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JP2007294716A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイオード内蔵型の接合FETにおいて、低いゲートバイアスでもブロッキング状態を維持でき、かつ大きな飽和電流を実現する。
【解決手段】nSiC基板10をドレイン層、ドレイン層に接するnSiC層11をドリフト層、ドリフト層上に形成されたnSiC層12をソース層、ソース層からドリフト層の所定深さまでトレンチ溝を形成してドリフト層の一部をチャネル領域とし、トレンチ溝を充填するp型多結晶Siをゲート領域とする接合FETにおいて、チャネル片側のゲート領域をソース電極と短絡させてダイオードのpエミッタとする。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置に係り、特に接合FET(JFET)あるいは静電誘導トランジスタ(SIT)に好適な半導体装置に関する。
JFETあるいはSITでインバータ回路を構成した場合、モーターなどが負荷に用いられるため、インダクタンスによりJFETがオフ状態で逆方向に電流が流れるモードが存在する。そのため、インバータでは電流を還流させるためのダイオードを各JFETに逆並列接続させる必要があり、コスト増になる。また、パッケージサイズの小型化に限界があるという問題があった。
一方シリコンカーバイド(SiC)は絶縁破壊電界がSiに比べ約10倍大きいため、耐圧を維持するドリフト層を薄く、かつ高濃度にすることができる材料である。そのためSiCを用いたパワー半導体素子の一つであるJFETは、Siに比べて低損失化を図れるとともに、破壊に強いデバイスとして期待されている。図10に、従来のSiCを用いたJFETの断面構造を示す。上記問題点の改善策として還流用のダイオードを内蔵させる工夫がなされている。図において、参照番号10はドレイン層であるn基板、11はn−ドリフト層、12はnソース領域、15はpゲート領域、21はドレイン電極、22はソース電極、23はゲート電極である。nソース12の中央部に高濃度のp型領域16を設けてpエミッタとし、ソース電極22と短絡することにより、JFETにダイオードを内蔵させた構造としている。このような構造は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2002−252552号公報
図11は、ゲート電圧とソース電圧が同電位(ゲートバイアス0V)の場合における空乏層の拡がりを示した図であり、図11(A)はオフ状態、図11(B)はオン状態を示している。空乏層DPはnドリフト層11側に拡がるとともに、チャネルCH側にも拡がる。SiCの内側へ深くなるにつれてチャネル幅が拡がる構造となっているため、ゲートバイアス0Vの状態ではソースpエミッタ領域16からの空乏化領域とpゲート15からの空乏化領域が互いに接することはない。そのため図11(B)のオン状態を実現し、ブロッキング状態を維持するには、ゲート電極23に負のバイアスを印加してpゲート領域15からの空乏化領域を拡げる必要がある。表面のチャネル幅を狭くすれば、ゲートバイアス0Vで両者の空乏化領域が接することは可能であるが、チャネル幅を著しく狭くする必要がある。ソース電極22に接しているので、pエミッタ16からの空乏化領域は、ゲート電圧によって変化することはなく、ゲートに正のバイアスを加えてpエミッタ16からの空乏化領域を狭くしても、オン抵抗が増大すると共に飽和ドレイン電流が著しく低下する。十分な飽和電流を確保するには、表面のチャネル幅を広くする必要があるので、ブロッキング状態を維持するためには、より大きな負のゲートバイアスが必要となる。
そこで、本発明の目的は、低いゲートバイアスでもブロッキング状態を維持でき、かつ飽和電流の大きなダイオード内蔵型の半導体装置を提供することにある。
本明細書において開示される半導体装置のうち代表的手段の一例を示せば、次の通りである。即ち、本発明に係る半導体装置は、第一導電型の高濃度SiCドレイン層と、
前記ドレイン層に接する第一導電型の低濃度SiCドリフト層と、
前記ドリフト層上に形成された第一導電型の高濃度SiCソース層と、
前記ソース層から前記ドリフト層の所定深さまで形成されたトレンチ溝により前記ドリフト層の一部に形成されるチャネル領域と、
前記チャネル領域両側の前記トレンチ溝の側壁および底面部分に形成された第二導電型のゲート領域とを具備し、
前記チャネル領域の片側のゲート領域が前記ソース層と短絡されて成ることを特徴とするものである。
要するに本発明は、トレンチ接合FETにおいてチャネル片側のp型領域をソース電極と短絡させて還流用ダイオードのpエミッタとすることを最も主要な特徴とする。
図2は本発明のJFETにおける空乏化領域DPの拡がりを示した図である。同図(A)はオフ状態、(B)はオン状態を示している。トレンチ構造を採用しているため、pエミッタ16からの空乏化領域とpゲート領域15からの空乏層領域が効率的に重なるようになる。そのため、図2(A)に示したオフ状態を、広いチャネル幅であっても低いゲートバイアスで実現できる。またチャネル幅を広く設定できることは、飽和ドレイン電流を大きくできるため、オフ時のゲートバイアス低減とオン時のドレイン電流向上を、還流用ダイオード内蔵(以下、単に「ダイオード内蔵」と称する)接合FETで同時に実現できる。
また、通常の接合FETでは電流経路のデッドスペースとなっているp型領域及びその下部をダイオードとして用いているため、還流用ダイオードとトランジスタの二つの動作をする素子を、通常の接合FETとダイオードの面積を合算した場合に比べて小さなチップ面積で実現できる。
以下、本発明に係る半導体装置の実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る半導体装置の第1の実施例を示すJFETの断面図である。実施例1では、pゲート領域15およびpエミッタ領域16として、トレンチ溝をp型多結晶Siで充填した構造とした。図3A〜3Fは、実施例1のJFETを形成するための概略プロセスを示す断面構造図である。以下、順を追って説明する。
SiC基板10上には、nSiCドリフト層11(濃度2×1016cm−2、厚さ6.5μm)と、その上に酸化膜40が形成され、さらにその上にイオン注入マスク材41が形成されている。酸化膜40上のイオン注入マスク材41をパターニングし、nSiCソース12を形成するために窒素42をイオン注入する(ピーク濃度1×1020cm−2、厚さ0.25μm)(図3A参照)。
酸化膜40とマスク材41を除去後、注入された窒素を活性化するために1700℃で熱処理する。熱処理後、nSiCソース12上に酸化膜などのエッチングマスク材43を形成し、パターニング後、ドライエッチによりトレンチを形成する(トレンチ幅1.4μm、トレンチ間隔0.6μm、トレンチ深さ1.5μm)(図3B参照)。
トレンチをp型多結晶Si15、16で埋め込み平坦化する(濃度1×1018cm−3)(図3C参照)。なお、このトレンチ内の埋め込みは、p型SiCのエピタキヤル成長による埋め込みであるが、工程の簡便さとゲート電極コンタクト形成の容易さの点から、本実施例ではp型多結晶で形成した。
表面に酸化膜201を形成後ドレインであるnSiC基板10の表面にドレイン電極となるNi/Tiの積層膜211を形成し、さらにnソース12の表面とpエミッタ領域である多結晶Si15の表面の酸化膜を除去し、ソース電極となるNi/Ti積層膜221を形成し、Ni/Ti積層膜211、221をシリサイド化するため、1000℃で熱処理する(図3D参照)。
ゲート領域である多結晶Si16の酸化膜201にゲートコンタクト窓を形成後、Al電極を形成し、エッチングにより分離して、ソースAl電極222とゲートAl電極23を形成する(図3E参照)。
これにより図1に示した本発明のJFETの構造となる(図3F参照)。なお、図1では簡単のため、Ni/Tiの積層膜からなるシリサイド221とAl電極222を合わせてソース電極22としている。
チャネルの一方のp型多結晶Si16にゲート電極23を形成して、本来はJFETのpゲート領域となるべき他方のp型多結晶Si15は、ソース電極(S)22と短絡させることでpエミッタとなり、n層11、nSiC基板層10、ドレイン電極(D)21と組み合わされてpnダイオードが形成される。ゲート電極(G)に負のバイアスを印加することでチャネル領域(CH)には空乏化領域DPが拡がり、図2(A)に示すようなオフ状態が実現する。
ゲートに正のバイアスを印加すると、p型多結晶Si16側の空乏化領域が縮小してチャネルが開き、図2(B)に太い矢印で示すように、電子電流がソース電極Sからドレイン電極Dへ(電流としてはドレイン電極からソース電極へ)流れることで、オン状態となる。本実施例では、ゲート電圧を−5Vとすることで450Vのソース−ドレイン間耐圧を実現できるとともに、ゲート電圧を2.5Vとすることで、400A/cmの飽和ドレイン電流を達成できた。なお、トレンチ間隔を0.45μmとした場合、ゲート電圧が0Vで、400Vの耐圧が得られており、ノーマリオフ動作も実現できた。その場合の飽和ドレイン電流は、200A/cmであった。
すなわち、低いゲートバイアスでもブロッキング状態を維持でき、かつ大きな飽和電流を実現することができた。
図4は、本発明に係る半導体装置の第2の実施例を示すJFETの断面構造である。実施例1では、トレンチ全体を同一濃度のp型多結晶Siで埋め込んだ。スイッチング時の誤作動を防ぐには、ノーマリオフであってもゲートに負の電圧を印加できることが望ましく、ソース/ゲート間耐圧の信頼性を保証する必要がある。そこで本実施例では、埋め込み多結晶Siのnソース12に触れる側壁部分を、低濃度部分152、162(濃度2×1017cm−3)とし、高濃度部分151、161(濃度5×1019cm−3)はチャネル底部側とした。
これにより、ソース/ゲート耐圧を確保でき、かつオフ性能も向上することが可能となる。但し、低濃度多結晶Si162に直接電極をコンタクトさせるとコンタクト抵抗が大きくなるため、本実施例では低濃度多結晶Si162内に部分的に高濃度のコンタクト領域153、163(濃度2×1019cm−3)を設ける構造とした。これらによりソース/ゲート耐圧は、10Vから50Vに上昇したため、ゲート電圧を−15Vとすることにより、670Vのソース−ドレイン間耐圧を実現できた。
図5は、本発明に係る半導体装置の第3の実施例を示すJFETの断面構造である。p型多結晶Si163、153とn型SiCのpn接合で高耐圧を実現するには、多結晶Siの濃度として1019cm−3後半から1020cm−3台が必要である。これに対し本実施例では、1018cm−3台の多結晶Si濃度で高耐圧を実現するための構造であり、トレンチ底部と側壁に、p型SiC層17、18を設けた。p型SiC層17、18の濃度は1×1018cm−3、厚さは0.2μmである。このときのトレンチ間隔は1.0μmであり、トレンチ幅は1.0μm、トレンチ深さは1.3μmとした。これにより、nドリフト層11のドレイン側からの空乏層はp型SiC層18の内部に留まるため、多結晶Si163には高電界が発生することはなく、750Vの高耐圧を実現できた。
図6は、本発明に係る半導体装置の第4の実施例を説明するためのレイアウト図であり、一例として実施例1のJFETで説明するが、他の実施例のJFETでも同様である。通常のトレンチJFETの場合、チャネル両側のp型領域は全てゲート領域であるためつながっている。これに対し、本発明のトレンチJFETでは、一方のp型領域をソース電極と短絡させたpエミッタ領域としている構造であるため、pゲート領域である他方のp型領域と分離させる必要がある。そのため本実施例では、pエミッタ領域15を、nソース12により囲まれた構造とした。pゲート領域16はpエミッタ領域15を囲んだn+ソース12の外側につながって配置するレイアウトとした。これにより、pエミッタ領域15はpゲート領域16と分離され、互いに影響を受けることがなくなり、ダイオード内蔵JFETを実現できる。
図7は、本発明に係る半導体装置の第5の実施例を説明するためのレイアウト図である。本実施例では、実施例4とは逆に、pゲート領域16をnソース12により囲まれた構造とし、pエミッタ領域15がpゲート領域16を囲んだnソース12の外側につながって配置するレイアウトとした。この場合でも実施例4と同様、pエミッタ領域15はpゲート領域16と分離され、互いに影響を受けることがなくなり、ダイオード内蔵JFETを実現できる。
図8、図9は本発明に係る半導体装置の第6の実施例を説明するための回路図であり、ダイオード内蔵JFETを用いた3相インバータ回路の例である。図において70は直流電源であるコンデンサ、71はモーターなどの負荷、81〜86は本発明のダイオード内蔵JFETである。本発明のダイオード内蔵JFETをインバータ回路等に用いる場合、素子単体をパッケージングしたものを個別部品として回路構成する場合もあるが、一般的には2つのダイオード内蔵JFETをパッケージングし、U相、V相、W相、いずれかの1相分に相当する2in1モジュール87を組み合わせるか、あるいは6つのダイオード内蔵JFETをパッケージングし、UVWの3相を実現した6in1モジュール88を用いることが多い。
本発明の特長はチップを小型化できることであるため、本実施例では、6つの本発明のダイオード内蔵JFETをパッケージングした6in1モジュールに適用した。これにより従来の6in1パッケージに比べ、サイズを2/3に小型化できた。
次に、回路動作の一部に関し説明する。誘導性負荷71のU相からW相に電流が流れている状態を図8に示す。この場合、JFETは81と86がオン状態となり、他のJFETは全てオフ状態である。電流は電源70のプラス側からJFET81を通って誘導性負荷71のU相に流れ、W相を経てJFET86を通り、電源70のマイナス側に戻る。JFET81と86を同時にオフさせた状態が図9である。全てのJFETがオフ状態になっても、負荷71のインダクタンスにより電流は瞬間的に0とはならず、そのまま流れ続けようとする。そのため、JFET81の対であるJFET82のダイオードとJFET86の対であるJFET85のダイオードがオンとなる。
回路全体の負荷電流の流れは、オン状態とは完全に異なり、電源70のマイナス側からJFET82のダイオードを通って誘導性負荷71のU相に流れ、W相を経てJFET85のダイオードを通り、電源70のプラス側に戻る。電源から見ると逆方向であるため、電流の流れにブレーキがかかり減少していく。
この場合、電源電圧はダイオード内蔵JFET81と86に加わるため、ダイオード内蔵JFET82と85には外部電圧が印加されることはない。JFET部分がオフ状態であってもダイオード部分に空乏化領域が拡がることはないので、ダイオード電流が流れることができる。従って還流用ダイオード内蔵構造であっても、動作上問題となることはなく、従来に比べ小型のモジュールで高効率のインバータ動作を確認できた。
また、還流用ダイオードとJFETを同時に形成できるためコスト低減が図れるとともに、ダイオードとJFETが別チップの場合より小さなサイズで同様の機能を実現できる。このため、JFETとダイオードから構成されるモジュールを小型化でき、インバータシステムも小型化できる。
本発明に係る半導体装置の第1の実施例を示すJFETの概略断面図。 図1のJFETの空乏層の拡がりを示す説明図であり、(A)はオフ状態、(B)はオン状態を示す。 図1に示したJFETの最初の製造工程での概略断面図。 図3Aに示した次の製造工程における概略断面図。 図3Bに示した次の製造工程における概略断面図。 図3Cに示した次の製造工程における概略断面図。 図3Dに示した次の製造工程における概略断面図。 図3Eに示した次の製造工程における概略断面図。 本発明に係る半導体装置の第2の実施例を示すJFETの概略断面図。 本発明に係る半導体装置の第3の実施例を示すJFETの概略断面図。 本発明に係る半導体装置の第4の実施例を示すレイアウト図。 本発明に係る半導体装置の第5の実施例を示すレイアウト図。 第6の実施例を示す本発明のJFETを用いた3相インバータでJFET81、86がオン、他はオフの場合の電流経路を示す説明図。 第6の実施例を示す本発明のJFETを用いた3相インバータでJFET81、86を同時にオフさせた場合の電流経路を示す説明図。 SiCを用いたJFETの従来例を示す概略断面図。 図10のJFETの空乏層の拡がりを示す説明図であり、(A)はオフ状態、(B)はオン状態を示す。
符号の説明
10…nSiC基板、11…nドリフト層、12…nソース層、15…pゲート領域、16…pエミッタ領域、17,18…p型SiC、21…ドレイン電極、
22,222…ソース電極、41…イオン注入用マスク材、42…窒素イオン、70…コンデンサ、71…誘導性負荷、81〜86…ダイオード内蔵接合FET、87…ダイオード内蔵JFETを用いた2in1モジュール、88…ダイオード内蔵JFETを用いた6in1モジュール、151,153,161,163…高濃度p型Si、152,162…低濃度p型Si、201,202…酸化膜、211…シリサイドドレイン電極、221…シリサイドソース電極。

Claims (19)

  1. 第一導電型の高濃度SiCドレイン層と、
    前記ドレイン層に接する第一導電型の低濃度SiCドリフト層と、
    前記ドリフト層上に形成された第一導電型の高濃度SiCソース層と、
    前記ソース層から前記ドリフト層の所定深さまで形成されたトレンチ溝により前記ドリフト層の一部に形成されるチャネル領域と、
    前記チャネル領域両側の前記トレンチ溝の側壁および底面部分に形成された第二導電型のゲート領域とを具備し、
    前記チャネル領域の片側のゲート領域が前記ソース層と短絡されて成ることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1において、
    前記第二導電型のゲート領域は、前記トレンチ溝に充填された第二導電型のSiゲート領域であることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2において、
    前記チャネル領域の側壁部分の略全体のSiゲート領域を高濃度とし、
    前記ソース領域の側壁部分およびその近傍付近のSiゲート領域を低濃度とし、
    前記低濃度Siゲート領域の表面に高濃度Si領域が形成されて成ることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1において、
    前記ソース領域と短絡接続される前記ゲート領域が、前記ソース領域により囲まれるように配置されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項2において、
    前記ソース領域と短絡接続される前記ゲート領域が、前記ソース領域により囲まれるように配置されていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項3において、
    前記ソース領域と短絡接続される前記ゲート領域が、前記ソース領域により囲まれるように配置されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1において、
    前記ソース領域と短絡接続されない前記ゲート領域が、前記ソース領域により囲まれるように配置されていることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項2において、
    前記ソース領域と短絡接続されない前記ゲート領域が、前記ソース領域により囲まれるように配置されていることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項3において、
    前記ソース領域と短絡接続されない前記ゲート領域が、前記ソース領域により囲まれるように配置されていることを特徴とする半導体装置。
  10. 第一導電型の高濃度SiCドレイン層と、
    前記ドレイン層に接する第一導電型の低濃度SiCドリフト層と、
    前記ドリフト層上に形成された第一導電型の高濃度SiCソース層と、
    前記ソース層から前記ドリフト層の所定深さまで形成されたトレンチ溝により前記ドリフト層の一部に形成されるチャネル領域と、
    前記チャネル領域両側の前記トレンチ溝の側壁および底面部分に形成された第二導電型のゲート領域とを具備し、
    前記チャネル領域の片側のゲート領域が前記ソース層と短絡されて成る接合FETを含んで構成されることを特徴とする電気回路。
  11. 請求項10に記載の接合FETは、前記第二導電型のゲート領域が、前記トレンチ溝に充填された第二導電型のSiゲート領域であることを特徴とする電気回路。
  12. 請求項10に記載の接合FETは、前記チャネル領域の側壁部分の略全体のSiゲート領域を高濃度とし、前記ソース領域の側壁部分およびその近傍付近のSiゲート領域を低濃度とし、前記低濃度Siゲート領域の表面に高濃度Si領域が形成されて成ることを特徴とする電気回路。
  13. 請求項10に記載の接合FETは、前記ソース領域と短絡接続される前記ゲート領域が、前記ソース領域により囲まれるように配置されていることを特徴とする電気回路。
  14. 請求項10に記載の接合FETは、前記ソース領域と短絡接続されない前記ゲート領域が、前記ソース領域により囲まれるように配置されていることを特徴とする電気回路。
  15. 請求項10において、
    前記電気回路は3相インバータ回路であることを特徴とする電気回路。
  16. 請求項11において、
    前記電気回路は3相インバータ回路であることを特徴とする電気回路。
  17. 請求項12において、
    前記電気回路は3相インバータ回路であることを特徴とする電気回路。
  18. 請求項13において、
    前記電気回路は3相インバータ回路であることを特徴とする電気回路。
  19. 請求項14において、
    前記電気回路は3相インバータ回路であることを特徴とする電気回路。
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