JP2007218862A - 回転検出センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】回転検出センサPにその回転方向検出の方向性が設定されている場合、その方向を容易に判別できるようにする。
【解決手段】被検出体Bの回転による磁界変動によりその被検出体Bの正逆回転方向及び回転数を検出する回転検出センサPであり、この回転検出センサを、被検出体Bに対向させた際、その被検出体Bの回転方向が正逆回転方向のいずれか判別できる表示bを有する。このように、外観上、回転検出センサの検出正逆回転方向の方向が確認できれば、その方向が所要の方向、例えば、車両の左車輪の正回転方向となるように、その回転検出センサを容易に設置することができる。このため、その回転検出方向を誤って回転検出センサを取付けることもなくなる。
【選択図】図1
【解決手段】被検出体Bの回転による磁界変動によりその被検出体Bの正逆回転方向及び回転数を検出する回転検出センサPであり、この回転検出センサを、被検出体Bに対向させた際、その被検出体Bの回転方向が正逆回転方向のいずれか判別できる表示bを有する。このように、外観上、回転検出センサの検出正逆回転方向の方向が確認できれば、その方向が所要の方向、例えば、車両の左車輪の正回転方向となるように、その回転検出センサを容易に設置することができる。このため、その回転検出方向を誤って回転検出センサを取付けることもなくなる。
【選択図】図1
Description
この発明は、自動車の車輪速センサ、エンジン回転数センサなどの回転検出センサ及びその製造方法に関するものである。
例えば、車輪速センサは、その検出部が樹脂製ホルダー(ボビン)に取付けられ(設けられ)、有蓋筒状ケーシング内にその開口からホルダーを挿入して検出部を実装し、その検出部からのリード片に対の中継端子を接続し、さらにその中継端子を前記ホルダー基部端面から導出して出力ケーブルに接続し、ケーシング開口部とホルダー露出部の全周を両者に亘り前記中継端子及び出力ケーブルの一部を埋設して樹脂被覆した構成である(特許文献1参照)。
特開2002−257840号公報
また、図9に示すように、ケーシングに検出部aを実装せずに、検出部aを直接に樹脂被覆4したり、中継端子を介さずに、リード片に直接に出力ケーブル6を接続したりするものもある(特許文献2参照)。
特開2003−57259号公報
この車輪速センサPは、図8(a)に示すように、検出部aの組立(同図の「検出部組立」工程)と出力ケーブル6の加工・組立(同「ケーブル部加工・組立」工程)を別行程で行った後、その検出部aと出力ケーブル6を接続し(同「検出部/ケーブル部接続」工程)、さらに樹脂被覆を行って製造され(同「樹脂成形(車輪速センサ形成)」工程)、寸法検査(同「寸法検査」工程)、正常な回転検出出力を行うかを検査(同「電気検査(出力検査)」工程)して出荷される。
これらの車輪速センサPは、図9に示すように、回転する被検出体Bに対向して設けられ、被検出体Bの回転による磁界変動を検出部aで検出して電気信号に変換し、その信号は、中継端子、出力ケーブル6等を介して外部の制御機器に伝えられる。被検出体Bには、周縁部に歯車状の歯を設けた強磁性体パルサーリングや、周縁部表面にS極とN極が周方向に交互に連続して現れるように着磁された磁石パルサーリングが使用される。
この種の車輪速センサPにおいて、検出部aに対の回転検出素子(ホール素子、磁気抵抗素子(MRE)等)を被検出体Bの回転方向に並列に設け、図10に示すように、上記被検出体Bの回転に基づく磁界変動によるその対の回転検出素子からの信号を基に形成された出力波形(パルス)W1、W2を、被検出体Bの正転時(同図(a))と逆転時(同図(b))を異ならせ(例えば、パルス幅を異ならせ)、立ち上がりパルスの相違により、被検出体Bの回転方向を検出し、同パルスの検出数により、回転数を検出するものがある(特許文献3参照)。
この回転方向の検出により、例えば、車両が後退するとブレーキをかける坂道発進補助システムでの車両後退を検出できることとなる。
特開平10−332725号公報
この回転方向の検出により、例えば、車両が後退するとブレーキをかける坂道発進補助システムでの車両後退を検出できることとなる。
この回転方向及び回転数を検出し得る車輪速センサPを、例えば、車両のABS(アンチロック・ブレーキシステム)の車輪速度検出センサとして使用する場合、図5に示すように、矢印方向を前方とする車両の前後輪にその車輪速センサPをそれぞれ設置して制御回路Cに接続し、各車輪速センサPにより、前後左右輪のそれぞれの回転方向及び回転数を検出することとなる。このとき、左右の車輪速センサPの回転検出方向は、被検出体Bに対向した状態で逆となる(左輪は正転右回り、右輪は正転左回り)。
この場合、各車輪速センサPにその検出正逆回転方向の方向性が設定されていると、左右の車輪速センサPはそれぞれ検出する正逆回転方向の異なるものを設置する必要がある。
この場合、各車輪速センサPにその検出正逆回転方向の方向性が設定されていると、左右の車輪速センサPはそれぞれ検出する正逆回転方向の異なるものを設置する必要がある。
その車輪速センサPの設置位置を間違えると、例えば、左車輪に設置すべき車輪速センサPを右車輪に設置すると、正逆回転検出方向が逆となり、正確な車輪の回転方向を検出できないこととなる。
しかし、従来の車輪速センサPには、品番の品質管理により検出正逆回転方向を区別できる等として、その検出正逆回転方向を示す手段は設けられていないため、左右の車輪に設置すべき車輪速センサPの誤設置が生じていた。すなわち、例えば、左車輪に設置すべき車輪速センサPを右車輪に設置する場合が生じていた。
しかし、従来の車輪速センサPには、品番の品質管理により検出正逆回転方向を区別できる等として、その検出正逆回転方向を示す手段は設けられていないため、左右の車輪に設置すべき車輪速センサPの誤設置が生じていた。すなわち、例えば、左車輪に設置すべき車輪速センサPを右車輪に設置する場合が生じていた。
この発明は、回転検出センサにその正逆回転方向の方向性が設定されている場合、その方向を容易に判別できるようにすることを第1の課題とし、その正逆回転方向の方向性の設定とその方向を示す表示を確実に一致させることを第2の課題とする。
上記第1の課題を達成するために、この発明は、回転方向及び回転数を検出し得る回転検出センサを、被検出体に対向させた際、その被検出体の回転方向が正逆回転方向のいずれか判別できる表示を有するものとしたのである。
この表示付き回転方向及び回転数を検出し得る回転検出センサは、例えば、車両が後退するとブレーキをかける坂道発進補助システムの車輪速センサに採用する。
この表示付き回転方向及び回転数を検出し得る回転検出センサは、例えば、車両が後退するとブレーキをかける坂道発進補助システムの車輪速センサに採用する。
第2の課題を達成するために、この発明は、上記表示を有する回転検出センサを製造する際、その回転検出センサが、外部からの信号切替えにより、上記回転方向の正逆検出のその正回転方向と逆回転方向の切替えを行って上記正逆回転方向を設定するものにおいては、その信号切替えにより前記正逆回転方向を設定した後に、その正逆回転方向の設定機器と連動して自動的に前記表示を施すようにしたのである。
また、その回転検出センサが、上記検出する正逆回転方向が決められたものにおいては、その検出する正逆回転方向を判別した後に、その正逆回転方向の判別機器と連動して自動的に上記表示を施すようにしたのである。
なお、上記の「設定した後」には、設定が終わった後のみならず、設定動作と「同時」も含む。
また、その回転検出センサが、上記検出する正逆回転方向が決められたものにおいては、その検出する正逆回転方向を判別した後に、その正逆回転方向の判別機器と連動して自動的に上記表示を施すようにしたのである。
なお、上記の「設定した後」には、設定が終わった後のみならず、設定動作と「同時」も含む。
この発明によれば、表示により、外観上、回転検出センサの検出正逆回転方向が確認できるため、回転検出センサを、その設定検出正逆回転方向が所要の検出方向となるように、例えば、車両の右車輪用であれば、その正回転検出方向が右回転方向(前進方向)となるように、容易に設置することができ、その正逆回転検出方向を誤って取付けることもなくなる。
また、その表示付き回転検出センサを製造する際、正逆回転方向を設定した後に、その正逆回転方向の設定機器と連動して自動的に前記表示を施すようにしたり、その検出正逆回転方向を判別した後に、その正逆回転方向の判別機器と連動して自動的に前記表示を施すようにしたりしたので、回転検出センサの方向性の設定とその方向を示す表示を確実に一致させることができ、その方向の表示ミスを起こすこともなくなる。
この発明の実施形態としては、被検出体の回転による磁界変動によりその被検出体の正逆回転方向及び回転数を検出する回転検出センサにおいて、前記被検出体に対向させた際、その被検出体の回転方向が正逆回転方向のいずれか判別できる表示を有する構成を採用することができる。
その表示としては、突起、窪み、切り欠き、又は隅部のCカット等の形状違いによるものとしたり、正逆回転方向を示す矢印又は正逆回転方向を示す文字としたりすることができる。
この回転検出センサは、従来と同様の製造方法によって製造することができるが、例えば、外部からの信号切替えにより上記回転方向の正逆検出の切替えが可能なものにおいては、その信号切替えにより前記検出回転方向(正逆回転方向)を設定した後に、その方向設定機器と連動して自動的に上記表示を施すようにする。
また、上記検出する正逆回転方向が決められたもの(製造時に決まってしまうもの)においては、その正逆回転方向の判別後に(回転検出センサの出力検査の後に)、その方向判別機器と連動して自動的に上記表示を施すようにする。
また、上記検出する正逆回転方向が決められたもの(製造時に決まってしまうもの)においては、その正逆回転方向の判別後に(回転検出センサの出力検査の後に)、その方向判別機器と連動して自動的に上記表示を施すようにする。
一実施例を図1乃至図4に示し、この実施例の車輪速センサPは、検出部aを、磁界変動を検出する対のホール素子(回転検出素子)11a、11aを有するホールIC11から平行にリード片12を導出し、その両リード片12、12間にコンデンサ等の電子部品13を設けたものである。対のリード片12には、出力ケーブル6の対の絶縁電線の可撓芯線(導体)6aが半田付け等により接続される。
樹脂成形品のホルダー20は、図3、図4に示すように、その直方体の一面の前部にホールIC11の嵌合用凹部14が形成されている。ホルダー20の後部の壁にはリード片12の挿通孔16が形成されており(図2、図4参照)、この挿通孔16へのリード片12の挿し通しと上記ホールIC11の凹部14への嵌合により、検出部aがホルダー20に確実に位置決めされてセット(ホールド)される。図中、8は、検出部aをホルダー20にセットした後、ホルダー20に嵌める係止具であり、この係止具8がホルダー20に嵌まることにより、検出部aがホルダー20に確実にホールドされる。
図3に示すように、ホルダー20にホールIC11などが組み込まれ、そのリード片12に可撓芯線6aが接続された後、ホールIC11、リード片12、ホルダー20の全体、出力ケーブル6及び取付金具10の一部を埋設して樹脂被覆4を行って回転検出センサPを得る(図1、図2)。
その車輪速センサPの検出部aの樹脂被覆4には、その設定された正回転方向を示す矢印bが設けられている。この矢印bは、レーザ−マーキング、インク吹き付け、ラベル貼付等の種々の公知の手段によって設けることができる。
その車輪速センサPの検出部aの樹脂被覆4には、その設定された正回転方向を示す矢印bが設けられている。この矢印bは、レーザ−マーキング、インク吹き付け、ラベル貼付等の種々の公知の手段によって設けることができる。
その矢印bを設けるとき、外部からの信号切替えにより、上記回転方向の正逆検出のその正回転方向と逆回転方向の切替えを行って上記正逆回転方向を設定する回転検出センサPにおいては、その信号切替えにより前記正逆回転方向を設定した後に、その正逆回転方向の設定機器と連動して自動的に上記レーザ−マーキング等により上記矢印bを施すようにする。
例えば、図8(b)に示すように、同(a)で示した従来の製造工程において、「樹脂成形」の工程の後、信号切替えによる正逆回転方向の設定(「回転方向設定(外部電気信号印加)」工程)を行い、その後に、その正逆回転方向の設定に連動して矢印bの表示(「方向表示(方向設定機器と連動)」工程)を行う。
また、上記正逆回転方向の被検出体への対向態様が決められた回転検出センサにおいては、その検出する正逆回転方向を判別した後に、その正逆回転方向の判別機器と連動して自動的に同様に上記矢印bを施すようにする。
例えば、図8(c)に示すように、同従来の製造工程において、「寸法検査」工程の後の電気検査工程の後にその電気検査に連動して矢印bの表示(「方向表示(方向判別機器(出力検査機)と連動)」工程)を行う。このとき、通常、電気検査機は方向判別機能を有する。
例えば、図8(b)に示すように、同(a)で示した従来の製造工程において、「樹脂成形」の工程の後、信号切替えによる正逆回転方向の設定(「回転方向設定(外部電気信号印加)」工程)を行い、その後に、その正逆回転方向の設定に連動して矢印bの表示(「方向表示(方向設定機器と連動)」工程)を行う。
また、上記正逆回転方向の被検出体への対向態様が決められた回転検出センサにおいては、その検出する正逆回転方向を判別した後に、その正逆回転方向の判別機器と連動して自動的に同様に上記矢印bを施すようにする。
例えば、図8(c)に示すように、同従来の製造工程において、「寸法検査」工程の後の電気検査工程の後にその電気検査に連動して矢印bの表示(「方向表示(方向判別機器(出力検査機)と連動)」工程)を行う。このとき、通常、電気検査機は方向判別機能を有する。
この車輪速センサPも、従来と同様に、上記被検出体Bの回転に基づく磁界変動によるホールIC11aの出力波形W1、W2を、被検出体Bの正転時(図10(a))と逆転時(同図(b))で異ならせて、被検出体Bの回転数と回転方向を検出する。
例えば、この車輪速センサPを図5に示すように車両の左右輪に設置する場合は、矢印bで示す正逆回転検出方向を逆とした、例えば、右輪側を正転方向、左輪側をその右輪の逆転方向を正転方向として矢印bを付した2種類の車輪速センサPを用意し、その矢印bに従って設置する(図5参照)。
このとき、矢印bで前進方向(正転方向)を示しているため、車両の前進方向との対応が一目瞭然であり、検出正逆回転方向の設定間違いを防止する効果は大きい。
例えば、この車輪速センサPを図5に示すように車両の左右輪に設置する場合は、矢印bで示す正逆回転検出方向を逆とした、例えば、右輪側を正転方向、左輪側をその右輪の逆転方向を正転方向として矢印bを付した2種類の車輪速センサPを用意し、その矢印bに従って設置する(図5参照)。
このとき、矢印bで前進方向(正転方向)を示しているため、車両の前進方向との対応が一目瞭然であり、検出正逆回転方向の設定間違いを防止する効果は大きい。
上記表示bとしては、外観上、被検出体Bに対向させた際、その被検出体Bのどちらの回転方向が検出する正回転方向かが判別できるものであれば、何れでも良く、例えば、図6に示すように、車両の左右輪への設置を示す「L」(同図(a))又は「R」、「打点」(同図(b))、樹脂被覆4の色(部分的でも良い)を左右輪への設置に応じて異ならせる(同図(c))等を採用する。同図(a)の「L」又は「R」は、左車輪用と右車輪用が一目瞭然であり、検出正逆回転方向の設定間違いを防止する効果は大きい。同図(b)の「打点」は、その表示bの形成が容易である。同図(c)の色違いは、この種の自動車産業の製造現場で各種の区別に採用されているため、馴染みもあり、さらに遠目でも見分けがつく利点がある。
また、形状の変化によって、左右輪の設置に対応させることができ、例えば、左車輪に対応する車輪速センサPには、その樹脂被覆4の外形を右車輪に対応する車輪速センサPと異なる態様にする。例えば、図7に示すように、突起bを設けたり(同図(a))、窪みbを設けたり(同図(b))、切り込みbを設けたり(同図(c))、隅部をCカットbしたり(同図(d))することができる。
この形状変化による表示bは、車輪速センサPのヘッド形状が異なることとなるため、車両側(車輪速センサPの取付け側)に、そのヘッド形状でないと取付け得ない、例えば、右車輪用取付け部に左車輪用車輪速センサPを取付けた場合には、干渉物があって、取付け得ない等の工夫を施すことにより、誤組み付けを確実に防止できる利点がある。
この形状変化による表示bは、車輪速センサPのヘッド形状が異なることとなるため、車両側(車輪速センサPの取付け側)に、そのヘッド形状でないと取付け得ない、例えば、右車輪用取付け部に左車輪用車輪速センサPを取付けた場合には、干渉物があって、取付け得ない等の工夫を施すことにより、誤組み付けを確実に防止できる利点がある。
これらの表示bによる正逆回転方向の設定の場合、取付金具10等の何かを基準としてその設定をすれば良く、その表示bが示す方向を正回転方向とする。例えば、取付金具10は、図9(a)に示すように長片形が一般的であり、その取付金具10の取付状態において、取付金具10の検出部aからの突出方向(図9(b)において上方向)が被検出体Bと反対方向にある場合(同図参照)、その右側(右向き)に表示bがあれば、その右側方向(右回り方向)を正回転方向とする(図7(a)〜(d))。
なお、実施例は、ケーシングを設けずに、ホルダー20全体を直接に樹脂被覆4をしたものであったが、検出部aをケーシング内に嵌めて樹脂被覆4した車輪速センサPにおいても、この発明は採用できることは勿論である。
また、実施例は、正回転方向を示す表示bとしたが、逆回転方向を示す表示とすることができる。そのとき、逆回転方向を示す表示であっても、その表示の逆回転方向が正回転方向であることは明らかであるため、その逆回転方向を示す表示も、正回転方向を示す表示と言える。
さらに、実施例は車輪速センサであったが、他の正逆回転方向性を有する回転検出センサにおいても、この発明を採用し得ることは勿論である。その使用個所も、車両に限らず、航空機、各種の工作機械等の回転方向と回転数を検出する必要があるものにおける適宜な個所を選択することができる。
また、実施例は、正回転方向を示す表示bとしたが、逆回転方向を示す表示とすることができる。そのとき、逆回転方向を示す表示であっても、その表示の逆回転方向が正回転方向であることは明らかであるため、その逆回転方向を示す表示も、正回転方向を示す表示と言える。
さらに、実施例は車輪速センサであったが、他の正逆回転方向性を有する回転検出センサにおいても、この発明を採用し得ることは勿論である。その使用個所も、車両に限らず、航空機、各種の工作機械等の回転方向と回転数を検出する必要があるものにおける適宜な個所を選択することができる。
4 樹脂被覆
6 出力ケーブル
11 ホールIC
11a ホール素子(回転検出素子)
a 検出部
b 表示
P 車輪速センサ
B 被検出体
6 出力ケーブル
11 ホールIC
11a ホール素子(回転検出素子)
a 検出部
b 表示
P 車輪速センサ
B 被検出体
Claims (5)
- 被検出体(B)の回転による磁界変動によりその被検出体(B)の正逆回転方向及び回転数を検出する回転検出センサ(P)において、
上記被検出体(B)に対向させた際、その被検出体(B)の回転方向が正逆回転方向のいずれか判別できる表示(b)を有することを特徴とする回転検出センサ。 - 上記表示(b)が、突起、窪み、切り欠き、又は隅部のCカット等の形状違いによるものであることを特徴とする請求項1に記載の回転検出センサ。
- 上記表示(b)が、正逆回転方向のいずれかを示す矢印又は正逆回転方向のいずれかを示す文字であることを特徴とする請求項1に記載の回転検出センサ。
- 被検出体(B)の回転による磁界変動によりその被検出体(B)の正逆回転方向及び回転数を検出する回転検出センサ(P)の製造方法であって、
外部からの信号切替えにより、上記回転方向の正逆検出のその正回転方向と逆回転方向の切替えを行って上記検出する正逆回転方向を設定する回転検出センサ(P)においては、その信号切替えにより前記正逆回転方向を設定した後に、その正逆回転方向の設定機器と連動して自動的に、前記回転検出センサ(P)を上記被検出体(B)に対向させた際、その被検出体(B)の回転方向が正逆回転方向のいずれか判別できる表示(b)をその回転検出センサ(P)に施すようにしたことを特徴とする回転検出センサの製造方法。 - 被検出体(B)の回転による磁界変動によりその被検出体(B)の正逆回転方向及び回転数を検出する回転検出センサ(P)の製造方法であって、
上記検出する正逆回転方向が決められた回転検出センサ(P)においては、その検出する正逆回転方向を判別した後に、その正逆回転方向の判別機器と連動して自動的に、前記回転検出センサ(P)を上記被検出体(B)に対向させた際、その被検出体(B)の回転方向が正逆回転方向のいずれか判別できる表示(b)をその回転検出センサ(P)に施すようにしたことを特徴とする回転検出センサの製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017096828A (ja) * | 2015-11-26 | 2017-06-01 | 住友電装株式会社 | 車輪速センサ |
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-
2006
- 2006-02-20 JP JP2006042753A patent/JP2007218862A/ja active Pending
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