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JP2007297027A - 折りたたみ式カヌー - Google Patents

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JP2007297027A
JP2007297027A JP2006148966A JP2006148966A JP2007297027A JP 2007297027 A JP2007297027 A JP 2007297027A JP 2006148966 A JP2006148966 A JP 2006148966A JP 2006148966 A JP2006148966 A JP 2006148966A JP 2007297027 A JP2007297027 A JP 2007297027A
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Japan
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hull
shaped frame
canoe
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JP2006148966A
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Masahiro Takashima
正裕 高嶋
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Abstract

【課題】安全性が高く、部品点数が少なく、収納バッグ不要の折りたたみ式カヌーを提供する。
【解決手段】コックピット部分に開口部を持つ袋形状のフレーム部材を骨格フレームの一部に構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は小さく折りたたんで、持ち運び可能な折りたたみ式カヌーに関る。
従来より、多数のフレーム部材を船体形状に組み立て、船体布に挿入することによって、船体が形成される折りたたみ式カヌーがあった。
しかし組み立ての際、多数のパイプ状のフレームを船首から船尾にかけて通すため、コックピット部分と船首部分、船尾部分を隔てる防水の隔壁を作ることは出来なかった。そのため、折りたたむことは出来ないがコックピット部分の前後に防水の隔壁を持つ樹脂一体成型のカヌーに比べて、転覆時の浸水が非常に多く沈没の危険性もあった。
またコックピット周りは多数のフレーム、コックピットコーミング、シート、フットブレイスなどの部品を取り付ける必要があり、部品点数が多くなっていた。またフレームの出っ張りによって窮屈な上、転覆脱出時には体が引っかかる危険や、カヌーが横倒しになって岩に引っかかった際、コックピット中央部分でフレームが折れ曲がる傾向があるため、脱出不可能になる危険もあり、安全性に問題があった。
さらに、カヌーを畳んだ状態で持ち運ぶ際には、多数の部品を収納する大きなバッグがカヌー本体とは別に必要であり、現実的にはカヌー本体の重量が重いため、収納バッグをさらに車輪付きのキャリアーに載せて運ぶことが一般に行われている。しかしカヌー使用時には収納バッグやキャリアーは必要ないため、大きな邪魔な荷物となっていた。
本発明は上記問題点を解決するもので、部品点数を少なくし、安全性を増し、収納バッグや車輪付きキャリアーを不必要にすることを目的とする。
上記課題を克服するために、本発明はコックピット部分に開口部を持つ袋形状のフレーム部材をフレーム構成部材の一部材として用いる。
袋形状のフレーム部材は、その内部に人が足を伸ばして座れ、さらに収納時にはその他フレーム部材と船体布を収納できる大きさである。
袋形状のフレーム部材のキール、チャイン部分には突起が一体成型されており、さらに船首、船尾に向かって伸びるパイプ状のキールフレーム、チャインフレーム、デッキフレームを接続する穴が開いている。
また、収納時にはそれらの穴に車輪やハンドルを接続することも可能である。
さらに、袋形状のフレーム部材の人が座る部分はシート形状に一体成型されており、その他コックピットコーミング、フットブレイスもあらかじめ適正な位置に取り付けてある。
袋形状のフレーム部材の材質は、特に限定しないが繊維強化プラスチックなどの剛性の高い材料が望ましい。
船体布の左舷および右舷部分にはエアチューブが内蔵されており、袋形状のフレーム部材の最大幅は、エアチューブを膨らませた船体完成時の船体幅よりも小さくすることが出来るため、収納時の大きさは従来の折りたたみ式カヌーと同程度となる。
上記構造により、従来多数の部品から成り立っていたコックピット周りが一体化され、部品点数を大幅に削減することが可能になった。
転覆時の浸水は袋形状のフレーム部材の内部だけで済み、また従来の折りたたみ式カヌーでは存在したコックピット周りのフレームによる出っ張りがないため脱出時も足が引っかかることなく、さらに横倒しで岩に引っかかり水圧を受けたときも袋形状のフレーム部材がコックピット部分の破壊を防ぎ、安全性を向上させることが可能になった。
フレームの一部を構成する袋形状のフレーム部材自体が収納バッグの役割を持ち、従来の折りたたみ式カヌーではカヌー使用時に邪魔になっていた収納バッグが必要なくなり、よりいっそうの軽量化、簡素化することが可能になった。
以下本発明の特徴を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明のフレーム構造を左舷側から見た斜視図である。
図2は本発明のフレーム構造とエアチューブをデッキ側、左舷側から見た図である。
図3は図2の16a〜16bに沿った断面図である。
図4は本発明の折りたたみ式カヌーを組み立てた状態で、船尾のデッキ部分の船体布を開いた図である。
本実施例の折りたたみ式カヌーは主に図1に示すフレームと図3、図4に示すエアチューブ11a〜11bを設けた船体布10からなる。
図1に示すように、フレームは袋形状のフレーム部材5とキールフレーム1e〜1h,デッキフレーム1a〜1d、チャインフレーム6a〜6d、リブフレーム2a〜2bからなる。
袋形状のフレーム部材5には、図2に示すように、コックピットコーミング7、シート8、背もたれ9があらかじめ取り付けてあり、図3に示すように、エアチューブ11a〜11bが適正位置に配置されるように左舷右舷部分が窪みを持つ形状に成型されている。また、キール、チャイン部分も突起状に成型され、船体布10に適切なテンションを与える。
さらに、袋形状のフレーム部材5には、図3に示す17a〜17bに沿った断面図6に示すように、キールフレーム1fを挿入する穴が成型されており、同じようにキールフレーム1g、デッキフレーム1b〜1cチャインフレーム6a〜6dを挿入する穴も成型されている。
図2に示すように、袋形状のフレーム部材5の最大幅は完成したカヌーの船体幅より、エアチューブ11a〜11bの分小さくすることが可能であり、収納サイズはカヌー船体幅より小さくなる。
キールフレーム1e〜1f、デッキフレーム1a〜1b、リブフレーム2aは図5に示すように、ショックコード3a〜3b、リベット4a〜4bによってすべて一つに接続されている。リブフレーム2aは回転可能であり、キールフレーム1fはキールフレーム1eに挿入することにより、キールの直線を維持する。同様にデッキフレーム1bもデッキフレーム1aに挿入することにより、デッキの直線を維持する。
上記23と同様にキールフレーム1g〜1h、デッキフレーム1c〜1d、リブフレーム2bもすべて一つに接続されており、図5の様に折りたたむことが可能である。
図7は本発明の折りたたみ式カヌーの収納状態である。
図5の様に折りたたんだ、キールフレーム1e〜1h、デッキフレーム1a〜1d、リブフレーム2a〜2b、チャインフレーム6a〜6d、船体布10は袋形状のフレーム部材5の内部に収納でき、また車輪13、ハンドル15を取り付ければ、力を使わず運搬が可能である。
車輪13、ハンドル15は取り外し可能にすることや、取り付けたまま折りたたんで突起が小さくなるようにすることも可能である。
上記構造の折りたたみ式カヌーの組み立て方は、まず図7の収納状態から、図5のように一つに接続された船首側のフレーム部材、同様な船尾側のフレーム部材、チャインフレーム6a〜6d、船体布10を取り出し、船首側、船尾側のフレーム部材を直線状に伸ばして袋形状のフレーム部材5に接続し、リブフレーム2a〜2bを90度回転させる。そしてチャインフレーム6a〜6dも袋形状のフレーム部材5に接続し、さらにリブフレーム2a〜2bにも接続し、フレームを完成させる。
そして、図4のように船体布10の船尾部分開口部から、完成したフレームを挿入し、ファスナー12a〜12bを閉じ、コックピット外周紐14を締め付け、エアチューブ11a〜11bに空気を圧入することにより船体布10が膨張し、剛性を持つ船体を形成する。
本発明の折りたたみ式カヌーのフレーム構造を左舷側から見た斜視図である。 本発明の折りたたみ式カヌーのフレーム構造とエアチューブをデッキ側と左舷側から見た図である。 図2の16a〜16bに沿って切断した断面図である。 本発明の折りたたみ式カヌーを組み立てた状態で、船尾のデッキ部分の船体布を開いた図である。 船首側のフレーム部材を折りたたんだ状態の図である。 袋形状のフレーム部材に船首側のフレーム部材を差し込む部分の図3、17a〜17bに沿った断面図である。 袋形状のフレーム部材にその他のフレーム、船体布を収納し、運搬用ハンドル、車輪を取り付けた状態の図である。
符号の説明
1 キール、デッキ部分のパイプ状フレーム部材
2 リブフレーム
3 ショックコード
4 リベット
5 袋形状のフレーム部材
6 チャインフレーム
7 コックピットコーミング
8 シート
9 背もたれ
10 船体布
11 エアチューブ
12 ファスナー
13 車輪
14 コックピット外周紐
15 ハンドル
16 船体横方向切断面
17 船体縦方向切断面

Claims (6)

  1. 船体の骨格を形成するフレームと、同フレームを着脱自在に覆う船体形状を形成する船体布からなる折りたたみ式カヌーにおいて、コックピット部分に開口部を持つ袋形状のフレーム部材が前記フレームの一部を構成することを特徴とする折りたたみ式カヌー。
  2. 前記折りたたみ式カヌー収納時には、前記袋形状のフレーム部材を除く前記フレームと前記船体布が、前記袋形状のフレーム部材の内部に収納されることを特長とする請求項1の折りたたみ式カヌー。
  3. 前記袋形状のフレーム部材の左舷及び右舷部分はエアチューブを定位置に配置するための窪みを持つ形状に一体成型されていることを特徴とする、請求項1または請求項2の折りたたみ式カヌー。
  4. 前記袋形状のフレーム部材の一部分はシート形状に一体成型されていることを特徴とする、請求項1または請求項2または請求項3の折りたたみ式カヌー。
  5. 前記袋形状のフレーム部材のキール、チャイン部分に突起が一体成型されていることを特徴とする、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4の折りたたみ式カヌー。
  6. 前記袋形状のフレーム部材は車輪を有することを特徴とする、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5の折りたたみ式カヌー。
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