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JP2007241952A - 制御装置、制御方法および制御プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法および制御プログラム Download PDF

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JP2007241952A JP2006067396A JP2006067396A JP2007241952A JP 2007241952 A JP2007241952 A JP 2007241952A JP 2006067396 A JP2006067396 A JP 2006067396A JP 2006067396 A JP2006067396 A JP 2006067396A JP 2007241952 A JP2007241952 A JP 2007241952A
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Kazuhide Tanabe
和秀 田辺
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Abstract

【課題】認証の有効期間に応じて、認証されたユーザのみの利用とし、ユーザによる装置利用の利便性を高めるとともに、不正使用の抑制を図ること。
【解決手段】装置のユーザの認証情報の入力を受け付ける利用受付部201と、入力された認証情報に基づいて、ユーザを認証する認証実行部202と、認証実行部202によってユーザが認証された場合、当該ユーザの装置の利用に関する利用要求の入力を受け付ける要求受付部206と、要求受付部206によって入力された利用要求に基づいて、認証実行部202による認証結果の有効期間を設定し、設定された有効期間の間、ユーザの装置の利用を許可する制御をおこなう認証期間管理部204と、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、装置のユーザの認証をおこなって、認証されたユーザに対して装置の利用を許可する制御装置、制御方法および制御プログラムに関する。
従来より、一つの筐体内に、表示部、印刷部、撮像部などを設けて、あらかじめ組み込まれたプリンタやコピーやファクシミリやスキャナなどの機能を実現する複数のプログラムを切り替えることで、プリンタやコピーやファクシミリやスキャナなどとして機能する複合型の画像形成装置(以下、「複合機」という)がある。このような複合機では、あらかじめ組み込まれたプログラムに加えて、メモリカードのように着脱自在な記録媒体によって提供されるアプリケーションモジュールを読み込むことにより、さらに機能を追加することができる。
ここで、複合機における操作には、記録媒体の整理などを目的として、アプリケーションモジュールが格納された記録媒体から、アプリケーションモジュールを他の記録媒体へ移動をさせることがある。近年では、特定の記録媒体に記録されている状態でのみ利用可能な電子データが、当該特定の記録媒体とは異なる他の記録媒体に移動された場合に、移動元の電子データを、他の記録媒体への移動前の状態に戻す提案がされている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2005−202935号公報
しかしながら、上記従来技術では、ユーザの認証をおこなわないで、所定の操作によって電子データの移動をおこなうため、不正なユーザによる操作であっても電子データの移動がおこなわれてしまうという問題があった。さらに、複数の機能を有する複合機においては、正当なユーザによるログインの認証がおこなわれた場合、ログアウトまでの期間は他のユーザの認証はおこなわない。したがって、一度複合機の操作を許可してしまうとログアウトまでは、不正なユーザの操作であっても複合機による作業がおこなえるという問題があった。一方、不正使用を抑制する場合、ログインの認証をおこなったユーザは、ログアウトまで複合機による作業を監視する必要があり、作業以外の無駄な手間が発生するという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ユーザの認証をおこない、認証の有効期間を設けることによって、ユーザによるログインとログアウトに関わらず、認証されたユーザのみが装置を利用することができる制御装置、制御方法および制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる制御装置は、装置のユーザの認証情報の入力を受け付ける認証情報入力手段と、前記認証情報入力手段によって入力された認証情報に基づいて、前記ユーザを認証する認証手段と、前記認証手段によって前記ユーザが認証された場合、当該ユーザの前記装置の利用に関する利用要求の入力を受け付ける利用要求入力手段と、利用要求入力手段によって入力された利用要求に基づいて、前記認証手段による認証結果の有効期間を設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された有効期間の間、前記ユーザの前記装置の利用を許可する制御をおこなう制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる制御装置は、請求項1に記載の発明において、前記利用要求入力手段は、前記ユーザにおける、少なくとも一つ以上の利用要求の入力を受け付けるものであり、前記設定手段は、前記利用要求入力手段によって入力された利用要求における利用の開始時点および終了時点を含む有効期間を設定することを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる制御装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記認証情報入力手段は、複数の認証情報の入力を受け付けるものであり、前記認証手段は、前記認証情報入力手段によって入力された複数の認証情報に基づいて、それぞれの認証情報について前記ユーザを認証するものであり、前記利用要求入力手段は、前記認証手段によって前記ユーザが認証された場合、それぞれの認証について利用要求を受け付けることを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる制御方法は、装置のユーザの認証情報の入力を受け付ける認証情報入力工程と、前記認証情報入力工程によって入力された認証情報に基づいて、前記ユーザを認証する認証工程と、前記認証工程によって前記ユーザが認証された場合、当該ユーザの前記装置の利用に関する利用要求の入力を受け付ける利用要求入力工程と、利用要求入力工程によって入力された利用要求に基づいて、前記認証工程による認証結果の有効期間を設定する設定工程と、前記設定工程によって設定された有効期間の間、前記ユーザの前記装置の利用を許可する制御をおこなう制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる制御方法は、請求項4に記載の発明において、前記利用要求入力工程は、前記ユーザにおける、少なくとも一つ以上の利用要求の入力を受け付けるものであり、前記設定工程は、前記利用要求入力工程によって入力された利用要求における利用の開始時点および終了時点を含む有効期間を設定することを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる制御方法は、請求項4または5に記載の発明において、前記認証情報入力工程は、複数の認証情報の入力を受け付けるものであり、前記認証工程は、前記認証情報入力工程によって入力された複数の認証情報に基づいて、それぞれの認証情報について前記ユーザを認証するものであり、前記利用要求入力工程は、前記認証工程によって前記ユーザが認証された場合、それぞれの認証について利用要求を受け付けることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる制御プログラムは、請求項4〜6のいずれか一つに記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、請求項4〜6のいずれか一つに記載の制御方法をコンピュータに実行させることができる。
本発明にかかる制御装置、制御方法および制御プログラムによれば、ユーザが認証された有効期間に応じて、認証されたユーザのみの利用を許可することができる。したがって、ユーザによる装置の利用の利便性を高めるとともに、不正使用の抑制を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる制御装置、制御方法および制御プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態では、プリンタやコピーやファクシミリやスキャナなどの機能を有する複合型の画像形成装置によって、本発明の制御装置を実施した場合の一例について説明する。
(実施の形態)
(画像形成装置のハードウェア構成)
図1を用いて、本実施の形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図1において、画像形成装置100は、CPU(セントラルプロセッシングユニット)101と、ROM(リードオンリーメモリ)102と、RAM(ランダムアクセスメモリ)103と、NVRAM(不揮発RAM)104と、モデム105と、パネル制御部106と、操作パネル107と、エンジン制御部108と、スキャンプリントエンジン109と、ディスクドライバ110と、記憶装置111と、通信制御部112と、が画像バス120により接続されて構成されている。また、画像形成装置100は、通信制御部112を介して、ネットワーク113に接続されている。
CPU101は、画像形成装置100の全体を制御する。ROM102には、基本入出力プログラムなど各種プログラムが記憶されている。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。NVRAM104は、画像形成装置100の電源を切ってもデータを保持しておくことが可能であり、ユーザの認証に関する情報などが記憶されていてもよい。
モデム105は、公衆電話回線に接続され、G3(Group 3)プロトコルに基づいて、ファクシミリ通信を制御する。より具体的には、たとえば、ファクシミリ通信の送受信に関する信号の変調、復調および公衆電話回線との接続制御をおこなう。
パネル制御部106は、CPU101の制御にしたがって、後述する操作パネル107を制御して、画像データの送信先や送受信の開始、あるいは画像データの入出力に関する情報の入力を受け付ける。より具体的には、ユーザの操作パネル107の操作による、コピーの開始や終了、ファクシミリ通信の開始や終了、スキャンの開始や終了などの指示を受け付ける。また、パネル制御部106は、画像データの送受信や画像データの入出力に関して、画像データのサイズや送受信日時などの属性情報や装置の動作状況などを操作パネル107に出力することとしてもよい。
操作パネル107は、ユーザが、画像データの送信先や送受信の開始、あるいは画像データの入出力に関する情報を入力するための操作キーあるいはタッチパネルなどと、画像データのサイズや送受信日時などの属性情報や装置の動作状況などを表示するLCD(Liquid Crystal Display)などにより構成される。より具体的には、たとえば、ユーザは、テンキーにより送信先ファクシミリ番号を指定して、スタートキーによりファクシミリ送信をスタートする。そして、パネル制御部106から出力される、ファクシミリ送信の履歴などをLCDに表示することとしてもよい。
エンジン制御部108は、CPU101の制御にしたがって、後述するスキャンプリントエンジン109を制御して、画像データの入出力をおこなう。より具体的には、たとえば、スキャンプリントエンジン109によって、外部からの原稿画像を、所定の解像度により、カラーまたは白黒で読み取って画像データとする、画像データの取得に関する動作を制御する。また、外部から受信した画像データや、原稿画像から読み取った画像データを、その画像データの線密度やサイズなどに応じて、後述する記憶装置111への出力やプリント動作をする、印刷に関する動作を制御することとしてもよい。
スキャンプリントエンジン109は、原稿画像を読み取って画像データとするスキャナ部と、画像データをプリントするプリント部から構成されている。より具体的には、スキャナ部は、図示しない原稿台に設置された原稿画像を、所定の解像度により、カラーまたは白黒で読み取って画像データとする。また、プリント部は、外部から受信した画像データや、原稿画像から読み取った画像データを、その画像データの線密度やサイズなどに応じて、プリント動作をする。
ディスクドライバ110は、CPU101の制御にしたがって、記憶装置111へのデータの読み込み/書き込みの制御をおこなう。記憶装置111は、ディスクドライバ110の制御にしたがって、書き込まれたデータを記憶する。記憶装置111は、磁気ディスクや光ディスクなどによって構成され、画像形成装置100に対して、着脱自在なものとしてもよい。また、記憶装置111は、後述するネットワーク113により外部に接続されている構成でもよい。
通信制御部112は、CPU101の制御にしたがって、インターネットなどのネットワーク113と接続し、外部機器との通信に関する制御をおこなう。より具体的には、たとえば、スキャンプリントエンジン109によって読み取られた画像データを外部機器に出力したり、外部機器から画像データの入力を受け付ける。また、本実施の形態では、操作パネル107によってユーザの操作を受け付けることとしたが、ネットワーク113を介して、外部機器から操作に関する信号を受け付けることとしてもよい。
(画像形成装置の機能的構成)
つぎに、図2を用いて、本実施の形態にかかる画像形成装置100の機能的構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかる画像形成装置の機能的構成の一例を示す説明図である。
図2において、画像形成装置100は、利用受付部201と、認証実行部202と、認証方式保持部203と、認証期間管理部204と、ユーザ管理部205と、要求受付部206と、処理実行部207と、記憶装置111と、を含み構成されている。
利用受付部201は、操作パネル107やネットワーク113などを介してユーザから利用に関する情報の入力を受け付ける。利用に関する情報は、たとえば、画像形成装置100における、後述する処理実行部207によって実行される機能の指定や、後述する認証実行部202による認証方式に関する指定などである。また、利用受付部201は、認証情報入力手段として、認証方式に関する指定とともに、指定された認証方式に応じた、ユーザの認証情報の入力を受け付けることとしてもよい。
認証実行部202は、利用受付部201によって入力された認証方式にしたがって、ユーザの認証をおこなう。より具体的には、認証実行部202は、認証手段として、認証方式保持部203に保持された認証方式の中から、利用受付部201によって入力された認証方式を抽出して、ユーザの認証をおこなう。たとえば、ユーザがベーシックによる認証方式を指定した場合は、パスワードやユーザID(IDentifier)を用いた認証をおこなう。また、ユーザが静脈認証や指紋認証などの方式を指定した場合には、ユーザの静脈や指紋などの生体情報を用いた認証をおこなう。ユーザの認証は、あらかじめ登録されたユーザにおけるパスワードや生体情報などの認証情報と、利用受付部201によって入力された認証情報とを照合しておこなうこととしてもよい。また、認証情報の入力は、複数の認証情報の入力を受け付けることとしてもよい。
認証期間管理部204は、認証実行部202によって認証された結果の有効期間を管理する。より具体的には、たとえば、設定手段として、後述する要求受付部206によって入力された利用要求に基づいて、認証実行部202によって認証された認証結果の有効期間を設定し、制御手段として、設定された有効期間の間、ユーザによる画像形成装置100の利用を許可する。また、認証期間管理部204は、たとえば、後述する要求受付部206によって入力された利用要求における利用の開始時点および終了時点を含む有効期間を設定することとしてもよい。なお、認証の有効期間については、図3−1〜図3−3に後述する。
ユーザ管理部205は、画像形成装置100を利用することができるユーザの情報を管理する。より具体的には、たとえば、あらかじめ登録されたユーザと、ユーザに関連づけられた利用可能な機能および認証における有効期間などを記憶装置111から読み出す構成としてもよい。
要求受付部206は、認証実行部202によって認証されたユーザごとに、画像形成装置100が提供する機能の利用要求を受け付ける、専用窓口を果たす。より具体的には、利用要求入力手段として、認証実行部202によって認証されたユーザの画像形成装置100の利用に関する要求を受け付け、ユーザにおける、少なくとも一つ以上の利用要求の入力を受け付けることとしてもよい。
処理実行部207が、要求受付部206によって入力された利用要求に基づいて、処理を実行する。より具体的には、たとえば、認証実行部202によって認証されたユーザに対して、認証期間管理部204によって管理される有効期間の間、コピーやファクシミリなどの利用要求に応じた処理を実行する。
なお、本実施の形態にかかる画像形成装置100の機能的構成である利用受付部201や要求受付部206は、操作パネル107や通信制御部112によって、認証実行部202や認証方式保持部203や認証期間管理部204やユーザ管理部205や処理実行部207は、ROM102やRAM103やNVRAM104や記憶装置111などに記憶された各種プログラムをCPU101やエンジン制御部108やディスクドライバ110が実行することによって、その機能を実現する。
つづいて、図3−1〜図3−3を用いて、本実施の形態にかかる画像形成装置100における認証の有効期間について説明する。図3−1は、本実施の形態にかかる画像形成装置におけるログイン期間を用いた認証有効期間の一例について示す説明図である。
図3−1において、認証有効期間301は、ログイン期間302と、要求A(コピー)実行期間303と、要求B(メール送信)実行期間304と、を含み構成されており、証明書有効期間305より短い期間となっている。
認証有効期間301は、認証期間管理部204によって管理される認証結果の有効期間である。ログイン期間302は、画像形成装置100を利用するユーザのログインからログアウトまでの期間である。より具体的には、ユーザによる画像形成装置100の利用開始の宣言をおこなって認証されたユーザが、利用終了の宣言をおこなうまでの期間であり、利用受付部201への利用に関する情報とともに入力することとしてもよい。
要求A(コピー)実行期間303は、ログインをおこなったユーザが、要求受付部206に対してコピー機能の実行を要求した場合に、コピーを実行する期間である。同様に、要求B(メール送信)実行期間304は、ログインをおこなったユーザが、要求受付部206に対してメール送信機能の実行を要求した場合に、メール送信を実行する期間である。
証明書有効期間305は、ユーザのログインに対して発行される認証証明書の有効期間であり、ログイン期間302よりも長い期間となる。なお、図3−1においては、認証有効期間301は、ログイン期間302の終了をもって、終了する構成となっている。
つぎに、図3−2を用いて、処理の実行期間を用いた認証の有効期間について説明する。図3−2は、本実施の形態にかかる画像形成装置における処理の実行期間を用いた認証有効期間の一例について示す説明図である。
図3−2において、認証有効期間301は、ログイン期間302と、要求C(ファクシミリ)実行期間306と、要求D(印刷)実行期間307と、を含み構成されており、証明書有効期間305より短い期間となっている。
認証有効期間301は、認証期間管理部204によって管理される認証結果の有効期間である。ログイン期間302は、画像形成装置100を利用するユーザのログインからログアウトまでの期間である。
要求C(ファクシミリ)実行期間306は、ログインをおこなったユーザが、要求受付部206に対してファクシミリ機能の実行を要求した場合に、ファクシミリの送受信を実行する期間である。同様に、要求D(印刷)実行期間307は、ログインをおこなったユーザが、要求受付部206に対して印刷機能の実行を要求した場合に、印刷を実行する期間である。
証明書有効期間305は、ユーザのログインに対して発行される認証証明書の有効期間であり、ログイン期間302よりも長い期間となる。なお、図3−2においては、認証有効期間301は、ログイン期間302が終了していても、ログイン期間302中におこなわれた要求に対する処理が終了するまで、終了しない構成となっている。
つぎに、図3−3を用いて、証明書有効期間305が切れた場合の認証の有効期間について説明する。図3−3は、本実施の形態にかかる画像形成装置における証明書有効期間が切れた場合の認証有効期間の一例について示す説明図である。
図3−3において、認証有効期間301は、ログイン期間302と、要求C(ファクシミリ)実行期間306と、要求D(印刷)実行期間307と、証明書有効期間305を含み構成されている。
認証有効期間301は、認証期間管理部204によって管理される認証結果の有効期間である。ログイン期間302は、画像形成装置100を利用するユーザのログインからログアウトまでの期間である。
要求C(ファクシミリ)実行期間306は、ログインをおこなったユーザが、要求受付部206に対してファクシミリ機能の実行を要求した場合に、ファクシミリの送受信を実行する期間である。同様に、要求D(印刷)実行期間307は、ログインをおこなったユーザが、要求受付部206に対して印刷機能の実行を要求した場合に、印刷を実行する期間である。
証明書有効期間305は、ユーザのログインに対して発行される認証証明書の有効期間であり、ログイン期間302よりも長い期間となる。なお、図3−3においては、認証有効期間301は、ログイン期間302および証明書有効期間305が終了していても、ログイン期間302中におこなわれた要求に対する処理が終了するまで、終了しない構成となっている。
前述の図3−1〜図3−3で説明したように、本実施の形態にかかる画像形成装置100は、操作パネル107やネットワーク113などを介して入力される利用要求に関する処理の期間(セッション)と、認証結果における有効期間を分けて管理する構成としている。
(画像形成装置100の処理の内容)
つづいて、図4および図5を用いて、本実施の形態にかかる画像形成装置100の処理の内容について説明する。図4は、本実施の形態にかかる画像形成装置におけるユーザのログイン処理について示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、利用受付部201によりユーザ名、認証情報の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS401)。ユーザ名は、あらかじめ画像形成装置100に登録されたユーザの名称でもよく、番号や記号などで構成されていてもよい。また、認証情報は、あらかじめ登録されたユーザに関連づけられたパスワードや生体情報などで、画像形成装置100を利用するユーザの認証に用いる構成としてもよい。これらユーザ名や認証情報は、たとえば、記憶装置111や図示しないメモリなどに記憶され、必要に応じて読み出される。
ステップS401において、ユーザ名、認証情報の入力を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS401:Yes)は、つづいて、認証実行部202によって、ステップS401において入力されたユーザ名が、登録されているユーザか否かを判断する(ステップS402)。
ステップS402において、登録されているユーザでない場合(ステップS402:No)は、ステップS401に戻って処理を繰り返す。その際、ユーザ名が登録されていないものである旨を操作パネル107に表示して、ユーザに報知したり、再入力を促すこととしてもよい。また、ステップS402において、登録されているユーザである場合(ステップS402:Yes)は、つぎに、認証実行部202によって、ステップS401において入力された認証情報は正しいか否かを判断する(ステップS403)。認証情報に関する判断は、たとえば、あらかじめ登録されたユーザに関連づけられたパスワードや生体情報が一致あるいは類似するか否かを判断する。より具体的には、あらかじめ登録された生体情報と、認証のために入力された生体情報の特徴点が一致するか否かを判断することとしてもよい。
ステップS403において、入力された認証情報が正しくない場合(ステップS403:No)は、ステップS401に戻って処理を繰り返す。その際、認証情報が正しくない旨を操作パネル107に表示して、ユーザに報知したり、再入力を促すこととしてもよい。また、ステップS403において、入力された認証情報が正しい場合(ステップS403:Yes)は、認証証明書を発行する(ステップS404)。
そして、要求受付部206により、要求受付窓口を生成して(ステップS405)、一連の処理を終了する。要求受付窓口は、たとえば、認証実行部202によって認証されたユーザごとに、画像形成装置100が提供する機能の利用要求を受け付ける専用窓口である。より具体的には、利用要求入力手段として、認証実行部202によって認証されたユーザの画像形成装置100の利用に関する要求を受け付け、ユーザにおける、少なくとも一つ以上の利用要求の入力を受け付けることとしてもよい。
つぎに、図5を用いて、本実施の形態にかかる画像形成装置100の処理におけるログアウト処理について説明する。図5は、本実施の形態にかかる画像形成装置におけるユーザのログアウト処理について示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、利用受付部201によりログアウト要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS501)。ここで、ログアウト要求を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS501:Yes)は、要求受付部206により個人窓口を破棄する(ステップS502)。ここで、個人窓口は、たとえば、図4に前述した要求受付窓口であり、認証されたユーザごとに割り当てられる構成である。
そして、処理実行部207によって、該当ユーザの実行中処理があるか否かを判断する(ステップS503)。該当ユーザは、たとえば、図4に前述したログインしたユーザであり、複数のユーザであってもよい。ここで、該当ユーザの実行中処理がある場合(ステップS503:Yes)は、つづいて、ステップS503における実行中処理について、すべての終了通知を受け付けたか否かを判断する(ステップS504)。
ステップS504において、実行中処理について、すべての終了通知を受け付けるのを待って、受け付けた場合(ステップS504:Yes)は、認証証明書を破棄する(ステップS505)。そして、一連の処理を終了する。認証証明書は、たとえば、ユーザのログインに対して発行されるもので、本図では、実行中処理が終了した後に破棄される構成となっている。また、ステップS503において、該当ユーザの実行中処理がない場合(ステップS503:No)は、認証証明書を破棄して(ステップS505)、一連の処理を終了する。
以上説明した、本実施の形態によれば、利用要求に関する処理の期間(セッション)と、認証結果における有効期間を分けて管理するため、利用要求に関する処理に自由度をもたせることができる。換言すれば、利用要求に関する処理が終了した後であっても、認証結果における有効期間が継続されていれば、有効期間に基づいた処理が継続される。また、有効期間に基づいた処理が継続していても、利用要求に関する処理が終了している場合は、あらたな処理をおこなう場合には、あらたに利用要求に関する処理をおこなわなければならない。また、利用要求に関する処理の期間(セッション)と、認証結果における有効期間を別々に管理しているため、利用要求に関する処理の有効/無効を認証以外の要因で制御する場合にも局所的な変更とすることができ、変更への受容性が高いものとなる。
より具体的には、たとえば、コピーを大量に印刷する場合、すべての印刷が終了するまでログアウトを待たなくても、コピーの実行要求をおこなった時点で、ログアウトが可能になるとともに、コピーは最後まで実行されることとなる。したがって、ログイン済のユーザの権限によって、他のユーザが装置を利用することを防ぐことができ、他のユーザは別途ログインをおこなう必要がある。換言すれば、ユーザが認証された有効期間に応じて、認証されたユーザのみの利用を許可することができ、ユーザによる装置の利用の利便性を高めるとともに、不正使用の抑制を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる制御装置、制御方法および制御プログラムは、スキャナやファクシミリなどの画像形成装置の制御に有用であり、特に、プリンタやコピーやファクシミリやスキャナなどとして機能する複合型の画像形成装置の制御に適している。
本実施の形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる画像形成装置の機能的構成の一例を示す説明図である。 本実施の形態にかかる画像形成装置におけるログイン期間を用いた認証有効期間の一例について示す説明図である。 本実施の形態にかかる画像形成装置における処理の実行期間を用いた認証有効期間の一例について示す説明図である。 本実施の形態にかかる画像形成装置における証明書有効期間が切れた場合の認証有効期間の一例について示す説明図である。 本実施の形態にかかる画像形成装置におけるユーザのログイン処理について示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる画像形成装置におけるユーザのログアウト処理について示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 NVRAM
105 モデム
106 パネル制御部
107 操作パネル
108 エンジン制御部
109 スキャンプリントエンジン
110 ディスクドライバ
111 記憶装置
112 通信制御部
113 ネットワーク
120 画像バス
201 利用受付部
202 認証実行部
203 認証方式保持部
204 認証期間管理部
205 ユーザ管理部
206 要求受付部
207 処理実行部

Claims (7)

  1. 装置のユーザの認証情報の入力を受け付ける認証情報入力手段と、
    前記認証情報入力手段によって入力された認証情報に基づいて、前記ユーザを認証する認証手段と、
    前記認証手段によって前記ユーザが認証された場合、当該ユーザの前記装置の利用に関する利用要求の入力を受け付ける利用要求入力手段と、
    利用要求入力手段によって入力された利用要求に基づいて、前記認証手段による認証結果の有効期間を設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定された有効期間の間、前記ユーザの前記装置の利用を許可する制御をおこなう制御手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記利用要求入力手段は、前記ユーザにおける、少なくとも一つ以上の利用要求の入力を受け付けるものであり、
    前記設定手段は、前記利用要求入力手段によって入力された利用要求における利用の開始時点および終了時点を含む有効期間を設定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記認証情報入力手段は、複数の認証情報の入力を受け付けるものであり、
    前記認証手段は、前記認証情報入力手段によって入力された複数の認証情報に基づいて、それぞれの認証情報について前記ユーザを認証するものであり、
    前記利用要求入力手段は、前記認証手段によって前記ユーザが認証された場合、それぞれの認証について利用要求を受け付けることを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 装置のユーザの認証情報の入力を受け付ける認証情報入力工程と、
    前記認証情報入力工程によって入力された認証情報に基づいて、前記ユーザを認証する認証工程と、
    前記認証工程によって前記ユーザが認証された場合、当該ユーザの前記装置の利用に関する利用要求の入力を受け付ける利用要求入力工程と、
    利用要求入力工程によって入力された利用要求に基づいて、前記認証工程による認証結果の有効期間を設定する設定工程と、
    前記設定工程によって設定された有効期間の間、前記ユーザの前記装置の利用を許可する制御をおこなう制御工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  5. 前記利用要求入力工程は、前記ユーザにおける、少なくとも一つ以上の利用要求の入力を受け付けるものであり、
    前記設定工程は、前記利用要求入力工程によって入力された利用要求における利用の開始時点および終了時点を含む有効期間を設定することを特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  6. 前記認証情報入力工程は、複数の認証情報の入力を受け付けるものであり、
    前記認証工程は、前記認証情報入力工程によって入力された複数の認証情報に基づいて、それぞれの認証情報について前記ユーザを認証するものであり、
    前記利用要求入力工程は、前記認証工程によって前記ユーザが認証された場合、それぞれの認証について利用要求を受け付けることを特徴とする請求項4または5に記載の制御方法。
  7. 請求項4〜6のいずれか一つに記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。

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