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JP2007211809A - ベンチレーティッドディスクロータ - Google Patents

ベンチレーティッドディスクロータ Download PDF

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JP2007211809A
JP2007211809A JP2006029608A JP2006029608A JP2007211809A JP 2007211809 A JP2007211809 A JP 2007211809A JP 2006029608 A JP2006029608 A JP 2006029608A JP 2006029608 A JP2006029608 A JP 2006029608A JP 2007211809 A JP2007211809 A JP 2007211809A
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Yoshinao Yamada
義直 山田
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】空気取込口にスムーズかつ効率的に空気を導くベンチレーティッドディスクロータを提供する。
【解決手段】ベンチレーティッドディスクロータ10は、2枚のディスクに挟まれた複数のフィン18と、隣接する2枚のフィン18の内周側の基部の間に配置され、ディスクの内周側付近の空気を隣接する2枚のフィン18で形成される空気通路20の空気取込口24に送り込む送気部材26とを含み、ディスクの周方向に関する車軸と平行な断面形状は略山型である。略山型の送気部材26において、ディスクの前進時回転方向に対して前側斜面30がディスクの前進時回転方向前側のフィン18の基部に接続されている。また、ディスクの前進時回転方向に対して後側の後側斜面32が前側斜面より緩やかにディスクの回転方向後側のフィン18に向かって傾斜している。送気部材26の周囲の空気は、後側斜面32に沿って空気取込口24に流れ空気通路20へ送られる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ディスクブレーキ装置に用いるベンチレーティッドディスクロータ、特にベンチレーティッドディスクロータの空気通路に効率的に空気を送り込むことのできる送気構造の改良に関する。
車両の制動を行う制動装置の一つとして、ディスクブレーキ装置がある。このディスクブレーキ装置は、車輪と共に回転するディスクロータの両側の摩擦摺動面に対向して配置される一対のブレーキパッドを摩擦摺動面に押圧することにより制動力を発生させている。
ディスクロータがブレーキパッドにより押圧挟持されると摩擦熱が発生する。発生する摩擦熱が許容値を超えると、ディスクブレーキの制動力が低下する場合がある。そのため、ディスクロータを冷却する構造が種々提案されている。その中の一つとして、ディスクロータの内部に空気を流し、内部からディスクロータを空冷することにより制動時の温度上昇を抑制するものがある。これは、一般にベンチレーティッドディスクロータと呼ばれ、ディスクロータ自体が2枚のディスクで構成され、その間に放射状または渦巻き状に配置される複数の棒状部材を挟み込み、空気通路を形成している。ベンチレーティッドディスクロータは回転することにより、内周付近の空気を空気通路内に取り込み、外周側に流して冷却効果を発揮している。このようなベンチレーティッドディスクロータにおいて、たとえば特許文献1に開示されるベンチレーティッドブレーキロータは、空気通路への空気の取り込みを効率的に行うように、ロータの内周側に平板状の吸気フィンを設けている。この吸気フィンは、ロータの回転方向に向けて前傾し、空気の取り込み量を増大させている。
実開平4−122835号公報
しかし、特許文献1に記載のベンチレーティッドブレーキロータは、平板状の吸気フィンをロータの回転方向に対して前倒しして配置しているため、吸気フィンに大きな風圧がかかり、振動や異音が発生するとともに、空気の流れを乱す原因になっていた。また、吸気フィンの形状が直線形状であるため、先端部で流れてくる空気がカットされたり渦を巻いたりして、空気取込み口に効率よく空気を導くことができないという問題がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、空気取込口にスムーズかつ効率的に空気を導くことができるベンチレーティッドディスクロータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様では、車輪と共に回転する円盤状の2枚のディスクを所定間隔で対向させ、当該2枚のディスクの間に空気を送り込むことでディスクの冷却を行うベンチレーティッドディスクロータであって、対向配置される前記ディスクの間に挟まれ、当該ディスクの内周側から外周側に向かい放射状または渦巻き状に所定の間隔で配置される複数のフィンと、隣接する2枚のフィンの内周側の基部の間に配置され、前記ディスクの内周側付近の空気を隣接する2枚のフィンで形成される空気通路の空気取込口に送り込む送気部材と、を含み、前記送気部材は、前記ディスクの半径方向に所定の長さを有すると共に前記ディスクの周方向に関する車軸と平行な断面形状が略山型であって、当該略山型の頂部より前記ディスクの前進時回転方向に対して前側斜面が前記ディスクの前進時回転方向前側のフィンの内周側の基部に接続され、前記頂部より前記ディスクの前進時回転方向に対して後側の後側斜面が前記前側斜面より緩やかに前記ディスクの前進時回転方向に対して後側のフィンの基部に向かって傾斜していることを特徴とする。
この態様によれば、隣接する2枚のフィンの内周側の基部の間に配置される送気部材は、断面形状が略山型であるため、ディスクの回転に伴う大きな風圧に抗する剛性を容易に得ることができる。また、略山型の頂部よりディスクの前進時回転方向に対して後側の後側斜面が前側斜面より緩やかにディスクの前進時回転方向後側のフィンの基部に向かって傾斜してる。そのため、頂部を超えた空気は、緩やかな後側斜面に沿って流れ、送気部材の基部側に導かれるとともに、ディスク前進時回転方向後側に位置する隣接する送気部材の前側斜面に当たり空気取込口へ流れる。その結果、送気部材の先端付近の空気を効率的に空気取込口に導き、空気通路へ流れ込む空気の量を増大し、ベンチレーティッドディスクロータの冷却を効率的に実現する。
また、上記態様において、前記送気部材における前記ディスクの周方向に関する車軸と平行な断面形状の略山型の高さは、前記ディスクの半径方向の外周側から内周側に向かって緩やかに高くなっていてもよい。この態様によれば、ディスクの半径方向に緩やかに傾く後側斜面によって、その後側斜面に沿って流れた空気をスムーズに空気取込口へ流し込むことが可能になる。その結果、空気取込口への空気の流入抵抗が低減し流れ込む空気の量を増加させることができる。また、送気部材の斜面をディスクの半径方向の内周側が高くなるように形成することによりディスクの軸方向の空気を空気取込口に効率的に掻き込むことが可能になり、空気取込口へ導く空気の量をさらに増大できる。
また、上記態様において、前記送気部材と前記フィンが一体成形されてもよい。送気部材とフィンを一体成形することにより、送気部材およびフィンの相互の強度を向上することができる。また、送気部材とフィンを一体化することで、送気部材からフィンへの空気の流導面がなめらかになり、送気部材からフィンへの空気の流れをスムーズにすることができる。
本発明のベンチレーティッドディスクロータによれば、送気部材によって効率よく空気を空気通路の空気取込口へ送り込むことができる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)を、図面に基づいて説明する。
本実施形態のベンチレーティッドディスクロータは、2枚のディスクに挟まれた複数のフィンと、隣接する2枚のフィンの内周側の基部の間に配置され、ディスクの内周側付近の空気を隣接する2枚のフィンで形成される空気通路の空気取込口に送り込む送気部材とを含む。送気部材は、ディスクの半径方向に所定の長さを有すると共にディスクの周方向に関する車軸平行な断面形状が略山型になっている。そして、この略山型の頂部よりディスクの前進時回転方向に対して前側斜面がディスクの前進時回転方向前側のフィンの内周側の基部に接続されている。また、頂部よりディスクの前進時回転方向に対して後側の後側斜面が前側斜面より緩やかにディスクの回転方向後側のフィンの基部に向かって傾斜している。この送気部材の緩やかた略山型の形状で空気の流れを定めることによりディスクの内周側付近の空気を効率的に2枚のフィンで形成される空気通路へ導くことができる。
図1は、本実施形態のベンチレーティッドディスクロータ10の構成を説明する図であり、一部を破断し内部を露出させた斜視図である。ベンチレーティッドディスクロータ10は、車輪を取り付けるハブ12の端部に取り付けられたアウタディスク14と、このアウタディスク14と対面配置されたインナディスク16を有している。アウタディスク14とインナディスク16は、ドーナツ型の円盤状であり、その間には、湾曲した複数のフィン18が周方向に所定間隔で配置されている。このフィン18を挟み込むことにより、アウタディスク14とインナディスク16は所定の間隔で対向する姿勢を維持することができる。なお、本実施形態において、アウタディスク14とインナディスク16の区別を必要としない場合にはアウタディスク14やインナディスク16を単にディスクと呼ぶ場合もある。また、図1においては、一例としてディスクの内周側から外周側に向かい渦巻き状に配置された湾曲タイプのフィン18を示したが、直線タイプのフィンをディスクの内周側から外周側に向かい放射状に配置する構成でもよい。
ベンチレーティッドディスクロータ10のアウタディスク14とインナディスク16は、図示しない一対のブレーキパッドにより押圧挟持されて制動される。制動時、アウタディスク14とブレーキパッドの接触により発生する摩擦熱およびインナディスク16とブレーキパッドの接触により発生する摩擦熱によりベンチレーティッドディスクロータ10全体が高温になる。ベンチレーティッドディスクロータ10は、この摩擦により上昇したディスク温度を低下させるために、2枚のフィン18で形成される複数の空気通路20に空気を流し込むことにより空冷効果を得る。すなわち、ベンチレーティッドディスクロータ10は、当該ベンチレーティッドディスクロータ10が車輪の前進回転と共に回転しているときに、インナディスク16側から取り付けられる車軸の取り付け部付近の空気を空気通路20に送り込みディスクの冷却を行っている。
図2(a)は、説明のためベンチレーティッドディスクロータ10のフィン18が露出するように、インナディスク16を外した状態を示す平面図である。なお、図1に示すようにフィン18は、ディスクの周方向に所定間隔で複数配置されているが、図2(a)においては、図示を簡略化すると共に、機能を明確化するために、フィン18の配置間隔を広くしている。また、一部のフィン18のみを図示している。図2(b)は、図2(a)における線分A−Aで切断した場合の断面図である。なお、図2(b)の場合、インナディスク16が図示されると共に、インナディスク16側からハブ12の背面に接続される車軸22も図示されている。
本実施形態におけるフィン18は、図2(a)に示すように湾曲形状の板状部材である。車輪の前進時の回転方向、すなわち、前進時のディスクの回転方向が矢印K方向(時計回り方向)であるとすると、フィン18の外側弧面がディスクの回転方向前側を向くように配置されている。結果的に、各フィン18はディスクの内周側から外周側に向かい渦巻き状に延びるように配置される。
本実施形態のベンチレーティッドディスクロータ10の場合、隣接する2枚のフィン18の内周側の基部の間には、インナディスク16の内周側付近の空気を隣接する2枚のフィンで形成される空気通路20の空気取込口24に送り込む送気部材26が配置されている。ベンチレーティッドディスクロータ10が矢印K方向に回転した場合、送気部材26の周囲の空気は相対的に反時計回り方向に流れ、送気部材26により空気取込口24に流れ込む。
図3、図4、図5を用いて、送気部材26の形状および機能について説明する。図3は、ベンチレーティッドディスクロータ10の内周側、すなわち、図2に示す矢印V方向(車軸がある側)から外周側を見た場合の斜視図であり、図2の線分B−Bで示される位置が拡大図示されている。また、図4は、図3と同じ方向から見た場合の斜視図であり、送気部材26と空気取込口24を示す図である。図5は、送気部材26において、ディスクの周方向の関する車軸と平行な断面である。つまり、図4におけるディスクの周方向の断面である曲面Mで切ったときの断面形状を示す図である。
図3に示すように、送気部材26は隣接する2枚のフィン18の内周側の基部の間に配置されている。この送気部材26は図3、図4に示すようにディスクの半径方向(矢印R方向)に所定の長さLを有すると共に、図5に示すように、ディスクの周方向の関する車軸と平行な断面形状が略山型になっている。この略山型は、頂部28を挟んで前側斜面30と後側斜面32を有している。そして、ディスクの前進時回転方向(矢印K方向)に対して前側斜面30がディスクの前進時回転方向前側のフィンの基部に接続されている。また、頂部28よりディスクの前進時回転方向に対して後側の後側斜面32が前側斜面30より緩やかにディスクの前進時回転方向後側のフィンの基部に向かって傾斜している。たとえば、図3の場合、ある送気部材26aに対して、ディスクの前進時回転方向前側のフィンとは、フィン18aとなる。また、ディスクの前進時回転方向後側のフィンとは、フィン18bとなる。同様に、ある送気部材26bに対して、ディスクの前進時回転方向前側のフィンとは、フィン18bとなる。
また、送気部材26は当該送気部材26におけるディスクの周方向に関する車軸と平行な断面形状の略山型の高さは、ディスクの半径方向外周側から内周側に向かって緩やかに高くなっている。つまり、図4において、空気取込口24に近い側の頂部28aの高さより空気取込口24に遠い側の頂部28bの高さが高くなるように後側斜面32はディスクの半径方向においても斜面を形成している。
このような送気部材26の機能について説明する。図3において、ベンチレーティッドディスクロータ10が車輪前進回転時に矢印K方向に回転すると、相対的に矢印W方向の空気の流れが生じる。この場合、ある送気部材26の頂部28、たとえば、送気部材26aの頂部28の周辺を通過する空気は、当該送気部材26aの後側斜面32の緩やかな斜面に沿って送気部材26の基部側に流れる。前述したように、送気部材26の後側斜面32は、空気取込口24に近い側の頂部28aの高さより空気取込口24に遠い側の頂部28bの高さが高くなるようにディスクの半径方向において傾斜している。図4の例では、最も高さの差の大きな頂部28aと頂部28bの差は、「H」である。その結果、後側斜面32に沿って流れる空気は、送気部材26の基部側に流れつつ、空気取込口24に向かって流れる。空気取込口24に導かれた空気はベンチレーティッドディスクロータ10の回転による遠心力とベンチレーティッドディスクロータ10の外周側と内周側の気圧差により空気通路20内部に吸引されベンチレーティッドディスクロータ10の外周側へ流れていく。また、ディスクの前進時回転方向後側の送気部材26、この場合、図3の送気部材26bの前側斜面30に当たった空気も後側斜面32の斜面に沿って空気取込口24へ導かれるので、空気通路20へと流れていく。
このように、緩やかな傾斜を有する後側斜面32を形成することにより、後側斜面32に沿う空気の流れがスムーズになり送気部材26における空気抵抗が軽減され、送気部材26の付近を流れる空気を効率よく空気取込口24に導き、ベンチレーティッドディスクロータ10の空冷効果を向上することが可能となる。送気部材26の後側斜面32がディスクの半径方向の内周側が高くなるように形成することによりディスクの軸方向の空気を空気取込口24に効率的に掻き込むことが可能になり、空気取込口24へ導く空気の量をさらに増大できる。また、送気部材26の形状をディスクの半径方向に長さLを有し、ディスクの周方向に斜面を有する略山型形状とすることで、送気部材26自体の剛性を向上することが可能である。送気部材26の剛性を向上することにより、ベンチレーティッドディスクロータ10のの回転時に受ける風圧による振動や異音の発生を抑制することができるとともに、振動の抑制により空気の流れをさらにスムーズにすることができる。また、送気部材26の破損防止にも効果がある。さらに、送気部材26とフィン18を一体成形してもよい。送気部材26とフィン18を一体成形することにより、送気部材26およびフィン18の相互の強度を向上することができる。また、送気部材26とフィン18を一体化することで、送気部材26からフィン18への空気の流導面がなめらかになり、送気部材26からフィン18への空気の流れをさらにスムーズにすることができる。
なお、上述した実施形態では、矢印W方向に流れる空気を効率よく空気取込口24に導くために、空気通路20に近い側の頂部28aの高さより空気通路20に遠い側の頂部28bの高さが高くなるようにディスクの半径方向においても斜面を形成する例を示した。別の構成では、このディスクの半径方向の斜面を省略することができる。ディスクの半径方向の斜面を省略した場合、後側斜面32に沿って送気部材26の基部側に流れた空気は、ディスクの前進回転方向後側の送気部材26の前側斜面30に当たり、空気取込口24へ導かれる。この場合も後側斜面32は送気部材26の付近の空気を基部側に導き、空気取込口24へ導く効果を発揮する。また、ディスクの半径方向の斜面を省略する場合でも、送気部材26の断面略山型形状は維持され、送気部材26の剛性向上効果は維持できる。
なお、図6に示すように、送気部材26の前側斜面30を空気取込口24に向かって角度αだけ傾斜させてもよい。この場合、前側斜面30に当たった空気を空気取込口24側に効率よく導くことができる。なお、角度αは、空気取込口24の周囲で空気が渦を巻かない程度に適宜設定することが望ましい。前側斜面30を傾けることにより、車軸側の空気を空気取込口24側へ導く機能が向上し、空気取込口24に流れ込む空気の量を増大できる。
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、隣接する2枚のフィンの内周側の基部の間に配置された前側斜面と後側斜面を含む送気部材を有するものであれば、本実施形態と同様な効果を得ることが可能であり、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能である。また、各図に示す構成は、一例を説明するためのもので、同様な機能を達成できる構成であれば、適宜変更可能であり、同様な効果を得ることができる。
本実施形態に係るベンチレーティッドディスクロータの構成を説明する図であり、一部を破断し内部を露出させた斜視図である。 本実施形態に係るベンチレーティッドディスクロータの構造を説明するための図であり、(a)は、インナディスクを取り外した状態の平面図、(b)は、(a)の線分A−Aで切断した場合の断面図である。 図2における矢印V方向からベンチレーティッドディスクロータの外周側を見た場合の斜視図である。 本実施形態に係るベンチレーティッドディスクロータの送気部材のみを示す斜視図である。 送気部材において、ディスクの周方向の関する断面である。 本実施形態に係るベンチレーティッドディスクロータの送気部材の別の態様を示す斜視図である。
符号の説明
10 ベンチレーティッドディスクロータ、 12 ハブ、 14 アウタディスク、 16 インナディスク、 18 フィン、 20 空気通路、 22 車軸、 24 空気取込口、 26 送気部材、 28 頂部、 30 前側斜面、 32 後側斜面。

Claims (3)

  1. 車輪と共に回転する円盤状の2枚のディスクを所定間隔で対向させ、当該2枚のディスクの間に空気を送り込むことでディスクの冷却を行うベンチレーティッドディスクロータであって、
    対向配置される前記ディスクの間に挟まれ、当該ディスクの内周側から外周側に向かい放射状または渦巻き状に所定の間隔で配置される複数のフィンと、
    隣接する2枚のフィンの内周側の基部の間に配置され、前記ディスクの内周側付近の空気を隣接する2枚のフィンで形成される空気通路の空気取込口に送り込む送気部材と、
    を含み、
    前記送気部材は、前記ディスクの半径方向に所定の長さを有すると共に前記ディスクの周方向に関する車軸と平行な断面形状が略山型であって、当該略山型の頂部より前記ディスクの前進時回転方向に対して前側斜面が前記ディスクの前進時回転方向前側のフィンの内周側の基部に接続され、前記頂部より前記ディスクの前進時回転方向に対して後側の後側斜面が前記前側斜面より緩やかに前記ディスクの前進時回転方向に対して後側のフィンの基部に向かって傾斜していることを特徴とするベンチレーティッドディスクロータ。
  2. 前記送気部材における前記ディスクの周方向に関する車軸と平行な断面形状の略山型の高さは、前記ディスクの半径方向の外周側から内周側に向かって緩やかに高くなっていることを特徴とする請求項1記載のベンチレーティッドディスクロータ。
  3. 前記送気部材と前記フィンが一体成形されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のベンチレーティッドディスクロータ。
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