JP2007240456A - 焦電型温度補償型赤外線センサ - Google Patents
焦電型温度補償型赤外線センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007240456A JP2007240456A JP2006066562A JP2006066562A JP2007240456A JP 2007240456 A JP2007240456 A JP 2007240456A JP 2006066562 A JP2006066562 A JP 2006066562A JP 2006066562 A JP2006066562 A JP 2006066562A JP 2007240456 A JP2007240456 A JP 2007240456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pyroelectric
- infrared sensor
- electrode
- temperature
- ceramic plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 70
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 48
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 21
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 21
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
【課題】温度補償電極が検知エリアからの赤外線による熱変化には反応せず、実質的に周囲の温度変化のみに反応する、温度補償の信頼性の高い、焦電型温度補償型赤外線センサを提供する。
【解決手段】 焦電セラミック板1上に、受光主電極2と温度補償電極3とが配設された構造を有する焦電型温度補償型赤外線センサにおいて、温度補償電極3を複数の分割電極33から構成し、温度補償電極3を構成する分割電極33を、パッケージの開口部11との関係において、検知エリアからの赤外線の影響を実質的に受けない位置に配設する。
また、受光主電極を焦電セラミック板の略中央部に配設し、温度補償電極を構成する分割電極を、受光主電極を中心として略対称となる位置に配設する。
また、温度補償電極を構成する分割電極を、焦電セラミック板の主面に垂直な方向から見た場合に、パッケージの開口部を中心として略対称となる位置に配設する。
【選択図】図1
【解決手段】 焦電セラミック板1上に、受光主電極2と温度補償電極3とが配設された構造を有する焦電型温度補償型赤外線センサにおいて、温度補償電極3を複数の分割電極33から構成し、温度補償電極3を構成する分割電極33を、パッケージの開口部11との関係において、検知エリアからの赤外線の影響を実質的に受けない位置に配設する。
また、受光主電極を焦電セラミック板の略中央部に配設し、温度補償電極を構成する分割電極を、受光主電極を中心として略対称となる位置に配設する。
また、温度補償電極を構成する分割電極を、焦電セラミック板の主面に垂直な方向から見た場合に、パッケージの開口部を中心として略対称となる位置に配設する。
【選択図】図1
Description
本願発明は、焦電型赤外線センサに関し、詳しくは、温度補償電極を備えた焦電型温度補償型赤外線センサに関する。
従来の赤外線センサには、図6に示すように、赤外線フィルタ60を備えたパッケージ61内に、第1の焦電素子である主シングル焦電素子51と第2の焦電素子である温度補償シングル焦電素子52を逆極性で隙間を持たせて配置し、この主シングル焦電素子51と温度補償シングル焦電素子52を、微小断面積の導電体53により接続することにより、主シングル焦電素子51から温度補償シングル焦電素子52への熱伝導を小さくするとともに、主シングル焦電素子51と温度補償シングル焦電素子52の熱容量を小さくして、高感度化を図った赤外線センサが提案されている(特許文献1参照)。
そして、この赤外線センサは、上述のように、主シングル焦電素子51と温度補償シングル焦電素子52とを、逆極性で、隙間を持たせて配置し、両者を微小断面積の導電体53により接続するように構成していることから、検知エリアを、赤外線センサの中心軸に対して均等な略円錐台形状のエリアとすることが可能になり、検知エリアを広くすることができるという特徴を有している。
しかしながら、この赤外線センサにおいては、主シングル焦電素子51と温度補償シングル焦電素子52を逆極性で隙間を持たせて配置し、両者を導電体53により接続するように構成しているので、構造的に加工工程が複雑化し、コストの増大を招くばかりでなく、感度のばらつきも発生しやすいという問題点がある。
また、構造の複雑化を解消した赤外線センサとして、例えば、図7に示すように、パッケージ71、赤外線フィルタ72、焦電体73上に配設された受光主エレメント74および温度補償用エレメント75、配線基板76,FET77、抵抗78、ステム79、ステムリード80などを備えてなる赤外線センサにおいて、周囲の環境温度に対する信頼性を向上させるために、受光主エレメント74と温度補償用エレメント75の形状および寸法を同一にした温度補償シングル型の赤外線センサが提案されている(特許文献2参照)。
この赤外線センサの場合、受光主エレメント74と温度補償用エレメント75の吸熱、放熱のバランスが安定し、誤報を防止することができるようになるとともに、図6に示した赤外線センサに比べて、構造が簡潔であるという特徴を有している。
しかしながら、この赤外線センサの場合、温度変化に対しての熱バランスを向上させることを主たる目的とするものであり、その目的を達成することは可能であるとしても、検知エリアとして、均等で広いエリアを実現することは困難であり、また、検知エリアを、赤外線センサの中心軸に対して均等な略円錐台形状のエリアとすることができないという問題点がある。
また、従来の一般的な温度補償型で焦電型の赤外線センサとして、図8に示すように、赤外線フィルタ86(91)と、赤外線センサ素子92を備え、赤外線センサ素子92を構成する1枚の焦電セラミック板81上に、逆極性になるように受光主電極82と温度補償電極83が設けられ、受光主電極82が焦電セラミック板81の中心に配設され、温度補償電極83が焦電セラミック板81の一方端側に寄せて配設された構造を有する赤外線センサが知られている。
このような構造を有する赤外線センサにおいては、図9に示すように、温度補償電極83が検知エリア84からの赤外線を受光しないような形でパッケージ85の開口部86が設けられることにより、温度補償電極83が検知エリア84からの赤外線による熱変化には反応せず、周囲の温度変化のみに反応するようにして、温度補償の効果が得られるようにしている。
しかしながら、この赤外線センサにおいては、温度補償電極83が焦電セラミック板81の一方の端部に配置されていることから、例えば、図9において、熱源Aからの赤外線には影響を受けることはないが、熱源Bからの赤外線に関しては、温度補償電極83が直接に受光することはなくても、焦電セラミック板81を伝わる、熱源Bからの赤外線に起因する熱の伝導により温度補償電極83が影響を受けることになる。その結果、温度補償の精度が低下するという問題が生じるばかりでなく、検知エリア84を赤外線センサの中心軸(すなわち、受光主電極82の中央の、焦電セラミック板81の主面に垂直な方向の軸)に対して均等なエリア(すなわち、赤外線フィルタ91の平面形状が円形の場合には略円錐台形状のエリア)とすることができず、温度補償電極83の影響を受ける部分が出力を打ち消しあって検知エリア84が狭くなるという問題点がある。
特開平5−164607号公報
登録実用新案第3043381号公報
本願発明は、上記課題を解決するものであり、温度補償電極が検知エリアからの赤外線による熱変化には反応せず、実質的に周囲の温度変化のみに反応する、温度補償の信頼性の高い、焦電型温度補償型赤外線センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願請求項1の焦電型温度補償型赤外線センサは、
焦電セラミック板と、前記焦電セラミック板上に配設された受光主電極および温度補償電極とを備えた赤外線センサ素子と、
開口部と、前記開口部に配設され、検知エリアからの、所定波長の赤外線を透過させる赤外線フィルタとを備え、内部に前記赤外線センサ素子が配設されるパッケージと
を具備する焦電型温度補償型赤外線センサであって、
前記温度補償電極が、複数に分割された分割電極から構成されており、かつ、前記温度補償電極を構成する前記分割電極が、前記パッケージの前記開口部との関係において、検知エリアからの赤外線の影響を実質的に受けない位置に配設されていること
を特徴としている。
焦電セラミック板と、前記焦電セラミック板上に配設された受光主電極および温度補償電極とを備えた赤外線センサ素子と、
開口部と、前記開口部に配設され、検知エリアからの、所定波長の赤外線を透過させる赤外線フィルタとを備え、内部に前記赤外線センサ素子が配設されるパッケージと
を具備する焦電型温度補償型赤外線センサであって、
前記温度補償電極が、複数に分割された分割電極から構成されており、かつ、前記温度補償電極を構成する前記分割電極が、前記パッケージの前記開口部との関係において、検知エリアからの赤外線の影響を実質的に受けない位置に配設されていること
を特徴としている。
また、請求項2の焦電型温度補償型赤外線センサは、請求項1の発明の構成において、前記受光主電極が前記焦電セラミック板の略中央に配設され、前記温度補償電極を構成する前記分割電極が、前記受光主電極の周囲の、前記受光主電極を中心として略対称となる位置に配設されていることを特徴としている。
また、請求項3の焦電型温度補償型赤外線センサは、請求項1または2の発明の構成において、前記温度補償電極を構成する前記分割電極が、前記焦電セラミック板の主面に垂直な方向から見た場合に、前記パッケージの前記開口部を中心として略対称となる位置に配設されていることを特徴としている。
また、請求項4の焦電型温度補償型赤外線センサは、請求項1〜3のいずれかの発明の構成において、前記焦電セラミック板の平面形状が略方形で、前記分割電極が、前記焦電セラミック板上の合計4つの対角位置に配設されていることを特徴としている。
また、請求項5の焦電型温度補償型赤外線センサは、請求項4に記載の発明の構成において、前記受光主電極の平面形状が略円形であることを特徴としている。
また、請求項6の焦電型温度補償型赤外線センサは、請求項4または5のいずれかの発明の構成において、前記パッケージの前記開口部の平面形状が略方形であり、各辺が、前記焦電セラミック板の各辺に対して周方向に略45°ずれた状態となるように前記開口部が配設されていることを特徴としている。
本願請求項1の焦電型温度補償型赤外線センサは、焦電セラミック板と、焦電セラミック板上に配設された受光主電極および温度補償電極とを備えた赤外線センサ素子と、開口部と、開口部に配設され、検知エリアからの、所定波長の赤外線を透過させる赤外線フィルタとを備え、内部に赤外線センサ素子が配設されるパッケージとを具備する焦電型温度補償型赤外線センサにおいて、温度補償電極を複数に分割するとともに、複数に分割された分割電極を、パッケージの開口部との関係において、検知エリアからの赤外線の影響を実質的に受けない位置に配設するようにしているので、温度補償電極が検知エリアからの赤外線による熱変化には反応せず、実質的に周囲の温度変化のみに反応する、温度補償の精度が高く、信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを提供することが可能になる。
また、請求項2の焦電型温度補償型赤外線センサのように、請求項1の発明の構成において、受光主電極を焦電セラミック板の略中央部に配設し、温度補償電極を構成する分割電極を、受光主電極の周囲の、受光主電極を中心として略対称となる位置に配設することにより、温度補償電極が検知エリアからの赤外線による熱変化には反応せず、実質的に周囲の温度変化のみに反応するようにすることが可能になるとともに、検知エリアを赤外線センサ素子の中心軸(焦電セラミック板の主面に垂直な方向の軸)に対して均等な形状(例えば、略円錐台形状や略角錐台形状など)のエリアとすることが可能になり、さらに、温度補償の精度が高く、信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを提供することが可能になる。
また、請求項3の焦電型温度補償型赤外線センサのように、請求項1または2の発明の構成において、温度補償電極を構成する分割電極を、焦電セラミック板の主面に垂直な方向から見た場合に、パッケージの開口部を中心として略対称となる位置に配設するようにした場合、検知エリアを、より確実に、赤外線センサの中心軸(焦電セラミック板の主面に垂直な方向の軸)に対して均等な略円錐台状や略角錐台形状などの形状を有するエリアとすることが可能になり、本願発明をさらに実効あらしめることができる。
また、請求項4の焦電型温度補償型赤外線センサのように、請求項1〜3のいずれかの発明の構成において、焦電セラミック板として、平面形状が略方形のものを用い、分割電極を、焦電セラミック板上の合計4つの対角位置に配設するようにした場合、簡潔な構成で、分割電極を、検知エリアからの赤外線の影響を実質的に受けない位置に配設することが可能になるとともに、検知エリアを赤外線センサ素子の中心軸に対して均等な形状(例えば、略円錐台形状や略角錐台形状)のエリアとすることが可能になり、検知エリアが広く、かつ、温度補償の信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを提供することが可能になり、本願発明をより実効あらしめることができる。
また、請求項5の焦電型温度補償型赤外線センサのように、請求項4の発明の構成において、受光主電極の平面形状を略円形とした場合、焦電セラミック板の合計4つの対角位置に配設した分割電極と、受光主電極の間の距離を大きく確保することが可能になり、温度補償の信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを提供することが可能になる。
また、請求項6の焦電型温度補償型赤外線センサのように、請求項4または5の発明の構成において、パッケージの開口部の平面形状を略方形とし、かつ、各辺が、焦電セラミック板の各辺に対して周方向に略45°ずれた状態となるように開口部を配設するようにした場合、焦電セラミック板の合計4つの対角位置に配設した分割電極と、開口部の周縁部の間の距離を大きく確保することが可能になり、検知エリアからの赤外線の影響を実質的に受けにくく、温度補償の信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを提供することが可能になる。
以下に本願発明の実施例を示して、本願発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1は本願発明の焦電型温度補償型赤外線センサの要部の構成を模式的に示す平面図、図2は正面断面図である。
この実施例の焦電型温度補償型赤外線センサは、図1および図2に示すように、長方形の焦電セラミック板1と、焦電セラミック板1上に配設された受光主電極2および温度補償電極3とを備えた赤外線センサ素子4と、開口部11と、開口部11に配設され、検知エリア12(図2参照)からの、所定波長の赤外線を透過させる赤外線フィルタ13とを備え、内部に赤外線センサ素子4が収納されるパッケージ14とを備えている。
この焦電型温度補償型赤外線センサにおいて、赤外線を受光する受光主電極2は、平面形状が円形で、焦電セラミック板1の中央に配設されている。
また、温度補償電極3は、4つに分割され、パッケージ14の開口部11(赤外線フィルタ13)との関係において、検知エリア12からの赤外線の影響を実質的に受けない位置に配設されている。すなわち、分割された各分割電極33(33a,33b,33c,33d)は、長方形の焦電セラミック板1の4つの対角位置にそれぞれ配設され、細い導通用電極5により、受光主電極2に接続されている。
なお、図2においては、発明の理解を容易にするため、分割電極33が受光主電極2に接続されていないように示されているが、実際には、図1に示されているように、分割電極33は細い導通用電極5により受光主電極2に接続されている。
なお、図2においては、発明の理解を容易にするため、分割電極33が受光主電極2に接続されていないように示されているが、実際には、図1に示されているように、分割電極33は細い導通用電極5により受光主電極2に接続されている。
また、この実施例の焦電型温度補償型赤外線センサにおいて、温度補償電極3を構成する各分割電極33が配設された4つの対角位置は、受光主電極2を中心として略対称となる位置であり、温度補償電極3を構成する各分割電極33が、受光主電極2の受光する熱エネルギーの影響を、どの方向からも均等に受けることができるように構成されているとともに、均等でより広い検知エリア12を得ることができるように構成されている。
また、各分割電極33は略三角形の形状を有しており、パッケージ14の開口部11(赤外線フィルタ13)の一辺と、略三角形の分割電極33の底辺が略平行になるように構成されている。
また、各分割電極33は略三角形の形状を有しており、パッケージ14の開口部11(赤外線フィルタ13)の一辺と、略三角形の分割電極33の底辺が略平行になるように構成されている。
また、この実施例の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、パッケージ14の開口部11および赤外線フィルタ13は略正方形で、図1に示すように、各辺が焦電セラミック板1を構成する各辺に対して略45゜回転させた態様で配設されており、長方形の焦電セラミック板1の4つの対角位置に配設された各分割電極33と上記パッケージ14の開口部11との位置関係、例えば、各分割電極33と開口部11(赤外線フィルタ13)の距離や、開口部11の端部と各分割電極33の端部とを結ぶ線が焦電セラミック板1の主面となす角度などの位置関係がそれぞれ同じになるように構成されている。
すなわち、この実施例の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、温度補償電極3を構成する分割電極33が、受光電極2を中心として対称となる位置(この実施例では対角位置)に配設されているとともに、パッケージ14の開口部11(赤外線フィルタ13)を中心としても対称となる位置に配設されている。
この実施例の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、上述のように、検知エリア12を、確実に赤外線センサの中心軸(すなわち、焦電セラミック板1の主面に垂直な方向の軸)に対して均等なエリア(略錐台形状のエリア)とすることが可能になるとともに、温度補償電極3を構成する分割電極33が受光主電極2の受光する熱エネルギーの影響を均等に受けるようにすることが可能になり、検知エリア12を均等でより広いエリアにすることができる。
図1を参照して説明すると、受光主電極2の、受光する熱エネルギーの影響を受ける領域R1と、分割電極33が配設され、温度補償のための熱エネルギーの影響を検出すべき4つの領域R2の位置関係は、領域R1を中心として対称の関係となっており、受光主電極2の受光する熱エネルギーの影響が各分割電極に均等に及ぶことになる。
図1を参照して説明すると、受光主電極2の、受光する熱エネルギーの影響を受ける領域R1と、分割電極33が配設され、温度補償のための熱エネルギーの影響を検出すべき4つの領域R2の位置関係は、領域R1を中心として対称の関係となっており、受光主電極2の受光する熱エネルギーの影響が各分割電極に均等に及ぶことになる。
したがって、本願発明によれば、検知エリア12が広く、温度補償の精度に優れた信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを得ることが可能になる。
また、上記実施例の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、受光主電極2の平面形状を略円形としているので、焦電セラミック板1の合計4つの対角位置に配設した分割電極33と、受光主電極2の間の距離を大きく確保することが可能になり、温度補償の信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを得ることが可能になる。
また、上記実施例の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、パッケージ14の開口部11の平面形状を略方形とし、かつ、各辺が、焦電セラミック板1の各辺に対して周方向に略45°ずれた状態となるように開口部11を配設しているので、焦電セラミック板1の合計4つの対角位置に配設した分割電極33と、開口部11の周縁部の間の距離を大きく確保することが可能になり、検知エリアからの赤外線の影響を実質的に受けにくく、温度補償の信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを得ることができる。
なお、一般的に赤外線フィルタ(光学フィルタ)13は高価であり、赤外線フィルタの親基板からの個々の赤外線フィルタ13の取り個数を多くするためには、赤外線フィルタ13は方形であることが望ましい。
そして、方形に構成される赤外線フィルタ13に対して温度補償電極3を構成する分割電極33を効果的に配置する、すなわち、赤外線センサ全体の占有面積を小さくしつつ温度補償の効果を確実に得るには、この実施例(図1,2参照)のように、方形の焦電セラミック板1と、方形の赤外線フィルタ13とを、各辺が略45°ずれるような態様で配置し、方形の赤外線フィルタ13の各辺に対向するように、温度補償電極3を構成する各分割電極33を、焦電セラミック板1上の合計4つの対角位置に配設するのが望ましい。
そして、方形に構成される赤外線フィルタ13に対して温度補償電極3を構成する分割電極33を効果的に配置する、すなわち、赤外線センサ全体の占有面積を小さくしつつ温度補償の効果を確実に得るには、この実施例(図1,2参照)のように、方形の焦電セラミック板1と、方形の赤外線フィルタ13とを、各辺が略45°ずれるような態様で配置し、方形の赤外線フィルタ13の各辺に対向するように、温度補償電極3を構成する各分割電極33を、焦電セラミック板1上の合計4つの対角位置に配設するのが望ましい。
ただし、本願発明は、上記実施例のように、焦電セラミック板1およびパッケージ14の開口部11(赤外線フィルタ13)の形状が方形で、受光主電極2の形状が円形であり、分割電極33の形状が略三角形である場合に限られるものではなく、焦電セラミック板1の形状、受光主電極2およびパッケージの開口部11(赤外線フィルタ13)の形状、分割電極33の形状や配設態様などに関しては、例えば、以下に説明するように種々の態様とすることが可能である。
[変形例1]
図3は、本願発明の変形例(変形例1)にかかる焦電型温度補償型赤外線センサの要部構成を模式的に示す図である。なお、図3において、図1および図2と同一符号を付した部分は、同一または相当する部分を示している。
この変形例1の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、平面形状が方形の焦電セラミック板1の略中央に、赤外線を受光する、平面形状が略正方形の受光主電極2が配設されている。
図3は、本願発明の変形例(変形例1)にかかる焦電型温度補償型赤外線センサの要部構成を模式的に示す図である。なお、図3において、図1および図2と同一符号を付した部分は、同一または相当する部分を示している。
この変形例1の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、平面形状が方形の焦電セラミック板1の略中央に、赤外線を受光する、平面形状が略正方形の受光主電極2が配設されている。
また、温度補償電極3は4つの分割電極33から形成されており、焦電セラミック板1の各辺の略中央の位置に配設され、細い導通用電極5により、受光主電極2に接続されている。すなわち、この変形例1においては、分割電極33は、実施例1の場合のように焦電セラミック板1の対角位置に配設されておらず、各辺の略中央の位置に配設されている。
そして、この変形例1においては、各分割電極33の形状は、焦電セラミック板1の各辺と平行な方向が長手方向となるような長方形の形状とされている。
そして、この変形例1においては、各分割電極33の形状は、焦電セラミック板1の各辺と平行な方向が長手方向となるような長方形の形状とされている。
また、この変形例1の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、パッケージ14の開口部11(赤外線フィルタ13)は略正方形で、図3に示すように、開口部11(赤外線フィルタ13)の各辺が焦電セラミック板1を構成する各辺に対して平行になるような態様で配設されている。
また、温度補償電極3を構成する各分割電極33は、その長手方向の辺と、パッケージ14の開口部11(赤外線フィルタ13)の一辺とが、略平行になるように構成されている。
この変形例1のような構成とした場合にも、検知エリア12を、確実に赤外線センサの中心軸すなわち、焦電セラミック板1の主面に垂直な方向の軸に対して均等なエリア(略錐台形状のエリア)とすることが可能になるとともに、温度補償電極3を構成する分割電極が受光主電極2の受光する熱エネルギーの影響を、どの方向からも均等に受けるようにすることが可能になり、検知エリア12を均等でより広いエリアとすることができる。その結果、広い検知エリアを有し、温度補償の精度が高く、信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを得ることが可能になる。
[変形例2]
また、図4は、本願発明の他の変形例(変形例2)にかかる焦電型温度補償型赤外線センサの要部構成を模式的に示す図である。なお、図4において、図1および図2と同一符号を付した部分は、同一または相当する部分を示している。
この変形例2の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、平面形状が方形の焦電セラミック板1の略中央に、赤外線を受光する、平面形状が円形の受光主電極2が配設されている。
また、図4は、本願発明の他の変形例(変形例2)にかかる焦電型温度補償型赤外線センサの要部構成を模式的に示す図である。なお、図4において、図1および図2と同一符号を付した部分は、同一または相当する部分を示している。
この変形例2の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、平面形状が方形の焦電セラミック板1の略中央に、赤外線を受光する、平面形状が円形の受光主電極2が配設されている。
また、温度補償電極3は4つの分割電極33から形成されており、焦電セラミック板1の各辺の略中央の位置に配設され、細い導通用電極5により、受光主電極2に接続されている。
また、この変形例2の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、パッケージ14の開口部11(および赤外線フィルタ13)が方形で、図4に示すように、受光主電極2と略同心となるような態様で配設されている。
この変形例2のように、方形の焦電セラミック板1を用い、これに、円形の受光主電極2を配設し、焦電セラミック板1の各辺の略中央部近傍に分割電極33を配設するとともに、パッケージ14の開口部11(および赤外線フィルタ13)を方形とした場合、検知エリア12を、確実に赤外線センサの中心軸(焦電セラミック板の主面に垂直な方向の軸)に対して均等なエリア(略錐台形状のエリア)とすることが可能になるとともに、温度補償電極3を構成する分割電極33が受光主電極2の受光する熱エネルギーの影響を、どの方向からも均等に受けるようにすることが可能になり、検知エリア12を均等でより広いエリアにすることができる。その結果、広い検知エリアを有し、温度補償の精度が高く、信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを得ることが可能になる。
[変形例3]
また、図5は、本願発明のさらに他の変形例(変形例3)にかかる焦電型温度補償型赤外線センサの要部構成を模式的に示す図である。なお、図5において、図1および図2と同一符号を付した部分は、同一または相当する部分を示している。
この変形例3の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、平面形状が円形の焦電セラミック板1の略中央に、赤外線を受光する、平面形状が略円形の受光主電極2が配設されている。
また、図5は、本願発明のさらに他の変形例(変形例3)にかかる焦電型温度補償型赤外線センサの要部構成を模式的に示す図である。なお、図5において、図1および図2と同一符号を付した部分は、同一または相当する部分を示している。
この変形例3の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、平面形状が円形の焦電セラミック板1の略中央に、赤外線を受光する、平面形状が略円形の受光主電極2が配設されている。
また、温度補償電極3は、略半円形の4つの分割電極33から形成されており、焦電セラミック板1の外周近傍に、周方向に約90°の間隔をおいて配設され、細い導通用電極5により、受光主電極2に接続されている。
また、この変形例3の焦電型温度補償型赤外線センサにおいては、パッケージ14の平面形状は円形であり、パッケージ14の開口部11(および赤外線フィルタ13)も略円形で、図5に示すように、受光主電極2と略同心となるような態様で配設されている。
この変形例3のように、円形の焦電セラミック板1を用い、これに、円形の受光主電極2を配設し、円形の焦電セラミック板2の外周近傍に所定の間隔をおいて分割電極33を配設するようにした構成の場合にも、検知エリア12を、確実に赤外線センサの中心軸(焦電セラミック板1の主面に垂直な方向の軸)に対して均等なエリア(略錐台形状のエリア)とすることが可能になるとともに、温度補償電極3を構成する分割電極33が受光主電極2の受光する熱エネルギーの影響を、どの方向からも均等に受けるようにすることが可能になり、検知エリアを均等でより広いエリアにすることができる。その結果、広い検知エリアを有し、温度補償の精度が高く、信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを得ることが可能になる。
上記実施例および変形例では、温度補償電極3を4つの分割電極33に分割した場合について説明したが、本願発明において、温度補償電極3の分割数に制約はなく、2個以上の任意の数に分割することが可能である。ただし、構造を過度に複雑にせず、十分な温度補償の精度を確保する検知からは、分割数を2〜4の範囲とすることが望ましく、最も好ましい分割数は4である。
また、受光主電極2、パッケージ14の開口部11および赤外線フィルタ13の具体的な形状や、受光主電極2の形状とパッケージ14の開口部11および赤外線フィルタ13の組み合わせ態様、温度補償電極3を分割した分割電極33の具体的な形状、分割電極33の具体的な配設位置などに関しても、本願発明の作用効果を損なわない範囲において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
ただし、一般的に赤外線フィルタ(光学フィルタ)13は高価であり、赤外線フィルタ13を円形に加工しようとすると加工コストが増大するばかりでなく、赤外線フィルタの親基板からの取り個数を多くすることが困難になる。したがって、赤外線フィルタ(光学フィルタ)13は、親基板からの個々の赤外線フィルタ13の取り個数を多くする見地、および、加工を容易にする見地から、方形とすることが望ましい。
そして、方形に構成された赤外線フィルタに対して温度補償電極を構成する分割電極を効果的に配置する、すなわち、赤外線センサ全体の占有面積を小さくしつつ温度補償の効果を確実に得るためには、上記実施例の欄でも述べたように(図1,2参照)、方形の焦電セラミック板1と、方形の赤外線フィルタ13とを、各辺が略45°ずれるような態様で配置し、方形の赤外線フィルタ13の各辺に対向するように、温度補償電極3を構成する各分割電極33を、焦電セラミック板1上の合計4つの対角位置に配設するのが望ましい。
ただし、一般的に赤外線フィルタ(光学フィルタ)13は高価であり、赤外線フィルタ13を円形に加工しようとすると加工コストが増大するばかりでなく、赤外線フィルタの親基板からの取り個数を多くすることが困難になる。したがって、赤外線フィルタ(光学フィルタ)13は、親基板からの個々の赤外線フィルタ13の取り個数を多くする見地、および、加工を容易にする見地から、方形とすることが望ましい。
そして、方形に構成された赤外線フィルタに対して温度補償電極を構成する分割電極を効果的に配置する、すなわち、赤外線センサ全体の占有面積を小さくしつつ温度補償の効果を確実に得るためには、上記実施例の欄でも述べたように(図1,2参照)、方形の焦電セラミック板1と、方形の赤外線フィルタ13とを、各辺が略45°ずれるような態様で配置し、方形の赤外線フィルタ13の各辺に対向するように、温度補償電極3を構成する各分割電極33を、焦電セラミック板1上の合計4つの対角位置に配設するのが望ましい。
本願発明は、さらにその他の点においても上記実施例および変形例に限定されるものではなく、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
上述のように、本願発明によれば、温度補償電極を複数の分割電極から構成し、かつ、温度補償電極を構成する分割電極を、パッケージの開口部との関係において、検知エリアからの赤外線の影響を実質的に受けにくい位置に配設するようにしているので、温度補償電極が検知エリアからの赤外線による熱変化には反応せず、実質的に周囲の温度変化のみに反応する、温度補償の精度が高く、信頼性の高い焦電型温度補償型赤外線センサを提供することが可能になる。
また、分割電極を、受光主電極を中心として略対称となる位置に配設することにより、検知エリアを赤外線センサ素子の中心軸(焦電セラミック板の主面に垂直な方向の軸)に対して均等な形状(例えば、略円錐台形状や略角錐台形状など)のエリアにすることが可能になる。
さらに、分割電極を、パッケージの開口部を中心として略対称となる位置に配設するようにした場合、検知エリアを、より確実に、赤外線センサの中心軸(焦電セラミック板の主面に垂直な方向の軸)に対して均等なエリア(略錐台形状のエリア)とすることが可能になる。
また、分割電極を、受光主電極を中心として略対称となる位置に配設することにより、検知エリアを赤外線センサ素子の中心軸(焦電セラミック板の主面に垂直な方向の軸)に対して均等な形状(例えば、略円錐台形状や略角錐台形状など)のエリアにすることが可能になる。
さらに、分割電極を、パッケージの開口部を中心として略対称となる位置に配設するようにした場合、検知エリアを、より確実に、赤外線センサの中心軸(焦電セラミック板の主面に垂直な方向の軸)に対して均等なエリア(略錐台形状のエリア)とすることが可能になる。
したがって、本願発明は、人体の検知や、防犯機器などに用いられる赤外線センサの分野に広く利用することが可能である。
1 焦電セラミック板
2 受光主電極
3 温度補償電極
4 赤外線センサ素子
5 導通用電極
11 開口部
12 検知エリア
13 赤外線フィルタ
14 パッケージ
33(33a,33b,33c,33d) 分割電極
R1 熱エネルギーの影響を受ける領域
R2 熱エネルギーの影響を検出すべき4つの領域
2 受光主電極
3 温度補償電極
4 赤外線センサ素子
5 導通用電極
11 開口部
12 検知エリア
13 赤外線フィルタ
14 パッケージ
33(33a,33b,33c,33d) 分割電極
R1 熱エネルギーの影響を受ける領域
R2 熱エネルギーの影響を検出すべき4つの領域
Claims (6)
- 焦電セラミック板と、前記焦電セラミック板上に配設された受光主電極および温度補償電極とを備えた赤外線センサ素子と、
開口部と、前記開口部に配設され、検知エリアからの、所定波長の赤外線を透過させる赤外線フィルタとを備え、内部に前記赤外線センサ素子が配設されるパッケージと
を具備する焦電型温度補償型赤外線センサであって、
前記温度補償電極が、複数に分割された分割電極から構成されており、かつ、前記温度補償電極を構成する前記分割電極が、前記パッケージの前記開口部との関係において、検知エリアからの赤外線の影響を実質的に受けない位置に配設されていること
を特徴とする焦電型温度補償型赤外線センサ。 - 前記受光主電極が前記焦電セラミック板の略中央に配設され、前記温度補償電極を構成する前記分割電極が、前記受光主電極の周囲の、前記受光主電極を中心として略対称となる位置に配設されていることを特徴とする請求項1記載の焦電型温度補償型赤外線センサ。
- 前記温度補償電極を構成する前記分割電極が、前記焦電セラミック板の主面に垂直な方向から見た場合に、前記パッケージの前記開口部を中心として略対称となる位置に配設されていることを特徴とする請求項1または2記載の焦電型温度補償型赤外線センサ。
- 前記焦電セラミック板の平面形状が略方形で、前記分割電極が、前記焦電セラミック板上の合計4つの対角位置に配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の焦電型温度補償型赤外線センサ。
- 前記受光主電極の平面形状が略円形であることを特徴とする請求項4記載の焦電型温度補償型赤外線センサ。
- 前記パッケージの前記開口部の平面形状が略方形であり、各辺が、前記焦電セラミック板の各辺に対して周方向に略45°ずれた状態となるように前記開口部が配設されていることを特徴とする請求項4または5記載の焦電型温度補償型赤外線センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006066562A JP2007240456A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | 焦電型温度補償型赤外線センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006066562A JP2007240456A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | 焦電型温度補償型赤外線センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007240456A true JP2007240456A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38586127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006066562A Pending JP2007240456A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | 焦電型温度補償型赤外線センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007240456A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11220771B2 (en) | 2017-05-09 | 2022-01-11 | Qingdao Haier Drum Washing Machine Co., Ltd. | Drum washing machine |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031027A (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-16 | Nippon Ceramic Kk | 焦電性検出器 |
JPH022633A (ja) * | 1988-06-16 | 1990-01-08 | Fujitsu Ltd | Mis電界効果半導体装置の製造方法 |
JPH03180728A (ja) * | 1989-12-08 | 1991-08-06 | Nippon Ceramic Co Ltd | 焦電型赤外線検出器 |
JPH03245022A (ja) * | 1990-02-22 | 1991-10-31 | Nippon Ceramic Co Ltd | 焦電型赤外線検出器 |
JPH06213715A (ja) * | 1992-10-03 | 1994-08-05 | Horiba Ltd | 多素子型焦電検出器 |
JPH11237280A (ja) * | 1998-02-18 | 1999-08-31 | Horiba Ltd | 赤外線検出器 |
-
2006
- 2006-03-10 JP JP2006066562A patent/JP2007240456A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031027A (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-16 | Nippon Ceramic Kk | 焦電性検出器 |
JPH022633A (ja) * | 1988-06-16 | 1990-01-08 | Fujitsu Ltd | Mis電界効果半導体装置の製造方法 |
JPH03180728A (ja) * | 1989-12-08 | 1991-08-06 | Nippon Ceramic Co Ltd | 焦電型赤外線検出器 |
JPH03245022A (ja) * | 1990-02-22 | 1991-10-31 | Nippon Ceramic Co Ltd | 焦電型赤外線検出器 |
JPH06213715A (ja) * | 1992-10-03 | 1994-08-05 | Horiba Ltd | 多素子型焦電検出器 |
JPH11237280A (ja) * | 1998-02-18 | 1999-08-31 | Horiba Ltd | 赤外線検出器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11220771B2 (en) | 2017-05-09 | 2022-01-11 | Qingdao Haier Drum Washing Machine Co., Ltd. | Drum washing machine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8530841B2 (en) | Infrared sensor, electronic device, and manufacturing method of infrared sensor | |
WO2013111366A1 (ja) | 焦電型赤外線センサ | |
JP5838343B2 (ja) | 焦電型赤外線検知素子およびそれを用いた赤外線センサ | |
ES2805678T3 (es) | Receptor de componentes y receptor de componentes múltiples utilizando dicho receptor de componentes y uso de dicho receptor de componentes múltiples | |
JP6350933B2 (ja) | 赤外線検出器 | |
CN210571044U (zh) | 一种热电堆红外探测装置 | |
JP2007240456A (ja) | 焦電型温度補償型赤外線センサ | |
JP2011058929A (ja) | 赤外線センサ | |
US7514693B2 (en) | Multidirectional ultraviolet sensor | |
JP2010537214A (ja) | 太陽輻射の入射方向及び強度を検出するための太陽センサ | |
JPS637611B2 (ja) | ||
JP5296353B2 (ja) | センサ | |
EP4425130A1 (en) | Uncooled infrared polarization detection pixel structure, chip, and detector | |
CN110031113B (zh) | 一种多感应元的热电堆传感器 | |
CN211205531U (zh) | 一种热电堆红外探测装置 | |
CN209858069U (zh) | 一种多感应元的热电堆传感器 | |
EP3598089A1 (en) | Infrared sensor | |
KR101317586B1 (ko) | 광검출장치 | |
CN106644100A (zh) | 360度感应红外热释电传感器 | |
CN202119542U (zh) | 一种热释电测温传感器 | |
JPH1137847A (ja) | 狭視野サーミスタボロメータ | |
CN217637677U (zh) | 一种红外传感装置 | |
JP6868828B2 (ja) | 焦電素子及びそれを備える赤外線検出装置 | |
JPH11237280A (ja) | 赤外線検出器 | |
WO2020206676A1 (zh) | 一种多感应元的热电堆传感器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090105 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110412 |