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JP2007278352A - ボールジョイント用ダストカバー - Google Patents

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JP2007278352A
JP2007278352A JP2006103322A JP2006103322A JP2007278352A JP 2007278352 A JP2007278352 A JP 2007278352A JP 2006103322 A JP2006103322 A JP 2006103322A JP 2006103322 A JP2006103322 A JP 2006103322A JP 2007278352 A JP2007278352 A JP 2007278352A
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JP
Japan
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dust cover
ball joint
protrusion
diameter opening
joint according
Prior art date
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Pending
Application number
JP2006103322A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Iwasaka
宇善 岩坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
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Abstract

【課題】ボールスタッド側に、一旦水、土砂等が浸入したとしても、容易に外部に排出して、連結アーム面及びボールスタッド面に錆が発生する危険性を回避できる。
【解決手段】本発明のボールジョイント用ダストカバーは、ソケットの首部に嵌着される大径開口部とボールスタッドに摺動可能に嵌着された小径開口部とを備える中空体状のゴム状弾性材製本体と、前記小径開口部に埋設され、前記ボールスタッドに一体的に保持されている連結アームと摺動可能に対峙している補強環と、前記小径開口部に設けた内周リップとよりなるボールジョイント用ダストカバーにおいて、前記補強環に前記連結アームに向って伸びる突起を設けると共に、前記突起に少なくとも円周上一箇所に切欠部を設けてなる構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボールジョイント用ダストカバーに関する。
また、本発明は、自動車懸架装置、操舵装置等に使用されるボールジョイント用ダストカバーに関する。
従来、ボールジョイント継ぎ手部の防塵、防水を目的としてダストカバーが装着されているボールジョイントとしては第6図に記載のボールジョイント用ダストカバーが知られている。
この種のボールジョイント用ダストカバーは、ボールスタッド9の一端に形成された球頭部91がソケット7内に保持されている。
そして、ボールスタッド9の他端の柄92は、連結アーム10に締め付け固定されている。
一方、ゴム状弾性材製ダストカバーの本体300の一端大径開口部100が、ソケット7の外周面に固定保持され、他端小径開口部200がボールスタッド9の柄92に保持された構成となっている。
このダストカバー600の他端小径開口部200には、柄4外周面と密封接触している内周リップ500が設けられている。
更に、ダストカバー600の他端小径開口部200には、内周リップ500の外径側でかつ連結アーム10の下面と対峙する形で補強環400が埋設されている。
実開昭61−13067号公報
しかしながら、この種ボールジョイント用ダストカバーのシール構造は、ボールスタッド9が大きく搖動すると、ダストカバーの小径開口部200側が本体300に引っ張られて、連結アーム10と補強環400との密封接触状態が維持できなくなる。
この結果、ボールスタッド側に土砂等が浸入する。
また、内周リップ500が、ボールスタッド9の柄92外周面と連結アーム10の内周面との間隙に近接して位置しているため、この間隙に内周リップ500が噛み込まれ、損傷するという問題が惹起していた。
これを食い止めるために、補強環に連結アームの下面に向って伸びる環状の突起を設け、内周リップを、ボールスタッドの柄外周面と連結アーム内周面との間隙から遠ざける試みがなされた(実開昭61−13067号公報)。
これでも十分な対策とならなかった。
特に、ダストカバーの小径開口部側が本体に引っ張られて、連結アームと補強環との密封接触状態が維持できず、ボールスタッド側に、水、土砂等が浸入する問題を招来した。
そして、ボールスタッド側に、一旦水、土砂等が浸入すると、外部に排出できず、長期間ボールスタッド側に水、土砂等が留まるという問題が惹起した。
この結果、連結アーム面及びボールスタッド面に錆が発生する危険性があった。
この結果、ダストカバーが早期に損傷する問題を招来した。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ダストシールがダストカバーの膜部に引っ張られても安定した密封性能を発揮できるボールジョイント用ダストカバーを提供することを目的とする。
また、本発明は、外部からの水・土砂等の侵入に対し高い耐久性能が期待できるボールジョイント用ダストカバーを提供することを目的とする。
また、本発明は、一旦外部から水・土砂等が侵入したとしても、容易に水・土砂等を外部に排出できるボールジョイント用ダストカバーを提供することを目的とする。
本発明のボールジョイント用ダストカバーは、ソケットの首部に嵌着される大径開口部とボールスタッドに摺動可能に嵌着された小径開口部とを備える中空体状のゴム状弾性材製本体と、前記小径開口部に埋設され、前記ボールスタッドに一体的に保持されている連結アームと摺動可能に対峙している補強環と、前記小径開口部に設けた内周リップとよりなるボールジョイント用ダストカバーにおいて、前記補強環に前記連結アームに向って伸びる突起を設けると共に、前記突起に少なくとも円周上一箇所に切欠部を設けてなる構成とした。
また、本発明のボールジョイント用ダストカバーは、前記補強環が樹脂材製である構成とした。
更に、本発明のボールジョイント用ダストカバーは、前記補強環と前記突起が一体構造である構成とした。
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、内周リップがボールスタッドの柄外周面と連結アームの内周面との間隙に噛み込まれ、損傷する危険性を回避できる。
また、請求項2記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、連結アームと突起との間に土砂等が入り込んでも、連結アームを損傷することが少ない。
更に、請求項3記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、連結アームと突起との接触状態が安定している。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、第1図乃至第5図に基づいて説明する。
尚、第1図に示す本発明に係るボールジョイント用ダストカバーは、第6図と同様の態様で使用されるものである。
第1図に示す様に、本発明に係るボールジョイント用ダストカバーは、ソケット7の首部8に嵌着される大径開口部1とボールスタッド9に摺動可能に嵌着された小径開口部2とを備える中空体状のゴム状弾性材製本体3と、小径開口部2に埋設され、ボールスタッド9に一体的に保持されている連結アーム10と摺動可能に対峙している補強環4と、小径開口部2に設けた内周リップ5とより構成されている。
そして、補強環4には、連結アーム10に向って伸びる突起6を設けると共に、該突起6に円周上二箇所に、向き合う形で、切欠部11を設けている。
この突起6の断面形状は矩形を呈している。
そして、補強環4は樹脂材製で、突起6と一体的構成となっている。
また、第2、3図に示す様に、突起6は、円周上四等配に配置され、突起6間に四等配の切欠部11を設ける構成としても良い。
第3図に示す態様の突起6は切欠部11に面した両側面61が、曲面で構成されている。このことにより、土砂等の排出をより円滑にできる。
更に、第四図に示す様に、突起6が複数の円柱が等配に配置された複数個の突起で構成されている構成としても良い。
また、突起6の断面形状は、第5図(a)〜(e)に示す様な各種断面形状のものが採用される。
そして、断面形状が(a)の三角形や(C)の半円形とした場合は、(b)の矩形のものに比べ土砂等の排出が容易で、突起と連結アーム10との間に土砂等が噛み込まれる危険性が少ない。
更にまた、(d)及び(e)のように二段突起とした場合は、土砂等の排出が容易なばかりでなく、突起6の接触安定性が増す。
このボールジョイント用ダストカバーは、突起6を設けると共に、この突起6に切欠部11を設ける態様としたため、一端外部から侵入した水、ダスト等を容易に外部に排出できる。
特に、ボールジョイント用ダストカバーは、内周リップ5をボールスタッドの柄外周面と連結アームの内周面との間隙から離れる構成としたため、内周リップ5が噛み込まれることがなく、安定した密封性能を発揮できる。
また、内周リップ5は、外部の水圧やダスト等の影響を受けにくいため、長期にわたって、安定した密封性能を発揮できる。
以上のことから、本発明を実施するための最良の形態によれば、長期間安定したシール機能が発揮でき、結果として、長時間の使用に耐えうるボールジョイント用ダストカバーとすることができる。
また、本発明は上述の発明を実施するための最良の形態に限らず本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
ボールジョイント用ダストカバーにかかる本発明の実施の形態を示す断面である。 本発明に係る、ボールジョイント用ダストカバーの突起形状を示す上面図である。 本発明に係る、他のボールジョイント用ダストカバーの突起形状を示す上面図である。 本発明に係る、更なる他のボールジョイント用ダストカバーの突起形状を示す上面図である。 本発明に係る、ボールジョイント用ダストカバーの各種突起形状を示す断面図である。 従来技術に係る、ボールジョイント用ダストカバーの断面である。
符号の説明
1‥‥大径開口部
2‥‥小径開口部
3‥‥本体
4‥‥補強環
5‥‥内周リップ
6‥‥突起
7‥‥ソケット
8‥‥首部
9‥‥ボールスタッド
10‥‥連結アーム
11‥‥切欠部

Claims (11)

  1. ソケット(7)の首部(8)に嵌着される大径開口部(1)とボールスタッド(9)に摺動可能に嵌着された小径開口部(2)とを備える中空体状のゴム状弾性材製本体(3)と、前記小径開口部(2)に埋設され、前記ボールスタッド(9)に一体的に保持されている連結アーム(10)と摺動可能に対峙している補強環(4)と、前記小径開口部(2)に設けた内周リップ(5)とよりなるボールジョイント用ダストカバーにおいて、前記補強環(4)に前記連結アーム(10)に向って伸びる突起(6)を設けると共に、前記突起(6)に少なくとも円周上一箇所に切欠部(11)を設けたことを特徴とするボールジョイント用ダストカバー。
  2. 前記補強環(4)が樹脂材製であることを特徴とする請求項1記載のボールジョイント用ダストカバー。
  3. 前記突起(6)が円周上等配に配置された複数個の突起で構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のボールジョイント用ダストカバー。
  4. 前記突起(6)が円周上四等配に配置された複数個の突起で構成されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載のボールジョイント用ダストカバー。
  5. 前記突起(6)の前記切欠部(11)に面した両側面(61)が曲面であることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載のボールジョイント用ダストカバー。
  6. 前記突起(6)が複数の円柱が等配に配置された複数個の突起で構成されていることを特徴とする請求項1〜5いずれか一項に記載のボールジョイント用ダストカバー。
  7. 前記突起(6)の断面形状が三角形であることを特徴とする請求項1〜6いずれか一項に記載のボールジョイント用ダストカバー。
  8. 前記突起(6)の断面形状が矩形であることを特徴とする請求項1〜7いずれか一項に記載のボールジョイント用ダストカバー。
  9. 前記突起(6)の断面形状が半円形であることを特徴とする請求項1〜8いずれか一項に記載のボールジョイント用ダストカバー。
  10. 前記突起(6)の先端側断面形状が二段の三角形であることを特徴とする請求項1〜9いずれか一項に記載のボールジョイント用ダストカバー。
  11. 前記突起(6)の先端側断面形状が二段の半円形であることを特徴とする請求項1〜10いずれか一項に記載のボールジョイント用ダストカバー。
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