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JP2007172211A - 契約受付端末及び契約システム - Google Patents

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Abstract

【課題】契約申込みの手続き時における顧客の拘束時間を大幅に短縮し、契約センタのオペレータの作業の効率化を図る。
【解決手段】カメラ2で取得した顧客の画像、スキャナ3で取得した契約の申込書や身分証明書等の書類の情報、表示入力部1で入力されたパスワードを第2の記憶部6に記憶して、カード発行部4から顧客にカードを発行すると共に、該カードからカードの識別情報を読取って第2の記憶部6に記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、顧客に対して現金の借入れ返済用のカードを発行する機能を有する契約受付端末及び該契約受付端末を備えた契約システムに関するものである。
銀行、ノンバンク等の貸金業者が個人向けに小口の融資を行う消費者金融取引が広く普及しており、このような取引を希望する場合、顧客(利用者)は貸金業者と契約を結んで、現金の借入れや返済を行うためのカードの発行を受ける必要がある。
このような契約やカードの発行を行うためのシステムとして、例えば特許文献1に示される無人契約システムがあり、この無人契約システムは、貸金業者の店舗やコンビニエンスストアに設置された顧客操作用の無人契約端末(契約受付端末)と貸金業者のセンタでオペレータが操作するオペレータ端末を備えている。
契約にあたっては、無人契約端末を操作する顧客にオペレータ端末を操作するオペレータが対応し、無人契約端末の読取手段で読取った申込書や身分証明書のデータ、撮影手段で撮影した顧客の画像をオペレータ端末に順次送信して、オペレータ端末でオペレータがそれらの内容を確認すると共に、センタで顧客の信用情報の審査が行い、審査にパスすると顧客は必要情報を記入した契約書を無人契約端末の読取手段に読取らせて契約を行う。
そして顧客が無人契約端末で入力した暗証番号がオペレータ端末に送られると、オペレータはその暗証番号と口座データ等をオペレータ端末からホストに送信して登録し、その後オペレータ端末から無人契約端末に口座データ等を送信することで、無人契約端末は顧客に契約が完了したことを通知してカードを発行する。
顧客はこのカードを使用しATM(自動取引装置)で現金の借入れ返済を行うことができる。
特開2004−326504号公報(段落「0038」〜段落「0046」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、顧客はセンタ側での申込書や身分証明書等の書類の確認、契約の可否などの審査が行われる間、無人契約端末の前で待機していなければならず、審査がパスして契約完了した後、顧客は無人契約端末から発行されるカードを受取るようになっているため、契約の申込みからカードを受取るまでにおよそ30分から1時間という長い時間がかかり、顧客を長時間拘束してしまうという問題がある。
また、センタのオペレータも1人の顧客に対して長時間拘束されるため、効率が悪いという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明の契約受付端末は、顧客に表示を行う表示手段及び顧客が情報を入力する入力手段から成る表示入力部と、顧客の画像を取得する撮影手段と、契約の申込書や身分証明書等の書類の情報を読取るための読取手段と、自動取引装置で現金の借入れや返済を行うためのカードを発行するカード発行部と、記憶部を備え、前記撮影手段で取得した顧客の画像、前記読取手段で取得した書類の情報、前記入力手段で入力されたパスワードを前記記憶部に記憶して、前記カード発行部から顧客にカードを発行すると共に、該カードからカードの識別情報を読取って前記記憶部に記憶させることを特徴とする。
このようにした本発明は、契約センタのオペレータとのやり取りを行うことなく、契約受付端末で契約可否の審査に必要な情報を取得してカードを顧客に発行するので、従来およそ30分から1時間という長い時間がかかっていた、契約申込みからカードを受取るまでの時間を5分から10分程度に短縮することができ、契約申込みの手続き時における顧客の拘束時間を大幅に短縮することができると共に、契約センタのオペレータも1人の顧客に対して長時間拘束されることがなくなるので、作業の効率化を図ることができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による契約受付端末及び契約システムの実施例を説明する。
図1は契約受付端末の一実施例を示すブロック図である。
この図に示したように本実施例の契約受付端末は、表示入力部1、カメラ2、スキャナ3、カード発行部4、第1の記憶部5、第2の記憶部6、通信部7、図示しないプリンタ部、同じく図示しないスピーカ、及び制御部8等を備えている。
ここで、表示入力部1は、LCD等の表示手段とこの表示手段上に設けられた入力手段としてのタッチパネルにより構成され、表示手段に顧客の操作を誘導するメッセージを配した画面や各種の入力キーを表示し、その入力キーをタッチパネル上から指で押下することにより、入力キーに定義された情報を入力できるものとなっていて、入力された情報やスキャナ3で読取った書類のイメージ等の表示も行うようになっている。
また、カメラ2は顧客の顔画像を取得する撮影手段であり、スキャナ3は申込書や身分証明書等の書類を読取るための読取手段で、本実施例におけるスキャナ3はカバーを手で開いてガラス板上に書類を載せ、カバーを閉じることでセットを行い、読取り後カバーを手で開いて書類を取出すタイプのものが用いられる。
カード発行部4は現金の借入れ返済用のカードを発行するものである。
第1の記憶部5は顧客が契約を行う際の契約受付端末全体の動作を制御する制御プログラムや表示入力部1に表示する画面の画面データ等を記憶しており、また第2の記憶部6はカメラ2で撮影し他顧客の画像やスキャナ3で読取った書類のイメージあるいは表示入力部1で顧客が入力した情報等を記憶するものとなっている。
通信部7は後述する契約センタの契約管理サーバと通信を行うためのもので、制御部8は第1の記憶部5に記憶されている制御部プログラムに従って表示入力部1に必要な画面を表示しつつ顧客との契約の可否を審査するための情報の取得及びカードの発行処理を制御すると共に通信部7により契約センタの契約管理サーバと情報の授受を行う機能を有している。
図2は契約受付端末の外観例を示す斜視図で、この図に示したように端末正面の上部には略L字状の接客面が設けられ、垂直面の部分に表示入力部1、カメラ2、カード発行口9及びスピーカ、が設けられ、また水平面に蓋付きスキャナ3が装備されている。
この他の各部は端末内に設けられているが、端末内には投函箱が設けられ、その投函口10がスキャナ3の下側に位置している。
図3は契約システムの一実施例を示すシステム構成図である。
この図に示したように本契約システムは、貸金業者の店舗やコンビニエンスストアに設置された前記の構成を有する契約受付端末11と、契約センタに設けられた契約管理サーバ13及びオペレータ端末15と、管理センタ等に設けられたホストコンピュータ16と、貸金業者の店舗やコンビニエンスストアに設置された借入れ返済用のATM18によって構成されており、契約受付端末11と契約管理サーバ13は公衆網等の通信回線12を介して接続され、契約管理サーバ13とオペレータ端末15はLAN等の接続線を介して接続され、また契約管理サーバ13とホストコンピュータ16、及びホストコンピュータ16とATM18は専用線を介して接続されている。
ここで契約管理サーバ13は契約受付端末11等から送られてくる情報を蓄積して記憶する契約情報記憶部としての契約データベース(DB)14を有し、また図示しないが契約管理サーバ13には契約管理サーバ全体の動作を制御する制御プログラム等を記憶した記憶部、通信部、制御部を備え、この制御部は前記記憶部に記憶された制御部プログラムに従って通信部により契約受付端末11やホストコンピュータ16、図示しない信用機関のコンピュータと通信を行って情報の授受を行う機能を有している。
ホストコンピュータ16は、契約管理サーバ13から送られてくるカード番号及びパスワードやATM18から送られてくる貸付、返済等の情報等を蓄積して登録する登録部としての登録データベース(DB)17を有し、また図示しないが、このホストコンピュータ16にもホストコンピュータ16全体の動作を制御する制御プログラム等を記憶した記憶部、通信部、制御部を備え、この制御部は前記記憶部に記憶された制御部プログラムに従って通信部により契約管理サーバ13と通信を行って情報の授受を行う機能、及びATM18から送られてくる顧客のカード番号とパスワードにより本人確認を行って貸付や返済の取引を実行させる機能を有している。
ATM18は契約受付端末11で発行されるカードを使用して顧客が現金の借入れや返済を行う装置であり、図示しないが、現金の入金機及び出金機、入金処理や出金処理等を行う際に入力される情報を一時的に記憶する一時記憶部、入金処理や出金処理等を行うための制御プログラムを記憶した記憶部、通信部、及び前記記憶部に記憶された制御部プログラムに従って入金機及び出金機に入金処理や出金処理等を行わせるよう制御すると共に通信部によりホストコンピュータ16と通信を行って情報の授受を行う制御部を備えている。
上述した構成の作用について説明する。
尚、以下に説明において、契約受付端末11の動作は上述たように第1の記憶部5に記憶されている制御部プログラムに基づいて制御部8により制御され、また契約管理サーバ12、オペレータ端末14、ホストコンピュータ15、ATM18の動作は、それぞれ図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御される。
また、以下の説明で使用される同意書、申込書、契約書等の書類はすべて契約受付端末11の近傍に用意されており、顧客は予めこれらの書類を取って契約受付端末11に臨むものとする。
図4は契約受付端末11の動作例を示すフローチャートで、以下にその動作例をこのフローチャートのSで示したステップに従って説明する。
S1: 顧客が契約受付端末11の表示入力部1に表示された画面中の所定のボタンを指で押下して契約の申込みを行うと、契約する商品の説明が行われる。
例えば、ローンの融資限度額や、その返済期間、利率、1回の返済額、遅延金等を表示入力部1に画面表示すると共に、図示しないスピーカから表示内容を説明する音声を出力する。
S2: 商品説明後、同意書のイメージの取得が以下のように行われる。
すなわち同意書への署名、捺印(署名のみでも可)とスキャナ3へのセットを促す案内画面を表示入力部1に表示すると共に、図示しないスピーカからその操作を誘導する音声を出力する。
この同意書は、本契約中に取得される顧客の個人情報を本システムの運用者(貸金業者)が利用することに同意することを求める内容のもので、顧客は同意書に署名、捺印してスキャナ3にセットし、表示画面中のセット完了ボタンを押下すると、スキャナ3により同意書のイメージを読取って表示入力部1に画面表示する。
顧客は表示入力部1に表示された同意書のイメージを見て署名等に間違いがないかどうかを確認し、間違いが無ければ、表示画面中の確認ボタンを指で押下し、間違いがあれば取消ボタンを押下する。
ここで、取消ボタンが押下された場合、間違いを訂正して同意書を再セットするよう促す案内画面を表示入力部1に表示すると共に、図示しないスピーカからその操作を誘導する音声を出力する。
これにより顧客がスキャナ3から同意書を取出し間違いを訂正して再セットした後、セット完了ボタンを押下すると、スキャナ3により同意書のイメージを読取って、そのイメージを表示入力部1に表示し、顧客は表示入力部1に表示された申込書のイメージを見て顧客は再度記入内容に間違いや記入漏れ等の不備がないかどうかを確認する。
尚、この同意書は用紙ではなく、フォーマットされた文書による同意書の画面を表示入力部1に表示して、同意書の内容を確認させると共に、文字キーを表示して顧客の氏名等を表示入力部1のタッチタッチパネルにより入力させ、それを顧客が確認して、確認ボタンを押下するようにしてもよい。
確認ボタンが押下されると、同意書(用紙または表示フォーマット)のイメージが第2の記憶部6に格納され、同意書の取得が終了する。
その後、同意書を投函箱に投入するよう促す案内が表示や音声により行われ、これにより顧客は同意書を投函口10から投函箱に投入する。
S3: 次に、顧客の本人画像を取得する。
これはカメラ2により顧客の顔を撮影して、その顔画像を表示入力部1に画面表示し、それを顧客が確認して表示画面中の確認ボタンを指で押下することで、顧客の顔画像を第2の記憶部6に格納するものである。
顧客が確認して表示画面中の取消ボタンを押下した場合は、再度撮影が行われ、同様の処理が実行される。
S4: 顧客の本人画像の取得が終了すると、申込書及び契約書のイメージの取得を行う。
まず、申込書の記入とスキャナ3へのセットを促す案内画面を表示入力部1に表示すると共に、図示しないスピーカからその操作を誘導する音声を出力する。
この案内により顧客は申込書に必要事項を記入した後、その申込書をスキャナ3にセットして、表示画面中のセット完了ボタンを押下すると、スキャナ3により申込書のイメージを読取って表示入力部1に画面表示する。
顧客は表示入力部1に表示された申込書のイメージを見て記入内容に間違いや記入漏れ等の不備がないかどうかを確認し、不備が無ければ、表示画面中の確認ボタンを指で押下し、不備があれば取消ボタンを押下する。
ここで、取消ボタンが押下された場合、申込書の記入内容を訂正して再セットするよう促す案内画面を表示入力部1に表示すると共に、同時に図示しないスピーカからその操作を誘導する音声を出力する。これにより顧客がスキャナ3から申込書を取出し記入内容を訂正して再セットした後、セット完了ボタンを押下すると、スキャナ3により申込書のイメージを読取って表示入力部1に表示し、顧客は表示入力部1に表示された申込書のイメージを見て顧客は再度記入内容に間違いや記入漏れ等の不備がないかどうかを確認する。
確認ボタンが押下されると、申込書のイメージが第2の記憶部6に格納される。
続いて契約書への署名、捺印(署名のみでも可)とスキャナ3へのセットを促す案内画面を表示入力部1に画面表示すると共に、図示しないスピーカからその操作を誘導する音声を出力する。
この契約書には、前記の商品説明と同様の内容や貸金業者と顧客の双方が果たす責任等契約事項が記載されており、顧客は契約書に署名、捺印してスキャナ3にセットし、表示画面中のセット完了ボタンを押下すると、上述した同意書の場合と同様の処理が行われ、契約書イメージが第2の記憶部6に格納され、申込書と契約書のイメージの取得が終了する。
この申込書及び契約書も同意書と同様に顧客により投函箱に投入させる。
S5: 続いて身分証明書のイメージの取得が申込書や契約書の場合とほぼ同様に行われる。
すなわち、身分証明書をスキャナ3へセットするよう促す案内画面を表示入力部1に表示すると共に、図示しないスピーカからその操作を誘導する音声を出力する。
この案内により顧客は自動車運転免許証やパスポートあるいは社会保険証等の身分証明書をスキャナ3にセットして、表示画面中のセット完了ボタンを押下すると、スキャナ3により身分証明書のイメージを読取って表示入力部1に画面表示する。
顧客は表示入力部1に表示された身分証明書のイメージを見て確認し、正常であれば表示画面中の確認ボタンを指で押下し、間違った書類をセットした場合は取消ボタンを押下する。
ここで、取消ボタンが押下された場合、もう一度身分証明書セットするよう促す案内画面を表示入力部1に表示すると共に、図示しないスピーカからその操作を誘導する音声を出力する。これにより顧客がスキャナ3から間違った書類を取出し正しい身分証明書をセットした後、セット完了ボタンを押下すると、スキャナ3により身分証明書のイメージを読取って表示入力部1に表示し、顧客はそれを見て確認を行う。
S6: 確認ボタンが押下されると、身分証明書のイメージが第2の記憶部6に格納され、続いて顧客の連絡先及び属性情報の取得が行われる。
この連絡先及び属性情報の取得については、連絡先である電話番号、家族構成、持家などの資産状況、勤務している会社の会社名、職種、勤続年数等入力させる画面を表示入力部1に画面表示し、図示しないスピーカからその操作を誘導する音声を出力しながら、顧客に表示画面中の文字キーを表示入力部1のタッチパネルにより押下させて連絡先や属性情報を順次入力させる。
入力された情報は画面中の該当するフィールドに表示され、入力終了後、顧客が入力内容を確認して画面中の確認ボタンを押下すると、入力された連絡先や属性情報が第2の記憶部6に格納される。
尚、連絡先や属性情報を所定の書類に記入させてスキャナ3で読取るようにしてもよく、その場合、読取り後の書類は投函箱に投入させる。
S7: 次に、顧客によるパスワードの設定が行われる。
この場合、顧客がATM18を利用する際の本人確認用の暗証番号等のパスワードを入力させるための画面を表示入力部1に表示すると共に、図示しないスピーカからその操作を誘導する音声を出力し、これにより顧客に表示画面中の文字キーを表示入力部1のタッチパネルにより押下させてパスワードを入力させる。
そして、入力後、顧客が画面中の確認ボタンを押下すると、入力されたパスワードが第2の記憶部6に格納される。
その後、図示しないプリンタによりカードの利用方法等の説明書が図示しないプリンタにより印刷され、顧客に発行される。
S8: その後、顧客に対してカードの発行が行われる。
このカードの発行においては、カード発行部4のカード収納手段からカードが1枚繰出され、カードの磁気ストライプに記録されているカード番号が磁気ヘッドによりリードされてから、カード発行口9より顧客に発行される。
以上で、顧客に対する処理が終了するが、カード発行後、第2の記憶部6に格納された情報やイメージが読出され、前記顧客との契約の可否を審査するための契約審査用情報として通信部7から通信回線12を介して契約センタの契約管理サーバ13に送信され契約DB14に記憶される。
図5は契約管理サーバ13及びオペレータ端末15の動作例を示すフローチャートで、以下にその動作例をこのフローチャートのSで示したステップに従って説明する。
S11: 契約センタにおいて業務開始時等に契約管理サーバ13は契約DB14に記憶されている未処理の契約審査用情報の一覧を作成して各オペレータ端末15に配信し、オペレータ端末15は配信を受けた契約審査用情報の一覧を表示部に表示する。
S12: オペレータ端末15を操作するオペレータは表示部に表示された一覧を見て処理する契約審査用情報をキーボードやマウス等の入力手段で指定し、これにより契約管理サーバ13は指定された契約審査用情報を契約DB14から読み出して該当するオペレータ端末15に送信する。
S13: オペレータ端末15では、オペレータが契約審査用情報の内容を確認し、信用情報機関のコンピュータと通信を行って契約可能か否かを審査する。
すなわち、オペレータはオペレータ端末15を操作して、表示部に契約審査用情報の同意書、顧客の画像、申込書、契約書、身分証明書、連絡先及び属性情報を順次表示させ、その記載内容等を確認し、記入漏れや間違い等が無いかどうかを確認し、更に信用情報機関のコンピュータと通信を行い、顧客の属性情報を元に信用性を照会する。そして、これらの結果に基づいてオペレータは契約可能か否かを判定し、その判定結果を契約管理サーバ13に通知する。
S14: 契約管理サーバ13はオペレータ端末15から通知された契約可否の判定結果を該当顧客の契約審査用情報に加えて契約DB14に登録する。
S15: 更に、契約管理サーバ13はオペレータ端末15から送られてきた契約可否の判定結果が契約可であれば、該当するカード番号とパスワードを契約DB14から読み出してホストコンピュータ16に送信し、ホストコンピュータ16は受信したカード番号とパスワードを登録DB17に登録する、これにより登録されたカード番号のカードもつ顧客はカードとパスワードを用いてATM18で現金の借入れ返済を行うことが可能となる。
一方、契約可能か否かを判定したオペレータは、契約審査用情報の連絡先を基に判定結果を顧客に電話で通知する。この通知は判定結果が契約可の場合、本人確認を兼ねるもので、その際オペレータは属性情報の内容を再度電話で聴取して確認を行う。
また、契約審査用情報の同意書、申込書、契約書、及び属性情報に記入漏れや間違い等が見つかったり、あるいは顧客の画像や身分証明書にイメージが不鮮明である等の理由により契約不可と判定した場合、顧客にカードは無効であるので再度手続行うように通知する。
以上説明した実施例によれば、契約受付端末で顧客の画像、申込書、契約書、身分証明書、連絡先及び属性情報、カード番号、パスワード等の契約審査用情報を顧客から取得してカードを顧客に発行すると共に、契約審査用情報を契約センタの契約管理サーバに送信し、その契約審査用情報に基づいてオペレータ端末から契約可の情報が入力されたとき、カード番号、パスワードをホストコンピュータに登録してカードによるATMの利用を可能にするようにしている。
そのため、従来およそ30分から1時間という長い時間がかかっていた、契約申込みからカードを受取るまでの時間を5分から10分程度に短縮することができ、契約申込みの手続き時における顧客の拘束時間を大幅に短縮することができると共に、契約センタのオペレータも1人の顧客に対して長時間拘束されることがなくなるので、作業の効率化を図ることができるという効果が得られる。
尚、上述した実施例では、契約受付端末1で契約審査用情報を同意書、顧客の画像、申込書、契約書、身分証明書、連絡先及び属性情報、パスワードの順に取得するものとして説明したが、これに限られるものではなく、任意の順で取得するようにしてもよい。
また、契約受付端末11で発行するカードを磁気ストライプ付きのカードとしたが、ICカードやNSカードとすることも可能である。
契約受付端末の一実施例を示すブロック図 契約受付端末の外観例を示す斜視図 契約受付端末のシステムの一実施例を示すシステム構成図 実施例の作用を示すフローチャート 実施例の作用を示すフローチャート
符号の説明
1 表示入力部
2 カメラ
3 スキャナ
4 カード発行部
5 第1の記憶部
6 第2の記憶部
7 通信部
8 制御部
11 契約受付端末
13 契約管理サーバ
14 契約データベース
15 オペレータ端末
16 ホストコンピュータ
17 登録データベース
18 ATM

Claims (3)

  1. 顧客に表示を行う表示手段及び顧客が情報を入力する入力手段から成る表示入力部と、顧客の画像を取得する撮影手段と、契約の申込書や身分証明書等の書類の情報を読取るための読取手段と、自動取引装置で現金の借入れや返済を行うためのカードを発行するカード発行部と、記憶部を備え、
    前記撮影手段で取得した顧客の画像、前記読取手段で取得した書類の情報、前記入力手段で入力されたパスワードを前記記憶部に記憶して、前記カード発行部から顧客にカードを発行すると共に、該カードからカードの識別情報を読取って前記記憶部に記憶させることを特徴とする契約受付端末。
  2. 請求項1に記載の契約受付端末と、契約情報記憶部を有する契約管理サーバと、オペレータ端末と、登録部を有しかつ自動取引装置に接続したホストコンピュータとを備え、
    前記契約受付端末は前記記憶部に記憶した顧客の画像、書類の情報、パスワード、及びカード番号を契約の可否を審査するための契約審査用情報として前記契約管理サーバに送信し、
    前記契約管理サーバは受信した前記契約審査用情報を前記契約情報記憶部に記憶させると共に、前記オペレータ端末に送り、前記オペレータ端末から契約の可否の審査結果を受信して、その審査結果が契約可の場合、その契約審査用情報に該当するカード番号とパスワードを前記ホストコンピュータに送信し、
    前記ホストコンピュータは受信したカード番号とパスワードを前記登録部に登録することでそのカード番号のカードによる前記自動取引装置の利用を可能にすることを特徴とする契約システム。
  3. 請求項2に記載の契約システムにおいて、
    前記契約管理サーバは前記契約情報記憶部に記憶させた契約審査用情報の一覧を前記オペレータ端末に送り、その一覧を見たオペレータがオペレータ端末で指定した契約審査用情報を前記前記契約情報記憶部から読み出して前記オペレータに送信することを特徴とする契約システム。
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