JP2007299339A - 画像再生装置および方法並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像に含まれる顔の位置の情報を用いて、より好ましく画像を自動で再生できるようにする。
【解決手段】顔を含み、顔の領域の位置を表す顔位置情報および顔の優先度を表す優先度情報が付与された顔画像を含む複数の画像を順次再生する。この際、再生部82が、顔画像については、顔位置情報に基づいて顔画像から顔領域に対応する顔領域画像を検出する。そして、再生部82が、検出した顔領域画像を優先度情報に基づいて優先度順に再生する。
【選択図】図1
【解決手段】顔を含み、顔の領域の位置を表す顔位置情報および顔の優先度を表す優先度情報が付与された顔画像を含む複数の画像を順次再生する。この際、再生部82が、顔画像については、顔位置情報に基づいて顔画像から顔領域に対応する顔領域画像を検出する。そして、再生部82が、検出した顔領域画像を優先度情報に基づいて優先度順に再生する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の画像、とくに顔を含む顔画像を順次再生する画像再生装置および方法並びに画像再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
画像から顔を抽出するための各種手法が提案されているが、画像において抽出した顔の位置を特定する情報を記憶しておき、画像において所定の顔が指定されたときに、記憶された情報を用いて顔を含む領域を抽出し、抽出した領域を拡大あるいは縮小して表示する手法が提案されている(特許文献1参照)。このように、特許文献1に記載された手法によれば、画像において指定された顔を個別に表示することができる。
特開2004−320286号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された手法においては、所望とされる顔を指定しなければ顔を含む領域を抽出して再生することができない。このため、とくに複数の画像を自動で再生する場合においては、顔を含む領域のみを再生することはできない。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、画像において抽出した顔の位置の情報を用いて、より好ましく画像を自動で再生できるようにすることを目的とする。
本発明による画像再生装置は、顔を含み、該顔を含む顔領域の位置を表す顔位置情報および該顔の優先度を表す優先度情報が付与された顔画像を含む複数の画像を順次再生する画像再生装置において、
前記顔画像については、前記顔位置情報に基づいて該顔画像から前記顔領域に対応する顔領域画像を検出し、該顔領域画像を前記優先度情報に基づいて優先度順に再生する再生制御手段を備えたことを特徴とするものである。
前記顔画像については、前記顔位置情報に基づいて該顔画像から前記顔領域に対応する顔領域画像を検出し、該顔領域画像を前記優先度情報に基づいて優先度順に再生する再生制御手段を備えたことを特徴とするものである。
ここで、顔画像に顔が1つのみしか含まれない場合には、その1つの顔領域画像に対して最も高い優先度を表す優先度情報が付与される。
なお、本発明による画像再生装置においては、前記再生制御手段を、前記顔領域画像を再生する際に、該再生する顔領域画像の前記顔画像上における位置を表すナビゲーション画像を前記顔領域画像に重畳させて表示する手段としてもよい。
また、本発明による画像再生装置を、デジタルカメラに設けられてなるものとしてもよい。
本発明による画像再生方法は、顔を含み、該顔を含む顔領域の位置を表す顔位置情報および該顔の優先度を表す優先度情報が付与された顔画像を含む複数の画像を順次再生する画像再生方法において、
前記顔画像については、前記顔位置情報に基づいて該顔画像から前記顔領域に対応する顔領域画像を検出し、
該顔領域画像を前記優先度情報に基づいて優先度順に再生することを特徴とするものである。
前記顔画像については、前記顔位置情報に基づいて該顔画像から前記顔領域に対応する顔領域画像を検出し、
該顔領域画像を前記優先度情報に基づいて優先度順に再生することを特徴とするものである。
なお、本発明による画像再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、顔画像については、付与されている顔位置情報に基づいて顔画像から顔領域画像が抽出され、抽出された顔領域画像が優先度情報に基づいて優先度順に表示される。このため、画像に含まれる顔の位置の情報を用いて、見る者が楽しめるように複数の画像を順次再生することができる。
また、顔領域画像を再生する際に、顔領域画像の顔画像上における位置を表すナビゲーション画像を顔領域画像に重畳させて再生することにより、再生中の顔領域画像の顔画像上における位置を容易に確認することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による画像再生装置を適用したデジタルカメラ1の背面を中心とする斜視図である。図1に示すように、このデジタルカメラ1の背面には、撮影者による操作のためのインターフェースとして、動作モードスイッチ11、メニュー/OKボタン12、ズーム/上下矢印レバー13、左右矢印ボタン14、Back(戻る)ボタン15、表示切替ボタン16を有している他、ファインダ17、液晶モニタ18を有している。また、上面には、レリーズボタン19を有している。図2は第1の実施形態によるデジタルカメラ1の前面を中心とする斜視図である。図2に示すように、前面には、レンズ20、レンズカバー21、電源スイッチ22、ファインダ窓23、フラッシュ24、セルフタイマーランプ25を有している。
動作モードスイッチ11は、静止画撮影モード、動画撮影モード、および再生モードの各動作モードを切り替えるためのスライドスイッチである。
メニュー/OKボタン12は、押下することによって、撮影モード、フラッシュ発光モード、オートプレイ、記録画素数や感度等の設定を行うための各種メニューを液晶モニタ18に表示させたり、液晶モニタ18に表示されたメニューに基づく選択・設定を確定させたりするためのボタンである。
ズーム/上下矢印レバー13は、上下方向にレバーを倒すことによって、撮影時は望遠/広角の調整を行い、各種設定時は液晶モニタ18に表示されるメニュー画面中のカーソルを上下に移動させるためのレバーである。
左右矢印ボタン14は、各種設定時に液晶モニタ18に表示されるメニュー画面中のカーソルを左右に移動させるためのボタンである。
Back(戻る)ボタン15は、押下することによって各種設定操作を中止し、1つ前の画面に戻るためのボタンである。
表示切替ボタン16は、押下することによって、液晶モニタ18の表示のON/OFF、各種ガイド表示、文字表示のON/OFF等を切り替えるためのボタンである。
各ボタン、レバーの操作によって設定された内容は、液晶モニタ18中の表示や、ファインダ内のランプ、スライドレバーの位置等によって確認できるようになっている。
液晶モニタ18は、撮影の際に被写体確認用のスルー画を表示することにより、電子ビューファインダとして機能する他、撮影後の静止画や動画の再生表示、各種設定メニューの表示を行う。
図3は上記デジタルカメラの構成を示す概略ブロック図である。図3に示すデジタルカメラ1は、撮影により取得した画像データを、Exif形式の画像ファイルに変換して、本体に着脱可能な記録メディア70へ記録するものである。
このデジタルカメラの操作系としては、前述の動作モードスイッチ11、メニュー/OKボタン12、ズーム/上下矢印レバー13、左右矢印ボタン14、Back(戻る)ボタン15、表示切替ボタン16、レリーズボタン19、電源スイッチ22と、これらのスイッチ類の操作内容をCPU75に伝えるためのインターフェース部分である操作系制御部74とを有している。
光学系としては、フォーカスレンズ20aおよびズームレンズ20bを有している。各々のレンズは、モータとモータドライバとからなるフォーカスレンズ駆動部51およびズームレンズ駆動部52によって光軸方向に移動可能である。フォーカスレンズ駆動部51はAF処理部62から出力されるフォーカス駆動量データに基づいて、ズームレンズ駆動部52はズーム/上下矢印レバー13の操作量データに基づいて、各々のレンズの移動を制御する。
また、絞り54は、モータとモータドライバとからなる絞り駆動部55によって駆動される。この絞り駆動部55は、AE/AWB処理部63から出力される絞り値データに基づいて絞り径の調整を行う。
シャッタ56は、メカニカルシャッタであり、モータとモータドライバとからなるシャッタ駆動部57によって駆動される。シャッタ駆動部57は、レリーズボタン19の押下により発生する信号と、AE/AWB処理部63から出力されるシャッタスピードデータとに応じて、シャッタ56の開閉の制御を行う。
光学系の後方には、撮像素子であるCCD58を有している。CCD58は、多数の受光素子を2次元的に配列した光電面を有しており、光学系を通過した被写体光がこの光電面に結像し、光電変換される。光電面の前方には、各画素に光を集光するためのマイクロレンズアレイと、R,G,B各色のフィルタが規則的に配列されたカラーフィルタアレイとが配置されている。CCD58は、CCD制御部59から供給される垂直転送クロックおよび水平転送クロックに同期して、画素毎に蓄積された電荷を1ラインずつシリアルなアナログ撮影信号として出力する。各画素において電荷を蓄積する時間、すなわち、露出時間は、CCD制御部59から与えられる電子シャッタ駆動信号によって決定される。また、CCD58はCCD制御部59により、あらかじめ定められた大きさのアナログ撮像信号が得られるように、ゲインが調整されている。
CCD58から取り込まれたアナログ撮影信号は、アナログ信号処理部60に入力される。アナログ信号処理部60は、アナログ信号のノイズを除去する相関2重サンプリング回路(CDS)と、アナログ信号のゲインを調節するオートゲインコントローラ(AGC)と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ(ADC)とからなる。このデジタル信号に変換された画像データは、画素毎にR,G,Bの濃度値を持つCCD−RAWデータである。
タイミングジェネレータ72は、タイミング信号を発生させるものであり、このタイミング信号をシャッタ駆動部57、CCD制御部59、アナログ信号処理部60に供給することにより、レリーズボタン19の操作、シャッタ56の開閉、CCD58の電荷の取込み、およびアナログ信号処理部60の処理の同期を取っている。
フラッシュ制御部73は、撮影時にフラッシュ24を発光させる。具体的には、フラッシュ発光モードがフラッシュオンとされている場合、およびフラッシュ発光モードがオートモードである場合において後述するプレ画像が所定の明るさにない場合にフラッシュ24をオンとして、撮影時にフラッシュ24を発光させる。一方、フラッシュ発光モードがフラッシュオフとされている場合、撮影時にフラッシュ24の発光を禁止する。
画像入力コントローラ61は、アナログ信号処理部60から入力されたCCD−RAWデータをフレームメモリ66に書き込む。
フレームメモリ66は、画像データに対して後述の各種デジタル画像処理(信号処理)を行う際に使用する作業用メモリであり、例えば、一定周期のバスクロック信号に同期してデータ転送を行うSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が使用される。
表示制御部71は、フレームメモリ66に格納された画像データをスルー画像として液晶モニタ18に表示させたり、再生モード時に記録メディア70に保存されている画像データを液晶モニタ18に表示させたりするためのものである。なお、スルー画像は、撮影モードが選択されている間、所定間隔でCCD58により撮影される。
AF処理部62およびAE/AWB処理部63は、プレ画像に基づいて撮影条件を決定する。このプレ画像とは、レリーズボタン19が半押しされることによって発生する半押し信号を検出したCPU75がCCD58にプレ撮影を実行させた結果、フレームメモリ66に格納された画像データにより表される画像である。
AF処理部62は、プレ画像に基づいて焦点位置を検出し、フォーカス駆動量データを出力する(AF処理)。焦点位置の検出方式としては、例えば、ピントが合った状態では画像のコントラストが高くなるという特徴を利用して合焦位置を検出するパッシブ方式が考えられる。
AE/AWB処理部63は、プレ画像に基づいて被写体輝度を測定し、測定した被写体輝度に基づいて絞り値、シャッタスピード等を決定し、絞り値データおよびシャッタスピードデータを露出設定値として決定するとともに(AE処理)、撮影時のホワイトバランスを自動調整する(AWB)。なお、露出およびホワイトバランスについては、撮影モードがマニュアルモードに設定されている場合には、デジタルカメラ1のユーザがマニュアル操作により設定可能である。また、露出およびホワイトバランスが自動で設定された場合にも、ユーザがメニュー/OKボタン12等の操作系から指示を行うことにより、露出およびホワイトバランスをマニュアル調整することが可能である。
画像処理部64は、本画像の画像データに対して、ガンマ補正、シャープネス補正、コントラスト補正等の画質補正処理、CCD−RAWデータを輝度信号であるYデータと、青色色差信号であるCbデータおよび赤色色差信号であるCrデータとからなるYCデータに変換するYC処理を行う。この本画像とは、レリーズボタン19が全押しされることによって実行される本撮影においてCCD58から取り込まれ、アナログ信号処理部60、画像入力コントローラ61経由でフレームメモリ66に格納された画像データによる画像である。本画像の画素数の上限は、CCD58の画素数によって決定されるが、例えば、ファイン、ノーマル等の設定により、記録画素数を変更することができる。一方、スルー画像およびプレ画像の画像数は、本画像よりも少なく、例えば、本画像の1/16程度の画素数で取り込まれる。
圧縮/伸長処理部65は、画像処理部64によって補正・変換処理が行われた本画像の画像データに対して、例えば、JPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行い、画像ファイルを生成する。この画像ファイルには、Exifフォーマット等に基づいて、撮影日時等の付帯情報が格納されたタグが付加される。また、圧縮/伸長処理部65は、再生モードの場合には、記録メディア70から圧縮された画像ファイルを読み出し、伸張処理を行う。伸長後の画像データは液晶モニタ18に出力される。
メディア制御部67は、記録メディア70にアクセスして画像ファイルの書き込みと読み込みの制御を行う。
内部メモリ68は、デジタルカメラ1において設定される各種定数、およびCPU75が実行するプログラム等を格納する。
顔検出部80は、本画像から人物の顔を含む顔領域を検出する。具体的には、まず画像に含まれる顔の特徴を有する領域(例えば肌色を有する、目を有する、顔の形状を有する等)を検出する。なお、この顔の特徴を有する領域(以下、顔領域とする)の検出は、これらに限定されるものではない。さらに、顔検出部80は、検出した顔領域を含み、本画像のアスペクト比と同一のアスペクト比を有する領域を顔領域画像として検出し、検出した顔領域画像の左上隅の本画像上における座標値および顔領域画像の画像サイズを、顔位置情報として算出する。なお、顔領域画像は顔領域がその中央に位置するように検出される。
さらに、顔検出部80は、1つの本画像に複数の顔が含まれる場合には複数の顔領域画像を検出し、そのそれぞれについて顔位置情報を算出し、検出した顔領域のサイズが大きい順に優先度を表す優先度情報を算出する。例えば、図4に示すように3つの顔が含まれる画像90については、3つの顔領域画像90A〜90Cが検出されるが、含まれる顔のサイズは、90C,90C,90Aの順であるため、顔領域画像90Cから順に高い優先度情報を算出する。なお、優先度の順序は顔のサイズ順に限定されるものではない。また、優先度情報としては、優先度が高い順に1,2,3…の値を用いるものとする。また、検出した顔領域画像が1つのみの場合には優先度情報として1の値が用いられる。
さらに、顔検出部80は、顔位置情報および優先度情報を本画像のタグに記述することにより、顔位置情報および優先度情報を本画像に付与する。図5は顔位置情報および優先度情報がタグに記述された本画像のファイル構造を示す図である。図5に示すように、本画像の画像ファイル100は、タグ101およびデータ本体102とからなる。タグ101には、ファイル名、撮影日時、顔位置情報および優先度情報を含む各種情報が記述されている。ここで、顔位置情報は、上述したように検出した顔領域の左上隅の本画像上における座標値および画像サイズとなる。優先度情報は優先度を表す数値となる。また、複数の顔が含まれる場合には、顔位置情報1,2というように顔位置情報に番号が付与される。
再生部82は、記録メディア70に記録された複数の画像に対して、オートプレイの指示がなされた場合に、各画像のタグに記述された顔位置情報および優先度情報を用いて、後述するように複数の画像をファイル名順に再生する。
CPU75は、動作モードスイッチ11等の操作系やAF処理部62等の各種処理部からの信号に応じてデジタルカメラ1の本体各部を制御する。
データバス76は、画像入力コントローラ61、各種処理部62〜65、フレームメモリ66、メディア制御部67、内部メモリ68、表示制御部71、顔検出部80、再生部82およびCPU75に接続されており、デジタル画像データ等のやり取りを行う。
次いで、以上の構成のデジタルカメラ1においてオートプレイの指示がなされた場合に行われる処理について説明する。図6は第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、以降の説明においては、記録メディア70に記録されているのは本画像のみであるため、本画像を単に画像と称するものとする。記録メディア70に記録された複数の画像についてのオートプレイの指示がなされることによりCPU75が処理を開始し、再生部82が複数の画像のうちファイル名が先頭の画像を再生対象画像に設定し(ステップST1)、再生対象画像を液晶モニタ18に再生する(ステップST2)。さらに、再生部82は、再生対象画像に顔位置情報および優先度情報が付与されているか否かを判定する(ステップST3)。
ステップST3が肯定されると、再生対象画像の優先度情報を参照して、トリミングする顔領域画像を最も優先度が高い顔領域画像に設定し(ステップST4)、設定した優先度の顔位置情報により表される顔領域画像をトリミングし(ステップST5)、トリミングした顔領域画像のサイズを液晶モニタ18のサイズに適合するように変更して再生する(ステップST6)。なお、ステップST3が否定されると、後述するステップST9に進む。
そして、再生対象画像に他の顔位置情報および優先度情報が付与されているか否かを判定し(ステップST7)、ステップST7が肯定されると、トリミングする顔領域画像を次に優先度が高い顔領域画像に設定し(ステップST8)、ステップST5に戻り、ステップST5以降の処理を繰り返す。
ステップST7が否定されると、記録メディア70に記録されたすべての画像の再生を終了したか否かを判定し(ステップST9)、ステップST8が否定されると、ファイル名が次の画像を再生対象画像に設定し(ステップST10)、ステップST2に戻り、ステップST2以降の処理を繰り返す。ステップST9が肯定されると処理を終了する。
これにより、記録メディア70に記録されたすべての画像がファイル名順に順次液晶モニタ18に再生されるが、顔領域が検出された画像については、画像の全体が再生され、次いで、優先度情報により表される優先度順に、検出された顔領域画像が再生され、すべての顔領域画像が再生されると、ファイル名が次の画像が再生されることとなる。具体的には、図4に示す3つの顔を含む画像90の場合、図7に示すようにまず画像90の全体が再生され、次いで、優先度が最も高い顔領域画像90Cが再生され、以下、顔領域画像90B、顔領域画像90Aの順にて顔領域画像が再生される。
このように、第1の実施形態においては、画像に付与されている顔位置情報に基づいて顔領域画像をトリミングし、トリミングした顔領域画像を優先度情報に基づいて優先度順に再生するようにしたものである。このため、画像に含まれる顔の位置の情報を用いて、見る者が楽しめるように複数の画像を順次再生することができる。
なお、上記第1の実施形態においては、トリミングした顔領域画像を再生する際に、再生する顔領域画像に重畳して、顔領域画像の再生対象画像上における位置を表すナビゲーション画像を再生してもよい。以下、これを第2の実施形態として説明する。
図8は第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。記録メディア70に記録された複数の画像についてのオートプレイの指示がなされることによりCPU75が処理を開始し、再生部82が、複数の画像のうちファイル名が先頭の画像を再生対象画像に設定し(ステップST21)、再生対象画像を液晶モニタ18に再生する(ステップST22)。さらに、再生部82は、再生対象画像に顔位置情報および優先度情報が付与されているか否かを判定する(ステップST23)。
ステップST23が肯定されると、再生対象画像の優先度情報を参照して、トリミングする顔領域画像を最も優先度が高い顔領域画像に設定し(ステップST24)、設定した優先度の顔位置情報により表される顔領域画像をトリミングし(ステップST25)、トリミングした顔領域画像のサイズを液晶モニタ18のサイズに適合するように変更して再生するとともに、ナビゲーション画像を顔領域画像に重畳して再生する(ステップST26)。なお、ステップST23が否定されると、後述するステップST29に進む。
そして、再生対象画像に他の顔位置情報および優先度情報が付与されているか否かを判定し(ステップST27)、ステップST27が肯定されると、トリミングする顔領域画像を次に優先度が高い顔領域画像に設定し(ステップST28)、ステップST25に戻り、ステップST25以降の処理を繰り返す。
ステップST27が否定されると、記録メディア70に記録されたすべての画像の再生を終了したか否かを判定し(ステップST29)、ステップST29が否定されると、ファイル名が次の画像を再生対象画像に設定して(ステップST30)、ステップST22に戻り、ステップST22以降の処理を繰り返す。ステップST29が肯定されると処理を終了する。
これにより、記録メディア70に記録された画像がファイル名順に順次液晶モニタ18に再生されるが、顔領域が検出された画像については、画像の全体が再生され、次いで、優先度情報により表される優先度順に、検出された顔領域画像がナビゲーション画像とともに再生され、すべての顔領域画像が再生されると、ファイル名が次の画像が再生されることとなる。具体的には、図4に示す3つの顔を含む画像90の場合、図9に示すようにまず画像90の全体が再生され、次いで、優先度が最も高い顔領域画像90Cがナビゲーション画像92とともに再生され、以下、顔領域画像90B、顔領域画像90Aの順にて顔領域画像がナビゲーション画像92とともに再生される。
ここで、ナビゲーション画像92は、再生対象画像に対応する形状を有する単色または透明の画像であり、その内部に表示される枠92Aが画像における現在再生中の顔領域の位置を表すものとなっている。なお、枠92Aの内部をナビゲーション画像全体の色と異なるようにしてもよい。
このように、第2の実施形態においては、顔領域画像の画像上における位置を表すナビゲーション画像を顔領域画像に重畳させて再生するようにしたため、再生中の顔領域画像の再生対象画像上における位置を容易に確認することができる。
なお、上記第2の実施形態においては、ナビゲーション画像92として単色の画像を用いているが、再生対象画像を縮小した画像をナビゲーション画像92として用いてもよい。
また、上記実施形態においては、顔位置情報および優先度情報を画像のタグに記述することにより顔位置情報および優先度情報を画像に付与しているが、顔位置情報および優先度情報をテキストファイルに記述し、対応する画像ファイルと拡張子のみが異なる同一ファイル名とする、あるいは同一のフォルダに格納する等、顔位置情報および優先度情報と画像とが一体不可分となるように記録メディア70に記録することにより、顔位置情報および優先度情報を画像に付与してもよい。
以上、本発明の実施形態に係るデジタルカメラについて説明したが、コンピュータを、上記の顔検出部80および再生部82に対応する手段として機能させ、図6および図8に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
1 デジタルカメラ
18 液晶モニタ
58 CCD
59 CCD制御部
70 記録メディア
71 表示制御部
73 フラッシュ制御部
75 CPU
80 顔検出部
82 再生部
18 液晶モニタ
58 CCD
59 CCD制御部
70 記録メディア
71 表示制御部
73 フラッシュ制御部
75 CPU
80 顔検出部
82 再生部
Claims (5)
- 顔を含み、該顔を含む顔領域の位置を表す顔位置情報および該顔の優先度を表す優先度情報が付与された顔画像を含む複数の画像を順次再生する画像再生装置において、
前記顔画像については、前記顔位置情報に基づいて該顔画像から前記顔領域に対応する顔領域画像を検出し、該顔領域画像を前記優先度情報に基づいて優先度順に再生する再生制御手段を備えたことを特徴とする画像再生装置。 - 前記再生制御手段は、前記顔領域画像を再生する際に、該再生する顔領域画像の前記顔画像上における位置を表すナビゲーション画像を前記顔領域画像に重畳させて表示する手段であることを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
- デジタルカメラに設けられてなることを特徴とする請求項1または2記載の画像再生装置。
- 顔を含み、該顔を含む顔領域の位置を表す顔位置情報および該顔の優先度を表す優先度情報が付与された顔画像を含む複数の画像を順次再生する画像再生方法において、
前記顔画像については、前記顔位置情報に基づいて該顔画像から前記顔領域に対応する顔領域画像を検出し、
該顔領域画像を前記優先度情報に基づいて優先度順に再生することを特徴とする画像再生方法。 - 顔を含み、該顔を含む顔領域の位置を表す顔位置情報および該顔の優先度を表す優先度情報が付与された顔画像を含む複数の画像を順次再生する画像再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
前記顔画像については、前記顔位置情報に基づいて該顔画像から前記顔領域に対応する顔領域画像を検出する手順と、
該顔領域画像を前記優先度情報に基づいて優先度順に再生する手順とを有することを特徴とするプログラム。
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Cited By (7)
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