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JP2007260862A - ロボット - Google Patents

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Akira Kunisaki
晃 国崎
Masahiro Yamazawa
昌弘 山沢
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Abstract

【課題】剛性を高めることができ、ロボットの大型化やコストの高騰を抑制する。
【解決手段】ワーク12を把持するハンド装置5と、ハンド装置に連結され、ハンド装置を水平方向に移動させる水平移動機構6と、水平移動機構に連結され、ハンド装置を上下方向に移動させる上下移動機構7と、を備え、水平移動機構及び上下移動機構により、ハンド装置を水平方向及び上下方向に移動させて所定の場所に載置されたワークを把持して他の場所に搬送するロボット2において、水平移動機構は、水平方向に沿ってそれぞれ同方向に移動可能な一対の水平アーム31,32,33,34を有し、ハンド装置を、一方の水平アームに対して回転自在に固定するとともに、他方の水平アームに対して水平アームの移動方向に直交する水平方向にスライド移動可能とするスライド機構8を介して連結した。
【選択図】図2

Description

本発明は、フラットディスプレイパネル用のガラス基板を搬送するロボットに関する。
液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネルの生産工程において、その材料を生産工程内で搬送するために、ロボットを用いた搬送設備が多く用いられる。一般に、ロボットは、カセット内に収納されたワークとしてのガラス基板を取り出してプロセス装置に供給したり、プロセス工程で処理が完了したガラス基板をカセットに収納する用途や、高低差のあるコンベア間を搬送する用途などに用いられることが多い(例えば、特許文献1〜5参照。)。
このような用途に用いられるロボットは、垂直多関節型や円筒座標型の構造を持つものが多く、先端にハンドを有するハンド装置を搭載し、多くの場合、ガラス基板を下からハンドですくい上げて搬送する。また、ラインの生産効率を上げるため、ロボットの動作速度は、より速くすることが求められている。その一方で、大型テレビの普及などから、ガラス基板は大型化する傾向が強くなってきている。
上記のロボットは、大型のガラス基板をカセットに収納したり、カセットから取り出したりする必要があることから、ガラス基板を片持ちの状態で把持する必要があるが、ロボットには大きな偏荷重がかかることとなる。
また、カセット内に水平に収納されたガラス基板の狭いすきまに、干渉することなくハンドを抜き差しするためには、ロボットは、ハンド上にガラス基板を載せた状態においても載せない状態においても、また、ロボットの動作位置に依らず、ハンドが極力水平な状態となるように姿勢を保つ必要があり、また、ロボットの動作によるハンドの振動もより小さくする必要がある。
特開平11−33951号公報 特開平11−238779号公報 特開2002−210684号公報 特開2004−106167号公報 特開2005−32942号公報
しかし、上記特許文献1〜5に記載の発明においては、ガラス基板を把持するハンド装置は、当該ハンド装置を上下移動させる一つのアームと水平移動させる一つのアームとによって支持されている。そのため、ハンド装置の重量やガラス基板の重量が全てこれらのアームに作用し、ロボットに高精度な動作をさせるためにはロボットの各関節部の減速機や軸受に大型のものを採用してロボットの剛性を高くする必要があるが、ロボットが大型化するとともに、コストが高くなるという問題があった。また、ハンドを剛性の高い特殊材料で形成する方法も考えられるが、材料費が高くなるため、コストが高くなるという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、剛性を高めることができ、ロボットの大型化やコストの高騰を抑制するロボットを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ワークを把持するハンド装置と、前記ハンド装置に連結され、前記ハンド装置を水平方向に移動させる水平移動機構と、前記水平移動機構に連結され、前記ハンド装置を上下方向に移動させる上下移動機構と、を備え、前記水平移動機構及び前記上下移動機構により、前記ハンド装置を水平方向及び上下方向に移動させて所定の場所に載置されたワークを把持して他の場所に搬送するロボットにおいて、前記水平移動機構は、水平方向に沿ってそれぞれ同方向に移動可能な一対の水平アームを有し、前記ハンド装置を、一方の水平アームに対して回転自在に固定するとともに、他方の水平アームに対して前記水平アームの移動方向に直交する水平方向にスライド移動可能とするスライド機構を介して連結したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、ワークを把持するハンド装置と、前記ハンド装置に連結され、前記ハンド装置を水平方向に移動させる水平移動機構と、前記水平移動機構に連結され、前記ハンド装置を上下方向に移動させる上下移動機構と、を備え、前記水平移動機構及び前記上下移動機構により、前記ハンド装置を水平方向及び上下方向に移動させて所定の場所に載置されたワークを把持して他の場所に搬送するロボットにおいて、前記水平移動機構は、水平方向に沿ってそれぞれ同方向に移動可能な一対の水平アームを有し、各水平アームにそれぞれ前記ハンド装置を設け、各ハンド装置を個別に動作可能としたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のロボットにおいて、各ハンド装置同士を連結可能にしたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ハンド装置は一対の水平アームによって支持されるので、ハンド装置の重量やハンド装置が把持するワークの重量の総和は各水平アームに分散される。これにより、従来のように一つの水平アームでハンド装置を支持する場合に比べて各水平アームに作用するモーメント荷重を減少させることができるので、ロボットの剛性を高めることができる。すなわち、よりコンパクトなサイズの水平アームで、より小型の減速機、軸受を使用し、大型のワークを搬送するに十分な強度と剛性をもつロボットとすることができる。よって、同構造の一つの水平アームのみで搬送する場合に比して、約2倍の強度(特に耐モーメント荷重)・剛性を得ることができるため、この分、より小さい機械機素(減速機、軸受など)を採用することが可能となり、ロボットのダウンサイジングと低コスト化が可能となる。
また、一対の水平アームのうちの一つはスライド機構を介して連結されているため、水平アーム同士間でのモーメント荷重や移動量の差により水平アームにかかる荷重をスライド機構により解放することができるので、水平アームのたわみや変形を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、各水平アームにそれぞれハンド装置が設けられ、各ハンド装置を個別に動作可能としたので、各ハンド装置を同期させて動作させることにより比較的大きなワークを搬送することができるとともに、一方のハンド装置だけを動作させることにより比較的小さなワークも搬送することができる。また、二つのワークを同時に搬送することもできるので、一つのロボットで作業効率を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、各ハンド装置を連結して動作させることにより比較的大きなワークを搬送することができるので、一つのロボットで大きさの異なるワークが搬送可能となり、ロボットの汎用性を向上させることができる。
以下、図面を参照して、ロボットの最良の形態について詳細に説明する。
図1は、ロボット2を備えて構築されるロボットシステム100の概要を示す図である。
ロボットシステム100は、大型の薄型テレビ等に用いられる液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネルを生産する際に用いられる。ディスプレイパネルの生産は、塵芥の付着による製品の品質不良を避けるため、クリーンルーム1内で行われており、これらのディスプレイパネルやその材料を生産工程内で搬送するために、クリーンルーム1内にはロボット2が配置されている。このロボット2は、多段に積み上げられたカセット11内に収納されたガラス基板12を取り出してプロセス装置に供給したり、プロセス工程で処理が完了したガラス基板12をカセット11に収納する用途や、高低差のあるコンベア間を搬送する用途等に用いられる。
ロボットシステム100は、クリーンルーム1内で使用されるロボット2と、このロボット2の動作制御を行う制御装置4と、を備えている。
(クリーンルーム)
クリーンルーム1は、パーテーション1aにより外気との接触を遮断され、天井に設けられた一つ又は複数の送気装置13から床面に向けて層流の清浄な空気が送気される環境となっている。送気装置13は、汎用のファンフィルタユニットであり、外部から吸気した空気をフィルタに通して塵芥等を除去し、所定の基準を満たす清浄な空気をクリーンルーム1内で上方から下方に向けて送気するものである。
クリーンルーム1の床面には、当該クリーンルーム1内で発生した塵芥を引き込んでクリーンルーム1の外部に排出するための塵芥蓄積部14が設けられており、この塵芥蓄積部14の上方には塵芥蓄積部14の蓋を構成するとともに、塵芥を塵芥蓄積部14に導くグレーティング15が設けられている。
クリーンルーム1の床面には、複数のカセット11が多段に積み重ねられ、各カセット11には、ディスプレイパネルの生産に用いるワークとしてのガラス基板12が収納されている。
クリーンルーム1には、ロボット2を挟んでカセット11と対向する位置にコンベア装置16が設けられている。コンベア装置16は、ロボット2によりカセット11から取り出されたガラス基板12をプロセス装置に搬送するものである。なお、コンベア装置16は、プロセス工程で処理が完了したガラス基板12をカセット11に収納するためにロボット2に向けて搬送する役割を担ってもよい。
なお、カセット11及びコンベア装置16は、ロボット2の動作範囲内に配置されている。
(ロボット)
ロボット2は、クリーンルーム1の床に固定されている。図1〜図3に示すように、ロボット2は、最上部に設けられ、ガラス基板12を把持するハンド装置5と、ハンド装置5に連結され、ハンド装置5を水平方向に移動させる水平移動機構6と、水平移動機構6に連結され、ハンド装置5を上下方向に移動させる上下移動機構7と、を備えている。そして、ロボット2は、水平移動機構6及び上下移動機構7により、ハンド装置5を水平方向及び上下方向に移動させて所定の場所(例えば、カセット11)に載置されたガラス基板12を把持して他の場所(例えば、コンベア装置16)に搬送する。
(上下移動機構)
図1〜図3に示すように、ロボット2は、床に固定されたベースフレーム21を備えており、このベースフレーム21には、上下アーム22の一端が連結されている。上下アーム22の一端はベースフレーム21に対して回動自在に連結され、ベースフレーム21に設けられた上下動モータ23により上下アーム22は、一端を支点に回動し、他端が弧状の軌跡を描くように動作する。
上下アーム22の他端には、上下アーム24の一端が連結されている。上下アーム24の一端は上下アーム22の他端に対して回動自在に連結され、上下アーム22の他端に設けられた上下動モータ25により上下アーム24は、一端を支点に回動し、他端が弧状の軌跡を描くように動作する。
従って、上下アーム22,24及び上下動モータ23,25を備えることによって、上下移動機構7が構成されている。
(水平移動機構)
図1及び図2に示すように、上下アーム24の他端には、旋回ベース26が上下アーム24に対して旋回自在に設けられている。この旋回ベース26は、リンク27及びリンク28の動作により、その姿勢を一定の状態に保つことができるようになっている。
旋回ベース26には、旋回フレーム29が旋回ベース26に対して回動自在に設けられており、この旋回フレーム29は、旋回ベース26に設けられた旋回モータ30により旋回ベース26上で旋回するようになっている。
図2,3に示すように、旋回フレーム29の上面には、一対の水平アーム31,32のそれぞれの一端が旋回自在に連結されている。水平アーム31の他端には、当該水平アーム31の上面に水平アーム33の一端が旋回自在に設けられている。水平アーム33の他端には、当該水平アーム33の上面に手首フレーム35が旋回自在に設けられている。この手首フレーム35の上面には、台座36が連結され、この台座36の上面にハンド装置5のブラケット50が固定されている。
水平アーム32の他端には、当該水平アーム32の上面に水平アーム34の一端が旋回自在に設けられている。水平アーム34の他端には、当該水平アーム34の上面に手首フレーム37が旋回自在に設けられている。この手首フレーム37の上面には、図4に示すように、土台81が固定されている。この土台81の上面には、水平アーム34の移動方向に直交する水平方向に直線状に延びるガイドレール82が二本並んで設けられている。そして、このガイドレール82には、ブラケット50の下面に設けられ、ガイドレール82に嵌り込み、ガイドレール82をスライド移動可能又は相対的にスライド移動可能な四つの嵌合部材83が設けられている。これらの嵌合部材83は、二つずつガイドレール82に嵌め込まれる。
従って、土台81、ガイドレール82、嵌合部材83とを備えることによって、スライド機構8が構成される。
水平アーム31,33及び手首フレーム35は、水平移動モータ38(図5参照)により連動するように構成され、水平アーム32,34及び手首フレーム37は、水平移動モータ39(図5参照)により連動するように構成されている。
従って、旋回フレーム29、旋回モータ30、水平アーム31〜34、手首フレーム35,37、水平移動モータ38,39を備えることによって、水平移動機構6が構成されている。
(ハンド装置)
図2〜図4に示すように、ハンド装置5は、手首フレーム33に連結されており、ブラケット50と、ブラケット50の上面に固定され、ガラス基板12を下方から把持する複数のフォーク51,52,53と、を備えている。
フォーク51,52,53は、略水平方向に延びる薄板状に形成され、フォーク51,52,53の上面には、所定間隔毎に複数の吸着パッド51a,52a,53aが設けられている。すなわち、ハンド装置5がカセット11に収納されたガラス基板12の下面側からすくい上げるように移動して、吸着パッド51a,52a,53aでガラス基板12を真空圧で吸着することにより、ガラス基板12を把持することができるようになっている。
(制御装置)
図1に示すように、制御装置4は、ケーブル40によりロボット2と接続されており、クリーンルーム1の外に設けられている。すなわち、作業者はクリーンルーム1に立ち入ることなくクリーンルーム1外から制御装置4の操作を行うことにより、ロボット2によるガラス基板12の搬送を行うことができるようになっている。
図5は、制御装置4を有するロボットシステム100の構成を示すブロック図である。
制御装置4は、ロボット2の動作制御に関する処理プログラムに従って各処理を実行するCPU41と、各処理を実行するための処理プログラムや処理データ等が記憶されるメモリ42と、を備えている。
メモリ42には、ロボット2の動作制御を行うに当たって必要な制御プログラム43pが記憶されたプログラムエリア43と、ロボット2の動作制御を行うに当たって必要なデータが記憶されたデータエリア44と、種々のワークメモリやカウンタなどが設けられ、各処理が行われる作業エリア45と、が形成されている。
この制御装置4には、上述した上下動モータ23,25、旋回モータ30、水平移動モータ38,39、ハンド装置5が接続され、ユーザによる操作入力、あるいは制御プログラム43pに基づいて各部の駆動制御が行われる。
<ロボットの動作及びその作用効果>
上記実施形態によれば、ロボット2は、水平移動モータ38,39を同期させて駆動し、水平アーム31,33と水平アーム32,34を同方向へ同速度で作動する条件でロボット2が動作して、ハンド装置5によりガラス基板12を把持して搬送するという、所定の作業を行う。
ここで、ハンド装置5の自重及びガラス基板12の重量による負荷は、台座36から手首フレーム35を介して水平アーム33及び水平アーム31に加わるほか、スライド機構8から手首フレーム37を介して水平アーム34及び水平アーム32に加わる。
つまり、ハンド装置5は一対の水平アーム31〜34によって支持されるので、ハンド装置5の重量やハンド装置5が把持するガラス基板12の重量の総和は各水平アーム31〜34に分散される。これにより、従来のように一つの水平アームでハンド装置5を支持する場合に比べて各水平アーム31〜34に作用するモーメント荷重を減少させることができるので、ロボット2の剛性を高めることができる。すなわち、よりコンパクトなサイズの水平アーム31〜34で、より小型の減速機、軸受を使用し、大型のガラス基板12を搬送するに十分な強度と剛性をもつロボット2とすることができる。
よって、同構造の一つの水平アームのみで搬送する場合に比して、約2倍の強度(特に耐モーメント荷重)・剛性を得ることができるため、この分、より小さい機械機素(減速機、軸受など)を採用することが可能となり、ロボット2のダウンサイジングと低コスト化が可能となる。
また、一対の水平アーム31〜34のうちの一つはスライド機構8を介して連結されているため、水平アーム31,33と水平アーム32,34の間でのモーメント荷重や移動量の差、作動誤差により水平アーム31〜34にかかる荷重をスライド機構8により解放することができるので、水平アーム31〜34のたわみや変形を抑制することができる。
<変形例>
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、図6及び図7に示すロボット2Aのように、ハンド装置70,90を各水平アーム毎に設けてもよい。また、このような機構を有する各ハンド装置70,90同士を連結可能にしてもよい。
具体的には、ハンド装置70は、水平アーム33の一端の手首フレーム35に台座36を介して設けられており、ハンド装置5と同様、ブラケット73と、ブラケット73の上面に固定され、ガラス基板12を下方から把持する複数のフォーク71,72と、を備えている。
フォーク71,72は、略水平方向に延びる薄板状に形成され、フォーク71,72の上面には、所定間隔毎に複数の吸着パッド71a,72aが設けられている。すなわち、ハンド装置70がカセット11に収納されたガラス基板12の下面側からすくい上げるように移動して、吸着パッド71a,72aでガラス基板12を真空圧で吸着することにより、ガラス基板12を把持することができるようになっている。
ハンド装置90は、水平アーム34の一端の手首フレーム37にスライド機構8を介して設けられており、ハンド装置5と同様、ブラケット93と、ブラケット93の上面に固定され、ガラス基板12を下方から把持する複数のフォーク91,92と、を備えている。
フォーク91,92は、略水平方向に延びる薄板状に形成され、フォーク91,92の上面には、所定間隔毎に複数の吸着パッド91a,92aが設けられている。すなわち、ハンド装置90がカセット11に収納されたガラス基板12の下面側からすくい上げるように移動して、吸着パッド91a,92aでガラス基板12を真空圧で吸着することにより、ガラス基板12を把持することができるようになっている。
ハンド装置70のブラケット73とハンド装置90のブラケット93は互いに連結可能に構成され、連結することにより一つのブラケットとして機能する。なお、連結にはボルト及びナット等の連結部材10が用いられるが、連結部材10はこれらに限られるものではなく、自由に変更可能である。
ロボット2Aをこのような構成とすることにより、図6に示すように、比較的大きなガラス基板12を搬送する際にはブラケット73とブラケット93とを締結具10で連結することで、4本のフォークを有する一つの大きなハンド装置として用いることができる。また、図7に示すように、比較的小さな基板を短時間で大量に搬送したい場合には、ブラケット73とブラケット93の連結を解放し、それぞれの水平アーム31〜34等を水平移動モータ38,39でそれぞれ個別に駆動させることにより、ガラス基板12aの単位時間当たりの搬送能力をほぼ2倍にすることができる。
また、上記実施形態においては、一対の水平アーム(水平アーム31,33と水平アーム32,34)は、別々の水平移動モータ38,39で駆動した例を示したが、同一のモータで駆動しても良い。
また、ハンド装置5は手首フレーム37に対して、水平かつ、水平軸の動作と直交する方向に直動可能な2列のガイドレール82を介して固定されているが、強度・剛性上支障のない範囲で、1列のガイドレールとしても良い。さらに水平軸動作方向に直動可能なガイドレールを追加しても良い。
その他、水平アームの数量、ハンド装置のフォークの数量も任意であって自由に変更が可能である。
ロボットを有するロボットシステムの概要を示す図。 ロボットの上方からの斜視図。 ロボットの下方からの斜視図。 ハンド装置の一部を断面視した上方からの斜視図。 ロボットの構成を示すブロック図。 ロボットの変形例において、ブラケットを連結した状態での上方からの斜視図。 ロボットの変形例において、ブラケットを互いに独立させた状態での上方からの斜視図。
符号の説明
2 ロボット
2A ロボット
5 ハンド装置
6 水平移動機構
7 上下移動機構
8 スライド機構
31 水平アーム
32 水平アーム
33 水平アーム
34 水平アーム
70 ハンド装置
90 ハンド装置
12 ガラス基板(ワーク)

Claims (3)

  1. ワークを把持するハンド装置と、
    前記ハンド装置に連結され、前記ハンド装置を水平方向に移動させる水平移動機構と、
    前記水平移動機構に連結され、前記ハンド装置を上下方向に移動させる上下移動機構と、を備え、
    前記水平移動機構及び前記上下移動機構により、前記ハンド装置を水平方向及び上下方向に移動させて所定の場所に載置されたワークを把持して他の場所に搬送するロボットにおいて、
    前記水平移動機構は、水平方向に沿ってそれぞれ同方向に移動可能な一対の水平アームを有し、
    前記ハンド装置を、一方の水平アームに対して回転自在に固定するとともに、他方の水平アームに対して前記水平アームの移動方向に直交する水平方向にスライド移動可能とするスライド機構を介して連結したことを特徴とするロボット。
  2. ワークを把持するハンド装置と、
    前記ハンド装置に連結され、前記ハンド装置を水平方向に移動させる水平移動機構と、
    前記水平移動機構に連結され、前記ハンド装置を上下方向に移動させる上下移動機構と、を備え、
    前記水平移動機構及び前記上下移動機構により、前記ハンド装置を水平方向及び上下方向に移動させて所定の場所に載置されたワークを把持して他の場所に搬送するロボットにおいて、
    前記水平移動機構は、水平方向に沿ってそれぞれ同方向に移動可能な一対の水平アームを有し、
    各水平アームにそれぞれ前記ハンド装置を設け、
    各ハンド装置を個別に動作可能としたことを特徴とするロボット。
  3. 各ハンド装置同士を連結可能にしたことを特徴とする請求項2に記載のロボット。
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