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JP2007253927A - バックドア装置 - Google Patents

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JP2007253927A
JP2007253927A JP2006339900A JP2006339900A JP2007253927A JP 2007253927 A JP2007253927 A JP 2007253927A JP 2006339900 A JP2006339900 A JP 2006339900A JP 2006339900 A JP2006339900 A JP 2006339900A JP 2007253927 A JP2007253927 A JP 2007253927A
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Eiji Ina
栄二 伊奈
Masaki Kobayashi
昌樹 小林
Tomoyuki Kikuta
知之 菊田
Atsushi Kato
敦 加藤
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Asmo Co Ltd
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Abstract

【課題】リアスポイラ及びワイパ機構をバックドアパネルに車両外部から取付ける際の作業性が良好であると共に、外観性を向上させたバックドア装置を提供する。
【解決手段】バックドア装置10は、バックドアパネル11とリアスポイラ20と、ワイパモータ装置31,ワイパアーム37,ワイパブレード38を有するワイパ機構30とを備える。バックドアパネル11上部には、車両内側へ陥入しワイパモータ装置31を外部から取付け可能なモータ取付凹部13が形成される。ワイパモータ装置31は、リアスポイラ20からの露出箇所を覆うカバー44,51を備える。カバー44,51には、ガラス17上端部を覆うツバ部44e,52eが延出形成され、ツバ部44e,52eを含むカバー44,51とガラス17とは、互いに非接触で配設されている。
【選択図】図17

Description

本発明はバックドア装置に係り、特にリアスポイラ及びリアウインドウガラス表面を払拭するワイパ機構を備えたバックドア装置に関する。
ワンボックスカー,ステーションワゴン,ハッチバック等のバックドア装置では、バックドアパネルの上部に車両内側へ陥入する凹部を設け、この凹部にリアワイパモータを車両外側から取付けた構成のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。そして、特許文献1に記載のバックドア装置では、凹部にリアワイパモータを取付けた後に、アウタパネル(リアスポイラ)が取付けられる。
このように構成すると、車両内側からではなく車両外側からリアワイパモータを取付けることができるので作業性が良好となる。また、バックドアパネルを構成するバックドアアウタ等に車両内側からリアワイパモータを通すための作業孔を形成する必要がなくなるので、バックドアパネルの剛性を容易に確保することができる。
また、自動車のルーフスポイラであって、リアウインドウワイパ装置をルーフスポイラに装備し、ワイパ停止時にワイパアームをルーフスポイラ内部に案内格納するワイパリフト用フックを、ルーフスポイラに設けた構成のものが提案されている(例えば、特許文献2参照)
このように構成すると、ワイパを使用しないときにはワイパアーム並びにブレードはルーフスポイラ内に隠れ、外観の意匠性が向上する。また、砂、ホコリ、紫外線等から保護される。さらに、ガラス面より浮上しているワイパブレードはリアスポイラによる気流の誘導で清掃される。また、ルーフスポイラをボディに組付ける作業で同時にリアウインドウワイパ装置がセットされるので組付工数と部品の種類の削減及びそれに関するコストの低減が図られる。
また、スポイラ本体と、リアウインドウガラスを払拭するためのワイパ機構と、を備えたリアスポイラ装置であって、スポイラ本体は、車両ボディ面から突出し内部に収納空間を形成する本体部と、本体部に形成された開口部と、開口部を開閉塞可能な開閉部と、を有し、ワイパ機構は、収納空間に配設され、開閉部が開口部を閉塞していないときに、開口部を介して、リアウインドウガラスを払拭可能であるものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−370626号公報(第2−4頁、図1−2) 実公平7−39734号公報(第1−4欄、第1,2図) 特開2005−350005号公報(第5−6頁、図1,8)
しかしながら、特許文献1のバックドア装置では、リアワイパモータから突出するピボット軸をリアスポイラに貫通させる構成であり、ワイパモータ及びリアスポイラをバックドアパネルに取付けた後でなければ、ピボット軸にワイパアーム及びワイパブレードを取付けることができなかった。したがって、車両への組付け部品はリアワイパモータ,モータを覆うアウタパネル,ワイパアーム及びワイパブレードの3点となり、ワイパ機構を一体化したユニットとして取り扱うことができないため、依然として組付け工程に手間が掛かってしまうという問題があった。
そして、特許文献1に記載のバックドア装置では、ワイパ作動停止時にピボット軸に取付けられたワイパアームやワイパブレードが後方から容易に視認可能となってしまうため、見栄えが良くないという問題があった。
上記特許文献2のルーフスポイラは、ワイパ装置を格納するための開口部が大きく目立ちすぎ、外観性が低下することや、洗車時の高圧洗浄水でモータやモータの出力軸部が被水して不具合を生じることがあった。
特許文献3のリアスポイラ装置では、上記特許文献2の問題点を解決するものであるが、この特許文献3に記載のリアスポイラ装置では、開口部を開閉塞可能な開閉部を設けることによりコストが高くなるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、リアスポイラ及びワイパ機構をバックドアパネルに車両外部から取付ける際の作業性が良好であると共に、外観性を向上させたバックドア装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、車両走行及びワイパ機構駆動時におけるワイパモータからの振動等と車両側からの振動等により予期せぬ振動の発生可能性を防止することができるバックドア装置を提供することにある。
前記課題は、請求項1に係るバックドア装置によれば、車両のリアウインドウガラスを支持するバックドアパネルと、該バックドアパネルの上部から突出するように設けられたリアスポイラと、前記リアウインドウガラスを払拭するワイパ機構と、を備えたバックドア装置であって、前記ワイパ機構は、前記リアスポイラの下側で前記バックドアパネル上部に固定されたワイパモータ装置と、該ワイパモータ装置によって駆動されるワイパアームと、該ワイパアームに取付けられたワイパブレードと、を備え、前記バックドアパネルの上部には、車両内側へ陥入すると共に、前記ワイパモータ装置を外部から取付け可能なモータ取付凹部が形成され、前記ワイパモータ装置は、少なくとも前記リアスポイラからの露出箇所を覆うカバーを備え、該カバーには、前記リアウインドウガラスの上端部を覆うツバ部が延出形成され、該ツバ部を含む前記カバーと前記リアウインドウガラスとは、互いに非接触の状態で配設されていること、により解決される。
このように、ワイパモータ装置がカバーを備えるように構成されているので、ワイパモータ装置とカバーが一体化された状態で取り扱うことができ、バックドアパネルへの組付けに手間が掛からず作業時間を短縮することができる。また、カバーを小さく設計することができると共に、カバーを標準化することが可能となる。
車両走行及びワイパ機構駆動時には、ツバ部及びワイパモータ装置にはワイパモータからの振動が伝達され、リアウインドウガラスには車両の揺れや振動がそのまま伝達され、両部材は異なる振動を持つが、本発明では、ツバ部を含むカバーとリアウインドウガラスとは、互いに非接触の状態で配設されているため、予期せぬ振動の発生を防止することができる。さらにワイパモータ装置は、少なくともリアスポイラからの露出箇所を覆うカバーを備えているため、外観性を向上しつつ高圧洗浄等からの防水も可能となる。
また、前記カバーは、前記ワイパモータ装置のピボット軸の前記リアウインドウガラス側を被覆し、前記ワイパモータ装置の前記リアウインドウガラス逆側の端部を露出する構成としてもよい。
このように構成することにより、カバーを小型化すると同時に実用上十分な防水を行うことが可能となる。ワイパモータ装置のリアウインドウガラス逆側は、リアスポイラにより覆われているため、本発明のカバーにより、風雨や洗浄時の圧力からワイパモータ装置のリアウインドウガラス側を保護することができ、防水上の問題を解決することが可能となる。
さらに、前記ツバ部は、前記リアウインドウガラスとの間に隙間をおいて配置され、該隙間には、弾性材が配設されていてもよい。
これにより、ワイパ機構による払拭時、ワイパモータ装置又はリアウインドウガラスの振動が強い場合でも、弾性材とリアウインドウガラス又はツバ部が接触するだけで済み、ツバ部を含むカバーとリアウインドウガラスが直接接触することを防止することができる。その結果、ツバ部を含むカバーとリアウインドウガラスとが接触することにより発生しうる予期せぬ振動を防止することができる。
前記ワイパモータ装置にはプレートが設けられ、該プレートは前記カバーの外周よりも外側に位置する取付部を備え、前記ワイパモータ装置は、前記取付部が、前記モータ取付凹部の車両前方側寄りの前壁以外の位置で前記バックドアパネルに固定されることにより、前記モータ取付凹部に配設されていてもよい。
このように、ワイパモータ装置のプレートはカバーの外周よりも外側に位置する取付部を備え、ワイパモータ装置は、取付部が、モータ取付凹部の車両前方側寄りの前壁以外の位置でバックドアパネルに固定されるので、固定場所を広く取り、剛性を確保して、払拭時のカバーの揺れを防止することができる。
前記リアスポイラには、前記リアウインドウガラス側へ開口し、前記モータ取付凹部を覆うワイパ収容凹部が形成され、前記ワイパ機構は、前記ワイパモータ装置が前記モータ取付凹部に収容配設されると共に、ワイパ作動停止時に前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードが前記ワイパ収容凹部に収容されていてもよい。
このように構成しているので、ワイパ機構がリアスポイラに覆われ、ワイパ作動停止時には、ワイパアーム及びワイパブレードがリアスポイラに形成されたワイパ収容凹部に収容されることになる。これにより、ワイパ停止時には、外部からワイパブレード等を視認し難くなり外観性が良好となる。
また、ワイパ機構のワイパモータ装置は、車内側へ陥入するようにバックドアパネルに設けられたモータ取付凹部に収容固定される。これにより、ワイパ機構をバックパネルに取付けるときには、車両外部から取付けることが可能となり、作業性が向上される。そして、ワイパ機構はリアスポイラによって覆われるので、取付ける際には、ワイパ機構をユニットとして取り扱うことができる。すなわち、ワイパモータ装置とワイパアーム等は、一体化された状態で取り扱うことができるので、バックドアパネルへの組付けに手間が掛からず、作業時間を短縮することができる。
さらに、リアウインドウガラスをワイパ機構のピボット軸が貫通する構成ではなく、リアウインドウガラスの上端部よりも上側にワイパ機構が配設される構成であるため、取付作業性が良好であると共に、リアウインドウガラスを通して広い視界を確保することができる。
前記リアスポイラには、前記リアウインドウガラス側へ開口し、前記モータ取付凹部を覆うワイパ収容凹部が形成され、該ワイパ収容凹部の前記リアウインドウガラス側端部には、前記ワイパ収容凹部と外部を仕切る壁部が設けられ、前記壁部の下端と前記リアウインドウガラス面との間には、前記ワイパモータ装置のワイパアームヘッド,前記ワイパアーム又は前記ワイパブレードが通過可能な隙間を有していてもよい。
これにより、ワイパアームの停止位置及び作動中において、ワイパモータのうちワイパアームヘッドよりモータ取付凹部奥側の部分が外部から見え難くなると共に、リアスポイラに形成されたワイパ収容凹部の開口が目立たなくなるため、外観性が向上する。また、高圧洗車機等の被水環境において、壁部が、ワイパモータに対する有効な防護壁となり、被水等からワイパモータを保護することができる。
前記課題は、請求項7に係るバックドア装置によれば、車両のリアウインドウガラスを支持するバックドアパネルと、該バックドアパネルの上部から突出するように設けられたリアスポイラと、前記リアウインドウガラスを払拭するワイパ機構と、を備えたバックドア装置であって、前記ワイパ機構は、前記バックドアパネルに固定されたワイパモータ装置と、該ワイパモータ装置によって駆動されるワイパアームと、該ワイパアームに取付けられたワイパブレードと、を備え、前記バックドアパネルの上部には、車両内側へ陥入すると共に、前記ワイパモータ装置を外部から取付け可能なモータ取付凹部が形成され、前記リアスポイラには、前記リアウインドウガラス側へ開口し、前記モータ取付凹部を覆うワイパ収容凹部が形成され、前記ワイパ機構は、前記ワイパモータ装置が前記モータ取付凹部に収容固定されると共に、ワイパ作動停止時に前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードが前記ワイパ収容凹部に収容されること、により解決される。
このように構成しているので、ワイパ機構がリアスポイラに覆われ、ワイパ作動停止時には、ワイパアーム及びワイパブレードがリアスポイラに形成されたワイパ収容凹部に収容されることになる。これにより、ワイパ停止時には、外部からワイパブレード等を視認し難くなり外観性が良好となる。
また、ワイパ機構のワイパモータ装置は、車内側へ陥入するようにバックドアパネルに設けられたモータ取付凹部に収容固定される。これにより、ワイパ機構をバックパネルに取付けるときには、車両外部から取付けることが可能となり、作業性が向上される。そして、ワイパ機構はリアスポイラによって覆われるので、取付ける際には、ワイパ機構をユニットとして取り扱うことができる。すなわち、ワイパモータ装置とワイパアーム等は、一体化された状態で取り扱うことができるので、バックドアパネルへの組付けに手間が掛からず、作業時間を短縮することができる。
さらに、本発明では、リアウインドウガラスをワイパ機構のピボット軸が貫通する構成ではなく、リアウインドウガラスの上端部よりも上側にワイパ機構が配設される構成であるため、取付作業性が良好であると共に、リアウインドウガラスを通して広い視界を確保することができる。
また、前記リアウインドウガラスは、前記モータ取付凹部の車両幅方向側方位置まで車両上側へ延出する延出部を有し、前記ワイパ機構は、ワイパ作動停止時に前記ワイパブレードが前記延出部と当接した状態で停止する構成とすることができる。
このように構成すると、ワイパ作動停止時に、ワイパブレードによって支持されるラバーブレードが、ワイパ収容凹部内でリアウインドウガラスと当接可能となる。したがって、ラバーブレードは、常時、リアウインドウガラス表面と当接した状態となる。これにより、本発明では、作動時及び停止時におけるラバーブレードの払拭圧を略一定に保持することができ、ワイパブレードをスムーズに動作させることが可能であると共に、騒音の発生を低減することが可能である。
また、この場合、前記リアウインドウガラスの延出部は、前記ワイパブレードよりも車両幅方向の長さが長く設定されていると、ワイパブレードが支持するラバーブレードを、その全長にわたってリアウインドウガラスと当接させることができる。
また、前記ワイパモータ装置は、前記モータ取付凹部から前記ワイパ収容凹部に向けて突出するピボット軸を有するワイパモータと、該ワイパモータを覆うと共に貫通孔を通して前記ピボット軸を前記ワイパ収容凹部内へ貫通させるハウジングと、ワイパモータを取付けるプレートと、を有し、前記ワイパモータ装置は、前記プレートに形成された取付部によって前記モータ取付凹部内に固定される構成とすることができる。
このように構成しているので、ワイパモータ装置とワイパアーム等は、一体化された状態で取り扱うことができ、バックドアパネルへの組付けに手間が掛からず、作業時間を短縮することができる。
また、前記ハウジングには、前記リアウインドウガラスの上端部又は前記ピボット軸の側部を覆うツバ部が延出形成されると好適である。このように構成すると、ワイパモータ装置に向かって雨滴等が浸入してきても、ツバ部によってワイパモータ装置への雨水等の浸入を防ぐことができる。
また、前記ハウジングには、ウォッシャノズルが配設されると好適である。このように構成すると、ワイパ機構の取付けによってウォッシャノズルも同時に取付けることができるので、組付け作業性を向上させることができる。
前記ワイパモータ装置は、少なくとも前記リアスポイラからの露出箇所を覆うカバーを備え、該カバーには、前記リアウインドウガラスの上端部を覆うツバ部が延出形成され、前記ツバ部を含む前記カバーと前記リアウインドウガラスとは、互いに非接触の状態で配設されていてもよい。
このように、ワイパモータ装置がカバーを備えるように構成されているので、ワイパモータ装置とカバーが一体化された状態で取り扱うことができ、バックドアパネルへの組付けに手間が掛からず作業時間を短縮することができる。また、カバーを小さく設計することができると共に、カバーを標準化することが可能となる。
車両走行及びワイパ機構駆動時には、ツバ部及びワイパモータ装置にはワイパモータからの振動が伝達され、リアウインドウガラスには車両の揺れや振動がそのまま伝達され、両部材は異なる振動を持つが、本発明では、ツバ部を含むカバーとリアウインドウガラスとは、互いに非接触の状態で固定されているため、予期せぬ振動の発生を防止することができる。さらにワイパモータ装置は、少なくともリアスポイラからの露出箇所を覆うカバーを備えているため、外観性を向上しつつ高圧洗浄等からの防水も可能となる。
前記ワイパ収容凹部の前記リアウインドウガラス側端部には、前記ワイパ収容凹部と外部を仕切る壁部が設けられ、前記壁部の下端と前記リアウインドウガラス面との間には、前記ワイパモータ装置のワイパアームヘッド,前記ワイパアーム又は前記ワイパブレードが通過可能な隙間を有していてもよい。
これにより、ワイパアームの停止位置及び作動中において、ワイパモータのうちワイパアームヘッドよりモータ取付凹部奥側の部分が外部から見え難くなると共に、リアスポイラに形成されたワイパ収容凹部の開口が目立たなくなるため、外観性が向上する。また、高圧洗車機等の被水環境において、壁部が、ワイパモータに対する有効な防護壁となり、被水等からワイパモータを保護することができる。
請求項1の発明によれば、ワイパモータ装置がカバーを備えるように構成されているので、ワイパモータ装置とカバーが一体化された状態で取り扱うことができ、バックドアパネルへの組付けに手間が掛からず作業時間を短縮することができる。また、カバーを小さく設計することができると共に、カバーを標準化することが可能となる。
また、車両走行及びワイパ機構駆動時には、ツバ部及びワイパモータ装置にはワイパモータからの振動が伝達され、リアウインドウガラスには車両の揺れや振動がそのまま伝達され、両部材は異なる振動を持つが、本発明では、ツバ部を含むカバーとリアウインドウガラスとは、互いに非接触の状態で配設されているため、予期せぬ振動の発生を防止することができる。さらにワイパモータ装置は、少なくともリアスポイラからの露出箇所を覆うカバーを備えているため、外観性を向上しつつ高圧洗浄等からの防水も可能となる。
また、請求項7の発明によれば、バックドアパネルの上部に凹部を設け、この凹部にユニット化したワイパ機構のワイパモータ装置を固定し、さらにワイパ機構を覆うようにリアスポイラをバックドアパネルに固定可能としたので、リアスポイラ及びワイパ機構をバックドアパネルに車両外部から取付けることができ、取付作業性が良好となる。また、組付け後には、ワイパ機構はリアスポイラに覆われた状態となり、ワイパ作動停止時に外部からワイパアーム等が視認し難くなり、外観性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1〜図7は本発明の第一の実施の形態に係るものであり、図1はバックドア装置の後部斜視図、図2は図1のバックドア装置の分解斜視図、図3はワイパ機構の分解斜視図、図4はワイパ機構の分解説明図、図5は停止位置にあるワイパ機構の説明図、図6は図5のA−A線付近の断面説明図、図7は図5のB−B線付近の断面説明図である。
図8〜図11は本発明の第一の実施の形態の改変例に係るものであり、図8はワイパ機構の斜視図、図9は図8のワイパ機構の説明図、図10は図9のC−C線付近の断面説明図、図11は図9のD−D線付近の断面説明図である。
図12〜図17は本発明の第二の実施の形態に係るものであり、図12はバックドア装置の分解斜視図、図13はワイパ機構の分解斜視図、図14はブラケットの他の実施例の斜視図、図15はカバーの底面図、図16は停止位置にあるワイパ機構の説明図、図17は図16のA−A線付近の断面説明図である。
図18〜図22は、本発明の第二の実施の形態の改変例に係るものであり、図18はカバーの斜視図、図19はバックドア装置の分解斜視図、図20はワイパ機構の分解斜視図、図21は停止位置にあるワイパ機構の説明図、図22は図21のA−A線付近の断面説明図である。
図23〜図25は、本発明の第二の実施の形態の更に他の改変例に係るものであり、図23は図16のA−A線付近の断面説明図、図24は図16のB−B線付近の断面説明図、図25はバックドア装置の後部斜視図である。
(第一の実施の形態)
以下、本発明の第一の実施の形態を説明する。本実施形態は、請求項7〜請求項12に対応するものである。
図1に示すように、本実施形態のバックドア装置10は、ワンボックスカー,ステーションワゴン,ハッチバック等の車両1の後端に開閉可能に取付けられている。本実施形態のバックドア装置10は、バックドアパネル11にリアウインドウガラス17(以下、「ガラス17」という)が取付けられ、さらにバックドアパネル11の上部にリアスポイラ20及びワイパ機構30が取付けられて構成されている。
本実施形態のリアスポイラ20は、バックドアパネル11の表面から車両後方へ突出するように設けられており、走行中車両後端付近の気流を整流するものである。また、本実施形態のワイパ機構30は、ガラス17表面を往復払拭するためのものである。
本実施形態のバックドアパネル11は、略矩形状のガラス17の車室内側面の周縁部を支持している。図2に示すように、本実施形態のバックドア装置10では、バックドアパネル11の車両上部に車両内側へ陥入する凹部(モータ取付凹部)13と、凹部13以外の部分であって車両内側へ陥入していない凸部14が形成されており、凹部13内にワイパ機構30のワイパモータ装置31が収容固定されている。ワイパモータ装置31は、車両外側からネジ留め等で凹部13内に取付け可能となっている。このように、本実施形態では、ワイパモータ装置31をバックドアパネル11の外側に配設する構成であるので、ワイパ作動音が乗員へ伝達するのを遮断することができ、車室内の静粛性を保持することができる。
凹部13の壁部には、車両内側に通じる貫通孔や溝等(不図示)が形成されており、この貫通孔からワイパ機構30のワイパモータ装置31やハイマウントストップランプ23等へ給電するためのワイヤハーネスや、ワイパ機構30に一体に形成されたウォッシャノズル36d(図3参照)へウォッシャ液を供給するためのホース2(図4参照)が引き出されている。
リアスポイラ20は、凹部13にワイパ機構30を取付けた後に、ワイパ機構30及び凹部13を覆うように取付けることができる。
本実施形態のガラス17には、車両上部の一部(本実施形態ではガラス17の略左半分)がさらに車両上方へ所定長さ分延出されて延出部17aが形成されている。本実施形態では、延出部17aは、ガラス17の上端を長辺として台形状に延出している。延出部17aの上端辺(短辺)は、バックドアパネル11に形成された凹部13の車両幅方向の側方位置まで延出している。また、この延出部17aは、車両中央側端部が凹部13の左端部の一部を覆っている。
延出部17aは、後述するようにワイパ作動停止時のワイパブレード38の停止位置であり、車両幅方向長さは、ワイパブレード38よりもわずかに長く形成されている。
本実施形態のリアスポイラ20は、合成樹脂製で断面外形が略三角形状に形成されており、車両ルーフから連続するように略水平方向に延出する上面部21と、上面部21の車両後端部からガラス17面側へ延出する所定の曲面形状の背面部22とを備えている。
背面部22の車両幅方向中央の後端側にはハイマウントストップランプ23が配設されている。また、背面部22には、ガラス17側端部を略矩形状に切欠いたように開口部22aが形成されている。この開口部22aは、背面部22のガラス17側端部から先端部(上面部21との連結部)の途中までの高さで、背面部22の略半分程度の幅に形成されており、背面部22の中央部を含んで左寄りに形成されている。
この開口部22aは、リアスポイラ20の内部に形成されたワイパ収容空間を形成するワイパ収容凹部20aに連通している。リアスポイラ20をバックドアパネル11に取付けると、ワイパ収容凹部20aと、バックドアパネル11に形成された凹部13とが連通される。
図3,図4に示すように、本実施形態のワイパ機構30は、ワイパモータ装置31と、ワイパモータ装置31によって揺動駆動されるワイパアーム37と、ワイパアーム37の先端部に取付けられガラス17表面を払拭するワイパブレード38を主要構成要素としている。
ワイパブレード38には、ラバーブレード39が交換可能に保持されている。ワイパブレード38は、ワイパアーム37によって払拭面側(ガラス17表面側)へ付勢されており、この付勢力によってラバーブレード39はガラス17表面に所定の押圧力で当接している。
本実施形態のワイパモータ装置31は、ワイパモータ32と、このワイパモータ32を囲んで支持すると共に被覆する合成樹脂製のハウジング35を備えて構成されている。ワイパモータ32は、モータ本体32c,減速機構が内蔵された減速部32d,駆動回路部32e,減速部32dの下部開口を塞ぐブラケットとしての役割を果たすプレート34を備えている。ワイパモータ32は、電源である図外の車載バッテリから電源供給を受けることにより、反払拭面側へ突出するピボット軸32aを所定回動角度で往復回動させる。本実施形態のワイパモータ32は、駆動回路部32eの下部にコネクタ部32bが形成されている。
プレート34は、減速部32dの下部開口を塞ぐブラケットとしての役割を果たすと共に、ワイパモータ32を凹部13に固定する役割を果たす。プレート34には、減速部32dのハウジングに固定するための不図示のボルト孔が形成され、また略矩形状の平面部34aの縁部3箇所に凹部13へ固定するための取付部34bが形成されている。また、平面部34aのガラス17側の縁部付近には、ワイパモータ32へ接続するためのコネクタ部34cが、駆動回路部32e側へ向けて、上方に突出形成されている。本実施形態では、ワイパモータ32をプレート34上に載置して取付けるときに、コネクタ部34cが駆動回路部32eのコネクタ部32bに接続されるようになっている。
さらに、本実施形態のプレート34では、平面部34aのガラス17逆側の縁部から外側(車両前方)へ向けて、電源からのワイヤハーネスに接続するためのコネクタ部34dが延出形成されている。
本実施形態のプレート34は、合成樹脂製であり、コネクタ部34dからコネクタ部34c間には、導電ターミナル34fがモールド形成されている。このような構成により、本実施形態では、プレート34のガラス17逆側に形成されたコネクタ部34dに車両側のハーネスを接続することにより、導電ターミナル34fを介してワイパモータ32へ電源供給することができる。
これにより、車両側のハーネスはコネクタ34dに接続されるので、コネクタの挿入方向をピボット軸32a方向からピボット軸32aに垂直な方向に変えることができる。従って、コネクタ挿入に必要な深さが小さくなるため、凹部13の深さを低減可能である。
また、プレート34のワイパモータ32側の面の周縁部には、取付枠34eが周状に形成されている。この取付枠34eは、ハウジング35の開口部内周と略同一の形状に形成されており、ハウジング35の側壁の内周側に取付枠34eが嵌り込むことによって、ハウジング35とプレート34が一体に固定される。なお、固定方法はこれに限らず、ハウジング35とプレート34とは、ボルト締めにより固定されていてもよい。
ハウジング35は、内部に収容空間を有する有底箱状に形成された部材であり、上面35aには、ワイパモータ32のピボットホルダに合わせて膨出するように膨出部36aが形成されている。この膨出部36aの中央部には、ピボット軸32aを外部へ突出させるための貫通孔36bが穿設されている。
また、ハウジング35のガラス17逆側の側面35bには、ウォッシャ液搬送用のホース2の一端を接続するための接続部36cが形成されている。このホース2の他端は、車両本体側のウォッシャポンプに接続されている。ハウジング35の上面35aには、ウォッシャノズル36dが配設されている。このウォッシャノズル36dは、接続部36cとハウジング35内に配設された不図示の通路にて連結されている。したがって、ウォッシャポンプから圧送されるウォッシャ液は、ホース2,接続部36c,通路を経てウォッシャノズル36dからガラス17面へ向けて噴射されるようになっている。
本実施形態では、このようにウォッシャノズル36dをワイパ機構30に一体に形成しているので、ウォッシャノズル36dのバックドアパネル11への搭載が容易となっている。
また、本実施形態のハウジング35では、上面35aのガラス17側の縁部が側面よりもガラス17側へ向けて延出されることにより、ツバ部36eが形成されている。ツバ部36eは、上面35aから略矩形状に張り出している。
また、上面35aのワイパアーム37側の縁部が車両幅方向に延出されることにより、ツバ部36fが形成されている。ツバ部36fは略三角形状に張り出している。詳しくは、ツバ部36fの底辺が上面35aの車両左側縁部とされ、頂点が車両幅方向に離間して位置している。
このように形成されたハウジング35は、まずプレート34にワイパモータ32の減速部32dを取付けた後、このワイパモータ32を覆い隠すようにハウジング35をプレート34に取付けることにより一体化される。
この状態では、上面35aの貫通孔36bからピボット軸32aが貫通した状態となる。ワイパアーム37の先端部には、ラバーブレード39を支持するワイパブレード38が取付けられる。貫通孔36bから外部へ突出するピボット軸32aには、ワイパアーム37の基端部のワイパアームヘッド37aが固定される。
これにより、本実施形態のワイパ機構30は、ユニット化された状態で取り扱うことが可能となる。本実施形態では、ワイパ機構30を車外からバックドアパネル11の凹部13へ取付ける構成であるので、搭載作業性が良好である。このとき、当然ながらガラス17をピボット軸32aが貫通することもない。
また、本実施形態では、ワイパアーム37及びワイパブレード38がピボット軸32aに固定された状態で、ワイパ機構30をバックドアパネル11へ取付けた後、リアスポイラ20をバックドアパネル11に取付けることができる。これにより、リアスポイラ20を取付けた後に、ワイパアーム37及びワイパブレード38をピボット軸32aに固定し直す必要がないので作業性が良好となる。
さらに、本実施形態では、ガラス17上端部よりも車両上方にワイパ機構30を配設する構成であり、ワイパ機構30によって視界が妨げられないので、乗員の視界を確保することができる。
そして、ワイパ作動停止時には、ワイパアーム37,ワイパブレード38は、少なくともその一部がリアスポイラ20のワイパ収容凹部20a内に収容された状態で待機状態となる。これにより、外部からワイパ機構30を視認し難くなり、見栄えを向上することができる。
なお、本実施形態のハウジング35は、ワイパ機構30の組付けの作業性を改善し、またワイパモータ32の防水性を向上すると共に、ワイパ機構30をガラス上端部より車両上方に配設して乗員によるガラス17の視界を改善する機能を果たす部材であるが、ワイパモータ32を覆い隠し、ワイパ機構30の取付箇所の外観性を向上するカバーとしての役割を兼ねていてもよい。また、ハウジング35の上に、さらにワイパモータ32を覆い隠し、ワイパ機構30の取付箇所の外観性を向上するカバーを別途備えていてもよい。
図5に示すように、バックドアパネル11の凹部13にワイパ機構30を取付けると、ハウジング35のツバ部36e及びツバ部36fがガラス17の端部表面を覆った状態となる。すなわち、ツバ部36eはガラス17の上端部と重なり、ツバ部36fは延出部17aの右側の斜辺端部と重なる。本実施形態では、ガラス17側もしくはガラス17の逆側から雨滴等が浸入してきた場合であっても、ツバ部36e及びツバ部36fによって雨滴等が堰き止められる。これにより、本実施形態では、凹部13内のワイパモータ装置31へは雨滴等が浸入しにくくなり、防水性が高められている。
図6,図7は、それぞれ図5のA−A,B−B付近の断面説明図である。図6,図7に示すように、バックドアパネル11は、バックドアアウタ11aとバックドアインナ11bによって形成されている。バックドアパネル11は、バックドアアウタ11aとバックドアインナ11bの接合部11cにおいてガラス17の車室側周縁部と接合されている。本実施形態では、凹部13はバックドアアウタ11aに形成されている。そして、車室側には、バックドアインナ11b及びガラス17の周縁部付近を遮蔽するように内装パネル3が配設されている(図7では内装パネル3の図示省略)。内装パネル3で遮蔽されたガラス17の領域は、クロセラ部分となっている。
図5中、一点鎖線Lは、リアスポイラ20とガラス17又はワイパモータ装置31との当接ライン(もしくは再も接近した位置を示すライン)である。以下、一点鎖線Lを当接ラインLという。ガラス17の上端(延出部17aの上端含む)は、ワイパモータ装置31のピボット軸32aの周辺を除いて、当接ラインLよりもバックドアパネル11上方向の場所に位置している。
この当接ラインLのうち、リアスポイラ20の背面部22とガラス17又はワイパモータ装置31とが当接又は最も接近して形成されるラインを当接ラインL1,ワイパ収容凹部20aとガラス17又はワイパモータ装置31とが当接又は最も接近して形成されるラインを当接ラインL2とすると、当接ラインL2は当接ラインL1よりもバックドアパネル11上方向の位置に奥まって形成されている。
延出部17a(及びワイパモータ装置31の一部)は、ワイパ収容凹部20aの底面(詳しくは、ピボット軸32aの軸方向の下側面)を形成しており、当接ラインL2よりもバックドアパネル11上方向の位置まで延出している。
図5に示すように、ワイパ作動停止時には、ワイパブレード38は、延出部17aにほとんどの部位が入り込んだ状態となっている。このため、ラバーブレード39は、常時、ガラス17表面と当接した状態に保持される。したがって、ワイパ作動開始時や作動終了時に、ワイパブレード38がワイパ収容凹部20a内とガラス17の払拭部位との間を移動するときに、ラバーブレード39による払拭圧を一定に保持することができる。これにより、ワイパ作動時の騒音の発生を防止することができる。
本発明は、以下のように改変することができる。なお、上記実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
上記実施形態では、ハウジング35に設けたツバ部36e,36fによってワイパモータ装置31に対する防水性を高めていたが、これに限らず、図8〜図11に示すように構成してもよい。
図8,図9に示すように、本改変例では、ハウジング35にアームカバー40が一体に形成されている。なお、本改変例では、ハウジング35の上面35aにアームカバー40が一体に形成されているが、別体のアームカバー40をハウジング35やプレート34に固定するように構成してもよい。
本改変例のアームカバー40は、アームカバー本体41,ツバ部42,ツバ部43を備えている。アームカバー本体41は、膨出部36aの車両右方向側及びガラス17逆側の側部,リアスポイラ20のワイパ収容凹部20aのガラス17逆側(奥側)内面から開口部22aまでを覆うものであり、上面35aから延出形成されている。
アームカバー本体41は、上面35aからピボット軸32aの軸方向に延出して、膨出部36aの車両右方向側及びガラス17逆側の側部を覆うと共に、この部位から車両左方向側へ延出している。ワイパ停止位置にあるワイパアーム37及びワイパブレード38のガラス17逆側及び上側を覆っている。
車両左側へ延出しワイパアーム37及びワイパブレード38を覆う部分では、アームカバー本体41の上端は、ワイパ収容凹部20aの天井を形成する上壁面に達し、アームカバー本体41の下端は、ガラス17面に達している。アームカバー本体41は、ワイパアーム37及びワイパブレード38の奥側で、ワイパ収容凹部20aを高さ方向に遮断する壁を形成している。
図8,図11に示すように、ツバ部42は、背面部22の開口部22a周縁を密着して覆うものであり、アームカバー本体41のガラス17側の端部から延出している。ツバ部43は、延出部17a上端部の上面を密着して覆うものであり、アームカバー本体41のガラス17逆側の端部からガラス17逆方向側へ張り出すように延出している。
図10,図11は、それぞれ図9のC−C,D−D付近の断面説明図である。図10,図11に示すように、ツバ部42は、背面部22の開口部22a付近と重なる部位であり、背面部22を伝って、雨滴等がリアスポイラ20の内面(ワイパ収容凹部20aを形成する側面側)へ浸入することを防止している。
また、ツバ部43は、ガラス17の延出部17aの端部と重なる部位であり、バックドアパネル11上方向側から伝ってきた雨滴等がガラス17側やピボット軸32a側へ浸入することを防止している。
このように、本改変例では、上記実施形態のツバ部36e,36fに加えて、アームカバー40を設けたので、さらに電気部品への雨滴等の浸入を防止して防水性を向上させることができる。
(第二の実施の形態)
次に、本発明の他の実施の形態を説明する。本実施形態は、請求項1〜請求項6,請求項13,請求項14に対応するものである。
なお、前記第一の実施の形態と基本的に同一の部品には、前記第一の実施の形態と同一の符号を付しその説明を省略する。
本実施形態のバックドア装置10は、ワンボックスカー,ステーションワゴン,ハッチバック等の車両1の後端に開閉可能に取付けられ、第一の実施の形態と同様図1に示すように、バックドアパネル11にガラス17が取付けられ、さらにバックドアパネル11の上部にリアスポイラ20及びワイパ機構30が取付けられて構成されている。
バックドアパネル11,ガラス17,リアスポイラ20の基本的な構成は第一の実施の形態と同様である。図12に示すように、本実施形態のバックドアパネル11の車両上部には、第一の実施の形態と同様に、車両内側へ陥入する凹部(モータ取付凹部)13と、凹部13以外の部分であって車両内側へ陥入していない凸部14が形成されている。凹部13は、最も陥入している車両前方側寄りの面が前壁13a,前壁13aと凸部14とをつなぐ面が側壁13bとして形成されている。
図12,図13に示すように、本実施形態のワイパ機構30は、ワイパモータ装置31と、ワイパモータ装置31によって揺動駆動されるワイパアーム37と、ワイパアーム37の先端部に取付けられガラス17表面を払拭するワイパブレード38を主要構成要素としている。ワイパアーム37,ワイパブレード38の基本的な構成は第一の実施の形態と同様である。
本実施形態のワイパモータ装置31は、ワイパモータ32と、このワイパモータ32を被覆し覆い隠す合成樹脂製のカバー44を備えて構成されている。ワイパモータ32は、モータ本体32c,減速機構が内蔵された減速部32d,駆動回路部32e,減速部32dの下部開口を塞ぐブラケットとしての役割を果たすプレート45を備えている。ワイパモータ32は、電源である図外の車載バッテリから電源供給を受けることにより、反払拭面側へ突出するピボット軸32aを所定回動角度で往復回動させる。本実施形態のワイパモータ32は、駆動回路部32eの下部に、電源からのワイヤハーネスに接続され、回転信号を出力すると共に外部電源の供給を受けるための不図示のコネクタ部が、第一の実施の形態と同様に形成されている。
プレート45は、図13に示すように略矩形板状体からなり、減速部32dの下部開口を塞ぐモータブラケット部45fと、バックドアパネル11にプレート45を固定するための取付部45bと、プレート45を取付部45bまで延長するための延長部45gと、を備えている。
また、延長部45gのガラス17側の縁部付近には、第一の実施の形態と同様のワイパモータ32へ接続するコネクタ部45cが、駆動回路部32e側へ向けて、上方に突出形成されている。本実施形態では、ワイパモータ32をプレート45上に載置して取付けるときに、コネクタ部45cが駆動回路部32eの不図示のコネクタ部に接続されるようになっている。なお、電源からのワイヤハーネスに接続するためのコネクタ部,導電ターミナルの構成は、第一の実施の形態のコネクタ部34d,導電ターミナル34fと同様であるので、図示及び説明を省略する。
取付部45bは、プレート45をワイパモータ32及びカバー44に組付けたときに、ワイパモータ32及びカバー44の外周よりも外側になる位置に設けられている。また、バックドアパネル11の凹部13の車両前方側寄りの前壁13aにモータブラケット部45f及び延長部45gが当接したときに、取付部45bが側壁13bに当接してボルト締め可能になるように、取付部45bは、モータブラケット部45f及び延長部45gに対して所定の角度を持って曲げられている。
なお、取付部45bの代わりに、図14に示すように、モータブラケット部45f及び延長部45gに対して所定の角度を持って曲げられた後、更に、モータブラケット部45f及び延長部45gに対して平行になるように曲げられた取付部45hを備えていてもよい。取付部45hを備えたプレート45は、取付部45hが凹部13の外側の凸部14でボルト締めされることにより、凹部13に固定可能である。
プレート45をワイパモータ32に組付けたときには、モータブラケット部45fの上に減速部32dが固定され、延長部45gの上にモータ本体32c及び駆動回路部32eが位置し、コネクタ部45cが駆動回路部32eの下部に第一の実施の形態1と同様に形成された不図示のコネクタ部に接続される。
カバー44は、合成樹脂性で、下面が開口として形成され、内部に収容空間を有する有底箱状に形成された部材であり、上面44aには、第一の実施の形態と同様の構成の膨出部36a,貫通孔36b,ウォッシャノズル36dが形成され、また第一の実施の形態と同様の構成の接続部36cを備えている。本実施形態のカバー44は、請求項1,2,4のカバー,請求項13のカバーに該当する。
本実施形態のカバー44は、上面44aのガラス17側縁部が側面よりもガラス17側へ向けて延出されることにより、ツバ部44eが形成されている。ツバ部44eは、上面44aから略矩形状に張り出している。
図15に示すように、カバー44の内面には、カバー44をワイパモータ32に固定するための係合部47〜50が膨出形成されている。
係合部47〜49は、モータ本体32cをカバー44に固定するための係合部である。係合部47は、カバー44の一方の短辺に係る側面に形成され、モータ本体32cのヨークハウジング底壁に形成された軸受の突起に係合可能なように、この軸受の突起の外径より若干小さな直径で、略半円弧状の当接面47aを有している。この当接面47aは、カバー44の開口側に開口しており、モータ本体32cの軸受の突起が圧入されることにより、この突起が嵌合される。
係合部48は、カバー44のツバ部44e逆側の側面で、長さ方向略中央の位置に、形成され、モータ本体32cのヨークハウジングの外径に係合可能なように、このヨークハウジングより若干小さな直径で、略半円弧状の当接面48aを有している。この当接面48aは、カバー44の開口側に開口しており、モータ本体32cのヨークハウジングが圧入されることにより、ヨークハウジングを挟持する。
係合部49は、ツバ部44e逆側の側面で、カバー44の長さ方向略中央の位置に、形成され、モータ本体32cと減速部32dとの間に位置するモータ本体32cのフランジ部を挟持可能な、2つの壁部49aを有している。この壁部49aは、カバー44の開口から上面44aへ向かう方向に延びており、ワイパモータ32が圧入されることにより、モータ本体32cのフランジ部を挟持する。
係合部50は、ツバ部44e側の側面で、カバー44の長さ方向略中央膨出部36a寄りの位置に、形成され、減速部32dのうちウォームホイールを被覆する円盤状の部分を、ツバ部44e側から支持可能なように、側面が円弧状に形成された壁面50aが、形成されている。
また、膨出部36aは、図17に示すように、ピボット軸32aを軸支する軸受部32fに嵌合可能なように、下側ほど段階的に大径となった円筒形状をしている。
このように係合部47〜50及び膨出部36aが形成されているため、ワイパモータ32を圧入することにより、カバー44がワイパモータ32に固定可能となっている。なお、本実施形態ではカバー44をモータ本体32cのヨークハウジング,減速部32dのハウジングに固定可能に構成しているが、カバー44の開口側端部の周縁に、プレート45を挟持するための溝部や係合爪,又はカバー44とプレート45をボルト締めするためのボルト孔等を形成することにより、カバー44をプレート45に固定可能としてもよい。
このように形成されたワイパモータ32及びカバー44は、まずプレート45をワイパモータ32の減速部32dにボルト締めした後、カバー44にワイパモータ32を圧入することにより一体化される。
この状態では、上面44aの貫通孔36bからピボット軸32aが貫通した状態となる。ワイパアーム37の先端部には、ラバーブレード39を支持するワイパブレード38が取付けられる。貫通孔36bから外部へ突出するピボット軸32aには、ワイパアーム37の基端部のワイパアームヘッド37aが固定される。
これにより、本実施形態のワイパ機構30は、ユニット化された状態で取り扱うことが可能となる。本実施形態では、ワイパ機構30を車外からバックドアパネル11の凹部13へ取付ける構成であるので、搭載作業性が良好である。このとき、当然ながらガラス17をピボット軸32aが貫通することもない。
また、本実施形態では、カバー44は、ワイパモータ32各部のハウジング又はワイパモータ32のブラケットとしての役割を果たすプレート45に固定されるので、カバー44を小さく設計することができる。またカバー44を標準化することが可能となる。
本実施形態のワイパ機構30は、プレート45の取付部45bにより、図12の凹部13に取付けられる。このとき、取付部45bは、凹部13の前壁13a以外の箇所,本実施形態では側壁13bに取付けられる。なお、プレート45が取付部45hを備える場合には、側壁13bよりも外側の凸部14で取付けられる。
これにより、固定場所を広く取り、剛性を確保して、払拭時のカバー44の揺れを防止することができる。
本実施形態のワイパ機構30は、図17に示すように、カバー44の側面がガラス17のガラス17配置方向の端部である上端面に接する位置よりも、若干ガラス17逆側の位置に取付けられる。
従って、図16に示すように、バックドアパネル11の凹部13に本実施形態のワイパ機構30を取付けると、図17に示すように、カバー44とガラス17とが非接触の状態で固定される。カバー44のツバ部44eが、ガラス17の上方に位置すると共に、ツバ部44eの先端側と、ツバ部44eの逆方向から延びるガラス17とが、互いに平行になり、ガラス17の配置方向に平行な隙間46aをおいて、非接触の状態で二層になる。また、ガラス17の、ガラス17配置方向の端部である上端面と、カバー44のガラス17側の側面とが、互いに平行になり、ピボット軸32aに平行でかつ、ガラス17の配置方向に垂直な隙間46bをおいて、非接触の状態になる。
車両走行及びワイパ機構30駆動時には、カバー44及びそのツバ部44eにはワイパモータ32からの振動が伝達され、ガラス17には車両の揺れや振動がそのまま伝達され、両部材は異なる振動を持つが、本実施形態ではこのように、カバー44及びそのツバ部44eとガラス17との間に隙間46a,46bを設けて互いに接しないようにしているので、予期せぬ振動の発生を防止することができる。さらに外観性を向上しつつ高圧洗浄等からの防水も可能となる。
ツバ部44eのガラス17に対向する面には、図17に示すように、公知材質のゴムからなり、ツバ部44eよりも細い帯状の弾性材44fが固定されている。なお、弾性材44fは、ツバ部44eではなく、ガラス17のツバ部44eに対向する面に固定されていてもよい。
また、ガラス17の、ガラス17配置方向の端部である上端面にも、図17に示すように、カバー44のガラス17側の側面に対向するように、細い帯状の弾性材44gが固定されている。なお、弾性材44gは、カバー44のガラス17側の側面上であって、ガラス17を配置方向に延長した線とカバー44のガラス17側の側面とが交わる線上に、固定されていてもよい。
本実施形態では、弾性材44f及び44gを配設し、2箇所に弾性材を用いているが、弾性材44fのように、ガラス17の配置方向に平行な面に固定された弾性材,又は弾性材44gのように、ガラス17の配置方向に対して平行でない面,例えば垂直な面に固定された弾性材のうち、いずれか一方のみ用いてもよい。
これにより、ワイパ機構30による払拭時、カバー44の振動が強い場合でも、弾性材44fとガラス17が接触するだけで済み、カバー44とガラス17が直接接触することを防止することができる。
また、弾性材44gは、ピボット軸32aに平行な隙間46bを遮断する位置に設けられているため、ピボット軸32aを中心としたワイパモータ装置31の横方向の振動を好適に吸収できる。
本実施形態では、ワイパアーム37及びワイパブレード38が、ピボット軸32aに固定された状態で、ワイパ機構30をバックドアパネル11へ取付けた後、リアスポイラ20をバックドアパネル11に取付けることができる。これにより、リアスポイラ20を取付けた後に、ワイパアーム37及びワイパブレード38をピボット軸32aに固定し直す必要がないので作業性が良好となる。
さらに、本実施形態では、ガラス17上端部よりも車両上方にワイパ機構30を配設する構成であり、ワイパ機構30によって視界が妨げられないので、乗員の視界を確保することができる。
そして、ワイパ作動停止時には、ワイパアーム37,ワイパブレード38は、少なくともその一部がリアスポイラ20のワイパ収容凹部20a内に収容された状態で待機状態となる。これにより、外部からワイパ機構30を視認し難くなり、見栄えを向上することができる。
バックドアパネル11,内装パネル3の構成及び図5の当接ラインLと本実施形態の各構成との関係については、第一の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
また、本発明は、以下のように改変することができる。なお、上記第二の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
上記第二の実施の形態では、カバー44がワイパモータ32の全体を被覆可能な有底箱状に形成されていたが、これに限らず、図18〜図22に示すように構成してもよい。
図18〜図20に示すように、本改変例では、カバー51は、ワイパモータ32の、ガラス17側の半分の上側略2/3程度のみ、被覆するハーフカバーとして形成されている。
本改変例のカバー51は、合成樹脂性で、図18に示すように、矩形板状体からなる上面51aの一方の長辺に、矩形板状体の側面51bが垂直に立設された、断面略L字状の成形物からなる。上面51aには、図20に示すように、膨出部52a及び第一の実施の形態と同様の構成のウォッシャノズル36dが形成されている。
図18に示すように、カバー51の内面には、カバー51をワイパモータ32に固定するための係合部53,54が膨出形成されている。
係合部53は、上面51a及び側面51bの裏面に連続して形成され、駆動回路部32eを内側に挟持可能なように、断面が略コの字形の当接面を有している。この当接面は、駆動回路部32eのガラス17側の側面,上面,ガラス17逆側の側面にそれぞれ当接する当接面53a,53b,53cから構成される。当接面53aと53cの間隔は、駆動回路部32eの上面が係合部53に嵌合するよう、駆動回路部32eのガラス17配置方向の幅と略同じ長さに形成されている。
また、当接面53a,53b,53cの四隅にはそれぞれ係合孔53dが開設されており、駆動回路部32eの対応箇所に突設された不図示の係合爪が係止されることにより、係合部53を駆動回路部32eに固定可能になっている。
係合部54は、カバー51の上面51a裏面上で、側面51b付近の位置に形成され、減速部32dのウォームホイールを被覆する円盤状の部分が嵌合するよう、有底中空の略円筒体に形成されている。係合部54の底面には、溝部54aが切り欠かれており、減速部32dのウォームホイールを被覆する円盤状部分の上面に形成された突起が、嵌合可能になっている。係合部54は、ワイパモータ32が圧入されることにより、減速部32dのうちウォームホイールを被覆する円盤状の部分を、嵌合保持する。
また、カバー51の上面51aには、図18,図22に示すように、ピボット軸32aを半周のみ取り囲む膨出部52aが形成されている。膨出部52aは、ピボット軸32aを軸支する軸受部32fに嵌合可能なように、下側ほど段階的に大径となった半周分の円筒形状をしている。
このように係合部53,54及び膨出部52aが形成されているため、カバー51はワイパモータ32に固定可能である。
本改変例のカバー51は、上面51aのガラス17側の縁部が、側面51bよりもガラス17側へ向けて延出されることにより、ツバ部52eが形成されている。ツバ部52eは、上面51aから略矩形状に張り出している。
このように形成されたワイパモータ32及びカバー51は、第二の実施の形態と同様の手順により組付けられる。
このように、カバー51が、ワイパモータ32のガラス17側の半分の上側略2/3程度のみ被覆するハーフカバーとして構成されていることにより、カバー51を更に小型化でき、ワイパモータ装置31の外観性を更に向上することができる。
カバー51がこのようにハーフカバーとして形成されていても、ワイパモータ32のガラス17逆側は、図22に示すようにリアスポイラ20により覆われているため、風雨や洗浄時の圧力からワイパモータ32のガラス17逆側の部分を保護することができ、防水上の問題は殆ど生じない。また、ワイパモータ32のハウジング自体によっても、ワイパモータ32を防水し、直接的な高圧から保護することが可能である。
なお、第二の実施形態のカバー44及び本改変例のカバー51は、第一の実施の形態のハウジング35の上に設けられていてもよい。この場合、カバー44及びカバー51の内面には、ワイパモータ32のモータ本体32c,減速部32d,駆動回路部32eに係合する各係合部の代わりに、ハウジング35に係合する係合部が形成され、ハウジング35の周囲にも、必要に応じてカバー44及びカバー51に係合する突起等が設けられる。
これにより、ハウジング35を安価な材料で製造し着色等を施さず、カバー44,51は車種や車体の色に応じて着色したものとするなど、ハウジング35及びカバー44,51の両方を標準化することが可能となると共に、標準化しながらもワイパ機構30の外観性を向上することが可能となる。
本発明は、更に以下のように改変することができる。なお、上記第二の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。また、本改変例は、上記第二の実施の形態だけでなく、第一の実施の形態にも適用可能である。
上記第二の実施の形態では、リアスポイラ20背面部22に形成されたワイパ収容凹部20aが、ガラス17側に向けて開口する開口部22aに連通していたが、これに限らず、図23〜図25に示すように、ワイパ収容凹部20aの後端に、ワイパ機構30を覆い隠す壁部55を形成してもよい。
本改変例のリアスポイラ20の基本的な構成は、上記第一の実施の形態で説明し、第二の実施の形態で説明を省略したものと同様である。リアスポイラ20の内部には、ワイパ収容空間を形成するワイパ収容凹部20aが形成されている。リアスポイラ20をバックドアパネル11に取付けると、図23に示すように、ワイパ収容凹部20aと、バックドアパネル11に形成された凹部13とが連通される。このワイパ収容凹部20aは、第一及び第二の実施の形態と同様に、背面部22の車両幅方向の略半分程度の幅に形成されており、背面部22の中央部を含んで左寄りに形成されている。
ワイパ収容凹部20aのガラス17側端部には、図23〜図25に示すように、背面部22から延長された壁部55が設けられている。壁部55は、ワイパ収容凹部20aと外部とを仕切っている。壁部55は、ワイパアームヘッド37a,ワイパアーム37又はワイパブレード38が壁部55とガラス17との間を揺動可能なように、その下端が、ワイパアームヘッド37a,ワイパアーム37又はワイパブレード38の上端から所定の間隔gを置いた位置になるように形成されている。
従って、ガラス17面から壁部55先端までの隙間は、壁部55を通過するワイパアームヘッド37a,ワイパアーム37又はワイパブレード38のガラス17面からの高さに依存することとなる。本改変例では、ワイパアームヘッド37aよりもワイパアーム37の高さが高く、ワイパブレード38は車両左側に向かうに従い細くなって高さが低くなるため、図25に示すように、ガラス17面から壁部55先端までの隙間は、ワイパアームヘッド37aを被覆する部分が最も低く、ワイパアーム37を被覆する部分が最も高くなり、ワイパブレード38を被覆する部分は、車両左側に向かって低くなっている。
なお、壁部55の先端の高さを低くしてワイパ収容凹部20aを更に覆い隠すために、ワイパアームヘッド37a,ワイパアーム37,ワイパブレード38をより細く形成してもよい。
このように形成されたリアスポイラ20によれば、図25に示すように、壁部55で、ワイパ機構30のうちワイパモータ32の略全体を覆い隠し、ワイパアーム37及びワイパブレード38の上側を覆い隠すことが可能となる。
これにより、ワイパアーム37の停止位置及び作動中において、ワイパモータ32のうちワイパアームヘッド37aよりもガラス17逆側,即ち凹部13奥側の部分が外部から殆ど見えなくなり、外観性が向上する。また、高圧洗車機等の被水環境において、壁部55が、ワイパモータ32に対する有効な防護壁となる。リアスポイラ20に形成されたワイパ収容凹部20aの開口を目立たなくして、外観性を向上でき、また被水等からワイパモータ32を保護することができる。
本発明の第一の実施の形態に係るバックドア装置の後部斜視図である。 図1のバックドア装置の分解斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係るワイパ機構の分解斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係るワイパ機構の分解説明図である。 本発明の第一の実施の形態に係る停止位置にあるワイパ機構の説明図である。 図5のA−A線付近の断面説明図である。 図5のB−B線付近の断面説明図である。 本発明の第一の実施の形態の改変例に係るワイパ機構の斜視図である。 図8のワイパ機構の説明図である。 図9のC−C線付近の断面説明図である。 図9のD−D線付近の断面説明図である。 本発明の第二の実施の形態に係るバックドア装置の分解斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係るワイパ機構の分解斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係るブラケットの他の実施例の斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係るカバーの底面図である。 本発明の第二の実施の形態に係る停止位置にあるワイパ機構の説明図である。 図16のA−A線付近の断面説明図である。 本発明の第二の実施の形態の改変例に係るカバーの斜視図である。 本発明の第二の実施の形態の改変例に係るバックドア装置の分解斜視図である。 本発明の第二の実施の形態の改変例に係るワイパ機構の分解斜視図である。 本発明の第二の実施の形態の改変例に係る停止位置にあるワイパ機構の説明図である。 図21のA−A線付近の断面説明図である。 本発明の第二の実施の形態の更に他の改変例に係る図16のA−A線付近の断面説明図である。 本発明の第二の実施の形態の更に他の改変例に係る図16のB−B線付近の断面説明図である。 本発明の第二の実施の形態の更に他の改変例に係るバックドア装置の後部斜視図である。
符号の説明
1‥車両、2‥ホース、3‥内装パネル、10‥バックドア装置、
11‥バックドアパネル、11a‥バックドアアウタ、11b‥バックドアインナ、
11c‥接合部、13‥凹部(モータ取付凹部)、13a‥前壁、13b‥側壁、
14‥凸部、17‥リアウインドウガラス、17a‥延出部、20‥リアスポイラ、
20a‥ワイパ収容凹部、21‥上面部、22a‥開口部、22‥背面部、
23‥ハイマウントストップランプ、30‥ワイパ機構、31‥ワイパモータ装置、
32‥ワイパモータ、32a‥ピボット軸、32b‥コネクタ部、32c‥モータ本体、
32d‥減速部、32e‥駆動回路部、32f‥軸受部、34‥プレート、
34a‥平面部、34b‥取付部、34c‥コネクタ部、34d‥コネクタ部、
34e‥取付枠、34f‥導電ターミナル、35‥ハウジング、35a‥上面、
35b‥側面、36a‥膨出部、36b‥貫通孔、36c‥接続部、
36d‥ウォッシャノズル、36e,36f‥ツバ部、37‥ワイパアーム、
37a‥ワイパアームヘッド、38‥ワイパブレード、39‥ラバーブレード、
40‥アームカバー、41‥アームカバー本体、42,43‥ツバ部、
44‥カバー、44a‥上面、44e‥ツバ部、44f,44g‥弾性材、
45‥プレート、45b,45h‥取付部、45c‥コネクタ部、
45f‥モータブラケット部、45g‥延長部、46a,46b‥隙間、
47,48,49,50‥係合部、47a,48a‥当接面、49a‥壁部、
50a‥壁面、51‥カバー、51a‥上面、51b‥側面、52a‥膨出部、
52e‥ツバ部、53,54‥係合部、53a,53b,53c‥当接面、
53d‥係合孔、54a‥溝部、55‥壁部、
g‥所定の間隔、L,L1,L2‥当接ライン

Claims (14)

  1. 車両のリアウインドウガラスを支持するバックドアパネルと、該バックドアパネルの上部から突出するように設けられたリアスポイラと、前記リアウインドウガラスを払拭するワイパ機構と、を備えたバックドア装置であって、
    前記ワイパ機構は、前記リアスポイラの下側で前記バックドアパネル上部に固定されたワイパモータ装置と、該ワイパモータ装置によって駆動されるワイパアームと、該ワイパアームに取付けられたワイパブレードと、を備え、
    前記バックドアパネルの上部には、車両内側へ陥入すると共に、前記ワイパモータ装置を外部から取付け可能なモータ取付凹部が形成され、
    前記ワイパモータ装置は、少なくとも前記リアスポイラからの露出箇所を覆うカバーを備え、
    該カバーには、前記リアウインドウガラスの上端部を覆うツバ部が延出形成され、
    該ツバ部を含む前記カバーと前記リアウインドウガラスとは、互いに非接触の状態で配設されていることを特徴とするバックドア装置。
  2. 前記カバーは、前記ワイパモータ装置のピボット軸の前記リアウインドウガラス側を被覆し、前記ワイパモータ装置の前記リアウインドウガラス逆側の端部を露出することを特徴とする請求項1に記載のバックドア装置。
  3. 前記ツバ部は、前記リアウインドウガラスとの間に隙間をおいて配置され、該隙間には、弾性材が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のバックドア装置。
  4. 前記ワイパモータ装置にはプレートが設けられ、該プレートは前記カバーの外周よりも外側に位置する取付部を備え、
    前記ワイパモータ装置は、前記取付部が、前記モータ取付凹部の車両前方側寄りの前壁以外の位置で前記バックドアパネルに固定されることにより、前記モータ取付凹部に配設されたことを特徴とする請求項1に記載のバックドア装置。
  5. 前記リアスポイラには、前記リアウインドウガラス側へ開口し、前記モータ取付凹部を覆うワイパ収容凹部が形成され、
    前記ワイパ機構は、前記ワイパモータ装置が前記モータ取付凹部に収容配設されると共に、ワイパ作動停止時に前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードが前記ワイパ収容凹部に収容されることを特徴とする請求項1に記載のバックドア装置。
  6. 前記リアスポイラには、前記リアウインドウガラス側へ開口し、前記モータ取付凹部を覆うワイパ収容凹部が形成され、該ワイパ収容凹部の前記リアウインドウガラス側端部には、前記ワイパ収容凹部と外部を仕切る壁部が設けられ、前記壁部の下端と前記リアウインドウガラス面との間には、前記ワイパモータ装置のワイパアームヘッド,前記ワイパアーム又は前記ワイパブレードが通過可能な隙間を有することを特徴とする請求項1に記載のバックドア装置。
  7. 車両のリアウインドウガラスを支持するバックドアパネルと、該バックドアパネルの上部から突出するように設けられたリアスポイラと、前記リアウインドウガラスを払拭するワイパ機構と、を備えたバックドア装置であって、
    前記ワイパ機構は、前記バックドアパネルに固定されたワイパモータ装置と、該ワイパモータ装置によって駆動されるワイパアームと、該ワイパアームに取付けられたワイパブレードと、を備え、
    前記バックドアパネルの上部には、車両内側へ陥入すると共に、前記ワイパモータ装置を外部から取付け可能なモータ取付凹部が形成され、
    前記リアスポイラには、前記リアウインドウガラス側へ開口し、前記モータ取付凹部を覆うワイパ収容凹部が形成され、
    前記ワイパ機構は、前記ワイパモータ装置が前記モータ取付凹部に収容固定されると共に、ワイパ作動停止時に前記ワイパアーム及び前記ワイパブレードが前記ワイパ収容凹部に収容されることを特徴とするバックドア装置。
  8. 前記リアウインドウガラスは、前記モータ取付凹部の車両幅方向側方位置まで車両上側へ延出する延出部を有し、
    前記ワイパ機構は、ワイパ作動停止時に前記ワイパブレードが前記延出部と当接した状態で停止することを特徴とする請求項7に記載のバックドア装置。
  9. 前記リアウインドウガラスの延出部は、前記ワイパブレードよりも車両幅方向の長さが長く設定されていることを特徴とする請求項8に記載のバックドア装置。
  10. 前記ワイパモータ装置は、前記モータ取付凹部から前記ワイパ収容凹部に向けて突出するピボット軸を有するワイパモータと、該ワイパモータを覆うと共に貫通孔を通して前記ピボット軸を前記ワイパ収容凹部内へ貫通させるハウジングと、ワイパモータを取付けるプレートと、を有し、
    前記ワイパモータ装置は、前記プレートに形成された取付部によって前記モータ取付凹部内に固定されたことを特徴とする請求項7に記載のバックドア装置。
  11. 前記ハウジングには、前記リアウインドウガラスの上端部又は前記ピボット軸の側部を覆うツバ部が延出形成されたことを特徴とする請求項10に記載のバックドア装置。
  12. 前記ハウジングには、ウォッシャノズルが配設されたことを特徴とする請求項10に記載のバックドア装置。
  13. 前記ワイパモータ装置は、少なくとも前記リアスポイラからの露出箇所を覆うカバーを備え、
    該カバーには、前記リアウインドウガラスの上端部を覆うツバ部が延出形成され、
    前記ツバ部を含む前記カバーと前記リアウインドウガラスとは、互いに非接触の状態で配設されていることを特徴とする請求項7に記載のバックドア装置。
  14. 前記ワイパ収容凹部の前記リアウインドウガラス側端部には、前記ワイパ収容凹部と外部を仕切る壁部が設けられ、前記壁部の下端と前記リアウインドウガラス面との間には、前記ワイパモータ装置のワイパアームヘッド,前記ワイパアーム又は前記ワイパブレードが通過可能な隙間を有することを特徴とする請求項7に記載のバックドア装置。
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