨は外れることが無く、人為的意図的に継続牽引する場合のみ外れる構造としている。
(2)折れた爪はバネの反発力によって自動復元起立し錨としての機能も復元する。
(3)シリンダー内のバネを弱少化し、錨を小型化軽量化することで、動力を持たないゴムボート用として、「人力牽引による外せる錨」が製作可能となる。
(4)持ち運びや整備に便利な、「折りたたみ式機能」を搭載している。
(5)錨を構成する部材は耐蝕性に優れるステンレス材料等を要所に活用している。
(6)本件申請の図面は製造コストを安価にするため爪数を3本としているが錨の効能とデザイン性から4本の製品も同様の爪の構造で製造可能としている。
(当該添付図面は3本爪の錨であり完成品の写真を添付)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006169301A JP2007308129A (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | 簡単に外せる錨 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=38841364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006169301A Pending JP2007308129A (ja) | 2006-05-22 | 2006-05-22 | 簡単に外せる錨 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007308129A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105644720A (zh) * | 2016-03-25 | 2016-06-08 | 中国石油大学(华东) | 改进型鱼雷锚 |
KR101734366B1 (ko) * | 2016-01-26 | 2017-05-12 | 조재정 | 유압실린더가 구비된 앵커 |
KR101805001B1 (ko) | 2016-08-30 | 2018-01-10 | (주)피에스코리아 | 절첩 구조를 갖는 선박용 닻 |
CN109110056A (zh) * | 2018-07-11 | 2019-01-01 | 涡阳县信隆船舶附件有限公司 | 一种固定效果强的实用船锚 |
CN109739238A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-05-10 | 大连海事大学 | 一种船舶自动靠离泊系统及其工作方法 |
CN111846109A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-10-30 | 涡阳县信隆船舶附件有限公司 | 一种船锚收纳装置及方法 |
-
2006
- 2006-05-22 JP JP2006169301A patent/JP2007308129A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101734366B1 (ko) * | 2016-01-26 | 2017-05-12 | 조재정 | 유압실린더가 구비된 앵커 |
CN105644720A (zh) * | 2016-03-25 | 2016-06-08 | 中国石油大学(华东) | 改进型鱼雷锚 |
KR101805001B1 (ko) | 2016-08-30 | 2018-01-10 | (주)피에스코리아 | 절첩 구조를 갖는 선박용 닻 |
CN109110056A (zh) * | 2018-07-11 | 2019-01-01 | 涡阳县信隆船舶附件有限公司 | 一种固定效果强的实用船锚 |
CN109110056B (zh) * | 2018-07-11 | 2020-05-08 | 涡阳县信隆船舶附件有限公司 | 一种固定效果强的船锚 |
CN109739238A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-05-10 | 大连海事大学 | 一种船舶自动靠离泊系统及其工作方法 |
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CN111846109B (zh) * | 2020-06-22 | 2021-12-14 | 涡阳县信隆船舶附件有限公司 | 一种船锚收纳装置及方法 |
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