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JP2007277837A - 天井構造 - Google Patents

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JP2007277837A
JP2007277837A JP2006102523A JP2006102523A JP2007277837A JP 2007277837 A JP2007277837 A JP 2007277837A JP 2006102523 A JP2006102523 A JP 2006102523A JP 2006102523 A JP2006102523 A JP 2006102523A JP 2007277837 A JP2007277837 A JP 2007277837A
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JP
Japan
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pipe
ceiling
multipurpose
awning
ceiling structure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2006102523A
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English (en)
Inventor
Kenzo Ueda
健三 上田
Motoji Saito
元二 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】設計生産性および施工性が向上されるとともに、天幕を用いた天井の用途の拡大を図ることができる天井構造を提供する。
【解決手段】本発明の天井構造Cは、天幕Tを用いた天井構造Cであって、天井に前後方向に所定間隔を設けて天井裏部材Bから吊架された多目的パイプ10、例えば照明器具21が内蔵された照明用パイプ20や間接照明用パイプ40、空調用パイプ30などと、これらの多目的パイプ10,10間に配設された天幕Tとを備えてなるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は天井構造に関する。さらに詳しくは、天幕を用いた天井構造に関する。
従来より、天井に天幕を用いたものが知られている。この天幕を用いた天井における照明は、一般的には、天幕の裏側に照明器具を配置した間接照明とされたり、ペンダント型の吊照明とされたりしている。
そのため、天幕を用いた天井の用途が、飲食用店舗や住宅などに限られている。また、天幕と照明器具などの設備と接する個所の納まりが個別設計とされているところから、設計生産性が悪いばかりでなく施工性も悪い。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、設計生産性および施工性が向上されるとともに、天幕を用いた天井の用途の拡大を図ることができる天井構造を提供することを目的としている。
本発明の天井構造は、天幕を用いた天井構造であって、天井に所定間隔を設けて配設された多目的パイプと、該多目的パイプ間に配設された天幕とを備えてなることを特徴とする。
本発明の天井構造においては、多目的パイプが、天井裏部材から吊架されてなるのが好ましい。
また、本発明の天井構造においては、多目的パイプが、天幕を係止する係止具を備えてなるのが好ましい。
さらに、本発明の天井構造においては、多目的パイプが、天幕の巻き出しおよび巻き取りのための巻出・巻取手段を備えてなるのが好ましい。
さらに、本発明の天井構造においては、多目的パイプが、照明用パイプ、間接照明用パイプ、空調用パイプ、センサ用パイプ、排煙用パイプまたは防煙たれ壁用パイプであるのが好ましい。
本発明によれば、天幕を用いた天井構造の簡素化および設計の標準化が図られるという優れた効果が得られる。
また、本発明によれば、天井裏に配設されている設備のメンテナンスが容易になし得るという優れた効果が得られる。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
実施形態1
本発明の実施形態1に係る天井構造を図1に概略図で示す。
天井構造Cは、図1に示すように、屋根や上階の床裏(以下、天井裏部材という)Bから多目的パイプ10,10,10・・・を一方の側壁から他方の側壁に向けて所定間隔で例えば同一高さにて吊り具50により吊架し、その多目的パイプ10,10間および多目的パイプ10と壁面Wと間に天幕Tを配設してなるものとされる。なお、多目的パイプ10の高さは異なるようにされてもよい。
多目的パイプ10は、図示例においては、図の左端が照明用パイプ20とされ、その右隣が空調用パイプ30とされ、その右隣が間接照明用パイプ40とされ、その右隣が空調用パイプ30とされ、その右隣つまり右端が照明用パイプ20とされている。
照明用パイプ20は、図2に示すように、内部に蛍光灯22を有する照明器具21が配設されるともに、その蛍光灯22の照明用窓23が下部に開口形成されてなるものとされる。なお、図示はされていないが、照明器具21には例えば天井裏から電気配線がなされている。
空調用パイプ30は、図3に示すように、内部に冷暖房用の空気の噴出し方向を変えるルーバー31と、そのルーバー31に対応させた送風窓32が下部に開口形成されてなるものとされる。なお、図示はされていないが、空調用パイプ30には天井裏から送風ダクトが適宜位置、例えば上部中央に接続されている。なお、この空調用パイプ30には、換気用パイプも含まれる。
間接照明用パイプ40は、図4に示すように、内部に蛍光灯42を有する照明器具41が配設されるともに、その蛍光灯42の間接照明用窓43が上部に開口形成されてなるものとされる。なお、図示はされていないが、照明器具41には例えば天井裏から電気配線がなされている。
また、多目的パイプ10には、図1および図5に示すように、天井裏部材から多目的パイプ10を吊架するための吊架用部材11が所定間隔、例えば900mm間隔で設けられるとともに、その前後部(配列方向に沿った方向)には、天幕T前後端に設けられた係止リング(明瞭には図示されていない)を係止する係止具(例えばフック)12が所定間隔、例えば300mm間隔で設けられている。
図6に、多目的パイプ10の吊り具50の構造(吊構造)Kの一例を示す。
吊構造Kは、図6に示すように、多目的パイプ10の頂部に植設された接続ボルト(吊架用部材)11と、頂部52がT字状とされた吊ボルト51と、接続ボルト11の上部と吊ボルト51の下部とを接合する長ナット53とを備えてなるものとされる。吊ボルト51のT字状とされた頂部52は、天井裏部材Bに形成された吊り溝Bvに係止される。ここで、接続ボルト11と吊ボルト51のねじは逆ねじとされ、例えば接続ボルト11が右ねじとされれば、吊ボルト51は左ねじとされて、多目的パイプ10の吊り位置の調整がなし得るようにされている。
次に、かかる構成とされた天井構造Cの施工の一例について説明する。
手順1:吊り具50が装着され照明器具21,41等が内蔵された多目的パイプ10,10,10・・・を天井裏部材Bから吊架する。すなわち、T字状とされた頂部52を、天井裏部材Bに形成された吊り溝Bvに係止して多目的パイプ10,10,10・・・を天井裏部材Bから吊架する。
手順2:空調用パイプ30に空調用ダクトを接続する。
手順3:照明用パイプ20および間接照明用パイプ40の照明器具21,41に電気配線をなす。
手順4:天幕Tの前後端部に設けられた係止リングを、多目的パイプ10に設けられたフック2および前後壁W,Wに設けられたフックに係止して天幕Tを張設する。これにより、施工が完了する。
このように、実施形態1の天井構造Cによれば、照明用パイプ20、空調用パイプ30、間接照明用パイプ40などの多目的パイプ10,10,10・・・を所定間隔で吊架し、その間に天幕Tを張設するという簡単な作業により天井が形成できる。そのため、ボードにより形成した天井に比して施工期間および施工コストが大幅に削減できる。また、ボードにより形成した天井に比して軽量化できるので、天井を支持する構造躯体の固定荷重が低減される。
その上、多目的パイプ10およびその吊構造Kは標準化できるので、設計の煩雑さが解消されるとともに生産コストも低減される。また、室内に必要とされる所定の機能を内蔵させることができるので、適用できる建物の種類も拡大できる。
さらに、施工現場での加工が実質的にゼロとなるので、廃材の発生がほとんどなく、したがってその処理費用も発生しない。
さらにまた、天幕Tを外すことで天井裏が大面積で露出されるので、天井裏に配設されている設備のメンテナンスが容易になし得るとともに、天井の復旧が容易になし得る。したがって、設備のメンテナンス性に優れている。
さらにまた、天幕Tの張替えにより容易に天井の模様替えがなし得るので、天井自体のメンテナンス性にも優れている。
しかも、天井の解体も天幕Tを外し、ついで吊り具50を解体して多目的パイプ10,10,10・・・を撤去するという簡単な作業によりなし得る。また、解体された多目的パイプ10、天幕Tおよび吊り具50などは再利用が容易であるので、天井の解体に伴う廃材の発生を実質上ゼロとできる。
実施形態2
本発明の実施形態2の要部を図7に示す。この実施形態2は実施形態1を改変してなるものであって、左端、中央および右端の多目的パイプ10の前後に天幕巻出・巻取手段16を備えて、つまり一つおきに多目的パイプ10に天幕巻出・巻取手段16を備えて、天幕Tをロールスクリーンのように巻き出し、その巻き取りを自在としてなるものとされる。この場合、天幕T端部の巻き込みを防止するため、天幕Tの端部に巻き込みを防止するためのストッパTsが配設されている。また、このストッパTsには、隣接する多目的パイプ10の係止具12に天幕Tを係止する係止リングTrが設けられている。
なお、天幕巻出・巻取手段16は、ロールスクリーンに用いられている公知の構成とすることができる。
このように、実施形態2の天井構造Cによれば、一つおきに多目的パイプ10に天幕巻取・固定手段12を備えたので、施工がより一層簡素化される。また、天井裏のメンテナンスの際には、多目的パイプ10に天幕Tを巻き取らせることができるので、天幕Tのハンドリングが容易となる。また、かかる特性からレイアウト変更への対応も容易となる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。例えば、吊構造Kも実施形態のものに限定されるものではなく、例えば高ナット53に代えてターンバックルとすることもできる。
また、多目的パイプ10は前記のものに限定されるものではなく、煙感知器や温度センサなどのセンサが内蔵されたセンサパイプ、防煙たれ壁が内蔵された防煙たれ壁用パイプ、排煙装置に接続された排煙用パイプなどとすることもできる。
本発明は、建物の天井に適用できる。
本発明の実施形態1に係る天井構造の概略図である。 照明用パイプの概略図である。 空調用パイプの概略図である。 間接照明用パイプの概略図である。 多目的パイプの外観図である。 実施形態1の吊構造の概略図である。 本発明の実施形態2に係る天井構造の多目的パイプの概略図である。
符号の説明
10 多目的パイプ
11 吊架用部材,接続ボルト
12 係止具、フック
20 照明用パイプ
21 照明器具
22 蛍光灯
23 照明用窓
30 空調用パイプ
31 ルーバー
32 送風窓
40 間接照明用パイプ
41 照明器具
42 蛍光灯
43 間接照明用窓
50 吊り具
51 吊りボルト
53 高ナット
C 天井構造
B 天井裏部材

Claims (5)

  1. 天幕を用いた天井構造であって、天井に所定間隔を設けて配設された多目的パイプと、該多目的パイプ間に配設された天幕とを備えてなることを特徴とする天井構造。
  2. 多目的パイプが、天井裏部材から吊架されてなることを特徴とする請求項1記載の天井構造。
  3. 多目的パイプが、天幕を係止する係止具を備えてなることを特徴とする請求項1記載の天井構造。
  4. 多目的パイプが、天幕の巻き出しおよび巻き取りのための巻出・巻取手段を備えてなることを特徴とする請求項1記載の天井構造。
  5. 多目的パイプが、照明用パイプ、間接照明用パイプ、空調用パイプ、センサ用パイプ、排煙用パイプまたは防煙たれ壁用パイプであることを特徴とする請求項1記載の天井構造。
JP2006102523A 2006-04-03 2006-04-03 天井構造 Withdrawn JP2007277837A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022156193A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 三協フロンテア株式会社 ユニット内装工事におけるユニット構造及び家具化工法

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