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JP2007284874A - 建設機械 - Google Patents

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義英 島田
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昌夫 吉岡
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Abstract

【課題】バッテリの充電作業の作業性を向上させることができる電動式の建設機械を提供する。
【解決手段】電動モータ8,11a,33に駆動電力を供給する第1バッテリ41と、制御装置44に駆動電力を供給する第2バッテリ46と、第1バッテリ41を充電する第1充電装置42と、第2バッテリ46を充電する第2充電装置47とから構成される建設機械1であって、車体にバッテリ41,46および充電装置42,47を設けている。なお、起電力を第2充電装置47に供給する太陽光発電装置27を設けることが好ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、車体を走行させる走行装置や、車体の上部に設けられて油圧ユニットにより駆動される作業装置を有して構成される建設機械に関し、詳細には、この走行装置や油圧ユニットが電動モータにより駆動される建設機械に関する。
一般に建設機械の駆動源はエンジンが主流であるが、近年、周囲環境を考慮して上記のように電動モータを駆動源とした電動式の建設機械が提案されている(例えば、特許文献1)。このような建設機械には、電動モータに電力供給するためのバッテリが搭載され、また、電動モータ等の各種電気部品を作動制御する制御装置が設けられる。
バッテリからは電動モータや制御装置に駆動用の電力が供給されるが、電動モータを駆動するために必要とされる電力と、制御装置を駆動するために必要とされる電力とには大きな差がある。したがって、建設機械には、電動モータを駆動するために高電圧に設定された第1のバッテリと、制御装置などを駆動するために低電圧に設定されたバックアップ用の第2のバッテリとが設けられる。
特開2004−225355号公報
このような電動式の建設機械においては、バッテリの充電作業性がよいことが求められる。従来、上記第1のバッテリの充電は商用電源や専用の発電機を利用して行われていたが、交流電力を直流電力に変換するための充電装置が建設機械の外部に設けられるため、充電作業の準備等に手間がかかるという問題があった。また、第2のバッテリの充電は、高電圧に設定された大容量の第1バッテリの電力を利用して行われていた。このため、第1および第2のバッテリの充電を完了させるまでに時間を要することになり、充電時間の短縮化が望まれていた。
このような課題に鑑み、本発明は、バッテリを有して構成される電動式の建設機械において、バッテリの充電作業の作業性を向上させることができる建設機械を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、第1の本発明に係る建設機械は、車体と、車体に設けられた作業装置と、作業装置を駆動する油圧ユニットと、油圧ユニットを駆動するための電動モータと、電動モータに供給される電力の出力制御を行う制御装置と、電動モータおよび制御装置に駆動電力を供給するバッテリとから構成される建設機械であって、車体にバッテリを充電する充電装置を設けている。このとき、車体を走行させる装置を設け、油圧ユニットに走行装置を駆動させる油圧モータが含まれていてもよい。
また、第2の本発明に係る建設機械は、車体と、車体を走行させる走行装置と、走行装置を駆動するための電動モータと、電動モータに供給される電力の出力制御を行う制御装置と、電動モータおよび前記制御装置に駆動電力を供給するバッテリとから構成される建設機械であって、第1の本発明に係る建設機械と同様に車体にバッテリを充電する充電装置を設けている。
なお、第1および第2の本発明に係る建設機械において、バッテリを、電動モータに駆動電力を供給する第1バッテリと、制御装置に駆動電力を供給する第2バッテリとから構成し、充電装置を、第1バッテリを充電する第1充電装置と、第2バッテリを充電する第2充電装置とから構成し、車体に太陽光エネルギを受けて発電して起電力を第2充電装置に供給する太陽光発電装置を設けていることが好ましい。
以上のように構成される第1および第2の本発明に係る建設機械においては、作業装置を駆動するための油圧ユニットや走行装置の駆動源を電動モータとする建設機械の車体にバッテリおよび充電装置がともに搭載されるため、バッテリの充電作業を例えば商用電源や専用の発電機とのケーブル接続を行うだけでよくなり、充電作業の作業性を向上させることができる。また、車体に太陽光発電装置を設け、この起電力を利用して第2バッテリの充電を行わせることにより、第1バッテリの容量を第2バッテリの充電に消費する必要がなくなり、充電時間の短縮化が図られる。また、太陽光エネルギを受けて発電した起電力を用いるため、第2バッテリの充電に特別に電源を用意する必要がなくなり、充電作業の作業性を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1には、本発明に係る建設機械の一例としてクローラ型のパワーショベル1を示している。このパワーショベル1は、平面視略H字状の走行台車4(車体)の左右に走行機構3,3を設けて構成される走行装置2と、走行台車4の後部に上下に揺動自在に設けられたブレード9と、走行台車4の上部に旋回可能に設けられた旋回台11と、旋回台11の前部に設けられたショベル機構12と、旋回台11の上部に立設された運転者搭乗用のオペレータキャビン15(車体)とから構成されている。
走行装置2を構成する左右一対の走行機構3,3は、走行台車4の左右前部に設けられた駆動用スプロケットホイール5と、走行台車4の左右後部に設けられたアイドラホイール6との間に履帯7を掛け回して構成される。駆動用スプロケットホイール5は、電動モータあるいは油圧モータからなる走行モータにより回転駆動される。
ブレード9は、油圧シリンダにより揺動される。旋回台11は、電動モータあるいは油圧モータからなる旋回モータにより旋回動される。ショベル機構12は、旋回台11の前部に起伏動自在に枢結されたブーム21と、ブーム21の先端部にブーム21の起伏面内で上下に揺動自在に枢結されたアーム22と、アーム22の先端に上下に揺動自在に枢結されたバケット23とから構成され、ブーム21はブームシリンダ24により起伏動され、アーム22はアームシリンダ25により揺動され、バケット23はバケットシリンダ26により揺動される。なお、これらシリンダ24〜26はいずれも油圧シリンダであり、以降の説明ではこれらシリンダ24〜26やブレード9の油圧シリンダをまとめて「油圧アクチュエータ35」と呼ぶ。
オペレータキャビン15は、上下前後左右が囲まれた矩形箱状に形成されており、内部に運転者が着座するためのオペレータシート16と、走行装置2の作動操作やショベル機構12の作動操作を行うための操作装置17とが設けられている。また、オペレータキャビン15の天井外側面15aには、太陽光エネルギを電気エネルギに変換(すなわち、太陽光エネルギを受けて発電)する公知のソーラーパネル27が取り付けられている。ソーラーパネル27は外郭平板状に成形されている。
このパワーショベル1においては、油圧アクチュエータ35に作動油を供給するためのポンプが電動モータにより駆動されている。以下、図2を参照して油圧アクチュエータ35に作動油を供給する油圧ユニット30と、このポンプ用電動モータ33に電力を供給する電源システム40とについて説明する。図2では、電気的または光学的信号回路を実線で示し、油圧回路を点線で示している。なお、図2に示す構成においては、上記走行モータおよび旋回モータが油圧モータからなり、これらのモータが油圧アクチュエータ35に含まれている。
油圧ユニット30は、作動油を溜めるタンク31、上記ポンプ用電動モータ33により駆動されて所定油圧・流量の作動油を吐出する油圧ポンプ32、油圧ポンプ32から吐出される作動油を操作装置17の操作に応じた供給方向および供給量で油圧アクチュエータ35に供給制御するコントロールバルブ34、および、温度上昇した作動油を冷却するオイルクーラ36から構成されている。
電源システム40は、リチウムイオン電池や有機ラジカル電池等の二次電池で構成されるメインバッテリ41と、商用電源28からの交流電力を受けてメインバッテリ41を充電するメイン充電装置42と、メインバッテリ41からの直流電力を任意の周波数の交流電力に変換してこの交流電力をポンプ用電動モータ33に供給する電動モータ駆動装置43と、電源システム40を制御するコントローラ44と、メインバッテリ41の状態をチェックしてコントローラ44にチェック結果を出力するバッテリ保護装置45と、リチウムイオン電池や鉛シール電池等からなるバックアップバッテリ46と、メインバッテリ41やソーラーパネル27からの電力を受けてバックアップバッテリ46を充電するバックアップ充電装置47とから構成される。
上記構成や図2からもわかるように、メインバッテリ41は、ポンプ用電動モータ33の電源として機能し、高電圧(例えばDC336V)に設定されている。一方のバックアップバッテリ46は、コントローラ44やバッテリ保護装置45の電源として機能し、メインバッテリ41に比べて低電圧(例えばDC12.6V)に設定されている。メインバッテリ41およびバックアップバッテリ46は、複数の図示しないバッテリセル(例えばDC4.2V)を直並列接続して構成される。また、ソーラーパネル27からは直流電力が出力され、この直流電力がバックアップバッテリ46の充電に利用されるようになっている。
ポンプ用電動モータ33はIPMモータ(永久磁石同期型モータ)等の交流モータからなる。このため、電動モータ駆動装置43で変換された任意の周波数の交流電力をポンプ用電動モータ33に印加することにより、ポンプ用電動モータ33の出力トルクを制御して所定油圧を油圧ポンプ32から供給させることができる。電動モータ駆動装置43は、コントローラ44からの指令信号とポンプ用電動モータ33で検出された回転数やロータの位置信号とに基づいて交流電力の周波数を制御しており、コントローラ44は、油圧ユニット30に設けられた油圧・油温センサ37から入力された検出値に基づいて上記指令信号を出力する。これにより、油圧ポンプ32から供給される油圧が最適状態になるように制御される。
メイン充電装置42は、メインバッテリ41および商用電源28のそれぞれに図示しないケーブルを介して断接自在に接続され、商用電源28から供給される交流電力(例えばAC200V)を直流電力に変換するとともに出力電圧(直流電圧)を制御する充電制御部を備えて構成されている。コントローラ44は、この出力電圧を監視してメインバッテリ41が最適な充電状態になるように(例えば過充電を回避するように)、充電制御部に指令信号を出力する。充電制御部はこの指令信号に基づいて上記の電力変換・出力制御を行う。
バックアップ充電装置47は、メインバッテリ41から供給される高電圧の直流を低電圧の直流(例えばDC12.6V)に変換するDC/DCコンバータ48と、ソーラーパネル27から供給される所定電圧の直流を低電圧の直流(例えばDC12.6V)に変換して安定化するDC/DCコンバータ49とを有して構成されている。なお、バックアップ充電装置47は、常にはソーラーパネル27から供給される直流電力を利用してバックアップバッテリ46を充電するように構成されている。メインバッテリ41からDC/DCコンバータ48への電力供給は、コントローラ44により制御されており、例えばソーラーパネル27による発電を行うことができないといったようなときのみメインバッテリ41から供給される電力を利用してバックアップバッテリ46の充電を行うようになっている。
バッテリ保護装置45は、コントローラ44と信号送受信可能に接続されており、電源システム40の起動時に作動してメインバッテリ41の残り容量や温度をチェックし、このチェック結果をコントローラ44に出力するように構成されている。コントローラ44は、バッテリ保護装置45のチェック結果に基づいて、メインバッテリ41からの電力供給によりポンプ用電動モータ33を正常に駆動させることができるか否かを判断する。
このように構成される電源システム40によると、太陽光エネルギを受けて発電するソーラーパネル27を利用して、コントローラ44やバッテリ保護装置45の電源として機能するバックアップバッテリ46を充電することができる。このため、商用電源28を用いずにバックアップバッテリ46の充電に消費されていた分のメインバッテリ41の負荷を効果的に節約することができ、パワーショベル1の走行装置2やショベル機構12の作動時間を長くすることができる。なお、コントローラ44やバッテリ保護装置45の消費電力は小さいことからバックアップバッテリ46の容量もメインバッテリ41に比べて小さく、ソーラーパネル27の起電力でも十分に充電することができる。また、ソーラーパネル27を利用したバックアップバッテリ46の充電と、商用電源28を利用したメインバッテリ41の充電とを独立して行うことができるため、両バッテリ41,46の充電を同時並行させることも可能であり、充電時間の短縮化が図られる。
ところで、図2に示した油圧ユニット30や電源システム40においては、商用電源28を除く構成機器が油圧配管や電気的接続配線とともにパワーショベル1に搭載されている。以下、図1,図3〜図5を併せて参照してこれら構成機器の配置を説明する。
ここで、旋回台11は、旋回ベアリング18を介して走行台車4に取り付けられたベースプレート19(車体)を基台として構成されており、ベースプレート19の上部であってオペレータキャビン15の下方および後方を覆って取り付けられたカバー部材50(車体)を備えて構成されている。カバー部材50は、オペレータキャビン15の後方を覆って取り付けられる後部カバー部材51と、ベースプレート19の上部およびオペレータキャビン15の下方を覆って取り付けられる下部カバー部材52と、オペレータキャビン15の側方後下部を覆って取り付けられる側部カバー部材53とから構成されている。上記構成機器は、このカバー部材50により囲まれた内部空間に配置される。
図3,図5に示すように、後部カバー部材51の内部には、上部に位置してコントローラ44とともに電動モータ駆動装置43およびバッテリ保護装置45が収容されている。また、上下中央部に位置して油圧ポンプ32、ポンプ用電動モータ33およびオイルクーラ36が左右に並んで設けられており、オイルクーラ36に備えられた強制空冷用のファン36aがポンプ用電動モータ33とオイルクーラ36との左右間に配置されている。
図3〜図5に示すように、下部カバー部材52の内部には、前部に位置してタンク31が収容され、後部に位置してメインバッテリ41が収容されている。メインバッテリ41は、下部カバー部材52の内部空間を有効利用するため、平面積が大きく上下高さが短くなるようにバッテリセルを並べて成形される。また、メインバッテリ41を収容する(すなわち、バッテリセルをこのように並べられた状態で収容する)収容部材(図示せず)は、スライド機構60の作動により図3に矢印Aに示すように前後移動可能になっている。さらに、後部カバー部材51の下部および下部カバー部材52の上部は開閉可能になっており、開放状態においてはスライド機構60を利用してメインバッテリ41をパワーショベル1の後方側に引き出すことができるようになっている。この構造により、メインバッテリ41のメンテナンス作業の作業性向上が図られている。
図3に示すように、側部カバー部材53の内部には、前部に位置してコントロールバルブ35が設けられており、左方後部に位置してメイン充電装置42が設けられている。側部カバー部材53の左側面には、メイン充電装置42を覆う部分に扉53aが開閉自在に取り付けられている。扉53aを開放するとメイン充電装置42のケーブル接続端子をパワーショベル1の左方に露出させることができ、商用電源28とのケーブル接続作業を簡単に行うことができる。また、このように配置されるメイン充電装置42は、図3に示すようにメインバッテリ41の上部に近接して配置されるとともに、図4に示すように平面視においてメインバッテリ41とオーバーラップしている。このため、メインバッテリ41とメイン充電装置42とを接続するケーブルの長さを短くすることができ、パワーショベル1の内部配線の構造を簡略化することができる。
なお、図3〜図5において図示略するが、バックアップバッテリ46およびバックアップ充電装置47についても、カバー部材50の内部空間に収容されており、パワーショベル1に搭載されている。油圧・油温センサ37のうち、油圧センサは作動油を導くための油路に設けられ、油温センサはタンク31に設けられている。また、旋回台11側(カバー部材50側)から走行装置3側への油圧配管や電気的接続配線は、旋回ベアリング18の旋回中心を通って設けられる。
このように、メイン充電装置42がパワーショベル1に搭載されることにより、メインバッテリ41の充電作業が商用電源28とのケーブル接続作業だけですむ。このため、商用電源28が確保できさえすれば、メインバッテリ41の充電を行うことができるようになり、充電作業性が向上する。また、オペレータキャビン15の天井外側面15aは、図3,図5に示すようにパワーショベル1において最も高い位置にある。このような位置にソーラーパネル27が取り付けられているため、太陽光エネルギを受けやすくなり、このパーショベル1に搭載する上では最も発電効率がよくなる。なお、ソーラーパネル27は平板状に形成されているため、天井外側面15aに設けてもパワーショベル1の全長を大型化することがない。
なお、本発明に係る建設機械は上記構成に限られない。図6には、走行装置2を駆動させる走行モータ8や旋回台11を旋回動させる旋回モータ11aをポンプ用電動モータ33とは別個の電動モータから構成し、両モータ8,11aにメインバッテリ41からの電力がモータ駆動装置43を介して供給されるように構成された電源システム140を示している。このように構成された電源システム140においても、図2に示す電源システム40と同じ効果を得ることができる。
また、メインバッテリ41、メイン充電装置42およびソーラーパネル27の配置は、一例を示すものであって上記配置例に限られない。ただし、上記配置例によると、充電作業の作業性向上、内部配線の構造簡略化、ソーラーパネルの発電効率の最適化などが図られる。なお、メイン充電装置42への電力供給源は、商用電源28に限らず、例えば専用の発電機を利用してもよい。また、本発明は、パワーショベルに限らず、他の建設機械にも同様に適用することができる。
本発明に係る建設機械の一例として示すパワーショベルの斜視図である。 上記パワーショベルの油圧ユニットおよび電源システムのブロック図である。 上記パワーショベルの構成機器の配置を示すパワーショベルの左側面図である。 上記パワーショベルの構成機器の配置を示すパワーショベルの平面図である。 上記パワーショベルの構成機器の配置を示すパワーショベルの背面図である。 上記電源システムの変更構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 パワーショベル(建設機械)
2 走行装置
4 走行台車(車体)
8 走行モータ(電動モータ)
12 ショベル機構(作業装置)
15 オペレートキャビン(車体)
19 ベースプレート(車体)
27 ソーラーパネル(太陽光発電装置)
30 油圧ユニット
33 ポンプ用電動モータ
41 メインバッテリ(第1バッテリ)
42 メイン充電装置(第1充電装置)
44 コントローラ(制御装置)
45 バッテリ保護装置(制御装置)
46 バックアップバッテリ(第2バッテリ)
47 バックアップ充電装置(第2充電装置)
50 カバー部材(車体)

Claims (4)

  1. 車体と、
    前記車体に設けられた作業装置と、
    前記作業装置を駆動する油圧ユニットと、
    前記油圧ユニットの少なくともいずれか一方を駆動するための電動モータと、
    前記電動モータに供給される電力の出力制御を行う制御装置と、
    前記電動モータおよび前記制御装置に駆動電力を供給するバッテリとから構成される建設機械であって、
    前記車体に、前記バッテリを充電する充電装置が設けられていることを特徴とする建設機械。
  2. 前記車体を走行させる走行装置が設けられており、
    前記油圧ユニットに、前記走行装置を駆動させる油圧モータが含まれることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 車体と、
    前記車体を走行させる走行装置と、
    前記走行装置を駆動するための電動モータと、
    前記電動モータに供給される電力の出力制御を行う制御装置と、
    前記電動モータおよび前記制御装置に駆動電力を供給するバッテリとから構成される建設機械であって、
    前記車体に、前記バッテリを充電する充電装置が設けられていることを特徴とする建設機械。
  4. 前記バッテリが、前記電動モータに駆動電力を供給する第1バッテリと、前記制御装置に駆動電力を供給する第2バッテリとからなり、
    前記充電装置が、前記第1バッテリを充電する第1充電装置と、前記第2バッテリを充電する第2充電装置とからなり、
    前記車体に、太陽光エネルギを受けて発電して起電力を前記第2充電装置に供給する太陽光発電装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の建設機械。
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