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JP2007227151A - 照明器具異常検知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】照明器具異常通知システムにおいて、照明器具の異常を早期に発見し、寿命となった照明器具の交換を迅速に行い、電灯切れの放置をなくす。
【解決手段】照明器具異常通知システムは、照明器具10と、照明器具10の検出部3からの照明器具10の異常情報を器具管理者40に通報する親制御器20と、異常通報を受信する複数の器具管理者40とを備える。親制御器20は、交換される照明器具10に対する複数の器具管理者40の作業情報と照明器具10のユーザの作業条件とを予め記憶する記憶部7を有し、複数の器具管理者40の中から予め設定された選定基準に基いて、最適な器具管理者40を選別し、この選別された器具管理者40に優先して異常情報を自動的に通報する。これにより、ランプの異常を放置したまま不点灯になることを未然に防ぐことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明器具における照明負荷や点灯装置の寿命を検出して異常を報知し、異常が検出された照明器具の交換を迅速に行える照明器具異常通知システムに関するものである。
従来から、照明器具の寿命等の異常を検出して報知する照明器具点灯装置が知られている。このような照明器具点灯装置の一例として、照明器具の点灯時間の累計を検出して点灯装置の異常を報知する放電灯点灯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この放電灯点灯装置は、放電灯と、放電灯への供給電力を制御可能な放電灯点灯部と、放電灯の点灯時間と放電灯点灯装置の動作時間を計時することのできる点灯時間タイマと、放電灯の点灯時間の経過にともなう光束低下を抑制するように、点灯時間に応じて放電灯への供給電力を放電灯点灯部に指示する制御部と、を備え、点灯時間タイマで計測された点灯時間が設定され累積時間に達したとき、放電灯点灯装置が寿命時間に達したことを報知して、放電灯点灯装置内部の電子部品が故障することによる異常を防止するものである。しかしながら、この照明器具異常通知システムでは、点灯装置等の異常を報知するのみであり、交換等の確実な処置が確認できず、異常が放置されたままとなる可能性があった。
また、照明負荷から取り出された負荷電流値を検出する負荷電流検出部と、予め設定された負荷電流値の閾値を記憶する閾値設定部と、負荷電流検出部が検出した負荷電流値と閾値とを比較する判断部を設け、負荷電流値が閾値より低ければランプ切れを検出して、ランプ切れ報知部より報知する照明制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、この照明制御装置では、異常検出の照明負荷の交換に適合した器具管理者に通報することができなかった。従って、器具交換の迅速で効率的な対応が必ずしもできなかった。
また、ランプ不点灯状態の検知を行う判定手段と判定結果を送信する通信手段と、ランプ不点灯検知部と、ランプ不点灯管理部とを備えたランプ不点灯通知システムが知られている(例えば、特許文献3参照)。しかし、このシステムにおいては、不点灯のランプに適した器具管理者を選定することが出来ないので効果的な器具交換ができないことがあった。
特開2004−259533号公報 特開2000−164372号公報 特開2003−45681号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、照明負荷や点灯装置を含む照明器具の異常を検出し、この検出信号を照明器具の管理者に送信することにより、異常が検出された照明器具の交換を迅速に確実に行え、照明器具の異常を放置したまま不点灯になることを未然に防ぐことができる照明器具異常通知システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、照明負荷と、この照明負荷を点灯させる点灯装置と、これら照明負荷又は点灯装置の異常を検出して検出信号を器具管理者に送信する検出部と、を有する照明器具異常通知システムであって、複数の器具管理者の作業情報と照明器具のユーザ側の作業条件とを予め記憶する記憶部を有し、前記検出部は、前記記憶部を参照して予め設定された作業条件を満たす作業情報を有する器具管理者に優先して前記検出信号を送信するものである。
請求項2の発明は、前記請求項1の照明器具異常通知システムにおいて、前記検出部は、最初の異常検出信号の送信後から異常が検出された照明負荷又は点灯装置が交換されるまでの間に、一定の間隔で検出信号の送信を継続するものである。
請求項1に記載の発明によれば、複数の器具管理者の中から、使用器具毎にユーザの作業条件を満たす作業情報を有する器具管理者を選定できるので、ユーザの作業条件の例えば納期、コスト、品質等を比較して最も有利な器具管理者に交換の器具を発注することができる。これにより、異常が検出された照明負荷又は点灯装置の交換を迅速に確実に行うことができ、照明器具の異常を放置したまま不点灯になることを未然に防ぐことができると共に、効率的な交換作業を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、検出部は、照明器具の異常が検出されたにもかかわらず放置された場合に、繰り返し検出信号が送られるので、この検出信号を督促信号として機能させることができ、器具管理者に確実に器具の異常を伝えることができ、照明負荷又は点灯装置の交換を器具管理者が見逃すことなく確実に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明器具異常通知システムについて図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態の照明器具異常通知システムは、図1に示すように、照明器具10と、照明器具10の異常情報を受けて器具管理者40ここでは、A、B、C、Dに通報する親制御器20と、通報を伝送する通信回線30と、この通信回線30で送信された異常通報を受け取る複数の器具管理者40と、を備える。そして、親制御器20が、複数の器具管理者40の中から予め設定された選定基準に基いて、優先順位をつけて器具管理者40を選別し、この選別された器具管理者40に優先して通報し、寿命器具の交換を促進するものである。
照明器具10は、図2に示すように、光源となる照明負荷1及び、外部の商用電源50から電源を供給されて照明負荷1を点灯させる点灯装置2と、これら照明負荷1又は点灯装置2の異常を検出して検出信号を送信する検出部3とを有する。照明負荷1は、蛍光灯、白熱灯、ELなどの通常使用される照明の光源である。
検出部3は、照明負荷1と点灯装置2の寿命を判別する寿命判別部4と、この寿命判別部4からの寿命判別信号を受けて点灯装置2を制御する制御部5と、寿命判別部4からの寿命判別信号による器具の異常を、親制御器20に送信する通信部6と、を備える。
親制御器20は、照明器具10についての複数の器具管理者40(A〜D)の作業情報とユーザの作業条件とを予め記憶する記憶部7と、この記憶部7を参照することにより記憶されたデータからユーザ側の作業条件を満たす作業情報を有する器具管理者40を選別し、この選別された器具管理者40に優先して通報を指示する主制御部8と、この通報を通信回線30を介して器具管理者40に送信する通信部9と、を備えている。この通信部9は、照明器具10の通信部6から寿命検知情報を受信する。
上記照明器具10の点灯装置2は、図3に示すように、外部の商用電源50から電源を供給され照明負荷1を点灯する電源回路を有する点灯回路21と、照明負荷1の電圧を検出する電圧検出器22とを備え、点灯回路21は、寿命判別部4からの寿命判別信号に基づき制御部5により制御され、照明負荷1に点灯電圧を印加する。また、この点灯回路21は、照明負荷1が蛍光灯である場合は、電源回路に高周波発振回路を有し、白熱灯であれば、整流平滑回路を備えている。電圧検出器22は、点灯する照明負荷1のランプ電圧値E1を検出し、このランプ電圧値E1は、寿命判別部4のランプ寿命判別部4aに供給され、寿命判別に用いられる。
寿命判別部4は、照明負荷1の寿命であるランプ寿命を判別するランプ寿命判別部4aと、点灯装置2の回路寿命を累積点灯時間で判別する回路寿命判別部4bを有している。ランプ寿命判別部4aは、照明負荷1が点灯するランプ電圧からランプ寿命を判別するためのものであり、判別用の電圧比較器41を備え、この電圧比較器41には、寿命の基準となる寿命基準閾値Eaと、点灯装置2の電圧検出器22から検出された照明負荷1のランプ電圧値E1とが入力されて比較される。そして、検出されたランプ電圧値E1が寿命基準閾値Eaより、低下すると照明負荷1が寿命であると判別し、ランプ寿命判別部4aにおいて寿命検知信号を発生する。
また、寿命判別部4における点灯装置2の回路寿命を検出する回路寿命判別部4bは、点灯装置2への電源の累積通電時間を検出する点灯時間検出部42を有し、検出された累積点灯時間より点灯装置2の回路寿命を判別するものである。このため、回路寿命判別部4bは、予め累積通電時間により寿命と判別する累積時間閾値を有し、点灯装置2への累積通電時間が累積時間閾値に達したときに、寿命と判別する。このため、制御部5に累積時間検出用の時間計測用の計測タイマとなる時間検出部53を設け、累積通電時間を測定する。
制御部5は、検出部3全体を制御するCPU51と、寿命判別部4で検出された寿命判定信号に基づいて点灯回路21を制御する点灯制御回路52と、点灯装置2の寿命を検出するために累積通電時間を測定する計測タイマの時間検出部53と、制御データ、寿命データ等を記憶する記憶部(図示なし)を有する。点灯制御回路52は、寿命判別部4で検出された寿命判別信号に基づいて、点灯装置2の点灯回路21を制御し、照明負荷1が寿命の場合は、照明負荷1を消灯する、又は照明負荷1の照明出力を絞る、又は点滅させて異常をユーザに知らせるなどの制御を行う。また、時間検出部53は、点灯装置2の回路寿命を検出するために累積通電時間を測定して累積通電時間を検出し、この検出した測定累積通電時間を回路寿命判別部4bの点灯時間検出部42に供給する。点灯時間検出部42は、測定累積通電時間が累積時間閾値を超えると点灯装置2の寿命を判別する。そして、制御部5は、寿命判別部4において照明負荷1又は点灯装置2の寿命が検出されると、これらランプ寿命又は回路寿命の寿命検知情報を通信部6に送り、通信部6から親制御器20に送信するよう指示する。
親制御器20の記憶部7には、照明器具10の照明負荷1や点灯装置2の使用器具の製品リストと共に、器具管理者40への通報の優先順位を選定するための選定条件が記憶される。この記憶される選定条件の要素として、例えば、器具の異常発生時に、交換器具の納期、コスト、品質、在庫の有無等がある。この選定条件は、記憶部7に照明器具10に対するユーザ側からの作業条件(発注条件)、器具管理者側の作業情報(受注条件)を予め記憶し、この作業条件と作業情報を比較して決定される。主制御部8は、この選定条件により、優先順位を決める。そして、通報の方法としては、優先順位の高い器具管理者から順に行い、応答がなければ、次の優先順位の器具管理者に通報する、又は同時に優先順位をつけ、通信部9より通報する。
上記のように構成されたシステムにおいて、照明器具10の照明負荷1や点灯装置2の使用器具に異常が発生すると、親制御器20の主制御部8は、照明器具10の検出部3の寿命判別部4で検出されたランプ寿命の照明負荷1又は/及び回路寿命の点灯装置2の各寿命器具情報を得て、記憶部7に予め記憶された使用器具の製品リストのデータから交換される照明器具のデータを検出する。そして、この交換器具に対する記憶部7に記憶されたユーザ側の作業条件(発注条件)と複数の器具管理者40の作業情報(受注条件)を比較する。そして、これら発注条件、受注条件における納期、コスト、品質等を比較して総合的に判断し、交換対象器具を発注する器具管理者40を選択する。この選択後、選ばれた器具管理者40に親制御器20の通信部9から優先的に通報して、発注し、器具管理者40により器具の交換がなされる。
図4は、本実施形態の照明器具異常通知システムの動作手順を示す。先ず、親制御器20の記憶部7にユーザ側の使用する照明負荷1や点灯装置2の使用器具毎の発注条件を予め記憶する(S101)。同様に、記憶部7に複数の器具管理者において管理している照明負荷1や点灯装置2の器具毎の受注条件を予め記憶する(S102)。さらにユーザ側の使用器具の仕様に対する優先事項・許容幅を含めた選択の判断条件を予め記憶しておく(S103)。この記憶された発注条件、受注条件、及び選択の判断条件に基き、発注基準を設定し、この発注基準を記憶部7に記憶する(S104)。照明器具10の検出部3において、照明負荷1又は点灯装置2の寿命器具の異常情報を検知すると(S105)、寿命検知した異常情報を親制御器20に伝達される(S106)。親制御器20は、伝達された寿命検知の異常情報から、交換の必要な寿命器具を抽出し、この交換対象器具の発注条件、受注条件、及びユーザ側の判断条件を記憶部7の記憶データから呼び出し、先に設定した発注基準により発注する器具管理者40を選定し(S107)、器具管理者40に通報する(S108)。器具管理者40はこの通報を受けて(S109)、器具の交換を行う(S110)。
次に、一例として、照明器具10の交換される器具が照明負荷1である場合において、記憶部7に予め記憶される照明負荷に対するユーザ側の作業条件、器具管理者の作業情報、及びユーザ側の選択の判断条件を、それぞれ表1、表2、表3に示し、これらの条件により選択される選択基準を表4に示す。
Figure 2007227151
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Figure 2007227151
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ここで、上記表1のテーブル1は、ユーザ側の作業条件として発注条件を示し、使用する照明負荷1の使用される場所、用途等の属性に応じて、必要な適応照明負荷1の品番、納期、コストを示す。また、表2のテーブル2は、器具管理者40である複数の電気店の受注条件を示し、照明負荷1の使用される場所、用途等の属性に応じて、納入できる適応の照明負荷1の品番、納期、コストを示す。表3のテーブル3は、ユーザの使用する照明負荷1に対する品質、納期、コスト等の判断条件と、表1の照明負荷リスト内におけるユーザ側の推奨器具No.を示す。表4のテーブル4は、これらの表1、表2及び表3のテーブル1、2、3の各データを基に、各用途毎の照明負荷1に対して判断される発注先電気店、発注機種等の発注基準を示す。
上記の表1から表3の各条件データが記憶されている状態において、照明負荷1における交換手順は、先ず、検出部において、照明負荷1の寿命の発生情報が検出されると、検知した寿命検知の異常情報が親制御器20に伝達される。親制御器20は、伝達された異常情報から、交換対象照明負荷を抽出し、この交換対象照明負荷の発注条件、受注条件、及びユーザの判断条件を表1から表3のテーブル1〜3の記憶データから呼び出し、先に設定した発注基準のテーブル4により発注する電気店を自動的に選定し、選定された電気店に照明負荷の発注を通報する。例えば、表4に示されるように、居間のシーリングライトが異常の場合は、電気店bにB社製001番の照明負荷が注文され、居間のブラケットが異常の場合は、電気店cのA社製021番の照明負荷が注文される。そして通報後、選定された電気店により指定されたメーカの品番の最適な照明負荷が迅速に、効率的に交換される。
このように、本実施形態による照明器具異常通知システムによれば、予め照明器具10の照明負荷1や点灯装置2等の使用器具毎にユーザの発注条件(作業条件)を設定し、この発注条件を満たす受注条件(作業情報)を有する複数の電気店(器具管理者)を比較して選定できるので、納期、コスト、品質等、最も有利な電気店に交換器具を発注することができる。これにより、低コストで自動的に照明器具の交換が迅速に行え、照明環境の不点灯状態をなくし、照明環境を常に快適に保つことができる。また、寿命の照明器具に対して、通報により電気店による自動的交換が可能となるので、ユーザが器具交換の手続きの手間を省くことができる。また、親制御器20を設けたことにより、複数の照明器具の異常情報を一元的に集めて管理することができ、建物構内などの照明の異常を器具管理者と共に、ユーザにも迅速に通報することができる。これにより、照明器具の異常時に器具交換を迅速に確実に行え、照明器具の異常を放置したまま照明が不点灯になることを未然に防ぐことができると共に、効率的な器具交換作業が可能となる。
次に、上記第1の実施形態に係る照明器具異常通知システムの変形例について、図5を参照して説明する。本変形例は、寿命判別部4のランプ寿命判別部4aにおいて、照明負荷1の照度を測定することにより、照度の劣化を検出して照明負荷1の寿命を検知する点で前述とは相異し、その他の構成は同等である。図5において、点灯装置2は、照度計を有する照度検出器23を備え、この照度検出器23は、照明負荷1の照度を照度計により測定し、測定照度出力を電圧に変換する。そして、この変換した電圧(電圧値E2とする)を前記と同様に、ランプ寿命判別部4aの電圧比較器41に入力し、照度レベルに対応する寿命基準閾値Ebと比較することにより、寿命検出信号の検出する。このように、本実施形態のランプ寿命判別部4aは、照度測定によりランプ寿命を検出するので、ランプ寿命の測定を非接触で行うことができ、照明器具10内の寿命判別部4の配置の自由度が増し、検出部3の回路配置構成を簡単にできる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る照明器具異常通知システムについて、図6(a)、(b)、及び図7を参照して説明する。本実施形態の照明器具異常通知システムは、前記第1の実施形態のシステムと基本的なシステム構成は同じであり(構成図面は省略)、検出部3の動作が異なる。すなわち、検出部3は、照明器具10の照明負荷1や点灯装置2の異常検出により最初に検出信号を送信した後、異常が検出された照明器具10の照明負荷1や点灯装置2が交換されるまでの間に、一定の時間間隔で検出信号の送信を継続するようにしている。
このシステムでは、図6(a)、(b)に示すように、通信部6から時刻T1において、照明器具10が正常状態Aから寿命状態Bになると、照明器具10の寿命検知情報が親制御器20から器具管理者40に通報される。そして、通報後、器具交換に必要な時間Taだけ待機し、待機時間Taを経過して時刻T2になっても寿命器具の交換が行われない場合は、その後、寿命器具の交換が行われるまで、一定時間間隔tで通報を継続して送信する。そして、交換が確認された時点(時刻T3)で通報を終了する。
図7に、このシステムの動作手順を示す。ここでは、図4に続くステップのみについて説明する。先ず、親制御器20から照明負荷1又は点灯装置2の寿命検知の異常情報を通信部9から器具管理者40に最初に通報後、交換作業に必要な一定時間Taの間、通報を止めて待機し(S111)、検出部3における寿命検出作業から、親制御器20から先に通報した寿命器具の交換が完了したかどうかを確認する(S112)。そして、寿命器具の交換が完了したことを確認されたら(S112でYES)、通報を終了する(S114)。一方、まだ交換が完了が確認できなければ(S112でNO)、一定時間間隔tで断続的に通報を始め、器具の交換が完了するまで継続して通報する(S113)。
こうして、このシステムによれば、照明器具10の照明負荷1又は点灯装置2における寿命等の異常検出による最初の検出信号が送信された後、異常が検出された照明器具10が交換されるまでの間に、一定の間隔で検出信号の送信を継続することにより、異常を検出されたにもかかわらず照明器具10がそのまま放置された場合に、繰り返し検出信号が送られるので、この検出信号を督促信号として機能させることができ、器具管理者40において異常が検出され照明負荷1又は点灯装置2の交換を確実に行うことができる。
以上のように、各実施形態に係る照明器具異常通知システムにおいては、予め照明器具10の照明負荷1や点灯装置2の使用器具毎にユーザの発注条件(作業条件)を設定し、この発注条件を満たす受注条件(作業情報)を有する複数の器具取扱業者や電気店などの器具管理者40を予め記憶、登録しておくことにより、使用器具の異常検出時に、自動的に異常器具の交換に対応できる最適な器具管理者40を選定して通報できるので、納期、コスト、品質等を考慮して、最も好適な器具交換を迅速に行うことができる。これにより、照明器具10の異常が放置されたまま不点灯が続くことを未然に防ぐことができると共に、効率的な器具交換作業が可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、ランプの寿命検出は、ランプの電圧検出や照度検出以外に、ランプ電流の検出、フィラメント電圧の検出、フィラメント近傍のランプ管壁温度の検出、予熱始動過程におけるランプ始動電圧の検出等、ランプの寿命と共に変化するものであれば何を用いてもよい。また、上記実施形態では、親制御器を照明器具と別に設けたが、親制御器を照明器具内に内蔵することにより、システムの構成を簡単化することもできる。
本発明の第1の実施形態に係る照明器具異常通知システムの全体構成を示す図。 上記システムのブロック構成図。 図2の照明器具の回路ブロック構成図。 上記システムによる異常通知の動作手順を示すフローチャート。 上記実施形態の変形例の詳細回路ブロック構成図。 本発明の第2の実施形態に係る照明器具異常通知システムの異常通報動作を説明する図。 上記システムによる異常通知の動作手順を示す部分フローチャート。
符号の説明
1 照明負荷
2 点灯装置
3 検出部
5 制御部
6、9 通信部
7 記憶部
8 主制御部
10 照明器具
20 親制御器
40 器具管理者

Claims (2)

  1. 照明負荷と、この照明負荷を点灯させる点灯装置と、これら照明負荷又は点灯装置の異常を検出して検出信号を器具管理者に送信する検出部と、を有する照明器具異常通知システムであって、
    複数の器具管理者の作業情報と照明器具のユーザ側の作業条件とを予め記憶する記憶部を有し、
    前記検出部は、前記記憶部を参照して予め設定された作業条件を満たす作業情報を有する器具管理者に優先して前記検出信号を送信することを特徴とする照明器具異常通知システム。
  2. 前記検出部は、最初の異常検出信号の送信後から異常が検出された照明負荷又は点灯装置が交換されるまでの間に、一定の間隔で検出信号の送信を継続することを特徴とする請求項1に記載の照明器具異常通知システム。
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