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JP2007209438A - サウナ装置 - Google Patents

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JP2007209438A
JP2007209438A JP2006030807A JP2006030807A JP2007209438A JP 2007209438 A JP2007209438 A JP 2007209438A JP 2006030807 A JP2006030807 A JP 2006030807A JP 2006030807 A JP2006030807 A JP 2006030807A JP 2007209438 A JP2007209438 A JP 2007209438A
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temperature
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Satoshi Fujii
聡 藤井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】装置より吹き出した加熱加湿空気が結露することなく吹き出した状態の水滴径を維持するサウナ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】浴室内の空気を加熱する加熱手段12と、加熱手段12により加熱された空気を循環送風する加熱空気送風手段21と、空気を加湿する加湿手段11と、浴室内の温度を検知する浴室内温度検知手段26と、加湿手段11により生成された加湿空気の温度を検知する加湿空気温度検知手段27と、加湿手段11により生成する加湿空気の温度を変化せしめる加湿空気温度可変手段とを備え、加湿空気温度制御手段により浴室温度検知手段26により検知された浴室温度と加湿空気温度検知手段27により検知された加湿空気の温度の差を20K以下に制御するため吹き出し加熱加湿空気の水滴が結露することのないサウナ装置が得られる。
【選択図】図2

Description

本発明は、浴室内を高温高湿雰囲気にしサウナ浴をするために用いるサウナ装置に関する。
従来、この種のサウナ装置の一例として、浴室の天井に設置し浴室をサウナ室とするミスト装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
サウナには、室内の温度を100℃程度、相対湿度を10%程度の高温低湿環境にするドライ式サウナや、室内の温度を40〜50℃程度、相対湿度を70%以上程度の中高温高湿環境にするスチーム式サウナがある。近年、浴室やシャワー室等に設置し、浴室やシャワー室そのものをサウナルームとして使用可能とするサウナ装置が注目されており、スチーム式のものが種々提案されている。
以下、そのサウナ装置について、図18を参照しながら説明する。
図は、従来のサウナ装置の内部構造の概略を示す要部断面図である。
図に示すように、外装体101の内部において、複数の湯噴出口104を有する噴出湯管105が上部に配置され、噴出湯管105の下方に複数の薄板107とパイプ状の連結部材106で構成される熱交換促進部材108が配置され、さらにその下部にファンユニット109が配置されている。湯噴出口104から熱交換促進部材108上に噴出された温水の一部が蒸発して発生する水蒸気を、ファンユニット109によって空気吸入口102から吸引された空気に供給し、スチーム吹出し口103から浴室内に噴出し、熱交換後の温水はドレンパン110に集められ、外部へ排水される。
特開平6−63103号公報(第5頁、第3図)
このような従来のサウナ装置では、加湿量を維持するために、噴出湯管105を介して複数の湯噴出口104から噴出される温水とファンユニット109により空気吸込口102から吸引された空気との接触面積、つまりは熱交換促進部材108の薄板107面積が必要となり、このため薄板107の枚数を増やすか、薄板107の1枚当たりの面積を大きくとる必要がある。また、薄板107の1枚当たりの面積を大きくとった場合、湯噴出口104から噴出された温水の薄板107上を流れる時間を多く取る必要があり、このため温水の落下方向に長い形状の熱交換促進部材108となる。
以上のことから、湯噴出口104から噴出される温水が熱交換促進部材108に触れることで蒸気となるためスチーム吹出し口103から噴出される加湿空気はかなりの高温となり、一方浴室内温度は40〜50℃であるため吹出し加湿空気と温度差があり、スチーム吹出し口103から浴室内に吹出される時に結露し、結果として、大きな水滴となって浴室内に吹出されることとなる。これが入浴者の体に触れて体感上好ましくないという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、サウナ装置より吹出された加湿空気の粒径を維持した状態で浴室内に吹出すことができるサウナ装置を提供することを目的としている。
本発明のサウナ装置は上記目的を達成するために、浴室内の空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された空気を循環送風する加熱空気送風手段と、空気を加湿する加湿手段と、浴室内の温度を検知する浴室内温度検知手段と、前記加湿手段により生成された加湿空気の温度を検知する加湿空気温度検知手段と、前記加湿手段により生成する加湿空気の温度を変化せしめる加湿空気温度可変手段とを備え、前記浴室温度検知手段により検知された浴室温度と前記加湿空気温度検知手段により検知された加湿空気の温度の差を20K以下に制御する加湿空気温度制御手段を備えたものである。
この手段により、浴室温度と加湿空気の温度の差を20K以下に制御することを特徴とするサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に水または温水を供給する給水手段を備えた加湿手段であって、前記給水手段の温水の温度を調整する供給温度調整手段を備えたものである。
この手段により、供給温度調整手段で供給水の温度を可変することができ、つまり噴射温度を容易に可変することができるため浴室内の温度に対し一定の温度差を持って吹出すことが可能なサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、熱源から供給された温水と水を熱交換する水−水熱交換器と、前記温水の流量または温度を調整する制御手段を備えることにより噴射手段への供給温度を可変するものである。
この手段により、噴射手段への供給温度を可変することが容易にでき、浴室内の温度に対し一定の温度差を持って吹出すことが可能なサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、加熱手段により加熱された空気を循環送風する加熱空気送風手段と、前記加熱手段は温水を熱源とした空気熱交換器であり、前記空気熱交換器への熱源から供給される温水の量を制御する加熱流量調整手段を備えたものである。
この手段により、加熱側の温度コントロールが容易になりつまり浴室内の温度の調節が容易になり、加湿空気温度と浴室内の温度に対し一定の温度差を持って吹出すことが可能なサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、加湿手段は、水または温水を供給する給水手段と、前記給水手段から給水された水または温水を噴射する噴射手段と、前記噴射手段により噴射された水または温水を衝撃させて破砕する水破砕手段と前記水破砕手段により供給された水滴群を大粒の水滴と微細な水滴に分離し、大粒の水滴を回収する気液分離手段とにより構成したものである。
この手段により、吹出口より吹き出される加湿空気は微細な粒径の水滴の集まりとなり、一方、浴室内の温度に対し一定の温度差を持って微細な粒径のまま水滴を吹き出すことが可能なサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、浴室内の湿度を検出する湿度検出手段と浴室内の温度を検知する浴室内温度検知手段を備え、前記湿度検出手段により検出した浴室内湿度と浴室内温度より必要加湿量を設定・制御する制御手段を備えたものである。
この手段により、湿度検出手段により検出した浴室内湿度と浴室内温度より必要加湿量を設定・制御することができるサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に温水または水を導く配管路内に芳香手段を備えたものである。
この手段により、吹出口からは香りを含む加湿空気を吹き出すサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に温水を供給する温水供給手段と、前記噴射手段に冷水を供給する冷水供給手段と噴射温度を検知する噴射温度検知手段を備えた加湿手段であって、前記温水供給手段と前記冷水供給手段の比率を調整する冷温水配合手段を備えることにより、浴室内温度検知手段により検知した浴室内温度と前記噴射温度の温度差を20K以下とするものである。
この手段により、浴室内温度検知手段により検知した浴室内温度と噴射温度の温度差を20K以下とすることができるサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、温水供給手段の熱源をヒーターとするものである。
この手段により、容易に熱源からの供給温度を可変することができるサウナ装置が得られる。
また、他の手段は、空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された空気を送風する加熱空気送風手段と、空気を加湿する加湿手段と、前記加湿手段により加湿された加湿空気を送風する加湿空気送風手段と、吸込口および吹出口とを備え、前記加熱空気送風手段からの加熱空気と、前記加湿空気送風手段からの加湿空気を前記吹出口の手前で合流し、前記吹出口より加熱加湿空気を吹き出す構成としたサウナ装置であって、前記加熱空気は前記加湿空気より温度が高いものである。
この手段により、加熱空気は加湿空気より温度を高くすることで吹出し口から吹出される加湿空気の結露を抑制することができるサウナ装置が得られる。
本発明によれば、浴室内の空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された空気を循環送風する加熱空気送風手段と、空気を加湿する加湿手段と、浴室内の温度を検知する浴室内温度検知手段と、前記加湿手段により生成された加湿空気の温度を検知する加湿空気温度検知手段と、前記加湿手段により生成する加湿空気の温度を変化せしめる加湿空気温度可変手段とを備え、前記浴室温度検知手段により検知された浴室温度と前記加湿空気温度検知手段により検知された加湿空気の温度の差を20K以下に制御する加湿空気温度制御手段を備えたことにより、吹出口から吹出される加湿空気内の水滴と浴室内温度の差が少なくなり、噴射水滴が結露しにくい、つまり噴射粒径のまま浴室内に拡散するという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に水または温水を供給する給水手段を備えた加湿手段であって、前記給水手段の温水の温度を調整する供給温度調整手段を備えたことにより、浴室内の温度上昇とともに加湿量つまりは加湿空気温度を上昇することができるため、リニアな温度変化に対応することができる効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、熱源から供給された温水と水を熱交換する水−水熱交換器と、前記温水の流量または温度を調整する制御手段を備えることにより、噴射手段への供給温度を可変する構成とし、供給温水の流量を調整することで加湿空気温度を変化できるため、噴射量を一定の状態でも加湿量を変更することができ、特に直接浴室内に噴射する形式の場合、使用者に気づかれることがなく一定の空間を提供するサウナ装置を提供できる。
また、加熱手段により加熱された空気を循環送風する加熱空気送風手段と、前記加熱手段は温水を熱源とした空気熱交換器であり、前記空気熱交換器への熱源から供給される温水の量を制御する加熱流量調整手段を備えたことにより、加湿空気に合わせて加熱空気温度を変化することができるため、リニアな温度湿度制御が可能となる効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、加湿手段は、水または温水を供給する給水手段と、前記給水手段から給水された水または温水を噴射する噴射手段と、前記噴射手段により噴射された水または温水を衝撃させて破砕する水破砕手段と前記水破砕手段により供給された水滴群を大粒の水滴と微細な水滴に分離し、大粒の水滴を回収する気液分離手段とにより構成したことにより、加湿空気が微細な水滴であるため、非常にクリアな空間を提供することができ、このことにより浴室内でサウナ浴をしながら読書をしたりテレビを観賞するという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、浴室内の湿度を検出する湿度検出手段と浴室内の温度を検知する浴室内温度検知手段を備え、前記湿度検出手段により検出した浴室内湿度と浴室内温度より必要加湿量を設定・制御する制御手段を備えたことにより、浴室内湿度を検知することにより過剰な加湿を避けることができ、浴室内を一定の加湿空気で満たすサウナ装置を提供することができる。
また、水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に温水または水を導く配管路内に芳香手段を備えたことにより、リラクゼーション機能が増し、より一層サウナ空間を楽しむことができるサウナ装置を提供することができる。
また、水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に温水を供給する温水供給手段と、前記噴射手段に冷水を供給する冷水供給手段と噴射温度を検知する噴射温度検知手段を備えた加湿手段であって、前記温水供給手段と前記冷水供給手段の比率を調整する冷温水配合手段を備えることにより、浴室内温度検知手段により検知した浴室内温度と前記噴射温度の温度差を20K以下とすることにより、浴室内温度検知手段により検知した浴室内温度と噴射温度の温度差を20K以下とする構成としたのもであり、温水供給手段と冷水供給手段の混合比率を変えることにより吹き出し温度を変化させるため、吹き出し温度の急激な変動が可能となるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、温水供給手段の熱源をヒーターとすることにより、熱源供給温度が一定の場合でも供給温度をリニアに変化可能な、または熱源供給手段を必要としなくなりことから施工が容易なサウナ装置を提供できる。
また、空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された空気を送風する加熱空気送風手段と、空気を加湿する加湿手段と、前記加湿手段により加湿された加湿空気を送風する加湿空気送風手段と、吸込口および吹出口とを備え、前記加熱空気送風手段からの加熱空気と、前記加湿空気送風手段からの加湿空気を前記吹出口の手前で合流し、前記吹出口より加熱加湿空気を吹き出す構成としたサウナ装置であって、前記加熱空気は前記加湿空気より温度が高いことにより、加湿空気は相対湿度の低い加熱空気と混合することとなり、加湿空気に含まれる水滴は蒸発し粒径が小さくなり、また相対湿度が低くなることにより、クリアな空間を生成するという効果のあるサウナ装置を提供できる。
本発明の請求項1記載のサウナ装置は、浴室内の空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された空気を循環送風する加熱空気送風手段と、空気を加湿する加湿手段と、浴室内の温度を検知する浴室内温度検知手段と、前記加湿手段により生成された加湿空気の温度を検知する加湿空気温度検知手段と、前記加湿手段により生成する加湿空気の温度を変化せしめる加湿空気温度可変手段とを備え、前記浴室温度検知手段により検知された浴室温度と前記加湿空気温度検知手段により検知された加湿空気の温度の差を20K以下に制御する加湿空気温度制御手段を備えたものであり、浴室温度と加湿空気温度の温度差を少なくすることにより吹出し空気の結露を防ぐことができるという作用を有する。
また、請求項2記載のサウナ装置は、水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に水または温水を供給する給水手段を備えた加湿手段であって、前記給水手段の温水の温度を調整する供給温度調整手段を備えたものであり、給水手段の温度を変化させることにより噴射温度を変化することができるという作用を有する。
また、請求項3記載のサウナ装置は、熱源から供給された温水と水を熱交換する水−水熱交換器と、前記温水の流量または温度を調整する制御手段を備えることにより噴射手段への供給温度を可変するものであって、制御手段により容易に噴射手段への供給温度を可変することができるという作用を有する。
また、請求項4記載のサウナ装置は、加熱手段により加熱された空気を循環送風する加熱空気送風手段と、前記加熱手段は温水を熱源とした空気熱交換器であり、前記空気熱交換器への熱源から供給される温水の量を制御する加熱流量調整手段を備えたものであって、加湿空気に合わせて加熱空気温度を変化することができるため、リニアな温度湿度制御が可能となるという作用を有する。
また、請求項5記載のサウナ装置は、加湿手段は、水または温水を供給する給水手段と、前記給水手段から給水された水または温水を噴射する噴射手段と、前記噴射手段により噴射された水または温水を衝撃させて破砕する水破砕手段と前記水破砕手段により供給された水滴群を大粒の水滴と微細な水滴に分離し、大粒の水滴を回収する気液分離手段とにより構成したものであって、加湿空気が微細な水滴であるため、非常にクリアな空間を提供することができるという作用を有する。
また、請求項6記載のサウナ装置は、浴室内の湿度を検出する湿度検出手段と浴室内の温度を検知する浴室内温度検知手段を備え、前記湿度検出手段により検出した浴室内湿度と浴室内温度より必要加湿量を設定・制御する制御手段を備えたものであって、浴室内湿度を検知することにより過剰な加湿を避けることができ、浴室内を一定の加湿空気で満たすという作用を有する。
また、請求項7記載のサウナ装置は、水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に温水または水を導く配管路内に芳香手段を備えたものであって、リラクゼーション機能が増すという作用を有する。
また、請求項8記載のサウナ装置は、水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に温水を供給する温水供給手段と、前記噴射手段に冷水を供給する冷水供給手段と噴射温度を検知する噴射温度検知手段を備えた加湿手段であって、前記温水供給手段と前記冷水供給手段の比率を調整する冷温水配合手段を備えることにより、浴室内温度検知手段により検知した浴室内温度と前記噴射温度の温度差を20K以下とするものであって、浴室内温度検知手段により検知した浴室内温度と噴射温度の温度差を20K以下にするという作用を有する。
また、請求項9記載のサウナ装置は、温水供給手段の熱源をヒーターとするものであって、容易に熱源からの供給温度を可変するという作用を有する。
また、請求項10記載のサウナ装置は、空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された空気を送風する加熱空気送風手段と、空気を加湿する加湿手段と、前記加湿手段により加湿された加湿空気を送風する加湿空気送風手段と、吸込口および吹出口とを備え、前記加熱空気送風手段からの加熱空気と、前記加湿空気送風手段からの加湿空気を前記吹出口の手前で合流し、前記吹出口より加熱加湿空気を吹き出す構成としたサウナ装置であって、前記加熱空気は前記加湿空気より温度が高いものであって、加熱空気は加湿空気より温度が高いことため吹出口より吹出す加湿空気自体はやや相対湿度が低いものとなり結露しにくい状態で加湿空気が吹き出されるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3に示すように、浴室等よりなるサウナ対象室1の天井裏空間2にサウナ装置を形成する装置本体3を設け、装置本体3の下面に形成された開口部4は天井開口5を介してサウナ対象室1に連通している。また、装置本体3には水または温水を装置本体3に供給する給水管6および装置本体3から排出される水を排水する排水管7が接続され、一方熱源である給湯器8には熱源側温水循環回路として循環温水回路往路管9と循環温水回路復路管10とが接続され、サウナ対象室1または装置本体3内部を加熱、加湿する場合には、給湯器8から温水が循環温水回路往路管9を介して装置本体3に送り込まれるとともに、給水管6を介して市水が装置本体3に送水され、熱源からの循環温水は装置本体3内部で熱交換されたのち、循環温水回路復路管10を介して給湯器8に戻り給水管6より供給された市水の一部は加湿として使用され、加湿に使用されなかった水が排水管7より排水されるものである。
また、装置本体3は、一開口面を有した箱状で、内部に加湿手段11とサウナ対象室1の空気を装置本体3内部で温め循環送風する加熱空気送風手段21を有した加熱手段12と加湿空気温度制御手段を備えた制御手段13が内蔵され、加湿手段11は加湿空気送風手段14と、水破砕手段15と気液分離手段16と加湿空気温度可変手段17aとして供給温度調整手段17を備えた給水手段18と排水手段19と循環温水回路20から構成され、加湿空気送風手段14により、サウナ対象室1より加湿用吸込口22に吸い込まれた空気が水破砕手段15を通過し、気液分離手段16を通り加湿用吹出口23より吹き出される。一方、水破砕手段15には熱源として給湯器8から循環温水回路往路管9を介し循環温水回路入口接続部を通り水−水熱交換器24に送り込まれた温水と、給水手段18により送水される市水とで熱交換が行なわれ給水手段18と連通する水破砕手段15の構成要素である噴射手段25から噴射される。
また、装置本体3のサウナ対象室1である浴室に接した面には浴室内の温度を検知する浴室内温度検知手段26と加湿用吹出口23には加湿用吹出口23の直下温度を検知する加湿空気温度検知手段27が備えられている。
そして、噴射手段25から噴射された温水は水破砕手段15に設けた衝突ファン28よりなる衝突手段29に衝突し、微細水滴に砕かれ、砕かれた水滴は加湿空気送風手段14による空気流に乗り気液分離手段16を通過するが、気液分離手段16を加湿空気が通過するとき大粒な水滴と微細な水滴に分離され、微細な水滴のみが加湿用吹出口23より吹出される。
また、水破砕手段15は噴射手段25と衝突手段29を備え、圧力を有した水または温水を供給する給水手段18は噴射手段25であるノズルに連結され、圧力を有した水または温水をノズルより衝突手段29である衝突ファン28に向けて噴射するように設け、加湿空気送風手段14は、加湿送風用電動機30と、加湿送風用電動機30のシャフトに連結された衝突ファン28を備え、衝突ファン28は、例えばシロッコファンなどの遠心力ファンにより形成する。
また、衝突手段29は水または温水を衝突させて微細な水滴とする機能と送風機能を併せ持ち、それ自体が運転する衝突ファン28で形成され、噴射手段25であるノズルから噴射された水または温水は、加湿送風用電動機30により回転する衝突ファン28の羽根すなわち複数の衝突板31に衝突するように設け、ノズルからの噴射によりある程度微細化した水または温水をさらに回転体である衝撃ファン28に衝突させることにより微細な水滴となるように構成する。
そして、加湿空気温度制御手段としての制御手段13は加湿空気温度可変手段17aと浴室内温度検知手段26と加湿空気温度検知手段27と電気的に接続されている。
上記構成において、給水管6より送水した水は水−水熱交換器24に流入することとなるが、一方、水−水熱交換器24は熱源である給湯器8より温水が流入し内部を温水が通過することにより給水管6より送水した水が温まることとなる。この給水管6より送水した水の温まり方は給湯器8より送水される温水の温度・流量に左右される。水−水熱交換器24を通過した給水は、水または温水を供給する給水手段18から給水された水または温水を噴射する噴射手段25より噴射され、噴射手段25により噴射された水または温水を衝突させて破砕する水破砕手段15により細かい水滴に破砕され、気液分離手段16により大粒な水滴と微細な水滴に分離し、微細な水滴のみ含んだ加湿空気が加湿用吹出口23より吹出されることとなる。
また、水破砕手段15に回転する衝突ファン28を設けたことにより、衝突ファン28は加湿空気送風手段14と衝突手段29の働きを兼ね備えるため、コストパフォーマンスがよく、また、空間を有効に活用した水破砕手段15を構成でき、水を破砕する動力が衝突ファン28の回転数に依存するため、ノズルのみでの水滴の微細化であると水圧に加湿量が依存するが、本方式によると供給される水道水または温水の水圧に依存することなく一定の加湿量を供給することができる。
一方、加湿用吹出口23直下には加湿空気温度検知手段27が設けられ、また浴室側には浴室内温度検知手段26が設けられており、加湿用吹出口23の温度と浴室内の温度を制御手段13で比較し、電気的に接続した加湿空気温度可変手段17aにより給湯器8からの流量または温度を調整し、加湿用吹出口23の温度が浴室内温度に対し20K以内になるように調整する。これにより加湿用吹出口23で噴出される微細な水滴は結露を抑制した状態で浴室内に拡散されることとなり、微細な状態なままサウナ対象室1である浴室内部に広がるため使用者に水滴によるわずらわしさを与えることのない空間となるサウナ対象室1を提供でき、サウナ対象室1内での読書が可能となり、サウナ対象室1の利用範囲を広げることができ、また、水破砕手段15による水の衝突で水を微細化することにより、レナード効果により負イオンを多く含んだ空気をサウナ対象室1内に送風することができる。
なお、本発明では加湿空気温度検知手段27を吹出口23の直下温度の位置に設置したが、噴射手段25の温度を検知し換算してもよく、その効果に差異はない。
(実施の形態2)
実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1と重複する個所は同一記号とし説明は省略する。
図4〜図6に示すように、装置本体3には熱源である給湯器8から熱源側温水循環回路として循環温水回路往路管9と循環温水回路復路管10とが接続され、サウナ対象室1または装置本体3内部を加熱する場合には、給湯器8から温水が循環温水回路往路管9を介して装置本体3に送り込まれ、循環温水回路20により加熱流量調節手段32を介して空気熱交換器34を通過する。このとき、加熱空気送風手段21が駆動することによりサウナ対象室1の空気を加熱空気吸込口35より吸い込み、空気熱交換器34を介して加熱され加熱空気吹出口36よりサウナ対象室1に吹出すこととなる。一方、空気熱交換器34を通過した温水は熱交換され冷水となり循環温水回路復路管10を介して給湯器8に戻されるものである。
上記構成において、加湿用吹出口23直下には加湿空気温度検知手段27が設けられ、また浴室側には浴室内温度検知手段26と湿度検出手段33が設けられており、加湿用吹出口23の温度と浴室内の温度・湿度を制御手段13で比較することにより必要加湿量を推定し、電気的に接続した加湿空気温度可変手段17aと加熱流量調節手段32により給湯器8からの流量または温度を調整し、加湿用吹出口23の温度と加熱空気吹出口36の温度差が20K以内になるように調整しながら各々が最適流量となるように調整を行うものであり、これにより加湿用吹出口23で噴出される微細な水滴は結露を抑制した状態で浴室内に拡散されることとなり、効率的にサウナ対象室1をサウナ空間にすることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3について説明する。なお、実施の形態1、2と重複する個所は同一記号とし説明は省略する。
図7〜図11に示すように、浴室等よりなるサウナ対象室1の天井裏空間2にサウナ装置を形成する装置本体3を設け、装置本体3の下面に形成された開口部4は天井開口5を介してサウナ対象室1に連通している。また、装置本体3には水または温水を装置本体3に供給する給水管6および装置本体3から排出される水を排水する排水管7が接続され、一方熱源である給湯器8には熱源側温水循環回路として循環温水回路往路管9と循環温水回路復路管10とが接続され、サウナ対象室1および装置本体3内部を加熱するときには、給湯器8から温水が循環温水回路往路管9を介して装置本体3に送り込まれ、装置本体3内部で熱交換されたのち、循環温水回路復路管10を介して熱源である給湯器8に戻る動作となり、一方、サウナ対象室1または装置本体3内部を加湿するときには給水管6を介して市水が装置本体3に送水され、一部は加湿として使用され、残った水が排水管7を介して排水されるものである。
また、サウナ対象室1または装置本体3内部を加熱、加湿する場合には、給湯器8から温水が循環温水回路往路管9を介して装置本体3に送り込まれるとともに、給水管6を介して市水が装置本体3に送水され、熱源からの循環温水は装置本体3内部で熱交換されたのち、循環温水回路復路管10を介して給湯器8に戻り給水管6より供給された市水の一部は加湿として使用され、加湿に使用されなかった水が排水管7より排水されるものである。
また、装置本体3は、一開口面を有した箱状で、内部に加湿手段11と加熱手段12と制御手段13が内蔵され、換気手段37は装置本体3の側面に内部と連通して設けられ、制御手段13は加湿手段11と加熱手段12と排気手段38とを電気的に接続し、開口面には加湿用吸込口22と加熱空気吸込口35および加湿用吹出口23と加熱空気吹出口36を設けた内側パネル39と、内側パネル39との間に加湿用吸込口22と加熱空気吸込口35とに連通する吸込空気流路40が形成される外側パネル41を設け、天井面吸込口42を形成するとともに、外側パネル41にはサウナ対象室1に加熱加湿空気を吹き出す吹出口43を設け、この吹出口43の手前側に加湿用吹出口23より吹き出される加湿空気と、加熱空気吹出口36より吹き出される加熱空気が混合するように合流する合流室44を設ける。
また、加湿手段11は加湿空気送風手段14と、水破砕手段15と気液分離手段16と給水手段18と排水手段19と循環温水回路20から構成され、加湿空気送風手段14により、サウナ対象室1より加湿用吸込口22に吸い込まれた空気が水破砕手段15を通過し、気液分離手段16を通り加湿用吹出口23より合流室44に吹き出される。一方、水破砕手段15には熱源として給湯器8から循環温水回路往路管9を介し循環温水回路入口接続部を通り水-水熱交換器24に送り込まれた温水と、給水手段18により送水される市水とで熱交換が行なわれ給水手段18と連通する水破砕手段15の構成要素である噴射手段25から噴射される。
そして、噴射手段25から噴射された温水は水破砕手段15に設けた衝突ファン28よりなる衝突手段29に衝突し、微細水滴に砕かれ、砕かれた水滴は加湿空気送風手段14による空気流に乗り気液分離手段16を通過するが、気液分離手段16を加湿空気が通過するとき大粒水滴と微細な水滴に分離され、微細な水滴のみが加湿用吹出口23より合流室44に送られる。
また、加熱手段12は、空気熱交換器34と加熱空気送風手段21からなり、加熱空気送風手段21が駆動することにより、サウナ対象室1から加熱空気吸込口35を介して加熱手段12に送り込まれ、加熱手段12に備えた空気熱交換器34は給湯器8から循環温水回路往路管9を介し、循環温水回路入口接続部を通り水の流通の開閉を行なう加熱流量調節手段32を通過し空気熱交換器34に温水が供給され空気−水の熱交換が行なわれサウナ対象室1より吸い込まれた空気と熱源から送水された温水が空気熱交換器34で熱交換され加熱空気として加熱空気送風手段21を通り加熱空気吹出口36から合流室44に送られ、加湿用吹出口23より合流室44に吹き出された加湿空気と合流し加熱加湿空気が吹出口43よりサウナ対象1に送られる。
上記構成において、サウナ対象室1の天井面45に設けたサウナ装置を運転すると、内側パネル39と外側パネル41間に形成される吸込空気流路40に連通する加湿用吸込口22よりサウナ対象室1内の空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気は、内側パネル39に設けた加湿用吸込口22と加熱空気吸込口35より装置本体3内に吸い込まれ、加湿用吸込口22より吸い込まれた空気は加湿手段11により加湿され、加湿空気は加湿空気送風手段14を介して内側パネル39に設けた加湿用吹出口23より吹出口43の手前に設けた合流室44に送られる。
一方、内側パネル39に設けた加熱空気吸込口35より装置本体3内に吸い込まれた空気は、加熱手段12により加熱され、加熱空気は加熱空気送風手段21を介して内側パネル39に設けた加熱空気吹出口36より吹出口43の手前に設けた合流室44に送られ、合流室44により加湿空気と加熱空気を合流して混合し、合流した加熱加湿空気を外側パネル41に設けた加湿用吹出口23よりサウナ対象室1に送られ、サウナ対象室1がサウナ機能を持つこととなる。
このことにより、サウナ対象室1に吹き出される加熱加湿空気は温度湿度が均一となり、むらのない均一サウナ対象室1が得られるサウナ装置となる。
また、加湿手段11を、水または温水を供給する給水手段18と、給水手段18から給水された水または温水を噴射する噴射手段25と、噴射手段25により噴射された水または温水を衝突させて破砕する水破砕手段15と、気液分離手段16により大粒の水滴と微細な水滴に分離し、大粒の水滴を回収する気液分離手段16を設けることにより、加湿空気が微細水滴のみを含んだものとなり、合流室44で加熱空気が合流し相対湿度が低減され、加湿用吹出口23より吹き出される吹出空気内の温湿度分布が良くなり、水滴感のないサウナ対象室1を得ることができる。このことにより使用者に水滴によるわずらわしさを与えることのない空間となるサウナ対象室1を提供できるので、サウナ対象室1内での読書が可能となり、サウナ対象室1の利用範囲を広げることができ、また水破砕手段15による水の衝突で水を微細化することにより、レナード効果により負イオンを多く含んだ空気をサウナ対象室1内に送風することができる。
また、加熱空気送風手段21に加熱送風量を可変する加熱送風可変手段46を設け、加湿空気送風手段14に加湿送風風量を可変する加湿送風可変手段47を設けたことにより、加湿量はある範囲までは風量にほぼ比例となって増加するため、加湿量制御が行ない易く、温度制御と併せて低温低湿空間から高温高湿空間まで容易に温度湿度のコントロールを行なうことができる。
(実施の形態4)
実施の形態4について説明する。なお、実施の形態1〜3と重複する個所は同一記号とし説明は省略する。
図12〜図14に示すように、装置本体3には液状の芳香剤である芳香手段48を備えた給水管6が接続され、給水管6の内部を流通する水は芳香手段48により香りが付加される。芳香手段48は芳香剤と活性炭より形成され、水道水のカルキ臭を活性炭で除去した後芳香剤で香りを付加する構成としている。香りが付加された水は熱源であるヒーター49aを通過し、温水となり水破砕手段15に導かれ噴射手段25から噴射する。
一方 加熱手段12は加熱空気送風手段21とヒーター49bより形成され、加熱空気送風手段21が駆動することによりサウナ対象室1からヒーター49bを介して吹き出されることとなる。
また、加湿手段11のヒーター49aと加熱手段12のヒーター49bと浴室内温度検知手段26と加湿空気温度検知手段27は電気的に制御手段13と接続されている。
上記構成において、給水管6より導入した水は芳香手段48により水道水のカルキ臭を活性炭で除去した後芳香剤で香りを付加しヒーター49aに導かれ、加熱され加湿手段11の噴射手段25より香りの付いた温水を水破砕手段15に噴射することにより、加湿用吹出し口23からは香りを付加した加熱加湿空気がサウナ対象室1に吹き出されることとなる。
また、サウナ対象室1の温度を浴室内温度検知手段26で検知し、一方、加湿用吹出口23直下に設けた加湿空気温度検知手段27で加湿空気温度を検知することにより、浴室温度と吹き出し加湿空気温度の差が20K以内となるように制御手段13でヒーター49aとヒーター49bを制御するため、サウナ対象室1内は微細な香りを付加した温熱感のある水滴で満たされることとなり、香り、ウエット感、マイナスイオンによりリラクゼーションできる空間を創造することができる。
(実施の形態5)
実施の形態5について説明する。なお、実施の形態1〜4と重複する個所は同一記号とし説明は省略する。
図15〜図17に示すように、給水管6は装置本体3入口で分岐し、片側は温水供給手段50を介して水―水熱交換器24に導かれ、一方もう片側は冷水供給手段51を通過し、温水供給手段50からの流路と合流して噴射手段25へと導かれる構成である。噴射手段25の上流側には噴射温度検知手段52が設けられ電気的に冷温水配合手段である制御手段13と接続され、一方温水供給手段50と冷水供給手段51は電気的に冷温水配合手段である制御手段13に接続されている。噴射手段25から噴射した温水は水破砕手段15で微細に破砕され気液分離手段16で大粒の水滴を回収し微細な水滴のみを加湿用吹出口23からサウナ対象室1に送風する構成である。また、サウナ対象室1には温度を検知する浴室内温度検知手段26が備えられ、浴室内温度検知手段は電気的に冷温水配合手段である制御手段と接続されている。
上記構成において、サウナ対象室1内温度と噴射手段25上流の温度を検知し加湿用吹出口23から吹き出す加湿加熱空気温度がサウナ対象室1温度に対し20K以内となるように冷温水配合手段である制御手段13が温水供給手段50と冷水供給手段51を制御することで、加湿用吹出口23から吹き出される加熱加湿空気は結露することなくクリアな微細水滴のままサウナ対象室1内部に拡散されることとなる。
本発明にかかるサウナ装置は、高湿温風空気を吹出す構造によって、暖房装置と加湿装置を一体に設けた空気調和装置あるいは温度・湿度制御が必要な動植物の育成・保存分野にも適応できる。
本発明の実施の形態1のサウナ装置を設置した状態を示す斜視図 同サウナ装置の側面構成図 同サウナ装置の加湿手段の内部を示す側面構成図 本発明の実施の形態2のサウナ装置を設置した状態を示す斜視図 同サウナ装置の加湿手段の内部を示す側面構成図 同サウナ装置の側面構成図 本発明の実施の形態3のサウナ装置を設置した状態を示す斜視図 同サウナ装置の加湿手段の内部を示す側面構成図 同サウナ装置の側面構成図 同サウナ装置の設置した状態を示す側面構成図 同サウナ装置の底面構成図 本発明の実施の形態4のサウナ装置を設置した状態を示す斜視図 同サウナ装置の加湿手段の内部を示す側面構成図 同サウナ装置の側面構成図 本発明の実施の形態5のサウナ装置を設置した状態を示す斜視図 同サウナ装置の加湿手段の内部を示す側面構成図 同サウナ装置の側面構成図 従来のサウナ装置の構造図
符号の説明
11 加湿手段
12 加熱手段
13 制御手段
14 加湿空気送風手段
16 気液分離手段
17a 加湿空気温度可変手段
18 給水手段
21 加熱空気送風手段
24 水−水熱交換器
25 噴射手段
26 浴室内温度検知手段
27 加湿空気温度検知手段
33 湿度検出手段
34 空気熱交換器
43 吹出口
48 芳香手段
49a ヒーター
49b ヒーター
50 温水供給手段
51 冷水供給手段
52 噴射温度検知手段

Claims (10)

  1. 浴室内の空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された空気を循環送風する加熱空気送風手段と、空気を加湿する加湿手段と、浴室内の温度を検知する浴室内温度検知手段と、前記加湿手段により生成された加湿空気の温度を検知する加湿空気温度検知手段と、前記加湿手段により生成する加湿空気の温度を変化せしめる加湿空気温度可変手段とを備え、前記浴室温度検知手段により検知された浴室温度と前記加湿空気温度検知手段により検知された加湿空気の温度の差を20K以下に制御する加湿空気温度制御手段を備えたことを特徴とするサウナ装置。
  2. 水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に水または温水を供給する給水手段を備えた加湿手段であって、前記給水手段の温水の温度を調整する供給温度調整手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のサウナ装置。
  3. 熱源から供給された温水と水を熱交換する水−水熱交換器と、前記温水の流量または温度を調整する制御手段を備えることにより噴射手段への供給温度を可変することを特徴とする請求項2記載のサウナ装置。
  4. 加熱手段により加熱された空気を循環送風する加熱空気送風手段と、前記加熱手段は温水を熱源とした空気熱交換器であり、前記空気熱交換器への熱源から供給される温水の量を制御する加熱流量調整手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  5. 加湿手段は、水または温水を供給する給水手段と、前記給水手段から給水された水または温水を噴射する噴射手段と、前記噴射手段により噴射された水または温水を衝撃させて破砕する水破砕手段と前記水破砕手段により供給された水滴群を大粒の水滴と微細な水滴に分離し、大粒の水滴を回収する気液分離手段とにより構成した請求項1記載のサウナ装置。
  6. 浴室内の湿度を検出する湿度検出手段と浴室内の温度を検知する浴室内温度検知手段を備え、前記湿度検出手段により検出した浴室内湿度と浴室内温度より必要加湿量を設定・制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  7. 水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に温水または水を導く配管路内に芳香手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  8. 水または温水を噴射または供給する噴射手段と、前記噴射手段に温水を供給する温水供給手段と、前記噴射手段に冷水を供給する冷水供給手段と噴射温度を検知する噴射温度検知手段を備えた加湿手段であって、前記温水供給手段と前記冷水供給手段の比率を調整する冷温水配合手段を備えることにより、浴室内温度検知手段により検知した浴室内温度と前記噴射温度の温度差を20K以下とすることを特徴とする請求項1または2に記載のサウナ装置。
  9. 温水供給手段の熱源をヒーターとすることを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  10. 空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段により加熱された空気を送風する加熱空気送風手段と、空気を加湿する加湿手段と、前記加湿手段により加湿された加湿空気を送風する加湿空気送風手段と、吸込口および吹出口とを備え、前記加熱空気送風手段からの加熱空気と、前記加湿空気送風手段からの加湿空気を前記吹出口の手前で合流し、前記吹出口より加熱加湿空気を吹き出す構成としたサウナ装置であって、前記加熱空気は前記加湿空気より温度が高いことを特徴とするサウナ装置。
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