JP2007251886A - 送信コイルアンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の用途の装置を携行する煩わしさを無くし、その上セキュリティーの高い送信コイルアンテナ装置を提供すること。
【解決手段】 磁芯に導線が巻回されたインダクタ1と、このインダクタ1に直列に接続されたコンデンサ3と、インダクタ1及びコンデンサ3に電力を供給する電源2とを備えており、電源2は、信号発生部と電流増幅部からなり、複数の周波数を出力可能なものであり、インダクタ1とコンデンサ3の共振周波数は、電源2が出力する複数の周波数のうち、最も低い周波数に設定されている送信コイルアンテナ装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】 磁芯に導線が巻回されたインダクタ1と、このインダクタ1に直列に接続されたコンデンサ3と、インダクタ1及びコンデンサ3に電力を供給する電源2とを備えており、電源2は、信号発生部と電流増幅部からなり、複数の周波数を出力可能なものであり、インダクタ1とコンデンサ3の共振周波数は、電源2が出力する複数の周波数のうち、最も低い周波数に設定されている送信コイルアンテナ装置である。
【選択図】 図1
Description
本発明は低中波帯の送信に使用する送信コイルアンテナ装置に関し、特に10kHz〜20MHzの周波数範囲での無線信号の送信に適した送信コイルアンテナ装置に関する。
従来、低中波帯の無線信号を送信及び/又は受信する、装置、システム、端末などには、様々なものが使用され、また提案されている。例えば、周知且つ典型的な装置の一つとしてはAMラジオが挙げられる。また、比較的新しい技術では電波時計がある。さらに、その他の比較的新しい技術としては、自動車用のイモビライザ、自動車用又は住宅用の遠隔キーレスエントリーシステム、RFIDシステムなどもある。
低中波帯域の送受信コイルアンテナ装置としては、例えば、特許文献1等に開示された技術があり、このようなフェライト等の磁性材料のコアを使用したコイルや空芯コイルを用いた送受信コイルアンテナ装置が広く普及している。
送受信コイルアンテナ装置のうち、送信コイルアンテナ装置は通常インダクタとコンデンサの直列回路に電力を供給する電源からなる。共振現象を利用して信号を送信するタイプが最も普及しているが、インダクタのみのタイプも利用されている。
送受信コイルアンテナ装置は様々な場所で使用されており、アンテナ部分(インダクタのみ、あるいはインダクタとコンデンサ)の狭い空間での使用も要求されている。
ところで、自動車用の遠隔キーレスエントリーシステムの例として、特許文献2に示すものがある。これは、自動車等のドアの開閉をキーを用いずに遠隔操作で行うものであり、周波数帯域は、125kHz〜135kHz帯が使用され、交信距離が1m程度の高い交信性能が要求される。
また、FRIDシステムの例として、特許文献3に示すものがある。これは、会社内において、従業員の入退室等の管理を行うものであり、RFIDにより個人の認証が行われている。このように、FRIDシステムは、入退室管理をはじめ、工場の生産管理、物流の管理の様々な用途に利用されており、周波数は、13.56MHz等が使用される。この周波数では、交信距離が数cm程度の低い交信性能で足りる場合が多い。
ここで交信性能とは送信コイルアンテナ装置から発生する電界の大きさを指し、電界が大きい方が交信性能が高い。ただし、送信コイルアンテナ装置が発生する電界は電波法に定められた電界の大きさ以下としなければならない。ところで、交信性能の評価は電界そのものでなくとも良く、受信ループアンテナの電圧、受信コイルアンテナの電圧等でも良い。さらに受信コイルアンテナや受信ループアンテナと電子回路を組み合わせた任意の受信アンテナ装置で受信可能な距離でも良い。
近年、この種の送受信端末の小型軽量化が進み、携帯性が高くなってきている。しかし、携帯性が高くなってきているとはいえ、それぞれの用途毎に複数携行し、使い分けなければならず、煩わしいものとなっていた。また、自動車用遠隔送信装置(携帯キー)等は盗難にあった場合、本人が使用しているかどうかは確認できないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記の課題を解決し、複数の用途の装置を携行する煩わしさを無くし、その上セキュリティーの高い送信コイルアンテナ装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、磁芯に導線が巻回されたインダクタと、該インダクタに直列に接続されたコンデンサと、前記インダクタ及び前記コンデンサに電力を供給する電源とを備える送信コイルアンテナ装置において、前記電源は、信号発生部と電力増幅部からなり、複数の周波数を出力可能であり、前記インダクタと前記コンデンサによる共振周波数は、前記電源から出力される複数の周波数のうち、最も低い周波数に設定された送信コイルアンテナ装置である。
例えば、125kHz〜135kHz帯と13.56MHz帯の2仕様の周波数帯を用いる場合、通常は、それぞれの仕様の2つのアンテナが必要になるため大きくなり、狭い空間での使用が困難になるという問題があるが、本発明では、アンテナを一つにすることで、小型化を図っている。
また、本発明のように、自動車用や住宅用の携帯キーとカードによる個人の認証を組み合わせた場合、実際に本人がキーを持っているか否かの認証のセキュリティーがより高くなる。その他、応用は多岐にわたると考えられる。
本発明によれば、複数の用途の装置を携行する煩わしさを無くし、その上セキュリティーの高い送信コイルアンテナ装置を提供することができる。また、本発明の送信コイルアンテナ装置は、アンテナ部分が小型且つ薄型であり、アンテナを一つにすることで電源も一つにできるため、小型で安価である。
本発明の実施の形態では、125kHz〜135kHz帯と13.56MHz帯の2仕様のアンテナに同一のアンテナを用いることでアンテナの全体を小さく薄く形成する。そのときインダクタとコンデンサの直列接続の共振点は125kHz〜135kHzの低い方の使用周波数に設定する。
そうすると、125〜135kHzでは共振しているため、インダクタに供給電圧の数倍〜数百倍の電圧が印加され、送信性能は高い。他方、13.56MHzでは共振していないが、コンデンサがインダクタに比べ相対的にショート状態となるため、インダクタには供給電圧がそのまま印加される。この場合の交信性能は高くないが、前述したように13.56MHzでは低い交信性能で足りる場合が多い。
ところで、電源については、マイコン等で周波数を制御する信号発生部と電力増幅部を組み合わせて構成する。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例による送信コイルアンテナ装置の電気回路を示す図である。図2は、本発明の一実施例による送信コイルアンテナ装置の電源のブロック図である。図3は、本発明の一実施例による送信コイルアンテナ装置のアンテナ部分の構造を示すために内部を透視した平面図である。
本実施例の送信コイルアンテナ装置では、図1に示すように、インダクタ1とコンデンサ3は直列に接続されており、電源2から電力を供給する。電力の供給形態は定電圧、定電流等が挙げられるが、以下定電圧駆動で説明する。
図2に示すように、電源2は、マイコン等の信号発生部4とFET等の電流増幅部5からなり、マイコンで125kHz〜135kHz駆動と13.56MHz駆動を切り替える。
図3のように、インダクタ1は3×12×50mmの角板状の磁芯6に20T(ターン)のポリウレタン被覆導線7を巻回して形成した。磁芯6はNi−Zn系のフェライトを用いた。インダクタ1の自己共振点は25MHzなので、20MHz程度までの周波数駆動が可能である。
得られたインダクタ1とコンデンサ3を以下の方法で直列に接続し、電源を接続して送信コイルアンテナ装置を得た。
(1)インダクタ1とコンデンサ3を実装した基板8とを、かしめや半田付け等で電気的に接続した。
(2)基板8と先端の被覆を剥いたハーネス9を、かしめや半田付け等で電気的に接続した。
(3)成型性の高い共重合ポリエステル等の熱可塑性樹脂10で型を用いてインダクタ1全体とコンデンサ3と基板8と電気的接続部分全体を覆った。
(1)インダクタ1とコンデンサ3を実装した基板8とを、かしめや半田付け等で電気的に接続した。
(2)基板8と先端の被覆を剥いたハーネス9を、かしめや半田付け等で電気的に接続した。
(3)成型性の高い共重合ポリエステル等の熱可塑性樹脂10で型を用いてインダクタ1全体とコンデンサ3と基板8と電気的接続部分全体を覆った。
このようにして得られた送信コイルアンテナ装置で125kHz,10Vの矩形波を印加したときのインダクタ1の両端電圧は300V、交信性能(交信可能な距離)は120cmであった。また、13.56MHz,10Vの矩形波を印加したときのインダクタ1の両端電圧は10V、交信性能は5cmであった。
このようにして得られた送信コイルアンテナ装置は、アンテナ部分が小型、薄型となるので、小型、安価である。なお、本実施例では125kHzと13.56MHzでの使用に限定したが、他の周波数でも駆動可能であり、3つ以上の周波数の組み合わせにも適宜変更できる。
本発明に係る送信コイルアンテナ装置は、自動車用又は住宅用の遠隔送信装置(携帯キー)に使用して最適である。
1 インダクタ
2 電源
3 コンデンサ
4 信号発生部
5 電流増幅部
6 磁芯
7 ポリウレタン被覆導線
8 基板
9 ハーネス
10 熱可塑性樹脂
2 電源
3 コンデンサ
4 信号発生部
5 電流増幅部
6 磁芯
7 ポリウレタン被覆導線
8 基板
9 ハーネス
10 熱可塑性樹脂
Claims (1)
- 磁芯に導線が巻回されたインダクタと、該インダクタに直列に接続されたコンデンサと、前記インダクタ及び前記コンデンサに電力を供給する電源とを備える送信コイルアンテナ装置において、前記電源は、信号発生部と電力増幅部からなり、複数の周波数を出力可能であり、前記インダクタと前記コンデンサによる共振周波数は、前記電源から出力される複数の周波数のうち、最も低い周波数に設定されたことを特徴とする送信コイルアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006076244A JP2007251886A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | 送信コイルアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006076244A JP2007251886A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | 送信コイルアンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007251886A true JP2007251886A (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=38595665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006076244A Pending JP2007251886A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | 送信コイルアンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007251886A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011114549A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Nippon Soken Inc | アンテナ |
EP3211713A1 (en) * | 2016-02-29 | 2017-08-30 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Antenna module |
-
2006
- 2006-03-20 JP JP2006076244A patent/JP2007251886A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3211713A1 (en) * | 2016-02-29 | 2017-08-30 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Antenna module |
JP2017157923A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | アイシン精機株式会社 | アンテナモジュール |
US10629985B2 (en) | 2016-02-29 | 2020-04-21 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Antenna module |
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