JP2007237338A - ウェブの裁断方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】合紙が密着された帯状のウェブを搬送方向にスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑を裁断屑処理機へ搬送する際に、裁断屑(耳)の変形により製品(平版印刷版)の品質が影響を受けず、製品歩留りを高く維持する。
【解決手段】帯状のウェブ104を搬送しながら、ウェブの幅が設計値となるようにウェブの幅方向端部をスリッタ114で連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑104Aを搬送しながらウェブと分離するウェブの裁断方法である。スリッタによるウェブの裁断を開始する際に、裁断した帯状の裁断屑104Aの幅を裁断後のウェブに変形を生じない幅に制御して連続裁断するダミー加工を行い、ダミー加工の後に、スリッタ幅を設計値の幅に変更してウェブの裁断を行う。
【選択図】 図5
【解決手段】帯状のウェブ104を搬送しながら、ウェブの幅が設計値となるようにウェブの幅方向端部をスリッタ114で連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑104Aを搬送しながらウェブと分離するウェブの裁断方法である。スリッタによるウェブの裁断を開始する際に、裁断した帯状の裁断屑104Aの幅を裁断後のウェブに変形を生じない幅に制御して連続裁断するダミー加工を行い、ダミー加工の後に、スリッタ幅を設計値の幅に変更してウェブの裁断を行う。
【選択図】 図5
Description
本発明は、ウェブの裁断方法及び装置に係り、特に、ウェブが平版印刷版である場合において、帯状のウェブを搬送しながらウェブの幅方向端部(耳部)のトリミングを行うウェブの裁断方法及び装置に関する。
近年の製版法(電子写真製版法を含む)では、製版工程の自動化を容易にすべく、感光性印刷版や感熱性印刷版等の平版印刷版が広く用いられている。平版印刷版は、一般にシート状又はコイル状のアルミニウム板等の支持体に、たとえば、砂目立て、陽極酸化、シリケート処理、その他化成処理等の表面処理を単独又は適宜組み合わせて行い、次いで、感光層又は感熱層(以下、これらをまとめて「塗布膜」といい、塗布膜が塗布された面を「画像形成面」、塗布膜が形成されていない面を「非画像形成面」という)の塗布、乾燥処理を行った後に所望のサイズに切断されることにより製造される。
この平版印刷版は、露光、現像処理、ガム引き等の製版処理が行われ、印刷機にセットされる。そして、印刷機にセットされた平版印刷版に、インクが塗布され、これが転写されることにより、紙面に文字、画像等が印刷される。また、印刷機上で一部もしくは全ての製版処理を行う機上現像タイプの平版印刷版も用いられ始めている。
ところで、この平版印刷版は、画像形成面を保護するために合紙が剥離可能に密着される。そして、平版印刷版を搬送させながらスリッタで平版印刷版の幅方向端部を連続裁断することにより合紙と平版印刷版を一緒に裁断し、トリミング幅(幅サイズ)が決定される。次に、スリッタの下流側に配置されたカッタでウェブが幅方向に切断されることにより、平版印刷版の長さサイズ(搬送方向の長さ)が決定される。
裁断により発生した帯状の裁断屑(以下、「耳」ともいう)は裁断屑処理機で細かく切断されたり巻き取られたりするが、この耳の処理に関して各種の提案がなされている(たとえば特許文献1〜特許文献4等。)。
このうち、特許文献1及び特許文献2には、合紙が密着された印刷版の耳の搬送装置が開示されている。特許文献3には、合紙がニップロールに巻きつくトラブルを防止するため、風送を用いて合紙と印刷版を分離して搬送する装置が開示されている。特許文献4には、トリマー幅変更用のノッチを入れる方法が開示されている。
そして、耳の処理に関して、上記の特許文献1〜特許文献4等において、耳の先端をニップローラまでガイドするために筒を設けたり、クランプ装置を設けたりする構成が開示されている。
特開2005−81484号公報
特開2002−283124号公報
特開昭61−279498号公報
特開昭62−188697号公報
最新切断技術総覧、第198頁、産業技術サービスセンター、昭和60年発行
そして、耳の処理に関して、上記の特許文献1〜特許文献4等において、耳の先端をニップローラまでガイドするために筒を設けたり、クランプ装置を設けたりする構成が開示されている。
しかしながら、耳幅が狭い場合、特に、耳幅が10mm以下に狭くなると、耳はキャンバーやツイストなどの変形が大きくなり、先端がフリーの状態になる切り初めの部分では真直ぐ進まなくなったり、また、腰も弱くすぐ突っかかってしまったりし、円滑にニップローラまで耳先端を搬送できない不具合を生じる(たとえば、非特許文献1等参照)。
そして、これにより、耳が切り離される製品(平版印刷版)の端部も変形等の上記欠陥の影響を受けてしまう。したがって、製品(平版印刷版)の歩留りをある程度以上に維持するためには、耳幅を所定幅以上にするのが安全である。
一方、印刷版は幅方向に多種のサイズがあり、またロスを少なくするよう、耳屑量を少なくするため、原反幅も多種に渡っている。このため、耳幅は原反サイズと製品サイズとの組み合わせで、耳幅が狭いものから広いものまで多種の幅がある。
以上、耳を安定的に搬送させるためには、耳幅が広い方が好ましいが、一方、耳幅が広いと、ロスが増える問題を生じるため、狭い耳幅でも安定して先端の自動搬送を可能とすることが望まれていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、合紙が密着された帯状のウェブを搬送方向にスリッタで連続裁断し、裁断した帯状の裁断屑を裁断屑処理機へ搬送する際に、裁断屑(耳)の変形により製品(平版印刷版)の品質が影響を受けず、製品歩留りを高く維持できるウェブの裁断方法及び装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、帯状のウェブを搬送しながら、該ウェブの幅が設計値となるように該ウェブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、該裁断した帯状の裁断屑を搬送しながら前記ウェブと分離するウェブの裁断方法において、前記スリッタによる前記ウェブの裁断を開始する際に、前記裁断した帯状の裁断屑の幅を裁断後の前記ウェブに過大な変形(搬送困難となるような大きな変形)を生じない幅に制御して連続裁断するダミー加工を行い、該ダミー加工の後に、前記スリッタ幅を前記設計値の幅に変更して前記ウェブの裁断を行うことを特徴とするウェブの裁断方法を提供する。
また、このために、本発明は、帯状のウェブを搬送しながら、該ウェブの幅が設計値となるように該ウェブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、該裁断した帯状の裁断屑を搬送しながら前記ウェブと分離するウェブの裁断装置において、前記ウェブの搬送方向において前記スリッタの上流側に設けられ、搬送中の前記ウェブに切り欠き又は貫通孔を形成する孔形成装置を備え、前記スリッタ刃の先端が前記孔形成装置により形勢された切り欠き又は貫通孔に入ったときに前記スリッタ幅が変更可能となっていることを特徴とするウェブの裁断装置を提供する。
本発明によれば、スリッタによるウェブの裁断を開始する際に、裁断した帯状の裁断屑(耳)の幅を裁断後のウェブに変形を生じない幅に制御して連続裁断するダミー加工を行い、このダミー加工の後に、スリッタ幅を設計値の幅に変更してウェブの裁断を行うので、裁断屑(耳)の変形により製品(平版印刷版)の品質が影響を受けず、製品歩留りを高く維持できる。
すなわち、ダミー加工により耳の幅をウェブに変形を生じない幅にして裁断した後にスリッタ幅を設計値の幅に変更するので、裁断屑(耳)が切れ目なく連続して形成され、既述の問題点であった、耳にキャンバーやツイストなどの変形を生じたり、耳の切り初めの部分では真直ぐ進まなくなったり、耳の腰が弱くすぐ突っかかってしまったりし、円滑に耳先端を搬送できない、等の不具合を生じることはない。
なお、本明細書において、「スリッタ幅」とは、ウェブの幅方向両端部近傍に配される2枚のスリッタ刃同士の間隔を意味する。
本発明において、前記ダミー加工の開始時において、前記ウェブの幅方向端部より前記スリッタの幅方向内側まで達する切り欠きを形成し、該切り欠き内部にスリッタ刃の先端を入れて裁断を開始することが好ましい。このように、スリッタの幅方向内側まで達する切り欠きを形成し、この切り欠き内部にスリッタ刃の先端を入れて裁断を開始すれば、ダミー加工において耳の変形を抑制できる。
また、本発明において、前記ダミー加工の後に、前記スリッタ幅を前記設計値の幅に変更して前記ウェブの裁断を行う幅切り替えの際に、前記ダミー加工の際のスリッタ刃の先端及び前記設計値の幅に変更後のスリッタ刃の先端が内部に入るサイズの貫通孔を前記ウェブの幅方向端部に形成しておき、前記スリッタ刃の先端が該貫通孔に入ったときに前記スリッタ幅を前記設計値の幅に変更することが好ましい。
このように、ダミー加工の際のスリッタ刃の先端及び幅変更後のスリッタ刃の先端が内部に入る貫通孔をウェブに形成しておき、スリッタ刃の先端がこの貫通孔に入ったときにスリッタ幅を設計値の幅に変更すれば、スリッタ刃の幅方向移動が支障なく行え、製品歩留りを一層高く維持できる。
また、本発明は、帯状のウェブを搬送しながら、該ウェブの幅が設計値となるように該ウェブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、該裁断した帯状の裁断屑を搬送しながら前記ウェブと分離するウェブの裁断方法において、前記スリッタにより裁断する前記ウェブの設計幅を幅Aから幅Bに変更する際に、前記設計幅が幅Aの際のスリッタ刃の先端及び前記設計幅が幅Bの際のスリッタ刃の先端が内部に入るサイズの貫通孔を前記ウェブの幅方向端部に形成しておき、前記スリッタ刃の先端が該貫通孔に入ったときに前記スリッタ幅を前記幅Aから幅Bに変更することを特徴とするウェブの裁断方法を提供する。
本発明によれば、裁断するウェブの幅を幅Aから幅Bに変更する際に、幅Aの際のスリッタ刃の先端及び幅Bの際のスリッタ刃の先端が内部に入る貫通孔をウェブに形成しておき、スリッタ刃の先端がこの貫通孔に入ったときにスリッタ幅を変更するので、スリッタ刃の幅方向移動が支障なく行え、製品歩留りを高く維持できる。
また、本発明は、帯状のウェブを搬送しながら、該ウェブの幅が設計値となるように該ウェブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、該裁断した帯状の裁断屑を搬送しながら前記ウェブと分離するウェブの裁断方法において、前記スリッタによる前記ウェブの裁断を終了する際に、前記ウェブの幅方向端部より前記スリッタの幅方向内側まで達する切り欠きを形成し、該切り欠き内部にスリッタ刃の先端が入った時点で裁断を終了することを特徴とするウェブの裁断方法を提供する。
本発明によれば、ウェブの裁断を終了する際に、ウェブの幅方向端部よりスリッタの幅方向内側まで達する切り欠きを形成し、この切り欠き内部にスリッタ刃の先端が入った時点で裁断を終了するので、スリッタ刃の幅方向移動が支障なく行え、製品歩留りを高く維持できる。
本発明において、前記ウェブの搬送方向において前記スリッタの上流側に切り欠き形成装置を設け、該切り欠き形成装置により搬送中の前記ウェブに切り欠きを形成することが好ましい。このように、切り欠き形成装置を設けることにより、搬送中のウェブに切り欠きを形成することが容易に行える。
また、本発明において、前記ウェブの搬送方向において前記スリッタの上流側に貫通孔形成装置を設け、該貫通孔形成装置により搬送中の前記ウェブに貫通孔を形成することが好ましい。このように、貫通孔形成装置を設けることにより、搬送中のウェブに貫通孔を形成することが容易に行える。
なお、本明細書において、「裁断」とは、ウェブの搬送方向にウェブを切ることを言う。そして、「切断」という場合には、ウェブの幅方向にウェブを切ることを言うものとする。
以上説明したように、本発明によれば、裁断屑(耳)の変形により製品(平版印刷版)の品質が影響を受けず、製品歩留りを高く維持できる。
以下、添付図面に従って、本発明に係るウェブの裁断方法及び装置の好ましい実施態様について説明する。
図1には、本発明のウェブの裁断装置10が組み込まれた平版印刷版(PS版)の加工ライン100が示されている。なお、所定幅や所定長さの設定されたサイズに裁断及び切断される前、及び製品サイズに裁断及び切断された帯状の平版印刷版を、以下ウェブと称する。
この加工ライン100の上流側(図1右上側)には、あらかじめロール状に巻かれたウェブ104を順次巻き出す送出機14が配設されている。送出機14から送り出された長尺状のウェブ104はカール矯正された後、合紙110が貼り合わされ、帯電により密着されて、裁断装置10に至る。
裁断装置10は、図示しない孔形成装置(ノッチャーとも称される)でウェブ104に打ち抜き部を設け、スリッタ114の刃が、打ち抜き位置でウェブ104の幅方向へ移動できるようになっている。これにより、ウェブ104を連続裁断しながら、ウェブ104の裁断幅を変更することが可能となる。
このようにして、所定の裁断幅に裁断されたウェブ104は、指示されたタイミングで走間カッタ126により切断される。これにより、設定されたサイズのPS版128が製造される。各PS版128には、個々にサイズや出荷形態等の情報が持たされており、出荷形態に応じて、制御部によって制御されるようになっている。図1では、切断されたPS版128を積み重ねる集積部は1箇所であるが、2箇所以上の集積部を設け、積層されたPS版128の搬出タイミング毎に使用箇所を切り替えて、高速で連続的に運転することも可能である。
そして、PS版128は、コンベア334によって後述する包装工程336へ送られ個々の出荷形態に応じて、包装材料(テープ、内装材、外装材等)によって包装され、各ユーザへ出荷される。
合紙110としては、平版印刷版の塗布膜(画像形成面)を保護できれば、具体的構成は特に限定されないが、たとえば、木材パルプを100%使用した紙、木材パルプを100%使用せず合成パルプを使用した紙、及びこれらの紙の表面に低密度ポリエチレン層を設けた紙等を使用できる。
特に、合成パルプを使用しない紙では、材料コストが低くなるので、低コストで合紙110を製造することができる。より具体的には、漂白クラフトパルプから抄造した坪量30〜60g/m2、密度0.7〜0.85g/cm3、水分4〜8%、PH4〜6の合紙110が挙げられる。ただし、合紙110の具体的構成はこれに限定されるものではない。
裁断装置10は、ウェブ104両端部(通称「耳部」)を裁断するもので、ウェブ104はニップローラで下ローラに押圧支持されて搬送されるとともに、スリッタ114のトリミング上刃122とトリミング下刃123(図2参照)が、裁断位置でウェブ104の幅方向へ移動できるように構成される。これにより、ウェブ104と合紙110とをまとめて連続裁断するとともに、ウェブ104の耳部のトリミング幅(幅サイズ)を変更することが可能となる。また、予め上流側で合紙を単独にスリットしておき、裁断装置10では製品ウエブのみを裁断することもできる。
図2に示されるように、トリミング幅(L3)はウェブ104の原反サイズ(L1)と製品サイズ(L2)とで決定され、通常30mm〜150mmの範囲内であることが好ましい。
このようにして、所定のトリミング幅(L3)で裁断されたウェブ104は、測長装置124で送り長が検出され、指示されたタイミングで走間カッタ126により切断される。これにより、設定されたサイズのPS版128が製造される。PS版128の形状等は特に限定されず、たとえば、厚さ0.1〜0.5mm、長さ350〜2050mm、幅350〜1500mmのアルミニウム板の片面又は両面に塗布膜(感光層又は感熱層等)が塗布されたもの等とすることができる。狭幅の製品の場合は裁断装置10で幅方向に数枚の刃を設け、多条にして加工することもできる。
次に包装工程336について説明する。図1に示されるように、包装工程336は、集積部338、束テープ部340、束内装部342、外装部344、第1出荷部346、束集積部347、一括内装部348、片段ボール一括外装部350、天板載せ部352、バンド締結部354、第2出荷部356で構成されており、単一のライン上に配置されている。以下、包装工程336の各工程について説明する。
(集積部338)
集積部338では、PS版128が所定枚数積み重ねられる(いわゆる積層束360)。1つの積層束360を構成するPS版128の数は特に限定されないが、運搬や保管の効率化の観点等から、たとえば10枚〜100枚とすることができる。また、更に多くのPS版128によって積層束360を構成し、より効率的に(少ない荷扱いの回数で)運搬や保管をできるようにすることも可能である。
集積部338では、PS版128が所定枚数積み重ねられる(いわゆる積層束360)。1つの積層束360を構成するPS版128の数は特に限定されないが、運搬や保管の効率化の観点等から、たとえば10枚〜100枚とすることができる。また、更に多くのPS版128によって積層束360を構成し、より効率的に(少ない荷扱いの回数で)運搬や保管をできるようにすることも可能である。
たとえば、PS版128の枚数を最大で3000枚程度としてもよい。PS版128の種類によっては、塗布膜を保護する合紙を省略し、PS版128のみで積層束360を構成してもよいもまた、積層束360は、集積部338において、パレット上に直接積み重ねられる場合もある。
(束テープ部340)
積層束360の上下に当てボール362が配置された状態(以下、「積層束364」という)で、上下の当てボール362を架け潰すようにして、粘着テープ(以下、「束テープ366」という)が所定位置で張り付けられる。これにより、不用意に積層束364が広がったり脱落したりしないように固定される。
積層束360の上下に当てボール362が配置された状態(以下、「積層束364」という)で、上下の当てボール362を架け潰すようにして、粘着テープ(以下、「束テープ366」という)が所定位置で張り付けられる。これにより、不用意に積層束364が広がったり脱落したりしないように固定される。
(束内装部342)
束テープ366の有無には拘わらず、積層束364は、束内装部342において内装紙で内装される(内装紙で内装された積層束364を、以下、「内装束374」という)。内装紙は、遮光性及び防湿性を有する紙によって構成されており、内装紙を使用して、積層束364が外部から完全に遮断されるように内装することで、積層束364を確実に遮光及び防湿することができる。
束テープ366の有無には拘わらず、積層束364は、束内装部342において内装紙で内装される(内装紙で内装された積層束364を、以下、「内装束374」という)。内装紙は、遮光性及び防湿性を有する紙によって構成されており、内装紙を使用して、積層束364が外部から完全に遮断されるように内装することで、積層束364を確実に遮光及び防湿することができる。
(外装部344)
外装材370は、段ボールによって構成され、1又は複数の内装束374を収容可能な内寸を有する段ボール箱とされている。従って、内装束374を外装材370の内側に収容した状態では、内装束374の周囲に段ボールが配置されていることになり、運搬時や保管時などに外部から物が当たったりしても、このエネルギーが外装材370によって吸収される。
外装材370は、段ボールによって構成され、1又は複数の内装束374を収容可能な内寸を有する段ボール箱とされている。従って、内装束374を外装材370の内側に収容した状態では、内装束374の周囲に段ボールが配置されていることになり、運搬時や保管時などに外部から物が当たったりしても、このエネルギーが外装材370によって吸収される。
(第1出荷部346)
第1出荷部346では、以上のように、外装材370で外装された内装束374が、出荷形態の一つとして、ユーザへ出荷される。
第1出荷部346では、以上のように、外装材370で外装された内装束374が、出荷形態の一つとして、ユーザへ出荷される。
(束集積部347)
内装紙で内装された内装束374は、パレット上に積み重ねられ(以下、「集積束378」という)、一括内装部348において、一括内装される。
内装紙で内装された内装束374は、パレット上に積み重ねられ(以下、「集積束378」という)、一括内装部348において、一括内装される。
(一括内装部348)
一括内装部348では、集積束又は積層束364が一括内装される。具体的には、内装紙380の一端部を集積束378の側面に当接させて保持し、パレットが載置されたターンテーブル402を旋回させ、内装紙380を集積束378の側面に巻付けていく。
一括内装部348では、集積束又は積層束364が一括内装される。具体的には、内装紙380の一端部を集積束378の側面に当接させて保持し、パレットが載置されたターンテーブル402を旋回させ、内装紙380を集積束378の側面に巻付けていく。
集積部でパレットに直接集積された束をここで一括で内装することや、束で内装している場合これを省略することもできる。
(片段ボール一括外装部350)
出荷形態によっては、片段ボール一括外装が行われる。すなわち、いわゆる片段ボールを、片段ボールロール398から引き出し、巻付け装置によって一括内装末の側面に巻付ける。これを省略することもできる。
出荷形態によっては、片段ボール一括外装が行われる。すなわち、いわゆる片段ボールを、片段ボールロール398から引き出し、巻付け装置によって一括内装末の側面に巻付ける。これを省略することもできる。
(天板載せ部352)
片段ボール一括外装の有無に拘わらず、一括内装束は、移動装置420を駆動して、一括内装束に対応する天板416を一括内装束の天面に移載させる。
片段ボール一括外装の有無に拘わらず、一括内装束は、移動装置420を駆動して、一括内装束に対応する天板416を一括内装束の天面に移載させる。
(バンド締結部354)
バンド締結部354では、パレットと、一括内装束及び天板416に対し、これら全体を一体的に結束するように、樹脂製のバンドが巻き掛けられ、パレットと、一括内装束及び天板416を一体的に荷扱いでき、これらが不用意にずれたり荷崩れを起こしたりしないように固定される。
バンド締結部354では、パレットと、一括内装束及び天板416に対し、これら全体を一体的に結束するように、樹脂製のバンドが巻き掛けられ、パレットと、一括内装束及び天板416を一体的に荷扱いでき、これらが不用意にずれたり荷崩れを起こしたりしないように固定される。
(第2出荷部356)
第2出荷部356では、以上のように、バンド締結された結束束体が、出荷形態の一つとして、ユーザへ出荷される。 次に、本発明に係るウェブの裁断装置10について説明する。図2には、本発明のウェブの裁断装置10の一例が示されている。
第2出荷部356では、以上のように、バンド締結された結束束体が、出荷形態の一つとして、ユーザへ出荷される。 次に、本発明に係るウェブの裁断装置10について説明する。図2には、本発明のウェブの裁断装置10の一例が示されている。
このウェブの裁断装置10は、主として、ウェブ104の耳部を裁断するスリッタ114と、スリッタ114で裁断した裁断屑104A(通称「トリミング屑」)を引き込み搬送するピンチローラ136と、裁断屑104Aを細かく切断する裁断屑処理機138とで構成される。
スリッタ114は、回転するトリミング上刃122と回転するトリミング下刃123とがウェブ104の耳部位置にそれぞれ一対配置され、トリミング上刃122とトリミング下刃123とにより、搬送されてくるウェブ104の耳部を裁断する。これにより、ウェブ104の原反サイズL1から製品サイズL2に裁断される。
トリミング上刃122とトリミング下刃123は、それぞれ材質SKH51と粉末ハイスで成形されており、図示しないレールに沿ってウェブ104の幅方向に移動できるようになっており、これにより製品サイズ幅の切り換えが行われる。また、トリミング上刃122とトリミング下刃123の刃には、ウェブ104をスリットできれば、ダイス鋼、超鋼、また表面にコーティングするなど、適宜選択可能である。
スリッタ114で裁断された裁断屑104Aの先端は、クランプ装置140にクランプされてピンチローラ136まで運ばれる。クランプ装置140は裁断屑104Aをクランプするクランプ部140Aとクランプ部140Aをピンチローラ136まで移動させる移動部(図示せず)とで構成される。なお、クランプ装置140に代えて、裁断屑104Aの先端をピンチローラ136まで案内するガイド機構を設けることも可能である。
ピンチローラ136は、合紙110が接触する合紙側ローラ137と、ウェブ104が接触するウェブ側ローラ139とで裁断屑104Aを挟持搬送するように構成される。そして、合紙側ローラ137のローラ表面には凸凹形状が形成されている。図2は凸凹形状として、合紙側ローラ137のローラ周方向に複数本の溝142を形成した例である。
図2に示される裁断屑処理機138は、裁断屑104Aを細かく切断したチップ150を屑缶148に回収できるものであればよく、たとえばチョッパ機を使用することができる。この屑缶148の取り扱いを容易にするため、スリッタ-の外に配置し、裁断屑処理機138との間をスクラップコンベアで搬送することもできる。また、裁断屑処理機138に巻き取り機構を用いることもできる。
次に、搬送中のウェブ104に切り欠き又は貫通孔を形成する孔形成装置について説明する。図3は、孔形成装置であるパンチャー160の斜視図であり、図4は、パンチャー160の主要部であるパンチ機構162の詳細図である。このうち、図4(A)は、平面図であり、図4(B)は、正面図である。
このパンチャー160、160は、ウェブ104の搬送方向においてスリッタ114の上流側(図2の右上側)にそれぞれ設けられている。そして、所定のタイミングでウェブ104の両端部近傍に切り欠き又は貫通孔を形成する装置である。
図3に示されるように、パンチャー160の主要部であるパンチ機構162は、ウェブ104形成される切り欠き又は貫通孔の位置やサイズに対応できるように、Y方向(ウェブ104の幅方向)に位置調整可能となっている。すなわち、パンチ機構162は、パンチャー160のガイドレール160Aに支持されてY方向に移動可能となっている。
このパンチャー160の主要部であるパンチ機構162には、図4に示されるように、上テーブル164と下テーブル166とがガイド軸168、168に支持されてZ方向(上下方向)に移動可能となっている。この上テーブル164と下テーブル166とのZ方向移動は、シリンダロッド170により行われるようになっている。
この上テーブル164の下面には、所定厚さで環状(矩形状)の切刃172が固定されており、下テーブル166には切刃172が嵌挿される貫通孔174が形成されており、切刃172と貫通孔174の両者でウェブ104の打ち抜き機構を構成している。
更に、このパンチャー160、160は、X方向(ウェブ104の搬送方向)に所定距離だけ移動できるように、図示しないガイド部材に支持されている。したがって、このパンチャー160、160によりウェブ104の打ち抜きを行う際には、パンチャー160、160は、X方向にウェブ104の搬送速度と略同一速度で伴走できるようになっている。
次に、上記の如く構成されたウェブの裁断装置10を使用した本発明に係るウェブの裁断方法について説明する。
図5は、左より右に向って、ウェブ104を処理した際の時系列的な裁断状態を示す概念図である。なお、ウェブ104の搬送長さは、実際の場合より大幅に縮小されて示されている。また、図6(A)〜図10(Q)は、各裁断状態におけるウェブ104の詳細を示す平面図である。なお、図6(A)〜図10(Q)の各図左端部において、スリッタ114やパンチャー160、160を通過したウェブ104の幅104Dが示されている。
先ず、図5における左端部のダミー加工の部分において、スリッタ114でウェブ104の裁断を開始する際に、裁断した裁断屑104Aの幅を裁断後のウェブ104に変形を生じない幅に制御して連続裁断する。このため、パンチャー160、160によりウェブ104の幅方向端部よりスリッタ114の幅方向内側まで達する切り欠き180、180を形成し、この切り欠き180の内部にスリッタ刃の先端を入れて裁断を開始する。
図6の詳細図において、(A)は、ウェブ104の先端縁104Tがスリッタ114(トリミング上刃122で示される)に進入直前の状態を示している。
図6(B)は、ウェブ104の先端縁104Tがスリッタ114(トリミング上刃122で示される)を通過した状態を示している。ただし、ウェブ104の搬送が安定するまでは、パンチャー160、160(図3等参照)は駆動されていない。またスリッタ上刃も上昇位置で切り込みを行わない。
図6(C)は、パンチャー160、160によりウェブ104の幅方向端部よりスリッタ114の幅方向内側まで達する切り欠き180、180が形成され、この切り欠き180、180がスリッタ114(トリミング上刃122)に進入直前の状態を示している。この状態では、スリッタ114のトリミング上刃122は上昇位置にあり、ウェブ104の裁断はなされていない。
なお、パンチャー160、160によりウェブ104に切り欠き180、180を形成したり、後述するように、パンチャー160、160によりウェブ104に貫通孔190、190を形成する際には、加工の際のウェブ104や合紙110の切り屑でウェブ104が傷付かないように、切り屑除去機構(たとえば、吸引手段)を設けたり、切り屑検知手段(たとえば、撮像手段)等を設けることが好ましい。
図6(D)は、切り欠き180、180がスリッタ114(トリミング上刃122)の真下に到達した状態を示している。この状態において、スリッタ114のトリミング上刃122が下降し、裁断が開始される。そして、ウェブ104の幅方向両端部においてトリミング幅L3の裁断屑104A(図2参照)が形成される。このトリミング幅L3は、既述したように、30mm〜150mmの範囲内であることが好ましく、たとえば100mmとできる。
なお、ウェブ104の幅方向中央の上刃12は上昇位置にあり、ウェブ104の幅方向中央の裁断はなされていない。
次いで、ダミー加工の後に、図5における製品Aに移る部分において、スリッタ114の幅を設計値の幅LAに変更してウェブ104の裁断を行う。
このとき、ダミー加工の際のスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端及び設計値の幅LAに変更後のスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端が内部に入るサイズの貫通孔190、190をウェブ104の幅方向端部に形成しておき、スリッタ刃の先端がこの貫通孔190に入ったときにスリッタ幅を設計値の幅LAに変更する。
図7の詳細図において、(E)は、パンチャー160、160によりウェブ104の幅方向端部近傍に貫通孔190、190が形成され、この貫通孔190、190がスリッタ114(トリミング上刃122)に進入直前の状態を示している。
貫通孔190の形状は、図7(E)に示されるように7角形をしているが、外側前辺190Aとウェブ104の搬送方向とがなす角度が鈍角(90度以上)となっていることが、応力緩和の点より好ましい。また、貫通孔190の後辺190Bとウェブ104の搬送方向とがなす角度が鋭角(90度以下)となっていることが、パンチャー160による抜き形状が良好となる点より好ましい。
なお、貫通孔190とウェブ104の端辺との間には所定の幅190Wが形成されていることが好ましい。このように所定の幅190Wを残して貫通孔190が形成されることにより、裁断屑104Aが連続して形成される。
なお、図7(E)に示されるウェブ104Dにおいて、切り欠き180の残存部180Zが示されている。図7(F)は、貫通孔190、190がスリッタ114(トリミング上刃122)の真下に到達した状態を示している。この状態において、スリッタ114の両側のトリミング上刃122、122が外側(図の矢印方向)に移動し、ウェブ104の幅変更がなされている。このように、スリッタ114の両側のトリミング上刃122、122の先端が貫通孔190、190内にある状態で移動がなされるので、トリミング上刃122がウェブ104より受ける抵抗はない。
図7(G)において、ウェブ104の幅変更(図5の幅LA)がなされた状態において、ウェブ104の裁断が進行している。なお、図7(G)に示されるウェブ104Dにおいて、貫通孔190の残存部190Zが示されている。
図5における幅LAの製品Aの製造に次いで、スリッタ114の幅を設計値の幅LBに変更して幅LBの製品Bの製造を行う。
このとき、製品Aの製造の際のスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端及び設計値の幅LBに変更後のスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端が内部に入るサイズの貫通孔190、190をウェブ104の幅方向端部に形成しておき、スリッタ刃の先端がこの貫通孔190に入ったときにスリッタ幅を設計値の幅LBに変更する。
この詳細な動作は、図7(E)〜図7(G)で説明した動作と略同一となることより、繰り返しの説明は省略する。
図5における幅LBの製品Bの製造に次いで、スリッタ114の幅を設計値の幅LCに変更して幅LCの製品Cの製造を行う。
このとき、製品Bの製造の際のスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端及び設計値の幅LCに変更後のスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端が内部に入るサイズの貫通孔190、190をウェブ104の幅方向端部に形成しておき、スリッタ刃の先端がこの貫通孔190に入ったときにスリッタ幅を設計値の幅LCに変更する。
また、図5における幅LCの製品Cの製造に次いで、スリッタ114の幅を設計値の幅LDに変更して幅LDの製品Dの製造を行う。
このとき、製品Cの製造の際のスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端及び設計値の幅LDに変更後のスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端が内部に入るサイズの貫通孔190、190をウェブ104の幅方向端部に形成しておき、スリッタ刃の先端がこの貫通孔190に入ったときにスリッタ幅を設計値の幅LDに変更する。
以上の詳細な動作は、製品Dの製造において、ウェブ104の継ぎ目BSが通過することを除いて、図7(E)〜図7(G)で説明した動作と略同一となることより、繰り返しの説明は省略する。
次に、ウェブ104の裁断により裁断屑104Aをウェブ104と分離するのみならず、裁断によりウェブ104を2以上の帯状に分割する態様について図7(H)〜図8(K)にしたがって説明する。なお、この態様は、図5には示されていない。この態様において、ウェブ104の幅変更もなされている。
このとき、製造中のスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端及びサイズ変更後のスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端が内部に入るサイズの貫通孔190、190をウェブ104の幅方向端部に形成しておき、スリッタ刃の先端がこの貫通孔190に入ったときにスリッタ幅を設計値の幅に変更する。また、トリミング上刃122の先端が入るサイズの貫通孔192も、ウェブ104の幅方向中央に形成しておく。
図7(H)は、パンチャー160、160によりウェブ104の幅方向端部近傍に貫通孔190、190が形成され、また、ウェブ104の幅方向中央に貫通孔192が形成され、この貫通孔190、192、190がスリッタ114(トリミング上刃122)に進入直前の状態を示している。なお、この状態では、スリッタ114の中央の上刃122は上昇位置にあり、ウェブ104の裁断はなされていない。
図8(I)は、貫通孔190、192、190がスリッタ114(トリミング上刃122)の真下に到達した状態を示している。
この状態において、図8(J)に示されるように、スリッタ114の両側のトリミング上刃122、122が内側(図の矢印方向)に移動し、ウェブ104の幅変更がなされている。また、中央の上刃122が下降し、裁断可能な状態となっている。
このように、スリッタ114の両側のトリミング上刃122、122の先端が貫通孔190、190内にある状態で移動がなされ、また、スリッタ114の中央の上刃122の先端が貫通孔192内に下降するので、上刃122がウェブ104より受ける抵抗はない。
図8(K)において、ウェブ104の幅変更がなされ、また、ウェブ104の2分割がなされた状態において、ウェブ104の裁断が進行している。なお、図8(K)に示されるウェブ104Dにおいて、貫通孔190、192、190の残存部190Z、192Z、190Zが示されている。
次に、図5の右端部分に示される、ウェブ104の裁断を終了させる態様について説明する。この態様において、スリッタ114によりウェブ104の裁断を終了する際に、ウェブ104の幅方向端部よりスリッタ114の幅方向内側まで達する切り欠き180、180を形成し、この切り欠き内部にスリッタ刃(トリミング上刃122)の先端が入った時点で裁断を終了する。
この詳細について図8(L)〜図9(M)にしたがって説明する。
図8(L)は、パンチャー160、160によりウェブ104の幅方向端部よりスリッタ114の幅方向内側まで達する切り欠き180、180が形成され、この切り欠き180、180がスリッタ114(トリミング上刃122)に進入直前の状態を示している。この状態では、スリッタ114の両側のトリミング上刃122、122によりウェブ104の裁断がなされている。
図9(M)は、切り欠き180、180がスリッタ114(トリミング上刃122)の真下に到達した状態を示している。この状態において、スリッタ114のトリミング上刃122が上昇し、裁断が終了される。そして、ウェブ104の幅方向両端部における裁断屑104Aの末端は、切り欠き180によりウェブ104より分離される。
なお、ウェブ104の幅方向中央の上刃12は上昇位置にあり、ウェブ104の幅方向中央の裁断はなされていない。
このように、裁断屑104Aの末端が、切り欠き180によりウェブ104より自動的に分離されるので、未使用のウェブ104より裁断屑104Aの末端を切り離す面倒な作業を省略できる。
次に、ウェブ104の継ぎ目BSがスリッタ114を通過する際の運転について説明する。この継ぎ目BSは、使用中のウェブ104のロールにおけるウェブ104の終端と未使用のウェブ104のロールにおけるウェブ104の先端とを付き合わせ接合した部分であり、通常は接着テープを使用して行われる。この継ぎ目BSにおいて、ウェブ104同士は厚さ方向に重なり合っていないので、スリッタ114の動作に支障を生じることはない。
図10(N)及び(O)は、継ぎ目BSの上流側のウェブ104の幅が下流側のウェブ104の幅より大きい場合であり、図10(P)及び(Q)は、継ぎ目BSの上流側のウェブ104の幅が下流側のウェブ104の幅より小さい場合である。
図10(N)において、貫通孔190、190が継ぎ目BSの上流側のウェブ104の末端部近傍に設けられており、この貫通孔190、190がスリッタ114(トリミング上刃122)の真下に到達した状態を示している。そして、この状態において、スリッタ114の両側のトリミング上刃122、122が内側(図の矢印方向)に移動し、ウェブ104の幅変更がなされている。
このように、スリッタ114の両側のトリミング上刃122、122の先端が貫通孔190、190内にある状態で移動がなされるので、トリミング上刃122がウェブ104より受ける抵抗はない。
図10(O)は、継ぎ目BSがスリッタ114(トリミング上刃122)の真下に到達した状態を示している。このように、継ぎ目BSがあっても、ウェブ104の幅変更が支障なく行われている。
図10(P)は、貫通孔190、190が継ぎ目BSの下流側のウェブ104の先端部近傍に設けられており、この貫通孔190、190がスリッタ114(トリミング上刃122)に接近した状態を示している。そして、継ぎ目BSがスリッタ114(トリミング上刃122)の真下に到達する直前の状態を示している。
図10(Q)は、貫通孔190、190がスリッタ114(トリミング上刃122)の真下に到達した状態を示している。そして、この状態において、スリッタ114の両側のトリミング上刃122、122が外側(図の矢印方向)に移動し、ウェブ104の幅変更がなされている。
このように、スリッタ114の両側のトリミング上刃122、122の先端が貫通孔190、190内にある状態で移動がなされるので、トリミング上刃122がウェブ104より受ける抵抗はない。また、このように、継ぎ目BSがあっても、ウェブ104の幅変更が支障なく行われている。
次に、本発明に係るウェブの裁断装置10において、上記構成の説明で触れなかった要点について説明する。
トリミング上刃122の幅方向の移動精度は、ウェブ104(たとえば、平版印刷版)の製品品質に及ぼす影響が大であるので、高精度の移動機構を設けるか、位置検出してフードバックできるようにすることが好ましい。
トリミング上刃122の幅方向の移動は、図3及び図4で説明したパンチャー160により、ウェブ104の搬送を停止させずに行えるが、幅サイズ変更の際のウェブ104の搬送を停止させて、貫通孔190を形成したりトリミング上刃122の幅方向の移動を行ったりしてもよい。
トリミング上刃122を下降させて、先端を切り欠き180又は貫通孔190内に位置させるタイミングは、ウェブ104の走行をトラッキングすることで可能であるが、好ましくはスリッタ114の上流側に切り欠き180又は貫通孔190を検知するセンサを設け、ウェブ104の搬送速度を考慮しながら制御するように構成すればよい。
図3及び図4で説明したパンチャー160には、1セットの切刃172と貫通孔174の組が示されており、これにより切り欠き180と貫通孔190が形成できるようになっているが、切り欠き180や貫通孔190のサイズに応じて複数セットの切刃172と貫通孔174の組を設けることもできる。
また、合紙110を予め最適サイズにスリットしておく方法や、合紙110に事前にノッチを入れる方法等と本発明に係るウェブの裁断装置10とを組み合わせることにより、合紙110と分離した耳通板を行うことが容易になる。
次に、製品としてのウェブ104が平版印刷版である場合の例について、補足すべき要点について説明する。
平版印刷版は、板状に形成された薄いアルミニウム製の支持体表面をブラシなどで機械的な処理や、酸アルカリを用いた化学的及び電気化学的な処理で微細な表面処理を施し、更には陽極酸化やシリケート処理を適宜組み合わせて表面処理層を形成した上に、塗布膜(感光性印刷版の場合には感光層、感熱性印刷版の場合には感熱層)を塗布して形成されている。この塗布膜に、露光、現像処理、ガム引き等の製版処理が行われ、印刷機にセットされ、インクが塗布されることで、紙面に文字、画像等が印刷される。
なお、平版印刷版は、印刷に必要な処理(露光や現像等)が施され使用されるものであり、場合によっては平版印刷版原版あるいは平版印刷版材と称されることもある。また、この塗布膜が形成された面を画像形成面といい、塗布膜が形成されていない面を非画像形成面ということとする。平版印刷版の種類によっては、両面が画像形成面とされた、いわゆる両面品もある。
なお、このような構成とされていれば、平版印刷版の具体的構成は特に限定されないが、たとえば、ヒートモード方式及びフォトン方式のレーザ刷版用の平版印刷版とすることによって、デジタルデータから直接製版可能な平版印刷版とすることができる。
また、平版印刷版は、感光層又は感熱層中の成分を種々選択することによって、種々の製版方法に対応した平版印刷版とすることができる。
本発明において、平版印刷版の具体的態様の例としては、下記(1)〜(11)の態様が挙げられる。
(1) 感光層が赤外線吸収剤、熱によって酸を発生する化合物、及び酸によって架橋する化合物を含有する態様。
(2) 感光層が赤外線吸収剤、及び熱によってアルカリ溶解性となる化合物を含有する態様。
(3) 感光層が、レーザ光照射によってラジカルを発生する化合物、アルカリに可溶のバインダー、及び多官能性のモノマーあるいはプレポリマーを含有する層と、酸素遮断層との2層を含む態様。
(4) 感光層が、物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層との2層からなる態様。
(5) 感光層が、多官能性モノマー及び多官能性バインダーとを含有する重合層と、ハロゲン化銀と還元剤を含有する層と、酸素遮断層との3層を含む態様。
(6) 感光層が、ノボラック樹脂及びナフトキノンジアジドを含有する層と、ハロゲン化銀を含有する層との2層を含む態様。
(7) 感光層が、有機光導電体を含む態様。
(8) 感光層が、レーザ光照射によって除去されるレーザ光吸収層と、親油性層及び/又は親水性層とからなる2〜3層を含む態様。
(9) 感光層が、エネルギーを吸収して酸を発生する化合物、酸によってスルホン酸又はカルボン酸を発生する官能基を側鎖に有する高分子化合物、及び可視光を吸収することで酸発生剤にエネルギーを与える化合物を含有する態様。
(10) 感光層が、キノンジアジド化合物と、ノボラック樹脂とを含有する態様。
(11) 感光層が、光又は紫外線により分解して自己もしくは層内の他の分子との架橋構造を形成する化合物とアルカリに可溶のバインダーとを含有する態様。
特に、レーザー光の照射により現像液に対する可溶性が変化する感光層(又は感熱層)を有する平版印刷版では,感光層(又は感熱層)が損傷を受けやすいため、本発明の平版印刷版包装構造を適用すると、後述するようにいわゆる膜剥れを確実に防止でき、好ましい。
なお、ここでいうレーザ光の波長は特に限定されず、たとえば、
(a)波長域350〜450nmのレーザ(具体例としては、波長405士5nmのレーザダイオード)。
(b)波長域480〜540nmのレーザ(具体例としては、波長488mmのアルゴンレーザ、波長532mmの(FD)YAGレーザ、波長532nmの固体レーザ、波長532nmの(グリーン)He−Neレーザ)。
(c)波長630〜680nmのレーザ(具体例としては、波長630〜670nmのHe−Neレーザ、波長630〜670nmの赤色半導体レーザ)。
(d)波長域800〜830nmのレーザ(具体例としては、波長830nmの赤外線(半導体)レーザ)。
(e)波長1064〜1080nmのレーザ(具体例としては、波長1064nmのYAGレーザ)。
等を挙げることができる。
(a)波長域350〜450nmのレーザ(具体例としては、波長405士5nmのレーザダイオード)。
(b)波長域480〜540nmのレーザ(具体例としては、波長488mmのアルゴンレーザ、波長532mmの(FD)YAGレーザ、波長532nmの固体レーザ、波長532nmの(グリーン)He−Neレーザ)。
(c)波長630〜680nmのレーザ(具体例としては、波長630〜670nmのHe−Neレーザ、波長630〜670nmの赤色半導体レーザ)。
(d)波長域800〜830nmのレーザ(具体例としては、波長830nmの赤外線(半導体)レーザ)。
(e)波長1064〜1080nmのレーザ(具体例としては、波長1064nmのYAGレーザ)。
等を挙げることができる。
これらのうち、たとえば、(b)及び(c)の波長域のレーザ光はいずれも、上記した(3)又は(4)の態様の感光層又は感熱層を有する平版印刷版の双方に適用可能である。
また、(d)及び(e)の波長域のレーザ光は、いずれも上記した(1)又は(2)の態様の感光層又は感熱層を有する平版印刷版の双方に適用可能である。もちろん、レーザ光の波長域と感光層又は感熱層との関係はこれらに限定されない。
上記説明したように、本発明のウェブの裁断装置10によれば、裁断屑104A(耳)の変形により製品(平版印刷版等)としてのウェブ104の品質が影響を受けず、製品歩留りを高く維持できる。
以上、本発明に係るウェブの裁断方法及び装置の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、各種の態様が採り得る。
たとえば、上記実施形態においては、切り欠き180や貫通孔190を形成する孔形成装置としてパンチャー160が使用されているが、これ以外の構成も採用できる。
図11及び図12は、他の孔形成装置を示す図であり、図11は、正面図であり、図12は、右側面図である。
ウェブ104の搬送路には、ウェブ104を上下に挟むようにドラムローラ202、204が設けられている。ドラムローラ202には、切り欠き180や貫通孔190の形状を決める切刃210、212、210が埋設された半円筒状の支持体206が固定されている。
ドラムローラ202は、軸受216によってフレーム218に回転自在に支持されており、ギヤ220を介してモータ(図示省略)で駆動される。また、他方のドラムローラ204は、表面にゴムラィニングされた円筒ローラとして構成され、流体圧シリンダ222によって昇降されるレバー224に回動自在(軸受226によって)に支持されている。
ウェブ104の幅を変更するに先立ち、ウェブ104に貫通孔190を形成するときには、流体圧シリンダ222を作動させる。すると、レバー224がウェブ104の下面を押し上げるようにして上昇するから、ウェブ104の上面は切刃210に強く圧着されるようになり、ウェブ104には切刃210の形状に等しい貫通孔190が形成される。
貫通孔190の形成に必要な時間が経過した後には、流体圧シリンダ222の作動が停止され、ドラムローラ204は初期位置に戻される。なお、打ち抜かれた切片を確実に排除するためには、切刃210の近傍に排除用のスポンジやばねを付設しておけばよい。
この打抜処理をウェブ104の搬送路で行なうためには、搬送速度に同期してドラムローラ202が駆動される。また、ドラムローラ204は、ウェブ104に従動して回転される。
図13は、既述の図11及び図12と略同一の構成の孔形成装置を示す要部の斜視図である。この装置においては、ウェブ104の両側の切り欠き180の形状を決める切刃211、211が設けられ、また、ウェブ104の中央の貫通孔190の形状を決める切刃212が設けられている。
また、上記実施形態においては、図2に示されるようなスリッタ114のトリミング上刃122とトリミング下刃123が採用されているが、図14に要部拡大図で示されるようなトリミング上刃272とトリミング下刃273との組み合わせとしてもよい。
10…裁断装置、100…平版印刷版の加工ライン、102…送出機、104…ウェブ、110…合紙、114…スリッタ、122…トリミング上刃、123…トリミング下刃、124…測長装置、126…走間カッタ、160…パンチャー、162…パンチ機構、172…切刃、174…貫通孔、180…切り欠き、190…貫通孔
Claims (9)
- 帯状のウェブを搬送しながら、該ウェブの幅が設計値となるように該ウェブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、該裁断した帯状の裁断屑を搬送しながら前記ウェブと分離するウェブの裁断方法において、
前記スリッタによる前記ウェブの裁断を開始する際に、前記裁断した帯状の裁断屑の幅を裁断後の前記ウェブに過大な変形を生じない幅に制御して連続裁断するダミー加工を行い、該ダミー加工の後に、前記スリッタ幅を前記設計値の幅に変更して前記ウェブの裁断を行うことを特徴とするウェブの裁断方法。 - 前記ダミー加工の開始時において、前記ウェブの幅方向端部より前記スリッタの幅方向内側まで達する切り欠きを形成し、該切り欠き内部にスリッタ刃の先端を入れて裁断を開始する請求項1に記載のウェブの裁断方法。
- 前記ダミー加工の後に、前記スリッタ幅を前記設計値の幅に変更して前記ウェブの裁断を行う幅切り替えの際に、
前記ダミー加工の際のスリッタ刃の先端及び前記設計値の幅に変更後のスリッタ刃の先端が内部に入るサイズの貫通孔を前記ウェブの幅方向端部に形成しておき、前記スリッタ刃の先端が該貫通孔に入ったときに前記スリッタ幅を前記設計値の幅に変更する請求項1又は2に記載のウェブの裁断方法。 - 帯状のウェブを搬送しながら、該ウェブの幅が設計値となるように該ウェブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、該裁断した帯状の裁断屑を搬送しながら前記ウェブと分離するウェブの裁断方法において、
前記スリッタにより裁断する前記ウェブの設計幅を幅Aから幅Bに変更する際に、前記設計幅が幅Aの際のスリッタ刃の先端及び前記設計幅が幅Bの際のスリッタ刃の先端が内部に入るサイズの貫通孔を前記ウェブの幅方向端部に形成しておき、前記スリッタ刃の先端が該貫通孔に入ったときに前記スリッタ幅を前記幅Aから幅Bに変更することを特徴とするウェブの裁断方法。 - 帯状のウェブを搬送しながら、該ウェブの幅が設計値となるように該ウェブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、該裁断した帯状の裁断屑を搬送しながら前記ウェブと分離するウェブの裁断方法において、
前記スリッタによる前記ウェブの裁断を終了する際に、前記ウェブの幅方向端部より前記スリッタの幅方向内側まで達する切り欠きを形成し、該切り欠き内部にスリッタ刃の先端が入った時点で裁断を終了することを特徴とするウェブの裁断方法。 - 前記ウェブの搬送方向において前記スリッタの上流側に切り欠き形成装置を設け、該切り欠き形成装置により搬送中の前記ウェブに切り欠きを形成する請求項2、3又は5に記載のウェブの裁断方法。
- 前記ウェブの搬送方向において前記スリッタの上流側に貫通孔形成装置を設け、該貫通孔形成装置により搬送中の前記ウェブに貫通孔を形成する請求項3又は4に記載のウェブの裁断方法。
- 前記ウェブが平版印刷版である請求項1〜7のいずれか1項に記載のウェブの裁断方法。
- 帯状のウェブを搬送しながら、該ウェブの幅が設計値となるように該ウェブの幅方向端部をスリッタで連続裁断し、該裁断した帯状の裁断屑を搬送しながら前記ウェブと分離するウェブの裁断装置において、
前記ウェブの搬送方向において前記スリッタの上流側に設けられ、搬送中の前記ウェブに切り欠き又は貫通孔を形成する孔形成装置を備え、前記スリッタ刃の先端が前記孔形成装置により形成された切り欠き又は貫通孔に入ったときに前記スリッタ幅が変更可能となっていることを特徴とするウェブの裁断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006063302A JP2007237338A (ja) | 2006-03-08 | 2006-03-08 | ウェブの裁断方法及び装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014223702A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 川崎重工業株式会社 | 高い清浄度を要する板材加工装置 |
JP2016041461A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-03-31 | コニカミノルタ株式会社 | 後処理装置 |
JP2018144198A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | 株式会社デンソー | 帯状薄板の接合システム |
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-
2006
- 2006-03-08 JP JP2006063302A patent/JP2007237338A/ja active Pending
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