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JP2007173163A - 反応ガス用加湿装置 - Google Patents

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JP2007173163A JP2005372233A JP2005372233A JP2007173163A JP 2007173163 A JP2007173163 A JP 2007173163A JP 2005372233 A JP2005372233 A JP 2005372233A JP 2005372233 A JP2005372233 A JP 2005372233A JP 2007173163 A JP2007173163 A JP 2007173163A
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Abstract

【課題】反応ガスを効率的且つ確実に加湿することができるとともに、加湿装置全体を容易に小型化することを可能にする。
【解決手段】水透過性膜50を挟んで配設される第1及び第2セパレータ52、54を備える。第1セパレータ52は、反応前の空気を供給する溝部62a、64aを設けるとともに、第2セパレータ54は、オフガスを供給するための溝部80a、82aを設ける。第1及び第2セパレータ52、54の水透過性膜50に接する壁部77a、87aには、開口部78a、89aが形成されるとともに、前記開口部78a、89aを周回する部位には、前記水透過性膜50から離間する方向に変形する変形部位79a、90aが設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体高分子型燃料電池に供給される少なくとも一方の反応ガスを、加湿流体によって加湿するための反応ガス用加湿装置に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体を、セパレータによって挟持した発電セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の発電セルを積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
この燃料電池において、アノード側電極には、燃料ガス、例えば、主に水素を含有するガス(以下、水素含有ガスともいう)が供給される一方、カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば、主に酸素を含有するガスあるいは空気(以下、酸素含有ガスともいう)が供給されている。
この場合、上記の燃料電池では、有効な発電機能を発揮させるために、電解質膜を適度な湿潤状態に維持することが必要とされている。このため、燃料ガスや酸化剤ガスを、予め水により加湿する加湿装置を用意し、この加湿装置を燃料電池に連結することにより、前記加湿された燃料ガスや酸化剤ガスを燃料電池に供給するものが知られている。
例えば、特許文献1に開示されている燃料電池用加湿器は、図14に示すように、加湿膜1を挟んで一対の樹脂製の板部材2が配置され、これらが積層されてスタックを構成している。加湿膜1の一方の面と一方の板部材2との間には、燃料電池の空気極に供給される前の空気を通過させるための加湿往路3が設けられるとともに、前記加湿膜1の他方の面と他方の板部材2との間には、前記燃料電池の空気極から吐出された反応後のオフガスを通過させる加湿復路4が設けられている。
特開2003−187839号公報(図3)
しかしながら、上記の加湿器では、加湿膜1を挟んで加湿往路3に反応前の空気が供給される一方、加湿復路4にオフガスが供給されるため、オフガス側から反応前の空気への加湿は、前記加湿膜1の近傍のみでしか行われていない。これにより、加湿往路3を流れる反応前の空気全体を、加湿復路4を流れるオフガス中の水分によって効率的に加湿することができないという問題がある。
その際、反応前の空気を十分に加湿しようとすると、加湿器全体が相当に大型化してしまい、前記加湿器の配置スペースが拡大し、例えば、車載用として採用することができないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、反応ガスを効率的且つ確実に加湿することができるとともに、加湿装置全体を容易に小型化することが可能な反応ガス用加湿装置を提供することを目的とする。
本発明は、固体高分子型燃料電池に供給される少なくとも一方の反応ガスを、加湿流体によって加湿するための反応ガス用加湿装置である。この反応ガス用加湿装置は、水透過性膜と交互に配設されるセパレータを備え、前記セパレータは、前記水透過性膜に反応ガス又は加湿流体を流通させる流路溝と、前記水透過性膜に接する壁部に開口部が形成される凸部とを交互に設けている。そして、壁部は、開口部を周回する部位に水透過性膜から離間する方向に変形する変形部位を設けている。
また、セパレータの両面には、仕切り壁部を介して流路溝が形成されるとともに、前記仕切り壁部には、開口部が形成され且つ前記開口部を周回する部位に、一方の前記流路溝側に変形する変形部位が設けられることが好ましい。
さらに、本発明の反応ガス用加湿装置は、水透過性膜と交互に配設されるセパレータを備え、前記セパレータは、前記水透過性膜に反応ガス又は加湿流体を流通させる流路溝と、前記水透過性膜に接する凸部とを交互に設けている。そして、流路溝を形成する仕切り壁部には、開口部が形成され且つ前記開口部を周回する部位に、一方の前記流路溝側に変形する変形部位が設けられている。
さらにまた、セパレータは、金属製プレートを波形状に成形して構成されることが好ましい。また、セパレータは、開口部を周回する部位にバーリング加工を施して変形部位を設けることが好ましい。
本発明では、セパレータの流路溝間に設けられる凸部の水透過性膜に接する壁部に、それぞれ開口部が形成されており、前記開口部を介して加湿流体から反応ガスに加湿が行われている。このため、流路溝間による反応ガスの加湿に加え、開口部を介して前記反応ガスの加湿が可能になり、水蒸気透過量を有効に増加させることができる。
さらに、セパレータは、凸部に開口部が形成されるため、軽量化が確実に遂行されるとともに、凹凸形状を有するために前記セパレータの強度を確保することが可能になる。
しかも、水透過性膜に接する壁部では、開口部を周回する部位に前記水透過性膜から離間する方向に変形する変形部位が設けられている。従って、開口部を周回する端面により水透過性膜を損傷させることがなく、前記水透過性膜を効率的且つ経済的に使用することができる。
また、本発明では、壁部や仕切り壁部に設けられる変形部位により、反応ガス又は加湿流体の流れに乱れが発生する。このため、反応ガスと加湿流体との間における水蒸気交換性が良好に向上し、効率的な加湿処理が良好に遂行可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る加湿装置10を組み込む燃料電池システム12の概略構成説明図である。
燃料電池システム12は、例えば、自動車等の車両に搭載されており、燃料電池スタック14を備える。この燃料電池スタック14は、複数の発電セル16を矢印A方向に積層するとともに、積層方向両端にエンドプレート18a、18bが配置されており、前記エンドプレート18a、18bが図示しない締め付けボルトにより積層方向に締め付けられている。
発電セル16は、例えば、固体高分子電解質膜20aの両側にアノード側電極20bとカソード側電極20cとを配置した電解質膜・電極構造体20と、前記電解質膜・電極構造体20を挟持する一対のセパレータ22、24とを備える。アノード側電極20bには、燃料ガスとして、例えば、水素ガスが供給される一方、カソード側電極20cには、酸化剤ガスとして、例えば、酸素を含む空気が供給される。
エンドプレート18aには、発電セル16に水素ガスを供給するための水素供給口26aと、前記発電セル16から排出される未使用の水素ガスを含む排ガスを燃料電池スタック14から排出するための水素排出口26bとが設けられる。エンドプレート18bには、発電セル16に空気を供給するための空気供給口28aと、前記発電セル16から排出される空気(以下、オフガスともいう)を燃料電池スタック14から排出するための空気排出口28bとが設けられる。
燃料電池システム12は、燃料電池スタック14に水素ガスを供給する水素供給流路30と、前記燃料電池スタック14から排出される未使用の水素ガスを含む排ガスを、前記水素供給流路30の途上に戻して該燃料電池スタック14に供給するための水素循環流路32とを備える。
水素供給流路30には、高圧水素を貯留する水素タンク34と、前記水素タンク34から供給される水素ガスの圧力を減圧するレギュレータ36と、減圧された前記水素ガスを燃料電池スタック14に供給するとともに、水素循環流路32から排ガスを吸引して前記燃料電池スタック14に戻すためのエゼクタ38とが配設される。
燃料電池システム12は、燃料電池スタック14に空気を供給する空気供給流路40と、前記燃料電池スタック14から排出されるオフガスを、外部に排気するための空気排出流路42とを備える。空気供給流路40には、空気を圧縮して供給するためにスーパーチャージャ(又はポンプ)44が設けられる。
燃料電池スタック14には、エンドプレート18bに連結されて加湿装置10が装着される。図2及び図3に示すように、加湿装置10は、水透過性膜50の一方の面50aに配設される第1セパレータ52と、前記水透過性膜50の他方の面50bに配設される第2セパレータ54とを備える。第1及び第2セパレータ52、54は、水透過性膜50を介装して交互に矢印A方向に積層されて積層体56を構成する。
積層体56の矢印A方向両端には、エンドプレート57a、57bが配置され、前記エンドプレート57a、57b間は、複数の締め付けロッド59を介して締め付け保持される(図2参照)。第1及び第2セパレータ52、54は、金属製プレートを波形状に成形して構成される。
図4に示すように、積層体56の矢印B方向の一端縁部には、互いに矢印A方向に貫通して、反応前の空気(一方の反応ガス)を供給する空気供給連通孔58aと、加湿された反応前の空気を排出する空気排出連通孔58bとが上下(矢印C方向)に設けられる。
積層体56の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、オフガスが供給されるオフガス供給連通孔60aと、反応前の空気を加湿した後のオフガスを排出するオフガス排出連通孔60bとが上下方向に配列されて設けられる。
図1に示すように、空気供給連通孔58aは、空気供給流路40に連通し、空気排出連通孔58bは、燃料電池スタック14の空気供給口28aに連通する一方、オフガス供給連通孔60aは、前記燃料電池スタック14の空気排出口28bに連通し、オフガス排出連通孔60bは、空気排出流路42に連通する。
図4に示すように、第1セパレータ52は、水透過性膜50の一方の面50aに向かう第1面52a側に、空気供給連通孔58aと空気排出連通孔58bとを連通し、略U字状に屈曲乃至湾曲する第1流路62を設ける。この第1流路62は、第1面52aに設けられた複数の溝部(流路溝)62aにより構成される。
第1セパレータ52の第1面52aとは反対の第2面52b側には、空気供給連通孔58aと空気排出連通孔58bとを連通し、略U字状の第2流路64が設けられる。この第2流路64は、第2面52bに設けられた複数の溝部(流路溝)64aにより構成されており、この溝部64aは、第1流路62を構成する各溝部62aと交互に形成され、全体として波形状を有している(図5参照)。
図4に示すように、第1流路62の空気供給連通孔58aの近傍(入口近傍)及び空気排出連通孔58bの近傍(出口近傍)には、前記第1流路62を閉塞する第1シール部材66が配設されるとともに、第2流路64の前記空気供給連通孔58aの近傍及び前記空気排出連通孔58bの近傍には、前記第2流路64を閉塞する第2シール部材68が配設される。
図5に示すように、第1及び第2シール部材66、68は、弾性材料、例えば、ゴム材料で形成されており、板状部70a、70bと複数の膨出部72a、72bとを一体的に設ける。第1セパレータ52は、波形状の両側の山部に第1及び第2流路62、64の入口近傍から出口近傍にわたり矢印C方向に近在してそれぞれ凹部74a、74bが設けられる。凹部74bは、凹部74aの内方にオフセットしている。
第1シール部材66は、板状部70aが凹部74aに挿入されるとともに、各膨出部72aが第1流路62を構成する各溝部62aに挿入される。第1シール部材66の板状部70aは、第1面52a側に突出する山部平面部分と同一平面上に配置される一方、各膨出部72aにより第1流路62が閉塞される。
第2シール部材68は、板状部70bが凹部74bに挿入されるとともに、各膨出部72bが第2流路64の各溝部64aに配置されて前記第2流路64を閉塞する。
図5及び図6に示すように、第1セパレータ52には、第1流路62と第2流路64とを仕切る仕切り壁部75に、第1シール部材66と第2シール部材68との間に位置して、第1流路62と第2流路64とを連通する第1貫通孔76aが形成される。第1セパレータ52の仕切り壁部75には、第2シール部材68の内方に位置して、第1流路62と第2流路64とを連通する第2貫通孔76bが形成される。
図3に示すように、第1セパレータ52は、各溝部62a間の凸部(各溝部64aを形成する凹部)に、水透過性膜50の一方の面50aに接する壁部77aを設け、この壁部77aに開口部78aが形成される。各溝部64a間の凸部(各溝部62aを構成する凹部)に、他の水透過性膜50の一方の面50aに接する壁部77bを設け、この壁部77bに開口部78bが形成される。
壁部77a、77bは、開口部78a、78bを周回する部位に水透過性膜50から離間する方向に変形する変形部位79a、79bを設ける。具体的には、壁部77a、77bにバーリング加工を施すことにより、略リング状に突出する変形部位79a、79bが形成される。
図6に示すように、開口部78a、78bは、矢印B方向に長尺な長方形状に設定されており、この矢印B方向に対して1列乃至複数列、例えば、6列に且つ矢印C方向に同一線上に配置されている。なお、開口部78a、78bの形状は、長方形状に限定されるものではなく、例えば、長円状、正方形状又は円形状等の種々の形状に設定可能である。
図4及び図7に示すように、第2セパレータ54は、水透過性膜50の他方の面50bに向かう第3面54a側にオフガス供給連通孔60aとオフガス排出連通孔60bとを連通する略U字状の第3流路80を設ける。第3流路80は、第3面54aに設けられた複数の溝部(流路溝)80aにより構成される。
第2セパレータ54は、第3面54aとは反対の第4面54b側に、オフガス供給連通孔60aとオフガス排出連通孔60bとを連通する略U字状の第4流路82を設ける。この第4流路82は、複数の溝部(流路溝)82aを有し、各溝部82aは、溝部80aと交互に配設される。
第3流路80の入口近傍から出口近傍にわたって矢印C方向に延在し、この第3流路80を閉塞する第3シール部材84が配設される一方、第4流路82の入口近傍から出口近傍にわたって矢印C方向に延在し、この第4流路82を閉塞し且つ前記第3シール部材84に対し矢印B方向にオフセットして第4シール部材86が配設される。
第3及び第4シール部材84、86は、第1及び第2シール部材66、68と同一に構成されており、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
第2セパレータ54には、図7に示すように、第3流路80と第4流路82とを仕切る仕切り壁部83に、前記第3流路80と前記第4流路82とを連通する第1貫通孔88aが第3シール部材84と第4シール部材86との間に設けられる。第2セパレータ54の仕切り壁部83には、第4シール部材86の内方に、第3流路80と第4流路82とを連通する第2貫通孔88bが形成される。
図3に示すように、第2セパレータ54は、各溝部80a間の凸部(各溝部82aを形成する凹部)に、水透過性膜50の他方の面50bに接する壁部87aを設け、この壁部87aに開口部89aが形成される。各溝部80a間の凸部(各溝部82aを構成する凹部)に、他の水透過性膜50の他方の面50bに接する壁部87bを設け、この壁部87bに開口部89bが形成される。
壁部87a、87bは、開口部89a、89bを周回する部位に水透過性膜50から離間する方向に変形する変形部位90a、90bを設ける。具体的には、壁部87a、87bにバーリング加工を施すことにより、略リング状に突出する変形部位90a、90bが形成される。開口部89a、89bの形状は、上記の開口部78a、78bと同様に設定される。
第1セパレータ52と第2セパレータ54とが水透過性膜50を介装して互いに積層される際、開口部78a、89a及び78b、89bは、積層方向(矢印A方向)に略同一位置に配置される(図3参照)。なお、開口部78a、89a及び78b、89bは、積層方向に互いに異なる位置に設定されてもよく、また、それぞれの大きさを異なって設定してもよい。
図4に示すように、第1セパレータ52には、外周縁部を覆ってシール91が一体成形される。このシール91は、第1及び第2面52a、52bで、空気供給連通孔58a及び空気排出連通孔58bを第1流路62と第2流路64とに連通するとともに、前記第1及び第2流路62、64をオフガス供給連通孔60a及びオフガス排出連通孔60bからシールする。
第2セパレータ54には、その外周縁部を覆ってシール92が一体成形される。このシール92は、第3及び第4面54a、54bにおいて、それぞれオフガス供給連通孔60a及びオフガス排出連通孔60bを第3及び第4流路80、82に連通する一方、前記第3及び第4流路80、82を空気供給連通孔58a及び空気排出連通孔58bからシールする。
このように構成される燃料電池システム12の動作について、加湿装置10との関連で以下に説明する。
図1に示すように、水素タンク34から水素供給流路30に供給される水素ガスは、レギュレータ36を介して所定の圧力に減圧され、エゼクタ38を通って燃料電池スタック14の水素供給口26aに供給される。水素供給口26aに供給された水素は、各発電セル16を構成するアノード側電極20bに沿って移動した後、未使用の水素を含む排ガスが、水素排出口26bから水素循環流路32に排出される。この排ガスは、エゼクタ38の吸引作用下に、水素供給流路30の途上に戻された後、再度、燃料電池スタック14内に燃料ガスとして供給される。
一方、スーパーチャージャ44を介して空気供給流路40に空気が供給される。この空気は、加湿装置10を構成するエンドプレート57bから積層体56の空気供給連通孔58aに供給される。
図8に示すように、第1セパレータ52では、空気供給連通孔58aに第1及び第2流路62、64の入口端部が開放されるとともに、前記第1流路62の入口近傍が第1シール部材66によって閉塞されている。このため、空気供給連通孔58aに供給された空気は、第2流路64を構成する各溝部64aに導入された後、第2シール部材68の各膨出部72bによって前方への移動が阻止され、第1貫通孔76aを通って第1流路62を構成する溝部62aに移動する。
この空気は、各溝部62aに沿って移動するとともに、一部が第2貫通孔76bを介して溝部64aに分流され、前記空気が各溝部62a、62bに沿って移動する。従って、反応前の空気は、U字状の第1及び第2流路62、64に沿って移動し、前記第1流路62を流れる空気は、水透過性膜50の一方の面50aに接触するとともに、第2流路64に沿って移動する空気は、他の水透過性膜50の一方の面50aに接触する(図3参照)。
加湿装置10では、燃料電池スタック14の発電に使用された反応済みの空気であるオフガスが、オフガス供給連通孔60aに供給される。このオフガスは、第2セパレータ54のオフガス供給連通孔60aに連通する第3及び第4流路80、82に導入される。
図4及び図7に示すように、第3及び第4流路80、82には、第3及び第4シール部材84、86が配設されており、第1セパレータ52と同様に、オフガスは、先ず、第4流路82の溝部82aに一旦導入された後、第1貫通孔88aを通って第3流路80の各溝部80aに導入される。オフガスは、さらに第2貫通孔88bを通るとともに、一部が溝部82aに分流し、U字状の第3及び第4流路80、82に沿って移動する。
このため、第3流路80を移動するオフガスは、水透過性膜50の他方の面50bに接触する一方、第4流路82に沿って移動するオフガスは、また別の水透過性膜50の他方の面50bに接触する(図3参照)。
従って、第2セパレータ54の第3流路80に沿って移動するオフガス中の水分は、水透過性膜50を透過し第1流路62に沿って移動する反応前の空気に供給され、この空気が加湿される。さらに、第2流路64に沿って移動する反応前の空気は、第4流路82に沿って移動するオフガスにより加湿される。そして、加湿された空気は、空気排出連通孔58bから燃料電池スタック14の空気供給口28aに供給される。
この加湿された空気は、図1に示すように、各発電セル16のカソード側電極20cに供給され、未使用の空気を含むオフガスが、上記のように空気排出口28bから加湿装置10に排出される。これにより、各発電セル16では、アノード側電極20bに供給される水素と、カソード側電極20cに供給される空気中の酸素とが反応して発電が行われる。
この場合、第1の実施形態では、図6に示すように、第1セパレータ52は、各溝部62a間の凸部に複数の開口部78aを設ける一方、図7に示すように、第2セパレータ54は、各溝部80a間の凸部に複数の開口部89aを設けている。開口部78a、89aは、図3に示すように、水透過性膜50を挟んで互いに対向している。
ここで、第4流路82に沿って移動するオフガスは、水透過性膜50の他方の面50bから第2流路64に沿って移動する反応前の空気を加湿するため、各溝部82aの底面側の水蒸気分圧が高くなっている。従って、この溝部82aの底面側に対応して複数の開口部89aが形成されることにより、水蒸気分圧差を利用して、前記溝部82aに沿って移動するオフガス中の水分は、他の水透過性膜50の他方の面50bから開口部89a、78aを介し、溝部64aに沿って移動している反応前の空気を加湿することができる。
同様に、第1セパレータ52は、溝部62aの凹部に開口部78bを設けるとともに、第2セパレータ54は、溝部80aの凹部に開口部89bを設けている。従って、溝部80aに沿って移動するオフガスは、水透過性膜50を介して溝部62aに沿って移動する反応前の空気を加湿するとともに、各開口部78b、89bを介し、溝部62aに沿って移動している反応前の空気を加湿することができる。
このため、溝部80aに沿って移動するオフガスは、両側に配置されている水透過性膜50を介して第1流路62の両側から反応前の空気を加湿する一方、溝部82aに沿って移動するオフガスは、両側に配置されている前記水透過性膜50を介して第2流路64の両側から反応前の空気を加湿し、水蒸気透過量が有効に増加する。これにより、反応前の空気は、オフガスを介して効率的且つ確実に加湿されるとともに、加湿装置10全体を容易に小型化することが可能になるという効果が得られる。
しかも、第1及び第2セパレータ52、54は、それぞれ凸部に複数の開口部78a、78b及び89a、89bが形成されている。従って、第1及び第2セパレータ52、54の軽量化が確実に遂行されるとともに、凹凸形状を有することにより前記第1及び第2セパレータ52、54自体の強度を確保することができる。
さらに、第1の実施形態では、図3に示すように、第1セパレータ52の水透過性膜50に接する壁部77a、77bには、開口部78a、78bを周回する部位に前記水透過性膜50から離間する方向に変形する変形部位79a、79bが、例えば、バーリング加工により設けられている。このため、開口部78a、78bを周回する端面によって水透過性膜50を損傷させることがなく、前記水透過性膜50を効率的且つ経済的に使用することができるという効果が得られる。一方、第2セパレータ54においても、上記の第1セパレータ52と同様の効果が得られる。
しかも、第1セパレータ52では、壁部77a、77bに設けられる変形部位79a、79bにより、反応前の空気の流れに乱れが発生する。一方、第2セパレータ54では、壁部87a、87bに設けられる変形部位90a、90bにより、オフガスの流れに乱れが発生する。これにより、反応前の空気とオフガスとの間で、水蒸気交換性が良好に向上し、効率的な加湿処理が良好に遂行可能になる。
なお、第1の実施形態では、一方の反応ガスである空気を加湿して燃料電池スタック14に供給するように構成しているが、これに限定されるものではなく、他方の反応ガスである燃料ガスを加湿する構造を採用してもよい。また、加湿流体として燃料電池スタック14から排出される空気であるオフガスを用いているが、これに限定されるものではなく、他の加湿ガス、例えば、専用の水蒸気ガスや純水又は液体等を用いてもよい。
さらに、第1の実施形態では、空気供給連通孔58a及びオフガス供給連通孔60aを空気排出連通孔58b及びオフガス排出連通孔60bの上方に配置しているが、これとは逆に、該空気排出連通孔58b及び該オフガス排出連通孔60bの下方に配置してもよい。
また、水素供給流路30と水素循環流路32とにも、加湿装置10を設けてもよく、エンドプレート18a、18bの一方にのみ水素供給口26a、水素排出口26b、空気供給口28a及び空気排出口28bを設けてもよい。その際、水素ガス用と空気用とに別々の加湿装置10が燃料電池スタック14の同一側に配置される。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る加湿装置100の要部分解斜視説明図である。なお、第1の実施形態に係る加湿装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
加湿装置100は、水透過性膜50の一方の面50aに配設される第1セパレータ102と、前記水透過性膜50の他方の面50bに配設される第2セパレータ104とを備える。
図10及び図11に示すように、第1セパレータ102には、各溝部62a、64a間を仕切る仕切り壁部75に、開口部106a、106bが交互に形成される。開口部106aは、溝部62aと溝部64aとを連通するとともに、開口部106bは、前記溝部64aと他の溝部62aとを連通する。仕切り壁部75は、開口部106a、106bを周回する部位に溝部62a、62b側に突出変形する変形部位108a、108bを設ける。なお、変形部位108a、108bの突出方向は種々変更可能である。
図10に示すように、開口部106a、106bは、矢印B方向に長尺な長方形状に設定されているが、上記の開口部78a、78bと同様に、種々の形状に設定可能であるとともに、設置場所も変更可能である。
第2セパレータ104には、各溝部80a、82a間を仕切る仕切り壁部83に、開口部110a、110bが交互に形成される。開口部110aは、溝部80aと溝部82aとを連通するとともに、開口部110bは、前記溝部82aと他の溝部80aとを連通する。仕切り壁部83は、開口部110a、110bを周回する部位に溝部80a、82b側に変形する変形部位112a、112bを設ける。開口部110a、110bは、開口部106a、106bと同一の形状に設定される。
このように構成される第2の実施形態では、第1セパレータ102には、溝部62a、64a間の仕切り壁部75に開口部106a、106bが交互に形成され、前記溝部62a、64a同士が連通している。
このため、例えば、溝部62aに異物の混入や堆積が発生して、この溝部62aの一部に圧損の上昇が惹起されると、前記溝部62aに供給される反応前の空気は、開口部106a、106bを介して溝部64aに移動する。一方、溝部64aの一部に閉塞が発生すると、この溝部64aに供給される反応前の空気は、開口部106a、106bを通って溝部62aに導入される。
これにより、第1及び第2流路62、64に供給される反応前の空気は、各溝部62a、64aに沿って円滑に流れ、前記溝部62a、64aの閉塞や配流性の低下が生じた際にも、前記反応前の空気は、開口部106a、106bを介してバイパスすることができる。
さらに、第1及び第2セパレータ102、104は、複数の開口部106a、106b及び110a、110bが形成されており、前記第1及び第2セパレータ102、104の軽量化が確実に遂行される。
しかも、第1セパレータ102では、仕切り壁部75に設けられる変形部位108a、108bにより、反応前の空気の流れに乱れが発生する。一方、第2セパレータ104では、仕切り壁部83に設けられる変形部位112a、112bにより、オフガスの流れに乱れが発生する。これにより、反応前の空気とオフガスとの間で、水蒸気交換性が良好に向上し、効率的な加湿処理が良好に遂行可能になる。
図12は、本発明の第3の実施形態に係る加湿装置120の要部分解斜視説明であり、図13は、前記加湿装置120の要部断面説明図である。
加湿装置120は、水透過性膜50を挟んで配設される第1及び第2セパレータ122、124を備える。この加湿装置120では、空気供給連通孔58aと空気排出連通孔58bとが一方の対角位置に設けられるとともに、オフガス供給連通孔60aとオフガス排出連通孔60bとが他方の対角位置に設けられる。
第1セパレータ122は、水透過性膜50の一方の面50aに向かう第1面122a側に、空気供給連通孔58aと空気排出連通孔58bとを連通し、矢印B方向に1往復半のサーペンタイン形状の第1流路126を設けるとともに、前記第1面122aとは反対の第2面122b側に、前記空気供給連通孔58aと前記空気排出連通孔58bとを連通するサーペンタイン形状の第2流路128が設けられる。サーペンタイン形状に設定することにより、流路長を長くすることができ、加湿量の増加が図られる。
第1流路126を構成する複数の溝部(流路溝)126aと、第2流路128を構成する複数の溝部(流路溝)128aとは交互に設けられており、その両端が空気供給連通孔58aと空気排出連通孔58bとに、直接、開放される。
第1セパレータ122は、図13に示すように、水透過性膜50に接する壁部77a、77bに開口部78a、78bを設けるとともに、前記開口部78a、78bを周回する変形部位79a、79bを設ける。第1セパレータ122は、仕切り壁部75に開口部106a、106bと変形部位108a、108bとを設ける。一方、第2セパレータ124は、仕切り壁部83に開口部110a、110b及び変形部位120a、112bのみを設ける。
このように構成される第3の実施形態では、第1及び第2セパレータ122、124の軽量化を図るとともに、効率的な加湿処理が良好に遂行可能になる等、第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第3の実施形態では、第1セパレータ122に開口部78a、78bと変形部位79a、79bとを設ける一方、第2セパレータ124に開口部89a、89b、110a及び110bと変形部位90a、90b、112a及び112bとを設けてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る加湿装置を組み込む燃料電池システムの概略構成説明図である。 前記加湿装置の概略斜視説明図である。 前記加湿装置の一部断面側面図である。 前記加湿装置の要部分解斜視説明図である。 前記加湿装置を構成する第1セパレータの一部拡大分解斜視図である。 前記第1セパレータの正面図である。 前記加湿装置を構成する第2セパレータの正面図である。 前記第1パレータの両面に空気が流れる際の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る加湿装置の要部分解斜視説明図である。 前記加湿装置の一部拡大分解斜視図である。 前記加湿装置の要部断面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る加湿装置の要部分解斜視説明図である。 前記加湿装置の要部断面説明図である。 特許文献1の加湿器の一部断面図である。
符号の説明
10、100、120…加湿装置 12…燃料電池システム
14…燃料電池スタック 16…発電セル
20…電解質膜・電極構造体 20a…固体高分子電解質膜
20b…アノード側電極 20c…カソード側電極
22、24、52、54、102、104、122、124…セパレータ
40…空気供給流路 42…空気排出流路
50…水透過性膜 56…積層体
58a…空気供給連通孔 58b…空気排出連通孔
60a…オフガス供給連通孔 60b…オフガス排出連通孔
62、64、80、82、126、128…流路
62a、62b、64a、80a、82a、82b、126a、128a…溝部
66、68、84、86…シール部材
75、83…仕切り壁部 77a、77b、87a、87b…壁部
78a、78b、89a、89b、106a、106b、110a、110b…開口部
79a、79b、90a、90b、108a、108b、112a、112b…変形部位

Claims (5)

  1. 固体高分子型燃料電池に供給される少なくとも一方の反応ガスを、加湿流体によって加湿するための反応ガス用加湿装置であって、
    水透過性膜と交互に配設されるセパレータを備え、
    前記セパレータは、前記水透過性膜に前記反応ガス又は前記加湿流体を流通させる流路溝と、
    前記水透過性膜に接する壁部に開口部が形成される凸部と、
    を交互に設けるとともに、
    前記壁部は、前記開口部を周回する部位に前記水透過性膜から離間する方向に変形する変形部位を設けることを特徴とする反応ガス用加湿装置。
  2. 請求項1記載の反応ガス用加湿装置において、前記セパレータの両面には、仕切り壁部を介して前記流路溝が形成されるとともに、
    前記仕切り壁部には、開口部が形成され且つ前記開口部を周回する部位に、一方の前記流路溝側に変形する変形部位が設けられることを特徴とする反応ガス用加湿装置。
  3. 固体高分子型燃料電池に供給される少なくとも一方の反応ガスを、加湿流体によって加湿するための反応ガス用加湿装置であって、
    水透過性膜と交互に配設されるセパレータを備え、
    前記セパレータは、前記水透過性膜に前記反応ガス又は前記加湿流体を流通させる流路溝と、
    前記水透過性膜に接する凸部と、
    を交互に設けるとともに、
    前記流路溝を形成する仕切り壁部には、開口部が形成され且つ前記開口部を周回する部位に、一方の前記流路溝側に変形する変形部位が設けられることを特徴とする反応ガス用加湿装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の反応ガス用加湿装置において、前記セパレータは、金属製プレートを波形状に成形して構成されることを特徴とする反応ガス用加湿装置。
  5. 請求項4記載の反応ガス用加湿装置において、前記セパレータは、前記開口部を周回する部位にバーリング加工を施して前記変形部位を設けることを特徴とする反応ガス用加湿装置。
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