JP2007194304A - インプリント装置およびインプリント方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】インプリント技術において、金型の変形を避けつつ金型と被転写体を密着させ正確な微細パターンを転写可能にする。
【解決手段】インプリントチャンバ101と、該インプリントチャンバの金型107対向面上に配置された補助チャンバ108と、両者を繋ぐ配管111と、該配管途中にあって両チャンバ間の流体を制御するバルブ112と、各チャンバの排気機構として真空ポンプ115と、被転写体105の移動機構102とを有するインプリント装置により達成される。本装置により、インプリントチャンバの圧力に合わせて補助チャンバ内の圧力を任意に調整することが可能であり、圧力差による金型の変形を避けることが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】インプリントチャンバ101と、該インプリントチャンバの金型107対向面上に配置された補助チャンバ108と、両者を繋ぐ配管111と、該配管途中にあって両チャンバ間の流体を制御するバルブ112と、各チャンバの排気機構として真空ポンプ115と、被転写体105の移動機構102とを有するインプリント装置により達成される。本装置により、インプリントチャンバの圧力に合わせて補助チャンバ内の圧力を任意に調整することが可能であり、圧力差による金型の変形を避けることが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、微細な凹凸パターンが形成された金型を被転写体に押し付けて、金型の凹凸パターンを被転写体に転写するインプリント方法及びインプリント装置に関する。
半導体,磁気記録,光記録技術などの進展に伴い、微細加工技術への要求が著しい。従来、幅広く用いられてきた光リソグラフィ法は使用する光の回折により最小加工寸法に制限が生じるため、近年では光リソグラフィ法に代わる微細加工技術が求められている。
電子線リソグラフィ(EBL)は200nm以下の構造を作製することのできる方法として研究開発および一部においては実用化が行われている。しかしながらEBLにおいてはスループットが低いことが問題とされている。また、X線リソグラフィ法はスループット向上の可能性はあるものの、X線源,マスクなどの問題のため実用化には至っていない。
インプリント技術は比較的安価に微細構造を作製する技術として注目を集めている。本技術は、予め形成された凹凸形状を被転写体に押し当てて転写し、もとの凹凸形状を複製する方法である。インプリント技術は大別すると熱により金型形状を被転写体に転写する熱インプリントと、光により転写する光インプリントの2つのタイプに分類することができる。熱インプリントの例として、SiO2 に形成されたパターンを金型とし、このパターンをSi基板上に塗布されたレジストに転写することにより直径25nm程度の構造を作成する方法が報告されている。また、光インプリントの例として、線幅5nmの構造の作製に成功した例が報告されている。
インプリント技術においては基板と被転写体の密着性が重要となる。密着性を確保するために樹脂など柔軟な材料を金型として用いてパターン転写を行うことが知られている。このように柔軟な金型を用いる方法は基板のうねりなどに対応できる反面、金型自身が変形してしまうため、特に微細な構造を正確に転写する場合には問題となると考えられる。従って微細な構造を正確に転写する場合には金型はある程度の硬さが求められる。
インプリント工程において基板下部と金型上部を気体によって加圧する方法が開示されている(特許文献1参照)。該開示においては流体により大気圧以上の圧力を印加し、金型と被転写体の密着を高める方法が述べられている。
光インプリント技術においては被転写体に光を照射する必要があるため、金型もしくは基板側の材料としてガラス,石英,透光性樹脂などが用いられることが多い。金型もしくは基板を透過して光を照射する必要があるために厚い金属を両側に配置し並行平板で圧力を印加することは困難である。このように光インプリントにおいては金型もしくは基板の透光性を保ちつつ大きな圧力を印加することが困難であり、大面積に渡る高精度のパターン転写の障害となっている。
熱インプリント技術においては、被転写体にパターンを転写する目的では光を照射する必要はないため、金型と被転写体を塗布した基板とを金属の並行平板で大きな圧力を印加することが可能である。しかしながらこのような手法で大きな圧力を印加する場合、両側からプレスする板の平行度,表面平坦性などに起因する問題のため、必ずしも金型と被転写体の間においては一様な圧力分布が得られるとは限らない。これに対して、並行平板での圧力印加に代えて、金型の下部に空孔部を備え該空孔部に圧縮性気体もしくは液体を注入することにより金型と基板の間に応力を印加する装置が知られている(特許文献2参照)。このように気体を用いて圧力印加をする場合はプレス板に起因する問題は避けることが可能である。
なお、2P成形装置として金型を含むチャンバ全体を真空に引く方法が知られている
(特許文献3参照)。
(特許文献3参照)。
本願発明者らは硬質の金型及び基板を用いた場合、インプリント工程中において、パターンの転写時に金型と被転写体の間に気体が封入されやすく、このとき気体が気泡として残留していると金型と被転写体の密着を阻害することを見出した。各気泡の体積が転写するパターンに比べて十分小さい場合は気泡の存在は無視することも可能であるが、転写パターンが小さくなることに伴い、残留気泡の問題は相対的に大きくなる。また、光インプリントにおいては被転写体の材料によっては酸素雰囲気下では硬化しにくい、いわゆる酸素阻害、という問題が発生することがある。これらの問題を回避するため、インプリント時においては金型と被転写体の間の残留気体はなるべく少ないことが望ましい。即ち、インプリントチャンバ内において金型と被転写体との間の空間の圧力を真空ポンプなどによって低くする機構が望まれる。しかしながら金型と被転写体との間の空間の圧力のみを低下させると、該空間と金型上部との圧力差のため、金型が変形してしまう問題が発生する。金型の変形が許容寸法内に収まる場合は問題ないが、変形量が許容範囲を超えてしまうと正確なパターン転写の観点から問題となる。更に変形が大きくなった場合、金型の破損も起こりうる。金型と被転写体の間の空間および金型上部を含むインプリントチャンバ全体の圧力を下げることにより金型自体の変形を減らすことは可能であるが、この場合は全系で同じ圧力となるため、金型への圧力印加は困難である。
上記の特許文献1〜3では被転写層と金型の間の残留気体に関する問題については述べられていない。また、特許文献3では、チャンバ全体を真空に引く方法が示されているが、金型の形状(反り)を制御することは困難である。
本発明の目的は、金型の変形を避けつつ金型と被転写体を密着させ正確な微細パターンを転写可能にすることである。
本発明は、金型と被転写体の間の圧力制御と同時に、金型の対向面においても独立に圧力の制御を行い、金型の歪を制御することを主要な特徴とする。
本発明は、インプリントチャンバと、該インプリントチャンバの金型対向面上に配置された補助チャンバと、両者を繋ぐ配管と、該配管途中にあって両チャンバ間の流体を制御するバルブと、各チャンバの排気機構として真空ポンプと、被転写体の移動機構とを有するインプリント装置である。
また、本発明は、凹凸パターンが形成された金型の裏面を露出して保持可能な開口部を備えたインプリントチャンバと、前記インプリントチャンバ内に配置され、被転写体を固定及び移動可能な移動機構と、前記金型の裏面側を覆うように配置された補助チャンバと、前記インプリントチャンバ及び補助チャンバに設けられた配管を通して、前記インプリントチャンバ及び補助チャンバ内の圧力を制御する排気加圧機構と、前記インプリントチャンバと前記補助チャンバとを連結する配管に両チャンバ間を流れる流体量を制御するためのバルブを備えた配管とを有するインプリント装置である。
本発明のインプリント装置では、金型上部に補助チャンバを有し、補助チャンバとインプリントチャンバの間はバルブを介して配管が繋がっている。このため、インプリントチャンバの圧力に合わせて補助チャンバ内の圧力を任意に調整することが可能であり、圧力差に起因する金型の変形を避けることが可能となる。また、インプリント時に排気加圧機構により、チャンバ内を減圧することにより残留気泡の問題を解決することができる。
金型の変形を避けつつ金型と被転写体を密着させ正確な微細パターンを転写可能な装置及び方法を提供することができる。また、金型の撓みが減少するため金型寿命が長くなる利点も得られる。
金型の撓みを制御し平面を保ちつつ、静水圧印加により効果的に金型と被転写体を密着させる機構を実現した。
図1は本発明の実施例を示す模式図である。本実施例においてはインプリントチャンバ101内においてインプリントを行う。被転写体105は基板104の上に塗布されてインプリントチャンバ101に導入される。ただし基板104は必ずしも必要ではなく、被転写体105が自身を支える強度がある場合は被転写体105のみでも構わない。本実施例においては基板104としてはガラス板、被転写体105としては光硬化樹脂を用いた。移動機構102はx,y,zの3軸並進、回転θが可能となっている。また、傾きを補正するためにボールジョイントが具備されている。また、移動機構内には圧力センサが組み込まれており、印加した応力をモニタすることが可能である。更に移動機構上には温度制御機構103が備えられている。温度制御機構には温度センサを含んでいる。温度制御機構103では加熱及び冷却が可能であるが、光インプリントのみを使用する場合には本機構は無くても構わない。また、光インプリント,熱インプリントのどちらにおいても冷却機構が不要な場合は具備しなくても構わない。
本図では省略されているが、基板104及び被転写体105をインプリントチャンバ
101内に導入する機構が備えられている。これはロボットアームよりなり、インプリントチャンバ101の搬入口を通して基板の出し入れを行う。搬入された基板104は移動機構102上に固定される。金型106はインプリントチャンバ101の上部に設けられた開口部にシール107を介して固定されている。
101内に導入する機構が備えられている。これはロボットアームよりなり、インプリントチャンバ101の搬入口を通して基板の出し入れを行う。搬入された基板104は移動機構102上に固定される。金型106はインプリントチャンバ101の上部に設けられた開口部にシール107を介して固定されている。
本実施例では、金型106として合成石英を使用した。金型106の上部(金型のパターンが形成されていない裏面側)には補助チャンバ108が具備されている。補助チャンバ108の上部は透光部109を有し、光源110からの光を通すことが可能である。透光部109は補助チャンバ内圧力と大気圧の差に耐える必要がある。このため、本実施例では、透光部109として10mm厚の合成石英を使用した。図示はしないが透光部109を通して金型106を観察することも可能であるため、必要に応じて透光部109の上に顕微鏡などの観察機構を備えてもよい。観察機構を備えた場合、アライメント機構として使用することも可能である。光源110は光インプリント時に使用する光硬化材料の感度分布に適合した波長を含む必要がある。本実施例では、光源110として高圧超高圧水銀灯を使用した。なお、熱インプリントのみを行う場合には光源110は不用であり、更にアライメントや観察も必要ない場合は透光部109も不用である。なお、本実施例では透光部109を補助チャンバ108に設けたが、インプリントチャンバ101に設けることも可能である。
各チャンバからは配管111を通して排気加圧機構115に繋がっている。インプリントチャンバと補助チャンバの間にはバルブ112,インプリントチャンバと排気加圧機構115の間にはバルブ113,補助チャンバ108と排気加圧機構115の間にはバルブ114が具備されている。バルブ112の両側の配管はインプリントチャンバ101と補助チャンバ108を繋ぐバイパス経路となり、バルブ112の開閉にインプリントチャンバ101と補助チャンバ108との間を流れる流体量を制御可能な構造となっている。この部分のコンダクタンスは両チャンバの圧力差を決定する支配的な要素となるため、この部分にはなるべく太い配管を使用しコンダクタンスを低下させることが望ましい。図示はしていないが、本目的のために複数の配管によりバイパス経路を形成しても構わない。この場合は各バイパス経路にはそれぞれバルブを備えておく必要がある。この場合、各バルブを全て手動で操作することも可能であるが、作業効率の観点からはバイパス経路の全バルブの制御を一括して行う制御機構を備えていることが望ましい。また、作業効率の観点から本図記載の排気加圧機構115とは別にインプリントチャンバ101,補助チャンバ108にそれぞれリークバルブを具備してあると望ましい。
また、図示されていないが光源110からの光は有害である場合があるので必要に応じて遮蔽機構や安全装置を設けることが望ましい。更に移動機構102,温度制御機構103などと連動した安全機構を具備していることが望ましい。全体の制御はパーソナルコンピュータを用いて行い、制御と同時に動作時の温度,圧力などをモニタして記録及び表示することが可能である。
実施例1の装置を用いてインプリントを行う場合のプロセスを図1および図2を用いて説明する。図2は本プロセス中のインプリントチャンバ,補助チャンバの圧力及びその両者を繋ぐバルブの様子を纏めたものである。図2の工程名において括弧で示した3項,6項及び9項は省略可能であることを示す。また各項目内の圧力表示は目安であり、使用する材料や必要とするパターン寸法に応じて変化させる必要がある。
金型106は予めEBLおよびドライエッチングを用いて凹凸パターンを形成している。パターンによってはEBLに代えて他の微細加工法、例えば、X線リソグラフィ,イオンビームリソグラフィ,操作プローブ顕微鏡リソグラフィ,光リソグラフィ,収束イオンビーム(FIB)加工などを用いても構わない。必要パターン完成後に凹凸構造表面上にインプリント後の剥離が容易になるように離型処理を行っておく。完成した金型106は以下に説明するインプリント工程に先立ってインプリントチャンバに固定しておく。
基板104上に被転写体105を塗布する。このとき塗布は一様な膜状であっても不連続な液滴状であっても構わない。本実施例では被転写体105としてPAK−01(東洋合成社製)を使用した。塗布時の該被転写体105は液体であった。
(1)基板導入。被転写体105を塗布した基板104をインプリントチャンバ101に導入し、移動機構102上に固定した。本実施例では温度制御機構103は移動機構
102に組み込まれてはいるが、被転写体105として光硬化材料を使用したため、温度制御機構103は使用しなかった。
102に組み込まれてはいるが、被転写体105として光硬化材料を使用したため、温度制御機構103は使用しなかった。
(2)排気。バルブ112,バルブ113,バルブ114を開き、排気加圧機構115によりインプリントチャンバ101および補助チャンバ108の排気を開始する。このとき、インプリントチャンバ101と補助チャンバ108の圧力が異なると金型106が撓む原因となるため、両者の圧力差が金型106の撓み許容量を超えないように排気速度の調整を行う。排気速度の調整はバルブ113,バルブ114を用いて行う。もちろん、排気加圧機構115を複数用意し、それぞれ独立にインプリントチャンバ101と補助チャンバ108に接続しても構わない。但し、この場合でもインプリントチャンバ101と補助チャンバを繋ぐ配管およびバルブ112は具備していることが望ましい。本実施例においては排気加圧機構に真空ポンプを使用し、各チャンバ内圧力が10Pa程度となるまで真空引きを行った。必要な真空度は使用する被転写体の種類や必要なパターンの大きさによって決定する必要がある。
(3)アライメント。インプリントチャンバ101内の圧力が必要な値まで下がった後にインプリントチャンバ101内で移動機構102を用いて金型106と基板104の相対的な位置関係を調整した。金型106及び基板104には予め位置決め用のマークをつけておく。
必要とする精度によっては位置決めマークは必ずしも必要ではなく、基板の外周部などを基準に位置決めを行っても構わない。また位置決めが必要ない場合にはアライメントは行わなくてもよい。またアライメントはインプリントチャンバ排気前に行っても構わないが、排気時に位置ずれが発生する可能性があるため、可能であれば排気後に行うことが望ましい。
(4)金型接触。引き続き、移動機構102を用いて基板104を上昇させる。基板導入時の金型106と基板104の傾きは移動機構102内のボールジョイントにより補償され、両者は接触する。この時点で巨視的な観点からは両者は接触しているが、基板104や金型106自身のうねりなど細かい凹凸構造には追従できていない部分がある。ただし、予めインプリントチャンバ101は排気してあるため、凹凸に起因する非接触部分内の残留気体は無視できる量以下である。
(5)密着。次にバルブ112及びバルブ113を閉じる。バルブ114は開けたまま排気加圧機構115を停止させて補助チャンバ108を大気圧に戻す。この工程によりインプリントチャンバ101は低圧、補助チャンバ108は大気圧となるため、その圧力差に応じた静水圧が補助チャンバ108内の金型106に印加される。静水圧は場所に依らず等しい圧力が加わるため、金型106への均一な加圧が可能となる。この状態において基板104や金型106自身のうねりなど細かい凹凸構造にも追従した密着が完成する。このとき基板104上の被転写体105は液体状であるため、金型106の微細パターンに応じて変形し、所望の形状となる。なお基板104や金型106が柔らかいか、被転写体105が十分厚くかつ低粘度であるなどの理由により(4)の工程で金型106と被転写体105の間に必要十分な密着が得られていた場合には本工程は省略可能である。ただし、一般には透光性の石英を金型106として使用し、パターンの面内方向大きさが200nmよりも小さな構造を作成する場合は本工程を行うことが望ましい。
(6)強密着。必要に応じて更に補助チャンバ内を更に加圧することにより、金型106により大きな静水圧を印加することも可能である。なお、本工程は金型106や基板104の硬度、被転写体105の厚さや粘度などにより(5)の工程で金型106と被転写体
105の間に必要十分な密着が得られていた場合は省略可能である。
105の間に必要十分な密着が得られていた場合は省略可能である。
(7)露光。静水圧印加下で金型106と被転写体105,基板104を密着させた状態で、光源110から光を照射する。本実施例では紫外光を照射して被転写体105を硬化させた。被転写体105の種類や金型106,透光部109の光の透過率,厚さに応じて照射量は異なるため、被転写体105が十分硬化する条件で照射する必要がある。
(8)剥離。被転写体105が硬化後、バルブ113を開けてインプリントチャンバ
101に大気を導入する。移動機構102を下げていくことにより金型106と被転写体105を剥離する。
101に大気を導入する。移動機構102を下げていくことにより金型106と被転写体105を剥離する。
(9)負圧印加剥離。剥離前にバルブ112を閉じて補助チャンバを排気し、インプリント時とは逆の圧力分布を作り出してもよい。本手法によると金型106に周辺部から僅かな撓みを作り出すことができるため、剥離時の力を減らすことができ、剥離を容易に行うことが可能となる。またパターン精度の向上に役立つ。本工程が不必要な場合は省略可能である。
(10)取り出し。剥離後、被転写体105を含む基板104を取り出すことでインプリント工程は終了する。
実施例1の装置を用いてインプリントを行う場合の別のプロセスを説明する。本実施例では実施例1の装置の光源110および透光部109を省略した。また、金型106は合成石英に代えて酸化シリコンを使用した。金型106には予めパターン表面上に必要な離型処理を行っておく。また移動機構102は実施例2において使用したものと比べ、1
MPa以上の圧力に耐えうるように頑丈な構造に変更した。
MPa以上の圧力に耐えうるように頑丈な構造に変更した。
初めに基板104上に被転写体105を塗布する。本実施例においては基板104としては単結晶シリコンを使用した。また、被転写体105としてポリスチレン(PS)を有機溶媒に溶かして使用した。PS溶液を基板104上に塗布後、プリベークにより有機溶媒を蒸発させ、基板104上にPS膜が積層されている構造とした。もちろん必要に応じて基板104とPS層の間には密着層やハードマスクなどの機能を持つ層を挿入しても構わない。引き続き該基板104をインプリントチャンバ101に導入した。本実施例においては予め移動機構102の位置と金型106の相対的な位置を機械的に決めておき、基板104導入後の相対的な位置関係の調整(アライメント)は省略した。引き続き、排気加圧機構115によりインプリントチャンバ101および補助チャンバ108の排気を開始する。このとき、インプリントチャンバ101と補助チャンバ108の圧力が異なると金型106が撓む原因となるため、両者の圧力差が金型106の撓み許容量を超えないように排気速度の調整を行う。排気速度の調整はバルブ113,バルブ114を用いて行う。
インプリントチャンバ101内の圧力が100Paまで下がった後に、移動機構102を用いて被転写体105と金型106の最上部が接触するまで基板104を上昇させる。基板導入時の金型106と基板104の傾きは移動機構102内のボールジョイントにより補償される。この時点で巨視的な観点からは両者は密着するが、特にPS膜は固体であるため基板104や金型106自身のうねりや転写パターンなど凹凸構造には追従できていない部分がある。引き続き、温度制御機構103により基板104および被転写体105を加熱する。加熱温度は使用する被転写体105の種類や作成する構造の大きさなどにより変化するが、本実施例では130℃とした。加熱後、被転写体105が軟化した後にバルブ112及びバルブ113を閉じる。バルブ114は開けた状態で排気加圧機構115を停止させて補助チャンバ108を大気圧に戻した。この工程によりインプリントチャンバ101は低圧、補助チャンバ108は大気圧となるため、その圧力差に応じた静水圧が補助チャンバ108内の金型106に印加される。更に補助チャンバ内を更に加圧することにより、金型106により大きな圧力を印加した。本実施例においては1MPa(〜
10気圧)の圧力を印加した。この状態において基板104や金型106自身のうねりやパターン構造に追従した密着が完成し、被転写体105は金型106の微細パターンに応じて変形し、所望の形状となる。
10気圧)の圧力を印加した。この状態において基板104や金型106自身のうねりやパターン構造に追従した密着が完成し、被転写体105は金型106の微細パターンに応じて変形し、所望の形状となる。
被転写体105と基板104を密着させた状態で加熱を停止する。更に必要に応じて温度制御機構103を用いて冷却してもよい。引き続きバルブ113を開けてインプリントチャンバ101に大気を導入する。大気を導入することにより熱伝導率が向上するため冷却速度は上がる。被転写体105の軟化点よりも十分温度が下がった後に移動機構102を下げていくことにより金型106と被転写体105を剥離する。剥離前にバルブ112を閉じて補助チャンバを排気し、インプリント時とは逆の圧力分布を作り出してもよい。本手法によると剥離時の力を減らすことができ、剥離を容易に行うことが可能となる。本工程が不必要な場合はもちろん省略可能である。剥離後、被転写体105を含む基板104を取り出すことでインプリント工程は終了する。
実施例1の装置をもとに作製した磁気記録媒体基板製造装置の模式図を図3に示す。
本実施例では、厚さ1.0mm の石英板にEBL描画,反応性イオンエッチング(RIE)によって凹凸形状パターンを形成した金型306を使用した。パターンは磁気記録媒体として必要な形状とする必要がある。本実施例においては、所謂、ディスクリートトラック媒体として、中央部において、凸部幅60nm,凹部幅40nmでトラックピッチ100nmの概同心円構造を作成した。なお、サーボ信号用のパターンも同じ金型内に形成してあるため円周構造は所々分断されており、トラックは多数の円弧で形成されている。凹凸の高さは70nmとした。また、トラックピッチは基板半径位置に応じて変化させた。また、記録領域と重ならない部分にアライメントマークを作成した。本実施例ではアライメントマークをディスク中央付近の中心から等しい半径の円周上に複数箇所作成した。RIE後にクリーニングを行った後、凹凸構造表面に離型処理を行い、インプリント後に剥離が容易に行えるようにした。
基板304としては、直径64.5mm で、内周部に直径20mmの孔を有するドーナツ型ガラス円板を採用した。もちろん必要に応じて他の形状の板を採用してもよい。また材料もガラスに限られず、必要な強度や平坦性,化学的安定性が得られれば金属もしくはアモルファスであっても構わない。本実施例において使用したガラス円板の表面粗さRaは
Ra<0.2nmであった。
Ra<0.2nmであった。
基板304上には被転写体として自家製の光硬化樹脂305を塗布した。このときの膜厚はほぼ全域に渡って70nmであった。塗布膜厚は目的とする構造によって変化させる必要がある。また、必要に応じて、RIE時のハードマスクとなる材料を基板304と光硬化樹脂305の間に製膜しておく。
移動機構302の上表面には適当な溝が彫ってあり、該溝は配管316を通して排気機構に繋がっている。この機構を用いて基板304は真空吸着により移動機構302表面上に固定される。
初めにインプリントチャンバ301内と補助チャンバ308内をほぼ等圧に保ちつつ、
100Pa程度まで排気する。引き続き透光部309から観察しながら金型306と基板304の位置決めを行う。位置決めは金型をインプリントチャンバ301に対して固定しておき、移動機構302を用いて基板304を移動させることによって行った。位置決め完了後、移動機構302を用いて基板304を上げて行き、金型306と光硬化樹脂305を接触させた。引き続き、インプリントチャンバ301と補助チャンバ308を繋ぐバルブ312を閉じ、インプリントチャンバ301内を真空に保ったまま補助チャンバの圧力を大気圧に戻すことにより金型306と光硬化樹脂305が密着する。
100Pa程度まで排気する。引き続き透光部309から観察しながら金型306と基板304の位置決めを行う。位置決めは金型をインプリントチャンバ301に対して固定しておき、移動機構302を用いて基板304を移動させることによって行った。位置決め完了後、移動機構302を用いて基板304を上げて行き、金型306と光硬化樹脂305を接触させた。引き続き、インプリントチャンバ301と補助チャンバ308を繋ぐバルブ312を閉じ、インプリントチャンバ301内を真空に保ったまま補助チャンバの圧力を大気圧に戻すことにより金型306と光硬化樹脂305が密着する。
超高圧水銀灯よりなる光源310から紫外光を照射し、光硬化樹脂305を硬化させる。硬化後、実施例2にて説明した方法を用いて剥離し、基板304を取り出す。
凹凸構造の転写された光硬化樹脂305を含む基板304を上方よりRIEにて削り、光硬化樹脂305の凹凸パターンを基板304の構造に転写する。RIE工程では光硬化樹脂305やハードマスクに応じた適切なエッチングガス、条件を選択する必要がある。該基板を取り出し、引き続き、上記にて説明した方法を用いて、裏面にも同様の凹凸構造を作成する。なお、本実施例においては、インプリントは片面ずつ行ったが、2枚の金型を備え、金型同士のアライメントを備えた機構を用いれば、両面を同時にインプリントすることも可能である。両面を同時にインプリントすることにより、スループットを向上させることが可能である。
裏面にも凹凸構造が完成した後に、裏表両表面に残っている光硬化樹脂,ハードマスクを除去する。洗浄後、磁気記録層を該基板304上にスパッタ蒸着する。
もちろん、本実施例において説明した方法は、ディスクリートトラック媒体に限られるものではなく、パターン形状を変化させることによりドットパターン形状のパターン媒体への適用も可能である。
また、本実施例において、インプリントにより形成された凹凸形状上に直接磁性体を成長させて磁気記録媒体としてもよい。磁性体としては、基板面に対して面内異方性を有する磁性体,基板面に対して垂直異方性を有する磁性体,軟磁性体および基板面に対して垂直異方性を有する磁性体,基板面に対して斜め方向の異方性を有する磁性体等を用いることができる。被転写体は光硬化性材料に限らず、熱硬化性材料や熱可塑性材料を用いてもよい。また、凸部領域の平均表面粗さは1nm以下であることが好ましい。
また、凸部と凹部の平均高さの差は100nm以下であることが好ましい。
また、パターン形状,記録層を変化させることにより、相変化光ディスク,光磁気ディスクなど、幅広く記録媒体への応用も可能である。
図4は、厚さ1.0mm の石英板を使用した場合の、インプリントチャンバ301と補助チャンバ308の圧力差による金型306の撓み量を測定した結果を示す図である。図4では直径65mmのハードディスク用ガラス基板への転写を考慮し、半径値0〜5mmの領域は測定していない。また、ガラス基板の中心を軸とする対称形となっていると考えられるため、測定は45度刻みで8ラインについて行い、それを平均して示してある。図4より、両チャンバの圧力差が0.1MPa であれば最大約700μmの変形が発生することがわかる。本図に示すように、両チャンバの圧力差が大きくなると金型の撓みも大きくなることがわかる。したがって、本発明に示すような、圧力差を制御する機構がない場合、金型の変形が大きくなり破損を誘発する可能性がある。また同時に、密着後に両チャンバの圧力差を大きくすることにより基板のうねりに追従し、精度の高い転写が可能となることも示されている。もちろん、金型を薄くすれば同じ圧力差でも撓みは大きくなり、金型を厚くすれば同じ圧力差でも撓みは小さくなる。従って、使用する金型の厚さに応じて、破損までに許容される両チャンバの圧力差は変化する。また、密着後に印加する静水圧の大きさも必要に応じて変化させなければならない。
101,301…インプリントチャンバ、102,302…移動機構、103…温度制御機構、104,304…基板、105…被転写体、106,306…金型、107,
307…シール、108,308…補助チャンバ、109,309…透光部、110,
310…光源、111,311,316…配管、112,113,114,312,313,314…バルブ、115,315…排気加圧機構、305…光硬化樹脂。
307…シール、108,308…補助チャンバ、109,309…透光部、110,
310…光源、111,311,316…配管、112,113,114,312,313,314…バルブ、115,315…排気加圧機構、305…光硬化樹脂。
Claims (17)
- インプリント装置において、インプリントチャンバと、該インプリントチャンバの金型対向面上に配置された補助チャンバと、両者を繋ぐ配管と、該配管途中にあって両チャンバ間の流体を制御するバルブと、各チャンバの排気機構として真空ポンプと、被転写体の移動機構とを有することを特徴とするインプリント装置。
- 凹凸パターンが形成された金型の裏面を露出して保持可能な開口部を備えたインプリントチャンバと、前記インプリントチャンバ内に配置され、被転写体を固定及び移動可能な移動機構と、前記金型の裏面側を覆うように配置された補助チャンバと、前記インプリントチャンバ及び補助チャンバに設けられた配管を通して、前記インプリントチャンバ及び補助チャンバ内の圧力を制御する排気加圧機構と、前記インプリントチャンバと前記補助チャンバとを連結する配管に両チャンバ間を流れる流体量を制御するためのバルブを備えた配管とを有することを特徴とするインプリント装置。
- 請求項1において、補助チャンバもしくはインプリントチャンバに透光部を有することを特徴とするインプリント装置。
- 請求項3において、被転写体を光硬化するための光源を有することを特徴とするインプリント装置。
- 請求項2において、被転写体を加熱するための機構を有することを特徴とするインプリント装置。
- 請求項1において、金型と被転写体との位置を調整するアライメント機構を有することを特徴とするインプリント装置。
- インプリントチャンバ内で金型の凹凸形状を被転写体に転写して微細構造を形成するインプリント方法であって、被転写体をインプリントチャンバ内に導入し、インプリントチャンバと金型にて隔てられた補助チャンバ内との圧力が等しくなるように制御しながら両チャンバ内圧力を減少させ、被転写体を移動させて金型に接触させ、紫外光を照射し被転写体を硬化させ、被転写体を移動させて金型から剥離し、被転写体を取り出す工程を含むことを特徴とするインプリント方法。
- 請求項7において、被転写体を金型に接触させた後、インプリントチャンバの真空を保ったまま補助チャンバのみを大気圧にし、被転写体と金型を密着させる工程を含むことを特徴とするインプリント方法。
- 請求項7において、紫外光を照射する工程に代えて被転写体の温度を加熱もしくは冷却することを特徴とするインプリント方法。
- 請求項7において、被転写体は基板上に回転塗布された膜状の光硬化材料であることを特徴とするインプリント方法。
- 請求項7において、被転写体は基板上に液滴を滴下した光硬化材料であることを特徴とするインプリント方法。
- 請求項9において、被転写体は基板上に回転塗布された膜状の熱可塑材料であることを特徴とするインプリント方法。
- 請求項9において、被転写体は基板上に液滴を滴下した熱可塑材料であることを特徴とするインプリント方法。
- 請求項9において、被転写体は基板上に回転塗布された膜状の熱硬化材料であることを特徴とするインプリント方法。
- 請求項9において、被転写体は基板と同一材料の熱可塑材料であることを特徴とするインプリント方法。
- 請求項7において、被転写体は酸素阻害特性を有する光硬化材料であることを特徴とするインプリント方法。
- 請求項6の装置を使用して作成した記録媒体用基板。
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