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JP2007228029A - 無線通信システム及び受信装置 - Google Patents

無線通信システム及び受信装置 Download PDF

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JP2007228029A
JP2007228029A JP2006043794A JP2006043794A JP2007228029A JP 2007228029 A JP2007228029 A JP 2007228029A JP 2006043794 A JP2006043794 A JP 2006043794A JP 2006043794 A JP2006043794 A JP 2006043794A JP 2007228029 A JP2007228029 A JP 2007228029A
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凉 周
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【課題】回路規模を抑え優れた誤り率特性を得ることのできる無線通信システム及び受信装置を提供する。
【解決手段】送信装置と受信装置とが直交周波数分割多重方式を用いて通信する無線通信システムであって、上記送信装置が、送信データ系列を複数のデータストリームに分割する分割手段と、チャネル行列を特異値分解して得られる右特異行列における上記複数のデータストリームのストリーム数分の列をプリコーディング行列として用いることにより上記複数のデータストリームを各送信アンテナに割り当てる割当手段とを備え、上記受信装置が、現在チャネル行列から得られる信号対雑音比に対応する重み係数を用いてパスメトリックに重み付けすることにより受信信号をビタビ復号する復号手段を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)−OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を利用する無線通信システム及び受信装置に関する。
複数のアンテナから同時に、同じデータ又は異なるデータを同じ周波数帯域を用いて送信することで、トータルとして伝送速度(伝送容量)を向上させることができる通信方式として、MIMO(Multi Input and Multi Output)通信方式がある。MIMO通信方式では、送信データがNs個の異なるデータストリームに分割され、各送信データストリームが複数(Nt個)の送信アンテナからそれぞれ同時に送信され、これら送信された各信号がそれぞれ様々な通信路を通り合成され複数(Nr個)の受信アンテナで受信される。
MIMO受信装置は、各受信アンテナで受信された信号に基づき、例えばMIMOチャネルをNs個の独立したチャネルに分解することによりチャネル状態を推定する。この推定されたチャネル状態情報(以降、CSI(Channel Status Information)と表記する)は、MIMO送信装置に送られ、MIMO送信装置において適応変調、適応送信電力制御、プリコーディング等に利用される。
このMIMO伝送方式にマルチキャリア伝送方式であるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を適用した次世代無線通信システムとして、MIMO−OFDM無線通信システムがある。図17は、従来の線形プリコーダを用いたMIMO−OFDM無線送信装置の装置構成例を示す図である。図17に示す送信装置は、誤り訂正符号化部(以降、(FEC(Forward Error Correction)符号化部と表記する)10、圧縮部11、シリアル/パラレル変換部(以降、S/P変換部と表記する)12、周波数インタリーバ13−1〜13−Ns、コンスタレーションマッパ14−1〜14−Ns、プリコーディング部15、逆高速フーリエ変換(以降、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)と表記する)部16−1〜16−Nt、ガードインターバル挿入部17−1〜17−Nt、送信アンテナ18−1〜18−Nt等を備える。
上記送信装置では、送信データは、所定の誤り訂正符号による符号化がなされ(FEC符号化部10)、データ圧縮がなされると(圧縮部11)、S/P変換部12によりNs個のデータストリームに分割される。各データストリームは、各周波数インタリーバ13−1〜13−Nsにより所定周波数のサブキャリア信号にそれぞれ配置され、各コンスタレーションマッパ14−1〜14−Nsにより各サブキャリア信号がそれに配置されたデータストリームに基づきそれぞれ所定の変調方式で変調される。
変調された各サブキャリア信号はそれぞれ、プリコーディング部15によりCSIに基づき各送信アンテナ18−1〜18−Ntにマッピングされる。このように各送信アンテナにマッピングされた各信号はそれぞれ、各IFFT部16−1〜16−Ntで逆高速フーリエ変換され、更に各GI挿入部17−1〜17−Ntでガードインターバルが挿入され、各送信アンテナ18−1〜18−Ntから送信される。なお、CSIは、受信装置のチャネル推定により生成され、上記送信装置に通知される。
このような従来の線形プリコーダを用いるMIMO−OFDM無線通信システムでは、誤り率性能を改善するために、一般的に送信データストリーム数(Ns)が送信アンテナ数(Nt)より少ないことが要求されている。また、同目的を達成するために、送信装置において、上記コンスタレーションマッパ14−1〜14−Ns等がCSIなどにより変
調方式を適応的に選択すること、及び、その他の機能部により適応送信電力制御がなされることが要求される。
なお、本願発明に係る先行技術文献としては、以下の文献に開示されたものがある。
特表2004−534456号公報 特表2003−530010号公報 特開2004−304760号公報 特開2004−254285号公報
しかしながら、上述のような従来のMIMO−OFDM無線通信システムでは、適応変調と適応送信電力制御を実現しつつ送受信アンテナ数を増加させた場合には、送信装置及び受信装置の回路構成が複雑になり回路規模が拡大し、コストアップや消費電力増加等の問題が生じていた。
本発明は、回路規模を抑え優れた誤り率特性を得ることのできる無線通信システム及び受信装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために以下の構成を採用する。即ち、本発明は、複数の送信アンテナを有する送信装置と複数の受信アンテナを有する受信装置とが直交周波数分割多重方式を用いて通信する無線通信システムであって、上記送信装置が、上記受信装置から以前の信号により生成されたチャネル行列を得る状態取得手段と、送信データ系列を複数のデータストリームに分割する分割手段と、上記チャネル行列を特異値分解して得られる右特異行列における上記複数のデータストリームのストリーム数分の列をプリコーディング行列として用いることにより上記複数のデータストリームを上記各送信アンテナに割り当てる割当手段とを備え、上記受信装置が、受信信号から現在のチャネル状態を推定し、このチャネル状態を示す現在チャネル行列を生成する推定手段と、上記現在チャネル行列から得られる信号対雑音比に対応する重み係数を用いてパスメトリックに重み付けすることにより前記受信信号をビタビ復号する復号手段を備える無線通信システムについてのものである。
本発明における送信装置では、送信データ系列が複数のデータストリームに分割され、それら複数のデータストリームが以前の送信信号に基づき受信装置で生成されたチャネル行列から得られるプリコーディング行列により各送信アンテナに割り当てられ、送信される。
受信装置では、送信装置から送信された信号に基づき送信装置と受信装置間の伝搬環境(チャネル)状態が推定され現在チャネル行列が生成される。そして、この生成された現在チャネル行列から得られる信号対雑音比に対応する重み係数が用いられ、受信信号がビタビ復号される。このビタビ復号においては、当該重み係数がパスメトリックの重み付けとして用いられることで復号される。
このように本発明は、チャネル行列を特異値分解(SVD(Singular Value Decomposition))で得られる右特異行列の部分行列をプリコーディング行列として用いることにより固有モード伝送を実現する。そして、このような固有モード伝送において受信装置で推定されるチャネル行列から信号対雑音比を得て、それを重み係数としてパスメトリックに重み付けすることによりビタビ復号の誤り率特性を改善する。
更に、本発明は、上記分割手段により分割された複数のデータストリームを直交周波数分割多重し、更に複数の送信アンテナにマッピングして送信するため、空間インタリーブ及び周波数インタリーブを実現する。
これにより、本発明によれば、送信データストリーム数は送信アンテナ数と等しくし、送信装置での適応変調とパワー制御を行わない構成においても、受信装置における簡単な信号処理により優れた誤り率特性を得ることができる。そして、本発明は、適応変調及びパワー制御等に関連する回路部を必要としないため、装置自体の回路規模を抑えることができる。
なお、本発明では、送信装置における状態取得手段が受信装置からチャネル行列を取得すると記載しているが、これは伝搬環境情報を得ることを明示するものである。また、TDD(Time Division Dulpex)通信システムの場合のように、送信装置自身がチャネル行列を推定するようにしてもよい。この伝搬環境情報としては、いわゆるチャネル行列自体に関する情報であってもよいし、上記プリコーディング行列に関する情報であってもよい。
また、本発明における上記復号手段は、上記現在チャネル行列を特異値分解して得られる固有値を上記重み係数とするようにしてもよい。ここでいう固有値はチャネル行列を特異値分解して得られる特異値の2乗値を示す。
このように、チャネルの固有値が信号対雑音比に比例し、チャネルの固有モードが周波数選択性フェージング特性を持つという特徴を利用し、チャネル固有値を信号の信頼度とみなしビタビ復号のパスメトリックに取り入れている。
従って、本発明によれば、周波数インタリーブと重み付きビタビアルゴリズムの組み合わせにより、受信装置における簡単な信号処理で誤り率特性を改善することができる。
また、本発明における上記復号手段は、上記現在チャネル行列と上記以前の信号により生成されたチャネル行列を特異値分解して得られる上記プリコーディング行列とが掛け合わされた行列の要素に基づいて算出される信号対雑音比に応じた上記重み係数を用いるようにしてもよい。
上述のようなチャネルの固有モードの特徴から、当該チャネル固有値とこのように算出される信号対雑音比とは比例関係にあるため、チャネル固有値を重み係数として用いる場合と同様の効果を得ることができる。
また、本発明における無線通信システムでは、上記送信装置が、上記各データストリームに対してそれぞれデータシンボルのコンスタレーションを決定する変調手段を更に備え、上記受信装置が、上記受信信号を前記複数のデータストリームのストリーム数分の信号に分離させた各受信データストリームに対してそれぞれデータシンボルのコンスタレーションを検出する検出手段を更に備えるようにしてもよい。
また、本発明における無線通信システムでは、上記送信装置が、上記各データストリームに対してそれぞれデータシンボルのサブキャリア周波数への割当を行う周波数割当手段を更に備え、上記受信装置が、上記各受信データストリームに対してそれぞれデータシンボルをサブキャリア周波数から取得する取得手段を更に備えるようにしてもよい。
このように、本発明に係る無線通信システムを構成する送信装置及び受信装置では、空間インタリーブを実現する各データストリーム若しくは各受信データストリームに関して
、変調手段、周波数割当手段、検出手段、取得手段をそれぞれ設けるような構成とすることができる。なお、上記分割手段が空間インタリーブを実現せず、単に並列処理させるために送信ビット系列を各データストリームに分割するようにしてもよい。
また、本発明は、上記無線通信システムを構成する送信装置及び受信装置それぞれについてのものでもある。本発明は、上記送信装置及び受信装置で実行される何れかの機能を実現させるプログラムであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
本発明によれば、回路規模を抑え優れた誤り率特性を得る無線通信システム及び受信装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、それぞれ本発明の実施形態におけるMIMO(Multiple Input
Multiple Output)−OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)無線通信システムについて説明する。なお、以下に述べる実施形態の構成は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムについて以下に説明する。
〔システム構成〕
第一実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムのシステム構成について、図1を用いて説明する。図1は、第一実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムのシステム構成を示す図である。本実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムは、Nt本の送信アンテナ101−1〜101−Ntを有する送信装置100とNr本の受信アンテナ201−1〜201−Nrを有する受信装置200とから構成される。このように本実施形態において送信装置100と受信装置200とに分けているのは説明の便宜のためであり、送信装置100及び受信装置200はそれぞれ送信機能及び受信機能の両方を備えるようにしてもよい。
受信装置200は、各受信アンテナ201−1〜201−Nrでそれぞれ受信された信号に含まれるパイロット信号等に基づき、送信装置100と受信装置200間の伝搬路特性を推定し、チャネル状態情報(CSI)300を生成する。生成されたCSI300は、送信装置100へフィードバックされる。本発明は、このCSIの生成方法及びCSIのフィードバック方法を限定するものではない。
〈送信装置〉
以下、送信装置100の回路構成例について図2を用いて説明する。図2は、第一実施形態における送信装置100の回路構成例を示すブロック図である。
送信装置100は、図2に示すように、送信アンテナ101−1〜101−Nt、FEC符号化部111、データ圧縮部112、空間インタリーバ113、周波数インタリーバ114−1〜114−Ns、コンスタレーションマッパ115−1〜115−Ns、プリコーディング部116、IFFT部117−1〜117−Nt、GI挿入部118−1〜118−Nt等を備える。
FEC符号化部111は、送信ビット系列を所定の符号化率の畳み込み符号等により符
号化する。本発明は、受信装置200における復号処理がビタビアルゴリズムを利用するものであるため、ビタビ復号可能なものであれば特にこのFEC符号化部111による符号化手法、符号化率等を限定するものではない。FEC符号化部111により符号化されたビット系列はデータ圧縮部112へ入力される。
データ圧縮部112は、FEC符号化部111から受けた符号化ビット系列をデータ圧縮する。圧縮されたビット系列は、空間インタリーバ113へ入力される。
空間インタリーバ113は、データ圧縮部112から受けたビット系列をNs個のデータストリームに分割する。具体的には、空間インタリーバ113は、ビット系列を予め設定されているブロックサイズs(ビット)で周期的に各データストリームに送る。このブ
ロックサイズsには、例えば、以下のような値が設定される。以下の例におけるNBPSCとは、各サブキャリアにおける1シンボルあたりのビット数を示す。すなわち、変調方式がBPSK(Binary Phase Shift Keying)の場合にはNBPSC=1であり、変調方
式がQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)の場合にはNBPSC=2であり、変
調方式が16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)の場合にはNBPSC=4で
あり、変調方式が64QAMの場合にはNBPSC=6である。
(例1)s=1、
(例2)s=max(NBPSC/2,1)、
(例3)s=NBPSC
これにより、ブロックサイズsが上記(例2)として定義されており各サブキャリアの変調方式として16QAMが採られている場合には、空間インタリーバ113は、ビット系列を2ビット毎に各データストリームに送ることになる。このように、空間インタリーバ113により送信ビット系列が各データストリームに分散され送信されることになるため、受信装置200におけるビタビ復号における誤り率特性を向上させることとなる。なお、データストリーム数Nsは送信アンテナ数Ntと受信アンテナ数Nrのうち小さいほうの数以下となるようにする(Ns≦min(Nt,Nr))。
周波数インタリーバ114−1〜114−Ns及びコンスタレーションマッパ115−1〜115−Nsはそれぞれデータストリーム数Ns分設けられており、各データストリームに関し所定の処理をする。各周波数インタリーバ114−1〜114−Nsは、各データストリームをそれぞれ所定周波数のサブキャリア信号にそれぞれ配置する。各コンスタレーションマッパ115−1〜115−Nsは、各サブキャリア信号をそれに配置されたデータストリームに基づきそれぞれ所定の変調方式(BPSK、QPSK、16QAMなど)で変調する。以下の説明では、この変調の施されたサブキャリア信号についても送信データストリームと表記する。なお、本実施形態では、適応変調を行わないことから、上記各変調方式は予め決められた方式が固定的に用いられる。
プリコーディング部116は、各コンスタレーションマッパ115−1〜115−Nsからそれぞれ送られるNs個の送信データストリームを受けると、それらNs個の送信データストリームをNt個の各送信アンテナ101−1〜101−Ntにマッピングする。プリコーディング部116は、受信装置200からフィードバックされたCSI300に基づくプリコーディング行列F(k)を用いて上記マッピング処理を行う。このマッピング処理を以下の式(1)に示す。式(1)におけるs(k)はNs行1列の送信データベクトル(送信データストリーム)を示し、x(k)が各送信アンテナにマッピングされた信号であるNt行1列の送信アンテナデータベクトルを示す。
Figure 2007228029
なお、上記プリコーディング行列F(k)は、CSIに基づくチャネル行列H(k)を特異値分解(SVD(Singular Value Decomposition))して得られる右特異行列V(k)の左Ns列であり、以下の式(2)のように示すことができる。また、サブキャリアkに対するNr行Nt列のチャネル行列H(k)の特異値分解は下記式(3)のように示すことができる。下記式(3)におけるU(k)はNr行Nr列の左特異行列であり、V(k)はNt行Nt列の右特異行列であり、D(k)はNr行Nt列の対角行列となる。mはチャネル行列H(k)のランク(rank)を示し、は複素共役転置を示す。そして、SVDで得られる対角行列D(k)は下記式(4)のように示すことができ、この対角要素を特異値と表記し、その特異値が2乗されたものを固有値(λ(k))と表記するものとする。
このようにチャネル行列H(k)をSVDで分解して得られる右特異行列V(k)をプリコーディング行列F(k)として利用することにより、MIMOチャネルを固有値λ(k)の大きさに応じた性能を持つm個の固有パスとみなすことができるようになる。なお、MIMOチャネルの固有値は信号対雑音比(SNR(Signal to Noise Ratio))に
比例し、MIMOチャネルの固有モード伝送は周波数選択性フェージング特性を持つ。
また、受信装置200から通知されるCSI300は、チャネル行列H(k)に関する情報であってもよいし、上記プリコーディング行列F(k)に関する情報であってもよい。本発明はこれらCSI300を限定するものではない。
Figure 2007228029
上記式(1)に示すように各送信アンテナにマッピングされた信号はIFFT部に送られる。
IFFT部117−1〜117−Nt及びGI挿入部118−1〜118−Ntはそれぞれ、送信アンテナ101−1〜101−Ntの数Nt分備えられ、各送信アンテナにマッピングされた信号に対し所定の処理をする。各IFFT部117−1〜117−Ntはそれぞれ、各送信アンテナにマッピングされた信号をIFFT若しくは逆離散フーリエ変換(IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform))し、周波数領域の信号から時間領域の信号に変換する。変換された各時間領域の信号は、それぞれ各GI挿入部118−1〜118−Ntに渡される。
各GI挿入部118−1〜118−Ntはそれぞれ各時間領域の信号にシンボル間干渉(ISI)を削減するためガードインターバルを挿入する。ガードインターバルの挿入された
各信号は、それぞれ各送信アンテナ101−1〜101−Ntから送信される。
〈受信装置〉
以下、受信装置200の回路構成例について図3を用いて説明する。図3は、第一実施
形態における受信装置200の回路構成例を示すブロック図である。
受信装置200は、図3に示すように、受信アンテナ201−1〜201−Nr、FEC復号部211、データ非圧縮部212、空間デインタリーバ213、周波数デインタリーバ214−1〜214−Ns、コンスタレーションデマッパ215−1〜215−Ns、信号分離部216、高速フーリエ変換(以降、FFT(Fast Fourier Transform)と表記する)部217−1〜217−Nr、GI除去部218−1〜218−Nr、チャネル推定部219、固有値処理部220等を備える。
GI除去部218−1〜218−Nr及びFFT部217−1〜217−Nrはそれぞれ受信アンテナ数Nr分備えられ、各受信アンテナ201−1〜201−Nrで受信された信号に対し所定の処理を行う。各GI除去部218−1〜218−Nrはそれぞれ受信された信号からGIを除去する。GIが除去された各受信信号はそれぞれ各FFT部217−1〜217−Nrに送られる。
各FFT部217−1〜217−Nrは、それぞれGIが除去された受信信号をFFT若しくは離散フーリエ変換(DFT(Discrete Fourier Transform))し、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換する。この周波数領域の信号y(k)は下記式(5)のように示すことができる。式(5)におけるn(k)はNr行1列の雑音ベクトルを示し、y(k)はNr行1列の受信信号ベクトルを示し、チャネル行列H(k)は受信時における伝搬路特性を示す行列となる。各受信アンテナで受信された信号は各送信アンテナで送信された送信信号が重なったものとなる。
Figure 2007228029
変換された周波数領域の信号y(k)はそれぞれ信号分離部216及びチャネル推定部219に渡される。
チャネル推定部219は、各周波数領域の信号に基づき各受信アンテナにおける伝搬路特性をそれぞれ推定する。本発明は、このチャネル推定方法を限定するものではない。チャネル推定部219は、所定の推定処理によりチャネル行列H(k)を生成する。チャネル行列H(k)はCSI300として信号分離部216及び固有値処理部220に送られる。このCSI300は、チャネル行列H(k)に関する情報であってもよいし、上記プリコーディング行列F(k)に関する情報であってもよい。
固有値処理部220は、チャネル推定部219から受けたチャネル行列H(k)を特異値分解し(上記式(3)参照)、得られたD(k)の対角要素となる特異値の2乗を固有値として算出する(上記式(4)参照)。算出された固有値は各サブキャリアk及び各データストリームiに対応付けられFEC復号部211に送られる。
信号分離部216は各受信アンテナ201−1〜201−Nrに対応する周波数領域の信号y(k)をそれぞれ受けると、それら信号y(k)をゼロフォーシング(以降、ZF(Zero Forcing)と表記する)線形デコード、また、最小二乗誤差法(以降、MMSE(Minimum Mean Square Error)と表記する)デコードなどによりNs個の信号(データス
トリーム)に分離する。本発明はこれら信号分離手法を限定するものではない。
ZF線形デコードを行う場合には、下記式(6)に示すNs行Nr列の行列G(k)が受信信号ベクトルy(k)に掛け合わせられる。式(6)におけるは擬似逆行列を示す。
Figure 2007228029
一方、MMSEデコードを行う場合には、下記式(7)に示すNs行Nr列の行列G(k)が受信信号ベクトルy(k)に掛け合せられる。下記式(7)におけるNは雑音電力を示し、εは全送信電力を示し、Iは単位行列を示す。
Figure 2007228029
なお、上記行列G(k)を求めるのに用いられるチャネル行列H(k)は現在の受信信号y(k)が伝搬された際の推定された伝搬路特性行列であり、F(k)は送信装置に既に通知されているチャネル行列から導出される行列(送信装置100においてプリコーディング行列として使用される行列)である。すなわち、信号分離部216は、前回のチャネル推定により生成されたチャネル行列及びその送信装置に既に通知されているチャネル行列から導出される行列を保持しており、次の信号分離時に利用する。これは、送信装置100では、受信装置200がフィードバックしたCSIに基づくプリコーディング行列を用いて線形プリコーディングを行っているからである。分離されたNs個の信号はそれぞれ各コンスタレーションデマッパ215−1〜215−Nsに送られる。
周波数デインタリーバ214−1〜214−Ns及びコンスタレーションデマッパ215−1〜215−Nsは、分離される信号(データストリーム)数Ns分備えられ、各信号(データストリーム)に関する所定の処理を行う。各コンスタレーションデマッパ215−1〜215−Nsはそれぞれ、下記式(8)に示すように、各信号を送信装置100で用いられた変調方式により復調する。下記式(8)におけるs^(k)は復調された推定データストリームを示し、Q[]はデマッパを示す。各推定データストリームs^(k)はそれぞれ各周波数デインタリーバ214−1〜214−Nsに送られる。
Figure 2007228029
各周波数デインタリーバ214−1〜214−Nsは、各推定データストリームをそれぞれ周波数デインタリーブする。周波数デインタリーブされた各推定データストリームはそれぞれ空間デインタリーバ213に送られる。
空間デインタリーバ213は、各推定データストリームを合わせ1つの推定ビット系列とする。このとき、空間デインタリーバ213は送信装置100の空間インタリーバ113で用いられたブロックサイズs(ビット)単位で各推定データストリームを合わせていく。すなわち、空間デインタリーバ213は、空間インタリーバ113により分散されていたビット系列を元に戻すように並べ替えを行う。推定ビット系列は、非圧縮部212に送られる。
非圧縮部212では、推定ビット系列を非圧縮処理し、得られた推定ビット系列をFEC復号部211に渡す。
FEC復号部211は、入力される推定ビット系列(軟判定された推定値)をビタビ(Viterbi)アルゴリズムを用いて復号する。ビタビアルゴリズムを用いた復号とは、例え
ば、送信装置100のFEC符号化部111において畳み込み符号を生成するうえでの各データビットの状態遷移に対応するトレリス線図に応じて、トレリス線図上の各時点で取り得るビット列と受信ビット列との信号間距離(枝メトリック)とその前の時点の各状態までのパスメトリックとの和を各パスについて比較し、パスメトリックの小さいほうを生き残りパスとして選択し、最終的に生き残りパスをトレースバックすることで復号するというものである。
FEC復号部211は、下記式(9)に示すように、枝メトリックとして推定ビット系列と参考値との2乗されたユークリッド距離を用い、パスメトリックpi,n(k)をその2乗されたユークリッド距離に固有値処理部220から渡されるチャネル固有値λ(k)で重みを付けた値として算出する。FEC復号部211は、各サブキャリアkで受信された推定ビット系列についてそのサブキャリアに対応するチャネル固有値を用いて復号をする。下記式(9)におけるiはデータストリームの番号を示し、nはビットインデックスを示し、b^は推定ビット系列の各ビットデータを示し、bは参考ビット値を示す。ビットインデックスnは、変調方式に基づく1シンボルあたりのビット数に応じた範囲を有する。例えば、変調方式が16QAMであれば、ビットインデックスnは1から4の値となる。
Figure 2007228029
〔第一実施形態における作用/効果〕
ここで、上述した第一実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムの作用及び効果を送信装置100及び受信装置200それぞれについて述べる。
送信装置100では、送信ビット系列がFEC符号化部111により畳み込み符号等を利用して符号化され、データ圧縮部112によりデータ圧縮された後、空間インタリーバ113によりNs個のデータストリームに分割される。分割された各データストリームは、そのデータストリームに応じて設けられた各周波数インタリーバ114−1〜114−Nsで所定のサブキャリア信号にそれぞれ配置され、各コンスタレーションマッパ115−1〜115−Nsで固定された所定の変調方式で各サブキャリア信号にそれぞれマッピングされる(送信データストリーム)。
このように本実施形態では、送信ビット系列を所定のブロックで各データストリームに分割してそれらを各サブキャリアで伝送することにより空間インタリーブ及び周波数インタリーブを実現する。
続いて、各データストリームに対応するNs個の送信データストリームは、プリコーディング部116でNt個の各送信アンテナ101−1〜101−Ntにマッピングされる。プリコーディング部116では、受信装置200から送られるCSIに基づくチャネル行列H(k)をSVDして得られる右特異値行列V(k)のNs列分のプリコーディング行列F(k)により各送信アンテナへのマッピング処理がなされる。
これにより、本実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムでは、各サブキャリアにおけるMIMOチャネルをそれぞれ固有値λ(k)の大きさに応じた性能を持つm個の固有パスとみなすことができる(図4参照)。そして、本実施形態における受信装置では、当該チャネル固有値がSNRに比例し、チャネルの固有モード伝送が周波数選
択性フェージング特性を持つという特徴(図4参照)を利用して、優れた誤り特性を得ることのできる構成を採る。図4はチャネル固有値の例を示すグラフであり、送信アンテナ数4、受信アンテナ数4の構成の場合の例を示している。
各送信アンテナへマッピングされた各信号は、各送信アンテナに対応するように備えられた各IFFT部117−1〜117−NtでIFFT若しくはIDFTにより周波数領域の信号から時間領域の信号にそれぞれ変換され、更に各GI挿入部118−1〜118−Ntでそれぞれガードインターバルが挿入され、その後各送信アンテナでそれぞれ送信される。
受信装置200では、各受信アンテナ201−1〜201−Nrで受信された各信号が各受信アンテナに対応するように備えられた各GI除去部218−1〜218−Nrでそれぞれガードインターバルが除去され、更に各FFT部217−1〜217−NrでFFT若しくはDFTにより周波数領域の信号にそれぞれ変換される。
チャネル推定部219では、周波数領域の信号に変換された各信号に基づき、その各信号に作用したチャネル行列H(k)が推定される。固有値処理部220では、この推定されたチャネル行列H(k)がSVDされ、得られた対角行列D(k)の対角要素となる特異値が2乗され固有値が算出される。算出された固有値は、各サブキャリアk及び各データストリームiに対応付けられFEC復号部211に送られる。
信号分離部216では、各受信アンテナに対応した周波数領域の信号がチャネル推定部219から渡されるチャネル行列H(k)及び送信装置100に既に通知済みのチャネル行列から得られるプリコーディング行列F(k)に基づき、Ns個のデータストリームに信号分離される。
Ns個の各データストリームは、各データストリームに応じて備えられる各コンスタレーションデマッパ215−1〜215−Nsで固定された所定の変調方式によりデマッパされ、各周波数デインタリーバ214−1〜214−Nsによりデインタリーブされる。周波数デインタリーブされた各推定データストリームはそれぞれ空間デインタリーバ213で1つの推定ビット系列に並び替えられ、非圧縮部212で非圧縮処理された後、FEC復号部211に送られる。
FEC復号部211では、推定ビット系列と参考値との2乗されたユークリッド距離に固有値処理部220から受けたチャネル固有値λ(k)で重み付けされたパスメトリックpi,n(k)を用いてビタビ復号される。
このように本実施形態では、上述したチャネル固有値がSNRに比例し、チャネルの固有モード伝送が周波数選択性フェージング特性を持つという特徴を利用し、チャネル固有値を信号の信頼度としてビタビ復号のパスメトリックに取り入れている。
これにより、本実施形態によれば、周波数インタリーブと重み付きビタビ復号の組み合わせにより、適応変調及び適応送信電力制御を行うことなく優れた誤り率特性を得ることができる。従って、本実施形態における送信装置及び受信装置は、適応変調及び適応送信電力制御を行う回路を必要としないため、回路の複雑化を抑え回路規模を小さくすることができる。更に、空間インタリーブを利用しているため、データストリーム数Nsは送信アンテナ数Ntと等しくしても優れた誤り率特性を得ることができる。
図5は、第一実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムに関するシミュレーション結果を示すグラフである。図5の横軸はSNRを示し、縦軸はパケット誤り率(
PER)を示す。このシミュレーションでは、図5の凡例に示すように以下に示す5つのシステムモデルが用いられている。上述の第一実施形態相当のシステムモデルとして「2−3−2 weighting」及び「2−2−2 weighting」を用い、これに対する従来技術相当のシステムモデルとして「2−3−2 no weighting」及び「2−2−2 no weighting」を用い、更に従来技術における線形プレコーディングを行わないMIMOシステムとして「2−2 conv.MIMO」を用いている。このうち、「2−3−2」等の数字は、そのシステムモデルが備えるデータストリーム数Ns(=2)、送信アンテナ数Nt(=3)、受信アンテナ数Nr(=2)を示し、「weighting」が重み係数を用いる場合を示し、「no weighting」が重み係数を用いない場合を示している。
図5のシミュレーション結果では、「2−2−2 no weighting」の場合と「2−2−2 weighting」の場合では、「2−2−2 weighting」のほうが約9デシベル(dB)分SNRを改善できることが示されている。同様に、「2−3−2」のシステムにおいても重み係数を用いた本実施形態によれば重み係数を用いない従来技術相当のシステムモデルより約4dBSNRが改善されることが示されている。
〔変形例〕
上述の第一実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムの受信装置では、FEC復号部211が各サブキャリアkで受信された推定ビット系列についてそのサブキャリアに対応するチャネル固有値を重み係数として利用してビタビ復号を行っていたが、このチャネル固有値に変え有効チャネルのSNRを重み係数として利用するようにしてもよい。
図6は、第一実施形態における受信装置の変形例の回路構成を示す図である。図6に示すように、本変形例における受信装置は、第一実施形態における受信装置の固有値処理部220に変えSNR算出部230を備える。それ以外の機能部については第一実施形態と同様となるため説明を省略する。
SNR算出部230は、上記式(5)に示すH(k)×F(k)を有効チャネルHe(k)とし、下記式(10)に示すように有効チャネルHe(k)の要素成分から各データストリームに対応するSNR値を算出する。下記式(10)におけるhji(k)はサブキャリアkにおける有効チャネルHe(k)のj行i列の要素成分を示し、iはデータストリームの番号に対応する。算出されたSNR値はサブキャリアインデックス及びデータストリーム番号に関連付けられ、FEC復号部211に渡される。
Figure 2007228029
FEC復号部211は、下記式(11)に示すように、第一実施形態におけるチャネル固有値に変え、上記SNR値を重み係数として利用しパスメトリックを算出する。
Figure 2007228029
以下に示す各実施形態は、先に説明した第一実施形態に係るMIMO−OFDM無線通
信システムに関し回路構成の変形例である。従って、以下に示す各実施形態と第一実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムとは本質的な機能が変わるものではない。以下に示す各実施形態の説明では、第一実施形態のシステムと異なる部分のみ説明するものとし、第一実施形態と同様の機能部については説明を省略する。
[第二実施形態]
以下、本発明の第二実施形態に係るMIMO−OFDM無線通信システムについて説明する。
〈送信装置〉
以下、第二実施形態における送信装置100の回路構成例について図7を用いて説明する。図7は、第二実施形態における送信装置100の回路構成例を示すブロック図である。
第二実施形態における送信装置100は、図7に示すように、空間インタリーバ113からの出力がプリコーディング部116に入力されるように構成され、他のFEC符号化部111−1〜111−Nx、データ圧縮部112−1〜112−Nx、周波数インタリーバ114−1〜114−Nx、コンスタレーションマッパ115−1〜115−Nxをそれぞれ並列処理数Nx分備えるように構成される。なお、この並列処理数Nxは、空間インタリーバ113で分割されるデータストリーム数Nsと同数であってもよいし、異なる数であってもよい。
このような構成により、送信ビット系列は当該並列処理数Nxに分割され、各機能部により第一実施形態と同様の符号化処理、データ圧縮処理、周波数インタリーブ処理、コンスタレーションマッピング処理が並列に実行される。このとき、コンスタレーションマッピング処理後の各送信データ系列は、空間インタリーバ113により分割されるデータストリームとは異なり所定の連続したデータ系列を有するようにそれぞれ分割される(以下に述べる図8参照)。
空間インタリーバ113は、各コンスタレーションマッパ115−1〜115−Nxから所定の変調方式で変調された信号(送信データストリーム)をそれぞれ受けると、それらを空間インタリーブを実現するように、図8の例に示すように複数のデータストリームに分割する。
図8は、第二実施形態における空間インタリーブの例を示す図である。図8に示す空間インタリーバ113に入力される数字若しくは空間インタリーバ113から出力される数字はそれぞれデータインデックスを示す。図8の例では、3つのコンスタレーションマッパ115−1〜115−3により並列処理された各データ系列がそれぞれ空間インタリーバ113に入力され、空間インタリーバ113において当該データ系列が並べ替えられ、3つの各データストリームに分割されている。
〈受信装置〉
以下、第二実施形態における受信装置200の回路構成例について図9を用いて説明する。図9は、第二実施形態における受信装置200の回路構成例を示すブロック図である。
第二実施形態における受信装置200は、図9に示すように、上述の送信装置100の構成に適合するように各機能部が形成され、信号分離部216により信号分離されたNs個の信号(データストリーム)が空間デインタリーバ213に入力されるように構成され、他のコンスタレーションデマッパ215−1〜215−Nx、周波数デインタリーバ2
14−1〜214−Nx、データ非圧縮部212−1〜212−Nx、FEC復号部211−1〜211−Nxがそれぞれ並列処理数Nx分備えられるように構成される。なお、この並列処理数Nxは、空間インタリーバ113で分割されるデータストリーム数Nsと同数であってもよいし、異なる数であってもよい。
このような構成により、信号分離部216により分離されたNs個のデータストリームは、空間デインタリーバ213に入力され、空間インタリーバ113により並べ替えられた順番が元のデータ並び順に戻される。その後、送信装置100と同様に、所定の並列処理数Nx分のデータストリームに分割され、各機能部により第一実施形態と同様のコンスタレーションデマッピング処理、周波数デインタリーブ処理、データ圧縮解除処理、ビタビ復号処理が並列に実行される。固有値処理部220により算出された固有値は、並列処理される各FEC復号部211−1〜211−Nxにそれぞれ送られる。
第二実施形態によれば、送信装置では、FEC符号化部、データ圧縮部、周波数インタリーバ、コンスタレーションマッパをそれぞれ並列処理させることができ、受信装置では、コンスタレーションデマッパ、周波数デインタリーバ、データ非圧縮部、FEC復号部をそれぞれ並列処理させることができるため、それら各機能部自体の性能を上げることなく高速の信号処理を行うことができる。
[第三実施形態]
以下、本発明の第三実施形態に係るMIMO−OFDM無線通信システムについて説明する。
〈送信装置〉
以下、第三実施形態における送信装置100の回路構成例について図10を用いて説明する。図10は、第三実施形態における送信装置100の回路構成例を示すブロック図である。
第三実施形態における送信装置100は、図10に示すように、空間インタリーバ113からの出力がプリコーディング部116に入力されるように構成され、他のFEC符号化部111、データ圧縮部112、周波数インタリーバ114、コンスタレーションマッパ115をそれぞれ1つずつ備えるように構成される。
このような構成により、第二実施形態とは異なり、送信ビット系列に関する符号化処理、データ圧縮処理、周波数インタリーブ処理、コンスタレーションマッピング処理はそれぞれ各機能部により単独で実行される。
空間インタリーバ113は、コンスタレーションマッパ115から所定の変調方式で変調された信号を受けると、それらを空間インタリーブが実現されるように、図11に示すように複数のデータストリームに分割する。図11は、第三実施形態における空間インタリーブの例を示す図である。図11に示す空間インタリーバ113に入力される数字若しくは空間インタリーバ113から出力される数字はそれぞれデータインデックスを示す。図11の例では、所定の処理が施された送信データ系列が空間インタリーバ113に入力され、空間インタリーバ113において1データずつの順で各データストリームに分割されている。
〈受信装置〉
以下、第三実施形態における受信装置200の回路構成例について図12を用いて説明する。図12は、第三実施形態における受信装置200の回路構成例を示すブロック図である。
第三実施形態における受信装置200は、図12に示すように、上述の送信装置100の構成に適合するように各機能部が形成され、信号分離部216により信号分離されたNs個の信号(データストリーム)が空間デインタリーバ213に入力されるように構成され、他のコンスタレーションデマッパ215、周波数デインタリーバ214、データ非圧縮部212、FEC復号部211をそれぞれ1つずつ備えるように構成される。
このような構成により、信号分離部216により分離されたNs個のデータストリームは、空間デインタリーバ213に入力され、空間インタリーバ113により並べ替えられた順番が元のビット並び順に戻される。その後、各機能部により第一実施形態と同様にコンスタレーションデマッパ処理、周波数デインタリーバ処理、データ圧縮解除処理、ビタビ復号処理が実行される。
第三実施形態によれば、送信装置では、FEC符号化部、データ圧縮部、周波数インタリーバ、コンスタレーションマッパをそれぞれ1つずつで構成することができ、受信装置では、コンスタレーションデマッパ、周波数デインタリーバ、データ非圧縮部、FEC復号部をそれぞれ1つずつで構成することができるため、装置の回路規模を抑えることができる。
[第四実施形態]
以下、本発明の第四実施形態に係るMIMO−OFDM無線通信システムについて説明する。
〈送信装置〉
以下、第四実施形態における送信装置100の回路構成例について図13を用いて説明する。図13は、第四実施形態における送信装置100の回路構成例を示すブロック図である。
第四実施形態における送信装置100は、図13に示すように、空間インタリーバ113からの各出力をそれぞれ各コンスタレーションマッパ115−1〜115−Nsに入力するように構成され、他のFEC符号化部111、データ圧縮部112、周波数インタリーバ114をそれぞれ1つずつ備えるように構成される。
このような構成により、空間インタリーバ113により分割されたデータストリームに対してコンスタレーションマッピング処理が施され、その他の符号化処理、データ圧縮処理、周波数インタリーブ処理については送信ビット系列に関して施されることとなる。なお、空間インタリーバ113における分配は、第一実施形態に示す予め設定されているブロックサイズsを用いて行うようにしてもよい。
〈受信装置〉
以下、第四実施形態における受信装置200の回路構成例について図14を用いて説明する。図14は、第四実施形態における受信装置200の回路構成例を示すブロック図である。
第四実施形態における受信装置200は、図14に示すように、上述の送信装置100の構成に適合するように各機能部が形成され、各コンスタレーションデマッパ215−1〜215−Nsからの各出力がそれぞれ空間デインタリーバ213に入力されるように構成され、他の周波数デインタリーバ214、データ非圧縮部212、FEC復号部211をそれぞれ1つずつ備えるように構成される。
このような構成により、各コンスタレーションデマッパ215−1〜215−Nsによりそれぞれデマッパされた各データストリームは空間デインタリーバ213に入力され、空間インタリーバ113により並べ替えられた順番が元のビット並び順に戻される。その後、各機能部により第一実施形態と同様に周波数デインタリーバ処理、データ圧縮解除処理、ビタビ復号処理が実行される。
第四実施形態によれば、送信装置では、FEC符号化部、データ圧縮部、周波数インタリーバをそれぞれ1つずつで構成することができ、受信装置では、周波数デインタリーバ、データ非圧縮部、FEC復号部をそれぞれ1つずつで構成することができるため、装置の回路規模を抑えることができる。一方、コンスタレーションマッパ及びコンスタレーションデマッパはそれぞれ並列処理可能に構成されているため、これらの機能部自体の性能を上げることなく高速の処理を実現することができる。
[第五実施形態]
以下、本発明の第五実施形態に係るMIMO−OFDM無線通信システムについて説明する。
〈送信装置〉
以下、第五実施形態における送信装置100の回路構成例について図15を用いて説明する。図15は、第五実施形態における送信装置100の回路構成例を示すブロック図である。
第五実施形態における送信装置100は、第二実施形態における回路構成において空間インタリーバ113を設けないようにしたものである。すなわち、送信装置100は、FEC符号化部111−1〜111−Nx、データ圧縮部112−1〜112−Nx、周波数インタリーバ114−1〜114−Nx、コンスタレーションマッパ115−1〜115−Nxがそれぞれ並列処理数Nx分備えるように構成され、各コンスタレーションマッパ115−1〜115−Nxからの各出力がそれぞれプリコーディング部116に入力されるよう構成される。
このような構成により、空間インタリーブされず並列処理用に分割された各データストリームに対して各機能部が信号処理を行い、処理が施された各データストリームがそれぞれプリコーディング部116に入力されることとなる。
〈受信装置〉
以下、第五実施形態における受信装置200の回路構成例について図16を用いて説明する。図16は、第五実施形態における受信装置200の回路構成例を示すブロック図である。
第五実施形態における受信装置200は、図16に示すように、上述の送信装置100の構成に適合するよう空間デインタリーバ213が除かれた構成となる。すなわち、受信装置200は、信号分離部216からの各出力がそれぞれ各コンスタレーションデマッパ215−1〜215−Nxへ入力される構成となる。
このような構成により、受信信号が信号分離部216により上述の送信装置100における並列処理数Nx分の信号に分離された後、各コンスタレーションデマッパ215−1〜215−Nsにそれぞれ入力される。
第五実施形態によれば、送信装置では、FEC符号化部、データ圧縮部、周波数インタリーバ、コンスタレーションマッパがそれぞれ並列処理可能に構成され、受信装置では、
コンスタレーションデマッパ、周波数デインタリーバ、データ非圧縮部、FEC復号部がそれぞれ並列処理可能に構成されるため、機能部自体の性能を上げることなく高速の処理を実現することができる。しかしながら、第五実施形態における送信装置及び受信装置は、空間インタリーブを利用しないことにより、他の実施形態に比べ誤り率特性が劣る構成となる。
第一実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムのシステム構成を示す図である。 第一実施形態における送信装置の回路構成例を示す図である。 第一実施形態における受信装置の回路構成例を示す図である。 チャネル固有値の例を示す図である。 第一実施形態におけるMIMO−OFDM無線通信システムに関するシミュレーション結果を示す図である。 第一実施形態における受信装置の変形例を示す図である。 第二実施形態における送信装置の回路構成例を示す図である。 第二実施形態における空間インタリーブ例を示す図である。 第二実施形態における受信装置の回路構成例を示す図である。 第三実施形態における送信装置の回路構成例を示す図である。 第三実施形態における空間インタリーブ例を示す図である。 第三実施形態における受信装置の回路構成例を示す図である。 第四実施形態における送信装置の回路構成例を示す図である。 第四実施形態における受信装置の回路構成例を示す図である。 第五実施形態における送信装置の回路構成例を示す図である。 第五実施形態における受信装置の回路構成例を示す図である。 従来のMIMO−OFDM無線送信装置の回路構成例を示す図である。
符号の説明
10、111、111−1〜111−Nx FEC符号化部
11、112、112−1〜112−Nx データ圧縮部
12 S/P変換部12
113 空間インタリーバ
13−1〜13−Ns 周波数インタリーバ
114、114−1〜114−Ns(114−Nx) 周波数インタリーバ
14−1〜14−Ns コンスタレーションマッパ
115、115−1〜115−Ns(115−Nx) コンスタレーションマッパ
15、116 プリコーディング部
16−1〜16−Nt、117−1〜117−Nt IFFT部
17−1〜17−Nt、118−1〜118−Nt GI挿入部
18−1〜18−Nt 送信アンテナ
100 送信装置
200 受信装置
300 CSI(チャネル状態情報)
101−1〜101−Nt 送信アンテナ
201−1〜201−Nr 受信アンテナ
211、211−1〜211−Nx FEC復号部
212、212−1〜212−Nx データ非圧縮部
213 空間デインタリーバ
214、214−1〜214−Ns(214−Nx) 周波数デインタリーバ
215、215−1〜215−Ns(215−Nx) コンスタレーションデマッパ
216 信号分離部
217−1〜217−Nr FFT部
218−1〜218−Nr GI除去部
219 チャネル推定部
220 固有値処理部
230 信号対雑音比(SNR)算出部

Claims (10)

  1. 複数の送信アンテナを有する送信装置と複数の受信アンテナを有する受信装置とが直交周波数分割多重方式を用いて通信する無線通信システムであって、
    前記送信装置は、
    前記受信装置から以前の信号により生成されたチャネル行列を得る状態取得手段と、
    送信データ系列を複数のデータストリームに分割する分割手段と、
    前記チャネル行列を特異値分解して得られる右特異行列における前記複数のデータストリームのストリーム数分の列をプリコーディング行列として用いることにより前記複数のデータストリームを前記各送信アンテナに割り当てる割当手段と、
    を備え、
    前記受信装置は、
    受信信号から現在のチャネル状態を推定し、このチャネル状態を示す現在チャネル行列を生成する推定手段と、
    前記現在チャネル行列から得られる信号対雑音比に対応する重み係数を用いてパスメトリックに重み付けすることにより前記受信信号をビタビ復号する復号手段、
    を備える無線通信システム。
  2. 前記復号手段は、前記現在チャネル行列を特異値分解して得られる固有値を前記重み係数とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記復号手段は、前記現在チャネル行列と前記以前の信号により生成されたチャネル行列を特異値分解して得られる前記プリコーディング行列とが掛け合わされた行列の要素に基づいて算出される信号対雑音比に応じた前記重み係数を用いる請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記送信装置は、
    前記各データストリームに対してそれぞれデータシンボルのコンスタレーションを決定する変調手段を更に備え、
    前記受信装置は、
    前記受信信号を前記複数のデータストリームのストリーム数分の信号に分離させた各受信データストリームに対してそれぞれデータシンボルのコンスタレーションを検出する検出手段を更に備える、
    請求項2又は3に記載の無線通信システム。
  5. 前記送信装置は、
    前記各データストリームに対してそれぞれデータシンボルのサブキャリア周波数への割当を行う周波数割当手段を更に備え、
    前記受信装置は、
    前記各受信データストリームに対してそれぞれデータシンボルをサブキャリア周波数から取得する取得手段を更に備える、
    請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 送信データ系列を複数のデータストリームに分割し各データストリームを複数の送信アンテナに割り当て送信する送信装置と直交周波数分割多重方式を用いて通信する受信装置であって、
    受信信号から現在のチャネル状態を推定し、このチャネル状態を示す現在チャネル行列を生成する推定手段と、
    前記現在チャネル行列から得られる信号対雑音比に応じた重み係数を用いてパスメトリックに重み付けすることにより前記受信信号をビタビ復号する復号手段、
    を備える受信装置。
  7. 前記復号手段は、前記現在チャネル行列を特異値分解して得られる固有値を前記重み係数とする請求項6に記載の受信装置。
  8. 前記復号手段は、前記現在チャネル行列と以前の信号により生成されたチャネル行列を特異値分解して得られる右特異行列の部分行列とが掛け合わされた行列の要素に基づいて算出される信号対雑音比に応じた前記重み係数を用いる請求項6に記載の受信装置。
  9. 前記受信信号を前記複数のデータストリームのデータストリーム数分の信号に分離させた各受信データストリームに対してそれぞれデータシンボルのコンスタレーションを検出する検出手段を更に備える、
    請求項7又は8に記載の受信装置。
  10. 前記各受信データストリームに対してそれぞれデータシンボルをサブキャリア周波数から取得する取得手段を更に備える、
    請求項9に記載の受信装置。
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