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JP2007288767A - 細長スピーカユニット及び画像表示装置 - Google Patents

細長スピーカユニット及び画像表示装置 Download PDF

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JP2007288767A
JP2007288767A JP2007020707A JP2007020707A JP2007288767A JP 2007288767 A JP2007288767 A JP 2007288767A JP 2007020707 A JP2007020707 A JP 2007020707A JP 2007020707 A JP2007020707 A JP 2007020707A JP 2007288767 A JP2007288767 A JP 2007288767A
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elongated
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elongated speaker
vibrating
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JP2007020707A
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Hitoshi Torisaki
仁 鳥崎
Hiroshi Asaha
寛 浅葉
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

【課題】分割振動をさらに低減させることができるオブリコーン型の細長スピーカユニットを提供する。
【解決手段】振動板11は音の放出面から見て短手方向と長手方向とを有する細長形状であり、長手方向に配列した状態で一体的に形成されたコーン型の振動部12a,12bを有する。振動部12a,12bは駆動中心であるボイスコイルが巻回されたボビン15a,15bの位置を振動部12a,12bの長手方向の中央位置から中心線CL側に偏位させたオブリコーン型である。
【選択図】図1

Description

本発明は、本発明は、細長スピーカユニット及び細長スピーカユニットを装着した画像表示装置に関する。
近年、テレビジョン受像機においては、液晶表示装置(LCD)やプラズマディスプレイパネル(PDP)のようなフラットパネルディスプレイを中心として画面の大型化が進んでいる。大型の画面を有するテレビジョン受像機を部屋に設置する場合に設置するスペースをできるだけ小さくするため、画面以外のフロントパネルの部分の面積を極力小さくしたデザインが求められる。従って、スピーカユニット(以下、単にスピーカと略記することがある)を装着する画面周囲のフロントパネルの幅は非常に狭くなっている。なお、通常、スピーカは画面左右部または画面下部のフロントパネル内部に装着される。
このような幅の狭い画面周囲のフロントパネル内部に通常の円形のスピーカを装着するには、スピーカの振動板の直径は極めて小さくならざるを得ない。小口径のスピーカは十分な音圧を得ることが困難であり、高音質を得ることができない。そこで、特許文献1に記載のような振動板を楕円(長円)形としたスピーカを用いれば、振動板の面積を円形の振動板よりも大きくすることができるので、音圧を増大させることが可能となる。特許文献2や特許文献3に記載のように、振動板を楕円形ではなくほぼ長方形としたスピーカでも同様の効果を得ることができる。楕円形または長方形のような細長い形状の振動板を有するスピーカを細長スピーカと総称することとする。
ところで、一般的なコーン紙を備えるダイナミック型スピーカにおいては、いくつかの周波数においてコーン紙が共振して音声発生のための的確な振動が行えなくなるいわゆる分割振動を起こす。分割振動が発生すると再生周波数特性に山や谷が生じて再生音に歪や異常音が発生する。分割振動を減らすための工夫が種々提案されており、その1つとして、特許文献4に記載のように、ボイスコイルの中心軸と振動板(コーン紙)の中心軸とをずらしたいわゆるオブリコーン型スピーカがある。オブリコーン型スピーカにおいては、分割振動が発生する共振周波数を分散させることができるので、再生周波数特性をオブリコーン型でない通常のスピーカと比較して平坦にすることができ、再生音の歪を少なくすることができる。
前述した細長スピーカにおいても分割振動を減らすためオブリコーン型とすることは有効である。特許文献5にはオブリコーン型の細長スピーカが記載されている。
特開平6−69086号公報 特開平8−154296号公報 実開平6−13294号公報 特開平9−284886号公報 実公平7−9485号公報
以上のように、テレビジョン受像機のような画像表示装置における画面周囲の幅の狭いフロントパネル内部に装着するスピーカとしては、振動板の面積をより大きくして音圧を増大させると共に分割振動を減らすためオブリコーン型の細長スピーカを用いることが好ましい。音質向上のため、オブリコーン型の細長スピーカの分割振動をさらに低減させることが望まれる。また、オブリコーン型の細長スピーカを画像表示装置に装着する場合には、オブリコーン型の細長スピーカ独特の音の放射パターンを考慮して細長スピーカの装着位置や向きを最適に設定する必要がある。オブリコーン型の細長スピーカを、その細長スピーカ固有の放射パターンを考慮した最適な位置や向きにした状態で画像表示装置に装着しないと、音の広がり感や定位感を損なってしまう。そこで、オブリコーン型の細長スピーカの特長を最大限に生かした画像表示装置とすることが望まれる。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、分割振動をさらに低減させることができるオブリコーン型の細長スピーカユニットを提供することである。本発明の他の目的は、画像表示装置に装着して使用する場合に音の広がり感や定位感を向上させることができる細長スピーカユニットを提供することである。本発明のさらに他の目的は、細長スピーカユニットを装着した画像表示装置であり、分割振動が少なく高音質とすることができる画像表示装置を提供することである。本発明のさらにまた他の目的は、細長スピーカユニットを装着した画像表示装置であり、オブリコーン型の細長スピーカの放射パターンを考慮して音の広がり感や定位感を向上させることができる画像表示装置を提供することである。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、音の放出面から見て短手方向と長手方向とを有する細長形状である細長スピーカユニットにおいて、それぞれ前記短手方向と前記長手方向とを有する細長形状であり、前記長手方向に配列した状態で一体的に形成されたコーン型の第1及び第2の振動部を有する振動板と、前記第1の振動部の駆動中心を前記第1の振動部の前記長手方向の中央位置から前記長手方向に偏位させた状態で前記第1の振動部に取り付けられ、前記第1の振動部を駆動する第1の駆動部と、前記第2の振動部の駆動中心を前記第2の振動部の前記長手方向の中央位置から前記長手方向に偏位させた状態で前記第2の振動部に取り付けられ、前記第2の振動部を駆動する第2の駆動部とを備えることを特徴とする細長スピーカユニットを提供する。
この構成の1つ(第1の構成例)として、前記第1,第2の駆動部はそれぞれ前記長手方向の互いに内側に偏位させた状態で前記第1,第2の振動部に取り付けられていることを特徴とする細長スピーカユニットを提供する。
上記の構成の他の1つ(第2の構成例)として、前記第1,第2の駆動部はそれぞれ前記長手方向の互いに外側に偏位させた状態で前記第1,第2の振動部に取り付けられていることを特徴とする細長スピーカユニットを提供する。
上記の構成のさらに他の1つ(第3の構成例)として、前記第1の駆動部は前記長手方向の外側に偏位させた状態で前記第1の振動部に取り付けられ、前記第2の駆動部は前記長手方向の内側に偏位させた状態で前記第2の振動部に取り付けられていることを特徴とする細長スピーカユニットを提供する。
上記の第1の構成例を発展させた第4の構成例として、前記第1の振動部の前記長手方向の長さが前記第2の振動部の前記長手方向の長さよりも長いことを特徴とする細長スピーカユニットを提供する。
上記の第2の構成例を発展させた第5の構成例として、前記第1の振動部の前記長手方向の長さが前記第2の振動部の前記長手方向の長さよりも長いことを特徴とする細長スピーカユニットを提供する。
上記の第3の構成例を発展させた第6の構成例として、前記第2の振動部の前記長手方向の長さが前記第1の振動部の前記長手方向の長さよりも長いことを特徴とする細長スピーカユニットを提供する。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、第1の構成例の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの左右部それぞれに前記長手方向を上下方向として配置したことを特徴とする画像表示装置を提供する。第2の構成例の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの下部の中央部に前記長手方向を左右方向として配置したことを特徴とする画像表示装置を提供する。第3の構成例の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの下部の左右端部それぞれに、前記第1の振動部が前記下部の左右方向の内側に前記第2の振動部が前記左右方向の外側となるように前記長手方向を左右方向として配置したことを特徴とする画像表示装置を提供する。
また、第4の構成例の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの下部の左右端部それぞれに、前記第1の振動部が前記下部の左右方向の内側に前記第2の振動部が前記左右方向の外側となるように前記長手方向を左右方向として配置したことを特徴とする画像表示装置を提供する。第4の構成例の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの下部の左右端部それぞれに、前記第1の振動部が前記下部の左右方向の外側に前記第2の振動部が前記左右方向の内側となるように前記長手方向を左右方向として配置したことを特徴とする画像表示装置を提供する。第4の構成例の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの左右部それぞれに、前記第1の振動部が前記左右部の下側に前記第2の振動部が前記左右部の上側となるように前記長手方向を上下方向として配置したことを特徴とする画像表示装置を提供する。
さらに、第5の構成例の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの左右部それぞれに前記長手方向を上下方向として配置したことを特徴とする画像表示装置を提供する。第6の構成例の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの下部の左右端部それぞれに、前記第2の振動部が前記下部の左右方向の外側に前記第1の振動部が前記左右方向の内側となるように前記長手方向を左右方向として配置したことを特徴とする画像表示装置を提供する。
本発明の細長スピーカユニットによれば、分割振動をさらに低減させることがで、音質を向上させることができる。また、本発明の細長スピーカユニットによれば、画像表示装置に装着して使用する場合に音の広がり感や定位感を向上させることができる。
本発明の画像表示装置によれば、分割振動が少なく高音質の画像表示装置を得ることができる。また、本発明の画像表示装置によれば、オブリコーン型の細長スピーカの放射パターンを考慮して音の広がり感や定位感を向上させた画像表示装置を得ることができる。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図、図2は図1の細長スピーカユニットの側面部分断面図である。図1,図2に示すように、第1実施形態の細長スピーカユニット10は1つの振動板11を有する。振動板11は、音の放出面である正面から見て角を落とした長方形であり、同じ大きさの2つの振動部12a,12bを有する。振動部12a,12bは連結部12cによって連結されている。2つの振動部12a,12bと連結部12cとが一体となって1つの振動板11を形成している。第1実施形態及び後述する他の実施形態の全てにおいて長方形の代わりに楕円形であってもよい。本発明は振動板及び2つの振動部それぞれが音の放出面から見て短手方向と長手方向とを有する細長形状であればよい。
振動板11の外周端部はエッジ13によりフレーム14に固着されている。エッジ13は振動板11とは別体である場合と振動板11の外周端部の一部である場合とがある。振動部12a,12bは、外周端部から振動板11の裏面側に設けられているボイスコイル(図示せず)が巻回された円筒状のボビン15a,15bが固着されている開口部まで順次深さが深くなっていく“すり鉢状”のコーン型となっている。振動部12a,12bには、ボビン15a,15bが固着されている開口部を塞ぐようにダストキャップ16a,16bが装着されている。
図1において、振動板11(振動部12a,12b)の短手方向(図の上下方向)を幅方向、長手方向(図の左右方向)を長さ方向と称することとする。なお、振動部12a,12bが長方形であれば、短手方向は短辺方向、長手方向は長辺方向であり、振動部12a,12bが楕円形であれば、短手方向は短径方向、長手方向は長径方向である。振動板11の長さ方向両端部におけるエッジ13の中心を通る一対の一点鎖線L1,L4間の距離を振動板11の長さDとする。図1より分かるように、振動部12aは、ボビン15aの位置が振動部12aの長さ方向において連結部12cの中心線CL側である内側に偏位しているオブリコーン型となっている。ここでは、中心線CLは振動板11の長さDの中心線である。また、振動部12bも、ボビン15bの位置が振動部12bの長さ方向において中心線CL側である内側に偏位しているオブリコーン型となっている。ボビン15a,15bの位置は幅方向の中心に位置している。
ボイスコイルが巻回されたボビン15a,15bの位置は振動部12a,12bをそれぞれ振動させる際の駆動中心である。従って、細長スピーカユニット10は、振動部12a,12bの駆動中心が中心線CL側に偏位し、駆動中心が振動部12a,12bそれぞれで長さ方向の中央から中心線CL側にずれたオブリコーン型である。
振動部12a,12bは中心線CLに対して対称となるように長さ方向に配置されている。振動部12aにおけるボビン15aの中心点を通る線をL2、振動部12bにおけるボビン15bの中心点を通る線をL3とする。第1実施形態の細長スピーカユニット10においては、線L1と線L2との間隔D11、線L2と中心線CLとの間隔D12、中心線CLと線L3との間隔D13、線L3と線L4との間隔D14は次の関係を有する。
D11=D14,D12=D13,D11>D12,D13<D14
図2に示すように、フレーム14の下端部には中央部に開口部が形成されたトッププレート17がかしめ及び接着剤等により固着されている。ボトムヨーク19にはポールピース110が一体的に設けられており、ボトムヨーク19とポールピース110とは断面が略T字状となっている。ボビン15aの下端部にはポールピース110の先端部が挿入されている。ボビン15aは、トッププレート17に形成された開口部の端部とポールピース110との間に形成された磁気ギャップに挿通されている。トッププレート17には環状のマグネット18が接着剤により固着され、マグネット18にはボトムヨーク19が接着剤により固着されている。フレーム14,トッププレート17,マグネット18,ボトムヨーク19は、細長スピーカユニット10における固定部である。
上記のように振動部12aを構成するコーン紙に形成された開口部にはボビン15aが固着され、ダストキャップ16aが開口部を覆っている。なお、振動部12aは紙以外の材質で形成してもよく、材質は限定されない。環状のダンパ111の内周端部はボビン15aの外周面に接着剤により固着され、外周端部はフレーム14に接着剤により固着されている。ボイスコイルが巻回されたボビン15aは、ダンパ111と、振動部12aのコーン紙を介したエッジ13とによって、フレーム14に対して弾性的に支持されている。振動部12a,エッジ13,ボビン15a,ダストキャップ16a,ダンパ111は、細長スピーカユニット10における可動部である。ボイスコイルが巻回されたボビン15a,トッププレート17,マグネット18,ボトムヨーク19,ポールピース110は、振動部12a,12bを駆動する駆動部である。
ここでは、振動部12a側の構成のみ示したが、振動部12b側の構成も同じである。第1実施形態の細長スピーカユニット10においては、フレーム14は振動部12a,12bに対して共通の部材であり、他の部材は振動部12a,12bそれぞれで独立に設けられている。
以上説明した第1実施形態の細長スピーカユニット10によれば、1つの振動板11に2つの振動部12a,12bを有し、振動部12a,12bはそれぞれオブリコーン型であるので、分割振動を従来のスピーカユニットと比較して低減させることができる。
次に、第1実施形態の細長スピーカユニット10独特の音の放射パターンを考慮し、細長スピーカユニット10を画像表示装置に対してどのように装着して使用するのが好適であるかについて説明する。図3(A)は細長スピーカユニット10を長さ方向の端部から見た概略平面図であり、図3(B)は細長スピーカユニット10の長さ方向を縦方向に配置して側面から見た概略平面図である。一般的に細長スピーカユニットの指向性は長さ方向よりも幅方向の方が広いので、細長スピーカユニット10においても、細長スピーカユニット10から発せられる音の放射パターンは長さ方向の端部から見ると図3(A)に示すような放射パターンP1となる。振動部12a,12bはそれぞれボビン15a,15bが中心線CL側に偏位しているオブリコーン型であるので、図3(B)に示すように、振動部12aから発せられる音の放射パターンは側面から見ると上方に偏る放射パターンP12aとなり、振動部12baから発せられる音の放射パターンは側面から見ると下方に偏る放射パターンP12bとなる。
第1実施形態の細長スピーカユニット10は図3(A),(B)に示すような放射パターンP1,P12a,P12bを有するので、図4に示すように、細長スピーカユニット10を画像表示装置100の表示画面(以下、画面と略記する)101の左右に配置することが好ましい。具体的には、細長スピーカユニット10をフロントパネル102の左右部102L,102Rに長さ方向を上下方向として装着して使用することが好ましい。改めて説明するまでもないが、細長スピーカユニット10は左右部102L,102Rの内部に装着される。画像表示装置100を外部から見たとき細長スピーカユニット10を視認できないことが通常であるが、ここでは細長スピーカユニット10の装着位置や向きを概略的に示すため細長スピーカユニット10を視認できる状態で図示している。フロントパネル102には細長スピーカユニット10を装着する部分に対応して音放出用の細かな孔が形成され、細長スピーカユニット10から発せられた音はその孔から放出される。
図4には、細長スピーカユニット10から発生される音の方向を矢印にて概略的に示している。ハッチングを付していない矢印は、図3(A)で説明した放射パターンP1に基づいて音が左右方向に広がる状態を示している。ハッチングを付した矢印は、図3(B)で説明した振動部12a,12bがオブリコーン型であることに起因した放射パターンP12a,P12bに基づいて音が上下に広がる状態を示している。このように、細長スピーカユニット10をフロントパネル102の左右部102L,102Rに装着した画像表示装置100においては、左右の細長スピーカユニット10から上下左右に音が広がることになるので、優れた音の広がり感を得ることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態において、第1実施形態との相違点を中心に説明し、共通部分の説明を適宜省略することとする。図5は本発明の第2実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。図5に示すように、第2実施形態の細長スピーカユニット20は1つの振動板21を有する。振動板21は、音の放出面である正面から見て角を落とした長方形であり、同じ大きさの2つのコーン型の振動部22a,22bを有する。振動部22a,22bは連結部22cによって連結されている。振動板21の外周端部はエッジ23によりフレーム24に固着されている。
図5より分かるように、振動部22aは、ボビン25a及びダストキャップ26aの位置が振動部22aの長さ方向において連結部22cの中心線CLとは反対側である外側に偏位しているオブリコーン型となっている。ここでは中心線CLは振動板21の長さDの中心線である。また、振動部22bも、ボビン25b及びダストキャップ26bの位置が振動部22bの長さ方向において中心線CLとは反対側である外側に偏位しているオブリコーン型となっている。振動部22a,22bは中心線CLに対して対称となるように長さ方向に配置されている。第2実施形態の細長スピーカユニット20においては、線L1と線L2との間隔D21、線L2と中心線CLとの間隔D22、中心線CLと線L3との間隔D23、線L3と線L4との間隔D24は次の関係を有する。
D21=D24,D22=D23,D21<D22,D23>D24
この第2実施形態の細長スピーカユニット20においても、第1実施形態の細長スピーカユニット10と同様、振動部22a,22bはそれぞれ駆動中心を振動部22a,22bの長さ方向の中央から偏位させたオブリコーン型であるので、分割振動を従来のスピーカユニットと比較して低減させることができる。
次に、第2実施形態の細長スピーカユニット20独特の音の放射パターンを考慮し、細長スピーカユニット20を画像表示装置に対してどのように装着して使用するのが好適であるかについて説明する。細長スピーカユニット20から発せられる音の放射パターンは長さ方向の端部から見ると第1実施形態と同じであり、図3(A)に示すような放射パターンP1である。図6は細長スピーカユニット20の長さ方向を横方向に配置して側面から見た概略平面図である。振動部22a,22bはそれぞれボビン25a,25b(駆動中心)が長さ方向の外側に偏位しているオブリコーン型であるので、振動部22aから発せられる音の放射パターンは図6の内側(中心線CL側)に偏る放射パターンP22aとなり、振動部22baから発せられる音の放射パターンも内側(中心線CL側)に偏る放射パターンP22bとなる。
第2実施形態の細長スピーカユニット20は図6に示すような放射パターンP22a,P22bを有するので、図7に示すように、細長スピーカユニット20を画像表示装置200の画面201の下に配置することが好ましい。具体的には、細長スピーカユニット20をフロントパネル202の下部202Bの中央部に長さ方向を左右方向として装着してセンタスピーカとして使用することが好ましい。細長スピーカユニット20においては、振動部22a,22bから発せられる音の放射パターンP22a,P22bは共に中心線CL側に偏っているので、図7に示すように、放射パターンP22a,P22bが合成されて、ハッチングを付した矢印で示すように音が細長スピーカユニット20の長さ方向の中心から前方に放出されることになる。図7では、放射パターンP1に基づく音の放出状態の図示を省略している。
従って、細長スピーカユニット20をフロントパネル2021の下部202Bの中央に装着した画像表示装置200においては、優れた音の定位感を得ることができる。なお、左右部202L,202Rに装着する細長スピーカユニットは特に限定されるものではないが、例えば第1実施形態の細長スピーカユニット10を用いればよい。
<第3実施形態>
第3実施形態において、第1実施形態との相違点を中心に説明し、共通部分の説明を適宜省略することとする。図8は本発明の第3実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。図8に示すように、第3実施形態の細長スピーカユニット30は1つの振動板31を有する。振動板31は、音の放出面である正面から見て角を落とした長方形であり、同じ大きさの2つのコーン型の振動部32a,32bを有する。振動部32a,32bは連結部32cによって連結されている。振動板31の外周端部はエッジ33によりフレーム34に固着されている。
図8より分かるように、振動部32aは、ボビン35a及びダストキャップ36aの位置が振動部32aの長さ方向において連結部32cの中心線CLとは反対側である外側に偏位しているオブリコーン型となっている。中心線CLは振動板31の長さDの中心線である。一方、振動部32bは、ボビン35b及びダストキャップ36bの位置が振動部32bの長さ方向において中心線CL側である内側に偏位しているオブリコーン型となっている。第3実施形態の細長スピーカユニット30においては、線L1と線L2との間隔D31、線L2と中心線CLとの間隔D32、中心線CLと線L3との間隔D33、線L3と線L4との間隔D34は次の関係を有する。
D31=D33,D32=D34,D31<D32,D33<D34
この第3実施形態の細長スピーカユニット30においても、第1実施形態の細長スピーカユニット10と同様、振動部32a,32bはそれぞれ駆動中心を振動部32a,32bの長さ方向の中央から偏位させたオブリコーン型であるので、分割振動を従来のスピーカユニットと比較して低減させることができる。
次に、第3実施形態の細長スピーカユニット30独特の音の放射パターンを考慮し、細長スピーカユニット30を画像表示装置に対してどのように装着して使用するのが好適であるかについて説明する。細長スピーカユニット20から発せられる音の放射パターンは長さ方向の端部から見ると第1実施形態と同じであり、図3(A)に示すような放射パターンP1である。図9は細長スピーカユニット30の長さ方向を横方向に配置して側面から見た概略平面図である。振動部32a,32bはそれぞれボビン35a,35b(駆動中心)が長さ方向の一方の端部側に偏位しているオブリコーン型であるので、振動部32a,32bから発せられる音の放射パターンは図9の右側に偏る放射パターンP32a,P32bとなる。
第3実施形態の細長スピーカユニット30は図9に示すような放射パターンP32a,P32bを有するので、図10に示すように、細長スピーカユニット30を画像表示装置300の画面301の下に配置することが好ましい。具体的には、細長スピーカユニット30をフロントパネル302の下部302Bの左右方向の端部に長さ方向を左右方向として装着して使用することが好ましい。さらに具体的には、細長スピーカユニット30を、ボビン35a,35bが右側(内側)に偏位した向きとして左スピーカとして下部302Bの左端部に装着し、ボビン35a,35bが左側(内側)に偏位した向きとして右スピーカとして下部302Bの右端部に装着する。このようにすると、左スピーカとしての細長スピーカユニット30からは、ハッチングを付した矢印で示すように音が左方向に放出され、右スピーカとしての細長スピーカユニット30からは、ハッチングを付した矢印で示すように音が右方向に放出されることになる。
図10に示す画像表示装置300においては、下部302Bの中央部にセンタスピーカ303を装着している。センタスピーカ303は必須ではないが、設ける方が好ましい。細長スピーカユニット30をフロントパネル302の下部302Bの左右端部に図10のように装着すれば、優れた音の広がり感を得ることができる。センタスピーカ303も装着すれば画面301中央における音の定位感を向上させることができる。
<第4実施形態>
第4実施形態において、第1実施形態との相違点を中心に説明し、共通部分の説明を適宜省略することとする。図11は本発明の第4実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。図11に示すように、第4実施形態の細長スピーカユニット40は1つの振動板41を有する。振動板41は、音の放出面である正面から見て角を落とした長方形であり、2つのコーン型の振動部42a,42bを有する。振動部42a,42bは連結部42cによって連結されている。細長スピーカユニット40は第1実施形態の細長スピーカユニット10とは異なり、振動部42a,42bの大きさが互いに異なる。図11に示す例では、振動部42aの方が振動部42bよりも長い。振動板41の外周端部はエッジ43によりフレーム44に固着されている。
図11より分かるように、振動部42aは、ボビン45a及びダストキャップ46aの位置が振動部42aの長さ方向において連結部42cの中心線CL側である内側に偏位しているオブリコーン型となっている。第4実施形態では、中心線CLは振動板41の長さDの中央には位置していない。また、振動部42bも、ボビン45b及びダストキャップ46bの位置が振動部42bの長さ方向において中心線CL側である内側に偏位しているオブリコーン型となっている。第4実施形態の細長スピーカユニット40においては、線L1と線L2との間隔D41、線L2と中心線CLとの間隔D42、中心線CLと線L3との間隔D43、線L3と線L4との間隔D44は次の関係を有する。
D41>D42,D43<D44,D41>D44,D42>D43
この第4実施形態の細長スピーカユニット40においても、第1実施形態の細長スピーカユニット10と同様、振動部42a,42bはそれぞれオブリコーン型であるので、分割振動を従来のスピーカユニットと比較して低減させることができる。さらに、振動部42a,42bの大きさが異なるので、振動部42a,42bそれぞれで分割振動が発生する共振周波数が互いに異なることになる。従って、第4実施形態の細長スピーカユニット40は、第1実施形態の細長スピーカユニット10よりもさらに分割振動を低減させることが可能である。
次に、第4実施形態の細長スピーカユニット40独特の音の放射パターンを考慮し、細長スピーカユニット40を画像表示装置に対してどのように装着して使用するのが好適であるかについて説明する。図12(A)は細長スピーカユニット40を長さ方向の端部から見た概略平面図であり、図12(B)は細長スピーカユニット40の長さ方向を横方向に配置して側面から見た概略平面図である。図12(A)に示すように、細長スピーカユニット40から発せられる音の放射パターンは長さ方向の端部から見ると図3(A)に示す第1実施形態の場合と同じ放射パターンP1である。振動部42a,42bはそれぞれボビン45a,45bが中心線CL側に偏位しているオブリコーン型であるので、図12(B)に示すように、振動部42a,42bから発せられる音の放射パターンは側面から見るとそれぞれ外側に偏って広がる放射パターンP42a,P42bとなる。振動部42a,42bの大きさが異なるので、放射パターンP42aによる音圧は放射パターンP42bによる音圧よりも大きい。
第4実施形態の細長スピーカユニット40は図12に示すような放射パターンP42a,P42bを有するので、第1の例として、図13に示すように、画像表示装置400の画面401の下に配置することが好ましい。具体的には、細長スピーカユニット40をフロントパネル402の下部402Bの左右端部に、より面積の大きい振動部42aが互いに内側となるように長さ方向を左右方向として装着して使用することが好ましい。このようにすると、左スピーカとしての細長スピーカユニット40からは、ハッチングを付した矢印で示すように音が右方向(内側)に放出され、右スピーカとしての細長スピーカユニット40からは、ハッチングを付した矢印で示すように音が左方向(内側)に放出されることになる。
図13に示す画像表示装置400においては、画面401中央における優れた音の定位感(いわゆる優れたセンタ定位)を得ることができる。また、面積の小さい振動部42bは振動部42aよりも高域が良好に再生されるので、第1実施形態の細長スピーカユニット10よりも高域再生特性に優れる。さらには、振動部42bが下部402Bの左右端部に離れているので、左右の高域における良好なセパレーションを得ることができる。
図14は細長スピーカユニット40の装着方法を第2の例とした画像表示装置410を示している。図14に示すように、第2の例は、細長スピーカユニット40をフロントパネル412の下部412Bの左右端部に、より面積の大きい振動部42aが互いに外側となるように長さ方向を左右方向として装着して使用するようにしたものである。このようにすると、左スピーカとしての細長スピーカユニット40からは、ハッチングを付した矢印で示すように音が左方向(外側)に放出され、右スピーカとしての細長スピーカユニット40からは、ハッチングを付した矢印で示すように音が右方向(外側)に放出されることになる。この図14に示す画像表示装置410においては、中域における優れた音の広がり感を得ることができる。
図15は細長スピーカユニット40の装着方法を第3の例とした画像表示装置420を示している。図15に示すように、第3の例は、細長スピーカユニット40をフロントパネル422の左右部422L,422Rに、面積の小さい振動部42bが上側となるように長さ方向を上下方向として装着して使用するようにしたものである。この図15に示す画像表示装置420においては、図4の場合と同様、左右の細長スピーカユニット40から上下左右に音が広がって優れた音の広がり感を得ることができる。また、面積の小さい振動部42bにより高域が良好に再生される。なお、細長スピーカユニット40を振動部42bが下側となるように装着することも可能であるが、図15のように振動部42bを上側とする方が好ましい。
<第5実施形態>
第5実施形態において、第2実施形態との相違点を中心に説明し、共通部分の説明を適宜省略することとする。図16は本発明の第5実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。図16に示すように、第5実施形態の細長スピーカユニット50は1つの振動板51を有する。振動板51は、音の放出面である正面から見て角を落とした長方形であり、2つのコーン型の振動部52a,52bを有する。振動部52a,52bは連結部52cによって連結されている。細長スピーカユニット50は第2実施形態の細長スピーカユニット20とは異なり、振動部52a,52bの大きさが互いに異なる。図16に示す例では、振動部52aの方が振動部52bよりも長い。振動板51の外周端部はエッジ53によりフレーム54に固着されている。
図16より分かるように、振動部52aは、ボビン55a及びダストキャップ56aの位置が振動部52aの長さ方向において連結部52cの中心線CLとは反対側である外側に偏位しているオブリコーン型となっている。第5実施形態でも、中心線CLは振動板51の長さDの中央には位置していない。また、振動部52bも、ボビン55b及びダストキャップ56bの位置が振動部52bの長さ方向において中心線CLとは反対側である外側に偏位しているオブリコーン型となっている。第5実施形態の細長スピーカユニット50においては、線L1と線L2との間隔D51、線L2と中心線CLとの間隔D52、中心線CLと線L3との間隔D53、線L3と線L4との間隔D54は次の関係を有する。
D51<D52,D53>D54,D51>D54,D52>D53
この第5実施形態の細長スピーカユニット50においても、第2実施形態の細長スピーカユニット10と同様、振動部52a,52bはそれぞれ駆動中心を偏位させたオブリコーン型であるので、分割振動を従来のスピーカユニットと比較して低減させることができる。さらに、振動部52a,52bの大きさが異なるので、第2実施形態の細長スピーカユニット10よりもさらに分割振動を低減させることが可能である。
次に、第5実施形態の細長スピーカユニット50独特の音の放射パターンを考慮し、細長スピーカユニット50を画像表示装置に対してどのように装着して使用するのが好適であるかについて説明する。細長スピーカユニット50から発せられる音の放射パターンは長さ方向の端部から見ると図3(A)に示す第1実施形態の場合と同じ放射パターンP1である。振動部52a,52bはそれぞれボビン55a,55bが中心線CLとは反対の外側に偏位しているオブリコーン型であるので、図6と同様、振動部52a,52bから発せられる音の放射パターンは側面から見るとそれぞれ内側に偏って広がる放射パターンとなる。但し、振動部52a,52bの大きさが異なるので、振動部52aからの放射パターンによる音圧は振動部52bからの放射パターンによる音圧よりも大きい。
第5実施形態の細長スピーカユニット50は上記のような放射パターンを有するので、図17に示すように、細長スピーカユニット50を画像表示装置500の画面501の左右に配置することが好ましい。具体的には、細長スピーカユニット50をフロントパネル502の左右部502L,502Rに長さ方向を上下方向として装着して使用することが好ましい。図16では振動部52aを上側に配置しているが、振動部52bを上側に配置してもよい。
細長スピーカユニット50においては、振動部52a,52bから発せられる音の放射パターンは共に中心線CL側に偏るので、図17に示すように、放射パターンが合成されて、ハッチングを付した矢印で示すように音が細長スピーカユニット20の長さ方向の中心から前方に放出されることになる。画像表示装置500においては、振動部52a,52bにおける長さ方向の内側に明確な定位が得られる。図17においては、左右の細長スピーカユニット50の上部にツイータ503を装着した例を示している。ツイータ503からは全方向に音が広がる。
<第6実施形態>
第6実施形態において、第3実施形態との相違点を中心に説明し、共通部分の説明を適宜省略することとする。図18は本発明の第6実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。図18に示すように、第6実施形態の細長スピーカユニット60は1つの振動板61を有する。振動板61は、音の放出面である正面から見て角を落とした長方形であり、2つのコーン型の振動部62a,62bを有する。振動部62a,62bは連結部62cによって連結されている。細長スピーカユニット60は第3実施形態の細長スピーカユニット30とは異なり、振動部62a,62bの大きさが互いに異なる。図18に示す例では、振動部62aの方が振動部62bよりも長い。振動板61の外周端部はエッジ63によりフレーム64に固着されている。
図18より分かるように、振動部62aは、ボビン65a及びダストキャップ66aの位置が振動部62aの長さ方向において連結部62cの中心線CL側である内側に偏位しているオブリコーン型となっている。第6実施形態でも、中心線CLは振動板61の長さDの中央には位置していない。また、振動部62bは、ボビン65b及びダストキャップ66bの位置が振動部62bの長さ方向において中心線CLとは反対側である外側に偏位しているオブリコーン型となっている。第6実施形態の細長スピーカユニット60においては、線L1と線L2との間隔D61、線L2と中心線CLとの間隔D62、中心線CLと線L3との間隔D63、線L3と線L4との間隔D64は次の関係を有する。
D61>D62,D63>D64,D61>D63,D62>D64
この第6実施形態の細長スピーカユニット60においても、第3実施形態の細長スピーカユニット30と同様、振動部62a,62bはそれぞれ駆動中心を偏位させたオブリコーン型であるので、分割振動を従来のスピーカユニットと比較して低減させることができる。さらに、振動部62a,62bの大きさが異なるので、第3実施形態の細長スピーカユニット30よりもさらに分割振動を低減させることが可能である。
次に、第6実施形態の細長スピーカユニット60独特の音の放射パターンを考慮し、細長スピーカユニット60を画像表示装置に対してどのように装着して使用するのが好適であるかについて説明する。細長スピーカユニット60から発せられる音の放射パターンは長さ方向の端部から見ると図3(A)に示す第1実施形態の場合と同じ放射パターンP1である。振動部62a,62bはそれぞれボビン65a,65b(駆動中心)が長さ方向の一方の端部側に偏位しているオブリコーン型であるので、振動部62a,62bから発せられる音の放射パターンは駆動中心が偏位している方向とは逆方向に偏る放射パターンとなる。但し、振動部62a,62bの大きさが異なるので、振動部62aからの放射パターンによる音圧は振動部62bからの放射パターンによる音圧よりも大きい。
第6実施形態の細長スピーカユニット30は上記のような放射パターンを有するので、図19に示すように、細長スピーカユニット60を画像表示装置600の画面601の下に配置することが好ましい。具体的には、細長スピーカユニット60をフロントパネル602の下部602Bの左右方向の端部に長さ方向を左右方向として装着して使用することが好ましい。さらに具体的には、細長スピーカユニット60を、振動部62aを外側にした状態でボビン65a,65bが右側(内側)に偏位した向きとして左スピーカとして下部602Bの左端部に装着し、振動部62aを外側にした状態でボビン65a,65bが左側(内側)に偏位した向きとして右スピーカとして下部602Bの右端部に装着する。このようにすると、左右の細長スピーカユニット60からは、ハッチングを付した矢印で示すように音が左右方向に放出されることになる。
図19に示す画像表示装置600においては、下部602Bの中央部にセンタスピーカ603を装着している。センタスピーカ603は必須ではないが、設ける方が好ましい。細長スピーカユニット60をフロントパネル602の下部602Bの左右端部に図19のように装着すれば、優れた音の広がり感を得ることができる。センタスピーカ603も装着すれば画面601中央における音の定位感を向上させることができる。
<第7実施形態>
第7実施形態において、第1〜第6実施形態との相違点を中心に説明し、共通部分の説明を適宜省略することとする。図20は本発明の第7実施形態に係る細長スピーカユニットを示す側面図である。第7実施形態の細長スピーカユニット70は基本的な構成は第1〜第6実施形態の細長スピーカユニット10,20,30,40,50,60と共通である。第1〜第6実施形態の細長スピーカユニット10,20,30,40,50,60においてはトッププレート17を2つの振動部それぞれに対して独立に設けていたが、細長スピーカユニット70においては2つの振動部に対して共通の1つのトッププレート170を設けている点で相違している。第7実施形態の細長スピーカユニット70によれば、機械的な強度を向上させることができる。特にフレーム14(24,34,44,54,64)が樹脂等の非金属で形成されている場合には強度の補強となるので有効である。また、フレーム14(24,34,44,54,64)にトッププレート170を固着する際の工数を削減することができる。
<周波数特性の比較>
ここで、図21を用いて、本発明に係る細長スピーカユニットの実施形態と従来例の細長スピーカユニットとの周波数特性を比較する。図21においては、上述した第1〜第6実施形態の細長スピーカユニット10,20,30,40,50,60の内、代表として第4実施形態の細長スピーカユニット40の周波数特性を示している。図21(A)は第4実施形態の細長スピーカユニット40の周波数特性である。図21(B)はいわゆるトラック型と称されている振動板にトラック型の同じ大きさの2つの振動部を有する細長スピーカユニットであり、2つの振動部がいずれもオブリコーン型となっていない従来例の周波数特性である。
2つの振動部がオブリコーン型となっていない従来例の細長スピーカユニットにおいては、図21(B)に破線の丸で囲んで示すように、7〜10kHzで音圧レベルが低く、音声がこもったような再生音となってしまう。これに対して図21(A)に示す第4実施形態の細長スピーカユニット40においては、7〜10kHzで音圧レベルがほぼフラットであり、音声がこもることなく明瞭な再生音とすることができる。
ここでは第4実施形態の細長スピーカユニット40の周波数特性のみ示したが、第1〜第3,第5,第6実施形態の細長スピーカユニット10,20,30,50,60においても図21(B)の従来例と比較して良好な周波数特性を得ることができる。
<変形例>
以上説明した各実施形態においては、1つの振動板に2つの振動部を備える構成を示したが、1つの振動板に3つまたはそれ以上の振動部を備えていてもよい。この場合、3つまたはそれ以上の振動部における2つの振動部が上述した各実施形態の構成となっていればよい。また、各実施形態の細長スピーカユニットはテレビジョン受像機のような画像表示装置に用いて好適であるが、オーディオ機器に装着するスピーカユニットとして使用してもよい。
本発明は本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であり、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。 図1の細長スピーカユニットの側面部分断面図である。 図1の細長スピーカユニットの音の放射パターンを示す概略平面図である。 図1の細長スピーカユニットを装着した画像表示装置の例を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。 図5の細長スピーカユニットの音の放射パターンを示す概略平面図である。 図5の細長スピーカユニットを装着した画像表示装置の例を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。 図8の細長スピーカユニットの音の放射パターンを示す概略平面図である。 図8の細長スピーカユニットを装着した画像表示装置の例を示す正面図である。 本発明の第4実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。 図11の細長スピーカユニットの音の放射パターンを示す概略平面図である。 図11の細長スピーカユニットを装着した画像表示装置の第1の例を示す正面図である。 図11の細長スピーカユニットを装着した画像表示装置の第2の例を示す正面図である。 図11の細長スピーカユニットを装着した画像表示装置の第3の例を示す正面図である。 本発明の第5実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。 図16の細長スピーカユニットを装着した画像表示装置の例を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。 図18の細長スピーカユニットを装着した画像表示装置の例を示す正面図である。 本発明の第7実施形態に係る細長スピーカユニットを示す正面図である。 本発明の実施形態における周波数特性と従来例における周波数特性とを比較するための特性図である。
符号の説明
10,20,30,40,50,60,70 細長スピーカユニット
11,21,31,41,51,61 振動板
12a,12b,22a,22b,32a,32b,42a,42b,52a,52b,62a,62b 振動部
14,24,34,44,54,64 フレーム
15a,15b,25a,25b,35a,35b,45a,45b,55a,55b,65a,65b ボビン
16a,16b,26a,26b,36a,36b,46a,46b,56a,56b,66a,66b ダストキャップ
17,170 トッププレート
18 マグネット
19 ボトムヨーク
100,200,300,400,410,420,500,600 画像表示装置
101,201,301,401,411,421,501,601 表示画面
102,202,302,402,412,422,502,602 フロントパネル
102L,102R,202L,202R,422L,422R,502L,502R 左右部
110 ポールピース
111 ダンパ
302B,402B,412B,602B 下部

Claims (15)

  1. 音の放出面から見て短手方向と長手方向とを有する細長形状である細長スピーカユニットにおいて、
    それぞれ前記短手方向と前記長手方向とを有する細長形状であり、前記長手方向に配列した状態で一体的に形成されたコーン型の第1及び第2の振動部を有する振動板と、
    前記第1の振動部の駆動中心を前記第1の振動部の前記長手方向の中央位置から前記長手方向に偏位させた状態で前記第1の振動部に取り付けられ、前記第1の振動部を駆動する第1の駆動部と、
    前記第2の振動部の駆動中心を前記第2の振動部の前記長手方向の中央位置から前記長手方向に偏位させた状態で前記第2の振動部に取り付けられ、前記第2の振動部を駆動する第2の駆動部と
    を備えることを特徴とする細長スピーカユニット。
  2. 前記第1,第2の駆動部はそれぞれ前記長手方向の互いに内側に偏位させた状態で前記第1,第2の振動部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の細長スピーカユニット。
  3. 前記第1,第2の駆動部はそれぞれ前記長手方向の互いに外側に偏位させた状態で前記第1,第2の振動部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の細長スピーカユニット。
  4. 前記第1の駆動部は前記長手方向の外側に偏位させた状態で前記第1の振動部に取り付けられ、前記第2の駆動部は前記長手方向の内側に偏位させた状態で前記第2の振動部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の細長スピーカユニット。
  5. 前記第1の振動部の前記長手方向の長さが前記第2の振動部の前記長手方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項2記載の細長スピーカユニット。
  6. 前記第1の振動部の前記長手方向の長さが前記第2の振動部の前記長手方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項3記載の細長スピーカユニット。
  7. 前記第2の振動部の前記長手方向の長さが前記第1の振動部の前記長手方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項4記載の細長スピーカユニット。
  8. 請求項2記載の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの左右部それぞれに前記長手方向を上下方向として配置したことを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項3記載の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの下部の中央部に前記長手方向を左右方向として配置したことを特徴とする画像表示装置。
  10. 請求項4記載の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの下部の左右端部それぞれに、前記第1の振動部が前記下部の左右方向の内側に前記第2の振動部が前記左右方向の外側となるように前記長手方向を左右方向として配置したことを特徴とする画像表示装置。
  11. 請求項5記載の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの下部の左右端部それぞれに、前記第1の振動部が前記下部の左右方向の内側に前記第2の振動部が前記左右方向の外側となるように前記長手方向を左右方向として配置したことを特徴とする画像表示装置。
  12. 請求項5記載の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの下部の左右端部それぞれに、前記第1の振動部が前記下部の左右方向の外側に前記第2の振動部が前記左右方向の内側となるように前記長手方向を左右方向として配置したことを特徴とする画像表示装置。
  13. 請求項5記載の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの左右部それぞれに、前記第1の振動部が前記左右部の下側に前記第2の振動部が前記左右部の上側となるように前記長手方向を上下方向として配置したことを特徴とする画像表示装置。
  14. 請求項6記載の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの左右部それぞれに前記長手方向を上下方向として配置したことを特徴とする画像表示装置。
  15. 請求項7記載の細長スピーカユニットを、表示画面周囲のフロントパネルの下部の左右端部それぞれに、前記第2の振動部が前記下部の左右方向の外側に前記第1の振動部が前記左右方向の内側となるように前記長手方向を左右方向として配置したことを特徴とする画像表示装置。
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