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JP2007250836A - 筐体 - Google Patents

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JP2007250836A
JP2007250836A JP2006072373A JP2006072373A JP2007250836A JP 2007250836 A JP2007250836 A JP 2007250836A JP 2006072373 A JP2006072373 A JP 2006072373A JP 2006072373 A JP2006072373 A JP 2006072373A JP 2007250836 A JP2007250836 A JP 2007250836A
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JP
Japan
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bottom plate
panel
front panel
screw
rack
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2006072373A
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English (en)
Inventor
Kenichi Sato
健一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2006072373A priority Critical patent/JP2007250836A/ja
Publication of JP2007250836A publication Critical patent/JP2007250836A/ja
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Abstract

【課題】筐体を容易に成形することができるようにする。
【解決手段】ラック50に装着される筐体において、ナベねじ4eとラック50の載置面との接触を回避する凸部1eをエンボス加工によって底板1に形成し、底板1の板厚をフロントパネル2及びリアパネル3の板厚と同じにした。
【選択図】図1

Description

この発明は筐体に関する。
従来、半導体露光装置のウエハステージ及びレチクルステージの駆動手段として複数のモータが使用されており、各モータの駆動には電子機器ユニットや電気基板が組み込まれた筐体ユニットが必要である。筐体ユニットはその筐体ユニットの形状に合致した複数の収納室を有するラックに収納される。(特開平6−69675号公報参照)。
一般に、筐体ユニットの筐体は底板とフロントパネルとリアパネルとカバーと中間パネルとを備える。底板の四辺部分を上方へ直角に折り曲げて折曲部を形成し、その折曲部にフロントパネル及びリアパネルを取り付ける。中間パネルは折曲部を介さないで底板に直接さらねじでねじ止めされる。
さらねじは底板の下面側からねじ込まれる。さらねじによってラックの載置面に傷を付けないようにするには、さらねじ頭部の頂面と底板の下面とを面一にする必要がある。
特開平6−69675号公報
しかし、さらねじ頭部の頂面と底板の下面とを面一にするためには、底板の厚みをさらねじの頭部の高さより大きくする必要がある。そのため、底板はフロントパネルやリアパネルに比べて折り曲げ難いものとなり、筐体を容易に形成することは難しい。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は筐体を容易に形成することができるようにすることである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、ラックに装着される筐体において、底板と、この底板に対してほぼ垂直に設けられるパネルとを備え、前記パネルが前記底板にねじで固定され、前記底板に、前記ねじと前記ラックとの接触を回避する凸部がエンボス加工によって形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の筐体において、前記パネルは、前記底板に対して垂直に設けられるフロントパネル、前記底板に対して垂直に連なり、前記フロントパネルと対向するリアパネル、及び前記底板に対して垂直に連なり、前記フロントパネルと前記リアパネルとの間に位置する中間パネルであることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の筐体において、前記凸部に前記ねじを通す穴が形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の筐体において、前記穴が長穴であることを特徴とする。
この発明によれば、筐体を容易に成形することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図5はこの発明の一実施形態に係る筐体ユニットとラックとの関係を説明するための図である。
ラック50は直方体状の筐体ユニットBUを収納可能な収納室51を有する。収納室51の開口部52はラック50の正面側に位置し、外部に臨む。筐体ユニットBUはフロントパネル2に設けられたハンドル2Aを使用して収納室51に挿入される。
収納室51の背面側内壁53にはラック側コネクタ8が設けられている。このラック側コネクタ8は図示しないホストコンピュータ、リニアモータ、外部電源等に接続されている。筐体内に配置される電子機器ユニット6及び電気基板7(図2、3参照)はラック側コネクタ8を介してホストコンピュータ、リニアモータ等に接続される。
次に、図1〜3を用いて筐体及び筐体ユニットを説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係る筐体のカバーを外した状態を示す斜視図、図2はカバーを外した状態の筐体ユニットの平面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面を示す概念図である。なお、図1〜3ではハンドル2Aの図示は省略されている。
この筐体は底板1とフロントパネル2とリアパネル3と中間パネル4とカバー5とを備えている。底板1、フロントパネル2、リアパネル3、中間パネル4及びカバー5は、それぞれ例えばステンレス鋼、鉄鋼、アルミニウム、マグネシウム合金等の薄板を曲げ加工して形成される。
底板1はほぼ矩形状の板材である。底板1の四辺には折曲部1a,1b,1c,1d(図2参照)がそれぞれ形成されている。折曲部1a,1b,1c,1dは底板1の四辺部分を上方へ直角に折り曲げて形成したものである。
また、底板1にはエンボス加工によって上方へ突出する複数の凸部1eが形成されている。図示しないが、凸部1eの先端にはナベねじ4eを通す取付穴(図示せず)が形成されている。
底板1に対して直角に取り付けられるフロントパネル2の三辺には折曲部2a,2b,2cがそれぞれ形成されている。
折曲部2a,2b,2cはフロントパネル2に対して直角に折り曲げられている。
折曲部2a,2b,2cはリアパネル3に近づく方向へ折り曲げられている。
折曲部2aにはカバー5をフロントパネル2に取り付けるナベねじ4dを通すための取付穴2a−1が形成されている。なお、折曲部2cにもカバー5をフロントパネル2に取り付けるナベねじ4dを通すための取付穴2c−1が形成されている。
フロントパネル2には中間パネル4を取り付けるナベねじ4dを通すための取付穴(図示せず)が形成されている。
リアパネル3の三辺には折曲部3a,3b,3cがそれぞれ形成されている。
折曲部3a,3b,3cはリアパネル3に対して直角に折り曲げられている。折曲部3a,3b,3cはフロントパネル2へ近づく方向へ折り曲げられている。
折曲部3aにはカバー5をリアパネル3に固定するナベねじ5dを通すための取付穴3a−1が形成されている。なお、折曲部3cにもカバー5をリアパネル3に取り付けるナベねじ5dを通すための取付穴(図示せず)が形成されている。
また、リアパネル3にはラック側コネクタ8(図3参照)と嵌合可能な筐体側コネクタ(コネクタ)3Bが取り付けられている。
更に、リアパネル3には中間パネル4の折曲部4cにリアパネル3を固定するナベねじ4dを通すための取付穴(図示せず)が形成されている。
中間パネル4はほぼ矩形状の板材であり、中間パネル4は底板1に直角に取り付けられる。
中間パネル4の三辺には折曲部4a,4b,4cがそれぞれ形成されている。折曲部4a,4b,4cは中間パネル4の三辺部分を同一方向へ直角に折り曲げて形成されている。
折曲部4aには中間パネル4を底板1に取り付けるための2つの取付穴4a−1が形成されている。なお、取付穴4a−1は底板1に形成された凸部1eの先端の取付穴(図示せず)と対向する。
折曲部4bには中間パネル4をフロントパネル2に取り付けるための2つの取付穴4b−1が形成されている。取付穴4b−1はフロントパネル2の取付穴(図示せず)と対向する。
折曲部4cにはリアパネル3の取付穴(図示せず)と対向する取付穴(図示せず)が形成されている。
カバー5は2つの側板5a,5bと天板5cとで構成されている。側板5a,5bは互いに平行であり、天板5cに対してそれぞれ直角に折り曲げられている。側板5a,5bにはカバー5をフロントパネル2及びリアパネル3に取り付けるナベねじ5dを通すための取付穴5a−1,5b−1がそれぞれ形成されている。
筐体ユニットBUは、図示しない半導体露光装置のウエハステージ及びレチクルステージを駆動するための電子機器ユニット6及び電気基板7と、この電子機器ユニット6及び電気基板7が組み込まれた筐体とで構成されている。電子機器ユニット6は図示しないリニアモータ制御回路等の電子機器を内蔵し、底板1の凸部1eにねじ(図示せず)で固定されている。また、電気基板7は中間パネル4の一方の面にナベねじ7aで固定されている。
次に、筐体ユニットの組立工程を順に説明する。
まず、ナベねじ4eを底板1の底面側から凸部1eの取付穴及び取付穴4a−1に挿入して底板1に中間パネル4を取り付ける。ナベねじ4eの位置は底板1の下面より上方となるので、筐体ユニットBUをラック50の収納室51に収容したときにナベねじ4eの頭部がラック50(図5参照)の載置面50aに接触せず、ラック50の載置面50aが傷付き難くなる。
次に、中間パネル4にナベねじ7aで電気基板7を固定するとともに、底板1上に電子機器ユニット6を固定する。
その後、フロントパネル2及びリアパネル3を底板1に仮組みする。
次に、フロントパネル2の折曲部2aとリアパネル3の折曲部3aとの間、及びフロントパネル2の折曲部2cとリアパネル3の折曲部3cとの間に、底板1の前後方向の長さとほぼ等しい長さの組立基準治具(図示せず)をねじ(図示せず)によってそれぞれ取り付ける。
その後、底板1とフロントパネル2又はリアパネル3とが直角の関係になるように調整する。このとき、組立基準治具によってフロントパネル2とリアパネル3との距離が一定に保たれるので、一方のパネル(例えばフロントパネル2)を底板1に直角になるように調整すると他方のパネル(例えばリアパネル3)は底板1に直角になる。
調整後、中間パネル4の折曲部4bとフロントパネル2とをナベねじ4dで固定し、更に中間パネル4の折曲部4cとリアパネル2とをナベねじ4dで固定する。
次に、電子機器ユニット6及び電気基板7と筐体側コネクタ3Bとの配線を行う。
その後、組立基準治具をフロントパネル2及びリアパネル3から取り外す。
最後に、ナベねじ5dを取付穴5a−1及び取付穴2a−1に挿入してフロントパネル2をカバー5に取り付けるとともに、ナベねじ5dを取付穴5a−1及び取付穴3a−1に挿入してリアパネル3をカバー5に取り付ける。
以上の工程を経て、筐体ユニットBUの組立が完了する。
なお、プレス機を用いて形成されるエンボス加工は以下の条件の下で行われる。
図4(a)はエンボス加工を施した底板の一例を示す平面図、図4(b)はそのb−b線に沿う断面を示す概念図である。
なお、図4はエンボス加工の条件を説明するためのものであり、図1〜3の実施形態において底板1にエンボス加工によって形成された凸部1eとは凸部の配置を異にする。
エンボス加工を行う際の条件は次の通りである。
M3、M4用に共通する条件
底板1の折曲部(図4では折曲部4c)からエンボス加工の中心までの距離:20mm以上
M3用のエンボス加工の中心とM4用のエンボス加工の中心との距離:50mm以上
M3用の条件
エンボス加工の中心間の距離:45mm以上
M4用の条件
エンボス加工の中心間の距離:80mm以上
この実施形態によれば、中間パネル4の底板1への固定にさらねじを用いなくてもよいので、底板1とフロントパネル2、リアパネル3と同じ厚さの板材を用いることができ、底板1を薄くできる。その結果、底板1の成形が容易となるとともに、軽量化を図ることができる。
また、中間パネル4の底板1への固定にナベねじ4eを用いたので、さらねじのように取付穴間の寸法を厳密に管理する必要がなく、しかもねじの共通化を図ることができる。
なお、エンボス加工によって形成された凸部1eの頂部に形成される穴は丸穴1fに限られるものではなく、長穴1gとしてもよい(図4参照)。この構成によって中間パネル4の取付位置を調整できるようになり、組立工数の低減を図ることができる。
また、エンボス加工によって形成された凸部1eの頂部に穴を形成しないで、頂部を底板1の下面より上方に嵩上げするための平面1hとしてもよい。
更に、上記実施形態では、エンボス加工によって形成される凸部として、上方へ突出する凸部1eを底板1に形成し、ナベねじ4eを挿入する取付穴を凸部1eに形成したが、凸部1eの他に下方へ突出する位置決め用凸部(図示せず)を底板1に形成してもよい。このようにすれば、位置決め用凸部をラック50の載置面に形成された凹部に係合させて、筐体ユニットの位置決めを行うことができる。
また、凸部1eに代えて、下方へ突出する凸部(図示せず)を底板1に形成し、ナベねじ4eを挿入する取付穴(図示せず)をその凸部以外の部分に形成してもよい。
図1はこの発明の一実施形態に係る筐体のカバーを外した状態を示す斜視図である。 図2はカバーを外した状態の筐体ユニットの平面図である。 図3は図2のIII−III線に沿う断面を示す概念図である。 図4(a)はエンボス加工を施した底板の一例を示す平面図、図4(b)はそのb−b線に沿う断面を示す概念図である。 図5はこの発明の一実施形態に係る筐体ユニットとラックとの関係を説明するための図である。
符号の説明
1:底板、1e:凸部、1f:丸穴(穴)、1g:長穴(穴)、2:フロントパネル、3:リアパネル、4:中間パネル、4e:ナベねじ(ねじ)、50:ラック。

Claims (4)

  1. ラックに装着される筐体において、
    底板と、
    この底板に対してほぼ垂直に設けられるパネルとを備え、
    前記パネルが前記底板にねじで固定され、
    前記底板に、前記ねじと前記ラックとの接触を回避する凸部がエンボス加工によって形成されている
    ことを特徴とする筐体。
  2. 前記パネルは、前記底板に対して垂直に設けられるフロントパネル、前記底板に対して垂直に連なり、前記フロントパネルと対向するリアパネル、及び前記底板に対して垂直に連なり、前記フロントパネルと前記リアパネルとの間に位置する中間パネルであることを特徴とする請求項1記載の筐体。
  3. 前記凸部に前記ねじを通す穴が形成されていることを特徴とする請求項1記載の筐体。
  4. 前記穴が長穴であることを特徴とする請求項3記載の筐体。
JP2006072373A 2006-03-16 2006-03-16 筐体 Withdrawn JP2007250836A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101027425B1 (ko) 2003-06-06 2011-04-11 콘트론 메디컬 아게 모터식 멀티플레인 초음파 탐침
JP2019117848A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 株式会社三社電機製作所 電気機器

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