JP2007194565A - チョークコイル及びノイズフィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】チョークコイルは第1コア部23と第2コア部31とが一体に形成され一部30を共有しているコア22と、第1コア部に第1コイル40が装着されて成る第1チョークコイル60と、第2コア部に第2コイル50が装着されて成る第2チョークコイル62と、第1チョークコイルの第1コア部を固定するホルダ65と、から成る。第1コア部と第2コア部が一体であるため、各コア間に空間を設けることが不要であり、かつ、ホルダも1ヶでコアを固定可能である。また、第2チョークコイルは1ターンで貫通したバスバーで構成し、第2コアのギャップ部を挿入孔として使用できる。以上よりチョークコイルの構造の簡素化、小型化が可能となる。
【選択図】図2
Description
請求項2のチョークコイルによれば、第1コア部の第1ギャップ及び第2コア部の第2ギャップが、第1コア部と第2コア部との共有部分以外の部分に形成されている。そのため、第1コア部と第2コア部とが一体であるにも拘わらず、第1コイルの磁束と第2コイルの磁束との相互干渉を防止でき、チョークコイルの電流を平滑する作用を妨げることは無い。
コアは磁性材料から成り、第1コイルが装着される第1コア部と、第2コイルが装着される第2コア部が一体である。「一体」とは同一材料から同時に形成され、一部を共有し両者間につなぎ目がないとの意味である。
インダクタンスを大きく設定する必要が有る場合、コア部に装着されるコイルは2ターン以上の巻き数を設定することが望ましいが、インダクタンスを小さく設定できる場合には、略長方形のバスバーで、コア内部を貫通させる1ターンのコイルとして使用可能である。
第1チョークコイル及び第2チョークコイルはスイッチング素子を含む機器(例えば電力変換器等)の近くに配置され、これらを流れる電流のリプルを除いて電流を平滑することにより、外部へノイズが放出されることを防止する。一般的に第1チョークコイルは、低周波数のリプルを抑制するためにインダクタンスを大きく設定し、第2チョークコイルは高周波数のリプルを抑制するためインダクタンスを小さく設定することが可能である。
ホルダは第1チョークコイルの第1コア及び第2チョークコイルの第2コアを機器に固定するものである。なお、本発明では第1コアと第2コアが一体であるため、ホルダは1ヶで固定可能である。
第2発明のノイズフィルタは第1発明の第1及び第2チョークコイルと、二つのコンデンサとを含む4次フィルタである。第1チョークコイル及び第2チョークコイルが直列に配置され、第1コンデンサ及び第2コンデンサの一端が各チョークコイルの一端に接続されている。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。
図1のDC−DCコンバータにおいて、トランス10の1次コイル11と直列にスイッチング素子(トランジスタ)15が接続され、このスイッチング素子15は制御回路(不図示)により所定の周波数でオンオフされる。トランス10の2次コイル12には整流用第1ダイオード17及び第2ダイオード18が接続され、その下流にノイズフィルタ(平滑回路)20が配置されている。ノイズフィルタ20は高位ライン21に挿入された第1チョークコイル60及び第2チョークコイル62と、高位ライン21と低位ライン22との間に挿入された第1コンデンサ55及び第2コンデンサ57とを含む。
このDC−DCコンバータにおいてトランジスタ15がオンしている期間は、トランス10の1次コイル11に入力電圧が印加され、2次コイル12に電圧が誘起される。この誘起電圧は第1ダイオード17の順方向電圧となり、負荷(不図示)に電流が流れ、第1及び第2チョークコイル60及び62にエネルギが蓄えられる。トランジスタ15がオフすると、1次コイル11への電力供給が停止し、第1及び第2チョークコイル60及び62に蓄えられたエネルギが第2ダイオード18を通して負荷に流れる。
このチョークコイルによれば以下の効果が得られる。まず、コア22の第1コア部23及び第2コア部31が一体に形成されているので、コア22を収容固定するホルダ65が一つで済む。つまり、ホルダ65で第1コア部23を固定すれば、第1コア部23と一体の第2コア部31もホルダ65で固定される。また、一体である第1コア部23と第2コア部31との間に空間や隙間がないので、コア22全体の体格は、余分なスペースが無いため小さく構成できる。
23:第1コア部 28:コイル収容空間
31:第2コア部 33:コイル収容溝
40:第1コイル 50:第2コイル
55:第1コンデンサ 57:第2コンデンサ
60:第1チョークコイル 62:第2チョークコイル
65:ホルダ
Claims (5)
- コア部にコイルが装着されている2ヶ以上のチョークコイルから成り、該第1コア部と該第2コア部、又は該第2以上のコア部の少なくとも1部以上が共有し、1体に形成されているコアを有するチョークコイル。
- 前記各コア部の共有部分以外の部分に、各々のギャップが形成されている請求項1に記載のチョークコイル。
- 前記の各ギャップは前記各コイルに対し、各々のコア部への挿入孔を少なくとも1ヵ所以上兼ねている請求項2に記載のチョークコイル。
- 前記各コイルは1ターンで各コア部を貫通する構成を少なくとも1ヵ所以上持つ請求項3に記載のチョークコイル。
- 直列に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルの各端部に、一端が接続されたコンデンサと、から成り、
該各チョークコイルは前記請求項に記載のチョークコイルであるノイズフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006013847A JP2007194565A (ja) | 2006-01-23 | 2006-01-23 | チョークコイル及びノイズフィルタ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006013847A JP2007194565A (ja) | 2006-01-23 | 2006-01-23 | チョークコイル及びノイズフィルタ |
Publications (1)
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JP2007194565A true JP2007194565A (ja) | 2007-08-02 |
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ID=38449992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006013847A Pending JP2007194565A (ja) | 2006-01-23 | 2006-01-23 | チョークコイル及びノイズフィルタ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007194565A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011216802A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Denso Corp | 電子回路装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001298948A (ja) * | 2000-04-13 | 2001-10-26 | Cosel Co Ltd | シングルフォワードコンバータの平滑回路 |
JP2005183928A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Marvell World Trade Ltd | 直流電流の飽和を減少させる電力コイル |
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2006
- 2006-01-23 JP JP2006013847A patent/JP2007194565A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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