JP2007243567A - 通信パス計算方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信パス計算方法及びその装置に関し、特にWDM通信を行うROADM等の伝送装置においてADD/DROP可能な波長の情報をリンク情報として広告し、その情報を元に通信パスの自動経路計算を行う通信パス計算方法及びその装置を提供する。
【解決手段】波長分割多重信号を送受信するWDMネットワーク内における光伝送装置であって、再構成可能なOADM装置を有し、通信パスの計算方法において、該OADM装置は、自装置のクライアントと接続WDMとの間のリンクテーブルを作成すること、該リンクテーブルを自装置のルーチング制約情報としてネットワーク全体内の他装置に広告すること、該他装置は、広告された該ルーチング制約情報を受信して記憶し、自装置の通信パス計算の際にその計算の制約情報として利用すること、を特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】波長分割多重信号を送受信するWDMネットワーク内における光伝送装置であって、再構成可能なOADM装置を有し、通信パスの計算方法において、該OADM装置は、自装置のクライアントと接続WDMとの間のリンクテーブルを作成すること、該リンクテーブルを自装置のルーチング制約情報としてネットワーク全体内の他装置に広告すること、該他装置は、広告された該ルーチング制約情報を受信して記憶し、自装置の通信パス計算の際にその計算の制約情報として利用すること、を特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は通信パス計算方法及びその装置に関し、特にWDM(Wavelength Division Multiplex)通信を行うROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplex)等の伝送装置(以降では、単に「ノード」という)においてADD/DROP可能な波長の情報をリンク情報として広告し、その情報を元に通信パスの自動経路計算を行う通信パス計算方法及びその装置に関するものである。
近年、次世代の超高速バックボーンを支える新技術として「GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switch)」が脚光を浴びており、その実用化も近づいている。GMPLSは、従来からIP−VPN等に利用されているMPLSを光ネットワークでも利用できるように拡張したものである。フロー自体にラベルを割り当ててそのラベル情報を元にスイッチング処理するラベル技術を使い、波長単位に光信号を伝送できるため、光信号のままで高速なスイッチング処理が可能となる。またIPレベルで管理・制御できることから従来技術との親和性も高く、スケーラビィティの高い高速ネットワークを構築できる等の利点がある。
従来においてシグナリングプロトコルを用いてパス設定を分散的に行う場合、GMPLS制御プレーンでOSPF−TE(Open Shortest Path First-Traffic Engineering)等のルーチングプロトコルで交換したトポロジ情報を基に経路計算を行い、その経路情報を元にRSVP-TE(Resource reSerVation Protocl-Traffic Engineering)等のシグナリングを用いエンドツーエンドのパス設定時に、装置でパスのラベル(SONET/SDHの場合はタイムスロット、WDMの場合は波長等)を割り当てていた。
一例として、図1は、通信ノードをリング状に接続したWDMリングネットワークの一例を示したものである。また、図2は、通信ノードの一構成例を示したものであり、さらに図3は、図2のスイッチ(SW)部の具体的な構成例を示している。
図1では、WDMネットワークにおいて、ROADM装置等から成るノード1〜4がリング状に接続されている。図中には、WDMリングネットワークが収容する波長λ1−10と、各ノード1〜4が各ノード内のトランスポンダから又はトランスポンダへADD/DROPできる波長(例えばノード1では波長λ1−4、7−10)を示している。なお、図中の「リングフラグ;ON」は、図4の(b)及び(C)で後述するように、ノードがリング状に接続されていることを示している。
図1では、WDMネットワークにおいて、ROADM装置等から成るノード1〜4がリング状に接続されている。図中には、WDMリングネットワークが収容する波長λ1−10と、各ノード1〜4が各ノード内のトランスポンダから又はトランスポンダへADD/DROPできる波長(例えばノード1では波長λ1−4、7−10)を示している。なお、図中の「リングフラグ;ON」は、図4の(b)及び(C)で後述するように、ノードがリング状に接続されていることを示している。
図2は、ROADM装置等から成る各ノード1〜4の一構成例を示している。
一般的な伝送装置は、装置を管理・制御するため装置内監視制御部21に、装置を管理するための装置管理部22や、伝送路障害等を監視する警報監視部24等を持つ。この他、本例のようにGMPLS制御プレーンを持つ場合は、シグナリング等の機能を制御するGMPLS制御部23を持つ。本発明は装置管理部22とGMPLS制御部23に関係するものである。
一般的な伝送装置は、装置を管理・制御するため装置内監視制御部21に、装置を管理するための装置管理部22や、伝送路障害等を監視する警報監視部24等を持つ。この他、本例のようにGMPLS制御プレーンを持つ場合は、シグナリング等の機能を制御するGMPLS制御部23を持つ。本発明は装置管理部22とGMPLS制御部23に関係するものである。
図3は、ROADM装置に特徴的なスイッチ部25及びインタフェース部26、27の具体的な構成例を示したものである。
インタフェース部26、27は、複数の波長信号(本例では10波)の束からなるWDM信号λ1−10を個々の波長信号に分波するための波長分波器26と、それをさらに合波して元のWDM信号λ1−10を復元する波長合波器27から成る。なお、波長分波器26や波長合波器27には図示しない光増幅器等を含むことができる。
インタフェース部26、27は、複数の波長信号(本例では10波)の束からなるWDM信号λ1−10を個々の波長信号に分波するための波長分波器26と、それをさらに合波して元のWDM信号λ1−10を復元する波長合波器27から成る。なお、波長分波器26や波長合波器27には図示しない光増幅器等を含むことができる。
スイッチ部(SW)25は、ノードを再構成可能(reconfigurable)なように、本例ではWDM信号λ1−10のWDMリンク10と21とに接続され、それを分波した後の波長信号#2をトランスポンダ1(IF1)にアッド/ドロップするか又はスルーするかを選べるスイッチ33、同様に分波後の波長信号#10をトランスポンダ2(IF2)にアッド/ドロップするか又はスルーするかを選べるスイッチ34が設けられている。
また、公知例にはWDM伝送装置でインタフェースの識別情報と波長情報を対向のSONET/SDH装置に通知し、障害時に波長情報をSONET装置からWDM装置に通知することが開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、WDMネットワークにおけるROADM等では、各装置でADD/DROPできる波長は各ノードが内蔵するトランスポンダ等の入出力ポートへの物理的な配線により固定的に設定されており、従来はその情報をOSPF−TE等で広告していないため、自動的な経路計算ができず保守・運用者がそれらルーチングの制約情報を手動で入力する必要があるという問題があった。
従来のGMPLS(OSPF-TE)では、装置のスイッチはノンブロッキングを想定しており、ROADM等の伝送装置に固有のブロッキング性を考慮しておらず、OSPF-TEで収集したネットワーク情報だけでは経路計算ができないという問題があった。この問題を解決するために従来は人手で制約の有るリンクを指定するか、ネットワーク管理装置で経路計算を行う必要があり、時間がかかるという問題があった。
また、上記引用例1では、波長情報やインタフェース情報を通知しているが、本願ではさらに装置内接続情報を付加しており、さらに引用例1は隣接装置間のみで情報の交換を行っているが、本願ではリングやネットワーク全体で情報の交換を行っているという相違がある。
そこで本発明の目的は、上記問題点に鑑み、ADD/DROP点のポート(リンク)に波長情報、リングを構成するリンクにリング情報を付与する事により、経路計算の自動化を可能とし、迅速なサービスの提供が容易となる通信パス計算方法を提供することにある。
本発明によれば、波長分割多重信号を送受信するWDMネットワーク内における光伝送装置であって、再構成可能なOADM装置を有し、該OADM装置は、自装置のクライアントと接続WDMとの間のリンクテーブルを作成すること、該リンクテーブルを自装置のルーチング制約情報としてネットワーク全体内の他装置に広告すること、該他装置は、広告された該ルーチング制約情報を受信して記憶し、自装置の通信パス計算の際にその計算の制約情報として利用すること、を特徴とする通信パスの計算方法が提供される。前記通信パスの計算には、最短路計算アルゴリズムを使用し、その最短路計算の際に該ルーチング制約情報を適用する。
また、本発明によれば、図4のリンクテーブルの一構成例及び図5の波長情報の一態様例に示すように、前記リンクテーブルは、一例として、少なくとも該OADM装置と接続するWDMリンクを識別するための接続WDMリンクIDと、該装置内におけるトランスポンダの入出力ポートを識別するためのクライアントリンクIDと、該WDMリンク内でADD/DROPする個別の波長信号を識別するための波長情報とを含む。
さらに、本発明によれば、波長分割多重信号を送受信するWDMネットワーク内における光伝送装置であって、再構成可能なOADM装置を有し、該OADM装置は、装置を監視して管理・制御するため装置内監視制御部において、装置を管理するための装置管理部と、伝送路障害等を監視する警報監視部と、シグナリング等の機能を有し、ラベルスイッチング制御を行うGMPLS制御部と、装置内を再構成可能に制御するスイッチ部と、を備え、該装置管理部は、自装置のクライアントと接続WDMとの間のリンクテーブルを作成し、該GMPLS制御部は、該リンクテーブルを自装置のルーチング制約情報としてネットワーク全体内の他装置に広告し、また該他装置から受信したルーチング制約情報を記憶して、自装置の通信パス計算の際にその計算の制約情報として利用する光伝送装置が提供される。該装置は、前記通信パスの計算に最短路計算アルゴリズムを使用し、その最短路計算に該ルーチング制約情報を適用する。前記最短路計算アルゴリズムにはダイクストラの手法を使用し、ルーチングの制御にはOSPF−TEのルーチングプロトコルを使用する。
本発明によれば、ADD/DROP点のポート(リンク)に波長情報、リングを構成するWDMリンクにリング情報を付与する事により、経路計算の自動化を可能とし、迅速なサービスの提供が容易となる。
図6は、本発明による基本的な最短経路検索フローの一例を示したものである。また、図7は、本発明を適用するネットワーク構成の一例を示している。さらに、図8は、図7で用いられるクライアントリンクテーブルの一例を示している。
図6に示す最短経路探索フローでは、基本的にOSPFで標準のダイクストラ(Dijkstra) 法を用いたグラフ最短経路問題の解法手法を用いており、その判断の際に図8のクライアントリンクテーブルで示す制約事項を加味することとしている。図7のネットワークは、2個のROADMリング(N11−N12−N13及びN31−N32−N33)と、その間を結ぶPXC(光クロスコネクト)装置(N21及びN22)で構成されている。ここでは、図6の経路探索フローに沿ってノードN11の波長5のポートからノードN33の波長8の出力までの経路探索を行う場合の実施例について説明する。なお、ここでは簡単のために全てのリンクコストを「1」として経路探索を行う。
(1)初めにデータ初期化(S11)を行うと、ノードN11が始点ノードとなるので始点ノードN11からの最短経路d(N11)=0、またノードN11で使用可能な波長リストL(N11)=波長5となる。他のノードUはd(U)=∞、L(U)=nullとする。
(2)ステップS12では、始点ノードN11から全てのノードまでの最短距離は求まっていない(最短距離が求まっていないノードの集合Qが空でない)のでNOに進む。
(3)ステップS13では、集合Qの点uの最短距離d(u)が最小のノードはN11である。また、ステップS14では、点uは終点ノード(N33)ではないのでNOに進む。
(3)ステップS13では、集合Qの点uの最短距離d(u)が最小のノードはN11である。また、ステップS14では、点uは終点ノード(N33)ではないのでNOに進む。
(4)ステップS15では、u点(ここではノードN11)に接続されているWDMリンクはL10及びL12であるから、本発明によりN11クライアントリンクテーブル(図8の(a))の接続WDMリンクを参照し、波長5のポートがクライアントリンクID1(IF1)に接続できるためL10、L12を候補(OK)として確認する。ステップ15では、選択したノードuに接続されているリンクを選択するが、クライアントリンクテーブルを参照して選択可能か否かを判断している。
(5)ステップ16では、まずL10をチェックする。L(N11)=波長5、L10の使用可能波長は5−8なので、波長5は使用可能でありYESとなる。このように、ステップ16では、通常の帯域確認等に加えて、使用可能波長か否かを判断している。
(6)次にステップ17では、リンクL10の宛先ノードはノードN12より、d(N12)=無限大とd(N11)+コスト(L10)を比較して、小さいほうをd(N12)に設定する。この場合にはd(N12)=1、始点からノードuまでの最短経路で1個前のノードR(N12)=N11、L(N12、L10)=波長5を設定する。ステップ17では、最短距離と前ノードを更新するが、それらの情報に加えて、前ノード間での使用可能波長リストを保持するようにしている。
(6)次にステップ17では、リンクL10の宛先ノードはノードN12より、d(N12)=無限大とd(N11)+コスト(L10)を比較して、小さいほうをd(N12)に設定する。この場合にはd(N12)=1、始点からノードuまでの最短経路で1個前のノードR(N12)=N11、L(N12、L10)=波長5を設定する。ステップ17では、最短距離と前ノードを更新するが、それらの情報に加えて、前ノード間での使用可能波長リストを保持するようにしている。
(7)L12についても、ステップ16及び17を行い、d(N13)=1、L(N13、L12)=波長5を設定する。
(8)次にステップ15に戻って、リンクL10及びL12を選択済みなのでNOとなりステップ18に進み、ノードN11をすでに最短距離が決定したノードの集合Sに追加する。
(8)次にステップ15に戻って、リンクL10及びL12を選択済みなのでNOとなりステップ18に進み、ノードN11をすでに最短距離が決定したノードの集合Sに追加する。
(9)ステップ12に戻り、まだ全てのノードが求まっていないのでNOとなりステップ13に移動する。
(10)ステップ13では、d(u)が最小のノードを選択するが、N12とN13が1で最小となり、ここではとりあえずN12を選択する。
(11)ステップ14では、N12にはリンクL21とL11が接続されているのでN12のクライアントリンクテーブル(図8の(b))の接続WDMリンクを確認し、波長5のポートが接続できるか確認しOKとなるのでL21、L11を候補とする。
(10)ステップ13では、d(u)が最小のノードを選択するが、N12とN13が1で最小となり、ここではとりあえずN12を選択する。
(11)ステップ14では、N12にはリンクL21とL11が接続されているのでN12のクライアントリンクテーブル(図8の(b))の接続WDMリンクを確認し、波長5のポートが接続できるか確認しOKとなるのでL21、L11を候補とする。
(12)L21についてステップ16及び17を行いd(N21)=2、R(N21)=N12、L(N21,L21)=NULLとする。
(13)L11についてステップ16及び17を行うが、d(N12)+コスト(L11)=2であり、現在のd(N13)より大きいのでd(N13)は更新しない。
(14)ステップ15に戻って、L21及びL11は選択済みなのでNOとなってステップ18に進み、ノードN12をSに追加する。
(13)L11についてステップ16及び17を行うが、d(N12)+コスト(L11)=2であり、現在のd(N13)より大きいのでd(N13)は更新しない。
(14)ステップ15に戻って、L21及びL11は選択済みなのでNOとなってステップ18に進み、ノードN12をSに追加する。
(15)ステップ12に戻り、まだ全てのノードが求まっていないのでNOとなりステップ13に移動する。
(16)ステップ13では、d(u)が最小のノードを選択するが、コスト1で最小となるN13を選択する。
(16)ステップ13では、d(u)が最小のノードを選択するが、コスト1で最小となるN13を選択する。
(17)ステップ15では、接続されているリンクL11及びL22があり、L22の場合、N13のクライアントリンクテーブル(図8の(c))では波長5はL22へはドロップ出来ないので選択できない。そのため、リンクテーブルからL11のみ選択でき、ステップ16及び17の処理を行うが、d(N12)<d(N13)+コスト(L11)から、d(N12)は更新せず、N13を集合Sに追加する。
(18)ステップ13に戻って、ここではd(u)が最小のノードN21を選択する。
(19)ステップ15では、ノードN21に接続されているリンクL25を選択するが、クライアントリンクテーブルが無いので、これには制約がないと判断してL25をそのまま選択し、ステップ16及び17の処理を行う。そしてコスト計算d(N31)=3、R(N31)=N21、L(N31、L25)=NULLを設定し、N21を集合Sに追加する。
(19)ステップ15では、ノードN21に接続されているリンクL25を選択するが、クライアントリンクテーブルが無いので、これには制約がないと判断してL25をそのまま選択し、ステップ16及び17の処理を行う。そしてコスト計算d(N31)=3、R(N31)=N21、L(N31、L25)=NULLを設定し、N21を集合Sに追加する。
(20)同様にして、最小コストのノードN31を選択し、N31のクライアントリンクテーブル(図8の(d))を確認してリンクL31及びL35が選択できる事を確認する。L31及びL35について波長チェックを行いコスト更新する。ここでは、d(N33)=4、R(N33、L31)=N31、L(N33、L31)=波長5及び8を設定し、さらに、d(N32)=4、R(N32、L35)=N31、L(N32、L35)=波長5を設定する。
(21)次に、最小コストのノードN32を選択する。
(22)ノードN32に接続されているリンクL33を選択し、接続WDMリンクよりリンクとしては接続可能であるが、波長5がL33では使用できないので終了し(図8の(e))、N32をSに追加する。
(22)ノードN32に接続されているリンクL33を選択し、接続WDMリンクよりリンクとしては接続可能であるが、波長5がL33では使用できないので終了し(図8の(e))、N32をSに追加する。
(23)最後にN33を選択し、N33が終点である事より(ステップ14)、終点波長8にクライアントリンクテーブル(図8の(f))からドロップ可能と判断されるので終了する(ステップS19のYES)。
(24)この結果、R(N33)=N31、R(N31)=N21、R(N21)=N12、R(N12)=N11より経路が特定でき、L(N33)=波長8、L(N12)=波長5より各々のリンクで使用可能な波長が特定できる。
このように、本発明によれば、各ノードから広告されるクライアントリンクテーブルを参照することで、その接続WDMリンクからリンクとしては接続可能であるが所定の波長がドロップでいない等の種々の制約事項を加味したルート判断が可能となり、最短経路の通信パス計算が自動的に実行可能となる。
1〜4 ノード
21 装置内監視制御部
26、27 インタフェース部
25 スイッチ部
33、34 アッド/ドロップ制御スイッチ
21 装置内監視制御部
26、27 インタフェース部
25 スイッチ部
33、34 アッド/ドロップ制御スイッチ
Claims (10)
- 波長分割多重信号を送受信するWDMネットワーク内における光伝送装置であって、再構成可能なOADM装置を有し、
該OADM装置は、自装置のクライアントと接続WDMとの間のリンクテーブルを作成すること、
該リンクテーブルを自装置のルーチング制約情報としてネットワーク全体内の他装置に広告すること、
該他装置は、広告された該ルーチング制約情報を受信して記憶し、自装置の通信パス計算の際にその計算の制約情報として利用すること、
を特徴とする通信パスの計算方法。 - 前記通信パスの計算には、最短路計算アルゴリズムを使用し、その最短路計算に該ルーチング制約情報を適用すること、を特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記リンクテーブルは、少なくとも、該OADM装置と接続するWDMリンクを識別するための接続WDMリンクIDと、該装置内におけるトランスポンダの入出力ポートを識別するためのクライアントリンクIDと、該WDMリンク内で使用する個別の波長信号を識別するための波長情報とを含む、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記リンクテーブルは、少なくとも、該OADM装置と接続するWDMリンクを識別するためのWDMリンクIDと、そのWDMリンクがリングを構成しているか否かを示すリングフラグとを含む、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記リンクテーブルは、少なくとも、該OADM装置と接続するWDMリンクを識別するためのWDMリンクIDと、そのWDMリンクがリングを構成しているか否かを示すリングフラグと、該WDMリンクが複数ある場合に、個々のリングを識別するためのリングIDとを含む、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記リンクテーブルは、少なくとも、該OADM装置と接続するWDMリンクを識別するためのWDMリンクIDと、該WDMリンク内で使用する個別の波長信号を識別するための波長情報とを含む、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記波長情報は、少なくとも、始点波長と、波長信号間のスペーシングと、波長数と、その使用可能な波長をフラグビットの組合せで示した使用可能波長マップと、で表すことを特徴とする請求項6記載の方法。
- 波長分割多重信号を送受信するWDMネットワーク内における光伝送装置であって、再構成可能なOADM装置を有し、
該OADM装置は、
装置を監視して管理・制御するため装置内監視制御部において、
装置を管理するための装置管理部と、
伝送路障害等を監視する警報監視部と、
シグナリング等の機能を有し、ラベルスイッチング制御を行うGMPLS制御部と、
装置内を再構成可能に制御するスイッチ部と、を備え、
該装置管理部は、自装置のクライアントと接続WDMとの間のリンクテーブルを作成し、
該GMPLS制御部は、該リンクテーブルを自装置のルーチング制約情報としてネットワーク全体内の他装置に広告し、また該他装置から受信したルーチング制約情報を記憶して、自装置の通信パス計算の際にその計算の制約情報として利用すること、を特徴とする光伝送装置。 - 前記通信パスの計算には、最短路計算アルゴリズムを使用し、その最短路計算に該ルーチング制約情報を適用すること、を特徴とする請求項8記載の装置。
- 前記最短路計算アルゴリズムはダイクストラの手法を使用し、ルーチングの制御にはOSPF−TEのルーチングプロトコルを使用する、ことを特徴とする請求項8記載の装置。
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