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JP2007201595A - ドライブ装置 - Google Patents

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Tetsuya Kawashima
鉄也 川島
Kohei Yamada
耕平 山田
Satoshi Sugawara
聡 菅原
Akira Yamazaki
彰 山崎
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Abstract

【課題】スイッチング電源等に用いられるドライブ装置において、消費電力が小さく、ドライブ回路を低耐圧素子で構成でき、また高速動作にも有利で、安定した動作が得られるようにする。
【解決手段】低電圧電源で動作する制御回路1からの信号をレベルシフト回路2を介して高電圧電源で動作するハイサイドドライブ回路3に入力し、MOSトランジスタPM1を駆動する。また、ハイサイドドライブ回路3の高電位側電源回路の電圧(PVDD)と低電位側電源回路の電圧(VS)間を定電圧電源8の低電圧Vbに固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング電源等に用いられるドライブ装置に関し、特に、低電圧電源で動作する半導体素子もしくはこの半導体素子を用いた電子回路の出力信号を受けて、高電圧電源で動作する半導体素子に信号を出力するレベルシフト回路及びそのレベルシフト回路の出力が入力されるドライブ回路を有するドライブ装置に関する。
DC−DCコンバータ等のスイッチング電源には、低電圧電源で動作する制御回路と、後段の高電圧電源で動作するMOSFETのドライブ回路を備えたものがあり、制御回路からの信号はレベルシフト回路を介してドライブ回路に入力される。図6はこのようなレベルシフト回路及びドライブ回路を有する従来のスイッチング電源の構成例を示す図である。制御回路1の出力信号はレベルシフト回路2を介してPチャネルのMOSトランジスタPM1を駆動するハイサイドドライブ回路3に入力されるとともに、インバータQ1を介してNチャネルのMOSトランジスタNM1を駆動するローサイドドライブ回路4に入力される。Vinは入力電圧、Voutは出力電圧である。
上記構成において、制御回路1は例えば3〜5V以下の低電圧VDDの低電圧電源で動作し、出力段の回路はそれより高い例えば5〜10V程度の高電圧PVDDの高電圧電源で動作する。出力段のMOSトランジスタPM1及びMOSトランジスタNM1を駆動するために、それぞれの動作電圧に応じたドライブ回路がそれぞれ用意されている。ハイサイドドライブ回路3は前段にレベルシフト回路2が接続されており、制御回路1からの低電圧電源の信号はレベルシフト回路2にて高電圧電源の信号に変換され、ハイサイドドライブ回路3は高電圧電源の下でその信号を受ける。
ここで、PチャネルのMOSトランジスタのゲート−ソース間耐圧は通常5V以下であるが、ハイサイドドライブ回路3は高電圧電源で動作するため、MOSトランジスタPM1のゲート−ソース間には例えば8Vの高電圧が印加され、耐圧を越えてしまう。このため、MOSトランジスタPM1には高耐圧のMOSトランジスタが必要となる。そこで、MOSトランジスタPM1のゲート−ソース間の電圧をクランプするクランプ回路を用いることが提案されている。
図7はクランプ回路を用いた従来のスイッチング電源の構成を示す図である。図示のように、ハイサイドドライブ回路3の出力端子と高電圧電源間に降伏電圧(ツェナー電圧)が5VのツェナーダイオードZD51を接続したクランプ回路5を挿入することで、例えば高電圧電源の電圧が8VとしてもMOSトランジスタPM1のゲート−ソース間電圧はツェナーダイオードZD51により5Vにクランプされ、耐圧以上の電圧が印加されることはない。
図8は上記クランプ回路5を用いた場合の降伏電流経路を示す図である。ここではハイサイドドライブ回路3がPチャネルのMOSトランジスタPM31とNチャネルのMOSトランジスタNM31のインバータで構成されている場合を示している。図示のように、ハイサイドドライブ回路3のMOSトランジスタNM31がオンし、出力段のMOSトランジスタPM1のゲートにL(Low)信号が入力されて出力段のMOSトランジスタPM1がオン状態のとき、クランプ回路5のツェナーダイオードZD51には降伏電圧Vzがかかり、MOSトランジスタNM31を通して降伏電流Izが流れる。このため、消費電流はその分増大する。
図9は一般的なドライブ回路の構成例を示す図である。ハイサイドドライブ回路3は、出力電圧に応じて徐々にMOSFETのサイズが大きくなるように、PチャネルのMOSトランジスタとNチャネルのMOSトランジスタからなるインバータを複数段並べて構成される。各段の入力側のPチャネルのMOSトランジスタのゲート−ソース間には高電圧がかかるため、各段において低電圧にクランプするためのツェナーダイオードが必要となり、クランプ回路による消費電流がさらに増大することとなる。
そこで、レベルシフト回路2にツェナーダイオードを用いて消費電力の低減を図ることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。図10はツェナーダイオードを用いたレベルシフト回路2の構成例を示す図である。この回路は、低電圧電源の信号VIを高電圧電源の信号VOにレベルシフトするもので、PチャネルのMOSトランジスタMp1,Mp2,Mp3とNチャネルのMOSトランジスタMn1,Mn2,Mn3がそれぞれ直列に接続され、MOSトランジスタMp1,Mp2,Mp3のそれぞれのゲート−ソース間にツェナーダイオードZd1,Zd2,Zd3が接続されている。またNチャネルのMOSトランジスタMn1,Mn2,Mn3には、それぞれ抵抗r1とr2、抵抗r3とr4、抵抗r5とr6の直列回路が接続され、抵抗r2,r4,r6と並列にNチャネルのMOSトランジスタMn11,Mn12,Mn13が接続されている。Mp4はPチャネルのMOSトランジスタ、6,7はワンショット回路、Q2はインバータである。
図11は図10の回路の各部の動作波形を示す図であり、ここでは上述の信号VI,VO、MOSトランジスタMn1を通して流れるドレイン電流ID1及びMOSトランジスタMp2のゲート電圧Vgを示している。ツェナーダイオードZd1,Zd2,Zd3によりそれぞれのMOSトランジスタMp1,Mp2,Mp3のゲート−ソース間電圧がクランプされるが、低電圧電源からの信号VIが立ち上がると(H(High)になると)、MOSトランジスタMn1がオン、MOSトランジスタMn2がオフになり、またワンショットパルスで制御されるMOSトランジスタMn11もオンとなり、MOSトランジスタMn1のドレイン電流ID1が最大値(max)で急激に流れる。これにより、MOSトランジスタMp2のゲート電圧Vgが低下し、降伏電圧Vzだけ電圧降下が起こる。この状態でワンショットパルスが切れてMOSトランジスタMn11がオフすると、上記ドレイン電流ID1は抵抗r1,r2を介して接地側に流れ込む。したがって、抵抗r2を高抵抗にすれば、ドレイン電流ID1は最小値(min)まで低下する。このようにして、ドレイン電流ID1を低電流に切り換えることで、消費電力の低減を実現している。なお、信号VIが立ち下がる場合も同様である。
また、この他にもツェナーダイオードを定電圧源として用いて消費電力を低減する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。図12はそのツェナーダイオードに換えて定電圧電源を用いたスイッチング電源の構成例を示す図である。ハイサイドドライブ回路3の低電位側電源である電圧VSの電源端子と接地端子との間に低電圧Vbの定電圧電源8が接続されている。その他は図6と同様の構成である。
上記構成により、MOSトランジスタPM1のハイサイドドライブ回路3にはPVDD−VSの電圧がかかることになる。ここで、高電圧電源の電圧PVDDを10Vとし、ハイサイドドライブ回路3を3Vの低電圧で動作させるためには、挿入する定電圧電源8に電圧7Vのものを用いればよい。これにより、ハイサイドドライブ回路3を低耐圧素子で構成でき、且つクランプ用のツェナーダイオードが不要となるので、消費電力を削減することができる。
特開平9−214317号公報 特開2005−167901号公報
しかしながら、上記のような従来のドライブ装置にあっては、高電圧電源に例えば電池等を用いた場合、接地間の電圧が変動するので、制御回路にかかる電圧も変動し、安定した動作が得られないという問題点がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、消費電力が小さく、ドライブ回路を低耐圧素子で構成でき、また高速動作にも有利で、安定した動作が得られるドライブ装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、接地電位と低電圧電源の出力電圧間で動作する半導体素子もしくは前記半導体素子を用いた電子回路の出力信号を受けて、高電圧電源で動作する半導体素子に信号を出力するレベルシフト回路及び前記レベルシフト回路の出力が入力されるドライブ回路を有するドライブ装置において、前記ドライブ回路の高電位側電源である前記高電圧電源の電圧と接地電位とは異なる前記ドライブ回路の低電位側電源の電圧との電位差が所定値以下の定電圧であることを特徴とするドライブ装置が提供される。
このようなドライブ装置によれば、ドライブ回路の高電位側電源である高電圧電源の電圧と低電位側電源の電圧との電位差が小さくかつ定電圧であるので、消費電力が小さく、ドライブ回路を低耐圧素子で構成でき、また高速動作にも有利で、安定した動作が得られる。
本発明のドライブ装置は、ドライブ回路の高電位側電源である高電圧電源の電圧と低電位側電源の電圧との電位差が小さくかつ定電圧であるので、消費電力が小さく、ドライブ回路を低耐圧素子で構成でき、また高速動作にも有利で、安定した動作が得られるという利点がある。
以下、本発明の実施の形態のドライブ装置を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態のドライブ装置の構成を示す図であり、図6及び図12と同一符号は同一構成要素を示している。このドライブ装置は、図6に示すドライブ装置と同様、低電圧電源で動作する半導体素子もしくはこの半導体素子を用いた電子回路である制御回路1の出力信号を受けて、高電圧電源で動作する半導体素子に信号を出力するレベルシフト回路2及びそのレベルシフト回路2の出力が入力されるハイサイドドライブ回路3を有するドライブ装置であり、図示していないが、MOSトランジスタNM1を駆動するローサイドドライブ回路は図6のローサイドドライブ回路4と同様の構成である。
また、ハイサイドドライブ回路3の高電位側電源である高電圧電源の電圧PVDDと低電位側電源の電圧VSとの電位差を小さくしている。具体的には、高電圧電源ラインに例えば5Vの低電圧Vbの定電圧電源8を接続し、そのマイナス側端子を上記電圧VSの電源端子と接続している。
上記のように構成されたドライブ装置においては、ハイサイドドライブ回路3はPVDD−VS間の電圧で動作するが、その電位差は低電圧Vbとなる。このため、ハイサイドドライブ回路3を構成しているMOSトランジスタのゲート−ソース間、ドレイン−ゲート間、ドレイン−ソース間のいずれの電位差も低電圧Vb以下になり、耐圧を越えることはない。したがって、ツェナーダイオードによるクランプ回路が不要になるとともに、ハイサイドドライブ回路3に高耐圧のMOSトランジスタを用いる必要がなく、低耐圧のMOSトランジスタでハイサイドドライブ回路3を構成することができる。また、MOSトランジスタのサイズを小さくでき、且つ高速動作にも優れたものになる。さらに、ツェナーダイオードのツェナー電圧を維持するための電流消費がなくなり、消費電力が小さなものとなる。
本実施の形態は、スイッチング電源のドライブ装置に適用した例を示しているが、ここで例えば低電圧電源の電圧VDDを3V、高電圧電源の電圧PVDDを10Vとして、具体的な動作を説明する。制御回路1は低電圧電源で動作し、同期整流素子であるMOSトランジスタNM1を駆動するためのローサイドドライブ回路も低電圧電源の下で動作し、制御素子(スイッチング素子)であるMOSトランジスタPM1を駆動するためのハイサイドドライブ回路3は高電圧電源の下で動作する。
MOSトランジスタPM1の制御に関しては、制御回路1からの信号はレベルシフト回路2で受け、その信号を高電圧レベルにシフトし、ハイサイドドライブ回路3に送る構成となっている。制御回路1及びレベルシフト回路2の低電圧電源側回路は、低電圧電源の電源端子とスイッチング電源の接地端子間で動作するため、3Vの低電圧で動作する。レベルシフト回路2の高電圧電源側回路及びハイサイドドライブ回路3は、高電圧電源の電源端子と電圧VSの電源端子間で動作するように接続することにより、10V−VSの電位差で動作する。制御素子であるMOSトランジスタPM1は、ソースが高電圧電源の電源端子に接続され、ドレインはスイッチング端子MにてMOSトランジスタNM1と接続されている。
ここで、上記スイッチング端子Mはスイッチング電源の出力端子であり、MOSトランジスタPM1及びMOSトランジスタNM1のドレイン−ソース間は最大10Vの電圧がかかる。このため、MOSトランジスタPM1及びMOSトランジスタNM1にはドレイン−ソース間耐圧が10V以上のものを使う必要があるが、本実施の形態では、高電圧電源の電源端子とハイサイドドライブ回路3の低電位側電源端子である電圧VSの電源端子との間に所定値(例えば低耐圧のMOSトランジスタの耐圧)以下である低電圧Vbの定電圧電源8を挿入している。これにより、ハイサイドドライブ回路3及びレベルシフト回路2の高電圧電源側回路には低電圧Vbしかかかることはなく、ハイサイドドライブ回路3及びレベルシフト回路2を低電圧で動作させることができる。
したがって、ハイサイドドライブ回路3には高耐圧の素子を使う必要はなく、クランプ回路も不要になるとともに、低耐圧の素子で構成できることにより、小面積で構成することができる。また、ハイサイドドライブ回路3の出力を受けるMOSトランジスタPM1のゲートにも低電圧しかかからないので、ゲート−ソース間の電圧をクランプするためのツェナーダイオードが不要となり、消費電流を抑えることができる。さらに、1MHzを超えるような高周波でスイッチングするスイッチング電源においても、周波数の制限なく実現することができる。また、本実施の形態では、図12の構成とは異なり、高電圧電源の電圧PVDDと電圧VS間の電圧を固定しているので、前述のように高電圧電源に例えば電池等を用いた場合でも、制御回路にかかる電圧が一定となり、安定した動作が得られる。
図2は上記レベルシフト回路2の具体的構成例を示す図である。このレベルシフト回路2は、インバータQ11〜Q14と、コンデンサC1、ダイオードD1,D2及び抵抗R11で構成され、1次側(低圧側)の高電位電源(Vint)及び低電位電源(GND)と、2次側(高圧側)の高電位電源(BOOT)及び低電位電源(M)と接続され、1次側の信号(in)を受けて、レベルシフトした信号(out)を出力する。インバータQ12,Q13と抵抗R11でラッチ回路を構成している。また、後段のインバータQ14は出力用(波形整形+バッファ)である。
図3は本発明の第2の実施の形態のドライブ装置の構成を示す図であり、図1と同一符号は同一構成要素を示している。このドライブ装置は、高電圧電源で動作するシリーズレギュレータ9を備え、このシリーズレギュレータ9の出力電圧を高電圧電源の電圧PVDDとの電位差が低電圧で一定になるように制御し、その出力電圧の出力端子をハイサイドドライブ回路3の低電位側電源の電源端子に接続している。その他の構成は図1のドライブ装置と同様である。
本実施の形態のドライブ装置においては、高電圧電源の電圧PVDD及びハイサイドドライブ回路3の低電位側電源の電圧VSが変動した場合でも、MOSトランジスタPM1を駆動するためのハイサイドドライブ回路3にかかる電圧は変動することなく、安定した動作が得られる。また、本実施の形態においても、ハイサイドドライブ回路3の高電位側電源である高電圧電源の電圧PVDDと低電位側電源の電圧VSとの電位差が小さいので、消費電力が小さく、ハイサイドドライブ回路3を低耐圧の素子で構成でき、また高速動作にも有利で、安定した動作が得られる。
図4は第2の実施の形態のシリーズレギュレータ9の構成例を示す図である。このシリーズレギュレータ9は、二つの抵抗R1,R2と制御素子であるNチャネルのMOSトランジスタNM91及び演算増幅器OP1で構成され、電源端子と演算増幅器OP1の非反転入力端子の間には基準電圧Vrefが接続される。そして、電源端子の電圧Viと出力電圧Voとの差(Vi−Vo)が常に一定となるように制御する。
このシリーズレギュレータ9では、差電圧(Vi−Vo)が例えば3Vの低電圧になるように抵抗R1,R2の値と電源回路の基準電圧を決定しておく。また、シリーズレギュレータ9の電源端子を電圧PVDDの高電圧電源の電源端子と接続し、電圧Voを出力する出力端子を電圧VSの電源端子と接続する。これにより、ハイサイドドライブ回路3には常に低電圧で一定の電圧(Vi−Vo)しかかからないことになる。したがって、図1の実施の形態と同様、ハイサイドドライブ回路3は低耐圧の素子で構成することができ、且つクランプ用のツェナーダイオードも不要となり、その分消費電流を抑えることができるとともに、電力変換効率も向上する。
図5は第2の実施の形態のシリーズレギュレータ9の他の構成例を示す図である。このシリーズレギュレータは、図4に示すシリーズレギュレータ9に演算増幅器OP2とNチャネルのMOSトランジスタMn92を追加した構成となっている。演算増幅器OP2の反転入力端子には基準電圧Vref1が入力され、演算増幅器OP1の反転入力端子には基準電圧Vref2が入力される。Ra,Rbは抵抗である。
上記のシリーズレギュレータにおいて、抵抗Rbに流れる電流IbはIb=Vref1/Rbであり、Vi−Vref2=Ra・Ib=(Ra/Rb)・Vref1となる。抵抗R1と抵抗R2の接続点の電位もVref2と同じである(仮想短絡)。そして、Vi−Vo=(Vi−Vref2)・(R1+R2)/R1=(Ra/Rb)・Vref1・(R1+R2)/R1となる。
なお、以上の各実施の形態では、高電圧電源ラインに定電圧電源8やシリーズレギュレータ9を挿入した場合を示したが、これは高電圧電源の電圧と接地電位の中間の電圧を有する中間電圧電源を備え、その中間電圧電源を低電位側電源としているものである。この他にも、高電圧電源の電圧を基準電圧として負電圧を生成する負電圧電源を備え、その負電圧電源の出力端子をドライブ回路の低電位側電源の電源端子に接続するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態のドライブ装置の構成を示す図である。 レベルシフト回路の具体的構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のドライブ装置の構成を示す図である。 第2の実施の形態のシリーズレギュレータの構成例を示す図である。 第2の実施の形態のシリーズレギュレータの他の構成例を示す図である。 レベルシフト回路及びドライブ回路を有する従来のスイッチング電源の構成例を示す図である。 クランプ回路を用いた従来のスイッチング電源の構成を示す図である。 クランプ回路を用いた場合の降伏電流経路を示す図である。 一般的なドライブ回路の構成例を示す図である。 ツェナーダイオードを用いたレベルシフト回路の構成例を示す図である。 図10の回路の各部の動作波形を示す図である。 ツェナーダイオードに換えて定電圧電源を用いたスイッチング電源の構成例を示す図である。
符号の説明
1 制御回路
2 レベルシフト回路
3 ハイサイドドライブ回路
4 ローサイドドライブ回路
8 定電圧電源
9 シリーズレギュレータ
PM1 PチャネルのMOSトランジスタ
NM1 NチャネルのMOSトランジスタ

Claims (4)

  1. 接地電位と低電圧電源の出力電圧間で動作する半導体素子もしくは前記半導体素子を用いた電子回路の出力信号を受けて、高電圧電源で動作する半導体素子に信号を出力するレベルシフト回路及び前記レベルシフト回路の出力が入力されるドライブ回路を有するドライブ装置において、
    前記ドライブ回路の高電位側電源である前記高電圧電源の電圧と接地電位とは異なる前記ドライブ回路の低電位側電源の電圧との電位差が所定値以下の定電圧であることを特徴とするドライブ装置。
  2. 前記高電圧電源の電圧と接地電位の中間の電圧を有する中間電圧電源を備え、
    前記中間電圧電源を前記低電位側電源とすることを特徴とする請求項1記載のドライブ装置。
  3. 前記高電圧電源の電圧を基準電圧として負電圧を生成する負電圧電源を備え、
    前記負電圧電源の出力端子を前記ドライブ回路の前記低電位側電源の電源端子に接続したことを特徴とする請求項1記載のドライブ装置。
  4. 前記高電圧電源で動作するシリーズレギュレータを備え、
    前記シリーズレギュレータの出力電圧を前記高電圧電源の電圧との電位差が低電圧で一定になるように制御し、前記出力電圧を出力する前記シリーズレギュレータ出力端子を前記ドライブ回路の前記低電位側電源の電源端子に接続したことを特徴とする請求項1記載のドライブ装置。
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