JP2007221553A - プラント機器操作システム - Google Patents
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Abstract
【課題】GPSを使うことなくそのハンディターミナルの接続位置を自動検出してそのハンディターミナルからプラント機器の監視や操作をする。
【解決手段】複数のプラント機器(8)を通信ネットワークを介して制御するプラントコントローラ(4)と、プラントコントローラからの指令に基づきプラント機器を制御するモータコントローラ(7)と、ハンディターミナル(1)と、ハンディターミナルを通信ネットワークに接続をする複数の中継部(2)と、複数の中継部とプラントコントローラとを接続するVLAN機能を持つVLAN機能付HUB(3)とを備える、通信ネットワークは、IPアドレスの付与と取得、ネットワークに接続する端末への動的な割り当てを行なうプロトコルを備え、ハンディターミナルに割り当てられたIPアドレスに基づきハンディターミナルのIPアドレスの一部分を用いてVLANのグループ番号を特定する。
【選択図】図1
【解決手段】複数のプラント機器(8)を通信ネットワークを介して制御するプラントコントローラ(4)と、プラントコントローラからの指令に基づきプラント機器を制御するモータコントローラ(7)と、ハンディターミナル(1)と、ハンディターミナルを通信ネットワークに接続をする複数の中継部(2)と、複数の中継部とプラントコントローラとを接続するVLAN機能を持つVLAN機能付HUB(3)とを備える、通信ネットワークは、IPアドレスの付与と取得、ネットワークに接続する端末への動的な割り当てを行なうプロトコルを備え、ハンディターミナルに割り当てられたIPアドレスに基づきハンディターミナルのIPアドレスの一部分を用いてVLANのグループ番号を特定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、プラント制御LANにハンディターミナル(携帯用端末)を接続し、そのハンディターミナルでプラント機器の監視もしくは操作をする制御システムに関する。
従来のプラント機器操作用のハンディターミナルの位置を検出方法は、GPS(Global Positioning System)を実装することで実現している(例えば、特許文献1参照)。また、近距離方向センサと遠距離位置センサを用いてハンディターミナルの位置と方向を検出し、操作可能機器かどうか判断する、という手順をとるものもある(例えば、特許文献2参照)。
図9において、1はプラント機器の現場監視もしくは操作を行なうためのハンディターミナル、111はGPS衛星より信号を受け現在の緯度および経度を検出するための位置検出器、2は各プラント機器が電波範囲に入るよう設置された無線中継局であり、ハンディターミナルとの通信を行なう。112は制御LANのHUB(通信分岐装置)であり、4はプラント機器の制御を実行するプラントコントローラ、5はプラント設備を監視もしくは操作するためのCRT監視装置、6は各機器を通信でつなぐ制御LAN、7はプラント機器のON/OFFを実行するための主回路や保護回路を構成するモータコントローラ、8はプラント機器、9は動力ケーブルである。
1のハンディターミナルは、111の位置検出器より現在位置を取得し、取得された緯度および経度情報を図10に示す機器操作可能場所一覧により照会し、選択された機器が操作可能か判断する。
このように、従来のハンディターミナル位置検出方法は、GPS(Global Positioning System)などの検出器を実装して現在位置を検出し操作可能機器かどうか判断する、という手順がとられていた。
特許第3477041号(第7−9頁、図2)
特開平7−262225号
図9において、1はプラント機器の現場監視もしくは操作を行なうためのハンディターミナル、111はGPS衛星より信号を受け現在の緯度および経度を検出するための位置検出器、2は各プラント機器が電波範囲に入るよう設置された無線中継局であり、ハンディターミナルとの通信を行なう。112は制御LANのHUB(通信分岐装置)であり、4はプラント機器の制御を実行するプラントコントローラ、5はプラント設備を監視もしくは操作するためのCRT監視装置、6は各機器を通信でつなぐ制御LAN、7はプラント機器のON/OFFを実行するための主回路や保護回路を構成するモータコントローラ、8はプラント機器、9は動力ケーブルである。
1のハンディターミナルは、111の位置検出器より現在位置を取得し、取得された緯度および経度情報を図10に示す機器操作可能場所一覧により照会し、選択された機器が操作可能か判断する。
このように、従来のハンディターミナル位置検出方法は、GPS(Global Positioning System)などの検出器を実装して現在位置を検出し操作可能機器かどうか判断する、という手順がとられていた。
従来の位置検出方法では、特許文献1のようにGPSという手順をとった場合、基本的に屋外での使用に限られるという問題があった。そのため、屋内のプラント機器には適用できないという問題があった。また、特許文献2のようにセンサを併用する場合、プラントの規模が大きくなるにつれて設置するセンサ数の増大を招くという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、複数のプラント機器を通信ネットワークを介して制御するプラントコントローラと、そのプラントコントローラからの指令に基づきプラント機器を制御するモータコントローラと、プラント機器を操作可能な持ち運びできるハンディターミナルとを備えたプラント機器操作システムにおいて、 屋内外のどちらでもハンディターミナルを接続し、GPSを使うことなくそのハンディターミナルの接続位置を自動検出してそのハンディターミナルからプラント機器の操作と監視をすることを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のようにしたのである。
請求項1記載の発明は、複数のプラント機器(8)を通信ネットワークを介して制御するプラントコントローラ(4)と、前記プラントコントローラ(4)からの指令に基づき前記プラント機器(8)を制御するモータコントローラ(7)と、前記プラント機器を操作可能な持ち運びできるハンディターミナル(1)と、を備えたプラント機器操作システムにおいて、前記ハンディターミナル(1)を通信ネットワークに接続をする複数の中継部(2)と、前記複数の中継部(2)と前記プラントコントローラ(4)とを接続するVLAN機能を持つVLAN機能付HUB(3)と、前記通信ネットワークは、IPアドレスの付与と取得、ネットワークに接続する端末への動的な割り当てを行なうプロトコルを備え、前記ハンディターミナル(1)に割り当てられた前記IPアドレスに基づき前記ハンディターミナル(1)の前記IPアドレスの一部分を用いて前記VLANのグループ番号を特定することを特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、複数のプラント機器(8)を通信ネットワークを介して制御するプラントコントローラ(4)と、前記プラントコントローラ(4)からの指令に基づき前記プラント機器(8)を制御するモータコントローラ(7)と、前記プラント機器を操作可能な持ち運びできるハンディターミナル(1)と、を備えたプラント機器操作システムにおいて、前記ハンディターミナル(1)を通信ネットワークに接続をする複数の中継部(2)と、前記複数の中継部(2)と前記プラントコントローラ(4)とを接続するVLAN機能を持つVLAN機能付HUB(3)と、前記通信ネットワークは、IPアドレスの付与と取得、ネットワークに接続する端末への動的な割り当てを行なうプロトコルを備え、前記ハンディターミナル(1)に割り当てられた前記IPアドレスに基づき前記ハンディターミナル(1)の前記IPアドレスの一部分を用いて前記VLANのグループ番号を特定することを特徴とするものである。
また、請求項2記載の発明は請求項1において、前記ハンディターミナル(1)は、割り当てられた前記IPアドレスに基づき前記ハンディターミナル(1)の前記IPアドレスの一部分を用いて前記VLANのグループ番号を特定し前記ハンディターミナル(1)の接続位置を検出する位置検出部(12)と、前記プラント機器と操作可能接続位置一覧表を記憶した操作可能接続位置記憶部(13)と、前記位置検出部(12)の位置検出情報と操作可能接続位置記憶部(13)とに基づき前記ハンディターミナル(1)の操作可否を判断する操作可否判断部(14)と、入力操作をする入力操作部(15)と、操作入力とプラント機器の監視をする操作表示部(16)とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項3記載の発明は請求項2において、前記操作可否判断部(14)が操作可能と判断すると、当該操作可能と判断したプラント機器だけをプラント制御LANに有線もしくは無線通信により操作許可することを特徴とするものである。
また、請求項4記載の発明は請求項2において、前記操作可否判断部(14)が操作可能と判定されたプラント機器(8)以外に対して、操作すると操作不可を操作表示部(16)に表示もしくは警告音を発することを特徴とするものである。
また、請求項5記載の発明は請求項2において、前記操作可否判断部(14)が操作可能と判断すると、前記ハンディターミナル(1)から操作可能と判定されたプラント機器(8)のみを操作表示部(16)に表示することを特徴とするものである。
なおVLAN(バーチャル・ローカル・エリア・ネットワークの略)とは、物理的な一つのLANを、仮想的(バーチャル)に複数のLANに分けたり、逆に物理的に分かれたLANを仮想的な一つのLANとして利用できる機能。もしくはこの技術を使って構築した論理的なLANを指す。
また、請求項4記載の発明は請求項2において、前記操作可否判断部(14)が操作可能と判定されたプラント機器(8)以外に対して、操作すると操作不可を操作表示部(16)に表示もしくは警告音を発することを特徴とするものである。
また、請求項5記載の発明は請求項2において、前記操作可否判断部(14)が操作可能と判断すると、前記ハンディターミナル(1)から操作可能と判定されたプラント機器(8)のみを操作表示部(16)に表示することを特徴とするものである。
なおVLAN(バーチャル・ローカル・エリア・ネットワークの略)とは、物理的な一つのLANを、仮想的(バーチャル)に複数のLANに分けたり、逆に物理的に分かれたLANを仮想的な一つのLANとして利用できる機能。もしくはこの技術を使って構築した論理的なLANを指す。
なおDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol:動的ホスト構成プロトコル)は、PCなどのコンピュータへIPアドレスを動的に割り当てるプロトコルである。IPアドレスを持たないPCをLANを接続した場合、DHCPサーバーが動的にIPアドレスを付与する。こうしてPCは、他のPCやサーバーとのやり取りを行なうことができるようになる。なお、DHCPによるIPアドレスの動的な割り当てをリース(Lease)と呼ぶ。
DHCPは、DHCPサーバーに対して最初にネットワークのIPアドレス範囲やサブネットマスクなどの情報を取り決めておくことで、IPアドレスの割り当てを自動的に行なうことが可能となる。また、DHCPに対応した機能を持つPCは、DHCPサーバーに対して問い合わせして自己のIPアドレスを取得できる。このため、ネットワークに新たなPCが追加されるたびに管理者がIPアドレスを割り当てる、あるいは割り当てられたIPアドレスをPC側で設定するといった手作業を省くことができる。また、この新たなPCは、自己のIPアドレスを意識することなく、ネットワークに接続できる。
DHCPは、DHCPサーバーに対して最初にネットワークのIPアドレス範囲やサブネットマスクなどの情報を取り決めておくことで、IPアドレスの割り当てを自動的に行なうことが可能となる。また、DHCPに対応した機能を持つPCは、DHCPサーバーに対して問い合わせして自己のIPアドレスを取得できる。このため、ネットワークに新たなPCが追加されるたびに管理者がIPアドレスを割り当てる、あるいは割り当てられたIPアドレスをPC側で設定するといった手作業を省くことができる。また、この新たなPCは、自己のIPアドレスを意識することなく、ネットワークに接続できる。
本発明によれば、複数のプラント機器を通信ネットワークを介して制御するプラントコントローラと、そのプラントコントローラからの指令に基づきプラント機器を制御するモータコントローラと、プラント機器を操作可能な持ち運びできるハンディターミナルとを備えたプラント機器操作システムにおいて、屋内外のどちらでもハンディターミナルを接続し、GPSを使うことなくそのハンディターミナルの接続位置を自動検出してそのハンディターミナルからプラント機器の監視や操作をすることができる。
また、プラント機器と操作可能接続位置一覧表を記憶した操作可能接続位置記憶部13と、前記位置検出部12の位置検出情報と操作可能接続位置記憶部13とに基づき前記ハンディターミナル1の操作可否を判断する操作可否判断部14を備えたので、そのハンディターミナルから許可された機器だけを確実に操作できシステム操作の信頼性を向上することができる。
また、プラント機器と操作可能接続位置一覧表を記憶した操作可能接続位置記憶部13と、前記位置検出部12の位置検出情報と操作可能接続位置記憶部13とに基づき前記ハンディターミナル1の操作可否を判断する操作可否判断部14を備えたので、そのハンディターミナルから許可された機器だけを確実に操作できシステム操作の信頼性を向上することができる。
以下、本発明の方法の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の方法を実施するハンディターミナル制御システムのシステム構成を示す図である。図において、1はプラント機器の現場監視もしくは操作を行なうためのハンディターミナル、2は各プラント機器が電波範囲に入るよう設置された無線中継局であり、ハンディターミナルとの通信を行なう。3は制御LAN用のVLAN機能付HUB(通信分岐装置)であり、4はプラント機器の制御を実行するプラントコントローラ、5はプラント設備を監視もしくは操作するためのCRT監視装置、6は各機器を通信でつなぐ制御LAN、7はプラント機器のON/OFFを実行するための主回路や保護回路を構成するモータコントローラ、8はプラント機器、9は電力ケーブルである。
実施例の図1が従来例の図9と異なる部分はVLAN機能付HUB(3)と、位置検出器111を備えていないハンディターミナル1にした部分である。その他の部分は実施例と従来例の構成は共通である。
図11は、本発明におけるハンディターミナルの内部構成ブロック図である。図11において、1はハンディターミナル、4はプラントコントローラ、10は中継コネクタ、11は演算記憶部、12は位置検出部、13は操作可能接続位置記憶部、14は操作可否判断部、15は入力操作部、16は操作表示部である。演算記憶部11は、位置検出部12と操作可能接続位置記憶部13と操作可否判断部14から構成される。
次に動作を説明する。
位置検出部12は、割り当てられたIPアドレスに基づき前記ハンディターミナル1のIPアドレスの一部分を用いてVLANのグループ番号を特定しハンディターミナル1の接続位置を検出する。操作可否判断部14は、プラント機器と操作可能接続位置一覧表を記憶した操作可能接続位置記憶部13と、位置検出部12の位置検出情報とに基づいてハンディターミナル1の操作可否を判断するものである。操作可能接続位置一覧表は、予め入力操作部15、操作表示部16を使用して設定しておく。
前記操作可否判断部14が操作可能と判断すると、当該操作可能と判断したプラント機器だけをプラント制御LANに有線もしくは無線通信により操作許可するようにすることができる。
前記操作可否判断部14が操作可能と判定されたプラント機器8以外に対して、操作すると操作不可を操作表示部16に表示もしくは警告音を発するようにし操作できないことを操作者へ警告するようにする。これにより再操作を促すようにしユーザフレンドリーな対応ができる。
実施例の図1が従来例の図9と異なる部分はVLAN機能付HUB(3)と、位置検出器111を備えていないハンディターミナル1にした部分である。その他の部分は実施例と従来例の構成は共通である。
図11は、本発明におけるハンディターミナルの内部構成ブロック図である。図11において、1はハンディターミナル、4はプラントコントローラ、10は中継コネクタ、11は演算記憶部、12は位置検出部、13は操作可能接続位置記憶部、14は操作可否判断部、15は入力操作部、16は操作表示部である。演算記憶部11は、位置検出部12と操作可能接続位置記憶部13と操作可否判断部14から構成される。
次に動作を説明する。
位置検出部12は、割り当てられたIPアドレスに基づき前記ハンディターミナル1のIPアドレスの一部分を用いてVLANのグループ番号を特定しハンディターミナル1の接続位置を検出する。操作可否判断部14は、プラント機器と操作可能接続位置一覧表を記憶した操作可能接続位置記憶部13と、位置検出部12の位置検出情報とに基づいてハンディターミナル1の操作可否を判断するものである。操作可能接続位置一覧表は、予め入力操作部15、操作表示部16を使用して設定しておく。
前記操作可否判断部14が操作可能と判断すると、当該操作可能と判断したプラント機器だけをプラント制御LANに有線もしくは無線通信により操作許可するようにすることができる。
前記操作可否判断部14が操作可能と判定されたプラント機器8以外に対して、操作すると操作不可を操作表示部16に表示もしくは警告音を発するようにし操作できないことを操作者へ警告するようにする。これにより再操作を促すようにしユーザフレンドリーな対応ができる。
図2は無線中継局とプラント機器の配置の例である。一般に、ハンディターミナルによりプラント機器を操作する場合、保守運転となるため、対象となる機器の近くにいて、その状態を目視しながら操作することになる。操作者は点線で示される無線中継局2の無線エリア内でハンディターミナル1を使用して目視しているモータ等のプラント機器を操作する。
図3はVLAN機能付HUBのVLANグループ分けの例を示す図である。この例では、通信ポートP1とP2をVLAN1、通信ポートP3とP4をVLAN2、通信ポートP5とP6をVLAN3、通信ポートP7とP8をVLAN4としてグループ分けをしている。P3、P5、P7には無線中継局が接続されており、ハンディターミナルはこのうちのいずれかの無線中継局を通してプラントコントローラとの通信を実行することができる。
図において、ハンディターミナル1は無線中継局2、制御LAN6を通じてグループVLAN2のグループに属しアドレスを取得することができる。
図において、ハンディターミナル1は無線中継局2、制御LAN6を通じてグループVLAN2のグループに属しアドレスを取得することができる。
図4はハンディターミナルの電源起動時もしくは無線中継局電波エリア入場時もしくは任意のアドレス取得処理時にハンディターミナルにて実行される処理手順を示すフローチャートである。この図を用いて本発明の方法を順を追って説明する。
はじめにステップ1でアドレス取得処理すると、VLAN機能付HUBを通してアドレスが自動的に割り当てられ、ハンディターミナルとしてのアドレスが取得される。次にステップ2でその取得したアドレスの192.168.x.yのうちのxよりVLANグループ番号が特定される。このVLANグループ番号は該当する通信ポートに接続された無線中継局と対応付けられるため、接続位置が認識されることになる。ステップ3では、図5に示すプラント機器と操作可能位置の一覧表より操作可否の判断が実行される。
このように、ハンディターミナルとVLAN機能付きHUBとの接続時に、接続位置に該当するVLANグループ番号が取得されるため、結果として接続位置を特定することができるようになるのである。
はじめにステップ1でアドレス取得処理すると、VLAN機能付HUBを通してアドレスが自動的に割り当てられ、ハンディターミナルとしてのアドレスが取得される。次にステップ2でその取得したアドレスの192.168.x.yのうちのxよりVLANグループ番号が特定される。このVLANグループ番号は該当する通信ポートに接続された無線中継局と対応付けられるため、接続位置が認識されることになる。ステップ3では、図5に示すプラント機器と操作可能位置の一覧表より操作可否の判断が実行される。
このように、ハンディターミナルとVLAN機能付きHUBとの接続時に、接続位置に該当するVLANグループ番号が取得されるため、結果として接続位置を特定することができるようになるのである。
図6は、本発明の方法を実施するハンディターミナル制御システムにおいてハンディターミナルとVLAN機能付HUBとの接続を有線とした場合のシステム構成を示す図である。図において、1はプラント機器の現場監視もしくは操作を行なうためのハンディターミナル、10は各プラント機器近くに設置される中継コネクタであり、このコネクタにハンディターミナルを接続することにより、ハンディターミナルとプラントコントローラの通信を行なう。3は制御LAN用のVLAN機能付HUB(通信分岐装置)であり、4はプラント機器の制御を実行するプラントコントローラ、5はプラント設備を監視もしくは操作するためのCRT監視装置、6は各機器を通信でつなぐ制御LAN、7はプラント機器のON/OFFを実行するための主回路や保護回路を構成するモータコントローラ、8はプラント機器、9は電力ケーブルである。
本実施例の図6が図1と異なる部分は、無線中継局2を中継コネクタを備えた有線の中継局10と、その中継コネクタに接続できるコネクタを備えたハンディターミナル1をそなえる部分である。その他の部分は両者の構成は共通である。
本実施例の図6が図1と異なる部分は、無線中継局2を中継コネクタを備えた有線の中継局10と、その中継コネクタに接続できるコネクタを備えたハンディターミナル1をそなえる部分である。その他の部分は両者の構成は共通である。
図7は無線中継局とプラント機器の配置の例である。一般に、ハンディターミナルによりプラント機器を操作する場合、保守運転となるため、対象となる機器の近くにいて、その状態を目視しながら操作することになる。
図8はVLAN機能付HUBのVLANグループ分けの例を示す図である。この例では、通信ポートP1とP2をVLAN1、通信ポートP3とP4をVLAN2、通信ポートP5とP6をVLAN3、通信ポートP7とP8をVLAN4としてグループ分けをしている。P3、P5、P7には中継コネクタが接続されており、ハンディターミナルはこのうちのいずれかの中継コネクタを通してプラントコントローラとの通信を実行する。
図8は有線にした場合であり、プラントコントローラとの通信をする動作は無線の場合の図2と同じである。
図8は有線にした場合であり、プラントコントローラとの通信をする動作は無線の場合の図2と同じである。
有線のハンディターミナル制御システムにおいても処理手順は無線システムと同様となる。有線システムの場合、ハンディターミナルの電源起動時もしくは中継コネクタ接続時もしくは任意のアドレス取得処理時に図4の処理手順がハンディターミナルにて実行される。この図を用いて本発明の方法を順を追って説明する。
はじめにステップ1でアドレス取得処理すると、VLAN機能付HUBを通してアドレスが自動的に割り当てられ、ハンディターミナルとしてのアドレスが取得される。次にステップ2でその取得したアドレスの192.168.x.yのうちのxよりVLANグループ番号が特定される。このVLANグループ番号は該当する通信ポートに接続された中継コネクタと対応付けられるため、接続位置が認識されることになる。ステップ3では、図5に示すプラント機器と操作可能位置の一覧表より操作可否の判断が実行される。
このように、ハンディターミナルとVLAN機能付きHUBとの接続時に、接続位置に該当するVLANグループ番号が取得されるため、結果として接続位置を特定することができるようになるのである。
はじめにステップ1でアドレス取得処理すると、VLAN機能付HUBを通してアドレスが自動的に割り当てられ、ハンディターミナルとしてのアドレスが取得される。次にステップ2でその取得したアドレスの192.168.x.yのうちのxよりVLANグループ番号が特定される。このVLANグループ番号は該当する通信ポートに接続された中継コネクタと対応付けられるため、接続位置が認識されることになる。ステップ3では、図5に示すプラント機器と操作可能位置の一覧表より操作可否の判断が実行される。
このように、ハンディターミナルとVLAN機能付きHUBとの接続時に、接続位置に該当するVLANグループ番号が取得されるため、結果として接続位置を特定することができるようになるのである。
このように、VLANグループ番号に応じたアドレス取得となるので、ハンディターミナルの接続位置を特定できる。
1 ハンディターミナル
2 無線中継局
3 VLAN機能付HUB
4 プラントコントローラ
5 CRT監視装置
6 制御LAN
7 モータコントローラ
8 プラント機器
9 動力ケーブル
10 中継コネクタ
11 演算記憶部
12 位置検出部
13 操作可能接続位置記憶部
14 操作可否判断部
15 入力操作部
16 操作表示部
111 位置検出器
112 HUB
2 無線中継局
3 VLAN機能付HUB
4 プラントコントローラ
5 CRT監視装置
6 制御LAN
7 モータコントローラ
8 プラント機器
9 動力ケーブル
10 中継コネクタ
11 演算記憶部
12 位置検出部
13 操作可能接続位置記憶部
14 操作可否判断部
15 入力操作部
16 操作表示部
111 位置検出器
112 HUB
Claims (5)
- 複数のプラント機器(8)を通信ネットワークを介して制御するプラントコントローラ(4)と、前記プラントコントローラ(4)からの指令に基づき前記プラント機器(8)を制御するモータコントローラ(7)と、前記プラント機器を操作可能な持ち運びできるハンディターミナル(1)と、を備えたプラント機器操作システムにおいて、
前記ハンディターミナル(1)を通信ネットワークに接続をする複数の中継部(2)と、
前記複数の中継部(2)と前記プラントコントローラ(4)とを接続するVLAN機能を持つVLAN機能付HUB(3)と、
前記通信ネットワークは、IPアドレスの付与と取得、ネットワークに接続する端末への動的な割り当てを行なうプロトコルを備え、
前記ハンディターミナル(1)に割り当てられた前記IPアドレスに基づき前記ハンディターミナル(1)の前記IPアドレスの一部分を用いて前記VLANのグループ番号を特定することを特徴とするプラント機器操作システム。 - 前記ハンディターミナル(1)は、割り当てられた前記IPアドレスに基づき前記ハンディターミナル(1)の前記IPアドレスの一部分を用いて前記VLANのグループ番号を特定し前記ハンディターミナル(1)の接続位置を検出する位置検出部(12)と、前記プラント機器と操作可能接続位置一覧表を記憶した操作可能接続位置記憶部(13)と、前記位置検出部(12)の位置検出情報と操作可能接続位置記憶部(13)とに基づき前記ハンディターミナル(1)の操作可否を判断する操作可否判断部(14)と、入力操作をする入力操作部(15)と、操作入力とプラント機器の監視をする操作表示部(16)とを備えたことを特徴とする請求項1記載のプラント機器操作システム。
- 前記操作可否判断部(14)が操作可能と判断すると、当該操作可能と判断したプラント機器だけをプラント制御LANに有線もしくは無線通信により操作許可するものである請求項2記載のプラント機器操作システム。
- 前記操作可否判断部(14)が操作可能と判定されたプラント機器(8)以外に対して、操作すると操作不可を操作表示部(16)に表示もしくは警告音を発する請求項2記載のプラント機器操作システム。
- 前記操作可否判断部(14)が操作可能と判断すると、前記ハンディターミナル(1)から操作可能と判定されたプラント機器(8)のみを操作表示部(16)に表示することを特徴とする請求項2記載のプラント機器操作システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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