JP2007215014A - コンテンツサーバ、視聴再開方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワーク接続された映像コンテンツサーバと受信端末を使用してコンテンツを視聴する際に、ユーザ登録、ユーザ指定などの作業を伴うことなく、またネットワークに接続された任意の受信端末における視聴の中断及び再開を実現する。
【解決手段】中断を指示した受信端末を特定する情報を中断情報に付与することにより、ユーザは容易に所望のコンテンツを選択することができ、視聴の再開が可能となる。さらに、中断情報を映像コンテンツサーバに保持することにより、視聴を中断した特定の受信端末以外の受信端末における視聴の再開を可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】中断を指示した受信端末を特定する情報を中断情報に付与することにより、ユーザは容易に所望のコンテンツを選択することができ、視聴の再開が可能となる。さらに、中断情報を映像コンテンツサーバに保持することにより、視聴を中断した特定の受信端末以外の受信端末における視聴の再開を可能とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークを介して接続されたひとつ以上の受信端末に対して映像コンテンツを配信する映像コンテンツサーバに関するものである。特に、視聴者がある映像コンテンツを視聴している途中で視聴を中断した場合の中断情報を保持するコンテンツサーバに関する。
近年、ネットワーク伝送容量の拡大を背景に、映像コンテンツの視聴に際して、映像コンテンツサーバと受信端末とがネットワークで接続されたシステムを利用する機会が増えている。上記システムの特長として、複数の受信端末のそれぞれが映像コンテンツを保持しなくても良いという点が挙げられる。つまり、映像コンテンツサーバにアクセスすることで、特定の受信端末に限られることなく所望の映像コンテンツをストリーミング再生することにより視聴することが可能である。
ここで、ユーザの都合により、視聴中のコンテンツを一時中断し、次回視聴する機会にコンテンツの続きから再生、視聴したいという要求がある。
この要求を満たすための従来技術の一例として、特許文献1(特開2002―232861号公報)が挙げられる。特許文献1に記載の技術においては、映像コンテンツ配信サーバに入力されたコンテンツ情報を、受信端末や配信路に関する情報に基づいて選択、加工することにより、受信端末、配信路に適切な映像情報を配信する。
配信が中断された場合には中断位置をユーザごとに記憶する。また優先順位に従い配信する際に、中断後再開までに既に配信された番組に新着の内容がある場合は、番組の配列を再構築する、という技術が開示されている。
また、特許文献2(特開2005−065214号公報)では、複数のユーザとコンテンツごとに、コンテンツの再生の中断位置を記憶し、再びコンテンツを視聴するときには中断位置からコンテンツを再生する、という技術が開示されている。
また、特許文献3(特開2001−309335号公報)では、受信端末側の電源投入操作により、ユーザが視聴を開始する際に前回電源切断時の接続状態を自動的に再現する、という技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1及び2に関する従来技術においては、視聴の中断を実施する以前にユーザを識別するためのユーザ登録という作業が発生する。また、コンテンツを中断する度に中断したユーザを特定するためにユーザの指定を行う必要が生じるという課題がある。
また、特許文献3に関する従来技術においては、視聴の中断を実行した中断情報を有する特定の受信端末でしか視聴の再開を行うことができないという課題がある。
そこで、本発明は以上の状況を鑑みなされたものであり、コンテンツの視聴中断、再開にあたり、中断を要求した受信端末を特定する情報を中断情報に付与する。このようにして、ユーザはユーザ登録やユーザ指定などの作業を伴うことなく、容易に所望のコンテンツを選択することができ、視聴の再開を可能にすることを目的とする。
本発明の他の目的は、中断情報を映像コンテンツサーバに保持することにより、映像コンテンツサーバとネットワークで接続された受信端末であれば、視聴を中断した特定の受信端末に限られることなく他の受信端末においても視聴の再開を可能とすることである。
本発明は上記目的を達成する為に、ネットワークを介して接続されている一つ以上のコンテンツ受信端末に対して、それぞれを特定する固有の機器IDを生成する機器ID生成手段と、前記各受信端末において視聴されたコンテンツ情報と前記機器IDとを関連付けた視聴情報を生成する視聴情報生成手段と、前記視聴情報を保持する視聴情報保持手段と、前記視聴情報を前記各コンテンツ受信端末に対して開示する開示手段と、前記コンテンツ受信端末において選択された視聴情報に基づき、前記コンテンツ受信端末に対してコンテンツを提供するコンテンツ提供手段と、コンテンツを蓄積する蓄積手段とを有するコンテンツサーバ等、を提供する。
本発明によれば、コンテンツの視聴中断、再開にあたり、中断を要求したコンテンツ受信端末を特定する機器情報を中断情報と対応付ける。このようにして、ユーザはユーザ登録やユーザ指定などの作業を伴うことなく、容易に再開希望コンテンツを選択することができ、視聴の再開が可能となる。
さらに、中断情報を映像コンテンツサーバが生成し保持する。このようにして、映像コンテンツサーバとネットワークで接続されたコンテンツ受信端末であれば、視聴を中断した特定のコンテンツ受信端末に限られることなく他のコンテンツ受信端末においても再開要求を行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図2に、第1の実施形態における一般家庭においてネットワークに接続されて実現される映像視聴システム構成の一例を示す。
図2に、第1の実施形態における一般家庭においてネットワークに接続されて実現される映像視聴システム構成の一例を示す。
同図において、映像コンテンツサーバ200は、コンテンツ受信端末201、204、206、207とネットワーク205、208を介して接続されている。ネットワーク205は無線LAN、ネットワーク208は有線LANを示している。映像コンテンツサーバ200は、例えばMPEG2映像などのコンテンツを蓄積しており、ネットワークを介してコンテンツ受信端末に対してコンテンツをストリーミング配信する。コンテンツ受信端末は、例えばチューナー202を備えたTV201や、無線LANインターフェイスを備えたノートPC204やデスクトップPC206など、ネットワークインターフェイスを有してネットワークに接続される。
映像コンテンツサーバ200の構成の詳細について図3を用いて説明する。
CPU300は、バス310に接続された映像コンテンツサーバ200全体の制御を行う。
メモリ302には、CPU300により実行されるプログラムがROM306または記録媒体304からロードされる。
また、プログラムの作業領域としても使用される。ハードディスクドライブに代表される記録媒体304には、映像コンテンツの他、プログラムや各種管理情報が記録されている。
ネットワークインターフェイス308は映像コンテンツサーバ200をLANに接続する。
また、無線LAN205を介した配信を行うために、別途無線LANインターフェイスを備える構成としてもよい。
図示していないが、DVD−ROMドライブなどのディスクドライブを備えて、DVD−ROMに記録された映像コンテンツを配信する構成とすることも可能である。
また、配信する映像コンテンツを送信先受信端末の要求する映像フォーマットに合わせるために、トランスコーダを備えて映像コンテンツのフォーマット変換を行った後に配信するようにしてもよい。
次に、コンテンツ受信端末の構成の詳細について図4を用いて説明する。
CPU400は、バス414に接続されたコンテンツ受信端末全体の制御を行う。
メモリ402には、CPU400により実行されるプログラムがROM410または記録媒体408からロードされる。
また、プログラムの作業領域としても使用される。
ハードディスクドライブに代表される記録媒体408には、各受信端末が有する機能を実現するためのプログラムや各種データなどが記録されている。
ネットワークインターフェイス412はコンテンツ受信端末をLANに接続する。MPEGデコーダ404は、ネットワークを介して受信するMPEG2などの符号化形式で圧縮されたストリームデータを順次復号する。復号化された映像情報は、モニタなどの表示手段406へと出力され、ユーザによる視聴が可能となる。
ただし、上述したコンテンツ受信端末において、MPEGデコーダ404はMPEG2やMPEG4といった符号化形式に対応するデコーダに限らず、その他様々な静止画フォーマットや音楽フォーマットに対応したデコーダを別途備えてもよい。
また、MPEGデコーダ404をハードウェアとして備えずに、記録媒体408やROM410に記録されたプログラムを用い、CPU400によって復号処理を行うことも可能である。
ここで、図1を参照して、映像コンテンツサーバ200がコンテンツの配信を希望するコンテンツ受信端末によってアクセスされ、コンテンツ受信端末に対して視聴可能なコンテンツのリストを提供するまでの映像コンテンツサーバ200における処理を説明する。
尚、この処理はROM306または記録媒体304に格納されたプログラムがメモリ302にロードされ、CPU300によって実行される。
映像コンテンツサーバ200は、受信パケットをポーリングし、コンテンツ受信端末からのコンテンツ配信要求をチェックする(ステップS100)。コンテンツ配信要求を確認すると、ステップS102に進む。
ステップS102においては、受信したパケットを解析して機器ID生成情報として、受信端末のIPアドレスを得る。
または、ARP(Address Resolution Protocol)によって物理層のネットワークアドレスであるMACアドレスを求めて機器ID生成情報としてもよい。
これらの機器ID生成情報は受信端末に対して一意に割当てられるため、各受信端末を識別するのに有用であり、ユニークな機器IDを生成することができる。
続くステップS104では、パケットの送信元コンテンツ受信端末が、以前に当映像コンテンツサーバに対してコンテンツの配信を要求したことがあるか否かを確認する。
以前に要求したことがある場合には、機器IDが既に生成されて登録されているものとしてステップS108に進む。
一方、以前に要求したことがない場合には、機器IDがまだ生成されていないので、ステップS106で機器IDを生成して映像コンテンツサーバに登録してステップS108に進む。
ここで、機器IDの登録、未登録を調べる方法の例として、図5に機器IDマップを示す。このリストが示すように、受信パケットから判明したパケット送信元端末、つまりコンテンツ受信端末のIPアドレスと一対一に対応付けられる機器IDを生成し、更にユーザに対して表示する際の機器名を割り振るなどして機器IDマップを作成しておく。
ここで、IPアドレスではなくMACアドレスを用いてももちろんよい。
こうすることにより、コンテンツ受信端末が以前にもコンテンツの配信要求を行ったか否かを容易に判断することができる。
また、初めて配信要求を行ったコンテンツ受信端末に対しても、機器ID及び機器名を生成し、マップに追記することで、次回以降は登録済みであると判断することが可能となる。
ステップS108では、コンテンツ受信端末に対して提供する視聴可能なコンテンツ情報として、視聴を中断した情報が保持されているか否かを判断する。中断情報が保持されている場合には、ステップS110において中断情報を視聴可能なコンテンツ情報のリストに追加し、ステップS112に進む。中断情報が保持されていない場合には、ステップS112に進む。
ここで、コンテンツ情報及び中断情報は、図6に例示するようなリストとして管理されるのがよい。
図6において、視聴可能なコンテンツはコンテンツリストとして、タイトル名とその録画日時や、図示していないがその他の作者名や著作権情報などの属性を付加して管理してもよい。
コンテンツに対して視聴の中断情報経歴が存在する場合には、中断コンテンツリストとして図示するように、タイトル名、中断を要求した端末、中断日時及び中断位置など、各コンテンツに対する最新の中断情報を保持しておく。
ステップS112では、視聴可能なコンテンツ情報をリストとしてコンテンツ受信端末に対して送信し、処理を終了する。ステップS110において中断情報が追加されている場合には、図6のリストから、例えば図7のような視聴可能コンテンツリストを作成してユーザに開示することによって、ユーザはより容易に所望の視聴コンテンツを選択することが可能となる。
図7の例では、現在視聴を開始しようとしている受信端末の機器名が受信端末1であるので、中断指示端末には「この端末です」と表記し、ユーザがより識別し易いようにしている。
また、背景がグレーである箇所は、優先的に選択され得るであろう候補として、受信端末1で前回中断された情報に選択を合わせて表示している。
次に、図8を用いて、コンテンツ受信端末が所望の視聴コンテンツを選択、視聴し、途中で中断処理が行われる場合の映像コンテンツサーバ200のCPUにおける処理を説明する。
尚、この処理はROM306または記録媒体304に格納されたプログラムがメモリ302にロードされ、CPU300によって実行される。
映像コンテンツサーバ200は、受信パケットをポーリングし、コンテンツ受信端末からのコンテンツ選択情報をチェックする(ステップS800)。選択情報を受信すると、ステップS802において、選択された情報に従ってコンテンツのストリーミング配信を開始する。
ステップS804では、コンテンツ受信端末からの中断つまり再生中止要求や、一時停止要求を受付けるために受信パケットをポーリングする。
中断要求を受信した場合には、ステップS806においてコンテンツのストリーミング配信を中止する。
また、図示していないが、一時停止要求を受信した場合にはストリーミング配信を中断し、次の指示を待つ。
尚、中断要求を受信することなくコンテンツの最後までストリーミング配信を終えた場合には、そのコンテンツが保持していた中断情報はユーザにとって不要になったと判断し、中断情報を削除する。
続くステップS808では、中断日時や中断位置及び中断要求をしたコンテンツ受信端末と中断対象となるコンテンツのタイトル名を対応付けて中断情報を生成する。
次に、ステップS810において、中断対象となるコンテンツに対して既に中断情報が存在するか否かを中断コンテンツリストを参照して調べる。
既に中断情報が存在した場合にはステップS812に進み、最新の中断情報に更新するために以前の中断情報を削除し、ステップS814に進む。
以前の中断情報がない場合にはステップS814に進み、生成した中断情報を中断コンテンツリストに更新、つまり記録媒体304に記録し、保持する。
次に、ステップS816において、生成した中断情報、つまりタイトル名、中断指示端末名、中断日時、中断位置をコンテンツ受信端末に送信し、モニタに表示することでユーザに通知する。
このようにして、ユーザが次の機会に続きを視聴しようとする際に、容易に所望の中断情報を選択することができる。
図9に、第1の実施形態における映像コンテンツサーバとコンテンツ受信端末との間でやり取りされるパケットを時系列に示す。そして、この図9を参照しながら、ユーザが視聴を開始してから視聴を中断するまでの流れを、ユーザによる操作と映像コンテンツサーバにおける処理の概略とを合わせて説明する。
まず、コンテンツの視聴を希望するユーザは、コンテンツ受信端末のユーザインターフェイス(不図示)を通じて視聴可能コンテンツのリストの表示を要求する。
コンテンツリストの表示要求を受信した映像コンテンツサーバは、受信パケットを解析することにより要求元の機器ID生成情報を取得し、機器IDマップを参照することによって、機器IDを生成、保持するなどする。
次に、コンテンツリストに中断情報を加えた視聴可能コンテンツリストを編集し、コンテンツ受信端末に対して送信する。
コンテンツリストは、受信したコンテンツ受信端末においてユーザに対して表示され、ユーザによって所望のコンテンツが選択される。コンテンツ受信端末は、選択されたコンテンツ情報を映像コンテンツサーバに対して送信する。
コンテンツ選択情報を受信した映像コンテンツサーバは、選択情報の属性であるタイトル名や位置情報に基づいて、コンテンツのストリーミング配信を行う。
続いて、ストリーミング再生中のコンテンツ視聴の中断について説明する。
中断を希望するユーザは、コンテンツ受信端末のユーザインターフェイスを通じて、視聴の中断を指示する。
コンテンツ受信端末はその旨をコンテンツサーバに対して送信し、中断要求を受信した映像コンテンツサーバはストリーミング配信を中止する。このとき、中断情報としてタイトル名や機器ID、中断日時、中断位置などを生成し中断情報の更新を行う。
そして、更新された中断情報をコンテンツ受信端末に送信、ユーザに対して表示し、中断処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態では、コンテンツの視聴中断及び再開要求に対し、中断を要求したコンテンツ受信端末を特定する機器情報を中断情報と対応付ける。これにより、ユーザはユーザ登録やユーザ指定などの作業を伴うことなく、容易に再開希望コンテンツを選択することができ、視聴の再開が可能となる。
さらに、中断情報を映像コンテンツサーバが生成し保持している。このため、映像コンテンツサーバとネットワークで接続されたコンテンツ受信端末であれば、視聴を中断した特定のコンテンツ受信端末に限られることなく他のコンテンツ受信端末においても再開要求を行うことができ、視聴の再開が可能となる。
尚、上記の実施形態のみに限定されることなく、発明の要旨に沿う範囲で適宜変形して実施できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図10〜図12を参照して説明する。
次に、本発明の第2の実施形態を図10〜図12を参照して説明する。
尚、第2の実施形態に係る映像コンテンツサーバ及びコンテンツ受信端末の構成は、上述の実施形態1の図1乃至図3と同一である。
上述の第1の実施形態では、各コンテンツにおいて1つの視聴中断情報を保持し、中断情報を有するコンテンツに対して新たに中断要求がなされて中断情報が生成された場合には最新の中断情報に置き換えて更新することとした。
第2の実施形態においては、中断情報を有するコンテンツが再生されている途中で中断要求がなされた場合においても、以前の中断情報とは別途保持することとする。
その際、中断されたコンテンツの再生が以前の中断情報に基づいてなされた再生であった場合には、新たに生成された中断情報は、以前の中断情報に属した中断情報として保持し、また中断情報の削除はユーザの指示によってのみ行われる。
図8は、コンテンツ受信端末が所望の視聴コンテンツを選択、視聴し、途中での中断処理が行われる場合の映像コンテンツサーバ200のCPUにおける処理手順である。
尚、この処理はROM306または記録媒体304に格納されたプログラムがメモリ302にロードされ、CPU300によって実行される。
映像コンテンツサーバ200は、受信パケットをポーリングし、コンテンツ受信端末からのコンテンツ選択情報をチェックする(ステップS1000)。
受信した選択情報を、中断時に備えてメモリ302または記録媒体304に記憶しておく(ステップS1002)。
次に、ステップS1004において、選択された情報に従ってコンテンツのストリーミング配信を開始する。
ステップS1006では、コンテンツ受信端末からの中断つまり再生中止要求や、一時停止要求を受付けるために受信パケットをポーリングする。
中断要求を受信した場合には、ステップS1008においてコンテンツのストリーミング配信を中止する。
また、図示していないが、一時停止要求を受信した場合にはストリーミング配信を中断し、次の指示を待つ。
続くステップS1010では、中断日時や中断位置及び中断要求をしたコンテンツ受信端末と中断対象となるコンテンツのタイトル名を対応付けて中断情報を生成する。
次に、ステップS1012において、ステップS1002で一時的に記憶しておいた、中断コンテンツが選択された際の選択情報を読み出す。
そして、読み出した選択情報が、コンテンツの始めからの再生を要求した情報ではなく、再開を要求する中断情報であった場合には、ステップS1014に進む。
読み出した選択情報がコンテンツの始めからの再生を要求した情報であった場合には、ステップS1016に進む。
ステップS1014では、ステップS1010において生成した中断情報に更に、属する選択情報つまり中断情報を識別するための情報を有する中断情報として生成する。
ステップS1016では、生成した中断情報を中断コンテンツリストに更新、つまり記録媒体304に記録し、保持する。
次に、ステップS1018において、生成した中断情報、つまりタイトル名、中断指示端末名、中断日時、中断位置をコンテンツ受信端末に送信し、モニタに表示することでユーザに通知する。
ここで、図11及び図12を参照して、第2の実施形態における中断情報の管理に関してより詳細に説明する。
図11は中断コンテンツリストを示している。
タイトル名、中断指示端末名、中断日時、中断位置、中断情報番号、属性情報を情報として有する。中断情報番号は中断情報が生成されるたびに一意に識別できる番号を割当てる。
また、属性番号は、ステップS1014において中断情報が属する、中断情報を識別する中断情報番号を割当てる。
つまり、図11の例では、属性情報が割当てられていない中断情報は、コンテンツの始めから視聴され、1回目の中断が行われた情報であることを示している。
また、属性情報が1であることは、中断情報番号1の中断情報に基づいて視聴の再開がなされ、2回目の中断がなされたことを示している。
図12は、図11の中断情報に基づいて作成された、コンテンツ受信端末で受信されてユーザに提供される視聴可能コンテンツリストである。
このリストを参照することによって、ユーザが複数人数であるコンテンツを同時視聴していた途中で中断要求を行い、その後、各ユーザがそれぞれ別の端末で視聴を再開する。そして、さらに中断要求を行った場合においても、各ユーザが視聴している端末や中断日時、中断位置を別個に保持するので、各ユーザ所望の再開処理を行うことができる。
尚、中断情報を削除する際には、ユーザからの削除指示に従って行う。
以上のように、第2の実施形態では、コンテンツの再開にあたり、ある受信端末において中断を要求した情報があるにも関わらず、同一のコンテンツを最初から視聴した場合には、中断情報を別途保持する。これにより、または同一の中断情報が複数回選択された場合には、それぞれを別途保持することにより、ユーザ登録やユーザ指定などの作業を伴うことなく、複数のユーザに対応した視聴の再開を可能にすることができる。
尚、上記の実施形態のみに限定されることなく、発明の要旨に沿う範囲で適宜変形して実施できる。
本発明の実施形態は、例えばコンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
200:映像コンテンツサーバ
201、204、206、207:コンテンツ受信端末
202:チューナー
201、204、206、207:コンテンツ受信端末
202:チューナー
Claims (13)
- ネットワークを介して接続されている一つ以上のコンテンツ受信端末に対して、それぞれを特定する固有の機器IDを生成する機器ID生成手段と、
前記各受信端末において視聴されたコンテンツ情報と前記機器IDとを関連付けた視聴情報を生成する視聴情報生成手段と、
前記視聴情報を保持する視聴情報保持手段と、
前記視聴情報を前記各コンテンツ受信端末に対して開示する開示手段と、
前記コンテンツ受信端末において選択された視聴情報に基づき、前記コンテンツ受信端末に対してコンテンツを提供するコンテンツ提供手段と、
コンテンツを蓄積する蓄積手段と、
を有することを特徴とするコンテンツサーバ。 - 前記視聴情報は、コンテンツの視聴情報として、コンテンツのタイトル情報、機器ID情報、視聴中断位置情報を有することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツサーバ。
- 前記視聴情報は、更に視聴中断日時情報、視聴開始日時情報を有することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツサーバ。
- 前記視聴情報生成手段は、コンテンツの始めから視聴され、視聴の途中で中断された際の視聴情報を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンテンツサーバ。
- 前記視聴情報生成手段は、視聴中断位置情報あるいは視聴中断日時情報を含む視聴情報に基づいて再生が行われ、再び視聴の途中で中断された際には視聴情報を別途生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンテンツサーバ。
- 前記機器ID生成手段は、ネットワークに接続されている前記受信端末のMAC(Media Access Control)アドレスに対応付けて生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコンテンツサーバ。
- 前記機器ID生成手段は、ネットワークに接続されている前記受信端末のIP(Internet Protocol)アドレスに対応付けて生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコンテンツサーバ。
- ネットワークを介して接続されている一つ以上のコンテンツ受信端末に対して、それぞれを特定する固有の機器IDを生成する工程と、
前記各受信端末において視聴されたコンテンツ情報と前記機器IDとを関連付けた視聴情報を生成する工程と、
前記視聴情報を保持する工程と、
前記視聴情報を前記各コンテンツ受信端末に対して開示する工程と、
前記コンテンツ受信端末において選択された視聴情報に基づき、前記コンテンツ受信端末に対してコンテンツを提供する工程と、
コンテンツを蓄積する工程と、
を有することを特徴とする視聴再開方法。 - 前記視聴情報生成工程は、コンテンツが最初から視聴され、視聴の途中で中断された際の視聴情報を生成することを特徴とする請求項8に記載の視聴再開方法。
- 前記視聴情報生成工程は、視聴中断位置情報あるいは視聴中断日時情報を含む視聴情報に基づいて再生が行われ、再び視聴の途中で中断された際には視聴情報を別途生成することを特徴とする請求項8又は9に記載の視聴再開方法。
- 前記機器ID生成工程は、ネットワークに接続されている前記受信端末のMAC(Media Access Control)アドレスに対応付けて生成することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の視聴再開方法。
- 前記機器ID生成工程は、ネットワークに接続されている前記受信端末のIP(Internet Protocol)アドレスに対応付けて生成することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の視聴再開方法。
- コンピュータに、
ネットワークを介して接続されている一つ以上のコンテンツ受信端末に対して、それぞれを特定する固有の機器IDを生成する手順と、
前記各受信端末において視聴されたコンテンツ情報と前記機器IDとを関連付けた視聴情報を生成する手順と、
前記視聴情報を保持する手順と、
前記視聴情報を前記各コンテンツ受信端末に対して開示する手順と、
前記コンテンツ受信端末において選択された視聴情報に基づき、前記コンテンツ受信端末に対してコンテンツを提供する手順と、
コンテンツを蓄積する手順と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2012108972A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Hitachi Consumer Electronics Co Ltd | コンテンツ配信装置、コンテンツ再生装置及びコンテンツ再生システム |
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2006
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