JP2007243825A - プログラマブルコントローラを適用した制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】Ethernetネットワークに接続されているエンジニアリングツール、プログラマブルコントローラの設定をなくし、簡単にエンジニアリングツールから目的のプログラマブルコントローラに接続することができるようにする。
【解決手段】エンジニアリングツール2とプログラマブルコントローラ3は特定の専用のポートを使用し、エンジニアリングツールは専用のポートから同一ネットワーク4に接続する全てのノードに対して情報収集コマンド23をブロードキャスト送信し、プログラマブルコントローラはその専用のポートから受信した情報収集コマンドに対し、自局の機器情報及び、IPアドレスを情報収集コマンド・レスポンスとして返信し、情報管理テーブル10を作成、処理する。
【選択図】図1
【解決手段】エンジニアリングツール2とプログラマブルコントローラ3は特定の専用のポートを使用し、エンジニアリングツールは専用のポートから同一ネットワーク4に接続する全てのノードに対して情報収集コマンド23をブロードキャスト送信し、プログラマブルコントローラはその専用のポートから受信した情報収集コマンドに対し、自局の機器情報及び、IPアドレスを情報収集コマンド・レスポンスとして返信し、情報管理テーブル10を作成、処理する。
【選択図】図1
Description
本発明は、少なくとも1台のプログラマブルコントローラと少なくとも1台のエンジニアリングツールが接続されているイーサーネット(Ethernet、登録商標)等のネットワークにおいて、エンジニアリングツールがEthernetを経由してプログラマブルコントローラに接続する場合に、相手局指定をIPアドレスに頼るだけではなく、相手機器情報から指定できるようにするプログラマブルコントローラを適用した制御装置に関する。
従来のエンジニアリングツールとプログラマブルコントローラ間のイーサネット通信を簡単に行う設定方法には、第一にエンジニアリングツールは、接続するプログラマブルコントローラを指定するのに予め、プログラマブルコントローラとエンジニアリングツール(一般的にパソコンを使用)についてネットワークアドレスを意識してIPアドレスを設定しておき、エンジニアリングツールはプログラマブルコントローラに設定したIPアドレスを指定することで、相手局の選択をしていた。
第二には、エンジニアリングツールとプログラマブルコントローラにDHCPクライアント機能を実装し、DHCPサーバを配したネットワークでは、IPアドレスは自動で割り振られるため、煩わしい設定がなくなり、エンジニアリングツールはそのプログラマブルコントローラが割り振られたIPアドレスを選択していた。こうしたDHCP方式の例として、例えば、特許文献1に開示の「主装置アドレス制限通知システム」には、相手が分かっている主装置について、端末が主装置のIPアドレスを取得する例が示されている。第三には、エンジニアリングツール、プログラマブルコントローラにDHCPクライアント機能に加えDNSクライアント機能を実装し、DHCPサーバとDNSサーバを配した、ネットワーク構成では、プログラマブルコントローラに名前を設定しておくことで、DNSサーバでIPアドレスと名前を関連付け、エンジニアリングツールは名前でプログラマブルコントローラを特定する方法がある。
特開2002−271358号公報
第二には、エンジニアリングツールとプログラマブルコントローラにDHCPクライアント機能を実装し、DHCPサーバを配したネットワークでは、IPアドレスは自動で割り振られるため、煩わしい設定がなくなり、エンジニアリングツールはそのプログラマブルコントローラが割り振られたIPアドレスを選択していた。こうしたDHCP方式の例として、例えば、特許文献1に開示の「主装置アドレス制限通知システム」には、相手が分かっている主装置について、端末が主装置のIPアドレスを取得する例が示されている。第三には、エンジニアリングツール、プログラマブルコントローラにDHCPクライアント機能に加えDNSクライアント機能を実装し、DHCPサーバとDNSサーバを配した、ネットワーク構成では、プログラマブルコントローラに名前を設定しておくことで、DNSサーバでIPアドレスと名前を関連付け、エンジニアリングツールは名前でプログラマブルコントローラを特定する方法がある。
しかしながら、従来の第一の方法では、プログラマブルコントローラのIPアドレスを予め設定しておく必要があり、エンジニアリングツールについても、ネットワークアドレスを意識して設定しなければならない。接続する台数が少ない場合には設定量も少ないが、台数が多いと同一ネットワーク内の全てのIPアドレスの設定が面倒な上、設定間違いなどが発生するという問題があり簡単にはいかない。
また、第二の方法では、IPアドレスはDHCPサーバにより自動で割り振られるため、各々のIPアドレス設定をしなくてもよくなるが、その割り振られたIPアドレスを調べるのに各エンジニアリングツールやプログラマブルコントローラの設定からIPアドレスを読み出す必要があるため、簡単に接続とはいかない。この第二の方法に該当する特許文献1の場合は、DHCPサーバにより1Pアドレスが自動で割り当てられる例と言うことでは共通点があるが、しかし、この場合は端末が主装置のIPアドレスを取得する方法として端末側からIPアドレスを読出す手順が記載されているもので、本発明の場合のような主装置に相当するエンジニアリングツールが端末に相当する複数のプログラマブルコントローラの1Pアドレスを特定するものではない。
また、第三の方法では、DNSサーバの名前解決により、エンジニアリングツールはプログラマブルコントローラを名前で指定することで、IPアドレスが動的に変わっても特定のプログラマブルコントローラを指定することが可能であるが、DHCP標準ではDNSとの関連を規定していないため、ユーザが手動でDNSサーバにIPアドレスと名前の関連付けをする必要がある(ベンダ独自のDNSサーバにはDHCPとの関連付けをするものもある)など、設置するDNSサーバに依存したり、常にDHCPサーバとDNSサーバが必要となるなど、ネットワーク構成が複雑、高価になるという欠点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、Ethernet等のネットワークに接続されているエンジニアリングツール、プログラマブルコントローラの複雑な設定をなくし、簡単にエンジニアリングツールから目的のプログラマブルコントローラに接続することができるプログラマブルコントローラを適用した制御装置を提供することを目的とする。
また、第二の方法では、IPアドレスはDHCPサーバにより自動で割り振られるため、各々のIPアドレス設定をしなくてもよくなるが、その割り振られたIPアドレスを調べるのに各エンジニアリングツールやプログラマブルコントローラの設定からIPアドレスを読み出す必要があるため、簡単に接続とはいかない。この第二の方法に該当する特許文献1の場合は、DHCPサーバにより1Pアドレスが自動で割り当てられる例と言うことでは共通点があるが、しかし、この場合は端末が主装置のIPアドレスを取得する方法として端末側からIPアドレスを読出す手順が記載されているもので、本発明の場合のような主装置に相当するエンジニアリングツールが端末に相当する複数のプログラマブルコントローラの1Pアドレスを特定するものではない。
また、第三の方法では、DNSサーバの名前解決により、エンジニアリングツールはプログラマブルコントローラを名前で指定することで、IPアドレスが動的に変わっても特定のプログラマブルコントローラを指定することが可能であるが、DHCP標準ではDNSとの関連を規定していないため、ユーザが手動でDNSサーバにIPアドレスと名前の関連付けをする必要がある(ベンダ独自のDNSサーバにはDHCPとの関連付けをするものもある)など、設置するDNSサーバに依存したり、常にDHCPサーバとDNSサーバが必要となるなど、ネットワーク構成が複雑、高価になるという欠点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、Ethernet等のネットワークに接続されているエンジニアリングツール、プログラマブルコントローラの複雑な設定をなくし、簡単にエンジニアリングツールから目的のプログラマブルコントローラに接続することができるプログラマブルコントローラを適用した制御装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、請求項1に記載の発明は、少なくとも1台のプログラマブルコントローラと、少なくとも1台の前記プログラマブルコントローラのプログラミングやモニタを行うエンジニアリングツールとを接続したEthernet等のネットワークにおける、前記エンジニアリングツールの通信先プログラマブルコントローラを特定する制御装置において、前記エンジニアリングツールとプログラマブルコントローラは特定の専用のポートを使用し、エンジニアリングツールは専用のポートから同一ネットワークに接続する全てのノードに対して情報要求コマンドをブロードキャスト送信し、前記プログラマブルコントローラはその専用のポートから受信した情報要求コマンドに対し、自局の機器情報及び、IPアドレスをレスポンスとして返信することで、前記エンジニアリングツールは接続する個々に設定したプログラマブルコントローラの機種情報とIPアドレスを簡単に特定するという手順で処理することを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、前記Ethernet等のネットワークに接続されるプログラマブルコントローラとエンジニアリングツールは、DHCPクライアント機能を持ち、更に前記ネットワークに少なくとも1台のDHCPサーバが接続されるネットワークで、IPアドレスはDHCPによる自動取得を行う方式においても、前記エンジニアリングツールは接続するプログラマブルコントローラの機種情報とIPアドレスを特定することを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、前記Ethernet等のネットワークに接続されるプログラマブルコントローラとエンジニアリングツールは、DHCPクライアント機能を持ち、更に前記ネットワークに少なくとも1台のDHCPサーバが接続されるネットワークで、IPアドレスはDHCPによる自動取得を行う方式においても、前記エンジニアリングツールは接続するプログラマブルコントローラの機種情報とIPアドレスを特定することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によると、エンジニアリングツール、プログラマブルコントローラ各々のIPアドレス設定を行った後、エンジニアリングツールから各プログラマブルコントローラの情報、IPアドレスが参照することができ、エンジニアリングツールの情報管理テーブルを参照するだけで、簡単に接続したいプログラマブルコントローラを指定することができる。
また、請求項2に記載の発明によると、エンジニアリングツール、プログラマブルコントローラ各々のIPアドレスを手動で設定する必要なく割り当てることができ、エンジニアリングツールの情報管理テーブルを参照するだけで、簡単に接続したいプログラマブルコントローラを指定することができる。
また、請求項2に記載の発明によると、エンジニアリングツール、プログラマブルコントローラ各々のIPアドレスを手動で設定する必要なく割り当てることができ、エンジニアリングツールの情報管理テーブルを参照するだけで、簡単に接続したいプログラマブルコントローラを指定することができる。
以下、本発明の方法の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプログラマブルコントローラを適用した制御装置の構成図である。
図1において、1はパソコンで、プログラムの作成・編集・ロード等の処理に関するソフトウェアのエンジニアリングツール2や、後述するその他の構成を有している。3はイーサネット接続が可能な複数のプログラマブルコントローラとなっている。4は1のパソコンと3のプログラマブルコントローラを接続するイーサネットとなっている。そして、イーサネットを介し、TCP/IP、UDP/IPで通信することが出来る。
図1において、1はパソコンで、プログラムの作成・編集・ロード等の処理に関するソフトウェアのエンジニアリングツール2や、後述するその他の構成を有している。3はイーサネット接続が可能な複数のプログラマブルコントローラとなっている。4は1のパソコンと3のプログラマブルコントローラを接続するイーサネットとなっている。そして、イーサネットを介し、TCP/IP、UDP/IPで通信することが出来る。
図2は、図1に示す制御装置の詳細構成図である。
図2において、1はパソコンで、パソコン1には、IPアドレス設定などのネットワーク設定を行うネットワーク設定ツール6及び、イーサネットの通信部のアーキテクチャを示し、イーサネットとソケット・インターフェース部間のインターフェースであるOSI参照モデルの下位層部7と、ポート番号(例えば、256〜65535の間で任意に決定される)とIPアドレスを指定して通信を行うアプリケーション層のソケット・インターフェース部9と、更にインターフェース部9を介して接続されるプログラマブルコントローラ3のIPアドレスと機器情報を管理、保存する情報管理テーブル10がある。また、インターフェース部9を介してプログラマブルコントローラ3と通信を行う、エンジニアリングツール2と、が内蔵される。12はキーボードとなりネットワーク設定、エンジニアリングツール操作等のインターフェースとなる。
3はプログラマブルコントローラで本体、もしくはオプションとしてイーサネット4に接続が可能になっている。パソコン1と同様イーサネットの通信部のアーキテクチャを示し、イーサネットとソケット・インターフェース間のインターフェースとなるOSI参照モデルの下位層部14と、ポート番号(任意)を介して自局のIPアドレスと機器情報の情報収集を行うアプリケーション層の情報管理部16と、ソケット・インターフェース部17を介して、イーサネット4でのメッセージ通信を実現するアプリケーション18がある。設定ツール19はプログラマブルコントローラ3のIPアドレス等、ネットワーク設定が可能なツールとなっている。これらパソコン1とプログラマブルコントローラ3はイーサネット4で接続され、お互い通信が可能となっている。
図2において、1はパソコンで、パソコン1には、IPアドレス設定などのネットワーク設定を行うネットワーク設定ツール6及び、イーサネットの通信部のアーキテクチャを示し、イーサネットとソケット・インターフェース部間のインターフェースであるOSI参照モデルの下位層部7と、ポート番号(例えば、256〜65535の間で任意に決定される)とIPアドレスを指定して通信を行うアプリケーション層のソケット・インターフェース部9と、更にインターフェース部9を介して接続されるプログラマブルコントローラ3のIPアドレスと機器情報を管理、保存する情報管理テーブル10がある。また、インターフェース部9を介してプログラマブルコントローラ3と通信を行う、エンジニアリングツール2と、が内蔵される。12はキーボードとなりネットワーク設定、エンジニアリングツール操作等のインターフェースとなる。
3はプログラマブルコントローラで本体、もしくはオプションとしてイーサネット4に接続が可能になっている。パソコン1と同様イーサネットの通信部のアーキテクチャを示し、イーサネットとソケット・インターフェース間のインターフェースとなるOSI参照モデルの下位層部14と、ポート番号(任意)を介して自局のIPアドレスと機器情報の情報収集を行うアプリケーション層の情報管理部16と、ソケット・インターフェース部17を介して、イーサネット4でのメッセージ通信を実現するアプリケーション18がある。設定ツール19はプログラマブルコントローラ3のIPアドレス等、ネットワーク設定が可能なツールとなっている。これらパソコン1とプログラマブルコントローラ3はイーサネット4で接続され、お互い通信が可能となっている。
図3は、本発明の処理手順を示すステップ1の状態時の制御装置の構成図である。この図3を用いて本発明のステップ1(以下、S1と略す)の手順を順を追って説明する。
先ず、パソコン1はキーボード12よりネットワーク設定ツール6を介して、自身のIPアドレスである21のIP:192.168.1.3を設定する。また、プログラマブルコントローラ3においても、設定ツール19を介して、自身のIPアドレスである22のIP:192.168.1.1を設定すると同時に、情報管理部16に自局のIPアドレス、自局の情報を保存しておく。なお、このIPアドレスの値は1例であって、ネットワーク内で重複しないアドレスであれば良く、また、自局の情報は設定せずとも、プログラマブルコントローラにおいて、一意に決められた情報でも良い。
先ず、パソコン1はキーボード12よりネットワーク設定ツール6を介して、自身のIPアドレスである21のIP:192.168.1.3を設定する。また、プログラマブルコントローラ3においても、設定ツール19を介して、自身のIPアドレスである22のIP:192.168.1.1を設定すると同時に、情報管理部16に自局のIPアドレス、自局の情報を保存しておく。なお、このIPアドレスの値は1例であって、ネットワーク内で重複しないアドレスであれば良く、また、自局の情報は設定せずとも、プログラマブルコントローラにおいて、一意に決められた情報でも良い。
図4は、本発明の処理手順を示すS2の状態時の制御装置の構成図である。この図4を用いて本発明のS2の手順を順を追って説明する。
先のS1において、IPアドレス21、22が確立した状態で、パソコン1の接続機器の情報管理をするインターフェース部9から、ポート番号(図示していない、任意に設定される)を介して、OSI参照モデル下位層7を通って情報収集コマンド23を、ネットワーク4に相手ポート(図示していない)に対してブロードキャスト送信する。そして応答を待つようになっている。ポート番号の設定については、一般的に使用目的を定められていない任意のポート番号であれば如何なる番号でも良い。
先のS1において、IPアドレス21、22が確立した状態で、パソコン1の接続機器の情報管理をするインターフェース部9から、ポート番号(図示していない、任意に設定される)を介して、OSI参照モデル下位層7を通って情報収集コマンド23を、ネットワーク4に相手ポート(図示していない)に対してブロードキャスト送信する。そして応答を待つようになっている。ポート番号の設定については、一般的に使用目的を定められていない任意のポート番号であれば如何なる番号でも良い。
図5は、本発明の処理手順を示すS3の状態時の制御装置の構成図である。この図5を用いて本発明のS3の手順を順を追って説明する。
先のS2において送信された情報収集コマンドを受信したプログラマブルコントローラ3は、ポート番号(任意設定)を介して情報管理部16にて受け付けられる。情報管理部では、S1にて設定された自局IPアドレスと情報を載せて、情報収集コマンドレスポンス24を送信元のパソコン1のIPアドレスである21のIP:192.168.1.3に対して送信する。情報収集コマンドレスポンス24を受信した、パソコン1はインターフェース部9にて受信した情報収集コマンドレスポンス24を解析する。
先のS2において送信された情報収集コマンドを受信したプログラマブルコントローラ3は、ポート番号(任意設定)を介して情報管理部16にて受け付けられる。情報管理部では、S1にて設定された自局IPアドレスと情報を載せて、情報収集コマンドレスポンス24を送信元のパソコン1のIPアドレスである21のIP:192.168.1.3に対して送信する。情報収集コマンドレスポンス24を受信した、パソコン1はインターフェース部9にて受信した情報収集コマンドレスポンス24を解析する。
図6は、本発明の情報管理テーブルを示す図である。
この図を用いて本発明のS4の手順を順を追って説明する。
S3にて受信された情報収集コマンドレスポンス24から、IPアドレスとその機器の情報を対応付けた図6の情報管理テーブル10が作成される。このテーブルを用いて、エンジニアリングツール2は接続したいプログラマブルコントローラ3を特定することが可能になっている。
このように、S1からS4を繰り返すことで、複数台のプログラマブルコントローラ3があるネットワーク構成においても、接続されているプログラマブルコントローラ全てに対しての情報管理テーブルを作成することで、エンジニアリングツール2は接続したいプログラマブルコントローラ3を簡単に特定することが可能となっている。
この図を用いて本発明のS4の手順を順を追って説明する。
S3にて受信された情報収集コマンドレスポンス24から、IPアドレスとその機器の情報を対応付けた図6の情報管理テーブル10が作成される。このテーブルを用いて、エンジニアリングツール2は接続したいプログラマブルコントローラ3を特定することが可能になっている。
このように、S1からS4を繰り返すことで、複数台のプログラマブルコントローラ3があるネットワーク構成においても、接続されているプログラマブルコントローラ全てに対しての情報管理テーブルを作成することで、エンジニアリングツール2は接続したいプログラマブルコントローラ3を簡単に特定することが可能となっている。
次に、本発明の実施例2について図を参照して説明する。
図7は、本発明の実施例2に係るプログラマブルコントローラを適用した制御装置の構成図である。
図7において、1はパソコンで、2のエンジニアリングツールを有している。3はイーサネット接続が可能なプログラマブルコントローラとなっている。25はIPアドレスの自動割り当てを行うDHCPサーバとなっている。4はパソコン1とプログラマブルコントローラ3、25のDHCPサーバを接続するイーサネットとなっている。そして、DHCPサーバ25を介してパソコン1、プログラマブルコントローラ3はIPアドレスを自動的に取得することが可能となっている。
図7は、本発明の実施例2に係るプログラマブルコントローラを適用した制御装置の構成図である。
図7において、1はパソコンで、2のエンジニアリングツールを有している。3はイーサネット接続が可能なプログラマブルコントローラとなっている。25はIPアドレスの自動割り当てを行うDHCPサーバとなっている。4はパソコン1とプログラマブルコントローラ3、25のDHCPサーバを接続するイーサネットとなっている。そして、DHCPサーバ25を介してパソコン1、プログラマブルコントローラ3はIPアドレスを自動的に取得することが可能となっている。
図8は、図7に示す制御装置の詳細構成図である。
図8において、構成は先の実施例1の図1に、パソコン1において26のDHCPクライアントが追加されている。また、プログラマブルコントローラ3において27のDHCPクライアントが追加されている。更に、イーサネット4には28のDHCPサーバが接続された構成となっている。なお、その他の構成は、図1と同じなので同一符号を付して重複する構成・動作の説明は省略する。
図8において、構成は先の実施例1の図1に、パソコン1において26のDHCPクライアントが追加されている。また、プログラマブルコントローラ3において27のDHCPクライアントが追加されている。更に、イーサネット4には28のDHCPサーバが接続された構成となっている。なお、その他の構成は、図1と同じなので同一符号を付して重複する構成・動作の説明は省略する。
このように、図8の構成においては、IPアドレスはパソコン1、プログラマブルコントローラ3ともにDHCPサーバ28からの自動取得の形をとっている。これは実施例1のS1の操作に相当する。以降は実施例1のS2からS4までと同様の手順により、複数台のプログラマブルコントローラ3があるネットワーク構成においても、接続されているプログラマブルコントローラ全てに対しての情報管理テーブル10を作成することで、エンジニアリングツール2は接続したいプログラマブルコントローラ3を簡単に特定することが可能となっている。
以上、本発明はEthernetのベースバンド方式などに好適な発明であるが、トークンパッシング方式や、他の方式にも適用可能である。
1 パソコン
2 エンジニアリングツール
3 プログラマブルコントローラ
4 イーサネット
6 ネットワーク設定ツール
7、14 OSI参照モデル下位層
9、17 ソケットインターフェース部
10 情報管理テーブル
12 キーボード
16 情報管理部
18 アプリケーション
19 設定ツール
21 パソコン側IPアドレス
22 プログラマブルコントローラ側IPアドレス
23 情報収集コマンド
24 情報収集コマンドレスポンス
25 DHCPサーバ
26、27 DHCPクライアント
2 エンジニアリングツール
3 プログラマブルコントローラ
4 イーサネット
6 ネットワーク設定ツール
7、14 OSI参照モデル下位層
9、17 ソケットインターフェース部
10 情報管理テーブル
12 キーボード
16 情報管理部
18 アプリケーション
19 設定ツール
21 パソコン側IPアドレス
22 プログラマブルコントローラ側IPアドレス
23 情報収集コマンド
24 情報収集コマンドレスポンス
25 DHCPサーバ
26、27 DHCPクライアント
Claims (2)
- 少なくとも1台のプログラマブルコントローラと、少なくとも1台の前記プログラマブルコントローラのプログラミングやモニタを行うエンジニアリングツールとを接続したイーサーネット(Ethernet、登録商標)等のネットワークにおける、前記エンジニアリングツールの通信先プログラマブルコントローラを特定する制御装置において、
前記エンジニアリングツールとプログラマブルコントローラは専用のポートを使用し、前記エンジニアリングツールは専用のポートから同一ネットワークに接続する全てのノードに対して情報要求コマンドをブロードキャスト送信し、前記プログラマブルコントローラはその専用のポートから受信した前記情報要求コマンドに対し、自局の機器情報及び、IPアドレスをレスポンスとして返信することで、前記エンジニアリングツールは接続する個々に設定した前記プログラマブルコントローラの機種情報とIPアドレスを簡単に特定するという手順で処理することを特徴とするプログラマブルコントローラを適用した制御装置。 - 前記イーサーネット(登録商標)等のネットワークに接続されるプログラマブルコントローラとエンジニアリングツールは、DHCPクライアント機能を持ち、更に前記ネットワークに少なくとも1台のDHCPサーバが接続されるネットワークで、IPアドレスはDHCPによる自動取得を行う方式においても、前記エンジニアリングツールは接続する前記プログラマブルコントローラの機種情報とIPアドレスを特定することを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラを適用した制御装置。
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JP2006066432A JP2007243825A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | プログラマブルコントローラを適用した制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006066432A JP2007243825A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | プログラマブルコントローラを適用した制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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2006
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