JP2007190484A - 微細気泡発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に水中で効率よく小さな微細気泡を安定して供給する。
【解決手段】気体発生部6と、前記気体発生部6で発生した気体を加熱する加熱部7と、前記加熱部7で加熱された気体を水中に噴射させる気体噴射部5とを備えたものであり、効率よく小さな微細気泡をより安定的に供給できる。
【選択図】図1
【解決手段】気体発生部6と、前記気体発生部6で発生した気体を加熱する加熱部7と、前記加熱部7で加熱された気体を水中に噴射させる気体噴射部5とを備えたものであり、効率よく小さな微細気泡をより安定的に供給できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、水中に気体を噴射することによって微細気泡を形成する微細気泡発生装置に関するものである。
従来、液中に微細気泡を発生させる手段としては、旋回流を利用して気体を細かくして微細気泡を効率的に得る方法(例えば、特許文献1参照)や、水中に蒸気とオゾンを別々に注入する方法があった(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−126665号公報
特開2004−160437号公報
しかしながら、前記従来の構成では、微細な泡を得るためにキャビテーションを発生させるために加圧が必要であったり、旋回流を起こさせるために回転が高速になるモータが必要であった。また、水中に蒸気とオゾンを別々に投入した場合、オゾンの気泡と蒸気の気泡が別々に存在し、混ざり合いにくいため相乗効果が小さくなるものである。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、水中に簡単に微細気泡を形成させることができる装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の微細気泡発生装置は、気体をあらかじめ加熱し、この加熱された気体を微細気泡として水中に噴射するものである。小さな微細気泡を効率よく安定的に発生することができるものである。
本発明の微細気泡発生装置は、小さな微細気泡を効率よく安定的に発生することができる。
第1の発明は、気体発生部と、前記気体発生部で発生した気体を加熱する加熱部と、前記加熱部で加熱された気体を水中に噴射させる気体噴射部とを備えたことにより、より小さい微細気泡をつくることができるとともに、効率よく小さな微細気泡をより安定的に供給することができ、微細気泡の特性(帯電、自己加圧効果、気体の溶解性等)を十分に発揮できるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の気体発生部から発生させる気体がオゾンであることにより、長時間に亘って殺菌効果に優れた水をつくることができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の気体発生部から発生させる気体が水素であることにより、還元作用の強い水をつくることができる。
第4の発明は、特に、第1の発明の気体発生部から発生させた気体と水蒸気を混合して、気体噴射部より噴射させることにより、水中に気泡が噴射された際により小さな気泡となり、気体の持つ特性がより効果的に働かせることができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における微細気泡発生装置の構成図である。図1において、気体発生部6で発生した気体は、気体を加熱するための加熱部7に導かれ、所定の温度に加熱される。加熱された気体は、気体噴射部5から容器1に入っている水2の中に噴射される。水2の中に噴射された気泡3は次第に微細気泡4へ形成されていく。
図1は、本発明の第1の実施の形態における微細気泡発生装置の構成図である。図1において、気体発生部6で発生した気体は、気体を加熱するための加熱部7に導かれ、所定の温度に加熱される。加熱された気体は、気体噴射部5から容器1に入っている水2の中に噴射される。水2の中に噴射された気泡3は次第に微細気泡4へ形成されていく。
このとき、気体噴出部5より水2に噴射された気泡3は、周りの水2と比較して高温となっており、徐々に周りの水に熱を奪われることで体積が小さくなって、最終的には、非常に小さい粒径の微細気泡4が形成されるものである。また、一部の気泡3は、急激な冷却により一瞬で崩壊してしまい、水2の中に溶解するようになり、気体の溶存濃度が高い水を得ることができる。
発生させる気体を、オゾンとすることで殺菌効果を高めた機能水を作成することができ、例えば、食器洗い乾燥機、洗濯機、工業用の洗浄機等に応用することで殺菌効果を発揮させることができるものである。
また、発生させる気体を、水素とすることによって、還元力のある還元水をつくることができ、例えば、金属材料の洗浄に使用すれば錆が発生しにくくなり、また食材へ応用することで吸水性や抽出性がよくなり、お米の吸水性向上やお茶等の抽出をよくすることができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における微細気泡発生装置の構成図である。図2において、気体発生部6で発生した気体と水蒸気発生器9で発生した水蒸気は、混合器8に導かれ混合される。前記混合された水蒸気を含む気体は、気体噴射部5から容器1に入っている水2の中に噴射される。水2の中に噴射された気泡3は次第に微細気泡4へ形成されていく。水蒸気と混合された気体は、気体噴出部5より水2に噴射された気泡3は、周りの水2と比較して高温となっており、徐々に周りの水に熱を奪われることで体積が小さくなって、最終的には、非常に小さい粒径の微細気泡4が形成されるものである。水蒸気と混合することにより気体だけを加熱するときと比較して、体積あたりの持つ熱量が大きいので、水2に噴出された際に周りの水による冷却でより小さな微細気泡が形成できるものである。
図2は、本発明の第2の実施の形態における微細気泡発生装置の構成図である。図2において、気体発生部6で発生した気体と水蒸気発生器9で発生した水蒸気は、混合器8に導かれ混合される。前記混合された水蒸気を含む気体は、気体噴射部5から容器1に入っている水2の中に噴射される。水2の中に噴射された気泡3は次第に微細気泡4へ形成されていく。水蒸気と混合された気体は、気体噴出部5より水2に噴射された気泡3は、周りの水2と比較して高温となっており、徐々に周りの水に熱を奪われることで体積が小さくなって、最終的には、非常に小さい粒径の微細気泡4が形成されるものである。水蒸気と混合することにより気体だけを加熱するときと比較して、体積あたりの持つ熱量が大きいので、水2に噴出された際に周りの水による冷却でより小さな微細気泡が形成できるものである。
以上のように、本発明にかかる微細気泡発生装置は、気体を加熱した後、水中に噴出させることにより、簡単に微細な気泡を水中に形成させることができるものであり、家庭用の洗濯機、食器洗い乾燥機だけでなく工業分野でも幅広く使用できるものである。
1 容器
2 水
3 気泡
4 微細気泡
5 気体噴射部
6 気体発生部
7 加熱部
8 混合器
9 水蒸気発生器
2 水
3 気泡
4 微細気泡
5 気体噴射部
6 気体発生部
7 加熱部
8 混合器
9 水蒸気発生器
Claims (4)
- 気体発生部と、前記気体発生部で発生した気体を加熱する加熱部と、前記加熱部で加熱された気体を水中に噴射させる気体噴射部とを備えたことを特徴とする微細気泡発生装置。
- 気体発生部から発生させる気体がオゾンであることを特徴とする請求項1記載の微細気泡発生装置。
- 気体発生部から発生させる気体が水素であることを特徴とする請求項1記載の微細気泡発生装置。
- 気体発生部から発生させた気体と水蒸気を混合して、気体噴射部より噴射させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の微細気泡発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006010907A JP2007190484A (ja) | 2006-01-19 | 2006-01-19 | 微細気泡発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006010907A JP2007190484A (ja) | 2006-01-19 | 2006-01-19 | 微細気泡発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007190484A true JP2007190484A (ja) | 2007-08-02 |
Family
ID=38446578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006010907A Pending JP2007190484A (ja) | 2006-01-19 | 2006-01-19 | 微細気泡発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007190484A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008168221A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Toshiba Corp | 微細気泡発生方法及び微細気泡発生装置 |
JP5430676B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2014-03-05 | 三菱電機株式会社 | 気泡供給方法及び給湯器 |
WO2018225601A1 (ja) * | 2017-06-07 | 2018-12-13 | 大同メタル工業株式会社 | 洗浄液 |
WO2019098117A1 (ja) * | 2017-11-20 | 2019-05-23 | 大同メタル工業株式会社 | 洗浄液 |
-
2006
- 2006-01-19 JP JP2006010907A patent/JP2007190484A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111373025A (zh) * | 2017-11-20 | 2020-07-03 | 大同金属工业株式会社 | 清洗液 |
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