JP2007182910A - プーリホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】プーリを軸支する軸を軸支するホルダ本体の軸受けの摩耗を防止する手段を提供する。
【解決手段】プーリホルダ125は、従動プーリ48を軸支する軸本体141、及び軸本体141の軸方向の一方端に軸本体141の軸心G1から偏倚されて軸本体141の軸方向に突設された異径軸142を有する軸138と、軸本体141を支持する軸受け139,140、及び異径軸142と嵌合する嵌合溝143を有するホルダ本体124とを具備してなる。
【選択図】図11
【解決手段】プーリホルダ125は、従動プーリ48を軸支する軸本体141、及び軸本体141の軸方向の一方端に軸本体141の軸心G1から偏倚されて軸本体141の軸方向に突設された異径軸142を有する軸138と、軸本体141を支持する軸受け139,140、及び異径軸142と嵌合する嵌合溝143を有するホルダ本体124とを具備してなる。
【選択図】図11
Description
本発明は、ベルトが周運動可能に巻かれるプーリを回転自在に支持するプーリホルダに関するものである。
従来より、インクジェット方式の画像記録装置においては、所定方向にスライド移動可能に支持されたキャリッジに対して駆動力を伝達する駆動伝達機構が公知である(特許文献1参照)。図19に従来の駆動伝達機構220を例示する。なお、図19の(a)は駆動伝達機構220の平面図であり、(b)は駆動伝達機構220の正面図である。図19に示すように、駆動伝達機構220は、駆動プーリ233と従動プーリユニット223とがフレーム221上に所定間隔を隔てて設けられており、その間を無端状のベルト222が張架された構造を有する。
駆動プーリユニット233は、フレーム221の下面221bに配設されたモータ236と、下面221bからフレーム221を貫通して上面221aへ挿通されたモータ軸235と、モータ軸235に連結された駆動プーリ234とを備える。また、従動プーリユニット223は、フレーム221に固定されるプーリホルダ225と、従動プーリ224とを備える。ベルト222は駆動プーリ234と従動プーリ224との間を巻き掛けられており、駆動プーリ234の回転力を受けてベルト222は各プーリ間を周回するよう搬送される。このように周回されるベルト222に上記キャリッジが連結されており、従って、ベルト222の周回に従ってキャリッジが所定方向に移動される。
図20は従動プーリユニット223の拡大詳細図である。図20に示すように、プーリホルダ225は、大別すると、従動プーリ224を回転自在に支持する支持アーム229と、フレーム221に形成された挿入孔241(図22参照)に挿入される挿入部238と、挿入部238の下方への移動を規制する規制部226とを有する。図20において規制部226の下面226aから紙面下側が挿入部238である。挿入部238には、図20の紙面に垂直な方向に突出する抜け止め部227が設けられている。また、抜け止め部227と規制部226との間には、上記挿入孔241の縁部に形成された嵌合縁242と嵌合される溝228が形成されている。このように構成されたプーリホルダ225においては、挿入部238が図22に示す挿入孔241に挿入され、更に、図22の紙面左方向(白抜き矢印の方向)へプーリホルダ225が摺動されることにより、嵌合縁242が溝228に接触しながら嵌め込まれる。これにより、プーリホルダ225がフレーム221に対して垂直方向に固定される。また、図示しない固定具によってプーリホルダ225の摺動が固定されることで、図20の左右方向への移動が制止される。
上記従動プーリ224のプーリ部222aを合成樹脂成形品とし、軸部222bを金属加工品として、それぞれ別部品で構成するものがある。この場合、プーリ部222aと軸部222bとの間、および、軸部222bとプーリホルダ225との間の2箇所で摺動による摩耗が生じる。特に、軸部222bとプーリホルダ225との摺動部の摩耗の問題は、ベルト222の張力およびプーリ間距離を変動させ、円滑なベルト駆動を阻害する。さらには、キャリッジの搬送ズレを引き起こし、ひいては画像記録装置による画像品質を低下させるという問題に発展するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、プーリを軸支する軸を軸支するホルダ本体の軸受けの摩耗を防止する手段を提供することにある。
(1) 本発明は、ベルトが周運動可能に巻かれるプーリを回転自在に支持するプーリホルダであって、上記プーリを軸支する軸本体、及び該軸本体の軸方向の一方端または両端に該軸本体の軸心から偏倚されて該軸本体の軸方向に突設された突出部を有する軸と、上記軸本体を支持する軸受け、及び上記突出部と嵌合する嵌合部を有するホルダ本体と、を具備してなるものである。
プーリホルダは、ホルダ本体に軸が支持されてなる。軸は、プーリを軸支する軸本体と、軸本体の軸方向の一方端又は両端から軸方向に突設された突出部とを有する。軸本体は、ホルダ本体の軸受けに支持され、突出部は嵌合部に嵌合される。突出部は、軸本体の軸心から偏倚されているので、突出部が嵌合部に嵌合されると、軸本体は軸心回りに回動しない。
(2) 上記突出部は、上記軸本体の軸心に平行な軸を有し、該軸本体より小さい外径寸法に形成された円柱状部材であってもよい。
(3) 上記突出部は、上記軸本体と一体に形成されたものであってもよい。
(4) 被記録媒体に微小インク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドと、該インクジェット記録ヘッド搭載してスライド移動されるキャリッジとを有するインクジェット記録方式の画像記録装置において、上記プーリは上記キャリッジに駆動力を供給する駆動プーリとの間でベルトが張架される従動プーリである場合に、本発明が好適である。
このように、本発明に係るプーリホルダによれば、ホルダ本体の嵌合部に嵌合される突出部が、軸本体の軸心から偏倚されているので、軸本体が軸心回りに回動しない。これにより、ホルダ本体の軸受けの摩耗が防止され、キャリッジの搬送ズレや、画像品質の低下が防止される。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、本実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、複合機1の外観構成を示すものである。また、図2は、複合機1の内部構成を示す縦断面図である。複合機1は、下部にプリンタ部2を、上部にスキャナ部3を一体的に備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を有する。複合機1のうちプリンタ部2が画像記録装置に相当する。したがって、プリンタ機能以外の機能は任意のものであり、例えば、スキャナ部3がなく、スキャナ機能やコピー機能を有しない単機能のプリンタとして画像記録装置が実施されてもよい。
複合機1のプリンタ部2は、主にコンピュータ等の外部情報機器と接続されて、該コンピュータ等から送信された画像データや文書データを含む印刷データに基づいて、記録紙(被記録媒体)に画像や文書を記録する。なお、複合機1は、デジタルカメラ等が接続されて、デジタルカメラ等から出力される画像データを記録紙に記録したり、メモリカード等の各種記憶媒体が装填されて、該記憶媒体に記録された画像データ等を記録紙に記録することも可能である。
図1に示すように、複合機1は高さより横幅及び奥行きが大きい幅広薄型の概ね直方体の外形であり、複合機1の下部がプリンタ部2である。プリンタ部2は、正面に開口2aが形成されている。給紙トレイ20及び排紙トレイ21は、開口2aの内側に上下2段に設けられている。給紙トレイ20には、被搬送媒体である記録紙が貯蔵され、例えば、A4サイズ以下のB5サイズ、はがきサイズ等の各種サイズの記録紙が収容される。給紙トレイ20は、図2に示すように、必要に応じてスライドトレイ20aを引き出すことによりトレイ面が拡大され、例えば、リーガルサイズの記録紙が収容できるようになる。給紙トレイ20に収容された記録紙がプリンタ部2の内部へ給送されて所望の画像が記録され、排紙トレイ21へ排出される。
複合機1の上部はスキャナ部3であり、所謂フラットベッドスキャナとして構成されている。図1及び図2に示すように、複合機1の天板として開閉自在に設けられた原稿カバー30の下側に、プラテンガラス31及びイメージセンサ32が設けられている。プラテンガラス31には、画像読取りを行う原稿が載置される。プラテンガラス31の下方には、複合機1の奥行き方向(図2の左右方向)を主走査方向とするイメージセンサ32が、複合機1の幅方向(図2の紙面垂直方向)に往復動可能に設けられている。
複合機1の正面上部には、プリンタ部2やスキャナ部3を操作するための操作パネル4が設けられている。操作パネル4は、各種操作ボタンや液晶表示部から構成されている。複合機1は、操作パネル4からの操作指示に基づいて動作する。複合機1が外部のコンピュータに接続されている場合には、該コンピュータからプリンタドライバ又はスキャナドライバを介して送信される指示に基づいても複合機1が動作する。複合機1の正面の左上部には、スロット部5が設けられている。スロット部5には、記憶媒体である各種小型メモリカードが装填可能である。操作パネル4において所定の操作を行うことにより、スロット部5に装填された小型メモリカードに記憶された画像データが読み出される。読み出された画像データに関する情報は、操作パネル4の液晶表示部に表示され、この表示に基づいて、任意の画像をプリンタ部2により記録紙に記録させることができる。
以下、図1から図10を参照して複合機1の内部構成、特にプリンタ部2の構成について説明する。図2に示すように、複合機1の底側に給紙トレイ20が設けられ、給紙トレイ20の奥側に分離傾斜板22が設けられている。分離傾斜板22は、給紙トレイ20から重送された記録紙を分離して、最上位置の記録紙を上方へ案内する。用紙搬送路23は、分離傾斜板22から上方へ向かった後、正面側へ曲がって、複合機1の背面側から正面側へと延び、画像記録ユニット24を経て排紙トレイ21へ通じている。したがって、給紙トレイ20に収容された記録紙は、用紙搬送路23により下方から上方へUターンするように案内されて画像記録ユニット24に至り、画像記録ユニット24により画像記録が行われた後、排紙トレイ21に排出される。
図3はプリンタ部2の主要構成を示す部分拡大断面図である。また、図4はプリンタ部2の主要構成を示す平面図であって、主としてプリンタ部2の略中央から装置背面側の構成を示すものである。図3に示すように、給紙トレイ20の上側には、給紙トレイ20に積載された記録紙を用紙搬送路23へ供給する給紙ローラ25が設けられている。給紙ローラ25は、給紙アーム26の先端に軸支されている。給紙ローラ25は、複数のギアが噛合されてなる駆動伝達機構27により、LFモータ71(図10参照)の駆動が伝達されて回転する。
給紙アーム26は、基軸26aを回動軸として配設されており、給紙トレイ20に接離可能に上下動する。給紙アーム26は、図3に示すように、自重により又はバネ等に付勢されて給紙トレイ20に接触するように下側へ回動されており、給紙トレイ20の挿抜の際に上側へ退避可能に構成されている。給紙アーム26が下側へ回動されることにより、その先端に軸支された給紙ローラ25が給紙トレイ20上の記録紙に圧接する。その状態で、給紙ローラ25が回転されることにより、給紙ローラ25のローラ面と記録紙との間の摩擦力により、最上位置の記録紙が分離傾斜板22へ送り出される。記録紙は、その先端が分離傾斜板22に当接して上方へ案内され、用紙搬送路23へ送り込まれる。給紙ローラ25によって最上位置の記録紙が送り出される際に、その直下の記録紙が摩擦や静電気の作用によって共に送り出される場合があるが、該記録紙は分離傾斜板22との当接によって制止される。
用紙搬送路23は、画像記録ユニット24等が配設されている箇所以外は、所定間隔で対向する外側ガイド面と内側ガイド面とから構成されている。例えば、複合機1の背面側の用紙搬送路23の湾曲部17は、外側ガイド部材18と内側ガイド部材19とが装置フレームに固定されることにより構成されている。用紙搬送路23において、特に用紙搬送路23が曲がっている箇所には、回転コロ16が外側ガイド面へローラ面を露出するようにして、用紙搬送路23の幅方向を軸方向として回転自在に設けられている。回転自在な各回転コロ16により、用紙搬送路23が曲がっている箇所において、ガイド面に摺接する記録紙が円滑に搬送される。
用紙搬送路23には、画像記録ユニット24が設けられている(図2参照)。画像記録ユニット24は、図3に示すように、インクジェット記録ヘッド39(図5参照)を搭載して主走査方向へ往復動するキャリッジ38を備えている。インクジェット記録ヘッド39には、複合機1内にインクジェット記録ヘッド39とは独立に配置されたインクカートリッジからインクチューブ41(図4参照)を通じてシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の各色インクが供給される。キャリッジ38が往復動される間に、インクジェット記録ヘッド39から各色インクが微小なインク滴として選択的に吐出されることにより、プラテン42上を搬送される記録紙に画像記録が行われる。なお、図3及び図4には、各色のインクがそれぞれ充填された各インクカートリッジは図示されていない。
図4はプリンタ部2の主要構成を示す平面図であり、主としてプリンタ部2の略中央から装置背面側の構成を示すものである。また、図5は画像記録ユニット24付近の機構を示す斜視図である。なお、図5ではインクチューブ41およびフラットケーブル85は省略されている。図4および図5に示すように、用紙搬送路23の上側において記録紙の搬送方向(図4の上側から下側方向)に所定距離を隔てられて、一対のガイドレール43,44が記録紙の搬送方向と直交する方向(図4の左右方向)に延設されている。ガイドレール43,44は、プリンタ部2の筐体内に設けられて、プリンタ部2を構成する各部材を支持するフレームの一部を構成している。キャリッジ38は、ガイドレール43,44を跨ぐようにして記録紙の搬送方向と直交する方向に摺動可能に載置されている。このように、ガイドレール43,44が記録紙の搬送方向にほぼ水平に並べられることにより、プリンタ部2の高さを低くして、装置の薄型化が実現される。
記録紙の搬送方向上流側に配設されたガイドレール43は、用紙搬送路23の幅方向(図4の左右方向)の長さがキャリッジ38の往復動範囲より長い平板状のものである。記録紙の搬送方向下流側に配設されたガイドレール44は、用紙搬送路23の幅方向の長さがガイドレール43とほぼ同じ長さの平板状のものである。キャリッジ38の搬送方向上流側の端部がガイドレール43に載置され、キャリッジ38の搬送方向下流側の端部がガイドレール44に載置されて、ガイドレール43,44の長手方向にキャリッジ38が摺動される。ガイドレール44の搬送方向上流側の縁部45は、図3に示すように、上方へ向かって略直角に曲折されている。ガイドレール43,44に担持されたキャリッジ38は、縁部45をローラ対等の狭持部材により摺動可能に狭持している。これにより、キャリッジ38は、記録紙の搬送方向に対して位置決めされ、且つ、記録紙の搬送方向と直交する方向に摺動可能になる。つまり、キャリッジ38は、ガイドレール43,44上に摺動自在に担持され、ガイドレール44の縁部45を基準として、記録紙の搬送方向と直交する方向に往復動する。なお、図3,4には表れていないが、縁部45には、キャリッジ38の摺動を円滑にするためにグリースなどの潤滑剤が塗布されている。
ガイドレール44の上面には、ベルト駆動機構46が配設されている。ベルト駆動機構46は、用紙搬送路23の幅方向の両端付近にそれぞれ設けられた駆動プーリ47と従動プーリ48(本発明のプーリに相当)との間に、内側に歯が設けられた無端環状のタイミングベルト49(本発明のベルトに相当)が張架されてなるものである。駆動プーリ47の軸にはCRモータ73(図5参照)から駆動力が入力され、駆動プーリ47の回転によりタイミングベルト49が周運動する。なお、タイミングベルト49は無端環状のもののほか、有端のベルトの両端部をキャリッジ38に固着するものを用いてもよい。
図6は従動プーリ48付近の拡大図である。同図に示すように、従動プーリ48は、ガイドレール44に取り付けられたプーリホルダ125によって回転自在に支持されている。ガイドレール44には、図6および図7に示すように、孔128が形成されている。この孔128は、プーリホルダ125をガイドレール44に固定するために用いられる。ガイドレール44の上面44aから鉛直上方に向けて立設板127が形成されている。この立設板127は、タイミングベルト49が張架される方向(図6の矢印P1の方向)へ移動するプーリーホルダ125を、コイルバネ126で、タイミングベルト49が緊張されるベルト緊張方向へ弾性付勢する際に用いられるブラケットである。ガイドレール44の孔128でプーリーホルダ125を矢印P1方向へ摺動可能に支持するものである。プーリホルダ125の下部131(図11参照)が孔128に挿入され、ベルト緊張方向、即ち、図6において紙面左方向(図6の矢印P0の方向)へスライド移動されると、プーリホルダ125が具備する後述の第1嵌合部161と第2嵌合部162(図11参照)が孔128の第1縁部151と第2縁部152(図7参照)に嵌合される。そして、この状態で、プーリホルダ125に設けられたバネ受け部129と立設板127との間にコイルバネ126が圧縮状態で装着されることにより、プーリホルダ125がガイドレール44に固定される。なお、ガイドレール44に形成された孔128の形状、およびガイドレール44におけるプーリホルダ125の支持構造については後段で詳細に説明される。
キャリッジ38は、その底面側においてタイミングベルト49に固着されている。したがって、タイミングベルト49の周運動に基づいて、キャリッジ38が縁部45を基準としてガイドレール43,44上を往復動する。このようなキャリッジ38にインクジェット記録ヘッド39が搭載されて、インクジェット記録ヘッド39が、用紙搬送路23の幅方向を主走査方向として往復動される。
ガイドレール44には、リニアエンコーダ77(図10参照)のエンコーダストリップ50が配設されている。エンコーダストリップ50は、透明な樹脂からなる帯状のものである。ガイドレール44の幅方向(キャリッジ38の往復動方向)の両端には、その上面から起立するように一対の支持部33,34が形成されている。エンコーダストリップ50は、その両端部が支持部33,34に係止されて、縁部45に沿って架設されている。なお、図には表れていないが、支持部33,34の一方には、板バネが設けられており、該板バネによりエンコーダストリップ50の端部が係止されている。この板バネにより、エンコーダストリップ50には、長手方向に張力が作用して弛みが生じることが防止されるとともに、エンコーダストリップ50に外力が作用した場合には、該板バネが弾性変形して、エンコーダストリップ50が撓むようになっている。
エンコーダストリップ50には、光を透過させる透光部と光を遮断する遮光部とが、所定ピッチで長手方向に交互に配置されたパターンが記されている。キャリッジ38の上面のエンコーダストリップ50に対応する位置には、透過型センサである光学センサ35が設けられている。光学センサ35は、キャリッジ38とともにエンコーダストリップ50の長手方向に沿って往復動し、その往復動の際にエンコーダストリップ50のパターンを検知する。インクジェット記録ヘッド39には、インクの吐出を制御するヘッド制御基板が設けられている。ヘッド制御基板は、光学センサ35の検知信号に基づくパルス信号を出力し、このパルス信号に基づいてキャリッジ38の位置や速度が判断されて、キャリッジ38の往復動が制御される。なお、図4及び図5では、ヘッド制御基板はキャリッジ38のヘッドカバーで覆われており、図に表れていない。
図4及び図5に示すように、用紙搬送路23の下側には、インクジェット記録ヘッド39と対向してプラテン42が配設されている。プラテン42は、キャリッジ38の往復動範囲のうち、記録紙が通過する中央部分に渡って配設されている。プラテン42の幅は、搬送可能な記録紙の搬送方向と直交する方向の最大幅より十分に大きいものであり、記録紙の両端は常にプラテン42の上を通過する。
図4及び図5に示すように、記録紙が通過しない範囲、すなわちインクジェット記録ヘッド39による画像記録範囲外には、パージ機構51や廃インクトレイ84等のメンテナンスユニットが配設されている。パージ機構51は、インクジェット記録ヘッド39のノズル53(図8参照)から気泡や異物を吸引除去するものである。パージ機構51は、インクジェット記録ヘッド39のノズル53を覆うキャップ52と、キャップ52を通じてインクジェット記録ヘッド39に接続されるポンプ機構と、キャップ52をインクジェット記録ヘッド39のノズル53に接離させるための移動機構とからなる。なお、図4および図5においては、ポンプ機構及び移動機構はガイドレール44の下方にあり、図に表れていない。インクジェット記録ヘッド39から気泡等の吸引除去を行う際には、インクジェット記録ヘッド39がキャップ52上に位置するようにキャリッジ38が移動される。その状態でキャップ52が上方へ移動されて、インクジェット記録ヘッド39の下面にノズル53を密閉するように密着される。ポンプ機構によりキャップ52内が負圧にされることにより、インクジェット記録ヘッド39のノズル53からインクが吸引される。ノズル53内の気泡や異物は、該インクとともに吸引除去される。
廃インクトレイ84は、フラッシングと呼ばれるインクジェット記録ヘッド39からのインクの空吐出を受けるためのものである。廃インクトレイ84は、プラテン42の上面であって、キャリッジ38の往復動範囲内且つ画像記録範囲外に形成されている。なお、廃インクトレイ84内にはフェルトが敷設されており、フラッシングされたインクは、該フェルトに吸収されて保持される。これらメンテナンスユニットにより、インクジェット記録ヘッド39内の気泡や混色インクの除去、乾燥防止等のメンテナンスが行われる。
図1に示すように、プリンタ部2の筐体の正面には、扉7が開閉自在に設けられている。なお、図1では扉7が閉じられた状態にある。扉7が開かれると、カートリッジ装着部が装置正面側に露出され、インクカートリッジが装抜可能になる。カートリッジ装着部は、図示されていないが、インクカートリッジに対応して4つの収容室に区画されており、各収容室に、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの各色インクを保持するインクカートリッジが収容される。カートリッジ装着部からキャリッジ38へは、図4に示すように、各色インクに対応した4本のインクチューブ41が引き回されている。キャリッジ38に搭載されたインクジェット記録ヘッド39には、各インクチューブ41を通じて、カートリッジ装着部に装着されたインクカートリッジから各色インクが供給される。
インクチューブ41は、合成樹脂製のチューブであり、キャリッジ38の往復動に追従して撓む可撓性を有する。カートリッジ装着部から導出された各インクチューブ41は、装置の幅方向に沿って中央付近まで引き出されて、装置本体の固定クリップ36に一旦固定されている。各インクチューブ41は、固定クリップ36からキャリッジ38までの部分が装置本体等に固定されておらず、当該部分がキャリッジ38の往復動に追従して姿勢変化する。なお、図4においては、固定クリップ36から不図示のカートリッジ装着部側へ延びるインクチューブ41は省略されている。
図4に示すように、インクチューブ41は、固定クリップ36からキャリッジ38までの部分がキャリッジ38の往復動方向に反転する湾曲部を形成して引き回されている。換言すれば、インクチューブ41は、平面視において略U字形状を形成するように引き回されている。4本のインクチューブ41は、キャリッジ38において記録紙搬送方向に沿って水平方向に配列されて、キャリッジ38の往復動方向に延出されている。一方、固定クリップ36においては、4本のインクチューブ41が垂直方向に積み重ねられた状態に配列されて固定されている。固定クリップ36は、上側に開口した断面がU字形状の部材であり、その開口から各インクチューブ41が挿入されて垂直方向に積み重ねられた4本のインクチューブ41が、固定クリップ36により一体に狭持される。これにより、4本のインクチューブ41は、キャリッジ38から固定クリップ36へ向かって、水平方向の配列が垂直方向の配列になるように捻られながら、4本全体として略U字形状に湾曲されている。
制御部64(図10参照)を構成するメイン基板からインクジェット記録ヘッド39のヘッド制御基板へはフラットケーブル85を通じて記録用信号等の伝送が行われる。なお、メイン基板は装置正面側(図4手前側)に配設されており、図4では図示されていない。フラットケーブル85は、電気信号を伝送する複数本の導電線をポリエステルフィルム等の合成樹脂フィルムで覆って絶縁した薄帯状のものであり、不図示のメイン基板とヘッド制御基板とを電気的に接続している。
フラットケーブル85は、キャリッジ38の往復動に追従して撓む可撓性を有する。図4に示すように、フラットケーブル85は、キャリッジ38から固定クリップ86までの部分がキャリッジ38の往復動方向に反転する湾曲部を形成して引き回されている。換言すれば、フラットケーブル85は、薄帯状の表裏面を垂直方向として、平面視において略U字形状を形成するように引き回されている。また、キャリッジ38からフラットケーブル85が延出される方向と、インクチューブ41が延出される方向とは、キャリッジ38の往復動方向に対して同方向である。
キャリッジ38に固定されたフラットケーブル85の一端側は、キャリッジ38に搭載された不図示のヘッド制御基板に電気的に接続されている。固定クリップ86に固定されたフラットケーブル85の他端側は、さらに不図示のメイン基板へ延出されて電気的に接続されている。フラットケーブル85が略U字形状に湾曲された部分は、いずれの部材にも固定されておらず、インクチューブ41と同様に、キャリッジ38の往復動に追従して姿勢変化する。このように、キャリッジ38の往復動に追従して姿勢変化するインクチューブ41及びフラットケーブル85は、回動支持部材100によって支持されている。回動支持部材100は、インクチューブ41及びフラットケーブル85の姿勢変化に追従して略水平方向に回動されて、インクチューブ41及びフラットケーブル85を支持する。
インクチューブ41及びフラットケーブル85の装置正面側には、規制壁37が装置幅方向(図4の左右方向)に延設されている。規制壁37は、インクチューブ41に当接する垂直方向の壁面を有する壁であり、キャリッジ38の往復動方向に沿って直線状に立設されている。規制壁37は、インクチューブ41を固定する固定クリップ36からインクチューブ41の延出方向に設けられており、固定クリップ36により垂直方向に配列された4本のインクチューブ41のすべてが当接可能な高さである。インクチューブ41は、固定クリップ36から規制壁37に沿って延出されており、規制壁37の装置背面側の壁面に当接することによって、装置正面側、換言すればキャリッジ38から離れる方向へ膨出することが規制される。
固定クリップ36は、装置の幅方向の略中央付近に設けられており、インクチューブ41が規制壁37へ向かって延出されるように固定している。つまり、規制壁37の垂直方向の壁面と、固定クリップ36がインクチューブ41を延出させる方向は、平面視において180°より小さな鈍角をなしている。インクチューブ41は可撓性を有するものであるが、適度な腰(曲げ剛性)をも有するので、固定クリップ36により規制壁37に対して角度をもって延出されることにより、規制壁37の壁面に押し付けられる。これにより、キャリッジ38の往復動範囲において、インクチューブ41が規制壁37に沿って躾けられる範囲が多くなり、インクチューブ41の湾曲部からキャリッジ38までの部分が装置背面側、換言すればキャリッジ38側へ膨出する範囲を小さくすることができる。
固定クリップ86は、装置の幅方向の略中央付近であって固定クリップ36より湾曲内側となる位置に設けられており、フラットケーブル85を規制壁37へ向かって延出されるように固定している。つまり、規制壁37の垂直方向の壁面と、固定クリップ86がフラットケーブル85を延出させる方向は、平面視において180°より小さな鈍角をなしている。フラットケーブル85は可撓性を有するものであるが、適度な腰(曲げ剛性)をも有するので、固定クリップ86により規制壁37に対して角度をもって延出されることにより、規制壁37の壁面に押し付けられる。これにより、キャリッジ38の往復動範囲において、フラットケーブル85が規制壁37に沿って躾けられる範囲が多くなり、フラットケーブル85の湾曲部からキャリッジ38までの部分が装置背面側、換言すればキャリッジ38側へ膨出する範囲を小さくすることができる。
図8は、インクジェット記録ヘッド39のノズル形成面を示す底面図である。図に示すように、インクジェット記録ヘッド39は、その下面にノズル53が、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各色インク毎に、記録用紙の搬送方向に列設されている。なお、図において、上下方向が記録用紙の搬送方向であり、左右方向がキャリッジ38の往復動方向である。CMYBkの各色インクのノズル53は、それぞれ記録用紙搬送方向に列をなしており、その各色インクのノズル53の列が、キャリッジ38の往復動方向に並んでいる。各ノズル53の搬送方向のピッチや数は、記録画像の解像度等を考慮して適宜設定される。また、カラーインクの種類数に応じてノズル53の列数を増減することも可能である。
図9は、インクジェット記録ヘッド39の内部構成を示す概略的な部分拡大断面図である。図に示すように、インクジェット記録ヘッド39の下面に形成されたノズル53の上流側には、圧電素子54を備えたキャビティ55が形成されている。圧電素子54は所定の電圧が印加されることにより変形されてキャビティ55の容積を縮小する。このキャビティ55の容量の変化によって、キャビティ55内のインクがノズル53からインク滴として吐出される。
キャビティ55は、各ノズル53毎に設けられており、複数のキャビティ55に渡ってマニホールド56が形成されている。マニホールド56は、CMYBkの各色インク毎に設けられている。マニホールド55の上流側にはバッファタンク57が配設されている。バッファタンク57も、CMYBkの各色インク毎に設けられている。各バッファタンク57には、インクチューブ41を流通するインクがインク供給口58から供給される。バッファタンク57に一旦インクが貯留されることにより、インクチューブ41等でインク内に発生した気泡が捕捉され、キャビティ55及びマニホールド56に気泡が進入することが防止される。バッファタンク57内で捕捉された気泡は、気泡排出口59からポンプ機構により吸引除去される。バッファタンク57からマニホールド56へ供給されたインクは、マニホールド56により各キャビティ55に分配される。
このようにして、インクカートリッジからインクチューブ41を通じて供給された各色インクが、バッファタンク57、マニホールド56を介してキャビティ55へ流れるようにインク流路が構成される。このようなインク流路を通じて供給されたCMYBkの各色インクが、圧電素子54の変形により、ノズル53からインク滴として記録用紙に吐出される。
図3に示すように、画像記録ユニット24の上流側には、一対の搬送ローラ60及びピンチローラが設けられている。図3では、ピンチローラは、他の部材に隠れて表れていないが、搬送ローラ60の下側に圧接状態で配置されている。搬送ローラ60及びピンチローラは、用紙搬送路23を搬送されている記録用紙を狭持してプラテン42上へ搬送する。画像記録ユニット24の下流側には、一対の排紙ローラ62及び拍車ローラ63が設けられている。排紙ローラ62及び拍車ローラ63は、記録済みの記録用紙を狭持して排紙トレイ21へ搬送する。搬送ローラ60及び排紙ローラ62は、LFモータ71(図10参照)から駆動力が伝達されて、所定の改行幅で間欠駆動する。搬送ローラ60及び排紙ローラ62の回転は同期されている。搬送ローラ60に設けられたロータリーエンコーダ76(図10参照)は、搬送ローラ60とともに回転するエンコーダディスク61のパターンを光学センサで検知する。この検知信号に基づいて、搬送ローラ60及び排紙ローラ62の回転が制御される。
拍車ローラ63は、記録済みの記録用紙と圧接するので、記録用紙に記録された画像を劣化させないようにローラ面が拍車状に凹凸されている。拍車ローラ63は、排紙ローラ62と接離する方向にスライド移動可能に設けられ、コイルバネにより排紙ローラ62に圧接するように付勢されている。排紙ローラ62と拍車ローラ63との間に記録用紙が進入すると、拍車ローラ63は、記録用紙の厚み分だけ付勢力に反して退避し、該記録用紙を排紙ローラ62に圧接するように狭持する。これにより、排紙ローラ62の回転力が確実に記録用紙へ伝達される。ピンチローラも搬送ローラ60に対して同様に設けられたものであり、記録用紙を搬送ローラ60に圧接するように狭持して、搬送ローラ60の回転力を確実に記録用紙へ伝達させる。
図10は、複合機1の制御部64の構成を示すブロック図である。制御部64は、プリンタ部3のみでなくスキャナ部2も含む複合機1の全体動作を制御するものであり、フラットケーブル85が接続されるメイン基板により構成される。なお、スキャナ部3に関する構成は本発明の主要な構成ではないので詳細な説明は省略する。制御部64は、図に示すように、CPU(Central Processing Unit)65、ROM(Read Only Memory)66、RAM(Random Access Memory)67、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)68を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス69を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)70に接続されている。
ROM66には、複合機1の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。RAM67は、CPU65が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記録する記憶領域又は作業領域として使用される。また、EEPROM68には、電源オフ後も保持すべき設定やフラグ等が格納される。
ASIC70は、CPU65からの指令に従い、LF(搬送)モータ71に通電する相励磁信号等を生成して、該信号をLFモータ71の駆動回路72に付与し、駆動回路72を介して駆動信号をLFモータ71に通電することにより、LFモータ71の回転制御を行っている。
駆動回路72は、給紙ローラ25、搬送ローラ60,排紙ローラ62、及びパージ機構51に接続されたLFモータ71を駆動させるものであり、ASIC70からの出力信号を受けて、LFモータ71を回転するための電気信号を形成する。該電気信号を受けてLFモータ71が回転し、LFモータ71の回転力がギアや駆動軸等からなる周知の駆動機構を介して、給紙ローラ25、搬送ローラ60,排紙ローラ62、及びパージ機構51へ伝達される。
ASIC70は、CPU65からの指令に従い、CR(キャリッジ)モータ73に通電する相励磁信号等を生成して、該信号をCRモータ73の駆動回路74に付与し、駆動回路74を介して駆動信号をCRモータ73に通電することにより、CRモータ73の回転制御を行っている。
駆動回路74は、CRモータ73を駆動させるものであり、ASIC70からの出力信号を受けて、CRモータ73を回転するための電気信号を形成する。該電気信号を受けてCRモータ73が回転し、CRモータ73の回転力がベルト駆動機構46を介して、キャリッジ38へ伝達されることによりキャリッジ38が往復動される。このようにして、キャリッジ38の往復動が制御部64により制御される。
駆動回路75は、インクジェット記録ヘッド39から所定のタイミングで各色インクを記録紙に対して選択的に吐出させるものであり、CPU65から出力される駆動制御手順に基づいてASIC70において生成された出力信号を受け、インクジェット記録ヘッド39を駆動制御する。この駆動回路75は、ヘッド制御基板に搭載されており、制御部64を構成するメイン基板からヘッド制御基板へは、フラットケーブル85により信号が伝送される。
ASIC70には、駆動ローラ87の回転量を検出するロータリーエンコーダ76、キャリッジ38の位置検知を行うリニアエンコーダ77が接続されている。キャリッジ38は、複合機1の電源オンにより、ガイドレール43,44の一方の端まで移動されて、リニアエンコーダ77による検知位置が初期化される。この初期位置から、キャリッジ38がガイドレール43,44上を移動すると、キャリッジ38に設けられた光学センサ35がエンコーダストリップ50のパターンを検知し、これに基づくパルス信号数がキャリッジ38の移動量として制御部64に把握される。制御部64は、この移動量に基づいてキャリッジ38の往復動を制御すべく、CRモータ73の回転を制御する。
ASIC70には、スキャナ部3や、複合機1の操作指示を行うための操作パネル4、各種小型メモリカードが挿入されるスロット部5、パソコン等の外部情報機器とパラレルケーブルやUSBケーブルを介してデータの送受信を行うためのパラレルインタフェース78及びUSBインタフェース79等が接続されている。さらに、ファクシミリ機能を実現するためのNCU(Network Control Unit)80やモデム(MODEM)81が接続されている。
以下、図11から図18を用いて、従動プーリ48の支持構造、およびプーリホルダ125の支持構造について詳述する。ここに、図11は、図6のXI−XI方向から見た要部断面図、図12はホルダ本体124の正面形状および側面形状を示す外観図、図13はホルダ本体124を斜め下方から見た斜視図、図14はプーリホルダ125の軸138の外観形状を示す三面図、図15は軸138の拡大斜視図、図16は従動プーリ48の組み付け構造を説明する分解斜視図、図17は図11(b)におけるXXVII−XXVII線の断面図、図18は図11(b)におけるXXVIII−XXVIII線の断面図である。
プーリホルダ125は、ホルダ本体124と軸138とを有する。ホルダ本体124は、ABS樹脂、アクリル樹脂(メチルメタアクリレート)、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)等の合成樹脂組成物で構成されており、金型を用いて成形される成形品である。なお、金型を用いた成形には、例えば射出成形が一般的であるが、その他の成形手法であってもよい。また、金型としては専ら金属製のものが使用されるが、プーリホルダ125の成形に適合する金型であればガラス製や樹脂製、セラミック製など種々の金型が用いられる。金型を用いた成形では、ホルダ本体124には、金型からの離型の容易のために所定の抜き勾配が形成される。本実施形態においては、ホルダ本体124が、図11(b)の右端近傍をパーティングラインとして成形される。従って、ホルダ本体124は、図11(b)において左方向(図中の矢印P2の方向)に金型から引き抜かれるため、ホルダ本体124には、同図において右側から左側へ向けて1/2°〜2°程度の角度で先細り形状に抜き勾配が形成される。
図11および図12に示すように、ホルダ本体124は、大別して、ガイドレール44の上面44aから上方に表れる上部130と、ガイドレール44に形成された孔128(図7参照)に挿入される下部131とを備えて構成される。ここに、図12(a)は図11に示されるホルダ本体124の左側面図、同図(b)はホルダ本体124の正面図、同図(c)は図11に示されるホルダ本体124の右側面図である。
ホルダ本体124の上部130には、ホルダ本体124の下部131が孔128に挿入されたときにガイドレール44の上面44aに面接触される基台133と、該基台133から鉛直上方に立設された支持アーム132とが形成されている。支持アーム132は正面視でコの字形状を有する。より詳細には、支持アーム132は、基台133と連続して形成され、基台133の上面に平行に延設されたアーム下部137と、アーム下部137の一端から上方に延びるアーム基部136と、アーム基部136の上端からアーム下部137の延設方向に延びるアーム上部135とによってコの字形状を構成している。アーム上部135、アーム基部136およびアーム下部137で囲まれた内部スペース134、即ち、支持アーム132のコの字形状の内部スペース134には従動プーリ125が収容される(図11(a)参照)。
図12に示すように、アーム上部135の下面135bの先端側には、軸138の一端141b(図14参照)を支持する軸受け139が形成されている(図12(a)参照)。また、アーム下部137の先端側の上面137aから下部131に亘って、軸138の他方端141a(図14参照)を支持する軸受け140が形成されている。軸受け139,140はいずれも、支持される軸の外周とほぼ同じ曲率面が奥部に形成されたアーム上部135及び下部137の延出方向に長い溝形状である。
軸138は、図14および図15に示すように、所定の外径D1に形成された円柱形状の軸本体141と、軸本体141より小さい外径D2(<D1)の円柱形状に形成された異径軸142(本発明の突出部、円柱部材に相当)とを備える。軸138の大部分は軸本体141で構成されており、この軸138によって従動プーリ48が回転可能に支持される。異径軸142は軸本体141と一体に形成されており、軸本体141の一方端から軸方向へ突出して設けられている。この異径軸142は、軸本体141の回転を制止するために設けられている。異径軸142の軸心G2(図14の一点鎖線G2)は軸本体141の軸心G1(図14の一点鎖線G1)と平行であるが一致しておらず、所定の距離Δdだけ軸心G1から離間(偏倚)されている。
軸受け140には軸138の異径軸142側が支持される。詳細には、軸受け140によって軸本体141の異径軸142側の一端141aが支持される。異径軸142は、軸受け140の下方に形成された嵌合溝143(本発明の嵌合部に相当、図12(a)参照)に嵌合される。これにより、異径軸142が嵌合溝143で狭持される。軸受け140は軸本体141の外径に対応した溝幅に形成されている。即ち、軸受け140の溝幅(図12(a)の左右方向)は、軸本体141の外径に所定公差が加味された寸法である。軸受け139には軸本体141の他方端141bが支持される。従って、軸受け139は、軸受け140と同じ溝幅である。嵌合溝143の溝幅は、異径軸142の外径と略同じ寸法である。
上述したように異径軸142の軸心G2は軸本体141の軸心G1から所定の距離Δdだけ離間した位置にある。したがって、軸受け140に軸138の軸本体141が嵌められるとともに、嵌合溝143に異径軸142が嵌められると、軸本体141の軸心G1と異径軸142の軸心G2とは、軸受け140及び嵌合溝143の長手方向、すなわち図11(a)の左右方向に離間された状態に位置決めされる。これにより、軸受け140に対して軸本体141が回動するためには、軸本体141の軸心G1を回動中心として異径軸142が回動される必要があるが、異径軸142は嵌合溝143に嵌合されることにより、軸心G1周りに回動することが規制されている。したがって、軸本体141は軸受け140に対して回動されない。
図11から図13に示すように、ホルダ本体124の下部131には、第1嵌合部161および第2嵌合部162が形成されている。第1嵌合部161は孔128(図7参照)の周縁に形成された後述の第1縁部151と嵌め合わされる。また、第2嵌合部162は孔128(図7参照)の周縁に形成された後述の第2縁部151と嵌め合わされる。なお、図11では正面側に表れる第1嵌合部161と第2嵌合部162が示されているが、これらの嵌合部161,162は背面側にも対称に形成されている。従って、第1嵌合部161および第2嵌合部162は正面側および背面側に一対ずつ形成されている。
第1嵌合部161は、基台133と、この基台133の下面133aから下方へ所定の間隙を隔てて設けられた第1リブ163と、基台133と第1リブ163との間に形成された溝165とによって構成される。また、第2嵌合部162は、基台133と、この基台133の下面133aから下方へ所定の間隙を隔てて設けられた第2リブ164と、基台133と第2リブ164との間に形成された溝166とによって構成される。なお、溝165,166は、上下方向の溝幅がガイドレール44の厚み長さにほぼ等しくなるよう形成されている。
図18に示すように、正面側および背面側それぞれに形成された一対の溝165の底面165aの離間距離はt1に設定されている。一対の溝165には一対の第1縁部151が嵌め込まれるため、上記離間距離t1は第1縁部151の離間距離h1(図7参照)とほぼ等しく設定されている。また、正面側および背面側それぞれに形成された一対の溝166の底面166aの離間距離は上記離間距離t1よりも短いt2に設定されている。一対の溝166には一対の第2縁部152が嵌め込まれるため、上記離間距離t2は第2縁部152の離間距離h2(図7参照)とほぼ等しく設定されている。これにより、溝165と溝166との間には、溝166に向かって幅狭となる段差が設けられている。
図18に示すように、溝165の底面165aおよび溝166の底面166aには、金型からの離型方向(図11のP2)に対して所定角度φの抜き勾配が形成されている。前述したように、溝165を有する第1嵌合部161と、溝166を有する第2嵌合部162とが、離型方向に段階的に分割されることにより、一対の底面165aの離間距離t1及び一対の底面166aの離間距離t2において、抜き勾配による離型方向への各寸法差が、分割されていない場合に比べて小さい。
図7に示すように、孔128には、第1嵌合部161に嵌合される第1縁部151と、第2嵌合部162に嵌合される第2縁部152とが形成されている。第1縁部151および第2縁部152も、搬送方向(図7の上下方向)に対向してそれぞれ一対ずつ形成されている。第1縁部151は第1嵌合部161の一対の溝165に対応して形成されており、その離間距離h1は溝165の底面165aが嵌入可能な寸法に形成されている。また、第2縁部152は、第2嵌合部162の一対の溝166に対応して形成されており、その離間距離h2は溝166の底面166aが嵌入可能な寸法に形成されている。したがって、第1縁部151と第2縁部152とは、第2縁部152に向かって幅狭となっている。第1縁部151の第2縁部152と反対側、すなわち図7における右側には、第1縁部151の離間距離h1より幅広の挿入部153が形成されている。挿入部153の幅h3は、第1リブ163の端部間の距離t3(図18参照)より広い。
プーリホルダ125は、孔128の挿入部153に第1リブ163を合わせ、一対の第1縁部151の間に第2リブ164を合わせるようにして、下部131がガイドレール44の上面側から下面側へ差し込まれる。そして、第1縁部151を溝165に、第2縁部152を溝166に嵌め込むようにして、図7の左方向へスライド移動される。そして、図11(a)に示すように、プーリホルダ125が支持する従動プーリ48にタイミングベルト49が周運動可能に巻かれるとともに、バネ受け部129と立設板127との間にコイルバネ126が介設されて、プーリホルダ125がベルト緊張方向(図11(a)左側)へ弾性付勢される。
前述したとおり、ベルト緊張方向に沿って形成されているプーリホルダ125の第1嵌合部161及び第2嵌合部162はベルト緊張方向に対して段階的に分割されており、第1嵌合部161の溝165の底面165aの離間距離t1及び第2嵌合部162の溝166の底面166aの離間距離t2において、抜き勾配による離型方向への各寸法差は小さいので、第1縁部151と溝165との嵌合、及び第2縁部152と溝166との嵌合における取付ガタが小さい。これにより、プーリホルダ125の取付ガタによるキャリッジ38の走査ズレが軽減され、その結果、インクジェット記録ヘッド39により記録用紙に記録される画像品質が向上する。
また、第1嵌合部151及び第2嵌合部152は、ベルト緊張方向と平行に従動プーリ48の両側に一対が形成されているので、タイミングベルト49の張力に対して、プーリホルダ125がバランスよく支持される。これにより、従動プーリ48のベルト緊張方向に対する支持強度が大きく且つ安定される。
プーリホルダ125は、ホルダ本体124に軸138が支持されてなる。軸本体141は、ホルダ本体124の軸受け139,140に支持され、異径軸142は嵌合溝143に嵌合される。異径軸142の軸心G2は、軸本体141の軸心G1から偏倚されているので、軸本体141は軸心G1回りに回動しない。これにより、駆動プーリ47に回転によりタイミングベルト49が周運動して従動プーリ48が回転されても、軸本体141が軸受け139,140に対して回転せず、軸受け139,140の摩耗が防止されるので、キャリッジ38の搬送ズレや、インクジェット記録ヘッド39による記録画像の品質の低下が防止される。
なお、本実施形態では、軸138において軸本体141の一方端に異径軸142が形成されることとしたが、軸本体141の両端に異径軸142が形成されることとしてもよい。その場合、軸受け139側にも嵌合溝143が形成されて、軸本体141の両端の異径軸142が一対の嵌合溝143にそれぞれ嵌合される。
1・・・複合機(画像記録装置)
38・・・キャリッジ
39・・・インクジェット記録ヘッド
47・・・駆動プーリ
48・・・従動プーリ(プーリ)
49・・・タイミングベルト(ベルト)
124・・・ホルダ本体
125・・・プーリホルダ
138・・・軸
139,140・・・軸受け
141・・・軸本体
142・・・異径軸(突出部)
143・・・嵌合溝(嵌合部)
38・・・キャリッジ
39・・・インクジェット記録ヘッド
47・・・駆動プーリ
48・・・従動プーリ(プーリ)
49・・・タイミングベルト(ベルト)
124・・・ホルダ本体
125・・・プーリホルダ
138・・・軸
139,140・・・軸受け
141・・・軸本体
142・・・異径軸(突出部)
143・・・嵌合溝(嵌合部)
Claims (4)
- ベルトが周運動可能に巻かれるプーリを回転自在に支持するプーリホルダであって、
上記プーリを軸支する軸本体、及び該軸本体の軸方向の一方端または両端に該軸本体の軸心から偏倚されて該軸本体の軸方向に突設された突出部を有する軸と、
上記軸本体を支持する軸受け、及び上記突出部と嵌合する嵌合部を有するホルダ本体と、を具備してなるものであるプーリホルダ。 - 上記突出部は、上記軸本体の軸心に平行な軸を有し、該軸本体より小さい外径寸法に形成された円柱状部材である請求項1に記載のプーリホルダ。
- 上記突出部は、上記軸本体と一体に形成されたものである請求項1または2に記載のプーリホルダ。
- 被記録媒体に微小インク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドと、該インクジェット記録ヘッド搭載してスライド移動されるキャリッジとを有するインクジェット記録方式の画像記録装置において、上記プーリは上記キャリッジに駆動力を供給する駆動プーリとの間でベルトが張架される従動プーリである請求項1から3のいずれかに記載のプーリホルダ。
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