JP2007172170A - 画像処理回路及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】解像感を低下させることなくノイズを低減することができる画像処理回路を提供すること。
【解決手段】空間フィルタ11は、処理対象画素を含む画素P00〜P22の画素値と、フィルタ係数K00〜K22とに基づいてフィルタ値F11を生成する。第1比較器12と第1選択回路13と第2比較器14と第2選択回路15とにより構成される補正手段は、フィルタ値F11を上限値Vhiから下限値Vlowまでの間の値に補正する。この補正された値により処理対象である画素P11の元の画素値を補正する。
【選択図】図1
【解決手段】空間フィルタ11は、処理対象画素を含む画素P00〜P22の画素値と、フィルタ係数K00〜K22とに基づいてフィルタ値F11を生成する。第1比較器12と第1選択回路13と第2比較器14と第2選択回路15とにより構成される補正手段は、フィルタ値F11を上限値Vhiから下限値Vlowまでの間の値に補正する。この補正された値により処理対象である画素P11の元の画素値を補正する。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理回路及び画像処理方法に係り、詳しくは解像感(解像に対する視覚の感覚)を低下させることなくノイズを低減する回路及び方法に関するものである。
近年、撮像素子の高画素化により、個々の画素の面積が小さくなり、信号量(電圧,電流)が小さくなってS/N比が低下している。このため、元画像データの解像度を低下させることなくノイズを低減することが求められている。
近年、撮像素子の高画素化により、個々の画素の面積が小さくなり、信号量(電圧,電流)が小さくなってS/N比が低下している。このため、元画像データの解像度を低下させることなくノイズを低減することが求められている。
従来、画像データに対して、処理対象の画素と、その画素の周辺の画素とを用いた各種の空間フィルタにより、画像データに含まれるノイズを除去する方法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、汎用空間フィルタは、図6(a)に示すように、処理対象の画素P11を中心とする所定範囲(3×3)内の画素の画素値と、図6(b)に示すように、対応する大きさの係数テーブルを用い、画素P00〜P22の画素値にフィルタ係数K00〜K22をそれぞれ乗算し各乗算結果に基づいてフィルタ値を算出する。そして、フィルタ値に基づいて、画素P11の画素値を補正する。補正方法には、画素P11の画素値をフィルタ値と置き換える方法、画素P11の画素値にフィルタ値を加算する方法、等がある。係数テーブルの各係数は、補正方法に応じて設定されている。
また、メディアンフィルタは、処理対象の画素P11を中心とする所定範囲(3×3,5×5,…)内の各画素の画素値の大小を相互に比較し、昇順(又は降順)において中央値の画素値を対象画素P11の画素値とするものである。
特開2003−259126号公報(第1図)
ところが、上記処理方法では、算出したフィルタ値と元の画素値との差が大きい場合であっても画素値をフィルタ値で置き換えてしまうため、画像の境界などにおいて元の画像が損なわれてしまい、画像がぼけるなどの解像度が低下した様な印象を受けるといった、解像感を低下させる虞があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、解像感を低下させることなくノイズを低減することができる画像処理回路及び画像処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1,4に記載の発明によれば、空間フィルタにより、画像を構成する各画素のうちの処理対象画素の画素値及び処理対象画素の近傍に位置する複数の画素の画素値とフィルタ係数とに基づいて処理対象画素に対するフィルタ値が生成され、補正手段により、フィルタ値と第1範囲値、フィルタ値と第2範囲値とがそれぞれ比較され、該比較結果に基づいて、フィルタ値が第1範囲値から第2範囲値までの間の値に補正され、その補正手段の出力値に基づいて処理対象画素の画素値が補正される。これにより、ノイズが除去された補正後の画素値と元の画素値との差が大きくなることを防止され、解像感の低下が抑制される。
請求項2,5に記載の発明によれば、加算器により、補正手段の出力値を処理対象画素の画素値に加算して処理対象画素に対する補正後の画素値が生成される。
請求項3,6に記載の発明によれば、第2の空間フィルタにより、画像を構成する各画素のうちの処理対象画素の画素値及び処理対象画素の近傍に位置する複数の画素の画素値と第2のフィルタ係数とに基づいて処理対象画素に対する第2フィルタ値が生成され、算出手段により、第2フィルタ値に基づいて第1範囲値及び第2範囲値が算出される。このため、処理対象画素及び処理対象画素の近傍に位置する複数の画素の画素値により、第1範囲値と第2範囲値とが動的に設定され、有意味な画像部分で元の画像情報が保存され、解像感の低下が抑制される。
請求項3,6に記載の発明によれば、第2の空間フィルタにより、画像を構成する各画素のうちの処理対象画素の画素値及び処理対象画素の近傍に位置する複数の画素の画素値と第2のフィルタ係数とに基づいて処理対象画素に対する第2フィルタ値が生成され、算出手段により、第2フィルタ値に基づいて第1範囲値及び第2範囲値が算出される。このため、処理対象画素及び処理対象画素の近傍に位置する複数の画素の画素値により、第1範囲値と第2範囲値とが動的に設定され、有意味な画像部分で元の画像情報が保存され、解像感の低下が抑制される。
本発明によれば、解像感を低下させることなくノイズを低減することが可能な画像処理回路及び画像処理方法を提供することができる。
(第一実施形態)
以下、本発明を具体化した第一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、画像処理回路は空間フィルタ11を備え、該空間フィルタ11には図2(a)に示す所定数(図において3×3)の画素P00〜P22の画素値と、図2(b)に示す係数テーブルT1のフィルタ係数K00〜K22が入力される。尚、図2(a)において、中心の画素P11が処理対象画素である。係数テーブルT1は、例えばROM等の記憶装置に記憶されており、各フィルタ係数K00〜K22は正又は負の値に設定されている。
以下、本発明を具体化した第一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、画像処理回路は空間フィルタ11を備え、該空間フィルタ11には図2(a)に示す所定数(図において3×3)の画素P00〜P22の画素値と、図2(b)に示す係数テーブルT1のフィルタ係数K00〜K22が入力される。尚、図2(a)において、中心の画素P11が処理対象画素である。係数テーブルT1は、例えばROM等の記憶装置に記憶されており、各フィルタ係数K00〜K22は正又は負の値に設定されている。
空間フィルタ11は、入力画素数に対応する9個の乗算器11aと1つの加算器11bとを備える。各乗算器11aは、位置的に対応関係にある画素の画素値にフィルタ係数を乗算し、その演算結果を出力する。例えば、図1において左端の乗算器11aは、図2(a)(b)の左上の画素P00の画素値にフィルタ係数K00を乗算する。加算器11bは、各乗算器11aの演算結果の総和値を、画素P11に対するフィルタ値F11として出力する。このフィルタ値F11は、第1比較器12と第1選択回路13に入力される。
第1比較器12には、予め設定され記憶装置に記憶された第1範囲値としての上限値Vhiが入力される。上限値Vhiは正の値に設定されている。第1比較器12は、フィルタ値F11と上限値Vhiとを比較してフィルタ値F11が上限値Vhiより大きいか否かに応じた信号を出力する。
第1選択回路13には、フィルタ値F11と上限値Vhiとが入力される。第1選択回路13は、第1比較器12の比較結果に基づいてフィルタ値F11又は上限値Vhiを選択して出力する。詳しくは、第1選択回路13は、フィルタ値F11が上限値Vhiより大きい場合には上限値Vhiを出力し、フィルタ値F11が上限値Vhiより大きくない場合にフィルタ値F11を出力する。第1選択回路13の出力値は第2比較器14と第2選択回路15に入力される。
第2比較器14には、予め設定され記憶装置に記憶された第2範囲値としての下限値Vlowが入力される。下限値Vlowは負の値に設定されている。第2比較器14は、第1選択回路13の出力値と下限値Vlowとを比較して出力値が下限値Vlowより小さいか否かに応じた信号を出力する。
第2選択回路15には、第1選択回路13の出力値と下限値Vlowとが入力される。第2選択回路15は、第2比較器14の比較結果に基づいて第1選択回路13の出力値又は下限値Vlowを選択して出力する。詳しくは、第2選択回路15は、第1選択回路13の出力値が下限値Vlowより小さい場合には下限値Vlowを出力し、第1選択回路13の出力値が下限値Vlowより小さくない場合には出力値を出力する。
即ち、第1比較器12と第2比較器14とにより、フィルタ値F11と上限値Vhiと下限値Vlowの大小関係が比較される。そして、第1選択回路13と第2選択回路15とにより、フィルタ値F11が上限値Vhiより大きい場合には上限値Vhiが、フィルタ値F11が下限値Vlowより小さい場合には下限値Vlowが、上記以外の場合にはフィルタ値F11が選択され出力される。つまり、第1比較器12と第1選択回路13と第2比較器14と第2選択回路15は、フィルタ値F11を上限値Vhiと下限値Vlowとの間の値に補正する補正回路(補正手段)を構成する。
第2選択回路15の出力値は加算器16に入力される。加算器16には画素P11の画素値が入力される。加算器16は、画素P11の画素値に第2選択回路15の出力値を加算して生成した画素値Pdを出力する。この画素値Pdは、処理対象の画素P11の画素値として格納される。
上記のように生成された画素値Pdは、元の画素P11の画素値と比べて、空間フィルタ11によりノイズが低減されている。そして、画素値Pdと元の画素P11の画素値との差は、正側で上限値Vhiまで、負側で下限値Vlowまでとなる。このため、画素値Pdと元の画素P11の画素値との差が大きくなるのが妨げられ、画像の境界などにおいて元の画像を損なうことが低減され、画像がぼけるなどの解像感の低下が抑制される。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)空間フィルタ11は、処理対象画素を含む画素P00〜P22の画素値と、フィルタ係数K00〜K22とに基づいてフィルタ値F11を生成する。第1比較器12と第1選択回路13と第2比較器14と第2選択回路15とにより構成される補正手段は、フィルタ値F11を上限値Vhiから下限値Vlowまでの間の値に補正する。この補正された値により処理対象である画素P11の元の画素値を補正するようにした。この結果、補正後の画素値のノイズが除去され、この補正後の画素値と元の画素値との差が大きくなることを防止出来る。このため、解像感の低下を抑制することができる。
(1)空間フィルタ11は、処理対象画素を含む画素P00〜P22の画素値と、フィルタ係数K00〜K22とに基づいてフィルタ値F11を生成する。第1比較器12と第1選択回路13と第2比較器14と第2選択回路15とにより構成される補正手段は、フィルタ値F11を上限値Vhiから下限値Vlowまでの間の値に補正する。この補正された値により処理対象である画素P11の元の画素値を補正するようにした。この結果、補正後の画素値のノイズが除去され、この補正後の画素値と元の画素値との差が大きくなることを防止出来る。このため、解像感の低下を抑制することができる。
(2)処置対象である画素P11の画素値に補正後のフィルタ値を加算して新たな画素値を生成する画像処理回路において、ノイズを除去するとともに、解像感の低下を抑制することができる。
(第二実施形態)
以下、本発明を具体化した第二実施形態を図面に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
以下、本発明を具体化した第二実施形態を図面に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
図3に示すように、画像処理回路は、第1の空間フィルタ11と第2の空間フィルタ21とを備えている。第1の空間フィルタ11は、第一実施形態と同様に、図4(a)に示す所定数(図において3×3)の画素P00〜P22の画素値と、図4(b)に示す第1係数テーブルT1のフィルタ係数とに基づいて第1フィルタ値F11を生成する。
第2の空間フィルタ21には、第1の空間フィルタ11と同様に画素P00〜P22の画素値が入力されるとともに、図4(c)に示す第2係数テーブルT2のフィルタ係数L00〜L22が入力される。第2係数テーブルT2は、例えばROM等の記憶装置に記憶されており、各フィルタ係数L00〜L22は正又は負の値に設定されている。
第2の空間フィルタ21は、入力画素数に対応する9個の乗算器21aと1つの加算器21bとを備える。各乗算器21aは、位置的に対応関係にある画素の画素値にフィルタ係数を乗算し、その演算結果を出力する。例えば、図3において左端の乗算器21aは、図4(a)(c)の左上の画素P00の画素値にフィルタ係数L00を乗算する。加算器21bは、各乗算器21aの演算結果の総和値を、画素P11に対する第2フィルタ値F21として出力する。この第2フィルタ値F21は、絶対値演算回路22に入力される。
算出手段としての絶対値演算回路22は、第2フィルタ値F21の絶対値を算出し、この絶対値を第1範囲値である上限値Vhiとして第1比較器12と第1選択回路13と乗算器23とに出力する。
算出手段としての乗算器23は負の値を持つ下限値を生成するために設けられ、絶対値演算回路22の出力値に負の固定値「−1」を乗算して第2範囲値としての下限値Vlowを生成し、この下限値Vlowを第2比較器14に出力する。
即ち、本実施形態の画像処理回路は、第1フィルタ値F11に対する上限値及び下限値を、各画素P00〜P22の画素値と第2係数テーブルT2のフィルタ係数L00〜L22とに基づいて算出する。
第2係数テーブルT2のフィルタ係数L00〜L22は、処理対象画素P11の周辺画像部分に画像の境界などの有意味な画像情報が含まれる場合に第2フィルタ値F21が小さく、処理対象の画素を含む各画素P00〜P22の画素値の相互差が小さい場合、つまり平坦な特徴のない画像部分では第2フィルタ値F21が大きくなるように設定されている。
従って、画像処理回路は、第1フィルタ値F11の変動範囲、つまり第1フィルタ値F11の上限値及び下限値を処理対象の画素P11及びその周辺画素の画素値に基づいて動的に変更する。このため、有意味な画像部分では元の画像情報が保持され、平坦な特徴のない画像部分ではよりノイズが除去される。
以上記述したように、本実施形態によれば、第一実施形態の効果に加え、以下の効果を奏する。
(1)第2の空間フィルタ21は、処理対象の画素を含む画素P00〜P22の画素値と、第2のフィルタ係数L00〜L22とに基づいて、処理対象の画素P11に対する第2フィルタ値F21を生成する。絶対値演算回路22は第2フィルタ値F21に基づいて上限値Vhiを算出し、乗算器23は上限値Vhiに基づいて下限値Vlowを生成する。この結果、画素P00〜P22の画素値に応じて上限値Vhi及び下限値Vlowを動的に設定し、有意味な画像部分で元の画像情報を保持して解像感の低下を抑制することができる。
(1)第2の空間フィルタ21は、処理対象の画素を含む画素P00〜P22の画素値と、第2のフィルタ係数L00〜L22とに基づいて、処理対象の画素P11に対する第2フィルタ値F21を生成する。絶対値演算回路22は第2フィルタ値F21に基づいて上限値Vhiを算出し、乗算器23は上限値Vhiに基づいて下限値Vlowを生成する。この結果、画素P00〜P22の画素値に応じて上限値Vhi及び下限値Vlowを動的に設定し、有意味な画像部分で元の画像情報を保持して解像感の低下を抑制することができる。
尚、上記各実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記各実施形態は3×3画素に対する空間フィルタ11,21を示したが、例えば5×5,7×7等のように、処理対象の画素に対する周辺画素の数を適宜変更してもよい。
・上記各実施形態は3×3画素に対する空間フィルタ11,21を示したが、例えば5×5,7×7等のように、処理対象の画素に対する周辺画素の数を適宜変更してもよい。
・上記第二実施形態では、算出手段として絶対値演算回路22と乗算器23とを用いて上限値及び下限値を設定したが、図5に示すように、ルックアップテーブル(LUT)31と乗算器23とを用いて上限値及び下限値を設定するようにしてもよい。
・上記第二実施形態では、第1の空間フィルタ11の入力画素数と第2の空間フィルタ21の入力画素数とが同じであるが、異なる入力画素数を設定してもよい。
・上記第二実施形態では、上限値の符号を反転して下限値を設定したが、例えば乗算器23に入力する固定値を「−1」以外に設定する、第3の空間フィルタを用いる、参照するLUTを変更する等のように、上限値と下限値とを別々に設定するようにしてもよい。
・上記第二実施形態では、上限値の符号を反転して下限値を設定したが、例えば乗算器23に入力する固定値を「−1」以外に設定する、第3の空間フィルタを用いる、参照するLUTを変更する等のように、上限値と下限値とを別々に設定するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、汎用空間フィルタである空間フィルタ11,21を用いた画像処理回路に具体化したが、メディアンフィルタ等の他の空間フィルタを用いた画像処理回路に具体化してもよい。
・上記各実施形態では、空間フィルタ11により生成したフィルタ値を元の画素P11の画素値に加算して生成した画素値Pdを画素P11に対する新たな画素値とするようにしたが、空間フィルタにより生成したフィルタ値、詳しくは第2選択回路の出力値を処理対象の画素P11の元の画素値と置き換える画像処理回路に具体化してもよい。この場合、第1比較器は元の画素値に上限値を加算した値とフィルタ値とを比較し、第2比較器は元の画素値に下限値を加算した値と第1選択回路の出力値とを比較するように構成すればよい。
Pd…画素値
F11 フィルタ値(第1フィルタ値)
F21 第2フィルタ値
K00〜K22 フィルタ係数(第1フィルタ係数)
L00〜L22 第2フィルタ係数
P00〜P22 画素
11 空間フィルタ(第1の空間フィルタ)
12 第1比較器
13 第1選択回路
14 第2比較器
15 第2選択回路
16 加算器
21 第2の空間フィルタ
22 絶対値演算回路
23 乗算器
F11 フィルタ値(第1フィルタ値)
F21 第2フィルタ値
K00〜K22 フィルタ係数(第1フィルタ係数)
L00〜L22 第2フィルタ係数
P00〜P22 画素
11 空間フィルタ(第1の空間フィルタ)
12 第1比較器
13 第1選択回路
14 第2比較器
15 第2選択回路
16 加算器
21 第2の空間フィルタ
22 絶対値演算回路
23 乗算器
Claims (6)
- 画像に含まれるノイズを除去するために、前記画像を構成する各画素の値をそれぞれ補正する画像処理回路において、
前記画像を構成する各画素のうちの処理対象画素の画素値及び前記処理対象画素の近傍に位置する複数の画素の画素値とフィルタ係数とに基づいて前記処理対象画素に対するフィルタ値を生成する空間フィルタと、
前記フィルタ値と第1範囲値、前記フィルタ値と第2範囲値とをそれぞれ比較し、該比較結果に基づいて、前記フィルタ値を前記第1範囲値から前記第2範囲値までの間の値に補正する補正手段と、
を備え、
前記補正手段の出力値に基づいて前記処理対象画素の画素値を補正することを特徴とする画像処理回路。 - 前記補正手段の出力値を前記処理対象画素の画素値に加算して前記処理対象画素に対する補正後の画素値を生成する加算器を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像処理回路。
- 前記画像を構成する各画素のうちの処理対象画素の画素値及び前記処理対象画素の近傍に位置する複数の画素の画素値と第2のフィルタ係数とに基づいて前記処理対象画素に対する第2フィルタ値を生成する第2の空間フィルタと、
前記第2フィルタ値に基づいて前記第1範囲値及び第2範囲値を算出する算出手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理回路。 - 画像に含まれるノイズを除去するために、前記画像を構成する各画素の値をそれぞれ補正する画像処理方法において、
空間フィルタにより前記画像を構成する各画素のうちの処理対象画素の画素値及び前記処理対象画素の近傍に位置する複数の画素の画素値とフィルタ係数とに基づいて前記処理対象画素に対するフィルタ値を生成し、補正手段により前記フィルタ値と第1範囲値、前記フィルタ値と第2範囲値とをそれぞれ比較し、該比較結果に基づいて、前記フィルタ値を前記第1範囲値から前記第2範囲値までの間の値に補正し、前記補正手段の出力値に基づいて前記処理対象画素の画素値を補正することを特徴とする画像処理方法。 - 前記補正手段の出力値を前記処理対象画素の画素値に加算して前記処理対象画素に対する補正後の画素値を生成することを特徴とする請求項4記載の画像処理方法。
- 第2の空間フィルタにより前記画像を構成する各画素のうちの処理対象画素の画素値及び前記処理対象画素の近傍に位置する複数の画素の画素値と第2のフィルタ係数とに基づいて前記処理対象画素に対する第2フィルタ値を生成し、算出手段により前記第2フィルタ値に基づいて前記第1範囲値及び第2範囲値を算出することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の画像処理方法。
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